JP2014215367A - 間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ - Google Patents

間隔保証部材、現像装置、プロセスカートリッジ Download PDF

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Abstract

【課題】 簡単な構成で、画像形成時に現像剤担持体と像担持体が回転した際にそれらの回転方向に間隔保証部材を移動させないこと。【解決手段】 間隔保証部材は、像担持体と現像剤担持体の距離が最も近くなる最近接位置より像担持体の回転方向の上流側で現像剤担持体と摺擦する第1の像担側摺擦部と、最近接位置より現像剤担持体の回転方向の上流側で前記現像剤担持体と接触する第1の現像側摺擦部と、最近接位置より前記像担持体の回転方向の下流側で前記像担持体と摺擦する第2の像担側摺擦部と、最近接位置より前記現像剤担持体の回転方向の下流側で前記現像剤担持体と摺擦する第2の現像側摺擦部と、を備える。第1の像担側摺擦部および第1の現像側摺擦部は、それぞれ像担持体と現像剤担持体とに当接することで、像担持体と前記現像剤担持体が回転する時に、間隔保証部材が回転方向に移動するのを阻止する。【選択図】 図1

Description

本発明は、画像形成装置に用いられる間隔保証部材、および間隔保証部材を備える現像装置やプロセスカートリッジに関する。
ここで、画像形成装置とは、例えば電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置等である。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置において、感光体ドラム(像担持体)と現像ローラ(現像剤担持体)との距離を一定に規制するため、現像ローラ端部にSDコロと呼ばれる間隔保証部材が設けられている(特許文献1、特許文献2参照)。
このSDコロは、感光体ドラムと現像ローラの間に挟み込まれ、SDコロの肉厚で感光体ドラムと現像ローラの距離を一定に規定している。
また、感光体ドラムと現像ローラは対向部で互いの周面が同一方向に移動するように回転しており、SDコロは現像ローラの回転方向に、感光体ドラムまたは現像ローラに連れ回りながら感光体ドラムと現像ローラの間隔を保持している。
このようなSDコロは、現像ローラが回転することによって、感光体ドラムと接触する部分が変わる。SDコロの半径に均一でない部分があると、その部分が感光体ドラムと接触した場合、感光体ドラムと現像ローラの距離が変化し画像に影響を与える可能性がある。そのためSDコロの半径が全周囲にわたって均一になるようSDコロの寸法は厳密に管理されている。
また従来のSDコロを用いた画像形成装置は、現在、求められている画像品質を満たしている。しかしながら、近年、より高い画像品質を要求されているため、今後より厳密に感光体ドラムと現像ローラの距離を保持することが求められる。
特開平8−305106号公報 特開平6−230665号公報
本発明の目的は、従来技術の課題に鑑み、簡単な構成で、画像形成時に現像剤担持体と像担持体が回転しても、それらの回転方向に移動しない間隔保証部材を提供することである。これにより、像担持体と現像剤担持体の距離を安定して保持することを目的とする。
上記目的を達成するための代表的な構成は
像担持体と、現像剤担持体の距離を保持する間隔保証部材において、
前記像担持体は回転可能に設けられ、潜像が形成され、
前記現像剤担持体は前記潜像を現像するための現像剤を担持し、前記像担持体とともに互いの対向面を同じ向きに移動させるように回転するものであって、
前記間隔保証部材は、
前記像担持体と前記現像剤担持体の距離が最も近くなる最近接位置より前記像担持体の回転方向の上流側で前記現像剤担持体と摺擦する第1の像担側摺擦部と、
前記最近接位置より前記現像剤担持体の回転方向の上流側で前記現像剤担持体と接触する第1の現像側摺擦部と、
前記最近接位置より前記像担持体の回転方向の下流側で前記像担持体と摺擦する第2の像担側摺擦部と、
前記最近接位置より前記現像剤担持体の回転方向の下流側で前記現像剤担持体と摺擦する第2の現像側摺擦部と、
を備え、
前記第1の像担側摺擦部および前記第1の現像側摺擦部は、それぞれ前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記像担持体と前記現像剤担持体が回転する時に前記間隔保証部材が前記像担持体と前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成時に現像剤担持体と像担持体が回転してもその回転方向に間隔保証部材が移動することが阻止される。よって間隔保持部材は、現像剤担持体と像担持体の距離を安定して保持できる。
現像装置を説明する図である。 画像形成装置を説明する図である。 プロセスカートリッジを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサの組み付け方法を説明する図である。 スペーサの組み付け方法を説明する図である。 スペーサの組み付け方法を説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 スペーサを説明する図である。 (a)現像ローラと感光体ドラムの断面を示した模式図である。(b)スペーサの配置を示す説明図である。
以下に図面を参照して、この発明の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
以下の説明において、プロセスカートリッジの長手方向とは、像担持体の軸線方向であり、記録媒体の表面と平行であり、かつ記録媒体の搬送方向と交差(略直交)する方向である。また、左右とは記録媒体の搬送方向にしたがって記録媒体を上から見て左又は右である。また、プロセスカートリッジの上面とは、プロセスカートリッジを装置本体へ装着した状態で上方に位置する面であり、下面とは下方に位置する面である。
(電子写真画像形成装置の全体の説明)
まず、電子写真画像形成装置(以下、「画像形成装置」という)の全体構成について、図2を参照して概略説明する。図2は本実施の形態に係るプロセスカートリッジを装着した画像形成装置の模式的断面図であり、より具体的には画像形成装置の一形態であるレーザービームプリンタの模式的断面図である。
図2に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置(レーザービームプリンタ)Aは、像担持体である感光体ドラム7を有する。画像形成装置Aは、光学手段(光学装置)としての光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の感光体ドラム7へ照射し、感光体ドラム7に静電潜像を形成する。この静電潜像は現像剤(以下、「トナー」という)で現像されトナー像が形成される。そして前記トナー像の形成と同期して、記録媒体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)2をカセット3aからピックアップローラ3b及びこれに圧接する圧接部材3cで一枚ずつ分離給送する。
給送された記録媒体2は、搬送ガイド3f1に沿ってプロセスカートリッジBの感光体ドラム7と転写手段としての転写ローラ4とが対向する転写部Tに搬送される。
転写部Tに搬送された記録媒体2は、電圧印加された転写ローラ4により感光体ドラム7上に形成されたトナー像が転写され、搬送ガイド3f2に沿って定着手段5へと搬送される。
定着手段5は、駆動ローラ5aと、ヒータ5bとを内蔵すると共に支持体5cによって回転可能に支持された筒状シートで構成された定着回転体5dとからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。
排出ローラ3dは、トナー像が定着された記録媒体2を搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出するよう構成している。なお、本実施の形態では、ピックアップローラ3b、圧接部材3c、排出ローラ3d等により搬送手段3を構成している。
(プロセスカートリッジ)
次に、プロセスカートリッジの全体構成について、図3を参照して概略説明する。図3は本実施の形態に係るプロセスカートリッジの模式的断面図である。
図3に示すように、プロセスカートリッジBは、感光体ドラムと、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば、感光体ドラムを帯電させる帯電手段、感光体ドラムに形成された静電潜像を現像する現像手段、感光体ドラムに残留するトナーをクリーニングするためのクリーニング手段等がある。
本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、感光層を有する感光体ドラム7を回転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前記感光体ドラム7の表面を一様に帯電する。この帯電した感光体ドラム7に対して前記光学系1からの画像情報に基づいた情報光(光像)を露光開口9bを通して露光して感光体ドラム7表面に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像ユニット10によって現像するように構成されている。なお現像ユニット10は本実施例における現像装置である。
現像ユニット10はトナー枠体14のトナー収容部であるトナー収容枠体10a内にトナーを収容する。現像ユニット10はこのトナーを、回転可能な現像剤搬送部材(以下、「トナー送り部材」という)10bと、トナー送り部材10bの回転領域内で干渉して振動する弾性シート12で、現像室10iに送り出す。
そして、現像ユニット10は、固定磁石10cを内蔵した現像回転体(現像剤担持体)である現像ローラ10dを回転させる。この回転と共に、現像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナー層を現像ローラ10dの表面に形成し、そのトナーを前記静電潜像に応じて感光体ドラム7に転移させることによってトナー像を形成して可視像化する。
前記トナー送り部材10bは、図3において、トナー送り棒とシート部材の複合部材で示されているが、この構成に限るものではない。
そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落とす。これと共に、スクイシート11bによってすくい取り、除去トナー収容部11cへ集めるクリーニング手段によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去するように構成している。
本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、感光体ドラム7を回転可能に支持し、クリーニングブレード11a、帯電ローラ8が組み込まれたドラム枠体11dから構成されるドラムユニット11を有する。またプロセスカートリッジBは、現像ローラ10d及びトナー室10aを組み込んだ現像枠体10f1から構成される現像ユニット10を有する。プロセスカートリッジBはこのドラムユニット11と現像ユニット10とからなっている。そして現像枠体10f1は、現像ローラ10dが感光体ドラム7に対し所定の間隔をあけて平行に対向できるようにドラム枠体11dに対し回動可能に支持される。現像ローラ10dと感光体ドラム7との間の間隔保持を行う間隔保証部材(以下、「スペーサ」という)10mが現像ローラ10dの両端部に配置されている。
現像枠体10f1は、現像ローラ10dを含む現像ユニット10を、クリーニングブレード11aを含むドラムユニット11に回転可能に支持するための結合穴10s1、10s2が形成されたアーム部10q1、10q2を備える。
(現像ローラと感光体ドラムの間隔を保持するスペーサ)
次に現像ローラと感光体ドラムの間隔を保持するスペーサ10mの構成について、図1、図4を参照してより具体的に説明する。
スペーサ10mには、図1、図4に示すように、現像ローラ10dの周面に沿って延びる現像ローラ接触面10m11、10m12と、感光体ドラム7の周面に沿って延びる感光体ドラム接触面10m21、10m22とを備えている。
この現像ローラ接触面10m11、10m12と感光体ドラム接触面10m21、10m22は平面である。
スペーサ10mは、図1に示すように、現像ローラ10dの表面の長手方向両端部に取り付けられる。ここで、スペーサ10mが取り付けられる現像ローラ10dの表面は、トナー層が形成された部分、あるいはトナー層が形成されない部分のどちらであってもよい。本実施例では、スペーサ10mが画像形成に影響を与えないように、トナーが担持される領域よりも外側にスペーサ10mを取り付けた。
スペーサ10mはリング形状になっており、現像ローラ10dの外周に取り付けられる。
また、スペーサ10mが接触する現像ローラ10dの表面はアルミである。アルミとの摺動性の良さからスペーサ10mの材質はポリアセタール(POM)もしくはポリエーテルスルホン(PES)もしくはポリフェニレンスルフィド(PPS)であることが望ましい。
感光体ドラム7と現像ローラ10dは相対的に移動可能で、現像ユニット10とドラムユニット11の間に所定の加圧力fを与えて、感光体ドラム7と現像ローラ10dが近づく向きに付勢される。
図3に示す加圧力fにより、図4に示すように、スペーサ10mを現像ローラ接触面10m11の現像ローラ摺擦部10p11と、現像ローラ接触面10m12の現像ローラ摺擦部10p12で現像ローラ10dの表面と当接させる。現像ローラ摺擦部10p11は第1の現像側摺擦部であり、現像ローラ摺擦部10p12は第2の現像側摺擦部である。
さらに、感光体ドラム接触面10m21の感光体ドラム摺擦部10p21と、感光体ドラム接触面10m22の感光体ドラム摺擦部10p22で感光体ドラム7の表面と当接させる。感光体ドラム摺擦部10p21は第1の像担側摺擦部であり、感光体ドラム摺擦部10p22は第2の像担側摺擦部である。
上述の各摺擦部によって、現像ローラ10dと感光体ドラム7を一定の間隔に保持する。
そして、この現像ローラ摺擦部10p11、10p12と感光体ドラム摺擦部10p21、10p22は、感光体ドラム7の中心7cと現像ローラ10dの中心10d1を結ぶ線laに対して両側に設けている。
ここで感光体ドラム7と現像ローラ10dのアライメントがずれている場合がある。この場合は、現像ローラ10dの長手方向においてスペーサ10mが感光体ドラム7、現像ローラ10dと接触する範囲内で、感光体ドラム7の任意の中心7cと現像ローラ10dの任意の中心10d1を結んだ線を線laとする。
さらに、感光体ドラム7の中心を通り線laに垂直な線を線lbとし、現像ローラ10dの中心を通り線laに垂直な線をlcとする。このとき、線lbと線lcに挟まれた領域内に、スペーサ10mの各摺擦部(10p21、10p22、10p11、10p12)が配置される。つまり感光体ドラム7は線lbよりも現像ローラ10d側の位置においてスペーサ10mと接触し、その接触部は感光体ドラム摺擦部10p21、10p22である。
また、現像ローラ10dは線lcよりも感光体ドラム7側の位置においてスペーサ10mと接触し、その接触部は現像ローラ摺擦部10p11、10p12である。
そして、画像形成時には、現像ローラ10dと感光体ドラム7は、対向部で互いの周面(対向面)が同一方向に移動する方向X1、X2にそれぞれ回転する。スペーサ10mは現像ローラ10dと第1と、第2の現像ローラ摺擦部10p11、10p12において摺擦する。また、スペーサ10mは感光体ドラム7と、第1と第2の感光体ドラム摺擦部10p21、10p22においてそれぞれ摺擦する。
このとき、スペーサ10mは、現像ローラ10dのトナー層が形成された面から延長された面に対して現像ローラ摺擦部10p11、10p12を摺擦させている。そのため、感光体ドラム7と現像ローラ10dの間隔はスペーサ10mによって精度良く決まる。
ここで、スペーサ10mには、現像ローラ摺擦部10p11と感光体ドラム摺擦部10p21を設けている。現像ローラ摺擦部10p11は感光体ドラム7の回転中心と現像ローラ10dの回転中心を結ぶ線laよりも、現像ローラ10dの回転方向X1の上流側で現像ローラと摺擦する。同様に、感光体ドラム摺擦部10p21は線laよりも感光体ドラム7の回転方向X2の上流側で感光体ドラム7と摺擦する。
つまり、第1の感光体ドラム摺擦部10p21と第1の現像ローラ摺擦部10p11を結んだ距離が、感光体ドラム7と現像ローラ10dの最近接部の距離より長い。これに加えて感光体ドラム摺擦部10p21と現像ローラ摺擦部10p11が、いずれも最近接部(最近接位置)より回転方向の上流側にある。この構成により、画像形成時に現像ローラ10dと感光体ドラム7が回転しても、スペーサ10mは回転しない。つまり第1の感光体ドラム摺擦部10p21と、第1の現像ローラ摺擦部10p11は、それぞれ感光体ドラム7と現像ローラ10dに接触することで、スペーサ10mが現像ローラ10dと感光体ドラム7の回転方向に移動するのを阻止している。
また、スペーサ10mに、感光体ドラム7の回転中心と現像ローラ10dの回転中心を結ぶ線laよりも、回転方向X1、X2の下流側で摺擦するよう現像ローラ摺擦部10p12と感光体ドラム摺擦部10p22を設けている。
このため、画像形成時にスペーサ10mは現像ローラ10dと感光体ドラム7に現像ローラ摺擦部10p11、10p12と感光体ドラム摺擦部10p21、10p22でそれぞれ摺擦する。このことで、現像ローラ10dと感光体ドラム7が回転してもスペーサ10mは回転しない。スペーサ10mは常に同じ部位で、現像ローラ10dや感光体ドラム7と接触する。そのため、現像ローラ10dや感光体ドラム7の回転によって、現像ローラ10dと感光体ドラム7の距離が変わることがない。スペーサ10mは、現像ローラ10dと感光体ドラム7の距離を安定して保持することができる。本実施例の画像形成装置は非接触現像方式を採用しているため、スペーサ10mは、現像ローラ10dの表面と感光体ドラム7の表面の間に一定の間隔を空けた状態を保持した状態となる。
なお本実施例では、現像ローラ10dの軸と感光体ドラム7の軸を結ぶ直線上(線laの上)において、スペーサ10mは現像ローラ10dと感光体ドラム7に対して隙間を空けるようになっている。つまり現像ローラ10dと感光体ドラム7の最近接部では、スペーサ10mは現像ローラ10dおよび感光体ドラム7に接触しない構成である。これにより、スペーサ10mが現像ローラ10dや感光体ドラム7から受ける摩擦力が小さくなる。したがって、現像ローラ10dと感光体ドラム7が回転した際に、それらの回転方向にスペーサ10mが移動してしまうのを確実に阻止することができる。
なお上述したように、スペーサ10mは現像ローラ10dと感光体ドラム7の最近接部では両者に接触しないことが好ましいが、必ずしもこの構成に限定されるわけではない。ただし、最近接部においてスペーサ10mが現像ローラ10dもしくは感光体ドラム7と接触する場合には、その最近接部において、スペーサ10mが現像ローラ10dや感光体ドラム7から受ける摩擦力が小さくなる構成をとることが望ましい。スペーサ10mが現像ローラ10d等の回転方向に移動してしまうのを抑止するためである。
また、前述した実施の形態で示したプロセスカートリッジは単色画像を形成する構成であった。しかし現像手段(現像装置)を複数設け、複数色の画像(例えば2色画像、3色画像あるいはフルカラー等)を形成するプロセスカートリッジであってもよい。
また、電子写真感光体としては、前記感光体ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含まれる。まず感光体としては光導電体が用いられ、光導電体としては例えばアモルファスシリコン、アモルファスセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(OPC)等が含まれる。
また、前記感光体を搭載する形状としては例えばドラム状又はベルト状のものが用いられており、例えばドラムタイプの感光体にあっては、アルミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着あるいは塗工を行ったものである。
また、帯電手段の構成も、前述した実施の形態では所謂接触帯電方法を用いたが、他の構成をとることもできる。他の構成として例えば、タングステンワイヤーの三方周囲にアルミ等の金属シールドを施したものがある。このような帯電手段では、前記タングステンワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正または負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該ドラムの表面を一様に帯電する。
なお、前記帯電手段としては前記ローラ型以外にも、ブレード(帯電ブレード)、パッド型、ブロック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでもよい。
また、感光体ドラムに残存するトナーのクリーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気ブラシなど用いてクリーニング手段を構成してもよい。
また上述の実施例では、間隔保証部材10mが設けられた現像ユニット(現像装置)10がプロセスカートリッジの一部として画像形成装置の装置本体に着脱可能な構成であった。すなわち現像ローラ10dや感光体ドラム7、スペーサ10mが同じプロセスカートリッジの一部として画像形成装置の装置本体に着脱可能であった。
プロセスカートリッジとは、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置に着脱可能とするものをいう。そして、このプロセスカートリッジは、使用者自身が装置本体に着脱することができる。したがって、装置本体のメンテナンスを使用者自身で行うことができる。
しかし本発明はこの構成に限るものではない。例えば、画像形成装置の装置本体に複数のカートリッジを着脱可能な構成として、スペーサ10mが取り付けられた現像ローラ10dと、感光体ドラム7とを、別のカートリッジとして画像形成装置の装置本体に着脱可能な構成にしてもよい。あるいは、現像ローラ10dや感光体ドラム7が画像形成装置に備え付けられ、これらをユーザが交換しない構成であってもよい。
さらに、前述した実施の形態では、電子写真画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示したが、本発明はこれに限定する必要はない。例えば、電子写真複写機、LEDプリンタ等の電子写真プリンタ、ファクシミリ装置、ワードプロセッサ、あるいはこれらの複合機(マルチファンクションプリンタ等)等の電子写真画像形成装置に使用することも可能である。
また、図15と図16に示すように、スペーサ10mに突起部(係合部)10m4を設け、現像枠体10f1に対して所定の範囲内で位置決めされるよう構成してもよい。
図16に示すように、現像ユニット10では現像枠体10f1に対する現像ローラ10dの位置決めがされている。スペーサ10mは、スペーサ10mの内周面と現像ローラ10dの外周面のクリアランス分だけ移動可能である。しかし、スペーサ10mに設けた突起部10m4と現像枠体10f1の回転止め部(凹部)10f4が干渉(接触)し、スペーサ10mは所定のガタの範囲で現像ローラ10dに対して所定の範囲内で位置が決まる構成になっている。つまり突起部10m4は現像枠体と係合することで、スペーサ10mが現像ローラ10dを中心にして所定角度を超えて回転するのを阻止する。
このようにスペーサ10mが現像ローラ10dに対して所定の範囲内で位置決めがされた状態で、現像ユニット10にドラムユニット11を組み付ける。このようにすることで、図17に示すように、感光体ドラム7の表面に感光体ドラム接触面10m21、10m22が、現像ローラ10dの表面に現像ローラ接触面10m11、10m12がそれぞれ誘い込まれる。スペーサ10mは感光体ドラム7と現像ローラ10dに挟み込まれて位置が決まる。
このとき、スペーサ10mの突起部10m4は現像枠体10f1とクリアランスを有して干渉(接触)することがないように構成している。つまりプロセスカートリッジが組み立てられて、スペーサ10mが、感光体ドラム7と現像ローラ10dの両方と接触し、感光体ドラム7と現像ローラ10dの距離を一定にたもった状態では、突起部10m4は回転止め部10f4に接触しない。
上述した構成によると、スペーサ10mの位相を合わせることなく、簡単に現像ユニット10にドラムユニット11を組み付けることが可能な現像ユニット10を提供することができる。
また、このような構成にすれば、前述したプロセスカートリッジがドラムユニット11と現像ユニット10の2つのカートリッジから成る分離型カートリッジにおいても適用可能となる。すなわち、「プロセスカートリッジの様態」は1つのみを意味せず、複数のカートリッジから構成される場合を含むものである。
ここで、スペーサ10mは上述した形状に限るものではない。例えば、図5に示すように、感光体ドラム7の外周半径R2に対し、円弧形状の感光体ドラム接触面10m2を設け、その半径r2をR2>r2の関係にしてもよい。このスペーサ10mは感光体ドラム接触面10m2の端部の感光体ドラム摺擦部10p21、10p22で感光体ドラム7の表面と接触する。
同様に、図5に示すように、現像ローラ10dの外周半径R1に対し、円弧形状の現像ローラ接触面10m1を設け、その半径r1をR1>r1の関係にしてもよい。スペーサ10mは現像ローラ接触面10m1端部の現像ローラ摺擦部10p11、10p12で現像ローラ10dの表面と接触する。
また、スペーサ10mの形状は図5の形状に限るものでなく、図6に示すように、感光体ドラム接触面10m21、10m22の端部で感光体ドラム7と摺擦するように感光体ドラム摺擦部10p21、10p22を構成しても良い。
同様に、図6に示すように、現像ローラ接触面10m11、10m12の端部で現像ローラ10dと摺擦するように現像ローラ摺擦部10p11、10p12を構成しても良い。
上述のように、画像形成時にスペーサ10mは現像ローラ10dと感光体ドラム7に現像ローラ摺擦部10p11、10p12と感光体ドラム摺擦部10p21、10p22でそれぞれ摺擦する。このことで、現像ローラ10dと感光体ドラム7が回転してもスペーサ10mは回転しない。これによりスペーサ10mは感光体ドラム7と現像ローラ10dの距離を安定して保持することができる。
また、図7に示すように、感光体ドラム7の外周半径R2に対し、円弧形状の感光体ドラム接触面10m21、10m22の半径r2をほぼ等しくしてもよい。本実施例のスペーサ10mは所定の面積を持った感光体ドラム摺擦部10p21、10p22で感光体ドラム7と摺擦する。
同様に、図7に示すように、現像ローラ10dの外周半径R1に対し、円弧形状の現像ローラ接触面10m11、10m12の半径r1をほぼ等しくしてもよい。スペーサ10mは、所定の面積を持った現像ローラ摺擦部10p11、10p12で現像ローラ10dと摺擦する。
この際、感光体ドラム摺擦部10p21、10p22は感光体ドラム接触面10m21、10m22の全域を占めることが望ましいが一部であっても良い。
同じく、現像ローラ摺擦部10p11、10p12も現像ローラ接触面10m11、10m12の全域を占めることが望ましいが一部であっても良い。
また、本実施例では感光体ドラム接触面10m21、10m22の形状を円弧形状としたが、感光体ドラム7の周面に倣うような曲面形状にしてもよい。この場合も、感光体ドラム7と所定の面積を持って感光体ドラム摺擦部10p21、10p22で感光体ドラム7と摺擦するようにできる。
同様に、現像ローラ接触面10m11、10m12の形状を円弧形状としたが、現像ローラ10dの周面に倣うような曲面形状にしてもよい。この場合も、現像ローラ10dと所定の面積を持って現像ローラ摺擦部10p11、10p12で現像ローラ10dと摺擦するようにできる。
このようにスペーサ10mを構成することで、感光体ドラム摺擦部10p21、10p22と現像ローラ摺擦部10p11、10p12の接触面積が増加し、スペーサ10mが感光体ドラム7および現像ローラ10dから受ける当接圧を減少できる。
また、本実施例では、感光体ドラム7と現像ローラ10dのそれぞれの周面に倣う摺擦部の形状を円弧形状にすることにより、スペーサ10mと感光体ドラム7および現像ローラ10dの摺擦部で隙間が生じることなく接触させることができる。つまり、同じスペースで最大の接触面積を得ることができ、スペーサ10mが感光体ドラム7および現像ローラ10dから受ける当接圧をさらに減少することができる。
これにより、感光体ドラム摺擦部10p21、10p22と現像ローラ摺擦部10p11,10p12の削れ量を抑制することができ、スペーサ10mの長寿命化を図ることができる。
したがって、上述した構成によると現像ローラ10dと感光体ドラム7が回転してもスペーサ10mは回転せず、感光体ドラム7と現像ローラ10dの距離を安定して保持する。さらにこのことに加えて、感光体ドラム摺擦部10p21、10p22と現像ローラ摺擦部10p11,10p12の削れを低減し、さらに安定して感光体ドラム7と現像ローラ10dの距離の保持ができる。
また、図8に示すように、スペーサ10mの感光体ドラム接触面10m21、10m22を感光体ドラム7の周面に倣うように配置された複数の突起で形成してもよい。つまり複数の点で感光体ドラム7と摺擦するように感光体ドラム摺擦部10p21、10p22を構成しても良い。
同様に、図8に示すように、スペーサ10mの現像ローラ接触面10m11、10m12を現像ローラ10dの周面に倣うような複数の突起で形成し、複数の点で現像ローラ10dと摺擦するように現像ローラ摺擦部10p11、10p12を構成しても良い。
また、スペーサ10mの形状は図8の形状に限るものでなく、図9に示すように、円弧形状の感光体ドラム接触面10m21、10m22を複数の面で形成し、その半径r2を感光体ドラム7の外周半径R2とほぼ等しく構成しても良い。
同様に、図9に示すように、円弧形状の現像ローラ接触面10m11、10m12を複数の面で形成し、その半径r1を現像ローラ10dの外周半径R1とほぼ等しく構成しても良い。 図9においては、感光体ドラム接触面10m21等には溝が形成されることで、複数の面に分割されている。
上述のように、画像形成時にスペーサ10mは現像ローラ10dと感光体ドラム7に現像ローラ摺擦部10p11、10p12と感光体ドラム摺擦部10p21、10p22でそれぞれ摺擦する。これにより、現像ローラ10dと感光体ドラム7が回転してもスペーサ10mは回転しない。そのためスペーサ10mは感光体ドラム7と現像ローラ10dの距離を安定して保持することができる。
次に実施例6について説明する。上述した実施例と同一の構成は説明を省略する。
スペーサ10mに、図10および図14に示すように、現像ローラ接触面10m11、10m12から現像ローラ10dの周面に沿って現像ローラ10dの回転方向X1の上下流側に向かって伸びる腕部10m6を設けた。
このスペーサ10mの腕部10m6は可撓性を有し、現像ローラ10dの回転方向X1において、図14に示すように、腕部10m6を含むスペーサ10mが現像ローラ10dの半周以上を覆う。また、腕部10m6の端部間に隙間(開口部)を設けてある。この隙間の最短距離(幅)Lmは、スペーサ10mに外部から力が加わらない状態では現像ローラ10dの直径2×R1よりも小さくなるよう構成している。
(スペーサの現像ローラへの取付け方法)
次にスペーサ10mの現像ローラ10dへの取付け方法について、図10乃至図14を用いて詳しく説明する。
スペーサ10mを現像ローラ10dに取付ける際は、図10に示すスペーサ10mの現像ローラ接触面10m11近傍の短手端面10m3を保持し、図11に示すように、スペーサ10mの腕部10m6の両端部を現像ローラ10dの表面に押し当てる。
スペーサ10mの腕部10m6の両端部には面取り10m61が設けられており、面取り10m61間の距離Lmは現像ローラ10dの直径2×R1より小さいため、スペーサ10mの腕部10m6の面取り10m61で現像ローラ10dの表面と干渉する。
次に、スペーサ10mを現像ローラ10dに押しつけると、スペーサ10mの腕部10m6両端部の面取り10m61に沿ってスペーサ10mが弾性域内で撓む。図12に示すように、距離Lmが現像ローラ10dの直径2×R1と等しくなるまでスペーサ10mが変形する。
そして、スペーサ10mを現像ローラにさらに押しつけることで、図13に示すように、スペーサ10mの変形が無くなる。スペーサ10mが現像ローラ10dの表面に取付けられ腕部10m6の面取り10m61間の距離Lmは現像ローラ10dの直径2×R1より小さくなる。
ここで、スペーサ10mの腕部10m6の面取り10m61間の距離Lmは現像ローラ10dの直径2×R1より小さい。そのため、現像ローラ10dに取付けられたスペーサ10mが変形可能な外力で引張らない限り、現像ローラ10dからスペーサ10mが脱落することはない。
また、スペーサ10mを現像ローラ10dに取付ける工程は、現像ローラ10dが現像ユニット10に組み込まれる前でも後でも、どちらでも選択可能である。
そして、所定の加圧力fにより、現像ローラ10dが感光体ドラム7に近づく向きに付勢される。その結果、図14に示すように、スペーサ10mが感光体ドラム摺擦部10p21、10p22と現像ローラ摺擦部10p11、10p12が、感光体ドラム7と現像ローラ10dにそれぞれ接触してスペーサ10mの位置が決まる。
このとき、スペーサ10mの腕部10m6の内周面は現像ローラ10dの表面と間隙を有するよう設けられているため、スペーサ10mの腕部10m6は現像ローラ10dの表面に接触しない。
(スペーサの取り外し方法について)
次にスペーサ10mの交換方法について説明する。
現像ユニット10の状態で、図10に示すスペーサ10mの現像ローラ接触面10m11近傍の短手端面10m3を保持し、スペーサ10mを現像ローラ10dから遠ざかる方向に腕部10m6が変形可能な外力で引張る。このことで、現像ローラ10dからスペーサ10mを取り外すことができる。
そして、上述したスペーサ10mの現像ローラ10dへの取付け方法を用いて、新しいスペーサ10mを現像ユニット10に組み込まれた現像ローラ10dに取付けることで、スペーサ10mを交換することも可能である。
スペーサ10mに所定の加圧力fが加えられた状態で現像ローラ10dと感光体ドラム7の間隔を保持しているため、画像形成時の現像ローラ10dと感光体ドラム7の回転回数の増加に伴いスペーサ10mは消耗する。
そのため、現像ユニット10のリサイクル等におけるメンテナンスの際、スペーサ10mの交換が必要な場合は、本発明によれば、スペーサ10mの取り外し・組み付けが現像ユニット10dから他の部品を外さなくても単独でできるため交換容易である。
このように、スペーサ10mに可撓性の腕部10m6を設けることで、現像ユニット10の他の部品を取り外し・取付けることなく現像ユニット10からスペーサ10mを簡単に交換することができる。
また、前述した実施の形態では、スペーサ10mの感光体ドラム7および現像ローラ10dとの接触面の周方向の形状が平面の場合を例示したが、これに限るものではない。例えば、スペーサ10mの感光体ドラム7および現像ローラ10dとの接触面の周方向の形状が感光体ドラム7や現像ローラ10dの周方向に沿って伸びる曲面形状で構成してもよい。
また、スペーサ10mの腕部10m6の形状についても、図10に示した形状に限るものではない。腕部10m6を含むスペーサ10mが現像ローラ10dの半周以上を覆い且つ、腕部10m6の端部間の最短距離Lmが現像ローラ10dの直径よりも小さくする。且つ、現像ローラ10dにスペーサ10mを取付ける際の腕部10m6の撓みが弾性変形域内であることを満たせばよい。
上述の実施例1では、スペーサ10mが、現像ローラ10dの表面と感光体ドラム7の表面の間に微小な空間をあけた状態に保持する非接触現像方式の画像形成装置について説明した。一方、本実施例では、現像ローラ10dの表面と感光体ドラム7の表面が一部接触する接触現像方式において、スペーサ10mを適用した構成を説明する。図18(a)は本実施例において現像ローラ10dと感光体ドラム7の断面を示した模式図である。また、図18(b)は本実施例におけるスペーサ10mの配置を示す説明図である。
本実施例においては、図18(a)に示すように現像ローラ10dは、円筒状のアルミ管10d2の外周に弾性を有するゴムチューブ(弾性部)10d3を被覆した構成である。本実施例では、現像ローラ10dと感光体ドラム7の最近接部において、互いの表面の距離が0になる。つまり、最近接部において現像ローラ10dのゴムチューブ10d3が感光体ドラム7と接触する。スペーサ10mは、アルミ管10d2と2か所で接触し、また感光体ドラム7とも2か所で接触する。つまり本実施例のスペーサ10mも上述の実施例同様に、第1、第2の現像ローラ摺擦部10p11,10p12、第1、第2の感光体ドラム摺擦部10p21、10p22を有する。これにより現像ローラ10dと感光体ドラム7の距離(両者の中心間の距離)は一定に保持される。
また現像ローラ10dのゴムチューブ10d3は感光体ドラム7と接触することで圧縮されるが、スペーサ10mによってその圧縮量は一定に保持される。ゴムチューブ10d3は一定の圧力でもって感光体ドラム7と接触し続けるので、現像ローラ10dは感光体ドラム7上に一定の品質のトナー像(現像剤像)を形成し続けることができる。
A 画像形成装置
B プロセスカートリッジ
Lm 距離
X1 現像ローラ回転方向
X2 感光体ドラム回転方向
7 感光体ドラム
10m スペーサ
10p1 現像ローラ摺擦部
10p2 感光体ドラム摺擦部
10p11,10p12 現像ローラ摺擦部
10p21,10p22 感光体ドラム摺擦部

Claims (16)

  1. 像担持体と、現像剤担持体の距離を保持する間隔保証部材において、
    前記像担持体は回転可能に設けられ、潜像が形成され、
    前記現像剤担持体は前記潜像を現像するための現像剤を担持し、前記像担持体とともに互いの対向面を同じ向きに移動させるように回転するものであって、
    前記間隔保証部材は、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の距離が最も近くなる最近接位置より前記像担持体の回転方向の上流側で前記現像剤担持体と摺擦する第1の像担側摺擦部と、
    前記最近接位置より前記現像剤担持体の回転方向の上流側で前記現像剤担持体と接触する第1の現像側摺擦部と、
    前記最近接位置より前記像担持体の回転方向の下流側で前記像担持体と摺擦する第2の像担側摺擦部と、
    前記最近接位置より前記現像剤担持体の回転方向の下流側で前記現像剤担持体と摺擦する第2の現像側摺擦部と、
    を備え、
    前記第1の像担側摺擦部および前記第1の現像側摺擦部は、それぞれ前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記像担持体と前記現像剤担持体が回転する時に前記間隔保証部材が前記像担持体と前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止することを特徴とすることを特徴とする間隔保証部材。
  2. 前記間隔保証部材は、前記像担持体の中心と前記現像剤担持体の中心を結ぶ直線上において、前記像担持体および前記現像剤担持体に接触しないことを特徴とする請求項1に記載の間隔保証部材。
  3. 前記第1、第2の現像側摺擦部は、前記現像剤担持体の軸線方向において、前記現像剤担持体に現像剤が担持される領域よりも外側で前記現像剤担持体に接触することを特徴とする請求項1又は2に記載の間隔保証部材。
  4. 前記間隔保証部材はリング形状をとり、前記現像剤担持体の外周に取り付けられることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  5. 前記間隔保証部材は、前記間隔保証部材を前記現像剤担持体に取り付けるための開口部を有し、前記現像剤担持体に取り付けられた際は、前記現像剤担持体の半周以上を覆うことが可能であって、
    前記開口部の幅は、前記間隔保証部材に力が加わらない状態では前記現像剤担持体の直径よりも小さく、かつ、前記間隔保証部材が変形することで、前記現像剤担持体の直径と同じ大きさまで大きくなることが可能であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  6. 前記第1、第2の像担側摺擦部、前記第1、第2の現像側摺擦部の少なくとも一つは、前記像担持体の周面もしくは前記現像剤担持体の周面に倣った曲面形状であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  7. 前記第1、第2の像担側摺擦部、前記第1、第2の現像側摺擦部の少なくとも一つは円弧形状であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  8. 前記第1、第2の像担側摺擦部と、前記第1、第2の現像側摺擦部の少なくとも一つは複数の突起によって形成されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  9. 前記第1、第2の像担側摺擦部と、前記第1、第2の現像側摺擦部の少なくとも一つは、分割された複数の面によって形成されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  10. 前記間隔保証部材は前記現像剤担持体に取り付けられるものであって、
    前記間隔保証部材は係合部を有し、
    前記係合部は、前記間隔保証部材が前記現像剤担持体の周りで所定角度を超えて回転するのを、前記現像剤担持体を支持する現像枠体と係合することによって阻止することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  11. 前記間隔保証部材は、前記現像剤担持体の表面と前記像担持体の表面を離した状態で、前記現像剤担持体と前記像担持体の距離を保持することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  12. 前記現像剤担持体の表面と前記像担持体の表面を接触させた状態で、前記現像剤担持体と前記像担持体の距離を保持することを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  13. 前記現像剤担持体の表面には弾性部が設けられ、前記弾性部が前記像担持体の表面と接触することを特徴とする請求項12に記載の間隔保証部材。
  14. 画像形成装置に用いられる現像装置において、
    現像剤を担持して、像担持体とともに互いの対向面を同じ向きに移動させるように回転する現像剤担持体と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を保持する間隔保証部材と、
    を備え、
    前記間隔保証部材が請求項1乃至13のいずれか1項に記載の間隔保証部材であることを特徴とする現像装置。
  15. 前記画像形成装置の装置本体に着脱可能であることを特徴とする請求項14に記載の現像装置。
  16. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    回転可能に設けられ、潜像が形成される像担持体と、
    前記潜像を現像するための現像剤を担持して、前記像担持体とともに互いの対向面を同じ向きに移動させるように回転する現像剤担持体と、
    前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を保持する間隔保証部材と
    を備え、
    前記間隔保証部材が請求項1乃至13のいずれか1項に記載の間隔保証部材であることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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