JP2015054528A - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Abstract
【課題】質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成された空気入りタイヤ2の提供。【解決手段】このタイヤ2のプロファイルOLは、接地面46と一対の側面48とを備える。このプロファイルOLのうち、点PBから点PWまでのゾーンが3つの円弧により形成される。これらの円弧は、第一円弧と、この第一円弧から半径方向略外向きに延びる第二円弧と、この第二円弧からさらに半径方向略外向きに延びる第三円弧とからなる。第二円弧の曲率半径R2の第一円弧の曲率半径R1に対する比は、1.45以上3.26以下である。第三円弧の曲率半径R3の第一円弧の曲率半径R1に対する比は、0.45以上0.56以下である。このタイヤ2のサイドウォール8は、側面48から内向きに窪んだ、第一凹み50aと第二凹み50bとを備えている。【選択図】図1
Description
本発明は、空気入りタイヤに関する。
環境への配慮から、近年、低燃費な車輌の開発が進んでいる。車輌には、空気入りタイヤが装着される。空気入りタイヤは、車体を支持するとともに、路面に動力を伝える役割を担っている。タイヤは、車輌の燃費性能に影響する。
車輌の低燃費化の達成の観点から、タイヤの開発も進んでいる。この開発では、タイヤの転がり抵抗に着目した検討がなされている。この検討の一例が、特開2005−219537公報に開示されている。
タイヤの質量は、前述の、転がり抵抗に影響する。転がり抵抗の低減の観点から、タイヤの軽量化が検討されることがある。
トレッドのボリュームを低減すると、タイヤは軽くなる。この場合、トレッド面の溝は浅くなってしまう。浅い溝は、耐摩耗性に影響する。浅い溝では、排水性能が不足してしまう。
軽量化の観点から、薄いサイドウォールを採用することがある。薄いサイドウォールは、バルジ、デント等の外観不良を招来する恐れがある。薄いサイドウォールを有するタイヤは、耐衝撃性に劣る。
本発明の目的は、質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成された空気入りタイヤの提供にある。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがこのサイドウォールよりも半径方向内側に位置する一対のクリンチと、それぞれがこのクリンチよりも軸方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスとを備えている。このタイヤのプロファイルは、接地面とそれぞれがこの接地面から半径方向略内向きに延びる一対の側面とを備えている。
このタイヤでは、軸方向における両側面間距離の最大値がこのタイヤの最大幅である。このタイヤでは、上記接地面と上記側面との境界が点PBとされ、上記最大幅を示す上記側面上の地点が点PWとされ、この点PWを通り軸方向に延びる仮想直線が第一基準線とされ、この第一基準線から赤道までの半径方向長さが第一基準長さとされ、上記点PWよりも半径方向外側に位置し、かつ、上記第一基準線からの半径方向長さが上記第一基準長さの1/3に相当する上記側面上の地点が点PU1とされ、上記点PU1よりも半径方向外側に位置し、かつ、この点PU1からの半径方向長さが上記第一基準長さの1/3に相当する上記側面上の地点が点PU2とされ、半径方向における上記点PU2と上記点PU1との中間位置にある上記側面上の地点が点PU3とされ、半径方向における上記点PU2と上記点PBとの中間位置にある上記側面上の地点が点PU4とされ、上記側面の終点が点PTとされ、この点PTを通り軸方向に延びる仮想直線が第二基準線とされ、上記第二基準線から上記赤道までの半径方向長さがこのタイヤの断面高さとされ、上記第二基準線から上記点PWまでの半径方向長さが第二基準長さとされ、上記点PWよりも半径方向内側に位置し、かつ、上記第一基準線からの半径方向長さが上記第二基準長さの1/3に相当する上記側面上の地点が点PL1とされ、上記点PL1よりも半径方向内側に位置し、かつ、上記第一基準線からの半径方向長さが上記第二基準長さの11/20に相当する上記側面上の地点が点PL2とされ、そして、上記点PWにおける上記サイドウォールの厚みが基準厚みとされる。
上記側面のうち、上記点PBから上記点PWまでのゾーンは、3つの主円弧により形成されている。これらの主円弧は、第一主円弧と、この第一主円弧から半径方向略外向きに延びる第二主円弧と、この第二主円弧からさらに半径方向略外向きに延びる第三主円弧とからなる。上記第一主円弧は、上記点PW及び上記点PU1を通る。上記第二主円弧は、上記点PU1、上記点PU3及び上記点PU2を通る。上記第三主円弧は、上記点PU2、上記点PU4及び上記点PBを通る。上記第二主円弧の曲率半径RM2の上記第一主円弧の曲率半径RM1に対する比は、1.45以上3.26以下である。上記第三主円弧の曲率半径RM3の上記第一主円弧の曲率半径RM1に対する比は、0.45以上0.56以下である。上記第一主円弧の延長線は、上記点PU1と上記第一基準線に対して線対称な位置関係にある仮想点PU5を通る。
上記側面のうち、上記点PWから上記点PL2までのゾーンが第四主円弧から形成されている。上記第四主円弧は、上記点PW、上記点PL1及び上記点PL2を通る。この第四主円弧の延長線は、上記点PL1と上記第一基準線に対して線対称な位置関係にある仮想点PL3を通る。
上記サイドウォールは、上記側面から内向きに窪んだ、第一凹みと第二凹みとを備えている。上記第一凹みは、半径方向において上記点PWよりも外側に位置している。上記第二凹みは、半径方向において上記点PWよりも内側に位置している。上記第一基準線から上記第一凹みの底までの半径方向長さSUの上記断面高さに対する比は、0.08以上0.24以下である。この第一基準線から上記第二凹みの底までの半径方向長さSLの上記断面高さに対する比は、0.08以上0.24以下である。上記第一凹みの深さTUの上記基準厚みに対する比は、0.16以上0.48以下である。上記第二凹みの深さTLの上記基準厚みに対する比は、0.16以上0.48以下である。
本発明に係る空気入りタイヤでは、質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成される。
以下、適宜図面が参照されつつ、好ましい実施形態に基づいて本発明が詳細に説明される。
図1には、空気入りタイヤ2が示されている。図1において、上下方向がタイヤ2の半径方向であり、左右方向がタイヤ2の軸方向であり、紙面との垂直方向がタイヤ2の周方向である。図1において、一点鎖線CLはタイヤ2の赤道面を表わす。このタイヤ2の形状は、トレッドパターンを除き、赤道面に対して対称である。
このタイヤ2は、リム4に組み込まれている。このリム4は、正規リムである。このタイヤ2には、空気が充填されている。このタイヤ2の内圧は、正規内圧である。本発明では、タイヤ2の各部材の寸法及び角度は、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定される。測定時には、タイヤ2には荷重がかけられない。本明細書において正規リムとは、タイヤ2が依拠する規格において定められたリムを意味する。JATMA規格における「標準リム」、TRA規格における「Design Rim」、及びETRTO規格における「Measuring Rim」は、正規リムである。本明細書において正規内圧とは、タイヤ2が依拠する規格において定められた内圧を意味する。JATMA規格における「最高空気圧」、TRA規格における「TIRE LOAD LIMITS AT VARIOUS COLD INFLATION PRESSURES」に掲載された「最大値」、及びETRTO規格における「INFLATION PRESSURE」は、正規内圧である。
このタイヤ2は、トレッド6、サイドウォール8、クリンチ10、ビード12、カーカス14、ベルト16、バンド18、インナーライナー20及びクッション層22を備えている。このタイヤ2は、チューブレスタイプである。このタイヤ2は、乗用車に装着される。
トレッド6は、半径方向外向きに凸な形状を呈している。トレッド6は、路面と接触するトレッド面24を形成する。トレッド面24には、溝26が刻まれている。この溝26により、トレッドパターンが形成されている。図示されていないが、トレッド6は、ベース層とキャップ層とを有している。キャップ層は、ベース層の半径方向外側に位置している。キャップ層は、ベース層に積層されている。ベース層は、接着性に優れた架橋ゴムからなる。ベース層の典型的な基材ゴムは、天然ゴムである。キャップ層は、耐摩耗性、耐熱性及びグリップ性に優れた架橋ゴムからなる。
サイドウォール8は、トレッド6の端から半径方向略内向きに延びている。サイドウォール8の半径方向外側端は、トレッド6と接合されている。サイドウォール8の半径方向内側端は、クリンチ10と接合されている。サイドウォール8は、耐カット性及び耐候性に優れた架橋ゴムからなる。サイドウォール8は、軸方向においてカーカス14よりも外側に位置している。サイドウォール8は、カーカス14の損傷を防止する。
クリンチ10は、サイドウォール8の半径方向内側に位置している。クリンチ10は、軸方向において、ビード12及びカーカス14よりも外側に位置している。クリンチ10は、耐摩耗性に優れた架橋ゴムからなる。クリンチ10は、リム4のフランジ28と当接する。
ビード12は、クリンチ10よりも軸方向内側に位置している。ビード12は、コア30と、このコア30から半径方向外向きに延びるエイペックス32とを備えている。コア30はリング状であり、巻回された非伸縮性ワイヤーを含む。ワイヤーの典型的な材質は、スチールである。エイペックス32は、半径方向外向きに先細りである。エイペックス32は、高硬度な架橋ゴムからなる。
カーカス14は、カーカスプライ34からなる。カーカスプライ34は、両側のビード12の間に架け渡されている。カーカスプライ34は、トレッド6及びサイドウォール8の内側に沿っている。カーカスプライ34は、コア30の周りにて、軸方向内側から外側に向かって折り返されている。この折り返しにより、カーカスプライ34には、主部34aと折り返し部34bとが形成されている。
カーカスプライ34は、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。それぞれのコードが赤道面に対してなす角度の絶対値は、75°から90°である。換言すれば、このカーカス14はラジアル構造を有する。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維として、ポリエチレンテレフタレート繊維、ナイロン繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。カーカス14が、2枚以上のカーカスプライ34から形成されてもよい。
ベルト16は、トレッド6の半径方向内側に位置している。ベルト16は、カーカス14と積層されている。ベルト16は、カーカス14を補強する。ベルト16の軸方向幅は、タイヤ2の最大幅の0.7倍以上が好ましい。
このタイヤ2のベルト16は、内側層36a及び外側層36bからなる。図1から明らかなように、外側層36bは内側層36aの半径方向外側に位置している。軸方向において、外側層36bの幅は内側層36aの幅よりも若干小さい。外側層36bの軸方向幅は、通常、内側層36aの軸方向幅の0.85倍以上0.95倍以下である。
図示されていないが、内側層36a及び外側層36bのそれぞれは、並列された多数のコードとトッピングゴムとからなる。言い換えれば、ベルト16は並列された多数のコードを含んでいる。各コードは、赤道面に対して傾斜している。傾斜角度の絶対値は、通常は10°以上35°以下である。内側層36aのコードの赤道面に対する傾斜方向は、外側層36bのコードの赤道面に対する傾斜方向とは逆である。コードの好ましい材質は、スチールである。コードに、有機繊維が用いられてもよい。ベルト16が、3以上の層36を備えてもよい。
バンド18は、ベルト16の半径方向外側に位置している。軸方向において、バンド18の幅はベルト16の幅よりも大きい。図示されていないが、このバンド18は、コードとトッピングゴムとからなる。コードは、螺旋状に巻かれている。このバンド18は、いわゆるジョイントレス構造を有する。コードは、実質的に周方向に延びている。周方向に対するコードの角度は、5°以下、さらには2°以下である。このコードによりベルト16が拘束されるので、ベルト16のリフティングが抑制される。バンド18の軸方向幅は、ベルトの軸方向幅の1.05倍以上が好ましく、1.10倍以下が好ましい。コードは、有機繊維からなる。好ましい有機繊維としては、ナイロン繊維、ポリエチレンテレフタレート繊維、レーヨン繊維、ポリエチレンナフタレート繊維及びアラミド繊維が例示される。
ベルト16及びバンド18は、補強層を構成している。ベルト16のみから、補強層が構成されてもよい。バンド18のみから、補強層が構成されてもよい。
インナーライナー20は、カーカス14の内側に位置している。インナーライナー20は、カーカス14の内面に接合されている。インナーライナー20は、架橋ゴムからなる。インナーライナー20には、空気遮蔽性に優れたゴムが用いられている。インナーライナー20の典型的な基材ゴムは、ブチルゴム又はハロゲン化ブチルゴムである。インナーライナー20は、タイヤ2の内圧を保持する。
クッション層22は、ベルト16の端の近くにおいて、カーカス14と積層されている。クッション層22は、軟質な架橋ゴムからなる。クッション層22は、ベルト16の端の応力を吸収する。このクッション層22により、ベルト16のリフティングが抑制される。このクッション層22は、トレッドルースケーシング(Tread Loose Casing;TLC)の発生防止に寄与しうる。
このタイヤ2は、次のようにして製造される。図示されていないが、このタイヤ2の製造方法では、フォーマーのドラム上で、トレッド6、サイドウォール8等の部材が組み合わされる。これにより、ローカバーが得られる。ローカバーは、未架橋のタイヤ2である。ローカバーが組み立てられる工程は、成形工程とも称されている。
ローカバーは、モールドに投入される。このとき、ブラダーはローカバーの内側に位置している。ブラダーにガスが充填されると、ブラダーは膨張する。これにより、ローカバーは変形する。モールドが締められ、ブラダーの内圧が高められる。なお、ブラダーに代えて中子が用いられてもよい。中子は、トロイダル状の外面を備える。この外面は、空気が充填されその内圧が正規内圧の5%に保持された状態にあるタイヤ2の内面の形状に近似される。
図2に示されているのは、モールド38が締められたときの様子である。モールド38が締められると、ローカバー40はモールド38とブラダー42とに挟まれて加圧される。ローカバー40は、モールド38及びブラダー42からの熱伝導により、加熱される。加圧と加熱とにより、ローカバー40のゴム組成物が流動する。加熱によりゴム組成物が架橋反応を起こし、図1に示されたタイヤ2が得られる。ローカバー40が加圧及び加熱される工程は、架橋工程とも称されている。
架橋工程では、膨張したブラダー42がモールド38のキャビティ面44にローカバー40を押し付ける。ゴムは、流動し、キャビティ面44にめり込む。これにより、タイヤ2の外面が形成される。この外面には、前述のトレッド面24の溝26が含まれる。サイドウォール8に文字、記号等の装飾物が設けられている場合は、この装飾物もこの外面に含まれる。
本発明では、外面の輪郭はプロファイルと称される。このプロファイルは、タイヤ2が正規リムに組み込まれ、正規内圧となるようにタイヤ2に空気が充填された状態で測定された寸法に基づいて決められる。なお、この外面の一部をなすトレッド面24に溝26がある場合は、この溝26がないと仮定して得られる仮想トレッド面を用いてプロファイルは表される。サイドウォール8に装飾物が設けられている場合は、この装飾物がないと仮定して得られる、サイドウォール8の仮想外面を用いて、このプロファイルは表される。
図1において、このタイヤ2のプロファイルが実線OLで表されている。このプロファイルOLは、接地面46と、この接地面46から半径方向略内向きに延びる側面48とを備えている。図1中、点PBは接地面46と側面48との境界を表している。この点PBは、正規内圧の状態にあるタイヤ2に正規荷重を付加したときにこのタイヤ2が路面と接触している部分のうち、軸方向において最も外側に位置する端により表される。本発明では、プロファイルOLのうち、左側の点PB(図示されず)から右側の点PBまでのゾーンが接地面46とされる。
このタイヤ2は、軸方向における左右の側面48の間において最大幅を有する。言い換えれば、軸方向における両側面48の間の距離の最大値が、このタイヤ2の最大幅である。図1では、最大幅を示す側面48上の地点が点PWで表されている。実線LBは、この点PWを通り軸方向に延びる仮想直線である。本発明では、この実線LBは第一基準線と称される。
図中、符号PEで示されているのは接地面46と赤道面との交点である。本発明において、この交点PEは赤道と称される。実線LEは、この赤道PEを通り軸方向に延びる仮想直線を表している。このタイヤ2の外径は、この実線LEにより規定される。
図1において、両矢印HAは第一基準線LBから実線LEまでの半径方向長さを表している。この長さHAは、第一基準線LBから赤道PEまでの半径方向長さである。本発明では、この長さHAは第一基準長さと称される。
図中、点PTで表されているのはこのタイヤ2のトゥである。点PTは、側面48の終点でもある。実線BBLは、この点PTを通り軸方向に延びる仮想直線を表している。本発明では、この実線BBLは第二基準線と称される。
図1において、両矢印HBは第二基準線BBLから第一基準線LBまでの半径方向長さを表している。この長さHBは、第二基準線BBLから点PWまでの半径方向長さである。本発明では、この長さHBは第二基準長さと称される。
図1において、両矢印HSは第二基準線BBLから実線LEまでの半径方向長さを表している。この長さHSは、第二基準線BBLから赤道PEまでの半径方向長さである。この長さHSは、このタイヤ2の断面高さである。
図3には、図1に示されたタイヤ2の一部が示されている。この図3において、点PU1は、点PWよりも半径方向外側に位置する側面48上の地点である。両矢印HU1は、第一基準線LBからこの点PU1までの半径方向長さを表している。このタイヤ2では、長さHU1は、第一基準長さHAの1/3である。点PU1は、点PWよりも半径方向外側に位置し、かつ、第一基準線LBからの半径方向長さが第一基準長さHAの1/3に相当する側面48上の地点である。
点PU2は、点PU1よりも半径方向外側に位置する側面48上の地点である。両矢印HU2は、点PU1からこの点PU2までの半径方向長さを表している。このタイヤ2では、長さHU2は、第一基準長さHAの1/3である。点PU2は、点PU1よりも半径方向外側に位置し、かつ、この点PU1からの半径方向長さが第一基準長さHAの1/3に相当する側面48上の地点である。
点PU3は、半径方向における点PU2と点PU1との中間位置にある側面48上の地点である。点PU4は、半径方向における点PU2と点PBとの中間位置にある側面48上の地点である。
このタイヤ2では、外面のプロファイルOLをなす側面48のうち、点PBから点PWまでのゾーンは3つの主円弧により形成されている。これらの主円弧は、第一主円弧と、第二主円弧と、第三主円弧とからなる。
第一主円弧は、点PWから半径方向略外向きに延びている。第一主円弧は、点PW及び点PU1を通る。図3において、矢印RM1で示されているのは、この第一主円弧の曲率半径である。
図3において、点PU5は点PU1と第一基準線LBに対して線対称な位置関係にある仮想点である。二点鎖線LUで示されているのは、第一主円弧の延長線である。図から明らかなように、この第一主円弧の延長線LUは仮想点PU5を通る。前述したように、第一主円弧は点PW及び点P1を通る。このタイヤ2では、第一主円弧の中心は第一基準線LB上に存在している。
第二主円弧は、第一主円弧から半径方向略外向きに延びている。第二主円弧は、点PU1、点PU3及び点PU2を通る。図3において、矢印RM2で示されているのは、この第二主円弧の曲率半径である。図示されていないが、このタイヤ2では、第二主円弧の中心は点PU1と第一主円弧の中心とを通る直線上に存在している。言い換えれば、第二主円弧は第一主円弧と点PU1において接している。点PU1は、第一主円弧と第二主円弧との接点である。点PU1は、第一主円弧と第二主円弧との境界でもある。
第三主円弧は、第二主円弧から半径方向略外向きに延びている。第三主円弧は、点PU2、点PU4及び点PBを通る。図3において、矢印RM3で示されているのは、この第三主円弧の曲率半径である。図示されていないが、このタイヤ2では、第三主円弧の中心は点PU2と第二主円弧の中心とを通る直線上に存在している。言い換えれば、第三主円弧は第二主円弧と点PU2において接している。点PU2は、第二主円弧と第三主円弧との接点である。点P2は、第二主円弧と第三主円弧との境界でもある。
図4には、図1に示されたタイヤ2の他の一部が示されている。この図4において、点PL1は、点PWよりも半径方向内側に位置する側面48上の地点である。両矢印HL1は、第一基準線LBからこの点PL1までの半径方向長さを表している。このタイヤ2では、長さHL1は、第二基準長さHBの1/3である。点PL1は、点PWよりも半径方向内側に位置し、かつ、第一基準線LBからの半径方向長さが第二基準長さHBの1/3に相当する側面48上の地点である。
点PL2は、点PL1よりも半径方向内側に位置する側面48上の地点である。両矢印HL2は、第一基準線LBからこの点PL2までの半径方向長さを表している。このタイヤ2では、長さHL2は、第二基準長さHBの11/20である。点PL2は、点PL1よりも半径方向内側に位置し、かつ、第一基準線LBからの半径方向長さが第二基準長さHBの11/20に相当する側面48上の地点である。このタイヤ2では、点PL2はサイドウォール8とクリンチ10との境界上にある。
このタイヤ2では、外面のプロファイルOLをなす側面48のうち、点PWから点PL2までのゾーンは一つの主円弧により形成されている。本発明では、この主円弧は第四主円弧と称される。
第四主円弧は、点PWから半径方向略内向きに延びている。第四主円弧は、点PW、点PL1及び点PL2を通る。図4において、矢印RM4で示されているのは、この第四主円弧の曲率半径である。
図4において、点PL3は、点PL1と第一基準線LBに対して線対称な位置関係にある仮想点である。二点鎖線LLで示されているのは、第四主円弧の延長線である。図から明らかなように、この第四主円弧の延長線LLは仮想点PL3を通る。前述したように、第四主円弧は点PW及び点PL1を通る。このタイヤ2では、第四主円弧の中心は第一基準線LB上に存在している。
このタイヤ2では、図3に示されているように、接地面46と第一主円弧との間には第三主円弧及び第二主円弧が存在している。従来のタイヤでは、このタイヤ2の接地面46に相当する接地面と、このタイヤ2の第一主円弧に相当する円弧とは直線で繋げられる。このため、従来のタイヤは、第一主円弧に相当する円弧と直線との境界付近が窪むように撓む。撓み方が特異であるため、従来のタイヤは、変形に伴って生じるエネルギーをサイドウォールの撓みで十分に吸収できない。従来のタイヤでは、転がり抵抗の低減を期待できない。これに対して本発明のタイヤ2は、接地面46が第三主円弧及び第二主円弧を介して第一主円弧と繋げられているので、窪むことなく適正に撓む。このタイヤ2では、サイドウォール8の部分の撓みが変形に伴って生じるエネルギーを十分に吸収する。このタイヤ2では、転がり抵抗が低減される。
このタイヤ2では、点PBから点PU1までのゾーン、言い換えれば、このタイヤ2のショルダーからバットレスまでの部分は、窪みを生じることなく撓む。このタイヤ2では、この窪みに起因した屈曲が生じないので、この屈曲が繰り返されることによる、転がり抵抗の上昇が防止されている。このタイヤ2では、転がり抵抗がさらに低減される。
このタイヤ2では、プロファイルOLの最適化により転がり抵抗の低減が達成されている。このため、トレッド6、サイドウォール8、ベルト16等のボリュームを減らすことなく、転がり抵抗の低減が達成される。本発明によれば、質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成されたタイヤ2が得られる。
このタイヤ2では、第二円弧の曲率半径RM2の第一円弧の曲率半径RM1に対する比は1.45以上3.26以下である。この比が1.45以上に設定されることにより、サイドウォール8の撓みが適正にコントロールされる。このタイヤ2では、転がり抵抗が効果的に低減される。この比が3.26以下に設定されることにより、点PBから点PU1までのゾーンにおける、カーカス14からプロファイルOLまでの距離が適正とされたタイヤ2が得られる。このタイヤ2では、プロファイルOLが転がり抵抗の低減に有効に機能しうる。
このタイヤ2では、第三円弧の曲率半径RM3の第一円弧の曲率半径RM1に対する比は0.45以上0.56以下である。このタイヤ2では、ショルダーが一様な接地圧で路面と接触する。このプロファイルOLは、肩落ち摩耗のような偏摩耗の発生防止に寄与しうる。
質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成されるとの観点から、特に、このタイヤ2のサイズが195/65R15で表される場合においては、第二円弧の曲率半径RM2は80mm以上180mm以下が好ましい。第三円弧の曲率半径RM3は25mm以上31mm以下が好ましい。
このタイヤ2では、好ましくは、第四主円弧の曲率半径RM4は第一主円弧の曲率半径RM1よりも大きい。このタイヤ2がリム4に組み込まれたとき、このリム4の側に位置する、点PWよりも半径方向内側の部分が車体の支持に効果的に寄与しうる。この観点から、曲率半径RM4の曲率半径RM1に対する比は、1よりも大きいのが好ましく、1.30以上がより好ましい。サイド部における撓みが適切に維持されるとの観点から、この比は1.45以下が好ましい。
図5には、図1に示されたタイヤ2のプロファイルOLのうち、点PU3から点PL2までのゾーンが示されている。図から明らかなように、このタイヤ2のサイドウォール8には、2つの凹み50が設けられている。
このタイヤ2では、サイドウォール8に設けられた2つの凹み50は、側面48から内向きに窪んでいる。本発明では、半径方向において点PWよりも外側に位置する凹み50aは第一凹みと称される。半径方向において点PWよりも内側に位置する凹み50bは、第二凹みと称される。このタイヤ2のサイドウォール8は、側面48から内向きに窪んだ、第一凹み50aと第二凹み50bとを備えている。
図5において、点PSUで示されているのは第一凹み50aの底である。点PU6は、半径方向における点PWと点PSUとの中間位置にある、サイドウォール8の外面上の地点である。点PU7は、半径方向における点PSUと点PU3との中間位置にあるサイドウォール8の外面上の地点である。
このタイヤ2では、第一凹み50aの輪郭は2つの副円弧により形成されている。これらの副円弧は、第一副円弧と、第二副円弧とからなる。
第一副円弧は、点PWから半径方向略外向きに延びている。第一副円弧は、点PW、点PU6及び点PSUを通る。図5において、矢印RS1で示されているのは、この第一副円弧の曲率半径である。図示されていないが、このタイヤ2では、第一副円弧の中心は第一基準線LB上に存在している。第一副円弧は、第一主円弧と点PWにおいて接している。
第二副円弧は、第一副円弧から半径方向略外向きに延びている。第二副円弧は、点PSU、点PU7及び点PU3を通る。図5において、矢印RS2で示されているのは、この第二副円弧の曲率半径である。図示されていないが、このタイヤ2では、第二副円弧の中心は点PU3と第二主円弧の中心とを通る直線上に存在している。言い換えれば、第二副円弧は第二主円弧と点PU3において接している。点PU3は、第二副円弧と第二主円弧との接点である。点PU3は、第二副円弧と第二主円弧との境界でもある。
このタイヤ2では、第一副円弧の中心は、点PSUと第二副円弧の中心とを通る直線上に存在していない。第二副円弧の中心は、点PSUと第一副円弧の中心とを通る直線上に存在していない。このタイヤ2では、第一副円弧と第二副円弧とは点PSUにおいて接していない。第一副円弧を表す円弧と第二副円弧を表す円弧とは、点PSUにおいて交差している。点PSUは、第一副円弧と第二副円弧との境界であるが、接点ではない。
図5において、点PSLで示されているのは第二凹み50bの底である。点PL4は、半径方向における点PWと点PSLとの中間位置にある、サイドウォール8の外面上の地点である。点PL5は、半径方向における点PSLと点PL2との中間位置にある、サイドウォール8の外面上の地点である。
このタイヤ2では、第二凹み50bの輪郭は2つの副円弧により形成されている。これらの副円弧は、第三副円弧と、第四副円弧とからなる。
第三副円弧は、点PWから半径方向略内向きに延びている。第三副円弧は、点PW、点PL4及び点PSLを通る。図5において、矢印RS3で示されているのは、この第三副円弧の曲率半径である。図示されていないが、このタイヤ2では、第三副円弧の中心は第一基準線LB上に存在している。第三副円弧は、第一主円弧と点PWにおいて接している。
第四副円弧は、第三副円弧から半径方向略内向きに延びている。第四副円弧は、点PSL、点PL5及び点PL2を通る。図5において、矢印RS4で示されているのは、この第四副円弧の曲率半径である。図示されていないが、このタイヤ2では、第四副円弧の中心は点PL2と第四主円弧の中心とを通る直線上に存在している。言い換えれば、第四副円弧は第四主円弧と点PL2において接している。点PL2は、第四副円弧と第四主円弧との接点である。
このタイヤ2では、第三副円弧の中心は、点PSLと第四副円弧の中心とを通る直線上に存在していない。第四副円弧の中心は、点PSLと第三副円弧の中心とを通る直線上に存在していない。このタイヤ2では、第三副円弧と第四副円弧とは点PSLにおいて接していない。第三副円弧を表す円弧と第四副円弧を表す円弧とは、点PSLにおいて交差している。点PSLは、第三副円弧と第四副円弧との境界であるが、接点ではない。
図5において、両矢印Eは点PWにおけるサイドウォール8の厚みを表している。この厚みEは、基準厚みとも称される。この基準厚みEは、第一基準線LBに沿って計測される、カーカス14の外面から点PWまでの長さにより表される。両矢印SUは、第一基準線LBから第一凹み50aの底としての点PSUまでの半径方向長さを表している。両矢印SLは第一基準線LBから第二凹み50bの底としての点PSLまでの半径方向長さを表している。両矢印TUは、第一凹み50aの深さを示している。この深さTUは、側面48から点PSUまでの長さにより表される。両矢印TLは、第二凹み50bの深さを示している。この深さTLは、側面48から点PSLまでの長さにより表される。
このタイヤ2では、点PWよりも半径方向外側に第一凹み50aが設けられている。この第一凹み50aは、このタイヤ2のサイドウォール8の部分(以下、サイド部)の撓みに寄与しうる。後述するように、このタイヤ2では、この第一凹み50aの位置及び深さが適切に調整されている。このタイヤ2では、トレッド6の動きが効果的に抑えられるとともに、主に最大幅付近においてサイド部は撓む。これにより、変形に伴って生じるエネルギーが十分に吸収されるので、このタイヤ2の転がり抵抗はこの第一凹み50aが設けられていないタイヤに比べて十分に低減される。本発明によれば、質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成されたタイヤ2が得られる。
このタイヤ2では、半径方向長さSUの断面高さHSに対する比は0.08以上0.24以下である。これにより、第一凹み50aが適切な位置に配置される。サイド部が最大幅付近において撓むので、このタイヤ2の転がり抵抗が従来のタイヤに比べて十分に低減される。
このタイヤ2では、深さTUの基準厚みEに対する比は、0.16以上0.48以下である。この比が0.16以上に設定されることにより、第一凹み50aが撓みに効果的に寄与しうる。この比が0.48以下に設定されることにより、バルジ、デント等の外観不良の発生が防止されると共に、耐衝撃性が適切に維持される。
このタイヤ2では、適正な位置に、適正な形状を有する第一凹み50aが得られるとの観点から、第一副円弧の曲率半径RS1の第一主円弧の曲率半径RM1に対する比は、0.45以上が好ましく、1.18以下が好ましい。同様の観点から、第二副円弧の曲率半径RS2の第一主円弧の曲率半径RM1に対する比は、0.63以上が好ましく、1.54以下が好ましい。
質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成されるとの観点から、特に、このタイヤ2のサイズが195/65R15で表される場合においては、半径方向高さSUは、10mm以上30mm以下が好ましい。深さTUは、0.4mm以上1.2mm以下が好ましい。半径方向高さSUが10mm以上30mm以下とされ、深さTUが0.4mm以上1.2mm以下とされたタイヤ2が得られるとの観点から、第一副円弧の曲率半径RS1は25mm以上65mm以下が好ましい。第二副円弧の曲率半径RS2は、35mm以上85mm以下が好ましい。
このタイヤ2では、点PWよりも半径方向内側に第二凹み50bが設けられている。この第二凹み50bは、サイド部の撓みに寄与しうる。後述するように、このタイヤ2では、この第二凹み50bの位置及び深さが適切に調整されている。このタイヤ2では、トレッド6の動きが効果的に抑えられるとともに、主に最大幅付近においてサイド部は撓む。これにより、変形に伴って生じるエネルギーが十分に吸収されるので、このタイヤ2の転がり抵抗はこの第二凹み50bが設けられていないタイヤに比べて十分に低減される。本発明によれば、質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成されたタイヤ2が得られる。
このタイヤ2では、半径方向長さSLの断面高さHSに対する比は0.08以上0.24以下である。これにより、第二凹み50bが適切な位置に配置される。サイド部が最大幅付近において撓むので、このタイヤ2の転がり抵抗が従来のタイヤに比べて十分に低減される。
このタイヤ2では、深さTLの基準厚みEに対する比は、0.16以上0.48以下である。この比が0.16以上に設定されることにより、第二凹み50bが撓みに効果的に寄与しうる。この比が0.48以下に設定されることにより、バルジ、デント等の外観不良の発生が防止されると共に、耐衝撃性が適切に維持される。
このタイヤ2では、適正な位置に、適正な形状を有する第二凹み50bが得られるとの観点から、第三副円弧の曲率半径RS3の第四主円弧の曲率半径RM4に対する比は、0.39以上が好ましく、0.91以下が好ましい。同様の観点から、第四副円弧の曲率半径RS4の第四主円弧の曲率半径RM4に対する比は、0.65以上が好ましく、1.95以下が好ましい。
質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成されるとの観点から、特に、このタイヤ2のサイズが195/65R15で表される場合においては、半径方向高さSLは、10mm以上30mm以下が好ましい。深さTLは、0.4mm以上1.2mm以下が好ましい。半径方向高さSLが10mm以上30mm以下とされ、深さTLが0.4mm以上1.2mm以下とされたタイヤ2が得られるとの観点から、第三副円弧の曲率半径RS3は30mm以上70mm以下が好ましい。第四副円弧の曲率半径RS4は、50mm以上150mm以下が好ましい。
このタイヤ2では、半径方向長さSUは半径方向長さSLと同等であるのが好ましい。これにより、第一基準線LBに対する第一凹み50aの位置と、この第一基準線LBに対する第二凹み50bの位置とが同等とされる。このタイヤ2では、主に最大幅付近においてサイド部は撓む。しかもトレッド6の動きが、効果的に抑えられる。このタイヤ2の転がり抵抗は、かなり小さい。本発明によれば、質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成されたタイヤ2が得られる。
このタイヤ2では、深さTUは深さTLと同等であるのが好ましい。このタイヤ2では、第一凹み50aに起因した撓みの程度と、第二凹み50bに起因した撓みの程度とが略同等とされる。このタイヤ2では、主に最大幅付近においてサイド部は撓む。しかもトレッド6の動きが、効果的に抑えられる。このタイヤ2の転がり抵抗は、かなり小さい。本発明によれば、質量への影響を考慮することなく、転がり抵抗の低減が達成されたタイヤ2が得られる。
以下、実施例によって本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではない。
[実施例1]
図1に示された基本構成を備え、下記の表1に示された実施例1の空気入りタイヤを得た。タイヤのサイズは、195/65R15とされた。この実施例1では、タイヤの断面高さHSは125.0mmであった。点PWにおけるサイドウォールの厚みは、2.5mmであった。そして、この実施例1の側面のうち、点PBから点PWまでのゾーンは、第一主円弧、第二主円弧及び第三主円弧により形成された。第一主円弧の曲率半径RM1は、55.3mmとされた。第二主円弧の曲率半径RM2は、130.0mmとされた。第三主円弧の曲率半径RM3は、28.0mmとされた。この側面のうち、点PWから点PL2までのゾーンは、第四主円弧から形成された。第四円弧の曲率半径RM1は、76.8mmとされた。これにより、この実施例1では、比(RM2/RM1)は2.35とされた。比(RM3/RM1)は0.51とされた。比(RM4/RM1)は、1.39とされた。なお、第二主円弧は、点PU1において、第一主円弧と接している。第三主円弧は、点PU2において、第二主円弧と接している。第四主円弧は、点PWにおいて、第一主円弧と接している。
図1に示された基本構成を備え、下記の表1に示された実施例1の空気入りタイヤを得た。タイヤのサイズは、195/65R15とされた。この実施例1では、タイヤの断面高さHSは125.0mmであった。点PWにおけるサイドウォールの厚みは、2.5mmであった。そして、この実施例1の側面のうち、点PBから点PWまでのゾーンは、第一主円弧、第二主円弧及び第三主円弧により形成された。第一主円弧の曲率半径RM1は、55.3mmとされた。第二主円弧の曲率半径RM2は、130.0mmとされた。第三主円弧の曲率半径RM3は、28.0mmとされた。この側面のうち、点PWから点PL2までのゾーンは、第四主円弧から形成された。第四円弧の曲率半径RM1は、76.8mmとされた。これにより、この実施例1では、比(RM2/RM1)は2.35とされた。比(RM3/RM1)は0.51とされた。比(RM4/RM1)は、1.39とされた。なお、第二主円弧は、点PU1において、第一主円弧と接している。第三主円弧は、点PU2において、第二主円弧と接している。第四主円弧は、点PWにおいて、第一主円弧と接している。
サイドウォールには、第一凹み及び第二凹みが設けられた。第一凹みの輪郭は、第一副円弧及び第二副円弧から形成された。第一副円弧の曲率半径RS1は、45.0mmとされた。第二副円弧の曲率半径RS2は、60.3mmとされた。これにより、第一基準線から第一凹みの底までの半径方向高さSUは20.0mmとされた。第一凹みの深さTUは、0.8mmとされた。比(RS1/RM1)は、0.81であった。比(RS2/RM1)は、1.09であった。比(SU/HS)は、0.16であった。比(TU/E)は、0.32であった。なお、第一副円弧は、点PWにおいて、第一主円弧と接している。第二副円弧は、点PU3において、第二主円弧と接している。
第二凹みの輪郭は、第三副円弧及び第四副円弧から形成された。第三副円弧の曲率半径RS3は、50.0mmとされた。第四副円弧の曲率半径RS4は、100.0mmとされた。これにより、第一基準線から第一凹みの底までの半径方向高さSUは20.0mmとされた。第一凹みの深さTUは、0.8mmとされた。比(RS3/RM4)は、0.65であった。比(RS4/RM4)は、1.30であった。比(SL/HS)は、0.16であった。比(TL/E)は、0.32であった。なお、第三副円弧は、点PWにおいて、第四主円弧と接している。第四副円弧は、点PL2において、第四主円弧と接している。
[比較例1]
第一主円弧と第三主円弧とを円弧ではなく直線で繋げ、半径RM1、半径RM3及び半径RM4を下記の表1の通りとするとともに、第一凹み及び第二凹みを設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。
第一主円弧と第三主円弧とを円弧ではなく直線で繋げ、半径RM1、半径RM3及び半径RM4を下記の表1の通りとするとともに、第一凹み及び第二凹みを設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。
[比較例2]
第一主円弧と第三主円弧とを円弧ではなく直線で繋げ、半径RM1、半径RM3、半径RM4、半径RS1、半径RS2、半径RS3及び半径RS4を下記の表1の通りとして、サイドウォールに第一凹み及び第二凹みを設けた他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。
第一主円弧と第三主円弧とを円弧ではなく直線で繋げ、半径RM1、半径RM3、半径RM4、半径RS1、半径RS2、半径RS3及び半径RS4を下記の表1の通りとして、サイドウォールに第一凹み及び第二凹みを設けた他は実施例1と同様にして、比較例1のタイヤを得た。
[比較例3]
第一凹み及び第二凹みを設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例3のタイヤを得た。
第一凹み及び第二凹みを設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例3のタイヤを得た。
[比較例4]
第二凹みを設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例4のタイヤを得た。
第二凹みを設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例4のタイヤを得た。
[比較例5]
第一凹みを設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例5のタイヤを得た。
第一凹みを設けなかった他は実施例1と同様にして、比較例5のタイヤを得た。
[実施例2−29及び比較例6−9]
半径RM1、半径RM2、半径RM3、半径RM4、半径RS1、半径RS2、半径RS3及び半径RS4を調整して、比(RM2/RM1)、比(RM3/RM1)、比(RS1/RM1)、比(RS2/RM1)、比(RS4/RM4)、比(RS3/RM4)、高さSU、深さTU、比(SU/HS)、比(TU/E)、高さSL、深さTL、比(SL/HS)及び比(TL/E)を下記の表2から表8の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−29及び比較例6−9のタイヤを得た。
半径RM1、半径RM2、半径RM3、半径RM4、半径RS1、半径RS2、半径RS3及び半径RS4を調整して、比(RM2/RM1)、比(RM3/RM1)、比(RS1/RM1)、比(RS2/RM1)、比(RS4/RM4)、比(RS3/RM4)、高さSU、深さTU、比(SU/HS)、比(TU/E)、高さSL、深さTL、比(SL/HS)及び比(TL/E)を下記の表2から表8の通りとした他は実施例1と同様にして、実施例2−29及び比較例6−9のタイヤを得た。
[質量及び転がり抵抗]
下記の条件にて、有限要素法(Finite Element Method;FEM)による解析を行い、タイヤの質量及び転がり抵抗を算出した。この結果が、比較例5を100とした指数で下記の表1から表6に示されている。質量の指数は、数値が小さいほど軽いことを表している。転がり抵抗の指数は、数値が小さいほど転がり抵抗が小さいことを表している。したがって、転がり抵抗については、数値が小さいほど好ましい。
リム:6.0JJ
内圧:230kPa
荷重:4.24kN
下記の条件にて、有限要素法(Finite Element Method;FEM)による解析を行い、タイヤの質量及び転がり抵抗を算出した。この結果が、比較例5を100とした指数で下記の表1から表6に示されている。質量の指数は、数値が小さいほど軽いことを表している。転がり抵抗の指数は、数値が小さいほど転がり抵抗が小さいことを表している。したがって、転がり抵抗については、数値が小さいほど好ましい。
リム:6.0JJ
内圧:230kPa
荷重:4.24kN
表1から表8に示されるように、実施例のタイヤでは、比較例のタイヤに比べて評価が高い。この評価結果から、本発明の優位性は明らかである。
以上説明されたタイヤは、種々の車輌にも適用されうる。
2・・・タイヤ
4・・・リム
6・・・トレッド
8・・・サイドウォール
10・・・クリンチ
12・・・ビード
14・・・カーカス
38・・・モールド
40・・・ローカバー
42・・・ブラダー
44・・・キャビティ面
46・・・接地面
48・・・側面
50、50a、50b・・・凹み
4・・・リム
6・・・トレッド
8・・・サイドウォール
10・・・クリンチ
12・・・ビード
14・・・カーカス
38・・・モールド
40・・・ローカバー
42・・・ブラダー
44・・・キャビティ面
46・・・接地面
48・・・側面
50、50a、50b・・・凹み
Claims (7)
- トレッドと、それぞれがこのトレッドの端から半径方向略内向きに延びる一対のサイドウォールと、それぞれがこのサイドウォールよりも半径方向内側に位置する一対のクリンチと、それぞれがこのクリンチよりも軸方向内側に位置する一対のビードと、上記トレッド及び上記サイドウォールの内側に沿って一方のビードと他方のビードとの間に架け渡されたカーカスとを備えた空気入りタイヤであって、
このタイヤのプロファイルが、接地面とそれぞれがこの接地面から半径方向略内向きに延びる一対の側面とを備えており、
軸方向における両側面間距離の最大値がこのタイヤの最大幅であり、
上記接地面と上記側面との境界が点PBとされ、上記最大幅を示す上記側面上の地点が点PWとされ、この点PWを通り軸方向に延びる仮想直線が第一基準線とされ、この第一基準線から赤道までの半径方向長さが第一基準長さとされ、上記点PWよりも半径方向外側に位置し、かつ、上記第一基準線からの半径方向長さが上記第一基準長さの1/3に相当する上記側面上の地点が点PU1とされ、上記点PU1よりも半径方向外側に位置し、かつ、この点PU1からの半径方向長さが上記第一基準長さの1/3に相当する上記側面上の地点が点PU2とされ、半径方向における上記点PU2と上記点PU1との中間位置にある上記側面上の地点が点PU3とされ、半径方向における上記点PU2と上記点PBとの中間位置にある上記側面上の地点が点PU4とされ、上記側面の終点が点PTとされ、この点PTを通り軸方向に延びる仮想直線が第二基準線とされ、上記第二基準線から上記赤道までの半径方向長さがこのタイヤの断面高さとされ、上記第二基準線から上記点PWまでの半径方向長さが第二基準長さとされ、上記点PWよりも半径方向内側に位置し、かつ、上記第一基準線からの半径方向長さが上記第二基準長さの1/3に相当する上記側面上の地点が点PL1とされ、上記点PL1よりも半径方向内側に位置し、かつ、上記第一基準線からの半径方向長さが上記第二基準長さの11/20に相当する上記側面上の地点が点PL2とされ、そして、上記点PWにおける上記サイドウォールの厚みが基準厚みとされたとき、
上記側面のうち、上記点PBから上記点PWまでのゾーンが3つの主円弧により形成されており、
これらの主円弧が、第一主円弧と、この第一主円弧から半径方向略外向きに延びる第二主円弧と、この第二主円弧からさらに半径方向略外向きに延びる第三主円弧とからなり、
上記第一主円弧が、上記点PW及び上記点PU1を通り、
上記第二主円弧が、上記点PU1、上記点PU3及び上記点PU2を通り、
上記第三主円弧が、上記点PU2、上記点PU4及び上記点PBを通り、
上記第二主円弧の曲率半径RM2の上記第一主円弧の曲率半径RM1に対する比が1.45以上3.26以下であり、
上記第三主円弧の曲率半径RM3の上記第一主円弧の曲率半径RM1に対する比が0.45以上0.56以下であり、
上記第一主円弧の延長線が、上記点PU1と上記第一基準線に対して線対称な位置関係にある仮想点PU5を通り、
上記側面のうち、上記点PWから上記点PL2までのゾーンが第四主円弧から形成されており、
上記第四主円弧が、上記点PW、上記点PL1及び上記点PL2を通り、
この第四主円弧の延長線が、上記点PL1と上記第一基準線に対して線対称な位置関係にある仮想点PL3を通り、
上記サイドウォールが、上記側面から内向きに窪んだ、第一凹みと第二凹みとを備えており、
上記第一凹みが半径方向において上記点PWよりも外側に位置しており、
上記第二凹みが半径方向において上記点PWよりも内側に位置しており、
上記第一基準線から上記第一凹みの底までの半径方向長さSUの上記断面高さに対する比が、0.08以上0.24以下であり、
この第一基準線から上記第二凹みの底までの半径方向長さSLの上記断面高さに対する比が、0.08以上0.24以下であり、
上記第一凹みの深さTUの上記基準厚みに対する比が、0.16以上0.48以下であり、
上記第二凹みの深さTLの上記基準厚みに対する比が、0.16以上0.48以下である、空気入りタイヤ。 - 上記第一凹みの輪郭が、2つの副円弧により形成されており、
これらの副円弧が、第一副円弧と、この第一副円弧から半径方向略外向きに延びる第二副円弧とからなり、
半径方向における上記点PWと上記第一凹みの底との中間位置にある、上記サイドウォールの外面上の地点が点PU6とされ、そして、半径方向における上記第一凹みの底と上記点PU3との中間位置にある、上記サイドウォールの外面上の地点が点PU7とされたとき、
上記第一副円弧が、上記点PW、上記点PU6及び上記第一凹みの底を通り、
上記第二副円弧が、上記第一凹みの底、上記点PU7及び上記点PU3を通り、
上記第一副円弧の曲率半径RS1の上記第一主円弧の曲率半径RM1に対する比が、0.45以上1.18以下であり、
上記第二副円弧の曲率半径RS2の上記第一主円弧の曲率半径RM1に対する比が、0.63以上1.54以下である、請求項1に記載の空気入りタイヤ。 - 上記第二凹みの輪郭が、2つの副円弧により形成されており、
これらの副円弧が、第三副円弧と、この第三副円弧から半径方向略内向きに延びる第四副円弧とからなり、
半径方向における上記点PWと上記第二凹みの底との中間位置にある、上記サイドウォールの外面上の地点が点PL4とされ、そして、半径方向における上記第二凹みの底と上記点PL2との中間位置にある、上記サイドウォールの外面上の地点が点PL5とされたとき、
上記第三副円弧が、上記点PW、上記点PL4及び上記第二凹みの底を通り、
上記第四副円弧が、上記第二凹みの底、上記点PL5及び上記点PL2を通り、
上記第三副円弧の曲率半径RS3の上記第四主円弧の曲率半径RM4に対する比が、0.39以上0.91以下であり、
上記第四副円弧の曲率半径RS4の上記第四主円弧の曲率半径RM4に対する比が、0.65以上1.95以下である、請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。 - 上記第二主円弧の曲率半径RM2が、80mm以上180mm以下であり、
上記第三主円弧の曲率半径RM3が、25mm以上31mm以下である、請求項1から3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 上記半径方向長さSUが、10mm以上30mm以下であり、
上記半径方向長さSLが、10mm以上30mm以下であり、
上記深さTUが、0.4mm以上1.2mm以下であり、
上記深さTLが、0.4mm以上1.2mm以下である、請求項1から4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。 - 上記第一副円弧の曲率半径RS1が、25mm以上65mm以下であり、
上記第二副円弧の曲率半径RS2が、35mm以上85mm以下である、請求項2に記載の空気入りタイヤ。 - 上記第三副円弧の曲率半径RS3が、30mm以上70mm以下であり、
上記第四副円弧の曲率半径RS4が、50mm以上150mm以下である、請求項3に記載の空気入りタイヤ。
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