JP2009245222A - 行動履歴管理システム - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがドライブ中に携帯端末装置を利用した行動に適切なタグを付加する。ユーザがドライブの途中下車中に携帯端末装置を利用した行動にも適切なタグを付加する。
【解決手段】行動履歴管理システム1は、携帯端末装置を利用した行動を検知する行動検知部34と、携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降を検知する乗降検知部78と、検知された乗降の情報に基づき、行動検知部34により検知された行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを行動に付与するタグ付与処理部36と、ドライブタグが付与された行動を記憶する行動履歴記憶部32とを有する。タグ付与処理部36は、検知される乗降の情報に基づき、降車とその後の乗車の間に行動が検知された場合に、ドライブタグを行動に付与する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、携帯端末装置を利用した行動の履歴を記憶する行動履歴管理システムに関する。
情報通信技術の発展を背景として、ユーザの行動履歴の情報を活用し、ユーザごとに最適なサービスや情報などを提供する技術の実用化されている。行動履歴は例えば行動ターゲティングに利用され、すなわち、行動履歴からユーザの嗜好が推定され、ユーザの嗜好に合った広告等の情報が提供される。
上記のような行動履歴を活用する技術の前提として、豊富な行動履歴の提供が求めらる。そして、こうした要求に応えるため、行動履歴を自動的に収集して管理する技術の重要性が高まっている。行動履歴を自動的に収集する装置としては、例えば、ナビゲーションシステムが挙げられる。ナビゲーションシステムは、車両の走行経路などの履歴を自動ロギングによって蓄積する。
また、携帯端末装置も、行動履歴の自動収集のために利用可能である。携帯端末装置は典型的には携帯電話である。携帯電話の利便性が向上しており、携帯電話は常にユーザにより携帯され、携帯電話を使って各種の行動が行われる。そこで、携帯電話が使われたときに行動が検知され、蓄積される。
また、行動履歴にタグ情報を付加することも好適である。タグは、行動に関連する事項の情報であり、例えば行動のカテゴリーである。周知のタグとしては、ブログのタグが挙げられる。ユーザは、ブログを書くときに、ブログにタグを付加する。このタグを検索キーとして使うことにより、興味のあるブログを検索することができる。タグの対象はもちろんブログに限られない。タグを利用した技術は例えば特許文献1に開示されている。
特開2008−33755号公報
上述したように、携帯電話等の携帯端末装置は、ユーザの行動を自動的に検知するために利用可能である。しかし、検知した行動に対して自動的に適当なタグを付加するといった技術については改良の余地が多分にある。
ここでは、ユーザがドライブ中である場合について検討する。既に説明したように、ナビゲーション装置は車両走行の履歴を自動的に取得できる。一方、携帯電話を使った行動の履歴も自動的に取得される。しかし、これら2つの種類の行動は、別々に検知されており、互いに関連づけられていない。そのため、携帯電話によって検知された行動に、ドライブ中であることを示すタグを付けることはできない。
なお、ユーザが手動操作でタグ付けを行えば、ドライブ中の行動に、ドライブ中のタグを付与することは当然ながら可能である。しかし、このようなタグ付けは面倒である。そして、タグ付けが不正確になると、行動履歴を利用する行動ターゲティング等の結果にも悪影響が生じ得る。
上記の問題は、特に、ドライブの途中でユーザが一時的に下車する場合に顕著である。途中下車中の車外の行動は、ドライブの一部である。しかし、携帯電話を持ってユーザが下車してしまったら、ユーザがドライブ中であることを判断不能である。したがって、従来技術では、途中下車中の行動にドライブ中のタグを付けることは不可能である。
本発明は上記背景の下でなされたものである。本発明の一の目的は、ユーザがドライブ中に携帯端末装置を利用した行動に適切なタグを付加できる行動履歴管理システムを提供することにある。
本発明の一の目的は、ユーザがドライブの途中下車中に携帯端末装置を利用した車外の行動に適切なタグを付加できる行動履歴管理システムを提供することにある。
本発明の一の態様は、携帯端末装置を利用した行動の履歴を前記行動に付与されたタグと共に管理する行動履歴管理システムであって、前記携帯端末装置を利用した行動を検知する行動検知部と、前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降を検知する乗降検知部と、前記乗降検知部により検知される乗降の情報に基づき、前記行動検知部により検知された前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与するタグ付与処理部と、前記ドライブタグが付与された前記行動を記憶する行動履歴記憶部と、を有する。
本発明によれば、ユーザの車両への乗降を検知して、検知した乗降の情報に基づいて上記のようにタグを付ける処理を行う。これにより、ドライブ中に携帯端末装置を利用した行動が検知されたときに、検知された行動に対してドライブタグを好適に付与することができる。
前記タグ付与処理部は、前記乗降検知部により検知される乗降の情報に基づき、乗車中に前記行動が検知された場合に、前記ドライブタグを前記行動に付与してよい。これにより、ユーザが乗車中に携帯端末装置を利用した行動を行った場合に、ドライブタグを行動に好適に付与できる。
前記タグ付与処理部は、前記乗降検知部により検知される乗降の情報に基づき、降車とその後の乗車の間に前記行動が検知された場合に、前記ドライブタグを前記行動に付与してよい。これにより、ユーザがドライブの途中で一時的に下車している間に携帯端末装置を利用して車外で行動を行った場合に、ドライブタグを行動に好適に付与できる。
前記タグ付与処理部は、降車からその後の乗車までの時間が、途中下車判定のための所定の途中下車閾時間内であった場合に、前記ドライブタグを前記行動に付与してよい。この構成では、上記のように所定の途中下車閾時間が利用される。途中下車閾時間は、ドライブ中の一時的な途中下車に要する時間であり、ユーザの下車がドライブ中の一時的下車か否かを判定するために用いられる。この途中下車閾時間を用いることにより、ユーザの下車がドライブの途中の一時的なものであることを判別でき、ドライブ中の車外の行動にドライブタグを好適に付与できる。
前記タグ付与処理部は、降車後に検知された前記行動に保留フラグを付与してよく、降車後に乗車が検知された場合に、前記保留フラグが付与された前記行動に前記ドライブタグを付与してよい。これにより、ドライブの途中下車中に行われた車外の行動に対して確実にドライブタグを付与できる。
前記乗降検知部は、前記携帯端末装置と前記車両の車載機器との通信によって前記ユーザの乗降を検知してよい。これにより、本発明によれば、ユーザの乗降を適切に検知することができる。
前記乗降検知部は、前記携帯端末装置の現在位置情報と前記車両の現在位置情報を比較することによって前記ユーザの乗降を検知してよい。これにより、ユーザの乗降を適切に検知することができる。
前記乗降検知部は、前記携帯端末装置が前記車両の端末保持器に保持されているか否かによって前記ユーザの乗降を検知してよい。これにより、ユーザの乗降を適切に検知することができる。
本発明の別の態様は、携帯端末装置を利用した行動の履歴を前記行動に付与されたタグと共に管理する行動履歴管理方法であって、前記携帯端末装置を利用した行動を検知し、前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降を検知し、検知された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与し、前記ドライブタグが付与された前記行動を記憶する。この態様によっても本発明の利点が同様に得られる。上述の行動履歴管理システムの態様で説明した各種の付加的構成は、この態様にも同様に適用可能である。
本発明の別の態様は、携帯端末装置を利用した行動の履歴を前記行動に付与されたタグと共に管理する処理をコンピュータに実行させる行動履歴管理プログラムであって、前記携帯端末装置を利用した行動を検知し、前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降を検知し、検知された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与し、前記ドライブタグが付与された前記行動を記憶する処理を前記コンピュータに実行させる。この態様によっても本発明の利点が同様に得られる。上述の行動履歴管理システムの態様で説明した各種の付加的構成は、この態様にも同様に適用可能である。
本発明の別の態様は、携帯端末装置を利用した行動の情報に、前記行動の状況を示すタグを付与する行動状況タグ付与装置であって、前記携帯端末装置を利用した行動の情報を取得する行動情報取得部と、前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降の情報を取得する乗降情報取得部と、前記乗降情報取得部により取得された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与するタグ付与処理部と、を有する。
この態様によっても本発明の利点が同様に得られる。上述の行動履歴管理システムの態様で説明した各種の付加的構成は、この態様にも同様に適用可能である。この行動状況タグ付与装置は、上述の行動履歴管理システムに備えられてよい。行動情報取得部は、検知された行動の情報を通信等で取得してよい。また、行動情報取得部は、行動を検知する処理を行ってよい。同様に、乗降情報取得部は、検知された乗降の情報を通信等で取得してよい。また、乗降情報取得部は、乗降を検知する処理を行ってよい。行動状況タグ付与装置は、後述の実施の形態では、携帯端末装置と通信して行動履歴を収集する行動履歴管理サーバに好適に内蔵される。別の例では、行動状況タグ付与装置は、携帯端末装置に備えられてよい。
本発明の別の態様は、携帯端末装置を利用した行動の情報に、前記行動の状況を示すタグを付与する行動状況タグ付与方法であって、前記携帯端末装置を利用した行動の情報を取得し、前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降の情報を取得し、取得された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与することを特徴とする行動状況タグ付与方法。この態様によっても本発明の利点が同様に得られる。上述の行動履歴管理システムの態様で説明した各種の付加的構成は、この態様にも同様に適用可能である。
本発明の別の態様は、携帯端末装置を利用した行動の情報に、前記行動の状況を示すタグを付与する処理をコンピュータに実行させる行動状況タグ付与プログラムであって、前記携帯端末装置を利用した行動の情報を取得し、前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降の情報を取得し、取得された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与する処理を前記コンピュータに実行させる。この態様によっても本発明の利点が同様に得られる。上述の行動履歴管理システムの態様で説明した各種の付加的構成は、この態様にも同様に適用可能である。
上記のように、本発明によれば、ドライブ中に携帯端末装置を利用した行動が検知されたときに、検知された行動に対してドライブタグを好適に付与することができる。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を用いて説明する。
図1は、本実施の形態の行動履歴管理システムを示している。行動履歴管理システム1には、その主要な構成として行動履歴管理サーバ3が設けられている。行動履歴管理サーバ3は、広域通信ネットワーク5を介して携帯電話7と通信する。携帯電話7は本発明の携帯端末装置の一例である。図1の状態では携帯電話7のユーザが車両9に乗車中であり、携帯電話7が車内にある。この状態では、携帯電話7は、車載装置11と近接通信可能である。
車載装置11は、制御処理部111と近接通信部112を有する。制御処理部111はコンピュータであり、車載装置11を制御する構成である。近接通信部112は例えばブルートゥース通信装置である。車載装置11は例えばナビゲーション装置である。この場合、車載装置11は、図示された構成の他に、地図記憶部、表示部、入力部等のナビゲーション装置に必要な各種構成を備える。これら他の構成要素は図面から省略されている。
携帯電話7は、表示部71、入力部72、通信部73、近接通信部74、ユーザ情報記憶部75、現在位置情報取得部76及び制御処理部77で構成されている。
通信部73は、広域通信ネットワーク5を介して行動履歴管理サーバ3と通信する。近接通信部74は、車載装置11の近接通信部112と通信する構成であり、例えばブルートゥース通信装置である。ユーザ情報記憶部75は、ユーザを特定可能なユーザ識別情報を記憶している。ユーザ識別情報は電話番号でもよく、また、他の識別情報でもよい。現在位置情報取得部76は携帯電話7の現在位置情報を取得する。現在位置情報取得部76は例えばGPS装置で構成されている。現在位置情報取得部76は、基地局との通信によって現在位置情報を取得してもよい。現在位置情報はユーザ情報と共に通信部73を介して行動履歴管理サーバ3に送られる。これにより、行動履歴管理サーバ3は、ユーザ毎の現在位置情報を取得できる。
制御処理部77は、コンピュータ装置で構成され、携帯電話7の全体を制御する構成であり、入力部72に対する入力操作に従って携帯電話7を動作させ、携帯電話7の操作に関連する情報を表示部71に表示させる。
制御処理部77は、入力部72に対するユーザの操作に従った処理を行い、処理の情報をユーザ情報と共に通信部73経由で行動履歴管理サーバ3に送信する。後述するように、行動履歴管理サーバ3は、携帯電話7から受信する情報からユーザの行動を検知する。
制御処理部77は、乗降検知部78を有している。乗降検知部78は、携帯電話7を携帯するユーザによる車両9への乗降を検知する。この例では、乗降検知部78は、携帯電話7と車載装置11との間で近接通信が可能か否かによって乗降を検知する。近接通信が可能である場合、ユーザが乗車中である。通信開始の際に認証が行われ、認証が成功したときに乗車が検知されてもよい。また、近接通信が不可能になったとき、乗降検知部78は、ユーザの降車を検知する。近接通信が不可能な間は、ユーザが下車状態にある。そして、近接通信が不可能な状態から可能な状態に変わると、乗降検知部78は、ユーザの乗車を検知する。乗降検知部78による乗降検知の情報は、ユーザ情報と共に通信部73を介して行動履歴管理サーバ3に送られる。
行動履歴管理サーバ3は、通信部31、行動履歴記憶部32及び管理処理部33を有する。通信部31は、既に説明したように広域通信ネットワーク5を介して携帯電話7と通信する構成である。行動履歴記憶部32は、ユーザごとの行動履歴を記憶する構成であり、行動履歴のデータベースとして機能する。管理処理部33は、ユーザの行動を検知して行動履歴記憶部32に格納する処理を行う。
管理処理部33は、コンピュータ装置で構成され、行動履歴管理サーバ3の全体を制御する。管理処理部33は、行動検知部34、乗降検知情報取得部35及びタグ付与処理部36で構成されている。
行動検知部34は、携帯端末装置である携帯電話7を利用した行動を検知する構成である。検知される行動は、例えば、ネット通信販売による購買である。この場合、購買処理の情報が携帯電話7から行動履歴管理サーバ3に送られ、行動履歴管理サーバ3から通信販売WEBサイトへ送信される。この購買処理の情報が、行動の情報として検知される。
また例えば、検知される行動は、ブログの書込である。この場合、携帯電話7にてブログ書込操作が行われると、書込処理の情報が携帯電話7から行動履歴管理サーバ3に送られ、行動履歴管理サーバ3からブログサービスサイトへ送信される。このブログ書込処理の情報が、行動の情報として検知される。
また例えば、検知される行動は、サイトの閲覧である。この場合、携帯電話7にてサイト閲覧操作が行われると、閲覧処理の情報が携帯電話7から行動履歴管理サーバ3に送られ、行動履歴管理サーバ3から閲覧対象サイトへ送信される。この閲覧処理の情報が、行動の情報として検知される。
また例えば、検知される行動は、メール送信である。この場合、携帯電話7にてメール送信操作が行われると、メール送信の情報が携帯電話7から行動履歴管理サーバ3に送られ、行動履歴管理サーバ3からメールの宛先に送信される。このメール送信処理の情報が、行動の情報として検知される。
また例えば、検知される行動は、ショッピングである。この場合、携帯電話7の決済機能を利用して商品が購入されると、商品購入の情報が携帯電話7から行動履歴管理サーバ3に送られる。この商品購入処理の情報が、行動の情報として検知される。
このように、ユーザが携帯電話7を利用して何らかの行動を行うと、携帯電話7で発生した処理の情報が、ユーザの行動を特定する情報として、携帯電話7から行動履歴管理サーバ3に送信される。行動検知部34は、この過程にて携帯電話7にて行われた処理の情報を取得し、取得した処理の情報をユーザの行動として検知する。
こうして検知された行動の情報は日時及び現在位置情報と共に行動履歴記憶部32に格納される。現在位置情報は、前述したように携帯電話7で検知されて行動履歴管理サーバ3に送られてくる。管理処理部33は、行動が発生したときの現在位置を記録する。
乗降検知情報取得部35は、携帯電話7にて検知された乗降検知の情報を取得する構成である。既に説明したように、携帯電話7では、乗降検知部78が、携帯電話7と車載装置11の間の近接通信の可否によってユーザの乗降を検知する。この検知情報が携帯電話7から行動履歴管理サーバ3に送られて、乗降検知情報取得部35に取得される。
タグ付与処理部36は、乗降の検知結果に基づき、行動検知部34により検知された行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブタグを行動に付与する処理を行う。ドライブタグは、行動の状況を表す状況タグの一つであり、ユーザがドライブ中であることを表す。ドライブタグの情報は行動と関連づけて行動履歴記憶部32に格納される。
図2は、本実施の形態に係る行動履歴管理システム1の動作を示すフローチャートである。図2の処理は、主として行動履歴管理サーバ3の管理処理部33により行われる。
まず、管理処理部33は、乗車が検知されたか否かを判定する(S1)。ユーザが乗車状態にあれば、携帯電話7が車両9内に存在し、携帯電話7が車載装置11と通信可能であり、携帯電話7の乗降検知部78が乗車を検知する。この乗車検知が行動履歴管理サーバ3に送信されて、管理処理部33の乗降検知情報取得部35に取得される。これにより、ステップS1の判定がYesになる。
乗車が検知されると、管理処理部33は、行動検知部34にて行動が検知されたか否かを判定する(S3)。行動が検知されると、検知された行動が行動履歴記憶部32の行動履歴データに追加される(S5)。さらに、「ドライブ中」というタグが行動に付与される(S7)。「ドライブ中」のタグは本発明のドライブタグに相当する。
次に、管理処理部33は、降車が検知されたか否かを判定し(S9)、降車が検知されていなければステップS3に戻る。ステップS3で行動が検知されない場合も、管理処理部33は、ステップS9にて降車が検知されたか否かを判定し、降車が検知されていなければステップS3に戻る。
このようにして、ユーザが乗車している間は、行動が検知されると、検知された行動にドライブタグが付与され、行動とドライブタグが行動履歴記憶部32に格納される。
ユーザがドライブ途中で車両から降車すると、携帯電話7が車載装置11と近接通信できなくなり、携帯電話7にて降車が検知される。この降車検知の情報が乗降検知情報取得部35に取得されると、管理処理部33は、ステップS9にて降車が検知されたと判定する。
ステップS9の判定がYesになると、管理処理部33は、現在日時を降車日時として記録し(S11)、行動検知部34にて行動が検知されたか否かを判定する(S13)。行動が検知されると、検知された行動が行動履歴記憶部32の行動履歴データに追加される(S15)。さらに、タグ付与処理部36は、検知された行動に「保留フラグ」を立てる(S17)。
次に、管理処理部33は、乗車が検知されたか否かを判定し(S19)、乗車が検知されていなければステップS13に戻る。ステップS13で行動が検知されない場合も、管理処理部33は、ステップS19にて乗車が検知されたか否かを判定し、乗車が検知されていなければステップS13に戻る。
このようにして、ユーザが下車している間は、行動が検知されると、検知された行動が記録されると共に、保留フラグが立てられる。
ユーザが再び乗車すると、携帯電話7が車載装置11と通信可能になり、携帯電話7の乗降検知部78が乗車を検知する。そして、乗車検知の情報が行動履歴管理サーバ3に送信されて、管理処理部33の乗降検知情報取得部35に取得される。これにより、ステップS19にて、管理処理部33が、乗車が検知されたと判断する。乗車が検知されると、管理処理部33は、ステップS11で記録した降車日時と現在日時の差分を算出し、降車から乗車までの経過時間が所定の途中下車閾時間以内であるか否かを判定する(S21)。途中下車閾時間は、ユーザの下車がドライブ中の一時的な途中下車であるか否かを判定するための時間であり、予め定められている。途中下車は、例えばドライブ途中の観光であり、また例えばレストランでの食事であり、また例えばショッピングである。途中下車閾時間は、標準的な下車時間の最大値に対応する値でよい。最大値に適当な余裕時間が加算されてよい。
ステップS21の判断がYesであれば、すなわち、降車から乗車までの時間が途中下車閾時間内であれば、ユーザがドライブ中に一時的に途中下車したと判断される。そこで、タグ付与処理部36は、ステップS17で保留フラグが立てられた行動に「ドライブ中」のタグを付与する(S23)。タグ情報は、行動履歴記憶部32に書き込まれる。そして、管理処理部33は、保留フラグを解除して(S25)、ステップS3に戻る。
ステップS21の判断がNoである場合、降車から乗車までの経過時間が途中下車閾時間を超えている。この場合、ユーザがドライブ中に一時的に下車したのではなく、降車時点でドライブを終了したと判断される。そこで、降車中の行動に「ドライブ中」のタグを付与することなく、保留フラグが解除される。
その他、ステップS1で乗車が検知されなかった場合、管理処理部33はステップS11に進む。ステップS11にて現在日時が降車日時として記録され、それから、ステップS13以降の処理が上述と同様に行われる。ただし、ユーザが乗車していないので、ステップS21の判定はNoになり、「ドライブ中」のタグは付与されない。
図3は、図2の処理が行われるときの行動履歴記憶部32における行動履歴データの変遷を示している。図3の例では、まず、ユーザが車両9に乗車している最中にブログが記入される。この行動(行動種別及び内容)は、日時及び場所(行動発生時の現在日時及び現在位置)と、「ドライブ中」のタグと共に行動履歴データに追加される。
次に、ユーザが車両9から降車した後に、サイトが閲覧され、メールが送信され、さらに商品が購入される。これらの車外の行動、すなわち、サイト閲覧、メール送信及び商品購入は、日時及び場所と、保留フラグと共に行動履歴データに追加される。
その後、降車から「途中下車閾時間」が経過する前にユーザが再び車両9に乗車する。このとき、保留フラグが立った行動(サイト閲覧、メール送信及び商品購入)に「ドライブ中」のタグが付与される。また、保留フラグは解除される。
図4は、本実施の形態に係る行動履歴管理システム1の動作の具体例を示す図である。図示の地点Aでは、走行中に車内で携帯電話7が利用される。この場合、行動が検知されたとき、「ドライブ中」のタグが即座に行動に付与される。
次に、地点Bでは、ユーザが携帯電話7を持って車両9から下車し、車外でショッピングをする。商品が購入された時点では、商品購入が、保留フラグと共に記録される。そして、ユーザが再び車両9に乗車すると、商品購入に「ドライブ中」のタグが付与される。こうして、本実施の形態によれば、車外での行動がドライブ中の行動であることを検知でき、「ドライブ中」のタグを好適に付与することができる。
次に、本実施の形態によって得られる行動履歴の利用方法について説明する。本実施の形態によれば、ドライブタグが自動的に行動履歴のログに残る。このタグを行動学習や行動ターゲティングに使うことができる。ドライブ中の全行動の情報を、ドライブ中の一連の想い出として管理することができる。
また、ドライブタグは、店舗にユーザがドライブ中かどうかの情報を提供するために利用できる。この場合、行動履歴管理サーバ3が、店舗に設置された端末装置と通信する。店舗の端末装置は、携帯電話7からユーザ識別情報を読み取り、そして読み取ったユーザ識別情報を行動履歴管理サーバ3に送信する。行動履歴管理サーバ3は、該当ユーザの行動にドライブタグが付されている場合、ユーザがドライブ中であることを店舗端末に通知する。
これにより、店舗では、ドライブ客向けのサービスの向上が図れる。例えば、荷物を車両に積めることを考慮して、サイズが大きい商品や重量の大きい商品を勧めることができる。また例えば、複数の店舗が連携し、駐車場がある店舗をドライブ客に教えることができる。
また、本実施の形態では、ドライブの途中下車の後にユーザが車両に戻ったとき、車外での行動を基に各種情報提供サービスを実施できる。例えば、車外での行動に関連する次の目的地を推奨することができる。この場合、目的地等の推奨情報は、行動履歴管理サーバ3から携帯電話7へ送られ、携帯電話7の表示部71に表示されてよい。また、推奨情報は、行動履歴管理サーバ3から車載装置11に送られ、車載装置11上で出力されてもよい。
図5は、本発明の別の実施の形態を示している。図1の実施の形態と図5の実施の形態では、乗降検知の構成が異なる。図1の実施の形態では、携帯電話7が、携帯電話7と車載装置11の近接通信が可能か否かによって、ユーザによる車両の乗降を検知した。図5の実施の形態では、行動履歴管理サーバ3が下記構成によって乗降を検知する。以下、図1の実施の形態と共通する事項の説明を適当に省略する。
図5では、車載装置11がナビゲーション装置であり、制御処理部111、通信部113、ユーザ情報処理部114及び現在位置情報取得部115を有する。ユーザ情報処理部114は、携帯電話7のユーザ情報記憶部75と同様に、ユーザを特定可能なユーザ識別情報を記憶している。現在位置情報取得部115は、車両の現在位置情報を取得する。現在位置情報取得部115はGPS装置と、走行距離及び走行方向のセンサで構成されており、衛星航法と自律航法の組合せによって現在位置を検出してよい。
車載装置11は、図示された構成の他に、地図記憶部、表示部、入力部等のナビゲーション装置に必要な各種構成を備える。ここでは、これら構成要素は図面から省略されている。
図5において、携帯電話7の構成は概ね図1の実施の形態と同様である。ただし、図5の携帯電話7では、近接通信部が設けられておらず、また、制御処理部77の乗降検知部も設けられていない。
また、行動履歴管理サーバ3の構成も概ね図1の実施の形態と同様である。ただし、図1の実施の形態では管理処理部33が乗降検知情報取得部35を有していたのに対して、本実施の形態の管理処理部33は乗降検知部35aを有している。乗降検知部35aは、以下のようにして、携帯電話7の現在位置情報と車両9の現在位置情報を比較することによって、車両9に対するユーザの乗降を自ら検知する。
車載装置11では、現在位置情報取得部115が車両9の現在位置情報を取得する。制御処理部111は、通信部113を使用して、現在位置情報をユーザ識別情報と共に行動履歴管理サーバ3へ送信する。
また、携帯電話7では、現在位置情報取得部76が携帯電話7の現在位置情報を取得する。制御処理部77は、通信部73を使用して、現在位置情報をユーザ識別情報と共に行動履歴管理サーバ3へ送信する。
このようにして、行動履歴管理サーバ3には、車両9の現在位置情報と携帯電話7の現在位置情報が取得される。これら現在位置情報が管理処理部33の乗降検知部35aに提供される。乗降検知部35aは、車両9の現在位置と携帯電話7の現在位置を比較し、両位置が一致するか否かによって、乗降を検知する。すなわち、車両9の現在位置と携帯電話7の現在位置が一致すれば(両者の距離が所定範囲内であれば)、ユーザが乗車していると判定する。車両9の現在位置と携帯電話7の現在位置が異なれば、ユーザが下車していると判定する。
乗降検知部35aは、より正確に乗降を検知するために、車両9の現在位置と携帯電話7の現在位置を基に、車両9と携帯電話7が同じ移動をしているか否かを判定してよい。この場合、車両9の移動ベクトルと携帯電話7の移動ベクトルが比較される。移動ベクトルは、移動方向と速度を含む。車両9の現在位置と携帯電話7の現在位置が一致し、かつ、車両9の移動ベクトルと携帯電話7の移動ベクトルが一致する場合(ベクトルの差分が所定範囲内であり、両ベクトルが類似する場合)、乗降検知部35aは、ユーザが車両9に乗車していると判定する。
以上に、図5の実施の形態における乗降検知について説明した。乗降検知情報を利用する行動履歴管理システム1の動作は、図1の実施の形態と同様であり、説明を省略する。
次に、乗降検知の構成のさらに別の例を説明する。この例では、乗降検知部は、携帯電話7の端末保持器に携帯電話7が保持されたか否かによって、ユーザの乗降を検知する。
より詳細には、車両9にクレードルが備えられる。携帯電話7は、クレードルに携帯電話7が保持されたか否かによってオンオフするスイッチを備える。乗降検知部は携帯電話7に備えられ、スイッチのオンオフによって携帯電話7がクレードルに保持されたか否かを検知する。携帯電話7がクレードルに保持されると、乗降検知部は、ユーザが乗車したと判定する。携帯電話7がクレードルから取り外されると、乗降検知部は、ユーザが降車したと判定する。
クレードルは車載機器の一形態といえる。クレードルは、携帯電話7と通信してもよい。この場合、クレードルと携帯電話7の通信の可否によって、乗降が検知されてよい。この構成は、図1の実施の形態と原理的に同じといえる。
次に、本実施の形態でタグ付与処理に使用された途中下車閾時間についてさらに説明する。既に説明したように、途中下車閾時間は、ユーザの下車がドライブ中の一時的な途中下車であるか否かを判定するための時間であり、予め定められている。途中下車閾時間は、固定された値でもよい。
また、途中下車閾時間は可変であってよい。途中下車閾時間は場所に応じた値であってよい。この場合、行動履歴管理サーバ3は、位置と途中下車閾時間とを関連づけて記憶している。行動履歴管理サーバ3は、地図上の位置と途中下車閾時間とのテーブルを保持してよい。現在位置情報が携帯電話7から行動履歴管理サーバ3に送られると、行動履歴管理サーバ3は、現在位置に対応して記憶されている途中下車閾時間を求め、求められた途中下車閾時間を図2のタグ付与処理に使用する。
このような処理により、位置によって途中下車閾時間を変えられる。実際のドライブでは、場所によって標準的な途中下車時間が異なる。本実施の形態では、各場所の標準的な途中下車時間を使って、途中下車がドライブ中か否かを判定し、タグを付与できる。したがって、ユーザがドライブ中か否かの判定をより正確に行い、「ドライブ中」のタグ付けをより正確に行うことができる。
途中下車閾時間に関する更なる変形例としては、ユーザによって途中下車閾時間が異なって設定されてよい。この場合、ユーザごとの過去の途中下車時間が行動履歴管理サーバ3にて記録される。そして、過去の途中下車時間から、途中下車閾時間が求められる。ここでは、過去の途中下車時間の平均値が算出されてよい。このような構成により、ユーザごとに途中下車閾時間を適切に設定でき、「ドライブ中」のタグ付けをより正確に行うことができる。
更なる変形例として、上記の2つの構成が組み合わされてよい。すなわち、ユーザごとに、位置と過去の途中下車時間が蓄積されてよい。蓄積情報から、現在位置の過去の途中下車時間が求められて、今回の途中下車閾時間が決定されてよい。
以上に、本実施の形態の行動履歴管理システム1について説明した。行動履歴管理システム1は、行動状況タグ付与装置を備えるということができる。この点について、以下に説明する。
行動状況タグ付与装置は、携帯端末装置を利用した行動の情報に、行動の状況を示すタグを付与する。行動状況タグ付与装置は、携帯端末装置を利用した行動の情報を取得する行動情報取得部と、携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降の情報を取得する乗降情報取得部と、乗降情報取得部により取得された乗降の情報に基づき、行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与するタグ付与処理部とで構成される。ここで、行動情報取得部は、検知された行動の情報を通信等で取得してよい。また、行動情報取得部は、行動を検知する処理を行ってよい。同様に、乗降情報取得部は、検知された乗降の情報を通信等で取得してよい。また、乗降情報取得部は、乗降を検知する処理を行ってよい。
上記の図1の実施の形態では、行動履歴管理サーバ3が行動状況タグ付与装置を備えており、行動検知部34が行動情報取得部に相当し、乗降検知情報取得部35が乗降情報取得部に相当する。また、図5の実施の形態でも、行動履歴管理サーバ3が行動状況タグ付与装置を備えており、行動検知部34が行動情報取得部に相当し、乗降検知部35aが乗降情報取得部に相当する。その他、行動履歴管理サーバ3は、上記の行動状況タグ付与装置を備え、行動履歴を記憶する行動履歴管理装置ということもできる。
また、別の観点では、行動状況タグ付与装置が携帯端末装置(上記実施の形態では携帯電話7)に設けられてもよい。この場合、帯端末装置が、行動検知機能と乗降検知機能を好適に備える。これら機能が行動情報取得部及び乗降情報取得部に相当する。タグ付与処理部も携帯端末装置に設けられ、携帯端末装置でドライブタグが付与される。行動とドライブタグの情報は、それら情報が得られる度に行動履歴管理サーバ3に送られてよい。また、行動とドライブタグの情報は、定期的に行動履歴管理サーバ3にアップロードされてよい。行動履歴管理サーバ3は、携帯端末装置から送られた行動とタグの情報を行動履歴として記録する。
同様に、ナビゲーション装置等の車載装置が、行動状況タグ付与装置を備えることもできる。この場合、車載装置が、行動情報取得部、乗降情報取得部及びタグ付与処理部を備える。行動情報取得部と乗降情報取得部は、携帯端末装置及び/又は行動履歴管理サーバとの通信を利用して、行動の情報と乗降の情報を取得してよい。
以上に、本発明の好適な実施の形態を説明した。本発明によれば、ユーザの車両への乗降を検知して、検知した乗降の情報に基づいて上記のようにタグを付ける処理を行う。これにより、ドライブ中に携帯端末装置を利用した行動が検知されたときに、検知された行動に対してドライブタグを好適に付与することができる。
特に本発明によれば、乗降検知の情報に基づき、降車とその後の乗車の間に行動が検知された場合に、ドライブタグを行動に付与する。したがって、ユーザがドライブの途中で一時的に下車している間に携帯端末装置を利用して行動を行った場合にも、ドライブタグを行動に好適に付与できる。
以上に本発明の好適な実施の形態を説明した。しかし、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる行動履歴管理システムは、行動履歴を管理でき、ドライブ中の行動に適切なタグを付加できる技術として有用である。
本発明の実施の形態における行動履歴管理システムを示す図である。 行動履歴管理システムの動作を示すフローチャートである。 行動履歴管理部に記憶される行動履歴を用いてドライブタグを付与する処理を説明する図である。 行動履歴管理システムの動作を示す概念図である。 本発明の別の実施の形態における行動履歴管理システムを示す図である。
符号の説明
1 行動履歴管理システム
3 行動履歴管理サーバ
7 携帯電話
9 車両
11 車載装置
31 通信部
32 行動履歴記憶部
33 管理処理部
34 行動検知部
35 乗降検知情報取得部
36 タグ付与処理部
73 通信部
74 近接通信部
75 ユーザ情報記憶部
76 現在位置情報取得部
77 制御処理部
78 乗降検知部
111 制御処理部
112 近接通信部

Claims (13)

  1. 携帯端末装置を利用した行動の履歴を前記行動に付与されたタグと共に管理する行動履歴管理システムであって、
    前記携帯端末装置を利用した行動を検知する行動検知部と、
    前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降を検知する乗降検知部と、
    前記乗降検知部により検知される乗降の情報に基づき、前記行動検知部により検知された前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与するタグ付与処理部と、
    前記ドライブタグが付与された前記行動を記憶する行動履歴記憶部と、
    を有することを特徴とする行動履歴管理システム。
  2. 前記タグ付与処理部は、前記乗降検知部により検知される乗降の情報に基づき、乗車中に前記行動が検知された場合に、前記ドライブタグを前記行動に付与することを特徴とする請求項1に記載の行動履歴管理システム。
  3. 前記タグ付与処理部は、前記乗降検知部により検知される乗降の情報に基づき、降車とその後の乗車の間に前記行動が検知された場合に、前記ドライブタグを前記行動に付与することを特徴とする請求項1に記載の行動履歴管理システム。
  4. 前記タグ付与処理部は、降車からその後の乗車までの時間が、途中下車判定のための所定の途中下車閾時間内であった場合に、前記ドライブタグを前記行動に付与することを特徴とする請求項3に記載の行動履歴管理システム。
  5. 前記タグ付与処理部は、降車後に検知された前記行動に保留フラグを付与し、降車後に乗車が検知された場合に、前記保留フラグが付与された前記行動に前記ドライブタグを付与することを特徴とする請求項3又は4に記載の行動履歴管理システム。
  6. 前記乗降検知部は、前記携帯端末装置と前記車両の車載機器との通信によって前記ユーザの乗降を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の行動履歴管理システム。
  7. 前記乗降検知部は、前記携帯端末装置の現在位置情報と前記車両の現在位置情報を比較することによって前記ユーザの乗降を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の行動履歴管理システム。
  8. 前記乗降検知部は、前記携帯端末装置が前記車両の端末保持器に保持されているか否かによって前記ユーザの乗降を検知することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の行動履歴管理システム。
  9. 携帯端末装置を利用した行動の履歴を前記行動に付与されたタグと共に管理する行動履歴管理方法であって、
    前記携帯端末装置を利用した行動を検知し、
    前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降を検知し、
    検知された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与し、
    前記ドライブタグが付与された前記行動を記憶することを特徴とする行動履歴管理方法。
  10. 携帯端末装置を利用した行動の履歴を前記行動に付与されたタグと共に管理する処理をコンピュータに実行させる行動履歴管理プログラムであって、
    前記携帯端末装置を利用した行動を検知し、
    前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降を検知し、
    検知された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与し、
    前記ドライブタグが付与された前記行動を記憶する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする行動履歴管理プログラム。
  11. 携帯端末装置を利用した行動の情報に、前記行動の状況を示すタグを付与する行動状況タグ付与装置であって、
    前記携帯端末装置を利用した行動の情報を取得する行動情報取得部と、
    前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降の情報を取得する乗降情報取得部と、
    前記乗降情報取得部により取得された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与するタグ付与処理部と、
    を有することを特徴とする行動状況タグ付与装置。
  12. 携帯端末装置を利用した行動の情報に、前記行動の状況を示すタグを付与する行動状況タグ付与方法であって、
    前記携帯端末装置を利用した行動の情報を取得し、
    前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降の情報を取得し、
    取得された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与することを特徴とする行動状況タグ付与方法。
  13. 携帯端末装置を利用した行動の情報に、前記行動の状況を示すタグを付与する処理をコンピュータに実行させる行動状況タグ付与プログラムであって、
    前記携帯端末装置を利用した行動の情報を取得し、
    前記携帯端末装置を携帯するユーザによる車両への乗降の情報を取得し、
    取得された乗降の情報に基づき、前記行動がドライブ中に行われたと判断される場合に、ドライブ中を表すドライブタグを前記行動に付与する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする行動状況タグ付与プログラム。
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