JP2015077888A - 自動二輪車のフレームカバー取付構造 - Google Patents

自動二輪車のフレームカバー取付構造 Download PDF

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【課題】車体フレームへの固定部が設けられない複数のカバー部材の合わせ目の部分がライダーの脚からの圧迫力により変形することを防止する。【解決手段】着座シートの下方、且つ車体フレームに囲まれてエアクリーナ5が配置され、このエアクリーナ5の側方が、互いに組み合わされるカバー部材231,232を備えたフレームカバー23により覆われる。カバー部材231は、車体側面視でカバー部材232側に突出し、且つその先端部に車体フレームへの固定部を有さない突出領域231aを備える一方、カバー部材232は、突出領域231aを囲む湾入領域232aを備え、突出領域231aの先端部がエアクリーナ5の側面にクッション部材25を介して当接される。クッション部材25が嵌合される円筒状のクッション部材嵌合部231eは、突出領域231aの意匠面231cにはかからず、目隠しフランジ231bの範囲にのみ一体成形されている。【選択図】 図4

Description

本発明は、自動二輪車等のフレームカバー取付構造に関するものである。
自動二輪車において、着座シートの下方、且つ車体フレームに囲まれた空間にエアクリーナが配置され、このエアクリーナの側方を樹脂製のフレームカバーで覆った構造を示す公知文献として、特許文献1に開示されているフレームカバー取付構造がある。このフレームカバー取付構造は、単独のフレームカバーを、エアクリーナ(の側面のキャップ)に一体成形された締結ボスにボルトで締結するようにしたものである。
特開2003−104261号公報
特許文献1に示されているフレームカバー取付構造は、単独のフレームカバーをボルトでエアクリーナに締結するものであるため、例えば複数のカバー部材が組み合わされて構成される分割式のフレームカバーによってエアクリーナの側方を覆い、しかもフレームカバーの意匠面にボルト等の取付部を露呈させない構造のものには適用し難い。
また、上記のように複数のカバー部材を組み合わせてなるフレームカバーでエアクリーナの側方を覆う構造において、各カバー部材の合わせ面の付近に車体フレームへの固定部を設けられないレイアウトの場合、この部分がライダーやピリオンライダーの脚等により圧迫されると、合わせ面が変形して各カバー部材の間に隙間や段差が生じる虞がある。しかも、カバー部材のフリー状態ではエンジン振動に共振して異音(振動音)が発生したり、カバー部材同士が擦れ合うことによって粉吹きが発生したりするという難点がある。
さらに、別の問題点として、エンジンの吸気脈動により、エアクリーナの側面が変形して不快な脈動音が発生することがあり、これまでにフレームカバーによってこれを改善しようとした技術を示す文献はなかった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、車体フレームへの固定部が設けられない複数のカバー部材の合わせ目の部分が、ライダーの脚からの圧迫力によって変形したり、エンジン振動に共振して振動や異音を発生したりすることを防止し、併せて外観性の向上と、エアクリーナ等の補機部材の変形とを防止することのできる自動二輪車のフレームカバー取付構造を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係る自動二輪車のフレームカバー取付構造は、着座シートの下方、且つ車体フレームに囲まれたスペースに補機部材が配置され、前記車体フレームおよび前記補機部材の側方を覆う合成樹脂製のフレームカバーが設けられた自動二輪車のフレームカバー取付構造であって、前記フレームカバーは、互いに組み合わされる第1のカバー部材と、第2のカバー部材とを備えており、前記第1のカバー部材は、前記車体フレームに固定される固定部と、車体側面視で前記第2のカバー部材側に突出し、且つその先端部に前記車体フレームへの固定部を有さない突出領域と、を備え、前記第2のカバー部材は、前記突出領域を囲むように隣接する湾入領域を備え、前記突出領域の先端部が前記補機部材の側面にクッション部材を介して当接されるようにしたことを特徴とする。
上記構成のフレームカバー取付構造によれば、第1のカバー部材の突出領域の先端部がクッション部材を介して補機部材の側面に当接するため、この突出領域の付近が外側からライダーの脚等により圧迫されても、突出領域が第2のカバー部材の湾入領域に対して車幅方向内側に変形しにくい。したがって、車体フレームへの固定部を有さない第1のカバー部材の突出領域と、第2のカバー部材の湾入領域との間の合わせ面が変形して隙間や段差が生じたり、エンジン振動に共振して異音(振動音)が発生したりすることが抑制される。
また、本発明に係る自動二輪車のフレームカバー取付構造は、上記の構成において、前記突出領域の外周縁部に沿って目隠しフランジが一体に形成され、この目隠しフランジに前記第2のカバー部材の前記湾入領域の内周縁部が重なることによって前記突出領域の意匠面と前記湾入領域との間隙から車体内部側が見えることが防止されるとともに、前記突出領域の先端部に、車幅方向内側に延びて、その先端部に前記クッション部材が嵌合されるクッション部材嵌合部が一体成形され、前記クッション部材保嵌合部は、前記突出領域の意匠面にはかからず、前記目隠しフランジの範囲のみから延びていることを特徴とする。
上記構成のフレームカバー取付構造によれば、クッション部材が嵌合されるクッション部材嵌合部が、第1のカバー部材の突出領域の目隠しフランジのみから延びるように一体成形されて突出領域の意匠面にはかからない。このため、クッション部材嵌合部が一体成形されることによって発生する樹脂材料のヒケ、即ち樹脂材料の硬化に伴う体積収縮による凹みが突出領域の意匠面に発生することがなく、これによってフレームカバーの外観性を向上させることができる。
また、本発明に係る自動二輪車のフレームカバー取付構造は、上記の構成において、前記補機部材の側面に、前記クッション部材が嵌合する凹状座面が形成されていることを特徴とする。
上記構成のフレームカバー取付構造によれば、第1のカバー部材の突出領域の先端部から延びるクッション部材嵌合部に嵌合されたクッション部材が、補機部材の側面に形成された凹状座面に嵌合して位置決めされる。このため、クッション部材、即ち第1のカバー部材の突出領域の位置が、補機部材に対して前後方向および上下方向にずれることがなくなり、第1のカバー部材の突出領域と、第2のカバー部材の湾入領域との間の合わせ面が変形して外観性が低下したり、エンジン振動に共振して異音(振動音)が発生したりすることが防止される。
また、本発明に係る自動二輪車のフレームカバー取付構造は、上記の構成において、前記補機部材はエンジンのエアクリーナであり、前記クッション部材は前記エアクリーナの側面の略中央部に当接することを特徴とする。
上記構成のフレームカバー取付構造によれば、第1のカバー部材の突出領域の先端部から延びるクッション部材嵌合部に嵌合されたクッション部材が、エアクリーナの側面の略中央部に当接する。このため、エンジンの吸気脈動によってエアクリーナの側面が変形し、不快な脈動音が発生するようなことが防止される。
本発明に係る自動二輪車のフレームカバー取付構造によれば、複数のカバー部材が組み合わされたフレームカバーによってエアクリーナ等の補機部材の側方が覆われるフレームカバー取付構造において、車体フレームへの固定部を有さない各カバー部材の合わせ目の部分が、ライダーの脚からの圧迫力によって変形したり、エンジン振動に共振して振動や異音を発生したりすることを防止し、併せて外観性の向上と、エアクリーナ等の補機部材の変形とを防止することができる。
本発明に係るフレームカバー取付構造が適用された自動二輪車の一例を示す左側面図。 図1に示すフレームカバー付近を拡大した左側面図。 第1のカバー部材を残して第2のカバー部材と第3のカバー部材が取り外された状態を示す左側面図。 図3のIV−IV線に沿う平断面図。 図3のV矢視図。 第1のカバー部材の突出領域の先端付近およびクッション部材嵌合部を示す左側面図。 第1のカバー部材の突出領域の先端付近およびクッション部材嵌合部を示す右側面図。 第1のカバー部材の突出領域の先端付近およびクッション部材嵌合部、ならびにクッション部材(装着前)を示す斜視図。 第1のカバー部材の突出領域の先端付近およびクッション部材嵌合部、ならびにクッション部材(装着後)を示す斜視図。
以下、本発明の一実施形態について、図1から図9を参照して説明する。
図1は、本発明に係るフレームカバー取付構造が適用された自動二輪車の一例を示す左側面図である。
この自動二輪車1は、例えばダイヤモンド型の車体フレーム2を備えており、この車体フレーム2の前半部分にエンジン3やキャブレター4(または燃料噴射装置)等の動力機器類が搭載されている。キャブレター4はエンジン3の直立したシリンダアッセンブリ3aの後方に接続され、さらにキャブレター4の後方に、図3に示すようにエアクリーナ5(補機部材)が接続されている。
また、図1に示すように、エンジン3の上部に燃料タンク7が設置され、燃料タンク7の後部に続くように着座シート8が設置されている。したがって、図3に示すエアクリーナ5は、着座シート8の下方、且つ車体フレーム2のパイプ材に囲まれたスペースに配置されている。エンジン3の排気マフラー9は、シリンダアッセンブリ3aの前面から延出してエンジン3の下方を通り、後述する後輪18の右側方に延びている。
一方、車体フレーム2の前頭部に位置するヘッドパイプ2aにフロントフォーク11が左右操舵自在に軸支されており、このフロントフォーク11の先端に前輪12が支持され、フロントフォーク11の上部にハンドルバー13やヘッドライトユニット14等が設けられている。
他方、車体フレーム2の中央下部に架設されたピボット軸16にスイングアーム17が上下揺動自在に軸支され、その後端に後輪18が支持される。エンジン3の動力は図示しないチェーンによって後輪18に伝達されるようになっている。符号19はスイングアーム17の上下動を緩衝し復元するクッションユニットである。なお、着座シート8の後方にテールランプユニット20が設置されている。
そして、車体フレーム2およびエアクリーナ5の側方(左右両側)を覆う合成樹脂製のフレームカバー23が、本発明に係るフレームカバー取付構造によって取り付けられている。図2に示すように、このフレームカバー23は、例えば3種類のカバー部材231,232,233が互いに組み合わされてなる三分割式のカバーである。
カバー部材231(第1のカバー部材)は着座シート8の下側を前後方向に亘って延在され、カバー部材232(第2のカバー部材)は燃料タンク7の下側を前後方向に亘って延在している。また、カバー部材233はカバー部材232の前下部と下部とに組み合わせられている。各カバー部材231,232,233には、それぞれ異なる着色が施されており、これらが組み合わされることによって自動二輪車1のデザインに視覚的な特徴がもたらされている。
図2および図3に示すように、カバー部材231の前部は、車体側面視で、例えば略Y字状に分岐するデザインであり、カバー部材232側に向かって鋭角な略V字状に突出する突出領域231aが形成されている。一方、図2に示すように、カバー部材232は、例えばその後部が側面視で略Z字状に屈曲したデザインであり、カバー部材231の突出領域231aと密接に嵌合するように隣接する略V字状の湾入領域232aが形成されている。
各カバー部材231,232,233は、それぞれ車幅方向外側に膨らむ(凸となる)断面形状に成形されている。図3に示すように、カバー部材231の外周縁部に沿って、平坦で、且つ幅が1〜2センチ程度の目隠しフランジ231bが一体成形されている。この目隠しフランジ231bの車幅方向外側から、隣り合うカバー部材232の周縁部が重なることにより、カバー部材231の意匠面231cとカバー部材232との間から車体内部側が見えることが防止されている。
図3に示すように、カバー部材231には、車体フレーム2にボルトやビス等で固定される複数の固定部231dが設けられている。これらの固定部231dは、車体フレーム2側に溶接された固定ナットに締結される。各固定部231dは目隠しフランジ231bの範囲に設けられており、意匠面231cにはかかっていないため、カバー部材232の装着によって外部から隠蔽される。また、図示しないが、カバー部材232とカバー部材233にも同様な固定部が複数設けられている。
カバー部材231の突出領域231aは、例えば直近の2つの固定部231d同士を結ぶ直線Lに対してカバー部材232側に突出しており、その先端部がエアクリーナ5の左側面の略中央部に重なっている。この先端部には車体フレーム2側への固定部を設けることができない。突出領域231aの外周縁部にも目隠しフランジ231bが一体に形成されている。なお、エアクリーナ5の左側面は、内部のフィルターエレメントを交換するために着脱可能なキャップとなっている。
図4は図3のIV−IV線に沿う平断面図であり、図5は図3のV矢視図である。図4〜図9に示すように、カバー部材231の前方突出領域231aは、その先端部の内面が、クッション部材25を介してエアクリーナ5の左側面(キャップ)の略中央部に当接するようになっている。その際、突出領域231aの先端部(クッション部材25)によってエアクリーナ5の左側面が軽く押圧されるようにしてもよい。
具体的には、突出領域231aの先端部の内面に、車幅方向内側に延びる円筒状のクッション部材嵌合部231eが一体成形されており、このクッション部材嵌合部231eの先端部に、ゴムや軟質樹脂等の弾性材料で形成されたグロメット状のクッション部材25が嵌合される。一方、エアクリーナ5の左側面にはクッション部材25が嵌合する凹状座面5aが形成されている(図4、図5参照)。この凹状座面5aは深さ数ミリ程度の浅いものでよい。
図6〜図8に示すように、クッション部材嵌合部231eは、突出領域231a(カバー部材231)の意匠面231cにはかからず(オーバーラップせず)、目隠しフランジ231bの範囲のみから延びている。つまり、側面視(図6、図7参照)では、意匠面231cにかかる部分が切り取られた形状となっており、これによってクッション部材嵌合部231eの軸方向に直交する断面形状が略C字形状となっている。
このように略C字形の断面形状を持つクッション部材嵌合部231eの、切り取られた部分の開口幅W(図7参照)は、クッション部材25の嵌合部(径が細くなっている部分)の直径よりも充分に狭くしなければならない。さもないと、走行振動やライダーの脚の圧力等によってクッション部材25がクッション部材嵌合部231eから脱落してしまう虞がある。よって、略C字形状の円周の角度は270°以上であることが好ましい。
自動二輪車のフレームカバー取付構造は、フレームカバー23が色彩の異なる複数のカバー部材231,232,233を組み合わせることによって外観的な意匠デザイン上の特徴を持つように構成されている。そして、そのうちの一つのカバー部材231は、複数の固定部231dによって車体フレーム2に固定されるとともに、車体側面視でカバー部材232側に突出する突出領域231aを有している。この突出領域231aは、その先端部に車体フレーム2への固定部を設けることができないが、その代わりに先端部がクッション部材25を介してエアクリーナ5の側面に当接するようになっている。一方、カバー部材232には、カバー部材231の突出領域231aを囲むように隣接する湾入領域232aが形成されている。
このフレームカバー取付構造によれば、カバー部材231の突出領域231aの先端部がクッション部材25を介してエアクリーナ5の側面に当接するため、この突出領域231aの付近が外側からライダーの脚等により圧迫されても、突出領域231aがカバー部材232の湾入領域232aに対して車幅方向内側に変形しにくい。したがって、車体フレーム2への固定部を有さない突出領域231aと、湾入領域232aとの間の合わせ面が変形して隙間や段差が発生したり、エンジン3の振動に共振して異音(振動音)が発生したりすることが抑制される。
また、カバー部材231の突出領域231aの先端部にクッション部材25を嵌合させるためのクッション部材嵌合部231eが、目隠しフランジ231bの範囲のみから延びるC字断面状に成形されていて、突出領域231aの意匠面231cにはかからないようになっている。
このため、クッション部材嵌合部231eが一体成形されることによって発生する樹脂材料のヒケ(樹脂材料の硬化に伴う体積収縮による凹み)が突出領域231aの意匠面231cに発生することがなく、これによってフレームカバー23の外観性を向上させることができる。
さらに、エアクリーナ5の側面には、クッション部材25が嵌合される凹状座面5aが形成されているため、クッション部材25がエアクリーナ5の定位置に位置決めされる。したがって、クッション部材25、即ちカバー部材231の突出領域231aの位置が、エアクリーナ5に対して前後方向および上下方向にずれることがなくなり、カバー部材231の突出領域231aと、カバー部材232の湾入領域232aとの間の合わせ面が変形して外観性が低下したり、エンジン3の振動に共振して異音(振動音)が発生したりすることが防止される。
しかも、エアクリーナ5の側面の略中央部にカバー部材231の突出領域231aがクッション部材25を介して当接するようになっているため、エンジン3の吸気脈動によってエアクリーナ5の側面が変形しにくくなり、不快な脈動音が発生するようなことが防止される。
本発明に係る自動二輪車のフレームカバー取付構造によれば、複数のカバー部材231,232,233が組み合わされたフレームカバー23によってエアクリーナ5等の補機部材の側方が覆われる構造において、車体フレーム2への固定部を有さない各カバー部材の合わせ目の部分が、ライダーの脚からの圧迫力によって変形したり、エンジン振動に共振して振動や異音を発生したりすることを防止し、併せて外観性の向上と、エアクリーナ5等の補機部材の変形とを防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態の構成のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において適宜変更や改良を加えることができ、このように変更・改良等を加えた実施形態も本発明の権利範囲に含まれるものとする。
本実施形態では、カバー部材231の突出領域231aの先端部がクッション部材25を介してエアクリーナ5の側面に当接するようになっているが、必ずしもエアクリーナ5に当接させなくてもよく、着座シート8の下方に配置される補機部材であれば、例えばバッテリボックスやサブ(メイン)燃料タンク、オイルタンク、車載工具箱といった他の部材の側面に当接させてもよい。
さらに、フレームカバー23の構成は、必ずしも上記実施形態のような三分割構成でなくてもよく、また、カバー部材231の突出領域231aとカバー部材232の湾入領域232aの形状はV字形に限らず、例えばU字形や、他の噛み合い形状であってもよい。
1 自動二輪車
2 車体フレーム
3 エンジン
5 エアクリーナ(補機部材)
5a 凹状座面
8 着座シート
23 フレームカバー
25 クッション部材
231 カバー部材(第1のカバー部材)
231a 突出領域
231b 目隠しフランジ
231c カバー部材231の意匠面
231d 固定部
231e クッション部材嵌合部
232 カバー部材(第2のカバー部材)
232a 湾入領域

Claims (4)

  1. 着座シートの下方、且つ車体フレームに囲まれたスペースに補機部材が配置され、前記車体フレームおよび前記補機部材の側方を覆う合成樹脂製のフレームカバーが設けられた自動二輪車のフレームカバー取付構造であって、
    前記フレームカバーは、互いに組み合わされる第1のカバー部材と、第2のカバー部材とを備えており、
    前記第1のカバー部材は、前記車体フレームに固定される固定部と、車体側面視で前記第2のカバー部材側に突出し、且つその先端部に前記車体フレームへの固定部を有さない突出領域と、を備え、
    前記第2のカバー部材は、前記第1のカバー部材の突出領域を囲むように隣接する湾入領域を備え、
    前記突出領域の先端部が前記補機部材の側面にクッション部材を介して当接されるようにしたことを特徴とする自動二輪車のフレームカバー取付構造。
  2. 前記第1のカバー部材の突出領域の外周縁部に沿って目隠しフランジが一体に形成され、この目隠しフランジに前記第2のカバー部材の前記湾入領域の内周縁部が重なることによって前記突出領域の意匠面と前記湾入領域との間隙から車体内部側が見えることが防止されるとともに、
    前記突出領域の先端部に、車幅方向内側に延びて、その先端部に前記クッション部材が嵌合されるクッション部材嵌合部が一体成形され、
    前記クッション部材保嵌合部は、前記突出領域の意匠面にはかからず、前記目隠しフランジの範囲のみから延びていることを特徴とする請求項1に記載の自動二輪車のフレームカバー取付構造。
  3. 前記補機部材の側面に、前記クッション部材が嵌合する凹状座面が形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の自動二輪車のフレームカバー取付構造。
  4. 前記補機部材はエンジンのエアクリーナであり、前記クッション部材は前記エアクリーナの側面の略中央部に当接することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の自動二輪車のフレームカバー取付構造。
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