JP2015019135A - デジタル放送受信装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】選局の利便性を向上させることができるデジタル放送受信装置を提供する。
【解決手段】フルセグ固定モードが設定されている場合に、放送局をチャンネル順に切り替えて選局する際、次局が送信するデジタル放送波の受信系統による受信状態を判定し、フルセグ放送の受信ができない受信状態であれば、出力対象から除外する。
【選択図】図1
【解決手段】フルセグ固定モードが設定されている場合に、放送局をチャンネル順に切り替えて選局する際、次局が送信するデジタル放送波の受信系統による受信状態を判定し、フルセグ放送の受信ができない受信状態であれば、出力対象から除外する。
【選択図】図1
Description
この発明は、地上デジタル放送を受信するデジタル放送受信装置に関する。
特許文献1には、1セグメント地上デジタル放送(以下、ワンセグ放送と呼ぶ)および12セグメント地上デジタル放送(以下、フルセグ放送と呼ぶ)のそれぞれに係る情報(電波状況)を混在させたチャンネルリストを生成し、外部からの指示に応じてリスト更新を行うデジタル放送受信装置が開示されている。
従来から、電波状況に応じてワンセグ放送とフルセグ放送との受信を自動で切り替える自動切り替えモードと、電波状況によらずワンセグ放送かフルセグ放送のいずれかの受信に固定する固定モードとを選択可能なデジタル放送受信装置がある。
しかしながら、従来では、上述のような固定モードが設定されている場合であっても、チャンネル切り替えボタンで選局を行う場合、チャンネルリストに登録されている次局が選局されてしまう。
例えば、フルセグ放送の受信に固定する固定モード(以下、フルセグ固定モードと呼ぶ)が設定されているときに、電波状況の変化でフルセグ放送を受信できないチャンネルであっても、このチャンネルがチャンネルリストの登録順に従って選局されてしまう。
この場合、利用者が、このチャンネルから受信可能な他のチャンネルに切り替える必要があり、利便性が悪い。
しかしながら、従来では、上述のような固定モードが設定されている場合であっても、チャンネル切り替えボタンで選局を行う場合、チャンネルリストに登録されている次局が選局されてしまう。
例えば、フルセグ放送の受信に固定する固定モード(以下、フルセグ固定モードと呼ぶ)が設定されているときに、電波状況の変化でフルセグ放送を受信できないチャンネルであっても、このチャンネルがチャンネルリストの登録順に従って選局されてしまう。
この場合、利用者が、このチャンネルから受信可能な他のチャンネルに切り替える必要があり、利便性が悪い。
また、従来では、フルセグ固定モードが設定されているときに、電波状況の変化でフルセグ放送の受信が不可能になると、放送内容を表示していた画面がフリーズするか黒画面になるだけであった。このため、利用者は、同一の放送内容のワンセグ放送が受信可能であるか否かを知ることができなかった。
なお、特許文献1のように、ワンセグ放送およびフルセグ放送のそれぞれの電波状況を混在させたチャンネルリストを用いれば、ワンセグ放送とフルセグ放送のいずれが受信可能であるかを知ることはできる。
しかしながら、このチャンネルリストでは、フルセグ固定モードが設定されていても、ワンセグ放送での選局が可能となるため、高画質でのみ視聴したいという利用者の要望を満たすことができない。
しかしながら、このチャンネルリストでは、フルセグ固定モードが設定されていても、ワンセグ放送での選局が可能となるため、高画質でのみ視聴したいという利用者の要望を満たすことができない。
また、特許文献1では、外部から指示されたときにチャンネルリストの電波状況が更新される。このため、チャンネルリストが生成されてから利用者がリスト確認するまでの間に電波状況が変化する可能性を考慮すると、リスト確認の度に電波状況を更新しなければならない。従って、利便性が悪く、リスト確認の度にリスト更新時間も必要になるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、選局の利便性を向上させることができるデジタル放送受信装置を得ることを目的とする。
この発明に係るデジタル放送受信装置は、フルセグ放送とワンセグ放送の受信機能を有した受信系統を備えるデジタル放送受信装置であって、フルセグ放送の受信に固定するフルセグ固定モードが設定されている場合に、放送局をチャンネル順に切り替えて選局する際、次局が送信するデジタル放送波の受信系統による受信状態を判定し、フルセグ放送の受信ができない受信状態であれば、出力対象から除外する制御部を備える。
この発明によれば、選局の利便性を向上させることができるという効果がある。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。このデジタル放送受信装置は、移動体(例えば、車両)に搭載されて、デジタルテレビ放送のフルセグ放送とワンセグ放送を受信する機能を有したデジタル放送受信装置である。図1に示すように、その構成として、アンテナ10、チューナ部11、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;直交周波数分割多重)復調部12、デコーダ部13、制御部14、表示部15、および入力部16を備える。
なお、図1においては、アンテナ10、チューナ部11、OFDM復調部12、およびデコーダ部13からなる受信系統を一系統のみ備える場合を示したが、複数の受信系統を有していてもよい。
図1は、この発明の実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。このデジタル放送受信装置は、移動体(例えば、車両)に搭載されて、デジタルテレビ放送のフルセグ放送とワンセグ放送を受信する機能を有したデジタル放送受信装置である。図1に示すように、その構成として、アンテナ10、チューナ部11、OFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing;直交周波数分割多重)復調部12、デコーダ部13、制御部14、表示部15、および入力部16を備える。
なお、図1においては、アンテナ10、チューナ部11、OFDM復調部12、およびデコーダ部13からなる受信系統を一系統のみ備える場合を示したが、複数の受信系統を有していてもよい。
アンテナ10は、デジタルテレビ放送を受信するアンテナである。
チューナ部11は、アンテナ10が受信したRF(高周波)帯の放送波をIF(中間周波)信号に周波数変換する。
OFDM復調部12は、チューナ部11から出力されるIF信号のデジタル信号を復調してTS(Transport Stream)信号を出力する。
デコーダ部13は、OFDM復調部12から出力されるTS信号を、映像、音声およびデータにデコードする。
チューナ部11は、アンテナ10が受信したRF(高周波)帯の放送波をIF(中間周波)信号に周波数変換する。
OFDM復調部12は、チューナ部11から出力されるIF信号のデジタル信号を復調してTS(Transport Stream)信号を出力する。
デコーダ部13は、OFDM復調部12から出力されるTS信号を、映像、音声およびデータにデコードする。
また、この発明に係るデジタル放送受信装置では、自動切り替えモード、フルセグ固定モードおよびワンセグ固定モードの3つの受信モードを設定することができる。ここで、ワンセグ固定モードは、ワンセグ放送の受信に固定する受信モードである。
制御部14は、上述した受信系統によるデジタル放送の受信を制御する制御部であり、特に、フルセグ固定モードが設定されている場合に、放送局をチャンネル順に切り替えて選局する際、次局が送信するデジタル放送波の受信系統による受信状態を判定し、フルセグ放送の受信ができない受信状態であれば、出力対象から除外する。
例えば、OFDM復調部12の復調処理におけるRS(リードソロモン)復号状態からフルセグ放送の受信が可能な受信状態であるか否かを判定し、この判定結果に応じて出力対象(デコードして表示部15に表示する対象)から除外するかどうかを判断する。
制御部14は、上述した受信系統によるデジタル放送の受信を制御する制御部であり、特に、フルセグ固定モードが設定されている場合に、放送局をチャンネル順に切り替えて選局する際、次局が送信するデジタル放送波の受信系統による受信状態を判定し、フルセグ放送の受信ができない受信状態であれば、出力対象から除外する。
例えば、OFDM復調部12の復調処理におけるRS(リードソロモン)復号状態からフルセグ放送の受信が可能な受信状態であるか否かを判定し、この判定結果に応じて出力対象(デコードして表示部15に表示する対象)から除外するかどうかを判断する。
表示部15は、デコーダ部13がデコードした映像やデータを表示する表示部である。
また、表示部15は、制御部14から指示されてデコーダ部13がデコードした画面も表示する。この画面としては、例えば、実施の形態2で後述する問い合わせ画面や、受信不可通知画面が挙げられる。
入力部16は、利用者からの設定入力を受け付け、入力された内容を制御部14に設定する入力部である。例えば、操作キー、操作ボタン、タッチパネルなどの入力用のハードウェアと、これによって入力された入力信号を制御部14に出力するソフトウェアとから構成される。
また、表示部15は、制御部14から指示されてデコーダ部13がデコードした画面も表示する。この画面としては、例えば、実施の形態2で後述する問い合わせ画面や、受信不可通知画面が挙げられる。
入力部16は、利用者からの設定入力を受け付け、入力された内容を制御部14に設定する入力部である。例えば、操作キー、操作ボタン、タッチパネルなどの入力用のハードウェアと、これによって入力された入力信号を制御部14に出力するソフトウェアとから構成される。
次に動作について説明する。
図2は実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートであり、放送局をチャンネル順に切り替えて選局する動作を示している。また、デジタル放送受信装置には、フルセグ固定モードが設定されているものとする。
図2は実施の形態1に係るデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートであり、放送局をチャンネル順に切り替えて選局する動作を示している。また、デジタル放送受信装置には、フルセグ固定モードが設定されているものとする。
利用者が入力部16を使ってチャンネル切り替えを実施(例えば、チャンネル切り替えボタンの押下)すると、制御部14は、あらかじめ設定されたチャンネル順に次局が選局される(ステップST1)。このとき、次局は、受信した放送波から放送番組をデコードして表示部15に表示する、いわゆる出力対象の放送局である。
次に、OFDM復調部12が、アンテナ10およびチューナ部11を用いて、次局から受信したデジタル放送波を復調する。このとき、OFDM復調部12は、チューナ部11の出力に対するRS(リードソロモン)復号状態を判定し、その結果を制御部14に出力する(ステップST2)。例えば、OFDM復調部12が、チューナ部11から入力したIF信号を復調してTS信号を生成し、このTS信号におけるTSパケットに対してRS(リードソロモン)誤り訂正処理を行う。この誤り訂正の結果(RS復号状態)からフルセグ放送の受信が可能な受信状態であるか否かが判断できる。
制御部14は、OFDM復調部12から入力したRS復号状態に基づいて、次局のフルセグ放送の受信が可能な受信状態であるか否かを判定する(ステップST3)。
次局のフルセグ放送の受信が不可能であると判定した場合(ステップST3;NO)、制御部14は、次局を出力対象から除外して、ステップST1に戻り、チャンネルのさらに次の局を選局して、上述の処理をフルセグ放送の受信が可能な局になるまで繰り返す。
このように、実施の形態1では、フルセグ固定モードが設定されている場合、フルセグ放送の受信が不可の放送局については、チャンネル切り替えにおける出力対象から除外してスキップする。これにより、従来のように、フルセグ放送の受信が不可であっても出力対象となって黒画面が表示されるようなことがなく、これをさらに切り替える余計な操作も省略される。
次局のフルセグ放送の受信が不可能であると判定した場合(ステップST3;NO)、制御部14は、次局を出力対象から除外して、ステップST1に戻り、チャンネルのさらに次の局を選局して、上述の処理をフルセグ放送の受信が可能な局になるまで繰り返す。
このように、実施の形態1では、フルセグ固定モードが設定されている場合、フルセグ放送の受信が不可の放送局については、チャンネル切り替えにおける出力対象から除外してスキップする。これにより、従来のように、フルセグ放送の受信が不可であっても出力対象となって黒画面が表示されるようなことがなく、これをさらに切り替える余計な操作も省略される。
次局のフルセグ放送の受信が可能であると判定した場合(ステップST3;YES)、制御部14は、デコーダ部13に指示して、この局からのTS信号をデコードし(ステップST4)、表示部15に出力する。表示部15は、選局された次局が送信するフルセグ放送の番組(放送内容)を表示する(ステップST5)。これにより、利用者は、フルセグによる高画質の番組を視聴することができる。
以上のように、この実施の形態1によれば、フルセグ固定モードが設定されている場合に、放送局をチャンネル順に切り替えて選局する際、次局が送信するデジタル放送波の受信系統による受信状態を判定し、フルセグ放送の受信ができない受信状態であれば、出力対象から除外する制御部14を備える。このように構成することで、選局時にフルセグ放送の受信ができない放送局がスキップされる。このため、従来のようにフルセグ放送の受信ができない放送局が選局されることがなく、選局の利便性を向上させることができる。
実施の形態2.
実施の形態2では、フルセグ固定モードが設定されているが、電波状況が変化してフルセグ放送の受信ができなくなったが、ワンセグ放送の受信は可能である場合に、利用者に対して、放送内容の出力を継続するか、あくまでフルセグ放送の受信をとるかを選択させるものである。なお、実施の形態2に係るデジタル放送受信装置は、図1で示した構成と基本的に同様である。
実施の形態2では、フルセグ固定モードが設定されているが、電波状況が変化してフルセグ放送の受信ができなくなったが、ワンセグ放送の受信は可能である場合に、利用者に対して、放送内容の出力を継続するか、あくまでフルセグ放送の受信をとるかを選択させるものである。なお、実施の形態2に係るデジタル放送受信装置は、図1で示した構成と基本的に同様である。
次に動作について説明する。
図3は、この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートであり、電波状況の変化によって視聴していたフルセグ放送の受信ができなくなった場合の動作を示している。なお、このデジタル放送受信装置には、フルセグ固定モードが設定されているものとする。
図3は、この発明の実施の形態2に係るデジタル放送受信装置の動作を示すフローチャートであり、電波状況の変化によって視聴していたフルセグ放送の受信ができなくなった場合の動作を示している。なお、このデジタル放送受信装置には、フルセグ固定モードが設定されているものとする。
制御部14は、OFDM復調部12から入力したフルセグ放送の受信状態に関する情報に基づいてフルセグ放送の受信が不可となった場合、チューナ部11に指示してワンセグ放送(サイマル放送における同一の放送内容のワンセグ放送)を受信させる。
続いて、制御部14は、OFDM復調部12から入力したワンセグ放送の受信状態に関する情報に基づいてワンセグ放送の受信が可能か否かを判定する(ステップST1a)。
続いて、制御部14は、OFDM復調部12から入力したワンセグ放送の受信状態に関する情報に基づいてワンセグ放送の受信が可能か否かを判定する(ステップST1a)。
ワンセグ放送の受信が可能である場合(ステップST1a;YES)、制御部14は、デコーダ部13に指示して、図4に示すような問い合わせ画面を表示部15に表示させる(ステップST2a)。図4の問い合わせ画面は、フルセグ放送の受信が不可になったがワンセグ放送ならば受信できることを利用者に通知し、ワンセグ放送に受信を切り替えるかどうかを問い合わせる画面である。
利用者が、入力部16を用いて図4に示す問い合わせ画面における“ワンセグ切り替えボタン”を押下すると(ステップST3a)、制御部14は、チューナ部11に指示して、ワンセグ放送の受信に切り替える(ステップST4a)。これにより、OFDM復調部12およびデコーダ部13を介してワンセグ放送の放送内容がデコードされ、表示部15がワンセグ放送の番組を表示する(ステップST5a)。
上述のようにフルセグ放送を視聴しているときに、電波状況の変化によりフルセグ放送の受信が不可になると、一般的に、このフルセグ放送と同一の放送内容のワンセグ放送との切り替えが頻繁に起こる、いわゆるチャタリング状態になる。
そこで、フルセグ固定モードであっても、フルセグ放送の受信が不可になった場合は、ワンセグ放送に切り替えるべきかを利用者に問い合わせ、利用者の意思確認を行ってから切り替えを行う。これにより、利用者の意思とは無関係にワンセグ放送とフルセグ放送が切り替わる鬱陶しさがなくなり、利用者の意思に応じた切り替えを行うことができる。
そこで、フルセグ固定モードであっても、フルセグ放送の受信が不可になった場合は、ワンセグ放送に切り替えるべきかを利用者に問い合わせ、利用者の意思確認を行ってから切り替えを行う。これにより、利用者の意思とは無関係にワンセグ放送とフルセグ放送が切り替わる鬱陶しさがなくなり、利用者の意思に応じた切り替えを行うことができる。
なお、ステップST5aでワンセグ放送の受信に切り替えた後に、図3のフローを終了してから、制御部14は、チューナ部11に指示して、このワンセグ放送と同一の放送内容のフルセグ放送(元々視聴していたフルセグ放送)の受信が可能か否かを判定する。
このとき、フルセグ放送の受信が可能になった場合は、制御部14は、チューナ部11に指示して、このフルセグ放送の受信に自動で切り替える。
フルセグ固定モードが設定されている場合に、利用者が望むフルセグ放送の受信を優先することができる。
このとき、フルセグ放送の受信が可能になった場合は、制御部14は、チューナ部11に指示して、このフルセグ放送の受信に自動で切り替える。
フルセグ固定モードが設定されている場合に、利用者が望むフルセグ放送の受信を優先することができる。
一方、利用者が入力部16を用いて図4に示す“系列局サーチボタン”を押下するか、または、問い合わせ画面を表示してから一定時間操作がされなかった場合(ステップST6a)、制御部14は、チューナ部11に指示して、視聴していたフルセグ放送の系列局をサーチする(ステップST7a)。
フルセグ放送の受信が可能な系列局がある場合(ステップST8a;YES)、制御部14は、チューナ部11に指示して、この系列局を選局する(ステップST9a)。
これにより、OFDM復調部12およびデコーダ部13を介してフルセグ放送の放送内容がデコードされ、表示部15が、系列局からのフルセグ放送の番組を表示する(ステップST5a)。
これにより、OFDM復調部12およびデコーダ部13を介してフルセグ放送の放送内容がデコードされ、表示部15が、系列局からのフルセグ放送の番組を表示する(ステップST5a)。
フルセグ放送が受信可能な系列局がない場合(ステップST8a;NO)、制御部14は、視聴していたフルセグ放送の系列局のうち、ワンセグ放送が受信可能な系列局があるか否かを判定する(ステップST10a)。
ワンセグ放送が受信可能な系列局があると判定した場合(ステップST10a;YES)、ステップST2aに戻り、ワンセグ放送の受信への切り替えを問い合わせる。
ワンセグ放送が受信可能な系列局があると判定した場合(ステップST10a;YES)、ステップST2aに戻り、ワンセグ放送の受信への切り替えを問い合わせる。
ワンセグ放送の受信が可能な系列局もないと判定した場合(ステップST10a;NO)、制御部14は、デコーダ部13に指示し、図5に示す受信不可通知画面を表示部15に表示させる(ステップST11a)。この後、制御部14は、電波状況が変わることを期待して一定の時間、待ち状態に移行する(ステップST12a)。待ち時間が経過した後は、ステップST7aに戻り、系列局サーチを再度実行する。
なお、ステップST2aおよびステップST11aにおいては、表示部15に画面表示したが、問い合わせや受信不可であることを音声で案内してもよい。
また、ステップST3aおよびステップST6aにおけるボタン操作は、音声認識操作であってもよい。
また、ステップST3aおよびステップST6aにおけるボタン操作は、音声認識操作であってもよい。
以上のように、この実施の形態2によれば、制御部14が、フルセグ放送の受信はできないが、ワンセグ放送の受信が可能な受信状態であると判定した場合、その旨を利用者に通知する。このようにすることで、フルセグ放送の番組の視聴中に、このフルセグ放送の受信が不可な電波状況となっても、利用者がワンセグ放送で視聴を継続可能であるか否かを把握することができる。これにより、利用者の意思に応じてワンセグ放送とフルセグ放送の切り替えを行うことができる。
また、この実施の形態2によれば、制御部14が、上記通知に応じてワンセグ放送の受信に切り替えた後にフルセグ放送の受信が可能になった場合には、受信系統を制御して、このフルセグ放送の受信に自動で切り替える。このようにすることにより、フルセグ固定モードが設定されている場合には、利用者が望むフルセグ放送の受信を優先できる。
実施の形態3.
図6は、この発明の実施の形態3に係るデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。このデジタル放送受信装置は、移動体(例えば、車両)に搭載されて、デジタルテレビ放送のフルセグ放送とワンセグ放送を受信する機能を有したデジタル放送受信装置である。図6に示すように、実施の形態1と異なり、アンテナ20、チューナ部21、OFDM復調部22およびデコーダ部23からなる第1の受信系統と、アンテナ30、チューナ部31、OFDM復調部32およびデコーダ部33からなる第2の受信系統を備え、
制御部40、表示部50および入力部60を備える。なお、第3以上の受信系統を備えていてもかまわない。
図6は、この発明の実施の形態3に係るデジタル放送受信装置の構成を示すブロック図である。このデジタル放送受信装置は、移動体(例えば、車両)に搭載されて、デジタルテレビ放送のフルセグ放送とワンセグ放送を受信する機能を有したデジタル放送受信装置である。図6に示すように、実施の形態1と異なり、アンテナ20、チューナ部21、OFDM復調部22およびデコーダ部23からなる第1の受信系統と、アンテナ30、チューナ部31、OFDM復調部32およびデコーダ部33からなる第2の受信系統を備え、
制御部40、表示部50および入力部60を備える。なお、第3以上の受信系統を備えていてもかまわない。
実施の形態3では、制御部40が、第1および第2の受信系統のいずれかに指示して、定期的な放送局サーチを行い、チャンネルごとにワンセグ放送とフルセグ放送のそれぞれの受信状態を取得し、チャンネルリストを生成する。
図7は実施の形態3におけるチャンネルリストの一例を示す図である。制御部40は、図7に示すようなチャンネルリストを表示部50に表示することにより、チャンネルごとのワンセグ放送とフルセグ放送のそれぞれの受信状態を利用者に通知する。
なお、図7において、符号aを付した数値はチャンネル番号、符号bを付した欄はフルセグ放送の受信状態、符号cを付した欄はワンセグ放送の受信状態、符号dを付した数値は物理チャンネル番号、符号eを付した欄は放送局名、および、符号fを付した欄は番組タイトルである。また、放送局A〜Dは、それぞれの系列局の中で最も受信状態がよい局である。
図7は実施の形態3におけるチャンネルリストの一例を示す図である。制御部40は、図7に示すようなチャンネルリストを表示部50に表示することにより、チャンネルごとのワンセグ放送とフルセグ放送のそれぞれの受信状態を利用者に通知する。
なお、図7において、符号aを付した数値はチャンネル番号、符号bを付した欄はフルセグ放送の受信状態、符号cを付した欄はワンセグ放送の受信状態、符号dを付した数値は物理チャンネル番号、符号eを付した欄は放送局名、および、符号fを付した欄は番組タイトルである。また、放送局A〜Dは、それぞれの系列局の中で最も受信状態がよい局である。
利用者は、図7に示すようなチャンネルリストを参照することにより、チャンネルごとのワンセグ放送とフルセグ放送の各受信状態を知ることができる。これによって、利用者は、各放送の受信状態を見ながら、チャンネル切り替えを行うことができ、選局の利便性を向上させることができる。
また、フルセグ固定モードが設定されている場合、制御部40は、チャンネルリストにおいて、フルセグ放送の受信が可能な放送局のチャンネルのみを、表示部50に表示してもよい。これにより、利用者が、フルセグ放送の受信が不可なチャンネルを選局してしまうことがない。
さらに、フルセグ固定モードが設定されている場合、制御部40は、チャンネルリストにおいて、フルセグ放送の受信が可能な放送局のチャンネルとワンセグ放送のみの受信が可能な放送局のチャンネルとを異なる表示態様で表示し、ワンセグ放送のみの受信が可能
な放送局の選局を受け付けなくてもよい。
例えば、ワンセグ放送のみの受信が可能な放送局のデータ(図7の符号a〜fを含む行)における文字色を変える、グレー表示とする。このとき、制御部40は、入力部60を用いた選局を受け付けない。図7の場合、チャンネル“4”のデータを異なる表示態様で表示する。このようにすることでも、フルセグ放送の受信が不可なチャンネルが選局されることを防止できる。
な放送局の選局を受け付けなくてもよい。
例えば、ワンセグ放送のみの受信が可能な放送局のデータ(図7の符号a〜fを含む行)における文字色を変える、グレー表示とする。このとき、制御部40は、入力部60を用いた選局を受け付けない。図7の場合、チャンネル“4”のデータを異なる表示態様で表示する。このようにすることでも、フルセグ放送の受信が不可なチャンネルが選局されることを防止できる。
なお、フルセグ放送を受信中に電波状況が変化して、このチャンネルがワンセグ放送のみの受信が可能な放送局となった場合には、入力部60を用いてこの局を選局したときに、図4に示した問い合わせ画面を表示部50に表示して、利用者に切り替えるかどうかの意思確認を行ってもよい。
以上のように、この実施の形態3によれば、アンテナ20,30、チューナ部21,31、OFDM復調部22,32、デコーダ部23,33からなる複数の受信系統を備え、これらの受信系統のうちの一部がフルセグ放送とワンセグ放送の受信が可能であるか否かを放送局ごとにサーチし、制御部40が、放送局のサーチ結果を基に受信状態を確認することにより、放送局のチャンネルごとにフルセグ放送とワンセグ放送の各受信状態を利用者に通知する。このように構成することで、利用者は各放送の受信状態を見ながら、チャンネル切り替えを行うことができ、選局の利便性を向上させることができる。
また、この実施の形態3によれば、制御部40が、放送局のチャンネルごとにフルセグ放送とワンセグ放送の各受信状態を示すチャンネルリストを表示部41に表示し、フルセグ固定モードが設定されている場合には、チャンネルリストにおいて、フルセグ放送の受信が可能な放送局のチャンネルのみを表示するか、あるいは、フルセグ放送の受信が可能な放送局のチャンネルとワンセグ放送のみの受信が可能な放送局のチャンネルとを異なる表示態様で表示して、ワンセグ放送のみの受信が可能な放送局の選局を受け付けない。
このようにすることで、フルセグ放送の受信が不可なチャンネルが選局されることを防止できる。
このようにすることで、フルセグ放送の受信が不可なチャンネルが選局されることを防止できる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
10,20,30 アンテナ、11,21,31 チューナ部、12,22,32 OFDM復調部、13,23,33 デコーダ部、14,40 制御部、15,50 表示部、16,60 入力部。
Claims (5)
- フルセグ放送とワンセグ放送の受信機能を有した受信系統を備えるデジタル放送受信装置であって、
フルセグ放送の受信に固定するフルセグ固定モードが設定されている場合に、放送局をチャンネル順に切り替えて選局する際、次局が送信するデジタル放送波の前記受信系統による受信状態を判定し、フルセグ放送の受信ができない受信状態であれば、出力対象から除外する制御部を備えるデジタル放送受信装置。 - 前記制御部は、前記フルセグ放送の受信はできないが、ワンセグ放送の受信が可能な受信状態であると判定した場合、その旨を利用者に通知することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。
- 前記制御部は、前記通知に応じてワンセグ放送の受信に切り替えた後にフルセグ放送の受信が可能になった場合には、前記受信系統を制御して、このフルセグ放送の受信に自動で切り替えることを特徴とする請求項2記載のデジタル放送受信装置。
- 前記受信系統を複数備え、
複数の前記受信系統のうちの一部は、フルセグ放送およびワンセグ放送の受信が可能であるか否かを放送局ごとにサーチし、
前記制御部は、前記放送局のサーチ結果を基に受信状態を確認することにより、放送局のチャンネルごとにフルセグ放送とワンセグ放送の各受信状態を利用者に通知することを特徴とする請求項1記載のデジタル放送受信装置。 - 前記制御部は、
放送局のチャンネルごとにフルセグ放送とワンセグ放送の各受信状態を示すチャンネルリストを表示部に表示し、
前記フルセグ固定モードが設定されている場合には、前記チャンネルリストにおいて、フルセグ放送の受信が可能な放送局のチャンネルのみを表示するか、あるいは、フルセグ放送の受信が可能な放送局のチャンネルとワンセグ放送のみの受信が可能な放送局のチャンネルとを異なる表示態様で表示して、ワンセグ放送のみの受信が可能な放送局の選局を受け付けないことを特徴とする請求項4記載のデジタル放送受信装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013143265A JP2015019135A (ja) | 2013-07-09 | 2013-07-09 | デジタル放送受信装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013143265A JP2015019135A (ja) | 2013-07-09 | 2013-07-09 | デジタル放送受信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015019135A true JP2015019135A (ja) | 2015-01-29 |
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JP (1) | JP2015019135A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016208365A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | シャープ株式会社 | 受信装置、制御方法、及びプログラム |
JP2017192013A (ja) * | 2016-04-13 | 2017-10-19 | アルパイン株式会社 | ラジオ受信装置 |
-
2013
- 2013-07-09 JP JP2013143265A patent/JP2015019135A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2016208365A (ja) * | 2015-04-24 | 2016-12-08 | シャープ株式会社 | 受信装置、制御方法、及びプログラム |
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