JP2015050966A - 架線金具 - Google Patents

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豊 宮脇
Yutaka Miyawaki
豊 宮脇
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Abstract

【課題】地中に埋め込まれたポールに締結して電気牧柵用の導電ワイヤを保持することができる架線金具を1本のバネ線材で形成して簡素化を図る。
【解決手段】電気柵33用の導電ワイヤ31を支持する架線金具1を1本のバネ線材を使用して形成し、バネ線材の一端に導電ワイヤ31を保持するための保持部21を設け、バネ線材の他端には、保持部21の近傍においてバネ線材に他端を引っかける引掛け部22を設け、保持部21と引掛け部22の中間位置から引掛け部側にオフセットされた位置に、バネ線材を隙間なく少なくとも2周巻き、内側にできる円柱状空間にポール30が挿入できるようにしたバネ部23を設け、架線金具1を全体としてV字状又はI字状に形成し、引掛け部22を保持部23側のバネ線材に係止させると、バネ部23がポール30に締結されるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は架線金具に関し、特に電気柵用のワイヤをポールから離れた位置に支持するバネ性を備えた金属を用いた架線金具に関する。
近年、野山、特に里山において野生動物の生息数が急増し、山に生えた下草や木の実等を食い荒らすと共に、山に餌がなくなると、里山に近接する農村部に現れて農作物を食い荒らすので、営農が困難になった農家が続出している。野生動物の多くは、昼間は山に身を潜め、夜間になると里に下りて来る傾向が強い。農家では野生動物による農産物の被害を防ぐために、防護柵として山際に有刺鉄線やフェンスを設置している。
ところが、野生鹿のような動物は有刺鉄線やフェンスの下に穴を掘り、有刺鉄線やフェンスを掻い潜って農地に侵入するので、農作物の被害を防ぐことが難しかった。そこで、有刺鉄線やフェンスの代わりに、或いは有刺鉄線やフェンスと併用して電気柵が用いられることがある。電気柵は、所定間隔で地中にポール(支柱)を埋め、ポール間にワイヤを張り巡らし、ワイヤに高い電圧を印加して動物を撃退するものである。
このような電気柵については、例えば特許文献1に森や林に生えている樹木を利用して野生動物の侵入を防止する牧柵用架線支持具が提案されている。特許文献1に提案の技術では、林や森の中に生える樹木の幹を杭(ポール)として使用している。そして、硬質合成樹脂製の200〜300mmの長さを備えた釘に金属製の架線張設用金具を取り付けて幹に打ち込み、この金具にある輪穴に架線(以後架線はワイヤという)を通して牧柵としている。また、非特許文献1には、野生鹿から農地を守る防護柵の外周に1本の電線を張り巡らす電気柵を設置することにより、野生鹿の侵入を防ぐ効果が飛躍的に高まったことを、長野県が県内の牧草地で行った実証試験で明らかにしたことが記載されている。
実開平1−67257号公報
日本農業新聞2010年3月15日号第1面の記事
ところが、非特許文献1に開示の電気柵は、フェンスの外側90cmの地点に太い杭を打ち込み、この杭の地上から45cmの地点に高電圧の銅電線を張り巡らすものであったので、電気柵の設置や張り替えに手間がかかるという課題があった。
本発明はこのような前記従来の電気柵用のワイヤの設置の手間の課題を解消し、細いポールにワンタッチで取り付け、取り外しができ、施工が容易であると共に耐久性に優れ、設置や張り替えの手間を省くことができる架線金具を提供することを目的とする。
前記目的を達成する本発明の実施形態の一観点によれば、1本のバネ線材を折り曲げて形成され、地中に埋め込まれたポールに取り付けられて、ワイヤを支持する架線金具であって、バネ線材の一端には、ワイヤを保持するための保持部が設けられ、バネ線材の他端には、保持部の近傍においてバネ線材に他端を引っかける引掛け部が設けられ、保持部と引掛け部の中間位置から引掛け部側にオフセットされた位置には、バネ線材を隙間なく少なくとも2周巻き、内側にできる円柱状空間にポールが挿入できるようにしたバネ部が設けられ、保持部、引掛け部及びバネ部を備えた架線金具は全体としてV字状又はI字状をなし、引掛け部を保持部側のバネ線材に係止させた状態では、引掛け部をバネ線材に係止させる前に比べて、バネ部の内径が小さくなることを特徴とする架線金具が提供される。
また、前記目的を達成する本発明の実施形態の他の観点によれば、1本のバネ線材を折り曲げて形成され、地中に埋め込まれたポールに取り付けられて、ワイヤを保持する架線金具であって、ワイヤを中央部又は両端部に設けられた保持部で保持する第1の辺と、第1の辺の両端部に接続する平行な2つの第2の辺と、第2の辺の第1の辺の反対側の端部が隙間なく少なくとも2周巻かれ、内側にできる円柱状空間が同軸上に並ぶバネ部と、バネ部の第2の辺の反対側の端部から延伸され、第2の辺の長さより短い長さを備える第3の辺と、第3の辺の自由端部に設けられ、自由端部から所定距離離れた位置で直角に折り曲げられた後にU字状に折り返されてバネ線材を収容可能な引掛け部とを備え、円柱状空間の軸線方向から見て、第2の辺と第3の辺はV字状又はI字状をなし、引掛け部を第2の辺に係止させた状態では、引掛け部を第2の辺に係止させる前に比べて、バネ部の内径が小さくなることを特徴とする架線金具が提供される。
本発明の架線金具によれば、細いポールにワンタッチで取り付け、取り外しができ、施工が容易であると共に耐久性に優れ、設置や張り替えの手間を省くことができるという効果がある。また、バネ材の折り曲げ形状を工夫することにより、複数の導電線を保持することが可能で、背丈の異なる様々な野生動物に対応できる電気柵を作れるという効果がある。更に、ポールの高い位置に架線金具を取り付けて電気柵を形成すれば、電気柵のワイヤ直下の下草の刈り取り作業が楽に行えるという効果もある。
(a)は本発明の第1の実施例の電気柵用の架線金具の平面図、(b)は(a)に示した架線金具を矢印A方向から見た側面図、(c)は架線金具の引掛け部の変形実施例を示す部分図である。 (a)は本発明の第1の実施例の電気柵用の架線金具の引掛け部を保持部側のバネ線材に係止させた状態を示す平面図、(b)は(a)に示した架線金具を矢印B方向から見た側面図である。 (a)は図1(a)に示した第1の実施例の架線金具のパネ部をポールに取り付ける状態を示す斜視図、(b)は(a)に示した第1の実施例の架線金具の引掛け部を保持部側のバネ線材に係止させてポールに固定した状態を示す斜視図である。 本発明の第1の実施例の架線金具の使用例を示す斜視図である。 (a)は本発明の第2の実施例の電気柵用の架線金具のパネ部をポールに取り付ける状態を示す斜視図、(b)は(a)に示した第2の実施例の架線金具の引掛け部を保持部側のバネ線材に係止させてポールに固定した状態を示す斜視図、(c)は第2の実施例の架線金具の保持部の変形実施例を示す部分図である。 (a)は本発明の第3の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(b)は本発明の第4の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(c)は本発明の第5の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(d)は本発明の第6の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(e)は本発明の第7の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(f)は本発明の第8の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図である。 (a)は本発明の第9の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(b)は本発明の第10の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(c)は本発明の第11の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(d)は本発明の第12の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(e)は本発明の第13の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図、(f)は本発明の第14の実施例の電気柵用の架線金具の構造及びポールへの取付状態を示す側面図である。 (a)は第1の実施例の架線金具のバネ部に絶縁パイプを取り付けた変形実施例を示す側面図、(b)は第1の実施例の架線金具の保持部を絶縁チューブで被覆した変形実施例を示す側面図、(c)は第1の実施例の架線金具のバネ部に絶縁パイプを取り付け、保持部を絶縁チューブで被覆した変形実施例を示す側面図である。 (a)は本発明の第1の実施例の架線金具を農地を囲むフェンスのフェンスポールに直接取り付けてワイヤを張設した状態を示す図、(b)は本発明の第1の実施例の架線金具のバネ部が矩形状に巻かれている変形実施例を示す平面図である。
以下、添付図面を用いて本発明の実施の形態を、具体的な実施例に基づいて詳細に説明する。
図1(a)は本発明の第1の実施例の電気柵用の架線金具1を平面視したものであり、図1(b)は図1(a)に示した架線金具1を矢印A方向から見たものである。架線金具1は1本のバネ線材20を曲げ加工することによって形成されており、保持部21、引掛け部22及びバネ部23を備えている。バネ部23は保持部21と引掛け部22の間にあり、保持部21とバネ部23の間にある辺Hの長さの方が、引掛け部22とバネ部23の間にある辺hの長さよりも長い。即ち、バネ部23は、保持部21と引掛け部22の中間位置から引掛け部22側にオフセットされた位置にある。また、辺hと辺Hは一直線上に配置されても良いが、第1の実施例ではバネ部23を中心にして、辺hと辺Hとは鋭角をなしている。
保持部21は電気柵を形成する導電ワイヤ(図示せず)を保持するためのものであり、辺Hの自由端にループ状に設けられている。保持部21はバネ線材20の巻始め部と巻終わり部との間には導電ワイヤを通すことが可能な隙間Sを開けて1回だけ周回させたループ状に形成されている。従って、導電ワイヤはその途中の部分を張設方向に対して横向きにしてこの隙間Sを通し、通した後で向きを張設方向に戻せば保持部21のループの中に挿通されて保持される。保持部21を形成するために、バネ線材20はどちらの向きに周回させても良い。引掛け部22は、辺hの自由端に設けられており、バネ線材20が保持部21側に直角に折り曲げられた後に、U字状に折り曲げられて形成される。バネ線材20をU字状に折り曲げる向きは上向きでも下向きでも構わないが、U字状に折り曲げられた部分の内側にバネ線材20が入るように折り曲げる。
バネ部23は、バネ線材20を上下方向に隙間なく3周程度巻き、内側に円柱状空間Pが存在するようにして形成する。この時、円柱状空間Pの内径Dは、架線金具1のバネ部23に挿通するポールの直径よりも僅かに大きく形成する。架線金具1を取り付けるポールの直径が大きい時は、バネ部23に形成する円柱状空間Pの内径Dを大きくすれば良い。即ち、バネ部23は架線金具1を取り付けるポールの直径に合わせて形成することができる。また、バネ部23から辺hと辺Hを一直線上に配置しても良いが、辺hと辺Hとを接近させるために大きな力が必要になるので、第1の実施例ではバネ部23を中心にして、辺hと辺HとをV字状に配置している。なお、引掛け部22は、図1(c)に示すように、自由端部を更に折り曲げて、辺Hに係止させた後に外れ難くする外れ止め部26を設けても良い。
図2(a)は本発明の第1の実施例の電気柵用の架線金具1の引掛け部22を保持部21側の辺Hに係止させた状態を平面視したものであり、図2(b)は図2(a)に示した架線金具1を矢印B方向から見たものである。この状態は、図1(a)、(b)に示した辺hが辺Hに近づけられ、辺hの先端部にある引掛け部22が辺Hに係止させられた状態を示すものである。引掛け部22が辺Hに係止させられると、辺hと辺Hはバネ線材20で構成されているので、図2(a)に示すように、湾曲した状態となる。また、この時のバネ部23の円柱状空間Pの内径dは、引掛け部22が辺Hに係止していない時のバネ部23の円柱状空間Pの内径Dに比べて小さくなる。実測の結果、引掛け部22の係止前の円柱状空間Pの内径Dが11mmの時に、引掛け部22の係止後の円柱状空間Pの内径dは10.5mmになった。このように、引掛け部22を辺Hに係止させると、バネ部23の円柱状空間Pの内径が縮むので、バネ部23が強固にポールに固定されるのである。バネ部23の円柱状空間Pの内径が縮んだ時に、バネ部23を強固にポールに固定するために、バネ部23におけるバネ線材20の巻き数は少なくとも2周巻いた方が良い。
図3(a)は図1(a)、(b)に示した第1の実施例の架線金具1のパネ部23をポール30に取り付ける状態を示すものである。ポール30は予め電気柵を設置する領域に設置されていても、架線金具1を取り付けてから地面に設置しても良い。ポール30の先端部は地面に埋め込み易いようにテーパ状になっているものとする。また、ポール30は、架線金具1の保持部21に保持したワイヤの被覆が破れて電流が架線金具1に流れた場合でも、電流が地面に流れないように絶縁部材で作られている。架線金具1は、引掛け部22を辺Hに係止しない状態で、バネ部23の円柱状空間Pをポール30に挿通する。そして、架線金具1がポール30への取り付け位置まで来たら、引掛け部22を辺Hに係止すると、バネ部23がポール30に強固に固着し、図3(b)に示す状態になる。この状態で、保持部21に電気柵のワイヤを前述のようにして挿通することができる。
図4は、本発明の第1の実施例の架線金具1の使用例を示すものである。農地40の周囲には、有刺鉄線41が杭42に掛け渡された防護柵43が設けられている。本発明の架線金具1を使用した電気柵33はこの防護柵43の外周に張り巡らして設置することができる。電気柵33を防護柵43の外周に張り巡らせる場合には、まずポール30を防護柵43から離した位置に所定間隔で埋め込む。ポール30の径は10mm程度で良いので、ポール30は容易に地面に埋め込んで設置することができる。次いで、図3(a)、(b)で説明した手順で本発明の架線金具1をポール30に取り付け、保持部21にワイヤ31を挿通してこれをパワーユニット32に接続すれば、電気柵33が出来上がる。
本発明の架線金具1はポール30への取り付け、取り外しが簡単であるので、電気柵33の設置後も、架線金具1のポール30への取り付け位置の変更が容易に行える。以上、本発明の第1の実施例の架線金具1を説明したが、以後の実施例の説明においても、保持部には符号21を付し、引掛け部には符号22を付し、バネ部には符号23を付して説明する。
図5(a)は本発明の第2の実施例の電気柵用の架線金具2の構造及び架線金具2のパネ部23をポール30に取り付ける状態を示すものである。第2の実施例の架線金具2も1本のバネ線材20を用いて形成されており、第1の実施例の架線金具1が2つ、保持部21の位置で保持部21を共通にして接合された形状をしている。即ち、第2の実施例の架線金具2は、1つの保持部21と2つの引掛け部21と2つのバネ部23を備えて形成される。
2つのバネ部23は、内部に形成される円柱状空間Pが、所定間隔を隔てて同軸上に位置するように配置される。辺hは2つのバネ部23の巻始め部から同じ方向に、平行に延伸されて形成され、先端部にそれぞれ引掛け部21が形成されている。一方、2つのバネ部23の巻終わり部から延伸された辺Hの端部は、引掛け部21よりも遠い位置まで延伸された後に夫々他の辺Hに近づく方向に直角に折り曲げられる。そして2つの折り曲げ部の間の中間位置において、ワイヤを保持するための1つの保持部21が形成される。
2つのバネ部23には1本のポール30が挿通され、架線金具1がポール30への取り付け位置まで達した時に、引掛け部21の各個が辺Hにそれぞれ係止されると、図5(b)に示すように、バネ部23がポール30に締結され、架線金具1がポール30に取り付けられる。第2の実施例の電気柵用の架線金具2では、ポール30に締結するバネ部23が2か所にあるので、架線金具2のポール30に対する取付強度が大きい。
なお、第1の実施例の架線金具1では、保持部21に自由端部と隙間Sがあるので、ワイヤの端部を保持部21のループ内に挿入しなくても、ワイヤを横にして隙間Sを通すことによりワイヤを保持部21に保持させることが可能である。一方、第2の実施例の架線金具2では、保持部21の両端部が辺Hに接続されているので、ワイヤの端部を保持部21のループ内に挿入しないと、ワイヤを保持部21に保持させることができない。そこで、第2の実施例の架線金具2の保持部21を、図5(c)に示すように、バネ線材が二重になるように折り返して自由端を作り、バネ線材の折り返し部分で自由端と隙間Sを備える保持部21を形成する。このようにすれば、ワイヤ31を辺Hに平行にして保持部21の隙間Sを通過させ、矢印方向に回転させれば、ワイヤ31の端部を保持部21のループ内に挿入せずに、ワイヤ31を保持部21に保持させることが可能になる。
以上本発明の架線金具の基本的な2種類の構造について説明したが、本発明の架線金具はこの2種類の架線金具の構造を基本として、数多くの実施例が可能である。そこで、図6、図7を用いて本発明の架線金具の第3の実施例から第14の実施例を説明する。第3から第8実施例がバネ部23を1つ備える第1の形態の実施例であり、第9から第14の実施例がバネ部23を2つ備える第2の形態の実施例である。しかし、第1から第14の実施例の構造はあくまで一例であり、本発明の架線金具の構造はこれらの実施例に限定されるものではない。
図6(a)は本発明の第3の実施例の架線金具3の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第3の実施例の架線金具3は、第1の実施例の架線金具1の保持部21の先に2つ目の保持部21が設けられた構造をしている。2つ目の保持部21は、架線金具3のポール30への取り付け位置から下側に設けられている。よって、第3の実施例の架線金具3では、ポール30に縦方向に平行な2本のワイヤを取り付けることができる。
図6(b)は本発明の第4の実施例の架線金具4の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第4の実施例の架線金具4は、第3の実施例の架線金具3の2つ目の保持部21の下に3つ目の保持部21が設けられた構造をしている。よって、第4の実施例の架線金具4では、ポール30の高さを高くすることによって、ポール30に縦方向に平行な3本のワイヤを取り付けることができる。
図6(c)は本発明の第5の実施例の架線金具5の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第5の実施例の架線金具5は、第1の実施例の架線金具1の保持部21の先の水平方向の位置に、2つ目と3つ目の保持部21が設けられた構造をしている。よって、第5の実施例の架線金具5では、ポール30に水平方向に平行な3本のワイヤを取り付けることができる。
図6(d)は本発明の第6の実施例の架線金具6の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第6の実施例の架線金具6は、第1の実施例の架線金具1の保持部21の先が斜め下方向に延長され、その延長部はポール30を超えた位置まで延長されて、その先に2つ目の保持部21が設けられた構造をしている。2つ目の保持部21は、架線金具6のポール30への取り付け位置とポール30を挟んで下側に設けられている。よって、第6の実施例の架線金具6では、ポール30の内側と外側にそれぞれ取付高さの異なる2本のワイヤを取り付けることができる。
図6(e)は本発明の第7の実施例の架線金具7の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第7の実施例の架線金具7は第6の実施例の架線金具6の変形実施例であり、1つ目の保持部21から斜め下方向に延長されたバネ線材のポール30との交差部分にループ状の位置決め部24が設けられた構造をしている。位置決め部24のループの内径はポール30の直径より大きく形成しておき、第7の実施例の架線金具7のバネ部23をポール30に挿通する前にポール30に挿通すれば良い。第7の実施例の架線金具7に設けられた位置決め部24により、架線金具7をポール30に取り付けた後に、2番目の保持部21が大きく動かないようにすることができる。
図6(f)は本発明の第8の実施例の架線金具8の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第8の実施例の架線金具8は、第1の実施例の架線金具1の保持部21の手前に2つ目の保持部21が設けられた構造をしている。2つ目の保持部21は、引掛け部22の係止位置よりもバネ部23側に設けられている。よって、第8の実施例の架線金具8では、ポール30に水平方向に平行な2本のワイヤを取り付けることができる。
図7(a)は本発明の第9の実施例の架線金具9の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第9の実施例の架線金具9は、第2の実施例の架線金具2の保持部21が、2本の辺Hの中間位置に設けられていたのに対して、各辺Hの先端部に保持部21がそれぞれ設けられた構造をしている。即ち、第1の実施例の架線金具1が上下方向に重ねられて2つの保持部21の先端部同士が連結された構造をしている。よって、第9の実施例の架線金具9では、ポール30の高さ方向に平行な2本のワイヤを取り付けることができる。
図7(b)は本発明の第10の実施例の架線金具10の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第10の実施例の架線金具10は、第6の実施例の架線金具6の2つ目の保持部21の先がポール30方向に延長され、その延長部に引掛け部22とバネ部23が設けられた構造をしている。よって、第10の実施例の架線金具10では、ポール30の内側と外側に高さの異なる2本のワイヤを取り付けることができる。
図7(c)は本発明の第11の実施例の架線金具11の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第11の実施例の架線金具11は、第10の実施例の架線金具10の変形実施例であり、第10の実施例の架線金具10に設けられた2つの保持部21を斜めに接続するバネ線材に更に2つの保持部21が追加された構造をしている。追加された2つの保持部21はポール30の両側に位置している。よって、第11の実施例の架線金具11は、第10の実施例の架線金具10と同様に、ポール30の内側と外側に高さの異なる2本ずつワイヤを取り付けることができる。
図7(d)は本発明の第12の実施例の架線金具12の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第12の実施例の架線金具12は、ポール30の上部に、第3の実施例の架線金具3が、保持部21をポール30の内側と外側に向けて2つ重ねて取り付けられ、下側の保持部21の先端部がバネ線材で連結された構造をしている。よって、第12の実施例の架線金具12は、ポール30の内側と外側に、それぞれ高さの異なる2本のワイヤを取り付けることができる。
図7(e)は本発明の第13の実施例の架線金具13の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第13の実施例の架線金具13は第12の実施例の架線金具12の変形実施例であり、下側の2つの保持部21を連結するバネ線材に、ポール30を大きく周回するループ部25が設けられた構造をしている。ループ部25の内径はポール30の直径より遥かに大きく形成しておき、第13の実施例の架線金具13のバネ部23をポール30に挿通する前にポール30に挿通すれば良い。第13の実施例の架線金具13に設けられたループ部25により、架線金具13をポール30に取り付けた後に、架線金具13のポール30に対する搖動範囲を制限することができる。
図7(f)は本発明の第14の実施例の架線金具14の構造及びポール30への取付状態を示すものである。第14の実施例の架線金具14はポール30の上部に、第1の実施例の架線金具1が、保持部21をポール30の内側と外側に向けて2つ重ねて取り付けられ、更に、バネ部23と辺Hを、辺Hが斜め下を向くようにバネ部23に接続したものである。そして、辺Hは通常より長く形成されてその先にそれぞれ保持部21が設けられ、2つの保持部21の先端部がバネ線材で連結された構造をしている。よって、第14の実施例の架線金具14は、ポール30の内側と外側に、それぞれ同じ高さの2本のワイヤを取り付けることができる。2つの保持部21を接続するバネ線材に、第13の実施例と同様のループ部を設けても良い。
本発明の架線金具1〜14はバネ線材で作られているので、保持部21に保持したワイヤから電流が漏れても地面に流れないようにするために、架線金具1〜14を取り付けるポール30は絶縁体で作られている。一方、例えば、図8(a)に示すように、第1の実施例の架線金具1のバネ部23に、柔らかい絶縁部材から作られた絶縁パイプ27を取り付けておけば、架線金具1を導電性を有するポールにも取り付けることができる。同様に、例えば、図8(b)に示すように、第1の実施例の架線金具1の保持部21を絶縁チューブ28で被覆すれば、架線金具1を導電性を有するポールにも取り付けることができる。更に、図8(c)に示すように、第1の実施例の架線金具1のバネ部23に絶縁部材から作られた絶縁パイプ27を取り付けると共に、保持部21も絶縁チューブ28で被覆することが可能である。以上のような方法により、本発明の架線金具1〜14は金属製等の導電性のポールにも設置可能である。
図9(a)は本発明の第1の実施例の架線金具1を、農地を囲むフェンス34のフェンスポール35に直接取り付けてワイヤ31を張設した実施例を示すものである。そして、この場合、本発明の架線金具1は、フェンスポール35の高い位置に取り付け可能であるので、ワイヤ31の直下の雑草36を、ワイヤ36に邪魔されることなく簡単に刈ることができる。このように、本発明のこのように、本発明の架線金具1〜14は、既存のポールにも設置が可能である。
なお、以上説明した実施例では、本発明の架線金具1〜14におけるバネ部23は全て断面が円形のポールに取り付けるように円形に巻かれているが、図9(b)に示すように、バネ部23を矩形状に巻いて形成すれば、角注状のポールにも設置が可能である。
以上説明した架線金具1〜14に使用されるワイヤ31としては、直径が1.6mm、2.0mm及び2.5mmの高張力鋼線を用いることができる。
1〜14 本発明の実施例の架線金具
20 バネ線材
21 保持部
22 引掛け部
23 バネ部
24 位置決め部
25 ループ部
30 ポール
31 ワイヤ
33 電気柵
S 隙間
P 円柱状空間

Claims (15)

  1. 1本のバネ線材を折り曲げて形成され、地中に埋め込まれたポールに取り付けられて、ワイヤを支持する架線金具であって、
    前記バネ線材の一端には、前記ワイヤを保持するための保持部が設けられ、
    前記バネ線材の他端には、前記保持部の近傍において前記バネ線材に前記他端を引っかける引掛け部が設けられ、
    前記保持部と前記引掛け部の中間位置から前記引掛け部側にオフセットされた位置には、前記バネ線材を隙間なく少なくとも2周巻き、内側にできる円柱状空間に前記ポールが挿入できるようにしたバネ部が設けられ、
    前記保持部、引掛け部及び前記バネ部を備えた前記架線金具は全体としてV字状又はI字状をなし、
    前記引掛け部を前記保持部側の前記バネ線材に係止させた状態では、前記引掛け部を前記バネ線材に係止させる前に比べて、前記バネ部の内径が小さくなることを特徴とする架線金具。
  2. 請求項1に記載の架線金具であって、
    前記保持部が前記バネ線材を1回巻いたループ形状をしており、前記バネ線材の巻始め部と巻終わり部との間には前記導電ワイヤを通すことが可能な隙間が設けられていることを特徴とする架線金具。
  3. 請求項2に記載の架線金具であって、
    前記保持部の自由端部が延長され、延長された部分に少なくとも1つの保持部が更に形成されていることを特徴とする架線金具。
  4. 請求項2に記載の架線金具であって、
    前記バネ部と前記引掛け部が係止されるバネ線材の部位との間の部分に、保持部が更に形成されていることを特徴とする架線金具。
  5. 1本のバネ線材を折り曲げて形成され、地中に埋め込まれたポールに取り付けられて、ワイヤを保持する架線金具であって、
    前記ワイヤを中央部又は両端部に設けられた保持部で保持する第1の辺と、
    前記第1の辺の両端部に接続する平行な2つの第2の辺と、
    前記第2の辺の前記第1の辺の反対側の端部が隙間なく少なくとも2周巻かれ、内側にできる円柱状空間が同軸上に並ぶバネ部と、
    前記バネ部の前記第2の辺の反対側の端部から延伸され、前記第2の辺の長さより短い長さを備える第3の辺と、
    前記第3の辺の自由端部に設けられ、前記自由端部から所定距離離れた位置で直角に折り曲げられた後にU字状に折り返されて前記バネ線材を収容可能な引掛け部とを備え、
    前記円柱状空間の軸線方向から見て、前記第2の辺と前記第3の辺はV字状又はI字状をなし、
    前記引掛け部を前記第2の辺に係止させた状態では、前記引掛け部を前記第2の辺に係止させる前に比べて、前記バネ部の内径が小さくなることを特徴とする架線金具。
  6. 請求項5に記載の架線金具であって、
    前記保持部は前記バネ線材をループ状に一回巻くことによって形成されていることを特徴とする架線金具。
  7. 請求項5に記載の架線金具であって、前記第1の辺の一部が外側に伸ばされた後にバネ線材が二重になるように折り返されて元の位置に戻されて折り返し部に自由端が作られ、バネ線材の二重部分で自由端と隙間Sを備える保持部が形成されていることを特徴とする架線金具。
  8. 請求項5から7の何れか1項に記載の架線金具であって、
    前記第2の辺に対して前記第1の辺が直交する方向に形成されていることを特徴とする架線金具。
  9. 請求項5から7の何れか1項に記載の架線金具であって、
    前記2つの第2の辺が、前記バネ部の軸線に対してそれぞれ反対側に延伸されており、
    前記2つのバネ部が隣接位置に設けられており、
    前記第1の辺が、前記2つの第2の辺の端部に直交する第4と第5の辺と、前記第4と第5の辺の自由端部を接続する第6の辺から形成されており、
    前記第4と第5の辺と前記第6の辺の接続部にそれぞれ保持部が形成されていることを特徴とする架線金具。
  10. 請求項9に記載の架線金具であって、
    前記第6の辺の中間部に、前記バネ部の円柱状空間と軸線を同じにするループ部が設けられていることを特徴とする架線金具。
  11. 請求項5から7の何れか1項に記載の架線金具であって、
    前記2つのバネ部が隣接位置に設けられており、
    前記2つの第2の辺が、前記バネ部の軸線に対して同じ角度でそれぞれ反対側に延伸されており、
    前記第1の辺が前記2つの第2のバネ部の端部を接続して、前記軸線に対して直交する方向に設けられており、
    前記保持部が前記第1の辺と前記第2の辺の接続部にそれぞれ設けられていることを特徴とする架線金具。
  12. 請求項5から7の何れか1項に記載の架線金具であって、
    前記2つの第2の辺が、前記バネ部の軸線に対してそれぞれ反対側に延伸されており、前記第1の辺が前記第2の辺の端部の間に斜めに掛け渡されており、
    前記保持部は前記第1の辺と前記第2の辺の接続部にそれぞれ設けられていることを特徴とする架線金具。
  13. 請求項12に記載の架線金具であって、
    前記第1の辺の斜めになった部分に、更に少なくとも1つの保持部が更に形成されていることを特徴とする架線金具。
  14. 請求項1から12の何れか1項に記載の架線金具であって、
    前記バネ部の円柱状空間内に、柔軟な絶縁材料で形成されたパイプが保持されていることを特徴とする架線金具。
  15. 請求項1から13の何れか1項に記載の架線金具であって、
    前記保持部が絶縁部材で被覆されていることを特徴とする架線金具。
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