JP2014531545A - チップおよびアダプタを備えた地面係合器具のツメ組立体 - Google Patents

チップおよびアダプタを備えた地面係合器具のツメ組立体 Download PDF

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Abstract

地面係合器具(1、6)の底板縁部(18)用のツメ組立体(10)の地面係合チップ(14、150、180、190、210)が提供され、ツメ組立体(10)は、地面係合器具(1、6)の底板縁部(18)に装着するように構成されかつ前方に延びるアダプタ突出部(26)を有するアダプタ(12、170)を含む。地面係合チップ(14、150、180、190、210)は、上側摩耗土工用途で使用するための上面に追加摩耗材を提供する実質的に要石状の外形を有し得る。

Description

本開示は概して、地面係合工具を備えた土工機械に関し、特に、そのような地面係合工具の前縁部または底板縁部に装着される交換式チップおよびアダプタを備えたツメ組立体に関する。
当該技術分野で知られている土工機械は、地面または岩を掘削し、解された被掘削物質を、作業現場で1つの場所から別の場所へ移動するために使用されている。これら機械および装備は一般に、エンジンを収容しかつ後輪、履帯またはエンジンによって駆動される類似の構成要素を有するボディ部分と、操作者用の高所キャブを含む。これら機械および装備はさらに、機械の1つまたは複数の器具を操作するための、関節式機械式アーム、またはZ型リンク機構などの他の種類のリンク機構を含む。リンク機構は、地面または他の被掘削物質と所望の方法で係合するために、器具を上昇および下降させること、および器具を回転させることが可能である。土工用途において、機械または他の装備の用具は、土または他の種類の被掘削物質を移動するまたは掘るための、底板縁部に斜縁または刃が設けられたバケットである。
土工作業を促進するために、および器具の耐用年数を延ばすために、複数のツメ組立体が、器具の底板縁部に沿って間隔を空けて配置され、器具の表面に装着されている。ツメ組立体は、被掘削物質との第1の接点および貫入点として、および底板縁部の摩耗量を低減するために、底板縁部から前方に突き出ている。この構成により、ツメ組立体は、被掘削物質との繰り返される係合によって引き起こされる摩耗と破損にさらされる。最終的にツメ組立体は交換する必要があるが、器具はツメ組立体を交換する多数回のサイクルを経てなお使用可能である。装備に対する様々な用途および被掘削物質に応じて、ツメ組立体の型または形状を、器具を最も効率よく利用するために変えることも望まれ得る。
多くの実行において、ツメ組立体を二部品システムとして提供することによって、ツメ組立体の取付けおよび交換を容易にすることができる。このシステムは、器具の底板縁部に装着されるアダプタと、アダプタに装着されるように構成される地面係合チップと、使用中チップをアダプタに固定する保持機構とを含み得る。アダプタを、底板縁部に溶接、ボルト締め、またはその他の方法で固定することができ、その後、チップをアダプタに装着し、保持機構で適所に保持することができる。チップは、被掘削物質との係合によって発生する衝撃および摩擦の大部分に耐え、アダプタよりも速く摩滅し、頻繁に破損する。結果として、多数のチップがアダプタに装着され、摩滅し、アダプタ自体を交換する必要に迫られる前に交換され得る。最終的に、アダプタが摩滅して、器具の底板縁部が摩滅する前に交換を必要とし得る。
掘削用ツメ組立体の一例は、Fellnerに付与された(特許文献1)に示され、記載されている。このバケット用の掘削用ツメは、交差して前方切刃を形成する凹状上面と凸状底面とを有する。側壁はその2つの面を接続し、型板形状を有する凹状である。ツメの後部には、掘削用ツメをバケットに取り付けるための取付組立体が設けられる。底面は前方切刃から後部まで連続的に分岐し、その一方、上面は最初に集束し、その後前方切刃から後部まで分岐する。後部は、シャンク受入れキャビティを含み、シャンク受入れキャビティは、横から見たときキャビティに三角形状またはくさび形状を与えるようにキャビティがツメの中を前方に延びるにつれて集束する上壁と底壁とを有する。
ローダバケットのツメの一例は、Fellnerに付与された(特許文献2)に提供されている。ローラバケットの掘削用ツメは、凹状構造を有する上面と、平坦前部および凸状後部を有する底面とを含む。平坦前部および上面は交差して前方切刃を形成する。側壁は2つの面を接続し、すき先形状を有する凹状である。ツメの後部には、バケットに取り付けるための取付組立体が設けられている。底面は前方切刃から後部まで連続的に分岐し、その一方、上面は最初に集束し、その後前方切刃から後部まで分岐する。後部は、シャンク受入れキャビティを含み、シャンク受入れキャビティは、内側に延びる底壁と、底壁に対して略平行に延びる第1部分、および底壁に向かって傾けられ、丸められた前部まで延びる第2部分を有する上面とを有する。
Stephensonに付与された(特許文献3)は、ディッパーボディーの前縁部に装着されるアダプタと、アダプタに装着されるチップとを有する掘削機のツメの一例を提供する。チップは比較的鋭い点に集束する上面および下面を含み、チップは対称的な水平面を有している。アダプタの上面および下面は、窪んだ中心面を有し、上側中心面は対称面から上方に分岐し、アダプタの前面に丸くなる前面を有している。チップの内側は対応する平面を有し、対応する平面は、アダプタの中心面で受けられ、前面に近づくにつれて対称面から分岐する前面を含み、チップの前面の1つは、部品が適切に組み立てられるとき、アダプタの前面と当接する。
考察したような器具は、異なる作業条件を有する様々な用途で使用することができる。積込み用途において、ホイールローダまたは履帯式ローダの前部に取り付けられたバケットは、積込み機械が前方に駆動されるとき、地面に沿って擦れ、地面または被掘削物質の山を掘り進む底面および底板縁部を有する。バケットが被掘削物質の山に入るときツメ組立体にかかる力によりチップが押し込まれ、対応アダプタと係合する。次にバケットは、被掘削物質の積込み物とともに持ち上げられて棚状にされ、そしてローダが移動し、別の場所で被掘削物質を放出する。バケットが被掘削物質を通して持ち上げられるとき、ツメ組立体に対して力が下方にかけられる。擦り付け、および被掘削物質との係合の組み合わせにより、および底面が被掘削物質とより頻繁に係合するせいで典型的により速く摩耗する他のタイプの底側摩耗用途において、チップの摩耗材は、チップの前部から、ならびにチップおよびアダプタの底面から摩滅する。チップの前部における摩耗材の減損により、最初は鋭いチップの前端部は、手を延びた指を持つ状態から閉じた拳を持つ状態に変えるのと同様、丸くて切れ味の鈍い表面へと変わる。摩滅した形状は、ローダが前方に移動するときの被掘削物質の掘削において効率が落ちるが、チップは交換前、当面は器具で使用するのに十分な摩耗材をなおも有している可能性がある。
掘削機用途、および上面が被掘削物質とより頻繁に係合するせいで典型的により速く摩耗する他のタイプの上側摩耗用途において、バケットは、上記の積込み用途など、底側摩耗用途と異なる角度で地面または被掘削物質と係合し、その中を通り、従って、ツメ組立体の摩耗材を異なる態様で摩滅させる。バックホウなどの掘削機装置は、最初に、底板縁部およびツメ組立体が被掘削物質の面に対してほぼ垂直に向けられた状態で被掘削物質と係合し、そして下方移動により被掘削物質に全体的に入る。被掘削物質への初期貫入後、機械式アームが、バケットを掘削機に向かって後方に引き、バケットを内側に回転させ、被掘削物質をバケット内にすくうことによって、さらに被掘削物質を破砕し、被掘削物質の積込み物をバケット内に集める。力がチップを押してアダプタと係合するように作用する下方貫入動作の間、バケットの複雑な動きによりツメ組立体のチップに摩耗が生じる。初期貫入後、被掘削物質を破砕し、器具に積み込み始めるため、バケットは機械の方に引かれ、すくうための移動においてさらに回転させられる。この動作の間、力は最初に、ツメ組立体の上面に対して最初にほとんど垂直な方向に作用し、そして被掘削物質は、ツメの上面に摩耗を引き起こしながらツメの上側の上および周りを通過する。器具がさらに回転し、被掘削物質中を引かれるとき、力および被掘削物質は再びツメの上側に作用し、チップに摩耗を引き起こす。ローダのツメ組立体と同様、掘削機のツメ組立体は、被掘削物質に繰り返し進入した後、効率の落ちる形状に摩滅するが、交換することなく連続して使用するのに十分な摩耗材をなおも保持している可能性がある。この点において、チップが最終的に交換する必要に迫られるまで、摩耗材がチップから摩滅しチップを再成形するにつれてチップがより効率的に被掘削物質を掘削するように摩耗材を配分するローダおよび掘削機器具用の改善されたツメ組立体の設計に対する必要性が存在する。
米国特許第4,949,481号明細書 米国特許第5,018,283号明細書 米国特許第2,982,035号明細書
本開示の一態様において、本発明は、地面係合器具の底板縁部用のツメ組立体の地面係合チップを対象とし、ツメ組立体は、地面係合器具の底板縁部に装着するように構成されかつ前方に延びるアダプタ突出部を有するアダプタを含む。地面係合チップは、後縁部と、上側外面と、底側外面とを含み得、上側外面および底側外面は後縁部から前方に延び、前縁部で集束し、地面係合チップはさらに、上側外面から底側外面まで下方に延びる反対側に配置された横外面であって、横外面が上側外面から底側外面の方に下方へ延びるにつれて横外面間の距離が減少するようにテーパが付けられた横外面と、後縁部から地面係合チップ内に内側に延び、かつアダプタ突出部をその中に受け入れるようにアダプタのアダプタ突出部と相補的な形状を有する突出部キャビティを地面係合チップ内に画定する内面とを含み得る。
本開示の別の態様において、本発明は、地面係合器具の底板縁部用のツメ組立体のアダプタを対象とする。アダプタは、後方に延びる上側ストラップと、上面を有する後方に延びる底側ストラップと、前方に延びるアダプタ突出部とを含み得、上側ストラップと底側ストラップは地面係合器具の底板縁部を受け入れるための間隙をそれらの間に画定する。突出部は、上側ストラップおよび底側ストラップに対して前方に延びる底面と、前面と、上面と、上面から底面まで下方に延びる反対側に配置された側面とを含み得、側面は、側面が上面から底面の方に下方へ延びるにつれて側面間の距離が減少するように垂直方向においてテーパを付けられる。
本開示の別の態様において、本発明は、地面係合器具の底板縁部用の地面係合ツメ組立体を対象とする。地面係合ツメ組立体は、後方に延びる上側ストラップと、上面を有する後方に延びる底側ストラップと、前方に延びるアダプタ突出部とを有するアダプタを含み得、上側ストラップと底側ストラップが地面係合器具の底板縁部を受け入れるための間隙をそれらの間に画定し、アダプタ突出部は、上側ストラップおよび底側ストラップから前方に延びる底面と、前面と、上面と、上面から底面まで下方に延びる反対側に配置された側面とを有する。地面係合ツメ組立体はさらに地面係合チップを含み得、地面係合チップは後縁部と、上側外面と、底側外面とを有し、上側外面および底側外面は後縁部から前方に延び、前縁部で集束し、地面係合チップはさらに、上側外面から底側外面まで下方に延びる反対側に配置された横外面であって、横外面が上側外面から底側外面の方に下方へ延びるにつれて横外面間の距離が減少するようにテーパを付けられた横外面と、後縁部から地面係合チップ内に内側に延び、アダプタ突出部をその中に受け入れるようにアダプタのアダプタ突出部と相補的な形状を有する突出部キャビティを地面係合チップ内に画定する内面とを有する。
本発明のさらなる態様は、本特許の請求項によって定義される。
底板縁部に装着される本開示によるツメ組立体を有するローダバケットの等角図である。 底板縁部に装着される本開示によるツメ組立体を有する掘削機バケットの等角図である。 本開示によるツメ組立体の等角図である。 図3のツメ組立体の側面図である。 図3のツメ組立体のアダプタの等角図である。 器具の底板縁部に装着される図5のアダプタの側面図である。 図5のアダプタの上面図である。 図5のアダプタの底面図である。 図7の線9−9で取られた図5のアダプタの断面図である。 図3のツメ組立体のチップの等角図である。 図10のチップの側面図である。 図10のチップの上面図である。 図10のチップの底面図である。 図10のチップの前面図である。 図12の線15−15で取られた図10のチップの断面図である。 図14の線16−16で取られた図10のチップの断面図である。 図10のチップの背面図である。 本開示によるツメ組立体のチップの代替実施形態の等角図である。 図18のチップの上面図である。 図18のチップの前面図である。 図18のチップの側面図である。 図19の線22−22で取られた図18のチップの断面図である。 本開示によるツメ組立体のアダプタの代替実施形態の等角図である。 図23のアダプタの側面図である。 図24の線25−25で取られた図23のアダプタの断面図である。 本開示によるツメ組立体のチップの代替実施形態の等角図である。 図26のチップの側面図である。 図26のチップの前面図である。 図26のチップの上面図である。 図29の線30−30で取られた図26のチップの断面図である。 本開示によるツメ組立体のチップの別の代替実施形態の等角図である。 図31のチップの側面図である。 図31のチップの前面図である。 底側外面を示すために前縁部が部分的に持ち上げられた図31のチップの前面部である。 図31のチップの背面図である。 図35の線36−36で取られた図31のチップの断面図である。 本開示によるツメ組立体のチップの別の代替実施形態の等角図である。 図37のチップの上面図である。 図37のチップの前面図である。 図37のチップの側面図である。 図39の線41−41で取られた図37のチップの断面図である。 本開示による上側摩耗用途向けのツメの等角図である。 図42のツメの前面図である。 図42のツメの側面図である。 図42のツメの上面図である。 本開示による底側摩耗用途向けのツメの等角図である。 図46のツメの前面図である。 図46のツメの側面図である。 図46のツメの上面図である。 図16に示されるようなチップが図6のアダプタに取り付けられている、線16−16で取られた図3のツメ組立体の断面図である。 保持機構内の許容差によりチップが前方に移動されている図50のツメ組立体の断面図である。 (a)〜(f)は、掘削機器具が被掘削物質の積込み物を集めるときの図3のツメ組立体の向きの順序の概略図である。 図50のツメ組立体の断面図であり、切断線が取り除かれ、掘削機器具が図52(a)の向きにあるときツメ組立体にかかる力を示している。 図53のツメ組立体の断面図であり、掘削機器具が図52(c)の向きにあるときツメ組立体にかかる力を示している。 図54のツメ組立体の拡大図であり、アダプタの突出部およびチップの突出部キャビティ表面に作用する力を示している。 図53のツメ組立体の断面図であり、掘削機器具が図52(e)の向きにあるときツメ組立体にかかる力を示している。 本開示によるツメ組立体の代替実施形態の上面図である。 図57のツメ組立体の前面図である。 図23のアダプタおよび図26のチップによって形成されるツメ組立体の断面図であり、ローダの器具が被掘削物質の山を掘り進むときツメ組立体にかかる力を示している。 図59のツメ組立体の断面図であり、ツメ組立体およびローダの器具が部分的に上に向けられ、ローダの器具が被掘削物質の山を通して上に持ち上げられるときツメ組立体にかかる力を示している。 図60のツメ組立体の拡大図であり、アダプタの突出部およびチップの突出部キャビティ表面に作用する力を示している。 図3のツメ組立体の側面図である。 線63−63で取られた図62のツメ組立体の断面図である。 線64−64で取られた図62のツメ組立体の断面図である。 線65−65で取られた図62のツメ組立体の断面図である。 線66−66で取られた図62のツメ組立体の断面図である。 線67−67で取られた図62のツメ組立体の断面図である。 線68−68で取られた図62のツメ組立体の断面図である。 図23のアダプタおよび図26のチップによって形成されたツメ組立体の側面図である。 線70−70で取られた図69のツメ組立体の断面図である。 線71−71で取られた図69のツメ組立体の断面図である。 線72−72で取られた図69のツメ組立体の断面図である。 線73−73で取られた図69のツメ組立体の断面図である。 線74−74で取られた図69のツメ組立体の断面図である。 線75−75で取られた図69のツメ組立体の断面図である。
以下の文は本発明の多数の異なる実施形態の詳細な説明を記載するが、本発明の法的な範囲は請求項の用語によって定義されると理解すべきである。詳細な説明は単に例示として解釈されるべきであり、本発明の可能な実施形態の全てを記載するわけではない。今現在ある技術または本特許の出願日以後に開発された技術を用いて、本発明を定義する請求項の範囲内に依然としてあるであろう多数の代替実施形態が実行されてもよい。
また、用語は、本特許内で「本明細書で使用する際、用語「○○」は〜を意味するように本明細書により定義される」という文、または類似の文を用いて明示的に定義されない限り、その用語の意味を、その平易なまたは一般的な意味を超えて、明示的におよび暗示によって、制限する意図はなく、そのような用語は、(請求項の言葉以外の)本特許のいずれかの節で作成されたいずれかの記述に基づく範囲に制限されるように解釈されるべきではないと理解すべきである。本特許の最後において請求項で記載されるどの用語も単一の意味と一致するように本特許で言及される限りにおいて、それは読者を混乱させないように単に明確さのためになされ、そのような請求項の用語を、暗示およびその他によって、その単一の意味に制限するつもりはない。最後に、請求項の要素は、構造の記述なしに用語「手段」および機能を記載することによって定義されない限り、いかなる請求項の要素の範囲も、米国特許法第112条第6段落の適用に基づいて解釈されることは意図されない。
ここで図1を参照すると、本開示の特徴部を組み込んだローダバケット組立体1の形態にある、ローダ機械などの、底側摩耗用途向け器具が示されている。ローダバケット組立体1は、図1に部分的に示されたバケット2を含む。バケット2は、公知の方法で物質を掘るために、ローダ機械で使用される。バケット組立体10は、反対側に配置された一対の支持アーム3を含むことができ、その上に、対応する隅部ガード4を取り付けることができる。バケット組立体1は、さらに、本開示によるツメ組立体1の間に置かれた多数の縁部保護装置組立体5を含むことができ、縁部保護装置組立体5とツメ組立体はバケット2の底板縁部18に沿って固定されている。図2は、掘削機バケット組立体6の形態にある、掘削機などの、上側摩耗用途向け器具を示す。掘削機バケット組立体6はバケット7を含み、バケット7は、両側に接続された隅部ガード4と、バケット7の底板縁部18にわたり装着された複数のツメ組立体10とを有する。底側摩耗および上側摩耗用途に実装できるツメ組立体の様々な実施形態が、本明細書に記載される。特定のツメ組立体または構成要素の実施形態が、特定の底側摩耗または上側摩耗用途に関して記載され得る場合でも、ツメ組立体は特定の用途の種類に限定されず、また、様々な用途の器具間で交換可能であり得、およびそのような互換性は本開示によるツメ組立体の発明者らによって企図されていることを当業者は理解するであろう。
図3および4は、土工器具で有用であり得る本開示によるツメ組立体10の実施形態を示し、上側摩耗用途における特定の用途を有する。ツメ組立体10は、多様な種類の底板縁部18を有する地面係合工具で使用することができる。ツメ組立体10は、器具1、6(それぞれ図1および2)の底板縁部18に取り付けるように構成されたアダプタ12と、アダプタ12に取り付けるように構成されたチップ14とを含む。ツメ組立体10はさらに、チップ14をアダプタ12に固定する保持機構(不図示)を含む。保持機構は、チップ14の側部を貫通する保持開口部16など、アダプタ12とチップ14の側面を利用できるが、当業者であれば、多数の代替保持機構を本開示によるツメ組立体10に実装可能であり、ツメ組立体10は特定の保持機構に限定されないことを理解するであろう。図4に示されるように、一度アダプタ12に取り付けられると、チップ14は、被掘削物質(不図示)との初期係合のために、器具1、6の底板縁部18から外方へ延び得る。
上側摩耗用途向けアダプタ(図5〜9)
アダプタ12の実施形態が図5〜9により詳しく示されている。図5を参照すると、アダプタ12は、上側ストラップ20と底側ストラップ22とを有する後部19と、中間部分24と、ブラケットによって示されるようなアダプタ12の前または前方位置に配置された突出部26とを含み得る。上側ストラップ20および底側ストラップ22は、図6に示されるようにそれらの間に、器具1、6の底板縁部18を受け入れるための間隙28を画定し得る。上側ストラップ20は、底板縁部18の上面32に面しかつそれに隣接して配置される底面30を有し得、および底側ストラップ22は、底板縁部18の底面36に面し、かつそれと係合する上面34を有し得る。
アダプタ12は、当業者に公知の任意の接続方法または機構を用いて、上側ストラップ20および底側ストラップ22を底板縁部18に取り付けることによって、器具1、6の底板縁部18に適所で固定することができる。一実施形態では、ストラップ20、22および底板縁部18は対応開口部(不図示)を有してもよく、開口部にボルトまたはリベットなどの締結具(不図示)を挿入してアダプタ12を適所に保持することができる。あるいは、上側および底側ストラップ20、22を底板縁部18の対応する上面および底面32、36に溶接して、アダプタ12および底板縁部18を使用中互いに動かないようにすることができる。底板縁部18の金属の強度に対する上面および底面溶接部の衝撃を低減するために、ストラップ20、22は、底板縁部18の上面32および底面36に形成される溶接部の重なりを最小化するように異なる形状で構成することができる。図7および8で分かるように、上側ストラップ20の外縁部38は、底側ストラップ22の外縁部40と異なる形状を有してもよく、その結果、上側ストラップ20は一般的に底側ストラップ22より短くて幅広になり得る。強度の維持に役立つのに加えて、底側ストラップ22の追加の長さは、器具1、6の底板縁部18の底面36に追加の摩耗材も提供し得る。さらに、上側ストラップ20を底側ストラップ22よりも厚くして、上側摩耗用途においてより大量の摩擦が発生し得るアダプタ12の上側にさらなる摩耗材を提供することができる。
当業者であれば、上に示し、記載した上側および底側ストラップ20、22の代替構造として、アダプタ12の他の接続構造を設けることができることは理解しよう。例えば、アダプタ12の後部に単一の上側ストラップ20を設け、底側ストラップ22は設けず、上側ストラップ20を底板縁部18の上面32に取り付けることができる。反対に、単一の底側ストラップ22を設け、上側ストラップ20を設けず、底側ストラップ22を底板縁部18の底面36に取り付けることができる。さらなる代替構造として、単一の中央ストラップをアダプタ12の後部に設け、中央ストラップを、器具1、6の底板縁部18の間隙に挿入することができる。さらなる代替的アダプタ取付構造が当業者に明らかであり、本開示によるツメ組立体で使用できるように本発明者らによって企図されている。
図5に戻ると、アダプタ12の中間部分24は、ストラップ20、22と、アダプタ12の前端部から外方へ延びる突出部26との間の移行部を提供する。突出部26は、以下でより完全に記載するように、チップ14の対応突出部キャビティ120(図16)によって受け入れられるように構成される。図5および6に示されるように、突出部26は、底面42と、上面44と、反対側にある側面46、48と、前面50とを有し得る。底面42は概ね平坦であり得、かつ底側ストラップ22の上面34に対して、および対応して底板縁部18の底面36に対して、上方に傾斜され得る。底面42の傾斜角度δは、示されるように、底側ストラップ22の上面34など、アダプタ12のストラップ20、22の一方の主要底板縁部係合面によって定められる実質的に長手方向の軸「A」に対して約5°であり得る。実装に応じて、底面42の角度δは、アダプタ12が作製されるモールドまたはダイからのアダプタ12の取り外しと、チップ14の突出部キャビティ120(図16)内での突出部26の嵌合とを促すために、さらに1°〜3°増してもよい。
突出部26の上面44は、器具1、6の使用中チップ14を支持しかつ被掘削物質の負荷に耐えるときに突出部26へのチップ14の保持を容易にするように構成することができる。上面44は、前面50に隣接して配置された第1支持面52と、第1支持面52から中間部分24に向かって後方へ延びる中間傾斜面54と、中間面54とアダプタ12の中間部分24との交差部との間に配置された第2支持面56とを含み得る。面52、54、56はそれぞれ、略平坦な構造を有し得るが、互いに角度をつけて方向づけることができる。示される実施形態では、第1支持面52は、底面42とほぼ平行であり得、かつモールドまたはダイからの取外しを促すべく底面42に対して抜き勾配を有し得る。第2支持面56もまた、底面42および第1支持面52とほぼ平行に方向付けることができる。さらに、長手軸「A」に対して、第2支持面56は、第1支持面52よりもアダプタ12において高い高さに配置され得る。中間面54は第1支持面52の後端部52aと第2支持面56の前端部56aとの間に延び、中間面54と底面42との間の距離は中間面54が第2支持面56に近づくにつれて増す。一実施形態では、中間面54は、突出部26の底面42、第1支持面52、および第2支持面56に対して約30°の角度αで方向づけることができる。中間面54の傾斜により、突出部26をチップ14の突出部キャビティ120(図16)に挿入することが容易になり、チップ14が突出部26に一度装着されると、中間面54の幅によりチップ14の捻りが制限される。また、第1および第2支持面52、56により、以下でより完全に考察されるように、アダプタ12上でチップ14の向きを維持することが補助される。
突出部26の側面46、48は、略平坦であり得、かつ底面42と上面44との間に上方に延び得る。一対の突起58が、側面46、48のそれぞれに1つ(図6に1つだけ示されている)あり、軸「B」に沿って実質的に同軸に方向づけられる。軸「B」は長手軸「A」に対して略垂直である。突起58は、チップ14を突出部26に保持するための保持機構(不図示)の一部として機能する。突起58はチップ14の対応開口部16(図3)と整列するように位置付けることができる。側面46、48はほぼ平行であり得るか、あるいは、突出部26が図7および8に示されるようにテーパを付けられるように、中間部分24から突出部26の前面50に向かって延びるにつれて、軸「A」に対して約3°の長手テーパ角度「LTA」(明確さのため軸「A」と平行な線に対して図7に示される)で内側に傾斜され得る。図9の断面図で最もよく分かるように、側面46、48は傾斜を付けてもよく、その結果、側面46、48間の距離は、側面46、48が上面44から底面42に向かって下方へ延びるにつれて軸「A」および「B」に対して垂直に向けられた平行垂直線「VL」に対して約6°の垂直テーパ角度「VTA」で実質的に対称的に減少する。このように、および図9の断面に示されるように構成されるので、突出部26は、底面42、上面44および側面44、46によって画定される実質的に要石状の外形62を有し得、ここで、突出部26は、底面42の近くよりも上面44の近くでより多量の材料を有する。この外形62は、チップ14の外形93、131(図17)と相補的であり得、チップ14の外形93、131は上側摩耗用途においてより多量の摩擦が発生し得るツメ組立体10の上側に追加的摩耗材を提供し得、また以下でさらに考察するように、チップ14が被掘削物質中で引かれるとき抗力を低減し得る。
突出部26の前面50は図6で示されるように平坦であり得るか、いくらかの湾曲を含み得る。例示される実施形態で示されるように、前面50は概ね平坦であり得、および底面42から上方へ延びるにつれて中間部分24から離れるように傾けられ得る。一実施形態では、前面50は、底面42と垂直な線50aに対して約15°の角度γで前方へ延び得る。前面50は示されるように傾けられるので、前面50に対してほぼ垂直に内側に延びかつ突起58を実質的に二等分する基準線60により角度β、βが生じ得、それぞれは、底面42と基準線60との間、および上面44の中間面54と基準線60との間に約15°を計測する。基準線60はまた、それぞれ底面42および中間面54の延長である線60b、60cの交差点60aをほぼ通過し得る。底面42を基準として使用すると、基準線60は、底面42に対して角度βで向けられ、かつ突起58を二等分し、中間面54は、基準線60に対して角度βで向けられ、前面50は基準線60に対して略垂直である。代替実施形態では、角度βは、作製中モールドまたはダイからの取外しを容易にするために約1°の抜き勾配を提供すべく約16°であり得る。同様に、角度αは約1°の抜き勾配を提供すべく約29°であり得る。
上側摩耗用途向け一般的チップ(図10〜17)
ツメ組立体10のチップ14が図10〜17により詳細に示されている。図10および11を参照すると、チップ14は概ねくさび型であり得、かつ後縁部70の上縁70aから前方に延びる上側外面72と、後縁部70の底縁70bから前方に延びる底側外面74とを有する後縁部70を含み得る。上側外面72は下方に傾けることができ、底側外面74は後縁部70に対してほぼ垂直に延びることができ、その結果、上側外面72と底側外面74はチップ14の前方の前縁76で集束する。上側外面72はチップ14の略平坦な面を示し得るが、互いにわずかに傾けられ得る異なる部分を有し得る。その結果、上側外面72は、後縁部70によって画定される面「P」に対して垂直な線に対して約29°の第1下降角度「FDA」で後縁部70から第1上側移行領域80まで延びる後部78と、面「P」に対して垂直な線に対して約25°の第2下降角度「SDA」で移行領域80から前方に延びる前部82と、面「P」に対して垂直な線に対して約27°の第3下降角度「TDA」で前部82と突出部84との間の第2チップ移行領域82aから延びる突出部84と、を含み得る。上側外面72の略平坦な構造により被掘削物質は上側外面72の上に、および器具1、6の底板縁部18に向かって滑ることが可能になり得、そのとき前縁部76は、ツメ組立体がより多量の湾曲を、または被掘削物質の流れを戻す1つまたは複数の凹部を有する上側外面を有する場合にもたらされ得るよりも器具1、6の前方移動に対して少ない抵抗で被掘削物質の山に入り込む。
同じく底側外面74は略平坦であり得るが、底側外面74の底側移行領域80aにおいて中間配向変化を有する。その結果、底側外面74の後部86は、後縁部70から後縁部70によって画定される面「P」に対して略垂直に移行領域80aまで、底側外面74が下側前部88において下方角度に移行するまで、延びることができる。前部88は、ツメ組立体10の寸法に応じて、後部86に対して約3°〜5°の角度θで方向付けることができ、また、距離dだけ後部86より低い高さの前縁部76まで延びることができる。底側外面74の前部88を下げることによって、器具1、6の底板縁部18によって前縁部76が被掘削物質中を前方に移動されるとき、チップ14の実質的に要石状の外形によってもたらされ得る以下で考察される流れおよび抗力緩和の利点のいくつかがもたらされ得る。
チップ14はまた、チップ14の両側において、上側外面72と底側外面74の間に延びる横外面90、92を含む。横外面90、92はそれぞれ、後部78、86間の位置に、それらを貫通して延びる保持開口16の対応する1つを有し得る。図13の底面図および図15の断面図において最もよく分かるように、横外面90、92は、横外面90、92が上側外面72から底側外面74に向かって下方に延びるにつれて横外面90、92間の距離が減少するように角度を付けることができる。このように構成されるので、チップ14は、突出部26について上で記載した実質的に要石状の外形62に実質的に対応して実質的に要石状の外形93を有し得る。
チップ14は、より多くの摩擦が発生し得る上側外面72の近くに、より多量の摩耗材が提供され、および上側摩耗用途においてより少ない摩擦が発生し得る底側外面74の近くに、より少量の摩耗材が提供される。この構造において、摩耗材の量、および対応してチップ14の重量および費用は、ツメ組立体10の耐用年数を低減することなく、低減または少なくともより効率的に分散することができる。チップ14の実質的に要石状の外形93をもたらす横外面90、92の上側から底側へのテーパ化により、チップ14が被掘削物質中を引かれるときチップ14が受ける抗力の量が低減され得る。上側外面72が被掘削物質中を引かれるとき、被掘削物質は図15において矢印「FL」で示されるように上側外面72の上を外方に、およびチップ14の周囲を流れ、このとき、横外面90、92が平行でありかつそれらが上側外面72から下方に延びるとき一定幅に維持される場合よりも少ない横外面90、92の係合を伴う。
図12〜15はさらに、チップ14を、横外面90、92が後縁部70から前縁部76に延びるにつれてテーパするように構成可能であり、横外面は横外面90、92のテーパにおいて中間変化を有していることを示している。横外面90、92は後部94、96を有することができ、後部94、96は、後縁部70から前縁部76に向かって前方に延び、かつ面「P」に垂直な線に対して約3°の横テーパ角度「STA」で、後部94、96が横移行領域97に近づくにつれて後部94、96間の距離が減少するように方向づけられる。横テーパ角度「STA」は、アダプタ12の突出部26の長手方向テーパ角度「LTA」とほぼ等しいことに留意されたい。移行領域80を越えて、横外面90、92は前部98、100に移行し、前部98、100は略平行であり得、または前部98、100が前縁部76まで前方に進むにつれてチップ14によって画定される主長手軸「D」に対してより浅い角度で集束し得る。前縁部76背後の横外面90、92の前部98、100のテーパにおける低減により、チップ14が受ける摩擦量がチップ14の後縁部70近くの領域より多いチップ14の前方の前縁部76近くの摩耗材は保たれ得る。
図13に示されるように、底側外面74の前部88は逃げ部(relief)102を含み得る。逃げ部102は底側外面74からチップ14の本体へ上方に延びてチップ14にポケット「P」を画定することができる。図16の断面図は逃げ部102の一実施形態の幾何学的構造を示す。逃げ部102は、前縁部76の近くでチップ14の本体へ上方に延びる上方に湾曲した部分104を含み得る。前縁部76の近くから後縁部70に延びるにつれて逃げ部102を見ると、逃げ部102の湾曲部分104が上方に延びるにつれて、逃げ部102はテーパ部分106に移行する。テーパ部分106は後縁部70に向かって後方に延びるにつれて下方に延びてもよく、そして最後に移行領域80および底側外面74の後部86で終端する。逃げ部102の示される構造によりチップ14の重量が低減され、被掘削物質を通るチップ14の移動の抵抗が低減され、以下でさらに完全に記載されるようにチップ14に自己先鋭化特徴部が提供される。しかしながら、チップ14に利点を提供し得る逃げ部102の代替的な構造が当業者には明らかであり、かつ本開示に従うツメ組立体10の範囲内にあるように本発明者らによって企図される。
チップ14はアダプタ12の突出部26に受け取られるように構成することができる。図17のチップ14の後面図において、突出部キャビティ120をチップ14内に画定することができる。突出部キャビティ120は、アダプタ12の突出部26と相補的な構造を有することができ、底側内面122と、上側内面124と、対向する一対の内面126、128と、前部内面130とを含むことができる。後から見えるように、突出部キャビティ120は、チップ14の外側の外形93およびアダプタ12の突出部26の外形62に相補的な態様で、実質的に要石状の外形131を有し得る。上側外面72と上側内面124の間、および底側外面74と底側内面122の間の距離は、チップ14を横切る横方向において一定であり得る。横内面126、128は、横内面126、128が上側内面124から底側内面122に向かって下方に延びるにつれて横内面126、128間の距離が減少するように、内側に傾けることができる。このように方向付けられるので、横内面126、128は横外面90、92を正確に描写し、一定厚さが突出部キャビティ120の横内面126、128と、チップ14の外側の、それぞれ横外面90、92との間に維持される。図17はさらに、突出部26が突出部キャビティ120に挿入されるときアダプタ12の突出部26の突起58を受け入れるように構成可能な凹部140を横内面126、128に含んでもよいことを示している。一度受け入れられると、ツメ組立体10の保持機構(不図示)が、チップ14をアダプタ12に固定するために、突起58と係合することができる。
図16の断面図は、図6で示されるような、チップ14の突出部キャビティ120とアダプタ12の突出部26との間の対応を示している。底側内面122は略平坦であり得、および後縁部70に対して略垂直であり得る。底側内面122はまた、底側外面74の後部86と略平行であり得る。アダプタ12の底面42が上向き抜き勾配を有する場合、チップ14の底側内面122は、その抜き勾配と一致する対応する上向き傾斜を有し得る。
上側内面124は、突出部26の上面44と一致するように成形可能であり、また、第1支持部分132、傾斜中間部分134、および第2支持部分136を含み得る。第1および第2支持部分132、136は、概ね平坦であり、かつ底側内面122と略平行であり得るが、モールドまたはダイからの取り外しを促すために突出部26の上面44の第1および第2支持部分52、56に提供され得る向きに対応するわずかに下向きの傾斜を有し得る。上側内面124の中間部分134は、第1支持部分132の後縁部132aと第2支持部分136の前縁部136aとの間に延在し得、このとき中間部分134と底側内面122との間の距離は、アダプタ12の突出部26の中間面54と底面42の間の距離と同じように増す。アダプタ12の突出部26の底面42と中間面54との間の関係と一致して、チップ14の突出部キャビティ120の中間部分134は、底側内面122および第1および第2支持部分132、136に対して約30°の角度αで方向づけることができる。
突出部キャビティ120の前部内面130は、突出部26の前面50と一致する形状を有し、また、示されるように平坦であり得るか、前面50の形状と相補的であるのに必要な形状を有し得る。図16に示されるように、前部内面130は、底側内面122に対して垂直な線130aに対して約15°の角度γで前縁部76に向かって傾けることができる。前部内面130に対して実質的に垂直な基準線138が内側に延在し得、保持開口部16を実質的に二等分し得る。突出部26の形状と一致するために、基準線138は、突出部キャビティ120の底側内面122に対して約15°の角度βで、および上側内面124の中間部分134に対して約15°の角度βで方向づけることができる。突出部26および突出部キャビティ120の形状は、本開示によるツメ組立体10の一実施形態の例である。当業者であれば、相補的形状を有する突出部および突出部キャビティを製造しながら突出部26および突出部キャビティ120の様々な表面間の相対角度および距離の変化を例示の実施形態から変えることができ、そのような変化は、本開示によるツメ組立体10で使用できるように本発明者らによって企図されていることを理解するであろう。
上側摩耗用途向け貫入チップ(図18〜22)
被掘削物質に貫入するより優れた能力が必要とされ得る岩の多い環境でツメ組立体10が使用される場合、ツメ組立体10は、被掘削物質を破砕するためのより先鋭な貫入端部を有するチップを提供することによって掘削を容易にし得る。図18〜22を参照すると、貫入チップ150が示されており、図中、チップ14の要素に類似または対応するチップ150の表面および他の要素は、同じ参照番号によって特定され、貫入チップ150は、後縁部70、上側外面72、および底側外面74を含み得、上側外面72および底側外面74は後縁部70から前方に延び、前縁部76に集束する。横外面90、92は、上に記載したような保持開口部16を含み得る。上側外面72は後部78と前部82とを有し得、底側外面74は後部86と前部88とを有する。チップ14のように、底側外面74の後部86は、後縁部70と略垂直であり得、突出部キャビティ120の底側内面122と略平行であり得る(図21および22)。前部88は、ツメ組立体10のサイズに依存して、後部86に対して、8°〜10°の範囲の角度θで方向付けることができ、および約9°であり得、および距離dだけ後部86より低い高さの前縁部76まで延び得る。ツメ組立体10のサイズはまた、チップの外面72が、取付けの間チップ150を持ち上げて位置付けるために使用され得るそこから延びるフック152を含むかどうかを決定し得る。
後部78、86は後縁部70から前方に延び、横外面90、92の後部94、96は、横外面90、92が約3°の横テーパ角度「STA」で後縁部70から延びるにつれてテーパを付けられ、集束し得る。後部78、86が前縁部76に近づくにつれて、上側および底側外面72、74は前部82、88に移行し得る。横外面90、92は前部98、100に移行し得る。前部98、100は最初に略平行であり得、その後前部98、100が前縁部76に近づくにつれて、面「P」に対して垂直な線に対して約20°の貫入テーパ角度「PTA」でより急なテーパ部分を有することに移行し、後部94、96内の集束より高い率で集束し得る。その結果、前縁部76は、図12に示されるようなチップ14の実施形態よりも、図19で最もよく分かるように貫入チップ150の全体的な幅に対して狭くなり得る。チップ150の狭い前縁部76は、岩の多い被掘削物質と係合するためのより小さい表面面積を提供し得るが、岩の多い被掘削物質を破砕するために器具1、6の底板縁部18に装着された一連のツメ組立体10によって岩の多い被掘削物質に適用される接触面積単位当たりの力を増大し得る。
チップ150の前縁部76の幅を狭くすることに加えて、岩の多い被掘削物質に貫入するチップ150の能力は、摩耗材が経時的にチップ150から摩滅するにつれて、チップ150の全体垂直厚さを低減することによってさらに高めることができる。示される実施形態では、上側外面72の前部82の両側に逃げ部154、156を設けることができ、底側外面74の前部88の両側に逃げ部158、160を設けることができる。逃げ部154、156、158、160は、前縁部76および先端部84から後方に延在し得る。摩耗材が経時的にチップ150の前縁部76からチップ14の後縁部70に向かって摩滅するにつれて、チップ150の残存する被掘削物質係合面の厚さTは、先端部84の材料が摩滅するにつれて最初に増大し得る。摩耗材が摩滅し、被掘削物質係合面が逃げ部154に到達するとき、厚さTは、摩耗材が後部78、86の方向に摩滅し続けるにつれて厚さが徐々に増大する逃げ部154、156、158、160間の前部82、88の領域を除いて、比較的一定のままであり得る。
底側摩耗用途向けアダプタ(図23〜25)
上に記載したように、底側摩耗用途は、上側摩耗用途と異なる作動条件を伴う可能性があり、その結果、被掘削物質のより効率的な掘削および積込みをもたらし得るツメ組立体のアダプタとチップの異なる設計要件を示し得る。例えば、被掘削物質を収集するために地面に沿って移動することを促すべく、底側摩耗チップの底面を、地面と平行に、かつ器具1の底面と平行に整列することが望まれ得るが、上に記載したような上側摩耗チップが、被掘削物質を器具6のバケット7の中にすくい上げることを促すために器具6の形状をより緊密に延ばすことが望まれ得る。異なる設計要件は、ツメ組立体のアダプタおよびチップ両方の設計の相違をもたらし得る。
図23〜25は、底側摩耗用途向け器具1ならびに底板縁部18を有する他の種類の地面係合器具1、6において特定用途を有し得る本開示によるツメ組立体10のアダプタ170の実施形態を示す。上に記載したようなアダプタ12の要素に類似または対応するアダプタ170の表面および他の要素は、同じ参照番号によって識別されている。図23および25を参照すると、アダプタ170は、上側ストラップ20と、下側ストラップ22と、中間部分24と、突出部26と、を含み得、上側ストラップ20と下側ストラップ22はそれらの間に器具1、6の底板縁部18を受け入れるための間隙28を画定している。上側ストラップ20は、底板縁部18の上面32に面しかつそれに隣接して配置され得る底面30を有し得、および下側ストラップ22は、底板縁部18の底面36に面しかつそれと係合し得る上面34を有し得る。用途の、および対応してツメ組立体10のサイズに依存して、アダプタ170は、取付けの間アダプタ170を持ち上げて底板縁部18に位置付けるために使用され得る持上げ装置(不図示)を装着するための、上側ストラップ20から上方に延びるフック172を含み得る。上に記載されるようなアダプタ12は、より大型の用途において必要であればフック172を同様に設けることができる。
アダプタ170のストラップ20、22は、底板縁部18の上面32および底面36に形成される溶接部の重なりを最小化するように異なる形状を有するアダプタ12と同様に構成することができる。底側摩耗用途において、しかしながら、上側ストラップ20を下側ストラップ22よりも長くし、かつ下側ストラップ22を上側ストラップ20よりも厚くして、底側摩耗用途においてアダプタが地面に沿って擦れるとき追加的な摩擦が発生し得るアダプタ170の底側に追加の摩耗材を提供することが望まれ得る。
突出部26はまた、アダプタ12の突出部26と同一の全体構造を有し得、また、以下でより完全に記載されるチップの対応する突出部キャビティ120によって受け入れられるように構成することができる。突出部26は、底面42と、上面44と、反対側の側面46、48と、前面50とを有し得、上面44は第1および第2支持面52、56と、それらの間に延びる中間面54とを有する。突出部26の側面46、48は、略平坦であり得、かつ図25で最もよく分かるように底面42と上面44との間に垂直に延び得、かつ略平行である得るか、突出部26が後ろから前にテーパを付けられるように中間部分24から延びるにつれて内側に傾けられ得る。側面46、48は、上に記載されたものと同様の実質的に要石状の外形174を画定するように、側面46、48が上面44から底面42に向かって下方に延びるにつれて垂直テーパ角度「VTA」により側面46、48間の距離が減少するように傾けることができる。アダプタ170の実質的に要石状の外形174は、下に記載されるチップの外形と相補的であり得る。
上側摩耗用途のアダプタ12の突出部26と比べて、アダプタ170の突出部26は、角度δ(図4に示される上側摩耗の形態)を約0°にすべく、ストラップ20、22に対して下方に方向付けることができる。この配向において、底面42は略平坦であり得、かつ下側ストラップ22の上面34に対して、対応して器具1、6の底面36に対して、略平行であり得る。さらに、実質的に長手方向の軸「A」に対して、底面42は、下側ストラップ22の上面34よりアダプタ12において下に配置することができる。アダプタ12の表面の残りの相対位置は維持され得る。その結果、基準として底面42を用いると、基準線60は底面42に対して角度βで方向づけられ、かつ突起58を二等分し、中間面は基準線60に対して角度βで方向づけられ、前面50は基準線60に対して略垂直である。角度β、βはそれぞれ、約15°であり得、中間面54は、突出部26の底面42、下側ストラップ22の上面34、および第1および第2支持面52、56に対して約30°の角度αで方向づけることができ、前面50は、底面42または下側ストラップ22の上面34に対して垂直な線50aに対して約15°の角度γで前方に延び得る。以下に記載されるチップの構造と連結されるストラップ20、22に対するアダプタ12の突出部26の向きにより、チップの底側外面は、器具1、6に積み込むためにツメ組立体10の全体的底側が地表面に沿ってかつ被掘削物質中に摺動することを可能にすべく、器具1、6の底側および地面と略平行に整列され得る。
底側摩耗用途向け一般的チップ(図26〜30)
アダプタ170に加えて、ツメ組立体10のチップは、底側摩耗用途の性能を改善するように構成することができる。アダプタ170とともに使用するための一般的チップ180の一例が、図26〜30により詳細に示されており、図中、チップ14に関して前に考察したものと類似の表面および構成要素は、同じ参照番号で識別されている。図26および27を参照すると、チップ180は概ねくさび型であり得、上側および底側外面72、74が、後縁部70のそれぞれ上縁および底縁70a、70bから前方に延び、かつ前縁部76で集束している。上側外面72はチップ14と同様に下方に傾けることができ、後部78は約29°の第1下降角度「FDA」を有し得、前部82は約25°の第2下降角度「SDA」を有し得、先端部84は約27°の第3下降角度「TDA」を有し得る。上側外面72の概ね平坦な構造により、前縁部76が被掘削物質の山に入り込むとき、被掘削物質が上側外面72の上を滑り、および機械(不図示)のバケット(不図示)に滑り込むことが可能になり得る。図28で最もよく分かるように、横外面90、92は、上に記載したアダプタ170の突出部26の外形174と相補的な実質的に要石状の外形188を画定すべく、横外面90、92が約3°の垂直テーパ角度「VTA」で上側外面72から底側外面74に向かって下方に延びるにつれて横外面90、92間の距離が減少するように傾けることができる。
底側外面74もまた概ね平坦であり得るが、移行領域80aに中間高さ変化を有する。底側外面74の後部86は、底側外面74がより低い前部88に移行する移行領域80まで、後縁部70に対して略垂直に前方に延び得る。前部88も、後縁部70に対して略垂直に方向付けることができ、かつ距離dだけ後部86より下の高さで前縁部76まで延び得る。器具1、6のツメ組立体10が被掘削物質に入り込むとき、チップ180と被掘削物質との間の摩擦の大部分は、前縁部76、チップ外面の先端部84、およびチップ14の底側外面74の前部88で発生する。底側外面74の前部88を下げることによって、高摩擦領域に追加の摩耗材が提供され、ツメ組立体10の耐用年数を延ばす。
チップ180の上側外面72は、前部82を横切りかつ後部78および先端部84の一部に隣接して延びる逃げ部182を含み得る。図28〜30で分かるように、逃げ部182は、上側外面72からチップ180の本体中に下方に延び、チップ180にポケットを画定し得る。図30の断面図は、逃げ部182の一実施形態の幾何学的構造を示している。逃げ部182は、先端部84および前縁部76に隣接してチップ180の本体中に下方に延びる下方に湾曲した部分184を含み得る。湾曲部分184が下方に延びるとき、逃げ部182は、後縁部70に向かって後方に転じ、後方テーパ部分186に移行し得る。テーパ部分186は、後縁部70に向かって後方に延びるにつれて上方に延び得、最終的には上側外面72の移行領域80および後部78と交差し得る。逃げ部182の示される構造によりチップ180の重量は低減され、被掘削物質を通るチップ180の移動の抵抗は低減され、そして以下でより完全に記載するようにチップ180に自己先鋭化特徴部を提供する。しかしながら、チップ180に有利性を提供する逃げ部182の代替的な構造が当業者に明らかであり、本開示によるツメ組立体10で使用できるように本発明者らによって企図される。
チップ180は、アダプタ170の外側の外形と相補的な要石状の外形を含む、チップ14の突出部キャビティ120に類似した、アダプタ170の突出部26と相補的な構造を有する突出部キャビティ120を設けることによって、アダプタ170の突出部26に受け取られるように構成することができる。図30の断面図は、チップ180の突出部キャビティ120と、アダプタ170の突出部26との対応を示している。底側内面122は概ね平坦でありかつ後縁部70に対して略垂直であり得、またチップ180がアダプタ170に組み付けられるとき底側外面74を器具1、6の底板縁部18と略平行に方向付けるように、底側外面74の後部86および前部88と概ね平行であり得る。他の点において、上側内面124、横内面126、128、および前部内面130は、チップ180がアダプタ170に組み付けられるとき表面が面し、係合するように、突出部26の対応する表面と相補的な形状を有し得る。
底側摩耗用途向け摩擦チップ(図31〜36)
ツメ組立体10が使用される特定の土工環境に依存して、図26〜30に関連して上に示し、記載したようなツメ組立体10のチップ180は、必要に応じて修正することができる。例えば、機械が、高摩擦性でありかつ非常に速い速度でチップを摩滅し得る被掘削物質上で操作され得る場合、より多くの摩耗材をチップの前部および底部に提供することが望まれ得る。図31〜36は、摩擦性の被掘削物質を積み込む際に使用できるチップ190の一実施形態を示している。チップ190はチップ180に関して上で記載したものと同じ概ねくさび型の構造を有し得、図31および32に示されるように上側および底側外面72、74が後縁部70から前方に延び、前縁部76に集束している。底側摩耗領域の重量を低減するため、およびある程度の自己先鋭化性能を提供するために、チップ外面72の前部82の両側に逃げ部192、194を設けることができる(図33および34)。逃げ部192、194は、先端部84に隣接して後方に延び得る。摩耗材が経時的にチップ190の前から摩滅するとき、上側外面72の前部82の外縁部に隣接するチップ150の物質係合面の高さは、比較的一定のままであり得る。チップ190の重量をさらに低減するために、別の逃げ部196を底側外面74に設けてもよい。逃げ部196はチップ190の本体中へ上方に延び得、かつ多過ぎる摩耗材を前縁部76の近くの高摩擦領域から除去しないように、上側逃げ部192、194よりも後方に配置され得る。
チップ190が受けるより激しいすり減りを補償するために、底側外面74は、追加の摩耗材を提供すべく幅広にされてもよい。図33および35で最もよく分かるように、チップ190の上側部分は、アダプタ突出部26の外形と相補的である上で考察したチップと同様の要石状の外形を有する。横外面90、92の底側外面74との交差部分に隣接して、側方フランジ198、200がそれぞれ横外面90、92から横方向に延び、底側外面74を拡げる。側方フランジ198、200は、後縁部70から前縁部76まで、チップ190の全長に延び得る。上側フランジ面202、204は、チップ190の後縁部70に対して略垂直に前方に延びることができ、底側外面74は底側フランジ面でもあり、1°〜3°の範囲の角度θで上側フランジ面202、204に対して下方に角度を付けることができ、約2°であり得る。詳細には、角度θは、図32および35で示されるように、底側外面74と、後縁部70に対して略垂直でありかつ上側フランジ面202、204に対して略平行な線との間にある。この構成により、底側外面74と上側フランジ面202、204との間の距離は、上側フランジ面202、204が、前縁部76に向かう底側外面74と集束する上側外面72の先端部84と交差するまで側方フランジ198、200が後縁部70から前縁部76に向かって前方に延びるにつれて増大し得る。この構成により、側方フランジ198、200は、最大の摩擦が発生し得るチップ190の前部および底部に追加の摩耗材を提供する。図36をさらに参照すると、示されるような突出部キャビティ120は、上に記載したような突出部キャビティ120と構造が類似しており、アダプタ170の突出部26と相補的であり、底側内面122は後縁部70に対して略垂直である。
底側摩耗用途向け貫入チップ(図37〜41)
被掘削物質に貫入するより優れた能力が必要とされ得る岩の多い環境でツメ組立体10が使用される場合、被掘削物質を破砕するためのより先鋭な貫入端部を有するチップを提供することが必要とされ得る。図37〜41を参照すると、貫入チップ210が示されており、上側外面72および底側外面74は後縁部70から前方に延び、前縁部76に集束する。上側外面72は、上に記載した逃げ部192、194に類似した逃げ部212、214を前部82の両側に含み得る。上側外面72の後部78は後縁部70から前方に延びてもよく、横外面90、92は略平行であるか、アダプタ170の突出部26のテーパと一致するように約3°の横テーパ角度「STA」でわずかにテーパを付けられ、および横外面90、92が後縁部70から延びるにつれて集束する。後部78が前縁部76に近づくにつれて、上側外面72は前部82に移行し得る。最初に略平行であり得るか、約.8°の中間テーパ角度「ITA」を有し得る横外面90、92が、前部98、100に移行し得、その後さらに、前部98、100が前縁部76に近づくにつれて、後部78内の集束より大きい率で集束すべく、面「P」に対して垂直な線に対して約10°の貫入テーパ角度「PTA」でより大きいテーパを有するように移行し得るように、より大きいテーパを有する横外面90、92。その結果、前縁部76は、チップ180、190の他の実施形態よりも、貫入チップ210の全体幅に対してより狭くなり得る。狭い前縁部76により岩の多い被掘削物質と係合するためのより小さい表面領域が提供され得るが、岩の多い被掘削物質を破砕するために器具1、6の底板縁部18に装着される一連のツメ組立体10によって岩の多い被掘削物質に適用される接触面積の単位当たりの力は増大され得る。
前縁部76を狭くすることによって摩耗材が貫入チップ210から除去され得るが、図40および41に示されるように、後縁部70から延びるにつれて底側外面74を下方に傾けることによって底側外面74に追加の摩耗材を提供することができる。突出部キャビティ120は上に記載した構造を有し、底側内面122はチップ210の後縁部70に対して略垂直に延びている。底側外面74は、底側内面122に対して略平行でありかつ後縁部70に対して略垂直である線に対して、6°〜8°の範囲であり、および約7°であり得る角度θで下方に傾けることができる。
上側摩耗用途向け一体型ツメ(図42〜45)
上で考察したツメ組立体はそれぞれ、アダプタと、それに取り付けられるチップとから構成されている。いくつかの用途では、例えば、チップをアダプタ突出部に装着する保持機構の故障の危険性を排除するために、一体型構成要素を器具1、6に装着することが望まれ得る。そのような実装に対応するために、上に記載したアダプタとチップの様々な組合せは、本明細書に記載される動作上の利点を提供する一体型構成要素として構成することができる。一例として、図42〜45は、アダプタ12とチップ14の特徴を有する上側摩耗用途向けの一体形成された一体型一般用ツメ270を示している。ツメ270は、中間部分278によって接続された後部上側ストラップ272および後部底側ストラップ274と、前部先端部276とを含み得る。先端部276は、中間部分278から前方に延びかつ前縁部284で集束する上側外面280と底側外面282とを含み得る。上側および底側外面280、282は、チップ14の上側外面72および底側外面74と概ね同じ幾何学的形状を有し得、底側外面282は逃げ部(不図示)を含み得る。先端部276はさらに、上側外面280および底側外面282の間に延びる反対側に配置された横外面286、288を含み得る。
図43で最もよく分かるように横外面286、288は、横外面286、288が底側外面282から上側外面280に向かって垂直に延びるにつれて横外面286、288間の距離が増すように傾けることができる。このように構造されるので、先端部276は、チップ14と類似の要石状の外形を有し、その結果、上側摩耗用途においてより多量の摩擦および摩耗が発生し得る上面280の近くに底面282の近くよりも多量の摩耗材を提供することができる。幾何学的相似性により、先端部276は、図63〜70に示されかつ添付文に記載されるようなチップ14と同じように経時的に摩滅する摩耗材を有し得る。
ツメ270を交換可能にするために、ツメ270は、表面に溶接する代わりに器具1、6の底板縁部18にボルト締めまたは同様に取外し可能に締結することができる。ストラップ272、274は、図42、44および45で分かるように、開口部290、292をそれぞれストラップ272、274を通して設けることによって、底板縁部18にそのように装着するように構成可能である。組み立てる間、開口部290、292を、底板縁部18の対応する開口部と整列することができ、適切な接続金属部品を、ツメ270を器具1、6の底板縁部18に保持するように挿入することができる。先端部276が交換を必要とする点まで摩耗した後、接続金属部品を外し、残ったツメ270を取り外して新しいツメ270で置き換えることができる。
底側摩耗用途向け一体型ツメ(図46〜49)
ローダバケットなど、底側が摩耗する実行において、器具1、6の底板縁部18に一体型構成要素を装着することが同じく望まれ得る。図46〜49は、アダプタ170と一般的チップ180の特徴を有する底側摩耗用途向けの一体形成された一体型一般用ツメ300を示している。ツメ300は、中間部分308によって接続された後部上側ストラップ302および後部底側ストラップ304と、前部先端部306とを含み得る。先端部306は、中間部分308から前方に延びかつ前縁部314で集束する上側外面310と底側外面312とを含み得る。上側および底側外面310、312は、それぞれチップ180の上側外面72および底側外面74と概ね同じ幾何学的形状を有し得、上側外面312は逃げ部316を含み得る。先端部306はさらに、上側外面310および底側外面312の間に延びる反対側に配置された横外面318、320を含み得る。図47で最もよく分かるように、横外面318、320は、横外面318、320が底側外面312から上側外面310に向かって垂直に延びるにつれて横外面318、320間の距離が増すように傾けることができる。幾何学的相似性により、先端部306は、図70〜75に示されかつ添付文に記載されるようなチップ180と同じように経時的に摩滅する摩耗材を有し得る。
ツメ300を交換可能にするために、ツメ300は、表面に溶接する代わりに器具1、6の底板縁部18にボルト締めまたは同様に取外し可能に締結することができる。ストラップ302、304は、図46、48および49で分かるように、開口部322、324をそれぞれストラップ302、304を通して設けることによって、底板縁部18にそのように装着するように構成可能である。組み立てる間、開口部322、324を、底板縁部18の対応する開口部と整列することができ、適切な接続金属部品を、ツメ300を器具1、6の底板縁部18に保持するように挿入することができる。先端部306が交換を必要とする点まで摩耗した後、接続金属部品を外し、残ったツメ300を取り外して新しいツメ300で置き換えることができる。
本開示によるツメ組立体10は、ツメ組立体10の耐用年数を延ばしかつ被掘削物質に貫入するツメ組立体10の効果を改善し得る特徴を組み込む。上で考察したように、チップ14の実質的に要石状の外形93により、例えば、上側摩耗用途においてより多量の摩擦が発生するチップ14の上側に向かってより多量の摩耗材が置かれる。同時に、摩耗材は、より少ない摩擦が発生するチップ14の底側部分から除去され、それにより、チップ14の重量および製作費が低減されるが、いくつかの実行では、上側ストラップ20は、十分な強度を提供しかつ負荷力による破損の防止に役立つように、摩擦によって決定されるよりも厚くする必要があり得る。底側摩耗用途では、チップ180、190、210は、チップ180、190、210が地面に沿って擦れるときにより多量の摩耗が発生するチップ180、190、210の底側近くに追加摩耗材を提供されてもよい。
また、本開示によるツメ組立体10の設計により、チップ14、150、180、190、210をアダプタ12、170に接続する突起58および保持機構にかかる応力が低減され得る。図51および52において例としてアダプタ12およびチップ14を使用すると、保持開口部16、突起58および保持機構の対応構成要素(不図示)に必要とされる機械加工許容差に基づいて、チップ14は、機械を使用する間、アダプタ12に対する、特に突出部26に対する移動を経験し得る。この相対移動により、アダプタ12およびチップ14が反対方向に移動するとき、保持機構の構成要素にせん断応力が発生し得る。アダプタの突出部が三角形の断面を有し得るか、突出部26の実質的に要石状の外形62よりも丸い形状を有し得る従来のツメ組立体では、アダプタの突出部の面する表面とチップの突出部キャビティは、分離し得、そしてチップがアダプタに対してツメ組立体の長手軸の周りを回転することを許容し得る。このチップのねじれにより、保持機構の構成要素にさらなるせん断応力が発生し得る。
反対に、本開示によるツメ組立体10では、アダプタ突出部26の支持面52、56が、突出部キャビティ120を画定する対応支持部分132、136によって係合され得る。図50の断面に示されるように、チップ14がアダプタ突出部26に取り付けられ、最大係合位置に配置されるとき、突出部26の平面が、チップ14の突出部キャビティ120を画定する表面の対応平坦部分によって係合される。その結果、アダプタ12の底面42は、チップ14の底側内面122に面し、それと係合し得、アダプタ12の上面44の支持面52、54、56は、チップ14の上側内面124の対応部分132、134、136に面し、それと係合し得、アダプタ12の前面50はチップ14の前方内面130に面し、それと係合し得る。図示しないが、アダプタ12の突出部26の側面46、48は、それぞれ、チップ14の突出部キャビティ120の横内面126、128に面し、それと係合し得る。表面が係合しているので、チップ14はアダプタ12の突出部26に対して比較的静止したままであり得る。
保持機構内の許容差により、チップ14は、図51に示されるようにアダプタ12の突出部26の上を前方に滑ることが可能であり得る。チップ14が前方に滑るとき、アダプタ12の突出部26およびチップ14の突出部キャビティ120の面する表面のいくつかは、分離し、切り離され得る。例えば、チップ14の上側内面124の中間部分134は、アダプタ12の突出部26の中間面54から切り離され得、チップ14の前方内面130は、アダプタ12の前面50から切り離され得る。アダプタ12の突出部26の側面46、48間の距離は、突出部26が図7および8に示されるようにアダプタ12の中間部分24から外方に延びるにつれて狭くなり得るので、チップ14の横内面126、128は、それぞれ側面46、48から分離し得る。いくつかの表面の分離にもかかわらず、アダプタ12の突出部26とチップ14の突出部キャビティ120との間の係合は、保持機構内の許容差によって引き起こされるチップ14の移動範囲にわたって維持され得る。すでに考察したように、アダプタ12の突出部26の底面42および支持面52、56と、チップ14の底側内面122および上側内面124の支持部分132、136とは、概ね平行であり得る。その結果、チップ14は、例えばアダプタ12の突出部26の底面42に対して実質的に平行な移動方向を有し得、ここで底面42はチップ14の突出部キャビティ120の底側内面122との接触を維持し、チップ14の上側内面124の支持部分132、136はそれぞれ、アダプタ12の支持面52、56との接触を維持する。平面が接触したままなので、チップ14は、通常であれば保持機構構成要素にさらなるせん断応力を引き起こし得る突出部26に対する実質的な回転から拘束され得る。抜き勾配が底面42、底側内面122、支持面52、56および支持部分132、136に設けられ得る場合、および面する表面間にわずかな分離が発生し得る場合でさえ、チップ14の回転は、せん断応力が保持機構の構成要素に与えられ得る量未満の量に制限され得る。保持機構に与えられるせん断応力を低減することによって、チップ14の耐用年数の終了前の保持機構の破損率、および対応してチップ14の離脱の事例を低減できることが予測される。
また、本開示によるツメ組立体10の構造により、通常であればチップ14、150、180、190、210、220(図57および58)をアダプタ12、170の突出部26から滑り落とす傾向があり得る力が適用されるとき、保持機構のせん断応力の低減が促され得る。当技術分野で公知のアダプタ突出部は一般に概ね三角形の構造を有しかつ突出部がストラップから前方に延びるにつれて横方向にテーパするので、使用中にかけられる力は通常、アダプタ突出部の前部から滑り落ちるようにチップに影響を及ぼし得る。そのような移動は、保持機構によって抵抗され、それによりせん断応力が生じる。本開示によるアダプタ12、170の突出部26は、チップ14、150、180、190、210、220をアダプタ突出部26から滑り落とす傾向がある力と少なくとも部分的に平衡し得る。
図52(a)〜(f)は、掘削機バケット組立体6など、上側摩耗用途の器具が被掘削物質に入り込み、積込み物をかき出すときのアダプタ12およびチップ14によって形成されるツメ組立体10の向きを示している。図52〜56において例としてアダプタ12およびチップ14が使用されるが、当業者であれば、アダプタ12、170およびチップ14、150、180、190、210、220の様々な組合せが本明細書に後で記載されるように同様に相互作用し得ることを理解するであろう。ツメ組立体10の前縁部76が最初に下方に被掘削物質に貫入し、このとき向きは図52(a)に示されるように垂直をわずかに越えている。初期貫入後、器具6およびツメ組立体10は、後方に回転させ、土工機械のブームによって土工機械の方へ引くことができ、それにより図52(b)〜(d)に示される向きを通して回転する。被掘削物質を通るこの移動の間、チップ14の上側外面72は、被掘削物質との主係合面を形成し、チップ14は被掘削物質を割って進むときに最大の力を受け得る。チップ14はまた、上側外面72上で最大の摩擦を経験する。チップ14の実質的に要石状の外形93により、上側外面72に追加摩耗材が提供され、チップ14の耐用年数を延ばす。同じく実質的に要石状の外形93により、被掘削物質を通るチップ14の移動が促進される。何故なら、被掘削物質は、テーパされた横外面90、92との係合がより少ない状態で、上側外面72の縁部の周りを流れるためである。
器具6は最終的に、図52(e)に示される水平位置までツメ組立体10を回転させる。この地点で、器具6は機械に向かってさらに後方に引かれ、このとき前縁部76は被掘削物質を通してツメ組立体10を先導している。最後に、器具6により図52(f)に示される位置までさらに回転された後、ツメ組立体10は上方に向けることができ、および器具6は掘削された積込み物とともに被掘削物質から持ち上げることができる。
図53は、器具6が矢印「M」で示される方向において被掘削物質の山または表面中に下方に駆動されているときに生じ得る図52(a)の概ね垂直な向きを有するツメ組立体10を示している。被掘削物質はツメ組立体10の貫入に抵抗し得、結果として前縁部76に対し垂直力Fを適用する。力Fによりチップ14はアダプタ12の方に押圧され得、および保持機構のせん断応力を増大することなくアダプタ12の突出部26とより密接に係合するように押圧され得る。
図54において、ツメ組立体10が図52(c)の位置で示されており、ここで器具6は、機械が矢印「M」で示されるように被掘削物質の積込み物をさらに破砕して集めるために器具6を後方および上方に引くので、部分的に上向きに棚状にされ得る。器具6が被掘削物質を通して引かれるとき、力Fがチップ14の上側外面72に適用され得る。力Fは、被掘削物質の重量と、被掘削物質の除去に対する抵抗との組合せであり得るチップ14の前部82および/または先端部84に作用する合力であり得る。力Fは、支持のためにチップ14を介してアダプタ突出部26およびチップ14の突出部キャビティ120の上側内面124に移され、それによりアダプタ12の前部支持面52に第1合力FR1を生成し得る。垂直力Fの動作線は前縁部76の近くに位置付けられるので、垂直力Fはチップ14をアダプタ12の突出部26の周りを示されるように反時計方向に回転させる傾向があり、このときアダプタ12の第1支持面52は回転の支点として作用する。垂直力Fによって生み出されるモーメントが、第2合力FR2を、アダプタ12の中間部分24の近くでアダプタ12の底面42に作用させる。
突出部の連続的に傾斜する上面を有する以前より知られているチップ組立体では、第1合力FR1は、チップを突出部の前部から滑り落とし、それにより保持機構に追加の歪みを引き起こす傾向があるだろう。反対に、アダプタ12の中間面54に対するアダプタ12の前部支持面52の向きは、チップ14を突出部26と係合するように滑らせる。図55は、アダプタ突出部26およびチップ14の拡大された部分を示し、およびアダプタ突出部26に対するチップ14の移動を引き起こす傾向のある合力を示している。アダプタ12の前部支持面52とチップ14の第1支持面132とに作用する第1合力FR1は、前部支持面52に対して垂直に作用する第1垂直成分Fと、前部支持面52および第1支持部分132に対して平行に作用する第2成分Fとを有する。アダプタ12の中間面54およびチップ14の中間部分134に対するアダプタ12の前部支持面52およびチップ14の第1支持部分132の向きにより、平行成分Fまたは第1合力FR1は、チップ14を後方に、およびアダプタ12の突出部26と係合するように滑らせる傾向がある。チップ14を突出部26上に滑らせる傾向のある平行成分Fにより、保持機構の構成要素にかけられるせん断応力が低減され、および対応して保持機構の破損の発生が低減される。
図56は、器具6が矢印「M」の概ね水平方向に機械に向かって後方に引かれるときに発生し得るような図52(e)に示される概ね水平の向きにあるツメ組立体10を示している。被掘削物質はツメ組立体10の移動に抵抗し得、その結果、前縁部76に対して水平力Fが適用される。図53の垂直力Fと同様、水平力Fは、保持機構のせん断応力を増大することなくチップ14をアダプタ12の方に、および突出部26とより密接に係合するように押圧し得る。
上で考察したように、チップ14が図52(b)〜(d)のように上側外面72が先導する状態で被掘削物質中を移動するとき、チップ14の実質的に要石状の外形93により、低減された抗力を有する土の流れが提供され得る。しかしながら、実質的に要石状の外形93のこの有利性は、図3のツメ組立体10が図52(a)、(e)および(f)のように向けられ、かつ前縁部76が先導する状態で被掘削物質中を移動するとき、最小であり得る。図57および58は、前縁部76がチップ220を先導して被掘削物質中を進むとき、土の流れからの抗力を低減するように構成されたチップ220の代替実施形態を示している。この実施形態では、類似の要素は、チップ14の考察で使用されたものと同じ参照番号で示されている。チップ220は、実質的に砂時計状の外形で長手方向に構成することができる。横外面90、92の後部94、96は、後部94、96が横移行領域97に近づくにつれて後部94、96間の距離が減少するように、後縁部70から前方に延びるとき内側にテーパし得る。移行領域97を越えると、前部98、100は、前部98、100が前方に進むにつれて前縁部76の近くで最大幅まで広がり得る。前縁部76の後ろで横外面90、92の前部98、100にテーパをつけることにより、チップ220が被掘削物質中を移動するときチップ220が受ける抗力の量が低減され得る。前縁部76が被掘削物質に入り込むとき、両側の被掘削物質は、図57において矢印「FL」で示されるように外方に、およびチップ220の周りを流れ、このとき前部98、100が平行でありかつ前部98、100が前縁部76から後縁部70に向かって延びるときに一定幅に維持される場合よりも少ない横外面90、92の係合を伴う。
上で図52〜56の考察は、上側摩耗用途における器具6の移動範囲の間の本開示によるツメ組立体10の構成要素の動作を記載した。本開示によるアダプタ突出部26は同様に、図59〜61に示される積込みシーケンスの間など、底側摩耗用途においてチップ14、150、180、190、210、220をアダプタ12、170のアダプタ突出部26から滑り落とす傾向のある力と平衡し得る。図59は、機械が前方に矢印「M」で示されるように被掘削物質の山に駆動されるとき生じ得るような概ね水平位置を有するアダプタ170とチップ180とによって形成されるツメ組立体10を示している。被掘削物質は被掘削物質の山へツメ組立体10が貫入することに抵抗し得、その結果前縁部76に対して水平力Fが適用される。力Fにより、保持機構のせん断応力を増大することなく、チップ180はアダプタ170の方に、および突出部26とより密接に係合するように押圧され得る。
図60において、機械が矢印「M」で示される方向に被掘削物質の山から被掘削物質の積込み物を持ち上げ始めるとき器具1が部分的に上向きに棚状にされ得る位置にあるツメ組立体10が示されている。器具1が被掘削物質から持ち上げられるとき、垂直力Fがチップ180の上側外面72に適用され得る。垂直力Fは、被掘削物質の重量と、被掘削物質の山からの除去に対する抵抗との組合せであり得る前部82および/または先端部84に作用する合力であり得る。垂直力Fは、支持のためにチップ180を介してアダプタ突出部26に移され、それによりアダプタ突出部26の前部支持面52に第1合力FR1を生成し得る。垂直力Fの動作線は前縁部76の近くに位置付けられるので、垂直力Fはチップ180をアダプタ170の突出部26の周りを示されるように反時計方向に回転させる傾向があり、このとき突出部26の第1支持面52は回転の支点として作用する。垂直力Fによって生み出されるモーメントが、第2合力FR2を、アダプタ170の中間部分24の近くで底面42に作用させる。突出部の連続的に傾斜する上面を有する以前より知られているチップ組立体では、第1合力FR1は、チップを突出部の前部から滑り落とし、それにより保持機構に追加の歪みを引き起こす傾向があるだろう。
反対に、中間面54に対する前部支持面52の向きにより、チップ180は突出部26と係合するように滑る。図61は、アダプタ170の突出部26およびチップ180の拡大された部分を示し、および突出部26に対するチップ180の移動を引き起こす傾向のある合力を示している。アダプタ170の前部支持面52とチップ180の第1支持面132とに作用する第1合力FR1は、前部支持面52に対して垂直に作用する第1垂直成分Fと、前部支持面52および第1支持部分132に対して平行に作用する第2成分Fとを有する。アダプタ170の中間面54およびチップ180の中間部分134に対する前部支持面52および第1支持部分132の向きにより、第1合力FR1の平行成分Fは、チップ180を後方に、およびアダプタ170の突出部26と係合するように滑らせる傾向がある。チップ180を突出部26上に滑らせる傾向のある平行成分Fにより、保持機構の構成要素にかけられるせん断応力は低減し、および対応して保持機構の破損の発生が低減する。
上で考察したようなアダプタ12、170の突出部26およびチップ14、150、180、190、210、220の突出部キャビティ120の構造の保持有利性に加えて、ツメ組立体10は、上側摩耗用途および底側摩耗用途で使用する間、有利性を提供し得る。本開示によるツメ組立体10のチップ14、150、190の幾何学的形状は、当技術分野で以前から知られているチップと比べて、チップ14、150、190の耐用年数にわたり、上側摩耗用途において被掘削物質に貫入する際に改善された効果を提供し得る。摩耗材がチップ14、150、180、190、210の前部から摩滅されるにつれ、逃げ部102、158、160、196はチップ14、150、190に自己先鋭化特徴部を提供し得、以前より知られているチップが切れ味を鈍くし、かつ切削工具より拳のような形状になり得る場所で、改善された貫入を実現する。自己先鋭化特徴部を説明するための例としてチップ14を用いるとき、図14のチップ14の前面図は、最初に被掘削物質に入る先行掘削面を形成する前縁部76を示している。図62は、アダプタ12およびチップ14によって形成されたツメ組立体10を示す図4の複写であり、図63〜68に示される断面図は、摩耗材がチップ14の前部から摩滅するときの切削面の幾何学的形状の変化を示している。図63は、前縁部76と逃げ部102の間で断面が取られた図62のツメ組立体10の断面図を示す。摩擦がチップ14をこの地点まで摩滅したあと、チップ14の切削面330は、機械が器具1を被掘削物質中に掘り進めるときに被掘削物質と係合する断面領域を呈するが、この断面領域は前縁部76より鋭くない。被掘削物質との係合による摩擦が原因で切削面330の外縁は丸くなり、上側外面72の部分78、82、84は斜交平行線で陰影が付けられた領域330aによって示されるように摩滅し、それにより切削面330の厚さが減少することは当業者に明らかであろう。
チップ14の摩耗材は、逃げ部102に向かって後方に摩滅し続ける。図64は、チップ14の前部が、切削面332を形成する逃げ部102を提供するチップ14の部分まで摩滅した可能性のある位置にあるツメ組立体10の断面を示している。この地点において、チップ14は、切削面332が低減された厚さの中間領域を含むように逃げ部102の湾曲部分104まで摩滅した可能性がある。低減された厚さの領域が原因で、切削面332は軽度の反転U字型になり得る。逃げ部102によって切削面332から除去された摩耗材により、チップ14の先行切削面332の断面積は低減してチップ14を「鋭く」し、対応して器具1のチップ14が被掘削物質に入るときに受ける抵抗は低減する。摩耗材は、斜交平行線で陰影が付けられた領域332aで示されるように部分78、82、84から摩滅し続け、チップ14の厚さをさらに低減する。同時に、摩耗材は、それぞれ横外面90、92の前部98、100から摩滅して、チップ14の前部の幅を低減する。逃げ部102のテーパ部分106により、被掘削物質は、逃げ部表面102を通って流れることが可能になり、このとき逃げ部102の後部が平坦であるか丸められ、かつより直接的に被掘削物質に面している場合よりも抵抗が少ない。テーパ部分106のテーパにより、被掘削物質の流れおよびチップ14の被掘削物質への貫入に抵抗し得る表面に垂直に作用する力は低減する。
図75および76は、それぞれ切削面334、336の別の反復を示し、摩耗材は、斜交平行線で陰影が付けられた領域334a、336aで示されるように、チップ14の前端部から、および上側外面72の部分78、82、および横外面90、92の前部98、100から、摩滅し続ける。逃げ部102の形状により、逃げ部102によって彫られる切削面334、336の部分は、最初にチップ14の前縁部が切削面334まで後方に進むとき増大し、後に摩耗が切削面336まで進み続けるとき減少し得る。最終的に、摩耗材はチップ14の前部から逃げ部102の後方限界点に向かって摩滅する。
図67に示されるように、切削面338は、逃げ部102の後方端近くでチップ14の断面領域に密接に近づき、それにより、被掘削物質の試行された貫入に対して比較的大きい表面領域が現れる。大きい表面領域は、斜交平行線で陰影が付けられた領域338aで示される摩耗によって部分的に低減され得る。チップ14は、チップ14がその耐用年数の終わりに近づくにつれて、被掘削物質に切り込む機能の効率が落ち始める。逃げ部102の終端に向かってチップ14が摩滅することにより、チップ14を交換するための視覚的指標が提供され得る。チップ14を使用し続けることによってチップ14の前部で摩耗材はさらに浸食し、そして最終的には、図68に示されるように、切削表面340において突出部キャビティ120の突破口まで至る恐れがある。斜交平行線で陰影が付けられた領域340aによって示されるような外面72、74、90、92から内側に進む摩耗は、ツメ組立体10の連続使用により突出部キャビティ120のさらなる突破口を最終的に形成し得る。この地点において、アダプタ12の突出部26が被掘削物質に対して露出される可能性があり、および場合によりアダプタ12を同じく器具1の底板縁部18から取り外して交換しなければならない地点まで摩滅し始める可能性がある。
また、チップ150、180、190、210の幾何学的形状により、チップ150、180、190、210の耐用年数にわたり、被掘削物質への貫入に関して向上した効率が提供され得る。上側外面72の逃げ部154、156、182、192、194、212、214によって、チップ150、180、190、210に自己先鋭化特徴部が提供され得、摩耗材がチップの前部から摩滅されるときに改良された貫入を実現する。例として、図69は、アダプタ170と一般用チップ180によって形成され得るツメ組立体10を示し、図70〜75に示される断面図は、摩耗材がチップ180の前部から摩滅するときの切削面の幾何学的形状の変化を示している。図71は、前縁部76と逃げ部182の間で断面が取られた図69のツメ組立体10の断面図を示している。摩擦がこの地点までチップ180を摩滅した後、チップ180の切削面350は、機械が前方に駆動するときに被掘削物質と係合する断面領域を呈するが、この断面領域は前縁部76よりも鋭くない。被掘削物質との係合による摩擦が原因で切削面350の外縁は丸くなり、底側外面74の前部88は斜交平行線で陰影が付けられた領域350aによって示されるように摩滅し、それにより切削面350の厚さが減少することは当業者に明らかであろう。
チップ180の摩耗材は、逃げ部182に向かって後方に摩滅し続ける。図71は、チップ180の前部が、切削面352を形成する逃げ部182を提供するチップ180の部分まで摩滅した可能性のある位置にあるツメ組立体10の断面を示している。この地点において、チップ180は、切削面352が低減された厚さの中間領域を含むように逃げ部182の湾曲部分184まで摩滅した可能性がある。低減された厚さの領域が原因で、切削面352は軽度のU字型になり得る。逃げ部182によって切削面352から除去された摩耗材により、チップ180の先行切削面352の断面積は低減してチップ180を「鋭く」し、対応して器具1のチップ180が被掘削物質に入るときに受ける抵抗は低減する。摩耗材は、底側外面76の前部88から摩滅し続けて切削面352の厚さを低減し、および摩耗材は、斜交平行線で陰影が付けられた領域352aで示されるように、それぞれ横外面90、92の前部98、100から摩滅して、チップ180の前部の幅を低減する。逃げ部182のテーパ部分186により、被掘削物質は、逃げ部182を通って流れることが可能になり、このとき逃げ部182の後部が平坦であるか丸められ、かつより直接的に被掘削物質に面している場合よりも抵抗が少ない。テーパ部分186のテーパにより、被掘削物質の流れおよびチップ180の被掘削物質への貫入に抵抗し得る表面に垂直に作用する力は低減する。
図72および73は、それぞれ切削面354、356の別の反復を示し、摩耗材は、斜交平行線で陰影が付けられた領域354a、356aで示されるように、チップ180の前縁部76から、およびチップ180の底側外面74の前部88、およびチップ180の横外面90、92の前部98、100から、摩滅し続ける。逃げ部182の形状により、逃げ部182によって彫られる切削面354、356の部分は、最初にチップ180の前縁部が切削面354まで後方に進むとき増大し、後に摩耗が切削面356まで進み続けるとき減少し得る。最終的に、摩耗材は逃げ部182の後方限界点に向かって摩滅する。
図74に示されるように、切削面358は、逃げ部182の後ろでチップ180の断面領域に密接に近づき、それにより、被掘削物質の試行された貫入に対して比較的大きい表面領域が現れる。大きい表面領域は、斜交平行線で陰影が付けられた領域358aで示される摩耗によって部分的に低減され得る。チップ180は、チップ180がその耐用年数の終わりに近づくにつれて、被掘削物質に切り込む機能の効率が落ち始める。逃げ部182を越えてチップ180が摩滅することにより、チップ180を交換するための視覚的指標が提供され得る。チップ180を使用し続けることによってチップ180の前部で摩耗材はさらに浸食し、そして最終的には、図75に示されるように、切削表面360において突出部キャビティ120の突破口まで至る恐れがある。斜交平行線で陰影が付けられた領域360aによって示されるような外面72、74、90、92から内側に進む摩耗は、ツメ組立体10の連続使用により突出部キャビティ120のさらなる突破口を最終的に形成し得る。この地点において、アダプタ170の突出部26が被掘削物質に対して露出される可能性があり、および場合によりアダプタ170を同じく器具1の底板縁部18から取り外して交換しなければならない地点まで摩滅し始める可能性がある。
前述の文は本発明の多数の異なる実施形態の詳細な説明を記載しているが、本発明の法的範囲は、本特許の最後に記載される請求項の言葉によって定義されることを理解すべきである。詳細な説明は単に例として解釈されるべきであり、本発明の全ての可能な実施形態を記載していない。全ての可能な実施形態を記載することは非現実的であり、不可能なためである。今現在ある技術か、本特許の出願日後に開発された技術のいずれかを用いて、本発明を定義する請求項の範囲内に依然としてあるであろう多数の代替実施形態を実行することができる。

Claims (10)

  1. 地面係合器具(1、6)の底板縁部(18)用のツメ組立体(10)の地面係合チップ(14、150、180、190、210)であって、ツメ組立体が、地面係合器具(1、6)の底板縁部(18)に装着するように構成されかつ前方に延びるアダプタ突出部(26)を有するアダプタ(12、170)を含み、地面係合チップ(14、150、180、190、210)が、
    後縁部(70)と、
    上側外面(72)と、
    底側外面(74)とを含み、上側外面(72)および底側外面(74)が後縁部(70)から前方に延び、前縁部(76)で集束し、地面係合チップ(14、150、180、190、210)がさらに、
    上側外面(72)から底側外面(74)まで下方に延びる反対側に配置された横外面(90、92)であって、横外面(90、92)が上側外面(72)から底側外面(74)の方に下方へ延びるにつれて横外面(90、92)間の距離が減少するようにテーパを付けられる横外面(90、92)と、
    後縁部(70)から地面係合チップ(14、150、180、190、210)内に内側に延び、かつアダプタ突出部(26)をその中に受け入れるようにアダプタ(12、170)のアダプタ突出部(26)と相補的な形状を有する突出部キャビティ(120)を地面係合チップ(14、150、180、190、210)内に画定する内面(122、124、126、128)と、
    を含み、
    横外面(90、92)のそれぞれが、外方に延びる突起部分を含む、地面係合チップ(14、150、180、190、210)。
  2. 各横外面(90、92)および垂直線が、垂直テーパ角度を定め、横外面(90、92)によって定められる垂直テーパ角度が等しい、請求項1に記載の地面係合チップ(14、150、180、190、210)。
  3. 横外面(90、92)によって定められる垂直テーパ角度が約3°である、請求項2に記載の地面係合チップ(14、150、180、190、210)。
  4. 横外面(90、92)によって定められる垂直テーパ角度が約6°である、請求項2に記載の地面係合チップ(14、150、180、190、210)。
  5. 横外面(90、92)のそれぞれが後部(94、96)および前部(98、100)を含み、横外面(90、92)の前部(98、100)が、前部(98、100)が横外面(90、92)の後部(94、96)から前方に延びるにつれて横外面(90、92)の前部(98、100)間の距離が増大するように、互いにテーパを付けられる、請求項1〜4のいずれか一項に記載の地面係合チップ(14、150、180、190、210)。
  6. 地面係合器具(1、6)の底板縁部(18)用のツメ組立体(10)のアダプタ(12、170)であって、アダプタ(12、170)が、
    後方に延びる上側ストラップ(20)と、
    上面(34)を有する後方に延びる底側ストラップ(22)と、を含み、上側ストラップ(20)と底側ストラップ(22)が、地面係合器具(1、6)の底板縁部(18)を受け入れるための間隙(28)をそれらの間に画定し、アダプタ(12、170)がさらに、
    前方に延びるアダプタ突出部(26)を含み、アダプタ突出部(26)が、
    上側ストラップ(20)および底側ストラップ(22)に対して前方に延びる底面(42)と、
    前面(50)と、
    上面(44)と、
    上面(44)から底面(42)まで下方に延びる反対側に配置された側面(46、48)であって、側面(46、48)が上面(44)から底面(42)の方に下方へ延びるにつれて側面(46、48)間の距離が減少するように垂直方向においてテーパを付けられる側面(46、48)と
    を含み、
    側面(46、48)のそれぞれが、外方に延びる突起(58)を含む、アダプタ(12、170)。
  7. 各側面(46、48)および垂直線が、垂直テーパ角度を定め、側面(46、48)によって定められる垂直テーパ角度が等しい、請求項6に記載のアダプタ(12、170)。
  8. 側面(46、48)によって定められる垂直テーパ角度が約3°である、請求項7に記載のアダプタ(12、170)。
  9. 側面(46、48)によって定められる垂直テーパ角度が約6°である、請求項7に記載のアダプタ(12、170)。
  10. 側面(46、48)が上側ストラップ(20)および底側ストラップ(22)から前方に延びるにつれて側面(46、48)間の距離が減少するように側面(46、48)が水平方向においてテーパを付けられる、請求項1〜9のいずれか一項に記載のアダプタ(12、170)。
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