JP2014213731A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】気柱管共鳴音を低減することでノイズ性能を向上できる空気入りタイヤを提供する。【解決手段】タイヤ周方向CDに沿って延びる主溝がトレッド面に設けられた空気入りタイヤにおいて、その主溝の側壁3aには、穴により構成される非平坦部10が形成される。非平坦部10は、主溝の深さ方向DDに延び且つタイヤ周方向CDに間隔S1を設けて配置された多数の長穴11と、長穴11よりも主溝の深さ方向DDに短い多数の丸穴12とを有する。丸穴12は、長穴11よりもタイヤ周方向CDに長いとともに、長穴11に接することなく長穴11と交互に並ぶようにしてタイヤ周方向CDに配列されている。【選択図】図3

Description

本発明は、気柱管共鳴音を低減することでノイズ性能を向上できる空気入りタイヤに関する。
タイヤが接地した状態で回転すると、タイヤ周方向に延びる主溝と路面とにより形成された管状空間から気柱管共鳴音が発生することがある。気柱管共鳴音は、周波数が1kHz付近のノイズであり、ドライバーに不快感を与えるとともに車外音の原因にもなるため、気柱管共鳴音を低減しうる手法が従来から求められている。
本出願人による特許文献1〜3に記載の空気入りタイヤでは、主溝の側壁に多数の長穴を設けており、その長穴は、主溝の深さ方向に延び且つタイヤ周方向に間隔を設けて配置される。かかる構成によれば、主溝内を流れる空気の摩擦抵抗が増大し、気柱管共鳴音の低減を図ることができる。本発明者は、かかる手法を更に改善することで気柱管共鳴音を低減し、ノイズ性能を向上できることを見出した。
特開平10−315711号公報 特開2009−126312号公報 特開2009−227222号公報
本発明は上記実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、気柱管共鳴音を低減することでノイズ性能を向上できる空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的は、下記の如き本発明により達成することができる。即ち、本発明に係る空気入りタイヤは、タイヤ周方向に沿って延びる主溝がトレッド面に設けられた空気入りタイヤにおいて、前記主溝の側壁に、穴または突起により構成される非平坦部が形成され、前記非平坦部が、前記主溝の深さ方向に延び且つタイヤ周方向に間隔を設けて配置された多数の第1の成分と、前記第1の成分よりも前記主溝の深さ方向に短い多数の第2の成分とを有し、前記第2の成分が、前記第1の成分よりもタイヤ周方向に長いとともに、前記第1の成分に接することなく前記第1の成分と交互に並ぶようにしてタイヤ周方向に配列されているものである。
このタイヤでは、穴または突起で構成される非平坦部が主溝の側壁に形成されるため、主溝内を流れる空気の摩擦抵抗が増大する。しかも、第1の成分と、それよりもタイヤ周方向に長い第2の成分とがタイヤ周方向に交互に並ぶため、タイヤ周方向における非平坦部のピッチがバリアブルになる。更に、第1の成分よりも主溝の深さ方向に短い第2の成分がタイヤ周方向に配列されるため、第2の成分が配列される高さと第2の成分が配列されない高さとで、非平坦部の繰り返しパターンが異なる。以上の結果、空気の乱流が発生しやすくなって気柱管共鳴音が低減し、しかもその度合いを主溝の深さ方向で異ならせることで周波数が分散されるため、ノイズ性能を向上することができる。
前記第1の成分と前記第2の成分の両方が穴により構成されていることが好ましい。これにより、主溝内で空気の乱流が発生しやすくなるとともに、その度合いが高められるため、気柱管共鳴音を低減するうえで都合がよい。
複数の前記第2の成分が前記主溝の深さ方向に間隔を設けて配置されていることが好ましい。これにより、主溝の深さ方向における複数の箇所で第2の成分が配列され、それらの間に第2の成分が配列されない領域が設定される。その結果、繰り返しパターンの異なる非平坦部が主溝の深さ方向に交互に並ぶため、気柱管共鳴音の周波数が効果的に分散されて、ノイズ性能を良好に向上できる。
気柱管共鳴音を効果的に低減するうえで、前記第1の成分と前記第2の成分が前記主溝の側壁の上縁から溝底側に離れて配置されていることが好ましい。また、前記第1の成分が前記主溝の深さ方向に対して傾斜する場合には、非平坦部の繰り返しパターンの位相が主溝の深さ方向において変化するため、主溝内を流れる空気の乱流が更に発生しやすくなり、気柱管共鳴音の低減効果を向上できる。
空気入りタイヤが備えるトレッド面の一例を示す平面図 主溝の側壁を示す斜視図 主溝の側壁を示す正面図 図3のA位置(A−A矢視)、B位置(B−B矢視)、C位置(C−C矢視)を示す断面図 従来の形態における主溝の側壁を示す正面図 図5のX位置(X−X矢視)、Y位置(Y−Y矢視)、Z位置(Z−Z矢視)を示す断面図 別実施形態における主溝の側壁を示す正面図 別実施形態における主溝の側壁を示す正面図 図8のD位置(D−D矢視)、E位置(E−E矢視)、F位置(F−F矢視)を示す断面図
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤが備えるトレッド面TSには、タイヤ周方向CDに沿って延びる複数の(本実施形態では4本の)主溝3が設けられている。また、主溝3に加えて、主溝3と交差する方向に延びる横溝4も設けられており、それらがリブやブロックなどの陸部5を区分している。
図2,3に示すように、主溝3の側壁3aには、穴により構成された非平坦部10が形成されている。これと対向する不図示の側壁にも、同様の非平坦部が形成されている。非平坦部10は、主溝3の深さ方向DDに延び且つタイヤ周方向CDに間隔S1を設けて配置された多数の長穴11(第1の成分の一例)と、その長穴11よりも主溝3の深さ方向DDに短い多数の丸穴12(第2の成分の一例)とを有する。即ち、主溝3の深さ方向DDにおける長穴11の長さL1と丸穴12の長さL2は、L1>L2の関係を満たす。
丸穴12は、長穴11よりもタイヤ周方向CDに長く、且つ、長穴11に接することなく長穴11と交互に並ぶようにしてタイヤ周方向CDに配列されている。したがって、タイヤ周方向CDにおける長穴11の幅W1と丸穴12の幅W2は、W1<W2の関係を満たす。本実施形態では、多数の長穴11が互いに同一の形状を有し、タイヤ周方向CDに等間隔に配置されている。また、多数の丸穴12も互いに同一の形状を有し、タイヤ周方向CDに等間隔に配置されている。
このような非平坦部10に基づく凹凸が側壁3aに設けられていることで、主溝3内を流れる空気の摩擦抵抗が増大し、気柱管共鳴音の低減に資する。しかも、長穴11と、それよりもタイヤ周方向CDに長い丸穴12とがタイヤ周方向CDに交互に並ぶため、タイヤ周方向CDにおける非平坦部10のピッチはバリアブルになる。即ち、丸穴12が配列される高さ(A位置及びC位置)では、図4のように穴のピッチが一定にならない。これに対し、図5のように長穴21のみからなる非平坦部20が側壁3aに設けられている場合には、図6のように非平坦部20のピッチが一定になる。
更に、本実施形態では、長穴11よりも主溝3の深さ方向DDに短い丸穴12がタイヤ周方向CDに配列される。そのため、丸穴12が配列される高さ(A位置及びC位置)と丸穴12が配列されない高さ(B位置)とでは、図4のように長穴11と丸穴12とからなる非平坦部10の繰り返しパターンが異なる。本実施形態では、丸穴12のない領域がタイヤ全周に亘って設けられている。これに対し、図5では、X位置,Y位置及びZ位置の各々において、図6のように非平坦部20の繰り返しパターンが同じである。
かかる構成に基づき、この空気入りタイヤでは、主溝3内で空気の乱流が発生しやすく、その主溝3内を流れる空気の粒子速度が不均一となるため、気柱管共鳴音を低減することができる。丸穴12を長穴11に接触させないことは、空気の乱流を発生させるうえで都合がよい。しかも、主溝3の深さ方向DDにおいて側壁3aの断面形状を変化させ、乱流が発生しやすい度合いを深さ方向DDで異ならせていることから、気柱管共鳴音の周波数を分散してノイズ性能を効果的に向上できる。
主溝3の深さ方向DDにおける長穴11の長さL1は、主溝3の深さD3の50%以上が好ましく、60%以上がより好ましい。長さL1を深さD3の50%以上にすることで、気柱管共鳴音の低減効果を確保しやすい。また、長さL1は、主溝3の深さD3の90%以下が好ましく、80%以下がより好ましい。長さL1を深さD3の90%以下にすることで、陸部5の剛性を確保してタイヤ性能の悪化を防止できる。主溝3の深さD3は、例えば7.0〜20.0mmである。
主溝3の深さ方向DDにおける丸穴12の長さL2は、主溝3の深さD3の10%以上が好ましい。長さL2を深さD3の10%以上にすることで、気柱管共鳴音の低減効果を確保しやすい。また、長さL2は、長穴11の長さL1の50%以下が好ましく、40%以下がより好ましい。長さL2を長さL1の50%以下にすることで、乱流が発生しやすい度合いを深さ方向DDで異ならせるうえで都合がよい。
タイヤ周方向CDにおける長穴11の幅W1は、0.2mm以上が好ましく、0.5mm以上がより好ましい。幅W1を0.2mm以上にすることで、気柱管共鳴音の低減効果を確保しやすい。また、幅W1は、5.0mm以下が好ましく、3.0mm以下がより好ましい。幅W1を5.0mm以下にすることで、主溝3内を流れる空気の摩擦抵抗を適切に高められる。幅W1は長さL1よりも小さく、長穴11は細長く形成される。
長穴11の間隔S1は、1.0mm以上が好ましく、2.0mm以上がより好ましい。間隔S1を1.0mm以上にすることで、適度な大きさの丸穴12を配置しやすくなる。間隔S1は、幅W1はよりも大きく設定される。また、間隔S1は、10.0mm以下が好ましく、8.0mm以下がより好ましい。間隔S1を10.0mm以下にすることで、長穴11及び丸穴12の配置密度が高められ、気柱管共鳴音を低減するうえで都合がよい。
タイヤ周方向CDにおける丸穴12の幅W2は、長穴11の幅W1の1.1倍以上が好ましく、1.2倍以上がより好ましい。幅W2を幅W1の1.1倍以上にすることで、非平坦部10のピッチを適度なバリアブルにするうえで都合がよい。また、幅W2は、長穴11の間隔S1の0.9倍以下が好ましく、0.8倍以下がより好ましい。幅W2を間隔S1の0.9倍以下にすることで、長穴11に接しないように丸穴12を配置しやすい。
長穴11の深さD1及び丸穴12の深さD2は、例えば0.2〜3.0mmに設定される。本実施形態では、深さD1と深さD2を同じ寸法にしているが、これらを異ならせても構わない。それらを異ならせる場合には、陸部5の剛性低下を抑えてタイヤ性能の悪化を防止する観点から、深さD1よりも深さD2を大きくすることが好ましい。
長穴11は、主溝3の側壁3aの上縁3bから溝底3c側に離れて配置され、上縁3bに到達することなく閉塞端11aにて終端している。同様に、丸穴12も、側壁3aの上縁3bから溝底3c側に離れて配置されている。このように、長穴11と丸穴12が陸部5の頂面に開口しないことで、気柱管共鳴音を効果的に低減できる。また、長穴11は、主溝3の溝底3cから上縁3b側に離れて配置され、溝底3cに到達することなく閉塞端11bにて終端しており、これは溝底3cでのクラックを防止するうえで都合がよい。同様に、丸穴12も、溝底3cから上縁3b側に離れて配置されている。
この非平坦部10では、複数の(本実施形態では2つの)丸穴12が主溝3の深さ方向DDに間隔S2を設けて配置されている。それ故、深さ方向DDにおける複数の箇所(A位置及びC位置)で丸穴12が配列され、それらの間(B位置)に丸穴12が配列されない領域が設定される。A位置とC位置では非平坦部10のピッチがバリアブルであり、それによって空気の乱流が発生しやすくなるが、そのA位置とC位置の間に、それらとは繰り返しパターンが異なる領域が介在することで、気柱管共鳴音の周波数が効果的に分散され、ノイズ性能を良好に向上できる。
主溝3の深さ方向DDにおける2又は3箇所で丸穴12が配列されることが好ましく、それにより丸穴12を適度な大きさで形成しやすい。気柱管共鳴音の周波数を分散する効果を確保するうえで、主溝3の深さ方向DDにおける丸穴12の間隔S2は、主溝3の深さD3の5〜20%が好ましい。本実施形態の丸穴12は、長穴11の閉塞端11aよりも溝底3c側に配置され、長穴11の閉塞端11bよりも上縁3b側に配置されている。
本実施形態では、主溝3の深さ方向DDに並ぶ丸穴12が互いに同一の形状を有しているが、これらの形状や大きさを異ならせても構わない。なお、図7に示した非平坦部30のように、主溝3の深さ方向DDにおける1箇所で丸穴12がタイヤ周方向CDに配列される構造でも構わない。
主溝3の両側の側壁3aに非平坦部10を形成している場合には、その一方の側壁3aにおける非平坦部10の繰り返しパターンの位相を、他方の側壁3aにおける非平坦部10の繰り返しパターンの位相に対して、タイヤ周方向CDにずらしていることが好ましい。それにより、気柱管共鳴音の周波数を分散する効果が高められ、ノイズ性能を向上するうえで都合がよい。
図8に示した非平坦部40では、長穴11が主溝3の深さ方向DDに対して傾斜しており、それ故、非平坦部40の繰り返しパターンの位相が深さ方向DDにおいて変化する。即ち、非平坦部40の繰り返しパターンの位相は、図9のようにD位置、E位置及びF位置において互いに相違する。このため、主溝3内を流れる空気の乱流が更に発生しやすくなり、気柱管共鳴音の低減効果を向上できる。深さ方向DDに対する長穴11の傾斜角度θは、気柱管共鳴音を低減するうえで45度以内が好ましい。
前述の実施形態では、非平坦部が穴により構成された例を示したが、本発明では非平坦部が突起により構成されていても構わない。即ち、第1の成分及び第2の成分の両方または片方が、主溝3の側壁3aから突出した突起であってもよく、その好ましい寸法や間隔などは、穴の場合と同じである。但し、主溝内の空気に乱流を発生させる度合いや、主溝における排水性を考慮すると、前述の実施形態のように非平坦部を穴により構成することが好ましい。
前述の実施形態では第2の成分が丸形状である例を示したが、これに限られるものではなく、第2の成分は、四角形状や三角形状、台形状、平行四辺形状など他の形状でも構わない。但し、主溝の側壁でのクラックを防止するうえで、第2の成分は、上記のような丸穴や丸突起であることが好ましい。
本発明では、上記の如き非平坦部を、トレッド面内の全ての主溝の側壁に対して形成することができるが、トレッド面内の一部の主溝の側壁に対してだけ形成しても構わない。また、トレッド面内の主溝の側壁のうち、横溝が開口せずにタイヤ周方向に連続して環状をなす側壁に非平坦部が形成されてあれば、ノイズ性能の向上効果は大きくなる。
本発明の空気入りタイヤは、タイヤ成形型に設けられる主溝形成用の骨部に、上記の如き非平坦部を成形するための凹凸を設ける程度の改変で、その他は従来のタイヤ製造工程と同様にして製造を行うことができる。
本発明の空気入りタイヤは、上記の如き非平坦部を主溝の側壁に形成すること以外は、通常の空気入りタイヤと同等であり、従来公知の材料、形状、構造などが何れも本発明に採用できる。
本発明は上述した実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲内で種々の改良変更が可能である。
本発明の構成と効果を具体的に示すため、ノイズ性能を評価したので説明する。ノイズ性能の評価は、JASO−C606に準拠してタイヤ単体での台上試験を実施し、時速80kmでの1/3オクターブバンドの1kHz気柱管共鳴音レベルを測定することで行った。比較例1の結果を基準としたタイヤ騒音差で評価し、マイナス値が大きいほどノイズ性能に優れることを示す。
評価に供したタイヤのサイズは225/45R17であり、全ての主溝の側壁に対して、図5,6の非平坦部を形成したものを比較例1、図3,4の非平坦部を形成したものを実施例1、図8,9の非平坦部を形成したものを実施例2とした。主溝の側壁に関する構成を除いて、各例におけるタイヤ構造やゴム配合は共通であり、主溝の深さは8mm、穴の深さは0.3mmである。評価結果を表1に示す。比較例1の間隔S1は、図5のように一つ置きに測定される値である。
表1に示すように、実施例1,2では比較例1よりも気柱管共鳴音を低減できており、中でも実施例2の改善効果が大きい。
3 主溝
3a 側壁
3b 上縁
3c 溝底
10 非平坦部
11 長穴(第1の成分の一例)
12 丸穴(第2の成分の一例)

Claims (5)

  1. タイヤ周方向に沿って延びる主溝がトレッド面に設けられた空気入りタイヤにおいて、
    前記主溝の側壁に、穴または突起により構成される非平坦部が形成され、
    前記非平坦部が、前記主溝の深さ方向に延び且つタイヤ周方向に間隔を設けて配置された多数の第1の成分と、前記第1の成分よりも前記主溝の深さ方向に短い多数の第2の成分とを有し、
    前記第2の成分が、前記第1の成分よりもタイヤ周方向に長いとともに、前記第1の成分に接することなく前記第1の成分と交互に並ぶようにしてタイヤ周方向に配列されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. 前記第1の成分と前記第2の成分の両方が穴により構成されている請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 複数の前記第2の成分が前記主溝の深さ方向に間隔を設けて配置されている請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記第1の成分と前記第2の成分が前記主溝の側壁の上縁から溝底側に離れて配置されている請求項1〜3いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記第1の成分が前記主溝の深さ方向に対して傾斜する請求項1〜4いずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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