JP2015064977A - 非水電解質二次電池用の正極、非水電解質二次電池の正極用合材および非水電解質二次電池 - Google Patents

非水電解質二次電池用の正極、非水電解質二次電池の正極用合材および非水電解質二次電池 Download PDF

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昌明 久保田
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Abstract

【課題】二次電池の高エネルギー密度化に好適な不可逆容量を有する非水電解質二次電池用の正極、非水電解質二次電池の正極用合材および非水電解質二次電池を提供する。【解決手段】非水電解質二次電池用の正極は、少なくともリチウムの吸蔵放出が可能なLiCoxNiyMnzO2(x+y+z=1)、LiCo0.15Ni0.8Al0.05O2、もしくはLiNi0.5Mn1.5O4のいずれかを正極活物質として含み、正極活物質への添加剤として少なくともケイ素(Si)を含有し、ケイ素の含有量を、正極活物質100重量部に対して0.1重量部以上、15重量部以下にした。【選択図】図1

Description

本発明は、少なくともリチウムの吸蔵放出が可能な非水電解質二次電池用の正極、正極用合材および非水電解質二次電池に関する。
近年、非水電解質二次電池は、高エネルギー密度を有する等の理由から、広く普及している。このような非水電解質二次電池には、正極−負極間にリチウムイオンを移動させて充放電を行う原理が利用されている。
非水電解質二次電池に用いられる正極活物質として、コバルト酸リチウム(LiCoO2)およびニッケル酸リチウム(LiNiO2)などの層状岩塩構造を有する化合物や、マンガン酸リチウム(LiMn24)などのスピネル型構造を有する化合物などのリチウム遷移金属複合酸化物が知られている。また、これらの複合酸化物における遷移金属の一部を、他の金属で置換した化合物も提案されている。
また、負極活物質として、グラファイトやハードカーボンなどの炭素材料が一般的に使用されている。また、最近では電池のエネルギー密度向上のために、ケイ素やスズなどの高容量を有する金属系材料が検討されている。
非水電解質二次電池は、一般的に正極と比べて負極の不可逆容量が大きい。そのため、初回の充電で正極から負極に挿入されたリチウムが、放電時に負極から放出されずに負極中に残存してしまうため、正極の容量低下、および、電池の容量低下が生じる。
不可逆容量を増加させて高エネルギー密度化を図る技術として、例えば、特許文献1〜4に記載の技術が提案されている。
特許文献1には、正極層中に活物質とは別にLiyNi1xTix2(式中、0<x<0.7であり、1≦y≦1.1である)で表される化合物を添加剤として適量含有する正極を形成し、この正極を備えた非水電解液二次電池のカットオフ電位を4.2〜5.0Vに設定することにより、正極の不可逆容量を増加させることが記載されている。
特許文献2には、負極と対向する正極表面上にリチウム金属膜を形成し、初回の充電で、負極の不可逆容量分のリチウムを負極に補填することが記載されている。特許文献3には、セパレータの表面に金属リチウムを設けて負極の不可逆容量分のリチウムを負極に補填することが記載されている。
特許文献4には、リチウム付与源と、ケイ素やスズを活物質とした負極で少なくとも1サイクル充放電を行うことにより、負極の不可逆容量分のリチウムを負極に補填して、その後、不可逆容量分のリチウムを補填した負極と正極とでリチウムイオン二次電池を構築する方法が記載されている。
特開2010−129481号公報 特開2004−87251号公報 特開2007−220452号公報 特開2008−4466号公報
しかしながら、本発明者等が鋭意検討した結果、従来先行技術には以下の問題点があった。
特許文献1には、LiyNi1xTix2で表される化合物を添加剤として使用することが記載されているが、不可逆容量だけでなく、可逆容量も有するため、正極の不可逆容量を増加させるためには添加量が多くなり、電池のエネルギー密度の低下を招く。さらに、活物質としての機能も有することから、充放電を繰り返すことにより劣化が生じる場合がある。
特許文献2には、正極表面上に形成したリチウム金属膜により負極の不可逆容量を補填すると記載され、また、特許文献3には、セパレータ表面上に形成したリチウム金属膜により負極の不可逆容量を補填すると記載されている。これらリチウム金属膜を正極やセパレータに形成する方法として蒸着が推奨されているが、耐熱性の低いバインダやポリオレフィンを正極やセパレ−タに使用しているため、劣化が生じる場合がある。さらに、リチウム金属膜形成のための製造設備の増加や、形成したリチウム金属と水分の反応を抑止するための設備が必要となる。
特許文献4では、ケイ素やスズを活物質とした負極の不可逆容量を補填するための専用セルが必要であり、少なくとも1サイクルの充放電を行い、不可逆容量を補填した負極を専用セルから分離して電池を構築するとあるが、ケイ素やスズは充放電による体積変化が非常に大きいため、1サイクルでも充放電すると負極活物質の脱落が生じる場合がある。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたものであり、二次電池の高エネルギー密度化に好適な不可逆容量を有する非水電解質二次電池用の正極、非水電解質二次電池の正極用合材および非水電解質二次電池を提供することを目的としている。
上述した課題を解決するため、本発明の非水電解質二次電池の正極は、少なくともリチウムの吸蔵放出が可能な正極活物質を含み、前記正極活物質への添加剤として少なくともケイ素(Si)を含有し、前記ケイ素の含有量が、正極活物質100重量部に対して0.1重量部以上、15重量部以下であることを特徴とする。この構成によれば、ケイ素の含有量に応じた不可逆容量を得ることができ、ケイ素の含有量を、正極活物質100重量部に対して0.1質量部以上、15質量部以下にしたため、二次電池の高エネルギー密度化に好適な不可逆容量を有する正極を容易に得ることができる。さらに、この不可逆容量は4V付近で発現するので、電解液の分解やガスの発生、活物質の劣化などを抑制することができる。
上記構成において、前記正極活物質は、LiCoxNiyMnz2(x+y+z=1)、LiCo0.15Ni0.8Al0.052、もしくはLiNi0.5Mn1.54のいずれかであることを特徴とする。また、上記構成において、前記正極がさらに、導電材を含むことを特徴とする。この構成によれば、電子の伝導性を向上させることができる。また、前記正極がさらに、結着剤を含むことによって、活物質やSiなどの固着性を向上させることができる。
また、本発明の非水電解質二次電池の正極用合材は、少なくともリチウムの吸蔵放出が可能なLiCoxNiyMnz2(x+y+z=1)、LiCo0.15Ni0.8Al0.052、もしくはLiNi0.5Mn1.54のいずれかを含む正極活物質、ケイ素(Si)および結着剤を含有することを特徴とする。この正極用合材を用いることにより、二次電池の高エネルギー密度化に好適な不可逆容量を有する正極を容易に得ることができる。
また、本発明の非水電解質二次電池は、上記した正極と、リチウムの吸蔵放出が可能な負極と、これら正負極間に配置されたセパレータと、非水電解質とを備えたことを特徴とする。この構成によれば、負極の不可逆容量と同等の不可逆容量の正極を有し、高エネルギー密度の二次電池を得ることができる。
本発明の非水電解質二次電池の正極は、少なくともリチウムの吸蔵放出が可能な正極活物質を含み、前記正極活物質への添加剤として少なくともケイ素(Si)を含有し、前記ケイ素の含有量が、正極活物質100重量部に対して0.1重量部以上、15重量部以下であるため、非水電解質二次電池の高エネルギー密度化に好適な不可逆容量を有する正極を容易に得ることができる。
不可逆容量の異なる正極と負極との組み合わせを模式的に示した図である。 正極活物質を変化させたときの充放電曲線を示した図である。
本発明者等は従来技術の問題点について鋭意検討した結果、所定の正極活物質層中に、正極活物質と、該活物質とは別に正極活物質への添加剤(正極添加剤とも言う)としてケイ素(Si)を含有した電極を、非水電解質二次電池用の正極(正極板とも言う)として用いることにより、正極の不可逆容量を容易に制御できることを見出した。
本発明の実施形態に係る非水電解質二次電池用の正極について説明する。この正極は、正極活物質やSiなどを含有する正極用合材を集電体に塗布した後、乾燥により溶媒を蒸発、飛散させることにより作製される。
正極活物質は、非水電解質二次電池に使用できるものであれば特に制限されず、例えば、LiCoO2、LiNiO2、LiMn24、LiFePO4、LiCo1/3Ni1/3Mn1/32、LiCo0.15Ni0.8Al0.052、LiNi0.5Mn1.54などのリチウム金属酸化物を挙げることができる。特に、LiCoxNiyMnz2(x+y+z=1)、LiCo0.15Ni0.8Al0.052、もしくはLiNi0.5Mn1.54であることが好ましく、さらには粒子表面に数nmのカーボンがコーティングされていることが好ましい。
なお、前記正極活物質の添加量としては、正極合材全量中に75.0〜99.8質量%が好ましく、75.0質量%未満だと電池容量の増加が望めないことがある。また、99.8質量%を超えると必然的に導電材・結着剤量が減少し、内部抵抗の増大・結着性の低下から電池容量の減少を招くことがある。
なお、本発明で言うケイ素(Si)は、Si粉末、酸化Si(SiO、SiO2)、Siを含有する合金(例えば、Al−Si、Fe−Si)などを利用することができる。純度は、不純物の影響を避けるために95%以上であることが好ましく、99%以上であると特に好ましい。
正極活物質層には、正極活物質に加えて、Siが含有されており,粉末状の形態で用いられる。本発明において、Siの含有量は、正極活物質100重量部に対して0.1重量部以上、15重量部以下が好ましく、0.1重量部未満だと十分な負荷逆容量が得られず、15重量部を越えると初回放電容量の低下が激しくなる。また、Siの粒子径は、0.1μm〜50μmが好ましく、0.1μm未満では取り扱いが困難なことがある。また、Siの粒子径は、50μmを越えると均一に塗布することが難しいことがある。正極活物質層中のSiの含有量は、正極と組み合わせられる負極(負極板とも言う)の不可逆容量によって適宜調整される。
ここで、図1には、不可逆容量の異なる正極と負極との組み合わせを模式的に示した図である。図1中、正極Aは、従来の一般的な正極、つまり、負極と比べて不可逆容量が格段に小さい正極を示している。
また、図1中、正極Bは、本実施形態で用いる正極(例えば、LiCo1/3Ni1/3Mn1/32)を示している。なお、図1には、正極A、Bを、図1中の負極と各々組み合わせた場合の充放電の終了位置を模式的に示している。
図1に示すように、本実施形態では、正極Bを、負極の不可逆容量と同等の不可逆容量を有するようにSiの添加量を調整することによって、正極Aと比べて、負極の不可逆容量による電池の容量低下を抑制することができ、充放電できる電池容量、つまり、二次電池の容量を増やすことができる。
詳細には、電池設計の負極容量/正極容量の比が値1を超えるため初充電時には、電池容量は正極容量制御となる。また、初充電時に負極容量の一部が副反応によって消費されるため電池の容量として使用できる負極容量が減少し、副反応によって消費された容量が負極の不可逆容量となる。放電時の電池容量は、負極の不可逆容量によって負極制御となるため、正極に可逆容量があっても電池容量として使用できない。しかし、本実施形態では正極の不可逆容量を増やすことによって電池容量で使用可能な正極の可逆容量が増えるので、電池の容量を増加させることができる。
これによって、高エネルギー密度の非水電解質二次電池を得ることが可能になる。
正極用合材は、上述した正極活物質およびSiに加え、導電材や結着剤を更に含有することが好ましい。また、正極用合材は、更に増粘剤や分散剤を含有していても良い。
導電材は、特に限定されるものではなく、公知または市販のものを使用することができる。例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブラックなどのカーボンブラック、カーボンナノチューブ、炭素繊維、活性炭、黒鉛などが挙げられる。
なお、導電材の添加量としては、正極活物質100重量部に対して0.1〜15.0重量部が好ましく、0.1重量部未満だと内部抵抗が増加し、電池容量の増加が望めないことがある。また、15.0重量部を超えると必然的に活物質量が減少し、電池容量の減少を招くことがある。
結着剤は、特に限定されるものではなく、公知または市販のものを使用することができる。例えば、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリビニルピロリドン(PVP)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、エチレン−プロピレン共重合体、スチレンブタジエンゴム(SBR)、アクリル樹脂などが挙げられる。
なお、前記結着剤の添加量としては、正極活物質100重量部に対して0.1〜10.0重量部が好ましく、0.1重量部未満だと活物質層と集電体の結着性が落ち、活物質層の欠落に繋がることがある。また、10.0重量部を超えると必然的に活物質量が減少し、電池容量の減少を招くことがある。
溶媒は、特に限定されるものではなく、公知または市販のものを使用できる。例えば、N−メチル−2−ピロリドンが挙げられる。結着剤としてポリフッ化ビニリデンを用いる場合には、N−メチル−2−ピロリドンを溶媒に用いることが好ましい。
負極は、非水電解質二次電池に使用できるものであれば特に制限されるものではなく、リチウムの吸蔵放出が可能なグラファイト負極や金属・酸化物・合金系の負極を広く適用可能である。
負極活物質は、特に制限されるものではなく、例えば、天然黒鉛や人造黒鉛、メソカーボンマイクロビーズ(MCMB)、ハードカーボンやソフトカーボンなどの炭素材料、Al、Si、Snなどのリチウムを吸蔵放出することができる金属材料や合金材料、SiO、SiO2、チタン酸リチウム(Li4Ti512)などの酸化物材料などを用いることができる。
結着剤は、特に制限されるものではなく、例えば、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVdF)、フッ素系ゴム、スチレンブタジエンゴム、コアシェルバインダー、ポリビニルアルコール、ポリイミドやポリアミドイミドなどのイミド系樹脂などを用いることができる。
導電助材は、正極に用いるものと同様のもの、例えば、アセチレンブラック、ケッチェンブラックなどのカーボンブラック、活性炭、黒鉛などが用いられる。
正極と負極のセパレータには、一般的に用いられているポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)などの高分子膜が用いられる。また、非水電解質には、エチレンカーボネート(EC)、ジエチルカーボネート(DEC)などの有機溶媒に溶解させた六フッ化リン酸リチウム(LiPF6)、過塩素酸リチウム(LiClO4)が用いられる。
集電体は、特に限定されるものではなく、例えば、アルミニウム箔や銅箔などの金属箔、多孔質アルミニウムなどの多孔質金属などを用いることができる。
以下に、実施例および比較例を挙げて本発明をより一層詳述する。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
<実施例1>
(正極の作製)
正極活物質として、炭素被覆LiCo1/3Ni1/3Mn1/32(炭素含有量1.2±0.5重量部、炭素被覆厚さ2〜3nm)100重量部と、導電材としてアセチレンブラック3.5重量部とケッチェンブラック3.5重量部と、結着剤としてポリフッ化ビニリデン4.5重量部(固形分として)と、正極活物質への添加剤として、粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末を正極活物質100重量部に対して5重量部とを含有する正極用合材を用意し、この正極用合材を、溶媒であるN−メチル−2−ピロリドンに分散して、スラリーを調製した。
このスラリーを、集電体である厚み20μmのアルミニウム箔に塗布し(塗工量;140g/m2)、70℃で10分間乾燥させた後、所定の電極密度(2.75g/cc)になるまでプレス処理により加圧し、正極1を作製した。
(評価セルの作製)
正極1を作用極に用いた3極式評価セルを作製した。対極および参照極にはリチウム金属を用いた。電解液には、エチレンカーボネート、エチルメチルカーボネート、ジメチルカーボネートとの混合溶媒(体積比で2:5:3)にLiPF6を1.3mol/L溶解させた非水電解液を用い、セパレータには、微多孔質ポリエチレン膜を用いた。外装体には、ポリプロピレンブロックを加工した樹脂製容器を用い、作用極、対極及び参照極に設けた各端子の開放端部が外部露出するように電極群を収納封口した。
(電池試験)
上記電池を用いて、充放電特性の評価を行った。充放電試験は0.1Cで4.3Vまで充電し、0.1Cで2.75Vまで放電させた。このときの充電容量、放電容量、充電容量と放電容量の差である不可逆容量、充電容量に対する放電容量の割合である効率について調査した。
<実施例2>
LiCo0.2Ni0.5Mn0.32を正極活物質とした以外は実施例1と同様に正極2を作製した。次いで、当該正極2を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<実施例3>
LiCo0.15Ni0.8Al0.052を正極活物質とした以外は実施例1と同様に正極3を作製した。次いで、当該正極3を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<実施例4>
LiNi0.5Mn1.54を正極活物質とした以外は実施例1と同様に正極4を作製した。次いで、当該正極4を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、充放電試験を4.9Vまで充電し、3Vまで放電させた以外は実施例1と同様の電池試験を実施した。
<比較例1>
正極活物質としてLiCo1/3Ni1/3Mn1/32を用い、Si粉末を添加しなかった以外は実施例1と同様に、正極5を作製した。
正極5を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<比較例2>
正極活物質としてLiCo0.2Ni0.5Mn0.32を用い、Si粉末を添加しなかった以外は比較例1と同様に正極6を作製した。次いで、当該正極6を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<比較例3>
正極活物質としてLiCo0.15Ni0.8Al0.052を用い、Si粉末を添加しなかった以外は比較例1と同様に正極7を作製した。次いで、当該正極7を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<比較例4>
正極活物質としてLiNi0.5Mn1.54を用い、Siを添加しなかった以外は比較例1と同様に正極8を作製した。次いで、当該正極8を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例4と同様の電池試験を実施した。
夫々作製した正極1〜正極8を用いた評価セルの初回充電容量、初回放電容量、正極不可逆容量、充電容量に対する放電容量の割合である効率を表1に示す。また、正極1〜5の充放電曲線を図2に示す。
Figure 2015064977
表1、図2に示す結果から明らかなように、正極活物質100重量部に対して粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末を5重量部添加した正極1〜正極4は、Si粉末を添加していない正極5〜正極8に比べて、初回充電容量と正極不可逆容量が大きく、さらに、初回放電容量はほぼ同等であるため、低い効率(39.9%〜76.2%)である。このような性能が得られる要因は、4V(対Li)付近に、Siに由来する酸化反応が生じるためと考えられる。
<実施例5>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して0.1重量部とした以外は実施例1と同様に正極9を作製した。次いで、当該正極9を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<実施例6>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して1重量部とした以外は実施例1と同様に正極10を作製した。次いで、当該正極10を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<実施例7>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して2重量部とした以外は実施例1と同様に正極11を作製した。次いで、当該正極11を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<実施例8>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して10重量部とした以外は実施例1と同様に正極12を作製した。次いで、当該正極12を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<実施例9>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して15重量部とした以外は実施例1と同様に正極13を作製した。次いで、当該正極13を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
<比較例5>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して20重量部とした以外は実施例1と同様に正極14を作製した。次いで、当該正極14を試験極としたこと以外は実施例1と同様の評価セルを作製し、実施例1と同様の電池試験を実施した。
正極1、正極9〜正極13のSi含有量、初回充電容量、初回放電容量、正極不可逆容量、充電容量に対する放電容量の割合である効率を表2に示す。Si粉末の添加量は、正極活物質100重量部に対しての重量部を示す。
Figure 2015064977
表2に示す結果から明らかなように、正極1と正極9〜13は、正極5に比べて、初回充電容量と不可逆容量が大きい。また、正極1と正極9〜13は、正極14に比べ放電容量の低下が少ない。これにより、Si粉末の含有量が正極活物質100重量部に対して0.1重量部未満だと十分な負荷逆容量が得られず、15重量部を超えると初回放電容量の低下が激しいことが分かる。
<実施例10>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して0.1重量部とした以外は実施例2と同様に正極15を作製した。次いで、当該正極15を試験極としたこと以外は実施例2と同様の評価セルを作製し、実施例2と同様の電池試験を実施した。
<実施例11>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して1重量部とした以外は実施例2と同様に正極16を作製した。次いで、当該正極16を試験極としたこと以外は実施例2と同様の評価セルを作製し、実施例2と同様の電池試験を実施した。
<実施例12>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して2重量部とした以外は実施例2と同様に正極17を作製した。次いで、当該正極17を試験極としたこと以外は実施例2と同様の評価セルを作製し、実施例2と同様の電池試験を実施した。
<実施例13>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して10重量部とした以外は実施例2と同様に正極18を作製した。次いで、当該正極18を試験極としたこと以外は実施例2と同様の評価セルを作製し、実施例2と同様の電池試験を実施した。
<実施例14>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して15重量部とした以外は実施例2と同様に正極19を作製した。次いで、当該正極19を試験極としたこと以外は実施例2と同様の評価セルを作製し、実施例2と同様の電池試験を実施した。
<比較例6>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して20重量部とした以外は実施例2と同様に正極20を作製した。次いで、当該正極20を試験極としたこと以外は実施例2と同様の評価セルを作製し、実施例2と同様の電池試験を実施した。
正極2、正極6、正極15〜正極20のSi含有量、初回充電容量、初回放電容量、正極不可逆容量、充電容量に対する放電容量の割合である効率を表3に示す。Si粉末の添加量は、正極活物質100重量部に対しての重量部を示す。
Figure 2015064977
表3に示す結果から明らかなように、正極2と正極15〜19は、正極6に比べて、初回充電容量と不可逆容量が大きい。また、正極2と正極15〜19は、正極20に比べ放電容量の低下が少ない。これにより、Si粉末の含有量が正極活物質100重量部に対して0.1重量部未満だと十分な負荷逆容量が得られず、20重量部を超えると初回放電容量の低下が激しいことが分かる。
<実施例15>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して0.1重量部とした以外は実施例3と同様に正極21を作製した。次いで、当該正極21を試験極としたこと以外は実施例3と同様の評価セルを作製し、実施例3と同様の電池試験を実施した。
<実施例16>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して1重量部とした以外は実施例3と同様に正極22を作製した。次いで、当該正極22を試験極としたこと以外は実施例3と同様の評価セルを作製し、実施例3と同様の電池試験を実施した。
<実施例17>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して2重量部とした以外は実施例3と同様に正極23を作製した。次いで、当該正極23を試験極としたこと以外は実施例3と同様の評価セルを作製し、実施例3と同様の電池試験を実施した。
<実施例18>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して10重量部とした以外は実施例3と同様に正極24を作製した。次いで、当該正極24を試験極としたこと以外は実施例3と同様の評価セルを作製し、実施例3と同様の電池試験を実施した。
<実施例19>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して15重量部とした以外は実施例3と同様に正極25を作製した。次いで、当該正極25を試験極としたこと以外は実施例3と同様の評価セルを作製し、実施例3と同様の電池試験を実施した。
<比較例7>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して20重量部とした以外は実施例3と同様に正極26を作製した。次いで、当該正極26を試験極としたこと以外は実施例3と同様の評価セルを作製し、実施例3と同様の電池試験を実施した。
正極3、正極7、正極21〜正極26のSi含有量、初回充電容量、初回放電容量、正極不可逆容量、充電容量に対する放電容量の割合である効率を表4に示す。Si粉末の添加量は、正極活物質100重量部に対しての重量部を示す。
Figure 2015064977
表4に示す結果から明らかなように、正極3と正極21〜25は、正極7に比べて、初回充電容量と不可逆容量が大きい。また、正極3と正極21〜25は、正極26に比べ放電容量の低下が少ない。これにより、Si粉末の含有量が正極活物質100重量部に対して0.1重量部未満だと十分な負荷逆容量が得られず、20重量部を超えると初回放電容量の低下が激しいことが分かる。
<実施例20>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して0.1重量部とした以外は実施例4と同様に正極26を作製した。次いで、当該正極26を試験極としたこと以外は実施例4と同様の評価セルを作製し、実施例4と同様の電池試験を実施した。
<実施例21>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して1重量部とした以外は実施例4と同様に正極27を作製した。次いで、当該正極27を試験極としたこと以外は実施例4と同様の評価セルを作製し、実施例4と同様の電池試験を実施した。
<実施例22>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して2重量部とした以外は実施例4と同様に正極28を作製した。次いで、当該正極28を試験極としたこと以外は実施例4と同様の評価セルを作製し、実施例4と同様の電池試験を実施した。
<実施例23>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して10重量部とした以外は実施例4と同様に正極29を作製した。次いで、当該正極29を試験極としたこと以外は実施例4と同様の評価セルを作製し、実施例4と同様の電池試験を実施した。
<実施例24>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して15重量部とした以外は実施例4と同様に正極30を作製した。次いで、当該正極30を試験極としたこと以外は実施例4と同様の評価セルを作製し、実施例4と同様の電池試験を実施した。
<比較例8>
粒径が5μm、純度99.9%のSi粉末の添加量を正極活物質100重量部に対して20重量部とした以外は実施例4と同様に正極31を作製した。次いで、当該正極31を試験極としたこと以外は実施例4と同様の評価セルを作製し、実施例4と同様の電池試験を実施した。
正極4、正極8、正極26〜正極31のSi含有量、初回充電容量、初回放電容量、正極不可逆容量、充電容量に対する放電容量の割合である効率を表5に示す。Si粉末の添加量は、正極活物質100重量部に対しての重量部を示す。
Figure 2015064977
表5に示す結果から明らかなように、正極4と正極26〜30は、正極7に比べて、初回充電容量と不可逆容量が大きい。また、正極4と正極26〜30は、正極31に比べ放電容量の低下が少ない。これにより、Si粉末の含有量が正極活物質100重量部に対して0.1重量部未満だと十分な負荷逆容量が得られず、15重量部を超えると初回放電容量の低下が激しいことが分かる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、少なくともリチウムの吸蔵放出が可能なLiCoxNiyMnz2(x+y+z=1)、LiCo0.15Ni0.8Al0.052、もしくはLiNi0.5Mn1.54のいずれかを正極活物質として含み、正極活物質への添加剤として少なくともケイ素(Si)を含有するようにしたため、正極の不可逆容量を容易に制御できる。また、この不可逆容量は4V付近で発現するので、電解液の分解やガスの発生、活物質の劣化などの問題がない。
本構成では、Siの含有量を、正極活物質100重量部に対して0.1重量部以上にしたため、十分な正極不可逆容量を得ることができる。さらに、Siの含有量を、正極活物質に対して0.1重量部以上、15重量部以下にしたため、非水電解質二次電池の高エネルギー密度化に好適な不可逆容量を有する正極を容易に得ることができる。
また、本構成は、前述した特許文献1と比べて、高電圧充電を行う必要がなく、電解液の分解、ガス発生、活物質の劣化などを抑制することができる。また、特許文献2および3と比べて、正極表面上などにリチウム金属膜を蒸着する必要がないため、金属膜の劣化や金属膜形成のための設備追加などが不要である。また、特許文献4と比べて、専用セルが不要であるなどの効果も得られる。
また、正極が更に導電材を含むため、電子の伝導性を向上させることができる。また、正極が更に結着剤を含むことによって、活物質やSiなどの固着性を向上させることができる。

Claims (5)

  1. 少なくともリチウムの吸蔵放出が可能な正極活物質を含み、前記正極活物質への添加剤として少なくともケイ素(Si)を含有し、
    前記ケイ素の含有量が、正極活物質100重量部に対して0.1重量部以上、15重量部以下であることを特徴とする非水電解質二次電池用の正極。
  2. 前記正極活物質は、LiCoxNiyMnz2(x+y+z=1)、LiCo0.15Ni0.8Al0.052、もしくはLiNi0.5Mn1.54のいずれかであることを特徴とする請求項1に記載の非水電解質二次電池用の正極。
  3. 前記正極がさらに、導電材を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の非水電解質二次電池用の正極。
  4. 少なくともリチウムの吸蔵放出が可能なLiCoxNiyMnz2(x+y+z=1)、LiCo0.15Ni0.8Al0.052、もしくはLiNi0.5Mn1.54のいずれかを含む正極活物質、ケイ素(Si)および結着剤を含有することを特徴とする非水電解質二次電池の正極用合材。
  5. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の正極と、リチウムの吸蔵放出が可能な負極と、これら正負極間に配置されたセパレータと、非水電解質とを備えたことを特徴とする非水電解質二次電池。
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