JP2015029365A - ワイヤーハーネス固定装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】部品点数を削減することができるとともに、作業工数を削減することができるワイヤーハーネス固定装置を提供すること。【解決手段】第1のパネル状部材7及び第2のパネル状部材8の一方の第1のパネル状部材7にワイヤーハーネス6を収納可能な収納部7bが設けられ、第1のパネル状部材7及び第2のパネル状部材8の他方の第2のパネル状部材8に収納部7bを覆うカバー部8bが設けられ、収納部7bにワイヤーハーネス6が収納された状態で収納部7bをカバー部8bで覆うよう第1のパネル状部材7及び第2のパネル状部材8が結合されたとき、ワイヤーハーネス6が第1のパネル状部材7及び第2のパネル状部材8により支持される。【選択図】図3
Description
本発明は、ワイヤーハーネスを被取付部材に固定するワイヤーハーネス固定装置に関する。
従来、例えば、多数の電線群を一纏めとして配索する際、その電線群を保護するとともに配索作業の容易化を図るために蛇腹状のコルゲートチューブで覆ったワイヤーハーネス固定装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
一般に、このようなワイヤーハーネス固定装置にあっては、被取付部材にワイヤーハーネスを配索する際、被取付部材にコルゲートチューブの中途部を固定するためのクリップ等の保持部材を用いていた。
しかしながら、このような従来のワイヤーハーネス固定装置にあっては、コルゲートチューブによる電線群の被覆、被取付部材にワイヤーハーネスを固定するための固定部材の取り付け作業、コルゲートチューブの配索作業、コルゲートチューブの固定部材への取り付け作業、といった部品点数に応じた多数の作業が独立しており、組み付け作業が煩雑化してしまうという問題があった。
本発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、部品点数を削減することができるとともに、作業工数を削減することができるワイヤーハーネス固定装置を提供することを目的とする。
本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、上記目的達成のため、ワイヤーハーネスを被取付部材に固定するワイヤーハーネス固定装置であって、前記被取付部材が第1及び第2のパネル状部材で構成され、前記第1及び第2のパネル状部材の一方のパネル状部材に、前記ワイヤーハーネスを収納可能な収納部が設けられ、前記第1及び第2のパネル状部材の他方のパネル状部材に、前記収納部を覆うカバー部が設けられ、前記収納部に前記ワイヤーハーネスが収納された状態で前記収納部を前記カバー部で覆うよう前記第1及び第2のパネル状部材が結合されたとき、前記ワイヤーハーネスが前記第1及び第2のパネル状部材により支持される構成である。
本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、第1及び第2のパネル状部材で被取付部材が構成され、ワイヤーハーネスを収納可能な収納部が第1及び第2のパネル状部材の一方のパネル状部材に設けられ、収納部を覆うカバー部が第1及び第2のパネル状部材の他方のパネル状部材に設けられ、第1及び第2のパネル状部材が結合されたとき収納部にワイヤーハーネスが収納された状態で収納部をカバー部で覆うとともに、第1及び第2のパネル状部材によりワイヤーハーネスが支持される。
この構成により、本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、収納部にワイヤーハーネスが収納された状態で収納部をカバー部で覆うように第1及び第2のパネル状部材が結合されると、ワイヤーハーネスを直接支持部材で支持することができるので、ワイヤーハーネスの保護部材を別途必要とせず、部品点数を削減することができる。また、部品点数を削減したことにより、作業工数を減らすことができる。
また、本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、前記第1及び第2のパネル状部材は、前記収納部及び前記カバー部が接近するときに互いに係合し、前記収納部及び前記カバー部を一体的に結合する第1及び第2の結合部を有する構成である。
本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、第1及び第2のパネル状部材の第1及び第2の結合部により、収納部及びカバー部が接近するときに互いに係合して収納部及びカバー部を一体的に結合する。
この構成により、第1及び第2のパネル状部材を結合するための別途の結合部品が無くても済み、部品数及び作業工数のさらなる削減に貢献することができる。
本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、前記第1及び第2の結合部は、前記収納部及び前記カバー部が接近するときに互いに係合するよう雌雄の異なる凹凸部を有する構成である。
本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、第1及び第2の結合部である雌雄の異なる凹凸部を収納部及びカバー部が接近したときに互いに係合させることにより、収納部とカバー部との結合作業をより一層容易に行うことができる。
また、本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、前記カバー部は前記収納部に対向する凹状面を有する構成である。
本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、収納部に対向する凹状面をカバー部が有していることにより、第1及び第2のパネル状部材の厚さを均等化できるとともに、カバー部側の面に他のハーネスのガイドや係止部を容易に設置できる。
本発明によれば、部品点数を削減することができるとともに、作業工数を削減することができるワイヤーハーネス固定装置を提供することができる。
次に、本発明に係る一実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
まず、ワイヤーハーネス固定装置の構成を説明する。本実施の形態として示すワイヤーハーネス固定装置は、車両用ドアインナーパネル用のハーネスモジュールに適用した例で説明する。
まず、ワイヤーハーネス固定装置の構成を説明する。本実施の形態として示すワイヤーハーネス固定装置は、車両用ドアインナーパネル用のハーネスモジュールに適用した例で説明する。
図1に示すように、車両用ドアパネル1は、ドアアウターパネル2とドアインナーパネル3とを備えている。ドアアウターパネル2は、車体の外形の一部を構成している。ドアインナーパネル3は、車体の室内側に配置されており、ハーネスモジュール4を装着するための開口3aが形成されている。
ハーネスモジュール4は、ドアインナーパネル3の開口3aを閉成する被取付部材としてのモジュールパネル5と、モジュールパネル5に保持されたワイヤーハーネス6と、を備えている。
モジュールパネル5は、車体上下に分割されており、図2に示すように、車体上側に位置する第1のパネル状部材7と、車体下側に位置する第2のパネル状部材8と、で構成されている。また、第1のパネル状部材7及び第2のパネル状部材8のうち、一方の車体上側に位置する第1のパネル状部材7は、板状のパネル部7aと、パネル部7aの車体下縁側に、この下縁部分に沿って形成されてワイヤーハーネス6を収納可能な収納部7bと、を有する。また、第1のパネル状部材7及び第2のパネル状部材8のうち、他方の車体下側に位置する第2のパネル状部材8は、板状のパネル部8aと、パネル部8aの車体上縁側に、この上縁部分に沿って形成されて収納部7bを覆うカバー部8bと、を有する。
本実施の形態において、第1のパネル状部材7と第2のパネル状部材8とは、樹脂成形品であり、図3に示すように、車体前後方向に延びるワイヤーハーネス6の配索方向に沿って車体上下に分割されている。なお、第1のパネル状部材7と第2のパネル状部材8とは、図面上では矩形の外観形状を呈しているが、実際には、車体のドア形状や配置、例えば、フロントドア、リヤドア、バックドア等に応じた外観形状とされる。また、モジュールパネル5は、車体室内側をドアトリム(図示せず)によって覆われる。
第1のパネル状部材7において、収納部7bは、車体前後方向の全幅にわたって形成されており、車体外側に凸で車体内側に開放する断面略半円形状に形成されている。また、収納部7bの端面には、図4及び図5に示すように、複数の楔状の係合爪7cが一体に突出形成されている。なお、収納部7bの断面形状は略半円形状に限定されず、例えば、矩形や楕円等でもよい。
また、パネル部7aには、収納部7bの近傍であって、収納部7bの延在方向、すなわち、車体前後方向に沿う複数箇所に係合穴7dが形成されている。
第2のパネル状部材8において、カバー部8bは、車体前後方向に延びるとともに略中央付近で途切れて分割空間部8cが形成されている。また、カバー部8bは、車体内側に凸で車体外側に開放する断面略半円形状に形成されている。これにより、カバー部8bは収納部7bに対向する凹状面を有している。さらに、カバー部8bの端面には、図4(A)に示すように、複数の楔状の係合爪8dが一体に突出形成されている。なお、カバー部8bの断面形状は略半円形状に限定されず、例えば、矩形や楕円等でもよい。
また、パネル部8aには、カバー部8bの近傍であって、カバー部8bの延在方向、すなわち、車体前後方向に沿う複数箇所に係合穴8eが形成されている。
ここで、係合爪7cと係合穴8e、係合爪8dと係合穴7dとは、雌雄を異ならせて収納部7a及びカバー部8bが接近するときに互いに係合して収納部7b及びカバー部8bを一体的に結合するように、パネル部7a,8aの適宜箇所に形成されている。したがって、係合爪7cと係合穴8eとは第1の結合部を構成し、係合爪8dと係合穴7dとは第2の結合部を構成している。これにより、収納部7bにワイヤーハーネス6が収納された状態で収納部7bをカバー部8bで覆うよう各パネル状部材7,8が一体的に結合されたとき、ワイヤーハーネス6が各パネル状部材7,8により支持されるようになっている。
したがって、収納部7bにワイヤーハーネス6が収納された状態で収納部7bをカバー部8bで覆うように各パネル状部材7,8を結合するだけでワイヤーハーネス6の幹線部6aを支持することができる。
これにより、ワイヤーハーネス6を支持部材である第1及び第2のパネル状部材7,8で直接支持することができるので、ワイヤーハーネス6を保護するためのコルゲートチューブ等の保護部材を別途必要とせず、部品点数を削減することができる。また、部品点数を削減したことにより、ワイヤーハーネス6の収納部7bへの収納作業と、第1のパネル状部材7と第2のパネル状部材8との結合作業と、の組み付け作業とすることができ、作業工数を減らすことができる。
また、各パネル状部材7,8は、収納部7a及びカバー部8bが接近するときに互いに係合し、収納部7b及びカバー部8bを一体的に結合する第1結合部(係合爪7cと係合穴8e)及び第2の結合部(係合爪8dと係合穴7d)を有している。これにより、結合用の別部品が無くても済み、部品点数及び作業工数の削減にさらに貢献することができる。
なお、係合爪7cと係合穴8eとで構成した第1の結合部及び係合爪8dと係合穴7dとで構成した第2の結合部は、収納部7b及びカバー部8bが接近するときに互いに係合するよう雌雄の異なる凹凸部となっていれば、上記の構成に限定されるものではない。例えば、凹凸部としての係合爪7cと係合穴8eのように、係合と同時にロックされてもよいし、凹凸部の係合後に凸側を抜け止めしてもよい。これにより、収納部7b及びカバー部8bの結合作業が非常に容易になる。
しかも、カバー部8bは、断面略半円形状等に形成することで収納部7bに対向する凹状面とすることができる。これにより、各パネル状部材7,8を結合する部分を容易に対称化することができ、よって結合部分への荷重を均等に分散することができるようになる。したがって、パネル状部材7及び結合部分に対する強度の確保のためにパネル状部材8の肉厚を厚くする必要がないことから、各パネル状部材7,8の肉厚を均等化することができる。しかも、各パネル状部材7,8の肉厚を均等化することができることから、例えば、枝線部6bを配作する際に、この枝線部6bの中途部を支持するためのハーネスガイドや係止部材を各パネル状部材7,8に容易に設置することができる。
なお、カバー部8bは、ワイヤーハーネス6の直径を考慮して、例えば、収納部7bにのみワイヤーハーネス6を収納するように構成すれば、カバー部8bはパネル部8aと面一のパネルによって構成することも可能である。
ワイヤーハーネス6は、詳細には図示しないが、車体前後方向に延びる複数の電線群を束ねた幹線部6aと、この幹線部6aからカバー8bの分割空間部8cで枝分かれした複数の枝線部6bと、を備えている。
幹線部6aの車体前方側には、例えば、車体前方側のバッテリからインストルメントパネル(共に図示せず)等を経由した他のワイヤーハーネスコネクタと接続されて電源供給される前側ハーネスコネクタ6cを接続している。また、幹線部6aの車体後方側には、例えば、車体後方側に配置した電装品等への電源供給のための他のワイヤーハーネスコネクタと接続されて電源供給する後側ハーネスコネクタ6dを接続している。さらに、各枝線部6bの先端には、例えば、図示は省略するが、ウィンドレギュレータモータ、電動ミラーモータ、シートベルトリトラクタモータ、等の各種駆動モータやこれらの各種スイッチ、スピーカといったドア周辺電装品等への電源供給のためのハーネスコネクタ6eを接続している。
本実施の形態のワイヤーハーネス6は、断面略半円状の収納部7bと、断面略半円状のカバー部8bとで覆っているため、例えば、従来技術で説明したワイヤーハーネスのようにコルゲートチューブ等のカバー部材を不要としている。また、車体前後方向に延びるワイヤーハーネス6の配索方向に沿って各パネル状部材7,8を分割すれば、収納部7bとカバー部8bとで幹線部6aを覆う際に、幹線部6aを配索するための引き回し作業等を不要とすることができる。これにより、コルゲートチューブ等のカバー部材でワイヤーハーネス6を覆う必要がないうえ、複数の電線群を束ねるためのテープにおいても厳密な巻きを不要とし、簡素な荒巻きでも良いこととなる。
したがって、従来技術で示したコルゲートチューブ付のワイヤーハーネスに比べ、部品点数の削減並びに作業工数の削減により一層貢献することができるワイヤーハーネス6並びにワイヤーハーネス固定装置を提供することが可能となる。
ところで、上記実施の形態では、収納部7bの端面及びカバー部8bの端面に楔状の係合突起7c,8dを突出させたものを開示したが、これに限定されるものではない。
例えば、図6に示すように、収納部7bの端部及びカバー部8bの端部に各パネル部7a,8aに沿うフランジ部7e,8fを一体に形成し、このフランジ部7e,8fの平面部に楔状の係合突起7c,8dを突出させてもよい。
これにより、各係合突起7c,8dと係合する係合穴7d,8eを収納部7b及びカバー部8bから離れたパネル部7a,8aに形成することができる。したがって、第1のパネル状部材7と第2のパネル状部材8とを合わせた際に、収納部7bとカバー部8bとで形成する断面形状を略真円形状とすることができる。
なお、フランジ部7e,8fを形成した場合には、第1のパネル状部材7と第2のパネル状部材8とを合わせた際の結合部分の強度を確保するため、補強フランジ7f,8gを適宜複数箇所に形成するのが好ましい。
(第2の実施の形態)
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
次に、図7〜図9を参照して、本発明の第2の実施の形態について説明する。
本実施の形態は、上述の第1の実施の形態とは、第2のパネル状部材8の構成がさらに分割されている点で異なるが、その他の構成は同様である。したがって、第1の実施の形態と同一の構成には同一の符号を付してその詳細な説明を省略し、特に第1の実施の形態と異なる部分についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施の形態に係るワイヤーハーネス固定装置において、車両用ドアパネル1は、ドアアウターパネル2と開口3aを形成したドアインナーパネル3とを備えている。開口3aにはハーネスモジュール4が装着されるようになっている。
ハーネスモジュール4は、ドアインナーパネル3の開口3aを閉成する被取付部材としてのモジュールパネル5と、モジュールパネル5に保持されたワイヤーハーネス6と、を備えている。
モジュールパネル5は、車体上下に分割されており、図7に示すように、車体上側に位置する第1のパネル状部材7と、車体下側に位置する第2のパネル状部材18と、で構成されている。
車体上側に位置する第1のパネル状部材7は、板状のパネル部7aと、ワイヤーハーネス6を収納可能な収納部7bと、を備えている。また、車体下側に位置する第2のパネル状部材18は、車体前後方向に沿ってさらに分割されており、車体前方側パネル状部材8Aと、車体後方側パネル状部材8Bとを備えている。
車体前方側パネル状部材8Aと車体後方側パネル状部材8Bとは、板状のパネル部8aと、パネル部8aの車体上縁側に、この上縁部分に沿って形成されて収納部7bを覆うカバー部8bと、を備えている。
車体前方側パネル状部材8A及び車体後方側パネル状部材8Bの各カバー部8bは、車体前後方向に延びるとともに、車体前方側パネル状部材8Aと車体後方側パネル状部材8Bとの境界である車体前後方向略中央付近で途切れて分割空間部8cが形成されている。また、カバー部8bは、車体内側に凸で車体外側に開放する断面略半円形状に形成されている。これにより、カバー部8bは収納部7bに対向する凹状面を有している。さらに、カバー部8bの端面においても、第1の実施の形態における第2のパネル状部材8の係合爪8dと同様に、複数の楔状の係合爪(図示せず)が一体に突出形成されている。
また、パネル部8aには、カバー部8bの近傍であって、カバー部8bの延在方向、すなわち、車体前後方向に沿う複数箇所に、第1の実施の形態における第2のパネル状部材8の係合穴8eと同様に、係合穴(図示せず)が形成されている。
このような構成においては、収納部7bにワイヤーハーネス6を収納した第1のパネル状部材7に対して、先に車体後方側パネル状部材8Bを結合した後、車体前方側パネル状部材8Aを第1のパネル状部材7及び車体後方側パネル状部材8Bに結合する。これにより、収納部7bにワイヤーハーネス6が収納された状態で収納部7bをカバー部8bで覆うよう各パネル状部材7,18が一体的に結合されたとき、ワイヤーハーネス6が第1のパネル状部材7及び第2のパネル状部材18により支持される。
なお、車体前方側パネル状部材8Aと車体後方側パネル状部材8Bとの境界部分については、雌雄の異なる凹凸係合やインロー結合等によるもののほか、パネルの肉厚や配置等に応じて公知の結合、或いは、溶着や接着等、適宜の手法を適用することができる。
また、車体前方側パネル状部材8Aと車体後方側パネル状部材8Bとの境界は、何れか一方に分割空間部8cが位置するように分割してもよいし、車体前方側パネル状部材8Aと車体後方側パネル状部材8Bとの両方に分割空間部8cが位置してもよい。
さらに、車体前方側パネル状部材8Aと車体後方側パネル状部材8Bとの境界部分に、例えば、車体下方に延びる枝線部6bの一部を覆うように、収納部とカバー部とを形成してもよい。
この場合、車体前方側パネル状部材8Aと車体後方側パネル状部材8Bとの取り付け順序は、収納部を形成した方のパネル状部材を先に第1のパネル状部材7に結合した後、カバー部を形成した方のパネル状部材を第1のパネル状部材7に結合すればよい。
以上説明したように、本発明に係るワイヤーハーネス固定装置は、作業工数を削減するとともに、ハーネス保持のための部品点数を削減することができるという効果を有し、ワイヤーハーネスを被取付部材に固定するワイヤーハーネス固定装置の全般に有用である。
6 ワイヤーハーネス
7 第1のパネル状部材
7b 収納部
7c 係合爪(係合突起)
7d 係合穴
8 第2のパネル状部材
8b カバー部
8d 係合爪(係合突起)
8e 係合穴
7 第1のパネル状部材
7b 収納部
7c 係合爪(係合突起)
7d 係合穴
8 第2のパネル状部材
8b カバー部
8d 係合爪(係合突起)
8e 係合穴
Claims (4)
- ワイヤーハーネスを被取付部材に固定するワイヤーハーネス固定装置であって、
前記被取付部材が第1及び第2のパネル状部材で構成され、
前記第1及び第2のパネル状部材の一方のパネル状部材に、前記ワイヤーハーネスを収納可能な収納部が設けられ、
前記第1及び第2のパネル状部材の他方のパネル状部材に、前記収納部を覆うカバー部が設けられ、
前記収納部に前記ワイヤーハーネスが収納された状態で前記収納部を前記カバー部で覆うよう前記第1及び第2のパネル状部材が結合されたとき、前記ワイヤーハーネスが前記第1及び第2のパネル状部材により支持されることを特徴とするワイヤーハーネス固定装置。 - 前記第1及び第2のパネル状部材は、前記収納部及び前記カバー部が接近するときに互いに係合し、前記収納部及び前記カバー部を一体的に結合する第1及び第2の結合部を有することを特徴とする請求項1に記載のワイヤーハーネス固定装置。
- 前記第1及び第2の結合部は、前記収納部及び前記カバー部が接近するときに互いに係合するよう雌雄の異なる凹凸部を有することを特徴とする請求項2に記載のワイヤーハーネス固定装置。
- 前記カバー部は前記収納部に対向する凹状面を有することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1の請求項に記載のワイヤーハーネス固定装置。
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-
2013
- 2013-07-30 JP JP2013157307A patent/JP2015029365A/ja not_active Abandoned
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