JP2014238477A - ヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

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【課題】 虚像表示の視認性を向上させることが可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供する。【解決手段】 表示光Lを発する液晶表示素子23と、表示光Lを反射させる凹面鏡51と、液晶表示素子23並びに凹面鏡51を収納する空間部63と凹面鏡51で反射された表示光Lが通過する透光性カバー65とを有するハウジング60とを備え、液晶表示素子23から凹面鏡51へと至る表示光Lの光路中には、表示光Lを透過させるとともに透光性カバー65を通じて空間部63に照射する赤外線Tの一部を透過するホットミラー30が配設されてなり、透光性カバー65から出射される表示光Lをフロントガラス13に投影して運転者14に対し表示を行うヘッドアップディスプレイ装置において、ホットミラー30は、液晶表示素子23側に位置する第1の面31と、液晶表示素子23側とは反対側に位置する第2の面32とが非平行となっている。【選択図】図2

Description

本発明は、表示素子が発した表示光を車両のフロントガラス等の投影部材に投影し、観察者に対し虚像表示を行うヘッドアップディスプレイ装置に関するものである。
従来より、この種のヘッドアップディスプレイ装置にあっては、例えば下記特許文献1に記載のごとく、車両のフロントガラス(投影部材)に表示素子からの表示光を投射して虚像表示を行うものが知られている。
図4は、ヘッドアップディスプレイ装置の従来技術を示している。当該従来技術によるヘッドアップディスプレイ装置は、例えば車両のインストルメントパネル(以下、インパネと言う)内部に取り付けられており、表示光Mを発する表示素子1と、この表示素子1の背後に配置される光源2と、光源2の点灯に伴い表示素子1から発せられる表示光Mを反射させる平面鏡3と、平面鏡3によって反射した表示光Mを前記投影部材側に向けて反射させる凹面鏡(反射部材)4と、表示素子1並びに凹面鏡4を収納する空間部5aと凹面鏡4で反射された表示光Mが通過する透光部5bとを有するハウジング5とを備え、透光部5bから出射される表示光Mを車両のフロントガラス6に投影して観察者に対し虚像表示を行うものである。
また、この場合、表示素子1から平面鏡3(凹面鏡4)へと至る表示光Mの光路中(つまり表示素子1と平面鏡3との間)には、表示光Mを透過する透光性部材(ホットミラー)7が表示素子1と非平行状態をなすように配設されてなり、この透光性部材7は、平板状に形成され、表示素子1側に位置する第1の面7aと、この第1の面7aと対をなすように表示素子1側とは反対側である平面鏡3側に位置する第2の面7bとが互いに平行状態となっているものである。
特開2007−65011号公報
上述のヘッドアップディスプレイ装置の場合、表示素子1と平面鏡3との間に配置されている透光性部材(ホットミラー)7は、透光部5bを通じて空間部5aに照射する太陽光のうち赤外線(熱線)Sを反射する機能を有しているが、赤外線Sは透光性部材7にて完全に反射されずに、赤外線Sの一部が透光性部材7を透過してしまうことがある。
この透光性部材7を透過する赤外線Sの一部である迷光S1の光路の一例を図5を用いて説明する。迷光S1は、図5に示すように光路X1〜光路X6にて構成される。
光路X1は、太陽光が透光部5b、透光性部材7を透過して表示素子1へと至る光路であり、光路X2は、光路X1に続く光路であり、表示素子1前面から第1の面7aへと斜め上方に向けて反射する光路となっている。また、光路X3は、光路X1、光路X2に続く光路であり、第1の面7aから第1の面7aの法線方向に沿って表示素子1前面へと至る光路であり、光路X4は、光路X1〜X3に続く光路であり、表示素子1前面から透光性部材7を経て平面鏡3へと至る光路となっている。また、光路X5は、光路X1〜光路X4に続く光路であり、平面鏡3から凹面鏡4へと至る光路であり、光路X6は、光路X1〜X5に続く光路であり、凹面鏡4から透光部5bを経てフロントガラス6へと至る光路となっている。
従って、迷光S1は、光路X1〜光路X6を経て、フロントガラス6に映し出されることで、観察者は、本来、表示されるべき虚像表示の他に、迷光S1の発生により当該虚像表示の視認性が悪化してしまうという問題があり、更なる改良の余地が残されていた。
そこで本発明は、前述の課題に対して対処するため、虚像表示の視認性を向上させることが可能なヘッドアップディスプレイ装置の提供を目的とするものである。
本発明は、表示光を発する表示素子と、前記表示光を反射させる反射部材と、前記表示素子並びに前記反射部材を収納する空間部と前記反射部材で反射された前記表示光が通過する透光部とを有するハウジングとを備え、前記表示素子から前記反射部材へと至る前記表示光の光路中には、前記表示光を透過させるとともに前記透光部を通じて前記空間部に照射する赤外線の一部を透過する透光性部材が配設されてなり、前記透光部から出射される前記表示光を投影部材に投影して観察者に対し表示を行うヘッドアップディスプレイ装置において、前記透光性部材は、前記表示素子側に位置する第1の面と、前記表示素子側とは反対側に位置する第2の面とが非平行となっていることを特徴とする。
また本発明は、前記透光性部材は、前記表示素子と非平行となるように配設されていることを特徴とする。
また本発明は、前記透光性部材は、楔形状にて形成されたホットミラーであることを特徴とする。
本発明によれば、初期の目的を達成でき、虚像表示の視認性を向上させることが可能なヘッドアップディスプレイ装置を提供できる。
本発明の実施形態によるヘッドアップディスプレイ装置の概略図。 同実施形態による表示装置の断面図。 同実施形態による赤外線の入射光路を示す図。 従来技術によるヘッドアップディスプレイ装置の断面図。 従来技術による赤外線の入射光路を示す図。
以下、図1から図3に基づいて、本発明を車両用のヘッドアップディスプレイ装置に適用した一実施形態を説明する。
ヘッドアップディスプレイ装置は、図1に示すように車両10のインパネ11に配設された表示ユニットである表示装置12が投射する表示光Lを投影部材である車両10のフロントガラス13で車両10の運転者(観察者)14の方向に反射させ、虚像Vの表示を行うものである。換言すれば、ヘッドアップディスプレイ装置は、表示装置12の後述する液晶表示器から発せられる表示光Lをフロントガラス13(前記投影部材)に照射(投射)し、この照射によって得られた表示像(虚像)Vを運転者14に視認させるものである。これにより運転者14は、虚像Vを風景と重畳させて観察することができる。
表示装置12は、図2に示すように液晶表示器20と、ホットミラー(透光性部材)30と、第1反射器40と、第2反射器50と、ハウジング60とから主に構成されている。
液晶表示器20は、配線基板21に実装された発光ダイオードからなる光源22と、この光源22からの照明光を透過して表示光Lを発するように光源22の前方側(真上)に位置するTFT型の液晶表示素子(表示素子)23と、配線基板21と光源22と液晶表示素子23とを収納する合成樹脂からなるケース体(図示せず)とから主に構成される。このことは、液晶表示素子23の背後(直下)に光源22が配設され、液晶表示素子23は、光源22から発せられる光により、所定情報(後述する表示すべき情報)を表示することを意味している。
なお、前記ケース体には、液晶表示素子23の表示領域(図示せず)を臨ませるための窓部が形成されている。そして、液晶表示素子23から発せられる表示光Lは、前記窓部を通過してホットミラー30側に導かれる構成となっている。
このように構成された液晶表示器20は、表示光Lの出射側の面がホットミラー30に対向するようにしてハウジング50内に設けられ、表示光Lの光軸がホットミラー30に交わるような位置や向きにて固定保持される。
また液晶表示素子23は、図示しない素子駆動回路によって表示すべき情報(例えば車速)を、数値等で発光表示する。なお、前記表示すべき情報は、車速に限らず、エンジン回転数等のあらゆる表示形態を採用できることは言うまでもない。
ホットミラー30は、略楔形状にて形成され、液晶表示素子23から第1反射器40に備えられる後述するコールドミラー(液晶表示素子23から第2反射器50に備えられる後述する凹面鏡)へと至る光路中に配設されている。
この場合、ホットミラー30は、液晶表示素子23と非平行状態をなすように適宜固定手段を用いてハウジング60の内部に固定(配設)され、液晶表示素子23が発する可視光線からなる表示光Lを効率よく第1反射器40側へと透過させるとともに、ハウジング60に設けられる後述する透光性カバーを通じてハウジング60内部に照射する太陽光のうち赤外線(熱線)Tを反射する機能(特性)を有している。
また、ホットミラー30は、液晶表示器20側に位置する第1の面31と、液晶表示器20側とは反対側となる第1反射器40側に位置する第2の面32とが平行ではなく、非平行となっており、この場合、液晶表示素子23から遠ざかるに従って、徐々に(次第に)肉薄となるような楔形状となっている。
なお、ここでの詳細図示は省略するが、ホットミラー30は、楔形状のアクリル樹脂からなる光透過性のガラス基板と、前記ガラス基板の表面(つまり図2中、第1反射器40を向かい合う面)に設けられる多層の干渉膜からなる反射層とを有する光学素子である。
また、本実施形態の場合、液晶表示素子23とホットミラー30とが非平行状態をなすようにホットミラー30がハウジング60内にて傾斜配置されているとともに液晶表示素子23が図2中、仮想水平線Cと平行となるように配置されているが、例えばホットミラー30と液晶表示素子23とが非平行状態をなすようにホットミラー30と液晶表示素子23との双方をハウジング60内に傾斜配置するような構成としてもよい。
第1反射器40は、ホットミラー30の上方(真上)に位置してなる平面鏡としてのコールドミラー41と、このコールドミラー41を所定の取付手段を用いて取付固定するための取付部材42とを有している。
コールドミラー41は、略矩形状のガラス基板41aと、このガラス基板41aの片面(第2反射器50の後述する凹面鏡と向かい合う面)に形成された第1の反射層41bとからなり、かかる第1の反射層41bは、膜厚が異なる多層の干渉膜からなるものであり、蒸着等の方法で形成されている。
またコールドミラー41は、液晶表示器20(液晶表示素子23)から発せられ、ホットミラー30を透過してなる表示光Lを、第2反射器50(前記凹面鏡)側へ反射させるような位置に傾斜状態にて配設される。取付部材42は、例えば黒色の合成樹脂材料からなり、ハウジング60に固定されてなる。
第2反射器50は、コールドミラー41(つまり液晶表示素子23)からの表示光Lを反射させる凹面鏡(反射部材)51と、この凹面鏡51を保持するミラーホルダ52とを備えてなる。
凹面鏡51は、凹面を有するポリカーボネートからなる樹脂基板に第2の反射層51aを蒸着形成してなるものである。かかる凹面鏡51は、その第2の反射層51aがコールドミラー41並びに前記透光性カバーに対向し、前記透光性カバーから臨める位置に傾斜状態にて配設される。
また凹面鏡51は、コールドミラー41からの表示光Lを拡大しつつ、前記透光性カバー(車両10のフロントガラス13)側へ反射(投射)させるものである。このことは、凹面鏡51が、コールドミラー41によって反射された表示光Lを拡大し、この拡大された表示光Lを前記透光性カバーを通じてフロントガラス13に投射することを意味している。なお、凹面鏡51は、ミラーホルダ52に両面粘着テープにより接着されている。ミラーホルダ52は、合成樹脂(例えばABS樹脂)からなるものであり、ハウジング60に固定されている。
ハウジング60は、例えば黒色の合成樹脂材料にて形成されてなり、ともに断面略凹部形状からなる上側ケース体61と下側ケース体62とを備え、上側ケース体61と下側ケース体62とで形成される内部空間である空間部63において、液晶表示器20(液晶表示素子23)やホットミラー30、第1反射器40、第2反射器50(凹面鏡51)等を収納している。
上側ケース体61には、凹面鏡51の配設位置の上部(車両10のフロントガラス13側)が開口する開口窓部64が形成されており、凹面鏡51によって反射された表示光Lは、開口窓部64を通過することになる。
またハウジング60には、透光部である透光性カバー65が開口窓部64を塞ぐように配設されてなる。かかる透光性カバー65は、透光性の合成樹脂材料(例えばアクリル樹脂)からなり、凹面鏡51で反射された表示光Lが透過(通過)する光透過性部材としての機能を有している。そして、コールドミラー41並びに凹面鏡51によって反射されるとともに透光性カバー65から出射される表示光Lは、フロントガラス13に投影され、これにより運転者14に対し虚像Vの表示が行われることになる。
以上の各部により、表示装置12が構成されている。次に、赤外線Tが透光性カバー65を通じてホットミラー30に照射された際の赤外線Tの光路を図3を用いて説明する。ホットミラー30は、上述のように透光性カバー65を通じて空間部63に照射する赤外線Tの大部分を第2の面32にて反射する機能を有しているが、赤外線Tはホットミラー30(第2の面32)にて完全に反射されずに、透光性カバー65を通じて空間部63に照射する赤外線Tの一部がホットミラー30を透過してしまうことがある。
このホットミラー30を透過する赤外線Tの一部は、図3で示すような光路を経て凹面鏡51側へと導かれる。この凹面鏡51側へと導かれる赤外線Tの一部の光路は、光路Y1〜光路Y5にて構成される。
光路Y1は、太陽光が透光性カバー65、ホットミラー30を透過して液晶表示素子23へと至る光路であり、光路Y2は、光路Y1に続く光路であり、液晶表示素子23前面から第1の面31へと斜め上方に向けて反射する光路となっている。また、光路Y3は、光路Y1、光路Y2に続く光路であり、第1の面31から第1の面31の法線方向に沿って液晶表示素子23前面へと至る光路であり、光路Y4は、光路Y1〜Y3に続く光路であり、液晶表示素子23前面からホットミラー30を経てコールドミラー41へと至る光路となっている。
また、光路Y5は、光路Y1〜光路Y4に続く光路であり、コールドミラー41から凹面鏡51へと至る光路となっているが、この凹面鏡51側へと向かう光路Y5は、凹面鏡51に到達せずに、図4中、凹面鏡51の上方を通り抜けるようになっている。
これは、本実施形態の場合、ホットミラー30が液晶表示素子23から離れるに従って肉薄となる楔形状に形成され、液晶表示素子23側となる第1の面31がフラットな面ではなく傾斜面となっている(つまりホットミラー30は、液晶表示素子23に位置する第1の面31と、液晶表示素子側31とは反対側に位置する第2の面32とが非平行となっている)ことに起因して、上述の光路Y3は、その到達点P1が従来の場合(つまり光路X3)よりも左側(つまり凹面鏡51側)にずれて、その結果、光路Y3に続く光路Y4は、その到達点P2が従来の場合(つまり光路X4)よりも上側(つまりフロントガラス13側)にずれることによるものである。そして、光路Y4に続く光路Y5は、従来の場合(つまり光路X5)よりも上側(つまり透光性カバー65側)にずれた光路となるので、凹面鏡51に到達せずに(当たらずに)凹面鏡51の上方を通り抜ける。
従って、ホットミラー30を透過する赤外線Tの一部は、凹面鏡51に当たらずに凹面鏡51の上方を通り抜けるので、フロントガラス13に映し出されない構成となり、結果的に、運転者14は、本来、表示されるべき虚像Vの表示のみを視認することができので、虚像表示の視認性を向上させることが可能となる。
なお、赤外線Tの一部が、凹面鏡51の上端側に到達し、この凹面鏡51の上端側に到達した赤外線Tの一部が透光性カバー65を通じてフロントガラス13に出射赤外光として出射された場合であっても、この出射赤外光の光路は、従来の迷光S1の光路からずれた光路となっているので、上述のように赤外線Tの一部が凹面鏡51に当たらずに凹面鏡51の上方を通り抜けた場合と同様に、虚像表示の視認性が悪化する虞はない。
以上のように本実施形態では、表示光Lを発する液晶表示素子23と、表示光Lを反射させる凹面鏡51と、液晶表示素子23並びに凹面鏡51を収納する空間部63と凹面鏡51で反射された表示光Lが通過する透光性カバー65とを有するハウジング60とを備え、液晶表示素子23から凹面鏡51へと至る表示光Lの光路中には、表示光Lを透過させるとともに透光性カバー65を通じて空間部63に照射する赤外線Tの一部を透過するホットミラー30が配設されてなり、透光性カバー65から出射される表示光Lをフロントガラス13に投影して運転者14に対し表示を行うヘッドアップディスプレイ装置において、ホットミラー30は、液晶表示素子23側に位置する第1の面31と、液晶表示素子23側とは反対側に位置する第2の面32とが非平行となっているものである。また、ホットミラー30は、楔形状に形成され、液晶表示素子23と非平行となるように配設されているものである。
従って、ホットミラー30を透過する赤外線Tの一部は、凹面鏡51に当たらずに凹面鏡51の上方を通り抜けるので、フロントガラス13に映し出されない構成となり、結果的に、運転者14は、本来、表示されるべき虚像Vの表示のみを視認することができので、虚像表示の視認性を向上させることが可能となる。
また本実施形態では、液晶表示素子23からコールドミラー41へと至る表示光Lの光路中に、仮想水平線Cに対して傾くように楔形状のホットミラー30が傾斜配置されている構成であったが、例えば液晶表示素子23からコールドミラー41へと至る表示光Lの光路中に配置される光学素子として、ホットミラー30に代えて位相差板を適用してもよい。なお、位相差板を適用する場合、位相差板と液晶表示素子23との位置関係は、平行であっても非平行であってもよい。
なお本実施形態では、液晶表示素子23から発せられる表示光Lが、フロントガラス13に投射される例について説明したが、例えばフロントガラス13に表示光Lを良好に運転者14方向に反射させるコンバイナフィルムを設けてもよいし、あるいはフロントガラス13とは別の専用の反射体に表示光Lを投射する構成としてもよい。
12 表示装置
13 フロントガラス(投影部材)
14 運転者(観察者)
23 液晶表示素子(表示素子)
30 ホットミラー(透光性部材)
31 第1の面
32 第2の面
40 第1反射器
41 コールドミラー
50 第2反射器
51 凹面鏡(反射部材)
60 ハウジング
63 空間部
65 透光性カバー(透光部)
C 仮想水平線
L 表示光
T 赤外線
V 虚像
Y1〜Y5 光路

Claims (3)

  1. 表示光を発する表示素子と、前記表示光を反射させる反射部材と、前記表示素子並びに前記反射部材を収納する空間部と前記反射部材で反射された前記表示光が通過する透光部とを有するハウジングとを備え、
    前記表示素子から前記反射部材へと至る前記表示光の光路中には、前記表示光を透過させるとともに前記透光部を通じて前記空間部に照射する赤外線の一部を透過する透光性部材が配設されてなり、
    前記透光部から出射される前記表示光を投影部材に投影して観察者に対し表示を行うヘッドアップディスプレイ装置において、
    前記透光性部材は、前記表示素子側に位置する第1の面と、前記表示素子側とは反対側に位置する第2の面とが非平行となっていることを特徴とするヘッドアップディスプレイ装置。
  2. 前記透光性部材は、前記表示素子と非平行となるように配設されていることを特徴とする請求項1記載のヘッドアップディスプレイ装置。
  3. 前記透光性部材は、楔形状にて形成されたホットミラーであることを特徴とする請求項1または請求項2記載のヘッドアップディスプレイ装置。
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