JP2015049422A5 - 像担持体ユニット - Google Patents

Description

図４の（ｂ）に示すように、保護カバー１０の係合爪１１Ｒと係合爪１１Ｌとは、爪の突き出す向きが同じである。図３の（ｂ）に示すように、保護カバー１０の係合爪１１Ｒと係合爪１１Ｌとは、爪の突き出す方向がともに左向き（−Ｘ方向）である。

図５の（ａ）に示すように、実施例１では、保護カバー１０の両端に設けられた係合爪１１Ｒと係合爪１１Ｌとが互いに同じ向きを持つ。保護カバー１０において互いに同じ向きに突き出す係合爪１１Ｒと係合爪１１Ｌが、感光ドラム容器３１において同じ向きに後退している係合溝３４Ｒと係合溝３４Ｌとに係合する。

実施例１によれば、係合爪１１Ｒと係合爪１１Ｌとが同じ向きを持つので、保護カバー１０に外力やモーメントが作用した際に、いずれか一方の係合爪が係合量を増す方向に食い込むため、保護カバー１０が容易に外れない。必要最小限の露出部を保護する大きさでも交換作業中に不意に外れない。または想定外の操作で無理に外そうとしても外れにくい。そのような保護カバーの係合構成を簡易な構成で実現できる。

Claims (6)

1. 静電像を担持可能な像担持体と、
   前記像担持体の一部を露出するための開口部を有して前記像担持体を回転自在に収容する筐体と、
   前記開口部を覆って前記筐体の周囲の一部を覆うように取り付けられた保護カバーと、
   前記筐体に固定して配置され、前記保護カバーを前記像担持体の回転軸線方向にスライド可能に係合する第１係合部と、
   前記開口部を挟んで前記第１係合部とは逆側の位置で前記筐体に固定して配置され、前記保護カバーを前記像担持体の回転軸線方向にスライド可能に係合する第２係合部と、を備え、
   前記開口部の前記像担持体の回転軸線方向と直交する幅方向に関して、前記第１係合部の係合が外れる方向と、前記第２係合部の係合が外れる方向とが同一方向となるように前記第１係合部と前記第２係合部が設けられていることを特徴とする像担持体ユニット。
2. 前記第１係合部と前記第２係合部の係合が共に外れる方向への前記保護カバーの移動を規制する規制部を備えることを特徴とする請求項１に記載の像担持体ユニット。
3. 前記規制部は、前記筐体に固定して配置され、前記保護カバーの内側面に当接して前記保護カバーの前記外れる方向の移動を規制することを特徴とする請求項２に記載の像担持体ユニット。
4. 前記規制部は、前記保護カバーに固定して配置され、前記第１係合部が形成された突起部に当接して前記保護カバーの前記外れる方向の移動を規制することを特徴とする請求項２に記載の像担持体ユニット。
5. 前記第１係合部及び前記第２係合部は、前記像担持体の回転軸線方向に沿って連続的に配置され、
   前記保護カバーは、前記像担持体の回転軸線方向の複数の位置で前記第１係合部に係合する第１被係合部と、前記像担持体の回転軸線方向の複数の位置で前記第２係合部に係合する第２被係合部と、を有し、
   前記第１被係合部と前記第２被係合部とは前記像担持体の回転軸線方向の位置を揃えて配置されることを特徴とする請求項１乃至４のいずれか１項に記載の像担持体ユニット。
6. 前記保護カバーは、前記保護カバーが前記筐体から取り外される方向の反対側に、画像形成装置筐体に干渉する干渉部を有し、
   前記像担持体ユニットを前記像担持体の回転軸線方向に移動して前記画像形成装置筐体へ装着する際に、前記画像形成装置筐体に前記干渉部が当接して前記保護カバーが前記筐体から取り外されることを特徴とする請求項１乃至５のいずれか１項に記載の像担持体ユニット。