JP2007006334A - デジタルデータ受信機 - Google Patents

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Abstract

【課題】 固定向けデジタル放送及携帯向けデジタル放送を容易に選択することが可能なデジタルデータ受信機を提供することを目的とする。
【解決手段】 表示部(60)と、固定向け放送サービスに係る複数の固定向けチャンネルと携帯向け放送サービスに係る複数の携帯向けチャンネルとを記憶するための記憶部(33)と、固定向けチャンネルに係る第1のデータを生成する第1データ生成部(18、20)と、携帯向けチャンネルに係る第2のデータを生成する第2データ生成部(19、21)と、第1及び第2のデータの受信状態を検出する検出部(12、34)と、表示部に検出部の検知結果に基づいて固定向けチャンネル又は携帯向けチャンネルの中から受信状態が良好なチャンネルを選択して自動的にプリセット表示する表示制御部(34)とを有することを特徴とするデジタルデータ受信機(10)。
【選択図】 図1

Description

本発明は、デジタル放送受信機等のデジタルデータ受信機に関するものである。
日本の地上波デジタルテレビ放送では、伝送特性の異なる複数の階層を同時に伝送する階層伝送が可能である。そこで、例えば、デジタル放送による同一チャネル内で異なった種類の符号化されたデジタルデータ(MPEG2、MPEG4又はH.264等)を受信し、受信状態に応じて一方の種類の符号化されたデジタルデータに切替える技術が知られている(例えば、特許文献1)。
また、固定向けデジタル放送における番組ガイドデータ(EPGデータ)と携帯向けデジタル放送における番組ガイドデータを、切り替えて表示しようとすることが知られている(例えば、特許文献2)。
特開2002−158726号公報(2頁、図1) 特開2001−197394号公報(6頁、図3)
デジタル放送では、固定向けデジタル放送及び携帯向けデジタル放送で同じ番組を放送している場合(サイマル放送)や異なる番組を放送している場合がある。また、サイマル放送の場合には、デジタルデータ受信機の位置によって、必ずしも固定向けデジタル放送及び携帯向けデジタル放送を両方とも良好に受信することができない場合や、ユーザの好みによって一方のデジタル放送のみを視聴したいという場合もある。さらに、デジタル放送では、多数のチャネル(13〜59ch)で放送が予定されている。
即ち、ユーザは、デジタル放送を視聴する場合、多くのチャンネルが存在する上に、固定向けと携帯向けという、さらに2種類(3種類)の選択を行う必要があった。しかしながら、このような状況において、簡単に番組を選択することができるようなデジタルデータ受信機は提案されていなかった。
そこで、本発明は、固定向けデジタル放送及び携帯向けデジタル放送を容易に選択することが可能なデジタルデータ受信機を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、受信状態に応じた固定向けデジタル放送及び携帯向けデジタル放送を容易に選択することが可能なデジタルデータ受信機を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るデジタルデータ受信機は、表示部と、固定向け放送サービスに係る複数の固定向けチャンネルと携帯向け放送サービスに係る複数の携帯向けチャンネルとを記憶するための記憶部と、表示部に複数の固定向けチャンネルの一部と複数の携帯向けチャンネルの一部とを混合してプリセット表示するように制御する表示制御部とを有することを特徴とする。
上記課題を解決するために、本発明に係るデジタルデータ受信機は、表示部と、固定向け放送サービスに係る複数の固定向けチャンネルと携帯向け放送サービスに係る複数の携帯向けチャンネルとを記憶するための記憶部と、固定向けチャンネルに係る第1のデータを生成する第1データ生成部と、携帯向けチャンネルに係る第2のデータを生成する第2データ生成部と、第1及び第2のデータの受信状態を検出する検出部と、表示部に検出部の検知結果に基づいて固定向けチャンネル又は携帯向けチャンネルの中から受信状態が良好なチャンネルを選択して自動的にプリセット表示する表示制御部とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るデジタルデータ受信機では、表示制御部は、固定向けチャンネルを優先的にプリセット表示することが好ましい。通常、固定向けチャンネルの方が画質が高い場合が多いことから、固定向けチャンネルと携帯向けチャンネルの両方が視聴できる場合には、固定向けチャンネルを優先してプリセットできるように構成した。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機では、表示制御部が、固定向けチャンネルを優先的にプリセット表示するか、携帯向けチャンネルを優先的にプリセット表示するかを設定するための優先チャンネル設定部を有することが好ましい。ユーザの好みに応じて対応できるように構成した。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機では、表示部にプリセット表示される固定向けチャンネル又は携帯向けチャンネルをマニュアルによって選択することを可能とするマニュアル設定部を有することが好ましい。自動的にプリセット表示されるだけでなく、ユーザが指定したチャンネルもプリセット表示できるように構成した。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機では、表示制御部は、検出部の検知結果に基づいて、固定向けチャンネルの中から受信状態が良好なチャンネルを選択して自動的にプリセット表示することが好ましい。受信状態に基づいてプリセット表示するチャンネルが選択されるように構成した。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機では、表示制御部が、固定向けチャンネルを自動的にプリセット表示するのか、携帯向けチャンネルを自動的にプリセット表示するのか、固定向けチャンネル及び携帯向けチャンネルを自動的にプリセット表示するのかを設定するための自動チャンネル設定部を有することが好ましい。ユーザの好みに応じて対応できるように構成した。
上記課題を解決するために、本発明に係るデジタルデータ受信機は、固定向け放送サービスに係る複数の固定向けチャンネルと携帯向け放送サービスに係る複数の携帯向けチャンネルとを記憶するための記憶部と、複数の固定向けチャンネルの一部と複数の携帯向けチャンネルの一部とを混合してプリセット表示するための表示部と、固定向けチャンネルに係る第1のデータを生成する第1データ生成部と、携帯向けチャンネルに係る第2のデータを生成する第2データ生成部と、第1及び第2のデータの受信状態を検出する検出部と、検出部の検知結果に基づいて表示部に表示された複数の固定向けチャンネルの一部又は複数の携帯向けチャンネルの一部のプリセット表示を更新する表示制御部とを有することを特徴とする。
また、本発明に係るデジタルデータ受信機では、表示部にプリセット表示される固定向けチャンネル又は携帯向けチャンネルをマニュアルによって選択することを可能とするマニュアル設定部を有することが好ましい。ユーザの好みに応じて対応できるように構成した。
また、本発明に係るデジタルデータ受信機では、表示制御部が、固定向けチャンネルを更新するのか、携帯向けチャンネルを更新するのか、固定向けチャンネル及び携帯向けチャンネルを更新するのかを設定するための更新チャンネル設定部を有することが好ましい。ユーザの好みに応じて対応できるように構成した。
本発明に係るデジタルデータ受信機によれば、固定向けチャンネルと携帯向けチャンネルとを混合してプリセット表示することができるので、固定向けチャンネルと携帯向けチャンネルに拘らず、容易にチャンネルを選択することが可能となった。
また、本発明に係るデジタルデータ受信機によれば、受信状態に応じて、固定向けチャンネルと携帯向けチャンネルとを混合してプリセット表示することができるので、視聴することができないチャンネルを選択してしまうことを防止することが可能となった。
さらに、本発明に係るデジタルデータ受信機によれば、一旦プリセット表示されたチャンネルを、受信状態に応じて更新することができるので、受信状態の変化に対応することが可能となった。
以下図面を参照して、本発明に係るデジタルデータ(放送)受信機について説明する。
図1は、本発明に係わるデジタルデータ受信機10の概要を示すブロック図である。
デジタルデータ受信機10は、チューナ部12、OFDM復調処理部14、TSデコード処理部16、第1音声デコーダ18、第2音声デコーダ19、第1映像デコーダ20、第2映像デコーダ21、音声切換処理部22、映像切換処理部24、提示処理部26、遅延回路30、D/A変換器31、RAM32、ROM33、制御部34、I/O35及びシステムバス36等から構成されている。また、デジタルデータ受信機10は、アンテナ40、車載用のスピーカ50及び表示部60及びリモコン70と接続されている。
デジタルデータ受信機10は、リモコン70及び/又は表示部60に設けられた各種入力装置(ボタンやつまみ等)、表示部60の表示画面上に配置されたタッチパネルSW62からの操作入力によって制御される。なお、デジタルデータ受信機10に、前述したアンテナ40、車載用のスピーカ50及び表示部60及びリモコン70の何れか1つ又は複数を含むように構成しても良い。
チューナ部12は、アンテナ40より放送波を受信し、制御部34の指示による帯域に存在するOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)信号を抽出して、内蔵するAGC(Auto Gain Control)回路によってレベル調整後、OFDM復調処理部14へ送る。なお、OFDM信号は、AGC信号によって、所望のレベルに制御される。また、チューナ部12は、AGC信号をシステムバス36を介して制御部34に送信する。制御部34は、AGC信号の電圧値に応じて、受信感度のレベルを判別することができる。
OFDM復調処理部14は、デジタル変調されたOFDM信号の復調を行い、誤り訂正処理等を行って、TS(トランスポート・ストリーム)パケット信号をTSデコード処理部16へ送る。また同時に、OFDM復調処理部14は、トランスポートエラー(TS−ERR):A、B及びCをシステムバス36を介して制御部34へ送信する。TS−ERR:Aは、携帯向けデジタル放送エラーを示し、TS−ERR:B又はCは、固定放送向けエラーを示している。
TSデコード処理部16は、TSパケット信号を、フィルタリング(選別)し、必要なデータだけを対応するデコーダに引き渡す。具体的には、固定向けデジタル放送(家庭用の一般向け)に対応し、MPEG2方式によって符号化された符号化デジタルデータを音声と映像に分離して、第1音声デコーダ18へ及び第1映像デコーダ20へ引渡し、携帯向けデジタル放送に対応し、H.264方式(MPEG−4Part10としても知られる映像圧縮方式の一つ)(又はMPEG4方式)によって符号化された符号化デジタルデータを音声と映像に分離して、第2音声デコーダ19及び第2映像デコーダ21へ引渡す。また、TSデコード処理部16は、同時に固定向けデジタル放送データのデコードエラー信号及び携帯向けデジタル放送データのデコードエラー信号をシステムバス36を介して制御部34へ送る。さらに、TSデコード処理部16は、TSパケット信号からPSI(番組特定情報)データ又はSI(サービス情報、番組配列情報)を取得し、システムバス36を介して制御部34へ送信する。
固定向けデジタル放送の符号化デジタルデータは、MPEG2方式で符号化されたものであって、高品質であるが、ビットレートが高いことからノイズ耐性が弱く、放送局からの距離が長くなると、良好な受信が困難となる場合がある。これに対して、携帯向けデジタル放送の符号化デジタルデータは、H.264方式(又はMPEG4方式)で符号化されたものであって、MPEG2方式に比べるとビットレートが低いため、ノイズ耐性が強く、放送局からの距離がより長くなっても良好に受信することが可能となる。
OFDM方式では、同時に3種類の信号キャリアを搬送することができるので、最大3種類のデータをTSデコード処理部16から分離することができるが、本実施形態では、MPEG2方式と、H.264方式(又はMPEG4方式)とで符号化された2種類の符号化デジタルデータを取扱っている。しかしながら、これに限定されることなく、第3音声デコーダ及び第3映像デコーダを設けることもできる。
第1音声デコーダ18及び第1映像デコーダ20は、TSデコード処理部16から受信した符号化されたデジタルデータのビットストリームをデコードして、固定向けデジタル放送(MPEG2方式)における、音声出力用の第1音声データ及び表示用の第1映像データを生成する。また、第2音声デコーダ19及び第2映像デコーダ21は、TSデコード処理部16から受信した符号化されたデータのビットストリームをデコードして、携帯向けデジタル放送(H.264方式又はMPEG4方式)における、音声出力用の第2音声データ及び表示用の第2映像データを生成する。
第1及び第2音声デコーダ18及び19からの第1音声データ及び第2音声データは、制御部34の制御によって音声切換処理部で何れか一方が選択され、遅延回路30にて所定の遅延処理が成されて映像データと同期を取った後、D/A変換器31によってアナログ信号に変換されて、スピーカ50から出力される。
第1及び第2映像デコーダ20及び21からの第1映像データ及び第2映像データは、制御部34の制御によって映像切換処理部24で何れか一方が選択され、提示処理部26において後述する演算処理がなされた後、表示部60に表示される。
提示処理部26は、選択された固定向けデジタル放送又は携帯向けデジタル放送の映像データを、表示部60に適合させて表示させるための処理部であって、映像データを一時記憶するためのVRAM等の記憶部27、後述するように、第1映像データ又は第2映像データから静止画像データ(フリーズ画像データ)の生成、補間処理、置換処理等を含む演算処理を行う演算処理部28等を有している。
制御部34は、RAM32及びROM33を利用しながら、予めインストールされているプログラムにしたがって動作し、システムバス36と接続されている各要素の制御を行う。また、制御部34は、チューナ部12からのAGC信号、OFDM復調処理部14からのTS−ERR:A及びB(又はC)、及びTSデコード処理部16からのデコードエラー信号を受信し、各信号の全て又は一部に基づいて固定向け放送及び携帯向け放送の受信状態の判別を行う。
図2は、自動プリセットの処理フローの一例を示す図である。
図2のフローは、主に、デジタルデータ受信機10の制御部34が、予めインストールされたプログラムに従い、デジタルデータ受信機10の各要素と連携して実行する。また、デーデジタルデータ受信機10は、図2のフローが実行される時点で、電源がONされ、各種機能が動作可能な状況になるものとする。
また、本実施形態では、図2の処理フローは、後述するオートプリセットボタン(図4の125参照)がユーザによって選択された場合に開始されるように設定されている。
制御部34は、チューナ部12を制御して、デジタル放送受信帯域の下限(上限から又は任意の周波数から開始しても良い)から、スキャンを開始し、予め設定されている各チャンネルの周波数毎に同調を行い(S201)、各チャンネルにおける固定向けデジタル放送の受信状態及び携帯向けデジタル放送の受信状態を取得する(S202)。
各チャンネルの受信状態は、チューナ部12からのAGC信号に基づいて行うものとする。即ち、AGC信号が予め定められた閾値電圧値より大きい場合には受信状態が良好であり、AGC信号が閾値電圧値以下の場合には受信状態が不良であると判断する。また、前述したように、チューナ部12からのAGC信号以外にも、OFDM復調処理部14からのTS−ERR:A及びB(又はC)及びTSデコード処理部16からのデコードエラー信号を用いて、またはAGC信号と共に受信状態を判断することも可能である。
なお、本実施形態では、各チャンネルにおける固定向けデジタル放送(MPEG2方式)と携帯向けデジタル放送(H.264方式又はMPEG4方式)の番組を区別するために、各放送の番組を図3に示すように、固定向け放送チャンネル301及び携帯向け放送チャンネル302として取り扱うものとする。したがって、図3において、サイマル放送の場合には、上下のチャンネルはそれぞれ同じ番組を放送することとなる。また、図3に示すチャンネルの関係はROM33等に予め記憶されているものとする。
次に、制御部34は、S202で取得した受信状態に基づいて全ての固定向け放送チャンネルの内から受信状態が良好なものを決定する(S203)。なお、受信状態が良好な固定向け放送チャンネルの数をN個とする。また、制御部34は、S202で取得した受信状態に基づいて全ての携帯向け放送チャンネルの内から受信状態が良好なものを決定する(S204)。なお、受信状態が良好な携帯向け放送チャンネルの数をM個とする。
次に、Nが8以上か否かの判断を行い(S205)、Nが8以上の場合には、全ての固定向け放送チャンネルをプリセット表示して(S206)、一連の動作を終了する。なお、本実施形態において、Nと比較する「8」は後述する表示画面(図4参照)における最大表示プリセット数に対応している。したがって、表示画面のフォーマット等に最適な「8」以外の他の整数を選択することが可能である。
S205で、Nが8より小さい場合には、全ての固定向け放送チャンネルをプリセットし(S207)、S204で決定された携帯向け放送チャンネルの内、AGC信号レベルの高い方から、(8−N)個分だけプリセット表示して(208)一連の動作を終了する。
図4は、表示部60に表示される表示画面の一例を示す図である。
図4に示すように、表示部60には、表示画面100とその周囲に設けられたチューニング用のボタン151及び152と、シークボタン153が設けられている。ユーザは、チューニングボタン151及び152を用いてマニュアルで固定向け放送チャンネル又波は携帯向け放送チャンネルを選択することが可能である。また、シークボタン153を用いると、自動的に特定の方向(例えば、同調周波数を上げる方向)にスキャンが開始され、最初に同調されたチャンネルが選択される。なお、表示部60に周囲には、他の用途のための各種ボタンやつまみ等を設けることができる。
表示画面100には、現在選択されている放送チャンネルの番号等を表示するチャンネル表示部101、現在選択されている放送チャンネの映像を表示する表示領域102、プリセット表示された放送チャンネルの番号を示す8つの表示領域111〜118、プリセット表示可能な放送チャンネルが8つ以上の場合に、初期画面に表示されていない放送チャンネルの番号の表示領域を表示させるための上下ボタン122及び123、マニュアルプリセットを行うためのマニュアルプリセットボタン124、自動的にプリセットを行うためのオートプリセットボタン125が表示されている。なお、図4の表示画面は一例であって、他のボタンや領域を表示させる等、さまざまな改変が可能である。
図4の場合は、S203で受信状態が良好と判別された固定向け放送チャンネルの番号が「101」、「111」、「121」、「151」及び「181」であり(N=5)、S204で受信状態が良好と判別された携帯向け放送チャンネルの内、AGC信号レベルが高いほうから3つの番号が「221」、「222」及び「271」であった場合を示している。なお、S203で、受信状態が良好と判別された固定向け放送チャンネルが、例えば10個あった場合、放送チャンネルの番号が小さいほうから8つを表示し、上下ボタン122及び123を利用して他の2つを表示できるように設定している。ユーザが、プリセット領域111〜118に表示された何れかの放送チャンネルの番号の表示領域111〜118の近傍を押圧すると、タッチパネルSW62によって、押圧位置に応じた放送チャンネルが選択され、それに対応した同調がチューナ部12で行われて、その放送チャンネルに対応した映像が表示領域102に表示され、音声がスピーカ50から出力される。
また、ユーザは、マニュアルプリセットボタン124を選択することにより、ユーザの好みの放送チャンネルの番号を常に、プリセット領域111〜118の何れかに表示するように設定することもできる。図4の場合、ユーザは8つの放送チャンネルの番号の表示領域111〜118の全てをマニュアル設定することもできるし、好みの個数のみをマニュアル設定することもできる。8より少ない数のマニュアル設定が行われた場合、残りについてだけ、図2の処理フローに従って、自動プリセット表示が実行される。
このように、固定向け放送チャンネルの番号と携帯向け放送チャンネルの番号とを、混合してプリセット表示したので、ユーザは容易にその時点で選択することができる放送チャンネルを固定向け及び携帯向けに拘らず選択することが可能となった。
上述したように、図2に示す処理フローは、図4に示すオートプリセットボタン125がユーザによって選択された場合に、実行されるように設定した。しかしながら、一旦プリセットされた放送チャンネルも、デジタルデータ受信装置10が搭載されている車両が移動したり、気象状況が変化したりすることによって受信状態が変化することが考えられる。したがって、一旦オートプリセットがなされた後に、プリセット表示された放送チャンネルの番号を更新することが好ましい。そこで、プリセット表示された放送チャンネルの番号の更新方法について以下に説明する。
図5は、プリセットの更新処理フローの一例を示す図である。
図5のフローは、主に、デジタルデータ受信機10の制御部34が、予めインストールされたプログラムに従い、デジタルデータ受信機10の各要素と連携して、各プリセットされた放送チャンネル毎に実行する。また、デーデジタルデータ受信機10は、図5のフローが実行される時点で、一旦図2に示したオートプリセットが実行された後であって、電源がONされ、各種機能が動作可能な状況になるものとする。
最初、制御部34は、設定されている放送チャンネルの番号に対応する固定向け放送データの受信状態を取得し(S501)、受信状態を判別する(S502)。受信状態は、図2の処理フローと同様に、チューナ部12からのAGC信号レベルによって判断する。
S502において、受信状態が良好であれば、設定されている放送チャンネルに対応する固定向け放送チャンネルをプリセットして(S503)、1つのプリセット表示された放送チャンネルの番号に対する処理フローを終了する。即ち、当初プリセット表示されていた放送チャンネルの番号が固定向けであれば、そのまま固定向けの放送チャンネルの番号がプリセット表示され、当初プリセット表示されていた放送チャンネルの番号が携帯向けであれば、携帯向け放送チャンネルの番号に対応した固定向けの放送チャンネルの番号がプリセットし直されて表示される。
S502において、受信状態が不良の場合には、設定されている放送チャンネルの番号に対応する携帯向け放送データの受信状態を取得し(S504)、受信状態を判別する(S505)。
S505において、受信状態が良好であれば、設定されている放送チャンネルの番号に対応する携帯向け放送チャンネルの番号をプリセットして(S506)、1つのプリセット表示された放送チャンネルの番号に対する処理フローを終了する。即ち、当初プリセット表示されていた放送チャンネルの番号が固定向けであれば、携帯向け放送チャンネルの番号にプリセットし直されて表示され、当初プリセット表示されていた放送チャンネルの番号が携帯向けであれば、そのまま携帯向け放送チャンネルの番号がプリセット表示される。
S505において、受信状態が不良であれば、固定向け及び携帯向け放送チャンネルも受信状態が不良であるので、プリセット表示が消去され(S507)、1つのプリセット表示された放送チャンネルの番号に対する処理フローを終了する。
図5に示す更新処理フローは、1つのプリセット表示された放送チャンネルの番号に対する処理フローであるので、図5に示す処理フローは全てのプリセット表示された放送チャンネルの番号に対して実行される(即ち、全部で8回)。また、図5に示す処理フローは、例えば、所定時間(例えば10分毎)や、所定移動距離(例えば10km)毎に、自動的に実行されることが好ましい。
図6は、更新処理フローによる表示画面の変更例を示した図である。
図6(a)は図4に示した時点と同じ表示画面であり、図6(b)は図5に示す更新処理フローによって変更された表示画面の一例を示している。
図6の場合では、プリセット領域111に当初表示されていた固定向け放送チャンネル「101」の受信状態が悪化し、固定向け放送チャンネル「101」に対応する(同じ番組を放送している)携帯向け放送チャンネル「201」の受信状態は良好であったので、プリセット領域111には、携帯向け放送チャンネルの番号「201」がプリセットし直されている。逆に、プリセット領域117に当初表示されていた携帯向け放送チャンネル「222」の受信状態が良好となったので、プリセット領域117には、携帯向け放送チャンネル「222」に対応する(同じ番組を放送している)固定向け放送チャンネルの番号「122」がプリセットし直されている。他のプリセット領域112〜116及び118は、前回と受信状態が変化していないので、同じ放送チャンネルの番号がそのままプリセット表示されている。
図5に示す更新処理フローに従えば、受信状態に応じて、プリセットを更新することができるので、受信状態に関わらず、放送チャンネルを容易に選択することが可能となる。
また、図5では、特別な更新処理フローを実行する方式について説明したが、図5に示すような特別な処理フローを用意しなくても、図2に示すオートプリセットの処理フローを、所定時間(例えば10分毎)や、所定移動距離(例えば10km)毎に、自動的に図2に示す処理フローを実行して、プリセットされるチャンネルを最適化するように制御しても良い。
上記のオートプリセットの処理フロー(図2参照)及び更新プリセットの処理フロー(図5参照)の例では、固定向け放送チャンネルの番号を優先的にプリセット表示するように構成した。しかしながら、携帯向け放送チャンネルの番号を優先的にプリセット表示できるようにユーザがタッチパネルSW62等を用いてマニュアル設定できるように構成することもできる。
さらに、上記のオートプリセットの処理フロー(図2参照)の例では、固定向け放送チャンネルの番号も携帯向け放送チャンネルの番号も自動的にプリセット表示されるように構成した。しかしながら、固定向け放送チャンネルの番号だけを自動的にプリセット表示できるように構成し、携帯向け放送チャンネルの番号はマニュアルで設定できるように構成することもできる。さらに、固定向け放送チャンネルの番号だけを自動的にプリセット表示するように処理するのか、携帯向け放送チャンネルの番号だけを自動的にプリセット表示するように処理するのか、両方とも自動的にプリセット表示するように処理するのかを、例えば、タッチパネルSW62等を用いて、ユーザがマニュアルで設定できるようにできるように構成しても良い。
さらに、上記の更新プリセットの処理フロー(図5参照)の例では、固定向け放送チャンネルの番号も携帯向け放送チャンネルの番号も更新されるように構成した。しかしながら、固定向け放送チャンネルの番号だけを更新できるように構成し、携帯向け放送チャンネルの番号はそのまま維持するように設定できるように構成することもできる。さらに、固定向け放送チャンネルの番号だけを更新するように処理するのか、携帯向け放送チャンネルの番号だけを更新するように処理するのか、両方とも更新するように処理するのかを、例えば、タッチパネルSW62等を用いて、ユーザがマニュアルで設定できるようにできるように構成しても良い。
さらに、上記のオートプリセットの処理フロー(図2参照)及び上記の更新プリセットの処理フロー(図5参照)の例では、固定向け放送チャンネルが選択されれば、固定向けに対応した映像及び音声が表示及び出力されるように構成した。しかしながら、音声については両者間で品質に大きな差がないことから、音声は常に携帯向け放送チャンネルに対応した音声が出力し、映像だけを切り替えるように構成しても良い。さらに、固定向け放送チャンネルに対応した映像を表示する場合に、どちらの音声を利用するのかを、例えば、タッチパネルSW62等を用いて、ユーザがマニュアルで設定できるようにできるように構成しても良い。
本発明に係るデジタルデータ受信機の概要を示すブロック図である。 オートプリセットの処理フローの一例を示す図である。 放送チャンネルの一例を示す図である。 表示画面の一例を示す図である。 更新処理フローの処理フローの一例を示す図である。 表示画面の変更例を示す図である。
符号の説明
10 デジタルデータ受信機
12 チューナ部
14 OFDM復調処理部
16 TSデコード処理部
18 第1音声デコーダ
19 第2音声デコーダ
20 第1映像デコーダ
21 第2映像デコーダ
22 音声切換処理部
24 映像切換処理部
26 提示処理部
33 ROM
34 制御部
50 スピーカ
60 表示部
70 リモコン

Claims (10)

  1. 固定向け放送サービスと携帯向け放送サービスとを受信可能なデジタルデータ受信機であって、
    表示部と、
    前記固定向け放送サービスに係る複数の固定向けチャンネルと前記携帯向け放送サービスに係る複数の携帯向けチャンネルとを記憶するための記憶部と、
    前記表示部に、前記複数の固定向けチャンネルの一部と前記複数の携帯向けチャンネルの一部とを混合してプリセット表示するように制御する表示制御部と、
    を有することを特徴とするデジタルデータ受信機。
  2. 固定向け放送サービスと携帯向け放送サービスとを受信可能なデジタルデータ受信機であって、
    表示部と、
    前記固定向け放送サービスに係る複数の固定向けチャンネルと前記携帯向け放送サービスに係る複数の携帯向けチャンネルとを記憶するための記憶部と、
    前記固定向けチャンネルに係る第1のデータを生成する第1データ生成部と、
    前記携帯向けチャンネルに係る第2のデータを生成する第2データ生成部と、
    前記第1及び第2のデータの受信状態を検出する検出部と、
    前記表示部に、前記検出部の検知結果に基づいて、前記固定向けチャンネル又は前記携帯向けチャンネルの中から受信状態が良好なチャンネルを選択して自動的にプリセット表示する表示制御部と、
    を有することを特徴とするデジタルデータ受信機。
  3. 前記表示制御部は、固定向けチャンネルを優先的にプリセット表示する、請求項1又は2の記載のデジタルデータ受信機。
  4. 前記表示制御部が、固定向けチャンネルを優先的にプリセット表示するか、携帯向けチャンネルを優先的にプリセット表示するかを設定するための優先チャンネル設定部をさらに有する、請求項1又は2に記載のデジタルデータ受信機。
  5. 前記表示部にプリセット表示される前記固定向けチャンネル又は前記携帯向けチャンネルをマニュアルによって選択することを可能とするマニュアル設定部をさらに有する、請求項1〜4の何れか一項に記載のデジタルデータ受信機。
  6. 前記表示制御部は、前記検出部の検知結果に基づいて、前記固定向けチャンネルの中から受信状態が良好なチャンネルを選択して自動的にプリセット表示する、請求項2〜5の何れか一項に記載のデジタルデータ受信機。
  7. 前記表示制御部が、前記固定向けチャンネルを自動的にプリセット表示するのか、前記携帯向けチャンネルを自動的にプリセット表示するのか、前記固定向けチャンネル及び前記携帯向けチャンネルを自動的にプリセット表示するのかを設定するための自動チャンネル設定部をさらに有する、請求項2〜6の何れか一項に記載のデジタルデータ受信機。
  8. 固定向け放送サービスと携帯向け放送サービスとを受信可能なデジタルデータ受信機であって、
    前記固定向け放送サービスに係る複数の固定向けチャンネルと前記携帯向け放送サービスに係る複数の携帯向けチャンネルとを記憶するための記憶部と、
    前記複数の固定向けチャンネルの一部と前記複数の携帯向けチャンネルの一部とを混合してプリセット表示するための表示部と、
    前記固定向けチャンネルに係る第1のデータを生成する第1データ生成部と、
    前記携帯向けチャンネルに係る第2のデータを生成する第2データ生成部と、
    前記第1及び第2のデータの受信状態を検出する検出部と、
    前記検出部の検知結果に基づいて、前記表示部に表示された前記複数の固定向けチャンネルの一部又は前記複数の携帯向けチャンネルの一部のプリセット表示を更新する表示制御部と、
    を有することを特徴とするデジタルデータ受信機。
  9. 前記表示部にプリセット表示される前記固定向けチャンネル又は前記携帯向けチャンネルをマニュアルによって選択することを可能とするマニュアル設定部をさらに有する、請求項8に記載のデジタルデータ受信機。
  10. 前記表示制御部が、前記固定向けチャンネルを更新するのか、前記携帯向けチャンネルを更新するのか、前記固定向けチャンネル及び前記携帯向けチャンネルを更新するのかを設定するための更新チャンネル設定部をさらに有する、請求項8又は9に記載のデジタルデータ受信機。
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