JP3198689U - 保護カバー - Google Patents

Abstract

【課題】衝撃力を低減できる電子装置の保護カバーを提供する。【解決手段】保護カバー１００は、本体１０と、強化部２０と、少なくとも１つの固定部３０と、を備え、本体１０は、底板及び底板の両側にそれぞれ位置する端壁を備え、底板と端壁との間には、電子装置を収容できる収容空間が設けられ、強化部２０は、固定部３０を介して本体１０の収容空間と反対する側に固定される。【選択図】図１

Description

本考案は、保護カバーに関し、特に電子装置の保護カバーに関するものである。

現在携帯電話やタブレットなどの電子装置が広く普及しているが、落とすと壊れ易いため、これらの電子装置には保護カバーが装着されるのが一般的である。しかし、従来の保護カバーは、保護機能よりも外観を重視している傾向にあるので、電子装置を十分保護できない場合がある。

本考案は、上記の問題点を考慮してなされたものであり、衝撃力を低減できる電子装置の保護カバーを提供することを目的とする。

上記の目的を達成するために、本考案に係る保護カバーは、本体と、強化部と、少なくとも１つの固定部と、を備え、本体は、底板及び底板の両側にそれぞれ位置する端壁を備え、底板と端壁との間には、電子装置を収容できる収容空間が設けられ、強化部は、固定部を介して本体の収容空間と反対する側に固定される。

従来の技術と比較して、本考案に係る保護カバーは、本体の他に、強化部を設置するので、従来の保護カバーより保護効果に優れている。

本考案の実施形態に係る保護カバーの組立斜視図である。 図１に示した保護カバーの本体の斜視図である。 図１に示した保護カバーの別の方向から見た斜視図である。 図１に示した保護カバーの強化部の斜視図である。 図１に示した保護カバーの強化部の別の方向から見た斜視図である。

本考案の実施形態に係る保護カバー１００は、電子装置（図示せず）を保護する際に使用される。本実施形態において、保護カバー１００は、携帯電話を保護することに使用される。他の実施形態において、保護カバー１００は、タブレット、電子ブックリーダー端末、又は他の電子装置を保護することもできる。

保護カバー１００は、本体１０と、強化部２０と、４つの固定部３０と、を備える。本体１０は、強化部２０内に収容され、電子装置を収容することに使用される。固定部３０は、本体１０を強化部２０に固定する際に使用される。

図２〜図３に示したように、本体１０は、底板１１と、底板１１の両端にそれぞれ位置する端壁１２と、を備える。底板１１と端壁１２との間には、電子装置を収容できる収容空間１３が形成されている。底板１１には、底板１１の両側をそれぞれ貫通する２つの開口１１１が設けられている。底板１１の１つの端壁１２に隣接する箇所には、電子装置のカメラを露出させるための貫通孔１４が設けられている。もう１つの端壁１２には、電子装置の電源ポートを露出させるための第一切欠口１５及び電子装置のイヤホンポートを露出させるための第二切欠口１６が設けられている。

他の実施形態において、貫通孔１４、第一切欠口１５及び第二切欠口１６の形状、位置及び数量は変えてもよい。

底板１１の収容空間１３と反対する面には、少なくとも２つのリブ１１２及び該リブ１１２にそれぞれ連接された少なくとも２対の突出部１１３が設けられている。本実施形態において、突出部１１３はリブ１１２の上方に位置する。突出部１１３は、円柱状を呈し、突出部１１３の底板１１と離れる面には、固定孔１１３１が設けられている。本実施形態において、固定孔１１３１は、ネジ穴である。

図４及び図５に示したように、強化部２０は四つの支持部２１を備え、各支持部２１は、矩形を呈するメイン部２１１と、メイン部２１１の一端から斜めに且つ外側に向けて延伸する延伸部２１２と、延伸部２１２のメイン部２１１と離れる端から屈折して端壁１２と平行するように延伸するラッチ部２１３と、をそれぞれ備える。ラッチ部２１３は、本体１０の角部と同じ形状を呈する。各メイン部２１１には、固定孔１１３１に対応して、ファスニング孔２１１１が設けられている。本実施形態において、ファスニング孔２１１１は、ネジ穴である。

各固定部３０は、ファスニング孔２１１１を貫通して、対応する固定孔１１３１に係合される。これにより、強化部２０は、本体１０の収容空間１３と離れる側に固定される。各支持部２１は、底板１１の中心部から対称的にそれぞれ位置する。メイン部２１１は底板１１に当接される。各ラッチ部２１３は、本体１０の対応する角部に当接され、この際、ラッチ部２１３の端部は対応する端壁１２に当接される。これにより、本体１０は、強化部２０内に収容されて、該強化部２０に保護される。

図５に示したように、本実施形態において、各メイン部２１１の両側には、傾斜部２１１２が上方に且つ外側に向けてそれぞれ延伸している。底板１１の収容空間１３と離れる面の両側には、支持部２１に対応して四つのレール１１４がそれぞれ設置されている。傾斜部２１１２は、対応するレール１１４にスライド可能に当接される。これにより、支持部２１は着脱し易い。

他の実施形態において、支持部２１の数、形状、色、模様は変えてもよい。強化部２０が一体形成である場合、固定部３０、固定孔１１３１及びファスニング孔２１１１の数量は、それぞれ１つであっても良い。

他の実施形態において、支持部２１は、係合等他の固定方法によって本体１０に固定されてもよい。

本考案に係る保護カバーは、本体１０の他、強化部２０を利用して、電子装置を更に保護できる。

１０ 本体
１００ 保護カバー
１１ 底板
１１１ 開口
１１２ リブ
１１３ 突出部
１１３１ 固定孔
１１４ レール
１２ 端壁
１３ 収容空間
１４ 貫通孔
１５ 第一切欠口
１６ 第二切欠口
２０ 強化部
２１ 支持部
２１１ メイン部
２１１１ ファスニング孔
２１１２ 傾斜部
２１２ 延伸部
２１３ ラッチ部
３０ 固定部

Claims (7)

1. 本体と、
   強化部と、
   少なくとも１つの固定部と、を備えて成る保護カバーであって、
   前記本体は、底板及び該底板の両側にそれぞれ位置する端壁を備え、前記底板と前記端壁との間には、電子装置を収容できる収容空間が設けられ、
   強化部は、前記固定部を介して本体の前記収容空間と反対する側に固定されることを特徴とする保護カバー。
2. 強化部は、四つの支持部を備え、各前記支持部は、メイン部と、前記メイン部の一端から斜めに且つ外側に向けて延伸している延伸部と、前記延伸部のメイン部と離れる端から端壁と平行するように屈折しているラッチ部と、を備え、前記支持部は、底板の中心部から対称的に位置し、各前記ラッチ部の端部は、対応する前記端壁に当接されることを特徴とする請求項１に記載の保護カバー。
3. 前記底板には固定孔が設けられ、前記強化部にはファスニング孔が設けられ、前記固定部は前記ファスニング孔を貫通し、前記固定孔に係合され、前記強化部を本体に固定することを特徴とする請求項１又は２に記載の保護カバー。
4. 前記底板の収容空間と離れる側には、少なくとも一つのリブが突設されていることを特徴とする請求項３に記載の保護カバー。
5. 前記リブ上には、前記固定孔が設けられていることを特徴とする請求項４に記載の保護カバー。
6. 前記リブ上には、突出部が設置され、前記固定孔は該突出部の底板と離れる面に設けられることを特徴とする請求項５に記載の保護カバー。
7. 前記メイン部の両側からは、傾斜部が上方に且つ外側に向けてそれぞれ延伸し、前記底板の収容空間と離れる面には、レールが設置され、前記傾斜部は対応する前記レールにスライド可能に当接されることを特徴とする請求項２から６の何れか一項に記載の保護カバー。