JP6188461B2 - 間隔保証部材、現像装置、およびプロセスカートリッジ - Google Patents

間隔保証部材、現像装置、およびプロセスカートリッジ Download PDF

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Description

本発明は、画像形成装置に用いられる間隔保証部材、およびこれを有する現像装置、プロセスカートリッジに関するものである。
ここで、画像形成装置とは、例えば電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものであり、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置等が含まれる。
従来、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置において、感光体ドラム(像担持体)と現像ローラ(現像剤担持体)との間隔、距離を一定に保持するため、現像ローラ端部にスペーサなどと呼ばれる間隔保証部材が設けられている。
このスペーサは、バネ等の付勢力により感光体ドラムと現像ローラの間に挟み込まれ、感光体ドラムと現像ローラの間隔を一定に規定している。
従来のスペーサには、現像ローラや感光体ドラムの回転に準じて自身が回転するものの他に、現像ローラに対して回動可能に支持されるが、スペーサ自身は回転しないタイプ(例えば特許文献1)が提案されている。
特許第3679665号
本発明の目的は従来の技術をさらに発展させることである。間隔保証部材自身が回転しない構成において、間隔保証部材と像担持体との当接部に現像剤などの侵入を抑制する。そして像担持体と現像剤担持体の距離の変動を抑え不良画像の発生を抑えることを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明の代表的な構成は以下の通りである。
潜像が形成される像担持体と、現像剤を担持する現像剤担持体との距離を保持する間隔保証部材において、
前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を保持する距離保持部と、
前記間隔保証部材が前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止する回転阻止部と、
前記像担持体の回転方向において、前記距離保持部が前記像担持体と当接する領域の上流側端部から空間をあけてさらに上流側に配置されて、前記像担持体と接触することで前記像担持体に付着した現像剤をかき取る掻き取り部と、
を備えることを特徴とする。
間隔保証部材自身が回転しない構成において、間隔保証部材と像担持体との当接部に現像剤などが侵入するのを抑制する。そして像担持体と現像剤担持体の距離の変動を抑え不良画像の発生を抑えることができる。
スペーサの構成を示す説明図である。 画像形成装置の構成を示す断面図である。 プロセスカートリッジの断面図である。 スペーサの構成を2方向の視点から示す説明図である。 スペーサの構成を示す説明図である。 スペーサの構成を示す説明図である。 スペーサの構成を2方向の視点から示す説明図である。 スペーサの構成を2例、示す説明図である。 スペーサの構成を示す説明図である。 スペーサの構成を示す説明図である。
(実施例1)
以下に図面を参照して、実施例1の形態を例示的に詳しく説明する。ただし、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載がない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣旨のものではない。また、以下の説明で一度説明した部材についての材質、形状などは、特に改めて記載しない限り初めの説明と同様のものである。
以下の説明において、プロセスカートリッジの長手方向とは、現像ローラや感光体ドラムの長手方向と同じ方向である。つまり、長手方向とは、現像ローラの中心軸方向や感光体ドラムの中心軸方向(現像ローラ等の中心軸(軸線)が延びる方向と平行な方向)である。
また、左右とは記録媒体の搬送方向にしたがって記録媒体を上から見て左又は右である。また、プロセスカートリッジの上面とは、プロセスカートリッジを装置本体へ装着した状態で上方に位置する面であり、下面とは下方に位置する面である。
(電子写真画像形成装置の全体の説明)
まず、電子写真方式を用いて記録媒体に画像を形成する画像形成装置の全体構成について、図2を参照して概略説明する。図2は本実施の形態に係るプロセスカートリッジを装着した画像形成装置の模式的断面図であり、より具体的には画像形成装置の一形態であるレーザービームプリンタの模式的断面図である。
図2に示すように、本実施の形態に係る画像形成装置(レーザービームプリンタ)Aは、光学手段としての光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の感光体ドラム7へ照射し、感光体ドラム7に潜像(静電潜像)を形成する。この静電潜像は現像剤(以下、「トナー」という)で現像され感光体ドラム7上にトナー像(現像剤像)が形成される。つまり感光体ドラム7は画像(潜像やトナー像)を担持する像担持体である。
前記トナー像が感光体ドラム7に形成されるのと同期して、記録媒体(例えば、記録紙、OHPシート、布等)2をカセット3aからピックアップローラ3b及びこれに圧接する圧接部材3cで一枚ずつ分離給送する。給送された記録媒体2は、搬送ガイド3f1に沿ってプロセスカートリッジBの感光体ドラム7と転写手段としての転写ローラ4とが対向する転写部Tに搬送される。
転写部Tに搬送された記録媒体2は、電圧印加された転写ローラ4により感光体ドラム7上に形成されたトナー像が転写され、搬送ガイド3f2に沿って定着手段5へと搬送される。定着手段5は、駆動ローラ5aと、ヒータ5bとを内蔵すると共に支持体5cによって回転可能に支持された筒状シートで構成された定着回転体5dとからなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転写されたトナー像を定着する。排出ローラ3dは、トナー像が定着された記録媒体2を搬送し、反転搬送経路を通して排出部6へと排出する構成としている。
なお、本実施の形態では、ピックアップローラ3b、圧接部材3c、排出ローラ3d等により記録媒体2を搬送する搬送手段(搬送機構、搬送装置)3を構成している。
(プロセスカートリッジ)
次に、プロセスカートリッジの全体構成について、図3を参照して概略説明する。図3は本実施の形態に係るプロセスカートリッジの模式的断面図である。
図3に示すように、プロセスカートリッジBは、感光体ドラム7と、少なくとも1つのプロセス手段を備えたものである。ここでプロセス手段としては、例えば、感光体ドラム7を帯電させる帯電手段、感光体ドラム7に形成された静電潜像を現像する現像手段、感光体ドラム7に残留するトナーをクリーニングするためのクリーニング手段等がある。プロセスカートリッジBは画像形成装置Aの装置本体に対して着脱可能なカートリッジである。
本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、感光層を有する感光体ドラム7を矢印X2の方向に回転し、帯電手段である帯電ローラ8へ電圧印加して前記感光体ドラム7の表面を一様に帯電する。この帯電した感光体ドラム7に対して前記光学系1からの画像情報に基づいた情報光(光像)を露光開口9bを通して露光して感光体ドラム7表面に静電潜像を形成し、該静電潜像を現像ユニット10によって現像するように構成されている。すなわち現像ユニット10は現像装置であって、本実施例ではプロセスカートリッジBの一部として画像形成装置Aの装置本体に対して着脱可能な構成となっている。
現像ユニット10のトナー枠体14は、トナー収容室10aを形成し、トナー収容室10aの内部にトナーが収容される。トナー収容室10a内のトナーを、トナー収容室10aの内部に回転可能に設けられた現像剤搬送部材(以下、「トナー送り部材」という)10bと、弾性シート12で、現像室10iに送り出す。弾性シート12は、トナー送り部材10bの回転領域内に配置され、トナー送り部材10bと接触して振動する。この振動によって弾性シート12は、トナー収容室10aの内部に収容されたトナーを、現像室10iに近づける方向に移動させる働きをする。
現像室10iに配置された現像ローラ10は、固定磁石10cを内蔵した現像回転体(現像剤担持体)であり、その表面に現像剤を担持する。現像ローラ10dを矢印X1方向に回転させると共に、現像ブレード10eによってトナーに摩擦帯電電荷を付与することで、トナー層を現像ローラ10dの表面に形成する。このようにして現像ローラ10dの表面に担持されたトナーを、静電潜像に応じて感光体ドラム7に転移させる。これにより感光体ドラム7の上にトナー像を形成して、感光体ドラム7に形成された潜像が可視像化するものである。
そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム7に残留したトナーを掻き落とす。これと共に、クリーニングブレード11aによって書き落とされたトナーをスクイシート11bによってすくい取り、除去トナー収容部11cへ集める。このように、クリーニング手段(クリーニングブレード11a)によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去するように構成している。
本実施の形態に係るプロセスカートリッジBは、ドラムユニット11aと現像ユニット10から構成される。ドラムユニット11aは、枠体(ドラム枠体11d)によって感光体ドラム7を回転可能に支持する。ドラム枠体11dにはさらに、クリーニングブレード11a、帯電ローラ8が取り付けられている(組み込まれる)。また現像ユニット10は、現像枠体10f1によって、現像ローラ10dを支持する。現像枠体10f1はトナー枠体14とともに現像ユニット10の枠体を形成する。主にトナー枠体14によってトナー室10a(現像剤収容部)が形成される。トナー枠体14は枠体本体14aと枠体本体14aと接合する蓋部材14bからなる。
そして現像枠体10f1は、長手方向においてその両端部にアーム部10q1、10q2を備える。アーム部10q1、10q2には、それぞれ現像ユニット10をドラムユニット11に回転可能に支持するための結合穴10p1、10p2が形成される。結合穴10p1、10p2にドラムユニット11の結合部が挿入されることで、現像ユニット10はドラムユニットに対して回転可能に支持される。
この構成により現像枠体10f1は、現像ローラ10dを感光体ドラム7に対し所定の間隔をあけて平行に対向できる。そして、間隔保証部材(以下、「スペーサ」という)10mが現像ローラ10dの両端部に配置してある。スペーサ10mは現像ローラ10dと感光体ドラム7との間の間隔、距離を保持する。
(現像ローラと感光体ドラムの間隔を保持するスペーサ)
次に現像ローラと感光体ドラムの間隔を保持するスペーサ10mの構成について、図1、図4〜8を参照してより具体的に説明する。なお、図4はスペーサ10mを2つの視点から見た図である。
スペーサ10mには、図1、図4に示すように、現像ローラ10dの周面に沿って延びる現像ローラ接触面10m1と、感光体ドラム7の周面に沿って延びる感光体ドラム接触面10m2とを備えている。
図9に現像ローラ10d等の断面(現像ローラ10dの軸線に垂直な断面)の模式図を示す。
現像ローラ10dと感光体ドラム7は、対向する領域において、互いの周面を同じ向きに移動させるように回転する。つまり現像ローラ10dと感光体ドラム7は互いの対向面を、ともに上方から下方に移動させるように回転している。
現像ローラ接触面10m1と、感光体ドラム接触面10m2とが、それぞれ現像ローラ10dと感光体ドラム7とに接触することで、現像ローラ10dと感光体ドラム7の距離を一定に保持している。つまり現像ローラ接触面10m1と感光体ドラム接触面10m2とが、現像ローラ10dと感光体ドラム7の距離を保持する距離保持部となる。
特に本実施例では、現像ローラ接触面10m1は、現像ローラ10m1の周面に沿って曲がった曲面形状(円弧形状)をとる。現像ローラ接触面10m1は、現像ローラ10dの回転方向X1において、線Laの上流側から下流側に渡って現像ローラ10dと当接している。ここで線Laとは現像ローラ10dの中心と感光体ドラム7の中心を結んだ直線である。
つまり、現像ローラ接触面10m1は、現像ローラ10dの回転時に少なくとも第1現像ローラ摺擦部(第1現像側摺擦部)10p1uと、第2現像ローラ摺擦部(第2現像側摺擦部)10p1dの2点で、現像ローラ10dと摺擦する。第1現像ローラ摺擦部10p1uは、現像ローラ10dと感光体ドラム7の最近接位置よりも(線Laよりも)、現像ローラ10dの回転方向X1の上流側で、現像ローラ10dと摺擦する領域である。また第2現像ローラ摺擦部10p1dは、最近接部よりも(線Laよりも)、回転方向X1の下流側で、現像ローラ10dと摺擦する領域である。本実施例では、第1現像ローラ摺擦部10p1uと、第2現像ローラ摺擦部10p1dは同一の曲面(現像ローラ接触面10m1)上にあって、2つの摺擦部(10p1u、10p1d)は連続している。しかし、2つの摺擦部(10p1u、10p1d)が繋がっておらず、間に間隔が空いていてもよい。
これと同様に、感光体ドラム接触面10m2も、感光体ドラム7の周面に沿って曲がった曲面形状(円弧形状)を有する。そのため感光体ドラム接触面10m2は、感光体ドラム7の回転方向X2において、線Laの上流側から下流側に渡って感光体ドラム7と当接している。つまり、感光体ドラム接触面10mは、感光体ドラム7の回転時に、少なくとも、第1ドラム摺擦部(第1像担側摺擦部)10p2uと第2ドラム摺擦部(第2像担側摺擦部)10p2dの2か所で感光体ドラム7と摺擦する。
第1ドラム摺擦部10p2uは、現像ローラ10dと感光体ドラム7の最近接位置よりも(線Laよりも)感光体ドラム7の回転方向X2の上流側で、現像ローラ10dと摺擦する領域である。また第2ドラム摺擦部10p2dは、最近接部よりも(線Laよりも)、回転方向X2の下流側で、感光体ドラム7と摺擦する領域である。本実施例では、第1ドラム摺擦部10p2uと、第2ドラム摺擦部10p2dは同一の曲面(感光体ドラム接触面10m2)上にあって、2つの摺擦部(10p2u、10p2d)は連続している。しかし、2つの摺擦部(10p2u、10p2d)が繋がっておらず、間に間隔が空いていてもよい。
スペーサ10mは上述の4つの摺擦部(10p1u、10p1d、10p2u、10p2d)を有することで、現像ローラ10dと感光体ドラム7の距離を安定して保持することができる。4つの摺擦部(10p1u、10p1d、10p2u、10p2d)は、現像ローラ10dと感光体ドラム7の距離を保持する距離保持部である。
また感光体ドラム接触面10m2の第1ドラム摺擦部10p2u、および現像ローラ接触面10m1の第1現像ローラ摺擦部10p1uが、スペーサ10mの現像ローラ10dの回転に伴う回転を規制、阻止する回転阻止部10m4を兼ねる。
線Laと平行な方向に、第1現像ローラ摺擦部10p1uと第1ドラム摺擦部10p2uの距離L3を測ると、L3は、感光体ドラム7の表面と現像ローラ10dの表面の最近接位置における距離(最短距離)より大きい。つまりスペーサ10mは、線Laよりも現像ローラ10dや感光体ドラム7の回転方向上流側において、現像ローラ10dと感光体ドラム7の最短距離よりも大きい幅を有する。
このため、画像形成時に現像ローラ10dと感光体ドラム7が回転しても、スペーサ10mは回転しない。第1現像ローラ摺擦部10p1uと第1ドラム摺擦部10p2uが、それぞれ現像ローラ10dと感光体ドラム7と当接することで、現像ローラ10dや感光体ドラム7の回転方向にスペーサ10mが移動するのを阻止する。
さらに、図4に示すように、スペーサ10mには、現像ローラ10dの軸方向(長手方向)の移動を規制する長手規制部10m3を設けた。以下、長手規制部10m3を単に、規制部と呼ぶ場合がある。
このスペーサ10mは、図1、図5に示すように、現像ローラ10dの長手方向端部に取り付けられる。そして規制部10m3が、現像ローラ10dの端面と現像ローラギア10nの間に挟まれ長手方向に移動するのが阻止される。これによりスペーサ10mは現像ローラ10dの軸方向において、現像ローラ10dの端面から現像ローラギヤ10nの端面の間で位置決めがなされる。
また、前述のように現像ユニット10とドラムユニット11とは結合穴10p1、10p2中心に回動可能である。バネ等を用いて現像ユニット10とドラムユニット11の間に所定の加圧力を与えることで、感光体ドラム7と現像ローラ10dが近づく向きに付勢加圧される。
この加圧力により、スペーサ10mを現像ローラ接触面10m1で現像ローラ10dと当接させ、感光体ドラム接触面10m2で感光体ドラム7の表面と当接させる。
以上説明したようにスペーサ10mは現像ローラ接触面10m1と、感光体ドラム接触面10m2とを備えている。スペーサ10mは所定の加圧力によって現像ローラ10dと感光体ドラム7との間に狭持されることで、現像ローラ10dと感光体ドラム7を一定の間隔、距離に保証(保持)するものである。
なお、本実施例において、感光体ドラム接触面10m2は感光体ドラム7の外周半径にほぼ等しい半径を有しており、感光体ドラム側間隔保証部として感光体ドラム接触面10m2の全域もしくは一部が感光体ドラムと摺擦する。
同様に、現像ローラ接触面10m1は現像ローラ10dの外周半径にほぼ等しい半径を有しており、現像ローラ側間隔保証部として現像ローラ接触面10m1の一部が現像ローラ10dと摺擦する。
さらに、本実施例においては、図4に示すように感光体ドラム接触面10m2よりも感光体ドラム7の回転方向上流側に感光体ドラム表面の異物を掻き取るための掻き取り部10m7をスペーサ10mと一体的に形成した。
掻き取り部10m7は厚みT=0.1〜0.3mm程度の薄板状に形成されており、長手方向の幅は感光体ドラム接触面10m2の長手方向の幅と同じかそれ以上とする。また、掻き取り部10m7の先端部の形状は平面や曲面であってもよいが、エッジを形成したほうが掻き取り性能が良いので好ましい。
そこで本実施例の掻き取り部10m7の先端部は稜線10m8でエッジを形成し、このエッジ(稜線10m8)で感光体ドラム7の表面と接している。つまり稜線10m8は、感光体ドラム7に対する掻き取り部10m7の接触部である。ここで稜線10m8は、感光体ドラム7の中心軸にたいして垂直な断面(図9参照)において、スペーサ10mと感光体ドラム7の接触部のなかで、感光体ドラム7の回転方向の最も上流側にある点である。
つまり稜線10m8は感光体ドラム接触面10m2よりも感光体ドラム7の回転方向の上流側にある。
稜線10m8は、感光体ドラム7の表面の現像剤を掻き取ることで、感光体ドラム接触面10mに現像剤が付着するのを抑制する。そのためには、感光体ドラム7の回転方向X2において、ドラム接触面10m2と感光体ドラム7とが接触する領域の上流側端部、あるいはこの上流側端部よりも更に回転方向X2の上流側の位置に稜線10m8が配置されていればよい。このときドラム接触面10m2と感光体ドラム7の接触領域にトナーが侵入することを稜線10m8によって抑制できる。
また、稜線10m8は感光体ドラム7の中心軸方向k(現像ローラ中心軸方向iと略平行)に対して斜めに接するように傾斜θをつける。これは稜線10m8が傾斜θを有すると、掻き取った異物CTを傾斜に沿って長手方向の外側へ移動させやすく、異物CTをかき取るうえで好ましいからである。本実施例ではθ=15°とした。
つまり稜線10m8は、感光体ドラム7の回転方向の上流側かつ長手方向の内側の位置から、回転方向の下流側かつ長手方向の外側の位置に向けて傾斜した領域である。
さらに稜線10m8の傾斜に沿って長手方向の外側、即ち画像形成部から遠ざかる方向へ導いた異物は、再び画像形成部のほうへ近づくことが無いようにそのまま画像形成部から遠い位置に留めておくことが望ましい。
そのための方策の具体例を図6に示す。スペーサ10mに、除去した現像剤を保持する隅部(現像剤保持部)10m10および、稜線10m8を延長した延長部10m9を形成した構成である。掻き取り部10m7が、稜線10m8をさらに外側に延長した延長部10m9を有する。その延長部10m9の傾斜は前記稜線10m8の傾きとは逆向きで傾斜角はθ’としている。つまり延長部10m9は感光体ドラム7の回転方向における下流側かつ長手方向における内側の位置から、回転方向における上流側かつ長手方向における外側の位置に向けて傾斜した領域である。そして延長部109mは稜線10m8よりも長手方向において外側に配置される。そして、稜線の傾きθからθ´が切り替わる所に異物CTを留めておくための隅部10m10が形成される。
すなわち感光体ドラム7に対する、掻き取り部10m7の接触部は、互いに異なる角度(θとθ´)で傾斜した2つの領域(稜線10m8とその延長部10m9)を有し、それら領域の境界(傾斜がθからθ´に変わる位置)が隅部10m5である。掻き取り部10m7によって掻き取られた現像剤は、稜線10m8および延長部10m9に沿って隅部10m5に集まり、隅部10m5で保持される。
このように構成すれば、傾斜角θの稜線10m8によりその端部まで導かれた異物CTが、さらに外側に移動しようとしても、傾きが逆の稜線10m9により異物CTは外側に移動することなく内側に戻される。そのため、異物CTを稜線の傾斜が切り替わる隅部10m10に安定して留めることができる。
但し、感光体ドラム表面上の異物の量が少ない場合はこの限りではない。掻き取った異物が掻き取り部10m7にとどまり溢れることがなければ、感光体ドラム接触面10m2に異物が侵入することがない。よって、先端部の稜線10m8は傾斜させる必要はなく、つまり傾斜θ=0°でも良い。
ここで図8は前述のスペーサ10mと、後述する他の実施の形態のスペーサとの2種類の構成を、共に現像ローラの中心軸方向iに垂直な方向から見た視点で示した図である。図8(a)に示す本実施例では、稜線10m8の中心軸方向kまたはiにおける幅L2と、感光体ドラム接触面10m2の同方向の幅L1とが同じ長さ(L1=L2)であり、且つ中心軸方向kまたはiにおいて幅L2と幅L1が同じ位置にある場合を示した。しかし、掻き取り部10m7の形状はこれに限ったものではない。例えば他の実施の形態を示す例としてスペーサ全体の形状を示す図7及び図8(b)により説明する。なお、図7の(a)と(b)及び図8(b)は視点が異なるだけあり、すべて同じスペーサ構成を示している。
図7及び図8(b)に示すように、稜線10m8の幅L2のほうが感光体ドラム接触面10m2の幅L1よりも大きく(L2>L1)してもよい。そしてこの場合に、感光体ドラム接触面10m2の幅L1全域を稜線10m8の幅L2が全域重なるように位置する位置関係にあってもよい。このことによって、常に稜線10m8が感光体ドラム7の表面上の異物を掻き取った状態で、スペーサ10mの感光体ドラム接触面10m2と感光体ドラム7とを摺擦させることができる。
なお、掻き取り部10m7をスペーサ10mに一体的に形成したことで、掻き取り部10m7と感光体ドラム表面との位置を高精度に決めることができる。従って、後述の掻き取り部10m7の当接圧のばらつきを抑え、安定した掻き取り性能を維持できる。
これらの形状により、感光体ドラム7の表面に微量のトナーや紙粉が付着した場合でも、確実に掻き取り部10m7がこれらの異物を掻きとり、少なくとも感光体ドラム接触面10m2の長手方向の位置からは除外することができる。
また、掻き取り部10m7は感光体ドラム7表面に対して弾性変形して当接しているが、その当接圧は、狭持されている感光体ドラム接触面10m2での当接圧よりも低いものに設定することで、その反発力がSDギャップ保持に影響を及ぼすことはない。
以上説明した掻き取り部10m7の構成により、感光体ドラム接触面10m2へ異物の侵入を安定して防ぐことができ、不意のSDギャップの変動による不良画像の発生を防止することができる。
また本実施例では、スペーサ10mを支持する部分は現像ローラ10d表面とした場合であるが、これに限らず、従来例のような現像ローラ10dのジャーナル部10djで支持された場合にも適用できる。
また本実施例では現像ローラ10dと感光体ドラム7が互いの表面に一定の間隙をあけて配置される構成、すなわち非接触現像方式を採用した構成を例に説明したが、これに限るものではない。例えば、図10(a)、(b)に示す接触現像方式の構成に本実施例で説明したスペーサ10mを採用してもよい。図10(a)は、現像ローラ10dに垂直な断面図であり、図10(b)は、現像ローラ10dの長手方向におけるスペーサ10mの配置を示す説明図である。
図10(a)(b)に示す構成では、現像ローラ10dは、アルミスリーブ10d2およびその表面に設けられたゴム層(弾性部)10d3を有する。そしてスペーサ10mはアルミスリーブ10d2の両端部に設けられている。また現像ローラ10dのゴム層10d33は一定量、圧縮されて感光体ドラム7に接触している。
つまり図10においてスペーサ10mは、現像ローラ10dと感光体ドラム7の互いの表面を接触させた状態で、現像ローラ10dと感光体ドラム7の距離(両者の中心間の間隔)を保持し、これによってゴム層10d3の圧縮量を一定に保つ構成である。図10に示す場合であっても、スペーサ10mに上述した掻き取り部10m7を設ければ、感光体ドラム7に附着したトナーを掻き取ることができる。
A 画像形成装置
B プロセスカートリッジ
X1 現像ローラ回転方向
X2 感光体ドラム回転方向
7 感光体ドラム
10 現像ユニット
10d 現像ローラ
10m スペーサ
10m1 現像ローラ接触面
10m2 感光体ドラム接触面
10m3 規制部
10m4 回転阻止部
10m7 掻き取り部
10m8 稜線
10m9 稜線
10m10 隅部

Claims (12)

  1. 潜像が形成される像担持体と、現像剤を担持する現像剤担持体との距離を保持する間隔保証部材において、
    前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を保持する距離保持部と、
    前記間隔保証部材が前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止する回転阻止部と、
    前記像担持体の回転方向において、前記距離保持部が前記像担持体と当接する領域の上流側端部から空間をあけてさらに上流側に配置されて、前記像担持体と接触することで前記像担持体に付着した現像剤をかき取る掻き取り部と、
    を備えることを特徴とする間隔保証部材。
  2. 記掻き取り部の前記像担持体に接触する接触部は、
    前記像担持体の回転方向における上流側かつ前記像担持体の長手方向における内側の位置から、前記回転方向における下流側かつ前記長手方向における外側の位置に向けて傾斜した領域を有することを特徴とする請求項1に記載の間隔保証部材。
  3. 潜像が形成される像担持体と、現像剤を担持する現像剤担持体との距離を保持する間隔保証部材において、
    前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を保持する距離保持部と、
    前記間隔保証部材が前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止する回転阻止部と、
    前記像担持体の回転方向において、前記距離保持部が前記像担持体と当接する領域の上流側端部または前記上流側端部よりもさらに上流側に配置されて、前記像担持体と接触することで前記像担持体に付着した現像剤をかき取る掻き取り部と、
    を備え、
    前記掻き取り部の前記像担持体に接触する接触部は、前記像担持体の回転方向における上流側かつ前記像担持体の長手方向における内側の位置から、前記回転方向における下流側かつ前記長手方向における外側の位置に向けて傾斜した領域を有することを特徴とする間隔保証部材。
  4. 前記間隔保証部材は、前記掻き取り部によって掻き取られた現像剤を保持する現像剤保持部を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の間隔保証部材。
  5. 記掻き取り部の前記像担持体に接触する接触部は、
    前記像担持体の軸線に対して互いに異なる角度で傾斜した2つの領域を有し、その境界が前記現像剤保持部となることを特徴とする請求項に記載の間隔保証部材。
  6. 潜像が形成される像担持体と、現像剤を担持する現像剤担持体との距離を保持する間隔保証部材において、
    前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を保持する距離保持部と、
    前記間隔保証部材が前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止する回転阻止部と、
    前記像担持体の回転方向において、前記距離保持部が前記像担持体と当接する領域の上流側端部または前記上流側端部よりもさらに上流側に配置されて、前記像担持体と接触することで前記像担持体に付着した現像剤をかき取る掻き取り部と、
    を備え、
    前記間隔保証部材は、前記掻き取り部によって掻き取られた現像剤を保持する現像剤保持部を有し、前記掻き取り部の前記像担持体との接触部は、前記像担持体の軸線に対して互いに異なる角度で傾斜した2つの領域を有し、その境界が前記現像剤保持部となっていることを特徴とする間隔保証部材。
  7. 前記掻き取り部が前記像担持体に当接する際の当接圧は、前記距離保持部が前記像担持体に接する際の当接圧よりも低いことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  8. 潜像が形成される像担持体と、現像剤を担持する現像剤担持体との距離を保持する間隔保証部材において、
    前記像担持体と前記現像剤担持体とに当接することで、前記像担持体と前記現像剤担持体の距離を保持する距離保持部と、
    前記間隔保証部材が前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止する回転阻止部と、
    前記像担持体の回転方向において、前記距離保持部が前記像担持体と当接する領域の上流側端部または前記上流側端部よりもさらに上流側に配置されて、前記像担持体と接触することで前記像担持体に付着した現像剤をかき取る掻き取り部と、
    を備え、
    前記掻き取り部が前記像担持体に当接する際の当接圧は、前記距離保持部が前記像担持体に接する際の当接圧よりも低いことを特徴とする間隔保証部材。
  9. 前記現像剤担持体と前記像担持体は互いの対向面を同じ向きに移動させるように回転させるものであって、
    前記回転阻止部は、前記像担持体の中心と前記現像剤担持体の中心を結ぶ線よりも、前記像担持体の回転方向の上流側で前記像担持体と接触し、かつ、前記線よりも前記現像剤担持体の回転方向の上流側で前記現像剤担持体と接触することで前記間隔保証部材が前記現像剤担持体の回転方向に移動するのを阻止する形状であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の間隔保証部材。
  10. 画像形成装置に用いられる現像装置において、
    像担持体に形成される潜像を現像するための現像剤を担持し、像担持体とともに回転する現像剤担持体と、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載の間隔保証部材と、
    を備えることを特徴とする現像装置。
  11. 前記間隔保証部材は、前記現像剤担持体に取り付けられることを特徴とする請求項10に記載の現像装置。
  12. 画像形成装置の装置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
    像担持体と、
    請求項10または11に記載の現像装置と、
    を備えることを特徴とするプロセスカートリッジ。
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