JP5711917B2 - タイヤ - Google Patents

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Description

本発明は、路面と接するトレッド踏面を構成する陸部によって、タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝が形成されたタイヤに関し、特に、氷雪路向けのタイヤに関する。
従来、路面と接するトレッド踏面を構成する陸部によって形成された周方向溝内に、周方向溝の溝底よりもトレッド踏面側に***する溝内陸部が形成された空気入りタイヤが知られている(特許文献1参照)。溝内陸部には、トレッド幅方向に沿って延びる複数の細溝が形成される。これによって、周方向溝に入り込んだ雪に細溝が引っかかる効果(いわゆる、エッジ効果)が増大するため、氷雪路における駆動性能や制動性能を増大させている。
特開2010−12931号公報
特許文献1のタイヤでは、周方向溝内に溝内陸部が形成されるため、周方向溝の体積が減少していた。このため、溝内陸部が形成されていない場合と比べて、特許文献1のタイヤは、排水性能が低下するという問題が生じていた。
さらに、溝内陸部は、周方向溝の一方の側面に接して形成されていた。このため、一方の側面は、溝内陸部に支えられることにより、ブロック剛性が増すため、溝内陸部と接していない周方向溝の他方の側面に比べると、一方の側面は、倒れ込みにくい。すなわち、他方の側面は、一方の側面に比べて倒れ込みやすくなる。このため、一方の側面側を形成する陸部と他方の側面とを形成する陸部とで、摩耗の度合いが異なる偏摩耗が生じていた。これは、溝内陸部が一方の側面に近接して形成されていた場合も同様であった。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、氷雪路における駆動性能や制動性能を増大させつつも、排水性能の低下及び偏摩耗を抑制したタイヤを提供することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、次のような特徴を有している。本発明の特徴は、路面と接するトレッド踏面(トレッド踏面10)を構成する陸部(陸部23、陸部24)によって、タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝(周方向溝33)が形成されたタイヤであって、前記周方向溝内には、前記周方向溝の溝底(溝底60)から前記トレッド踏面側に***する溝内陸部(溝内陸部70)が形成され、前記溝内陸部は、前記周方向溝の一の側面(側面33a)に接して形成される第1溝内陸部(第1溝内陸部70a)と、前記周方向溝の他の側面(側面33b)に接して形成される第2溝内陸部(第2溝内陸部70b)とからなり、前記溝底は、トレッド幅方向において、前記第1溝内陸部と第2溝内陸部との間に位置し、前記第1溝内陸部及び前記第2溝内陸部には、前記トレッド幅方向に延びる複数の細溝(細溝80)が形成され、前記周方向溝の前記トレッド幅方向に沿った幅(太溝幅W1)は、前記トレッド踏面の前記トレッド幅方向に沿った幅(トレッド幅TW)に対して5〜30%であることを要旨とする。
本発明の特徴によれば、第1溝内陸部及び第2溝内陸部には、トレッド幅方向に延びる複数の細溝が形成される。これによれば、周方向溝に入り込んだ雪に細溝が引っかかる効果(エッジ効果)が増大するため、氷雪路における駆動性能や制動性能が増大する。
また、溝内陸部は、周方向溝の一の側面に接して形成される第1溝内陸部と、周方向溝の他の側面に接して形成される第2溝内陸部とからなる。周方向溝の両側面に溝内陸部が形成されているため、周方向溝の側面を形成する陸部のどちらか一方が倒れ込みやすくなることがなくなり、偏摩耗が抑制される。
また、周方向溝のトレッド幅方向に沿った幅は、前記トレッド踏面のトレッド幅方向に沿った幅に対して5〜30%であるため、一般的な周方向溝に比べて、トレッド幅方向に沿った幅は、広い。このため、周方向溝に入り込んだ雨水などは、排出されやすい。さらに、溝内陸部が形成されるため、周方向溝の体積が減少するものの、周方向溝の側面に接して第1溝内陸部と第2溝内陸部とが形成されるため、周方向溝の一方の側面に溝内陸部がある場合に比べて、周方向溝に入り込んだ雨水などは、スムーズに流れやすい。このため、溝内陸部を形成しても、排水性能の低下を抑制することができる。
本発明の他の特徴は、前記トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記周方向溝の側面と前記溝内陸部の表面とが接する部分は曲線状に形成され、前記溝内陸部の表面と前記溝底とが接する部分は、曲線状に形成されることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記溝内陸部の表面は、前記溝底に対して傾斜することを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記トレッド幅方向及び前記タイヤ径方向に沿った断面において、前記溝内陸部の表面は、直線状に傾斜しており、前記第1溝内陸部の表面と前記溝底に沿った直線とがなす角度(角度θ1)は、前記第2溝内陸部の表面と前記溝底に沿った直線とがなす角度(角度θ2)と異なることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記溝底に沿った直線と、前記一の側面に沿った直線と、前記第1溝内陸部の表面とがなす面積(面積S1)は、前記溝底に沿った直線と、前記他の側面に沿った直線と、前記第2溝内陸部の表面とがなす面積(面積S2)と10%以上大きさが異なることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記溝底の前記トレッド幅方向に沿った幅(溝底幅W2)は、前記周方向溝の前記トレッド幅方向に沿った幅(太溝幅W1)に対して5〜80%であることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記溝底の前記トレッド幅方向に沿った幅は、前記周方向溝の前記トレッド幅方向に沿った幅に対して20〜50%であることを要旨とする。
本発明の他の特徴は、前記細溝の前記タイヤ周方向に沿った幅(細溝幅L)は、1〜3mmであることを要旨とする。
本発明によれば、氷雪路における駆動性能や制動性能を増大させつつも、排水性能の低下及び偏摩耗を抑制したタイヤを提供できる。
図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。 図2は、本実施形態に係る周方向溝33の斜視図である。 図3は、本実施形態に係る周方向溝33の斜視図である。 図4(a)は、図1におけるA−A断面図である。図4(b)は、図2におけるB−B断面図である。 図5は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の変形例のトレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。 図6(a)は、比較例1に係るトレッドパターン展開図である。図6(b)は、図6(a)におけるC−C断面図である。 図7(a)は、比較例2に係るトレッドパターン展開図である。図7(b)は、図7(a)におけるD−D断面図である。 図8は、その他の実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。
本発明に係るタイヤの一例について、図面を参照しながら説明する。具体的には、(1)トレッドパターンの概略構成、(2)周方向溝33の概略構成、(3)溝内陸部70の変形例、(4)作用効果、(5)比較評価、(6)その他実施形態、について説明する。
以下の図面の記載において、同一または類似の部分には、同一又は類似の符号を付している。図面は模式的なのものであり、各寸法の比率などは現実のものとは異なることを留意すべきである。従って、具体的な寸法などは以下の説明を参酌して判断すべきものである。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることは勿論である。
(1)トレッドパターンの概略構成
本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンの概略構成について、図1を参照しながら説明する。図1は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1のトレッドパターンを示す展開図である。
空気入りタイヤ1は、ビード部、カーカス層、ベルト層(不図示)を備える一般的なタイヤである。空気入りタイヤ1は、タイヤ赤道線CLに対して非対称パターンである。また、空気入りタイヤ1のトレッドパターンは、タイヤ周方向長さがP1のトレッド部と、タイヤ周方向長さがP2のトレッド部とが交互に配置されて形成される。従って、空気入りタイヤ1のトレッドパターンは、2種類のトレッド部が1組となったタイヤ周方向長さがPのトレッド部が繰り返されて形成される。
図1に示されるように、空気入りタイヤ1では、路面と接するトレッド踏面10を構成する陸部によって、タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝、トレッド幅方向に延びるラグ溝が形成される。すなわち、周方向溝及びラグ溝は、陸部によって区画されることによって形成される。
陸部は、陸部21、陸部22、陸部23、陸部24及び陸部25からなる。各陸部は、タイヤ周方向に所定の間隔をもって複数形成される。陸部には、サイプが形成される。なお、本明細書において、サイプとは、陸部又はブロックが接地したときに閉じることが可能な溝幅をもつものである。具体的には、サイプは、1.5mm以下の溝幅をもつ。ただし、TBRタイヤといった大型のバスやトラックに用いられるタイヤにおいては、サイプの溝幅は、1.5mm以上であっても良い。
陸部21は、一方のトレッド幅方向端部(図1の右側)に形成される。陸部21には、サイプ51が形成される。サイプ51は、タイヤ周方向にジグザグ状に延びるサイプ51aと、トレッド幅方向にジグザグ状に延びるサイプ51bとからなる。サイプ51aは、1本形成される。サイプ51bは、複数本形成される。
陸部22は、トレッド幅方向において、陸部21と陸部23とに隣接して形成される。陸部22には、サイプ52が形成される。サイプ52は、屈曲してタイヤ周方向に延びるサイプ52aと、トレッド幅方向に延びるサイプ52bとからなる。
陸部23は、トレッド幅方向において、陸部22と陸部24とに隣接して形成される。陸部は、タイヤ赤道線CL上に配置される。陸部23は、ブロック23aとブロック23bとからなる。ブロック23aとブロック23bとは、タイヤ周方向において交互に配置される。陸部23には、サイプ53が形成される。サイプ53は、トレッド幅方向にジグザグ状に延びるサイプである。サイプ53は、サイプ53aとサイプ53bとからなる。サイプ52aは、後述する周方向溝32にのみ開口し、後述する周方向溝33には、開口しない。サイプ53bは、周方向溝33にのみ開口し、周方向溝32には、開口しない。
陸部24は、トレッド幅方向において、陸部23と陸部25とに隣接して形成される。陸部24は、ブロック24aとブロック24bとからなる。ブロック24aとブロック24bとは、タイヤ周方向において、2個づつ配置される。陸部24には、サイプ54が形成される。サイプ54は、サイプ54aとサイプ54bとからなる。サイプ54aは、トレッド幅方向に直線状に延びるサイプである。サイプ54bは、トレッド幅方向にジグザグ状に延びるサイプである。サイプ54a及びサイプ54bは、ブロック24aには、それぞれ2本形成される。サイプ54a及びサイプ54bは、ブロック24bには、それぞれ3本形成される。
陸部25は、他方のトレッド幅方向端部(図1の左側)に形成される。陸部25には、サイプ55が形成される。サイプ55は、タイヤ周方向にジグザグ状に延びるサイプ55aと、トレッド幅方向にジグザグ状に延びるサイプ55bとからなる。サイプ55aは、1本形成される。サイプ55bは、複数本形成される。
周方向溝は、周方向溝31、周方向溝32、周方向溝33及び周方向溝34からなる。周方向溝31は、タイヤ周方向に沿って直線状に延びる。周方向溝31は、陸部21と陸部22とによって形成される。周方向溝32は、タイヤ周方向に沿ってジグザグ状に延びる。周方向溝32は、陸部22と陸部23とによって形成される。周方向溝33は、タイヤ周方向に沿って直線状に延びる。周方向溝33は、陸部23と陸部24とによって形成される。周方向溝34は、タイヤ周方向に沿って直線状に延びる。周方向溝34は、陸部24と陸部25とによって形成される。
ラグ溝は、ラグ溝41、ラグ溝42、ラグ溝43、ラグ溝44及びラグ溝45からなる。ラグ溝41は、陸部21によって形成される。ラグ溝42は、ラグ溝42aとラグ溝42bとからなる。ラグ溝42aは、陸部22によって形成される。ラグ溝42bは、陸部22の内部に形成される。ラグ溝42bのトレッド幅方向外側端部は、開口している。ラグ溝42bのトレッド幅方向内側端部は、開口していない。すなわち、ラグ溝42bのトレッド幅方向内側端部は、陸部22の内部に位置する。ラグ溝43は、陸部22によって形成される。ラグ溝43は、ジグザグ状に延びる。ラグ溝44は、陸部23によって形成される。ラグ溝44は、ラグ溝44aとラグ溝44bとからなる。ラグ溝44aは、ブロック24a又ブロック24bによって形成される。ラグ溝44bは、ブロック24aとブロック24bとによって形成される。ラグ溝44aの溝幅、すなわち、ブロック24aどうし又はブロック24bどうしの幅は、一定である。ラグ溝44bの溝幅、すなわち、ブロック24aとブロック24bとの幅は、トレッド幅方向外側の方がトレッド幅方向内側に比べて広い。ラグ溝45は、陸部24によって形成される。ラグ溝45は、トレッド幅方向に直線状に延びる。
周方向溝において、周方向溝33は、トレッド幅方向に沿った幅が最も広い。周方向溝33のトレッド幅方向に沿った幅を太溝幅W1とする。路面と接するトレッド踏面10のトレッド幅方向に沿った幅をトレッド幅TWとする。太溝幅W1は、トレッド幅TWに対して5〜30%である。
(2)周方向溝33の概略構成
本実施形態に係る周方向溝33の概略構成について、図2から図4を参照しながら説明する。図2は、本実施形態に係る周方向溝33の斜視図である。図3は、本実施形態に係る周方向溝33の斜視図である。図4(a)は、図1におけるA−A断面図である。すなわち、本実施形態に係る周方向溝33のトレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。図4(b)は、図2におけるB−B断面図である。すなわち、本実施形態に係る周方向溝33のタイヤ周方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。
図2及び図3に示されるように、周方向溝33は、溝底60を有する。溝底60の表面は、平滑である。溝底60は、タイヤ周方向に沿って延びる。周方向溝33内には、溝内陸部70が形成される。溝内陸部70は、溝底60からトレッド踏面10側に***する。溝内陸部70は、第1溝内陸部70aと第2溝内陸部70bとからなる。第1溝内陸部70aは、周方向溝33の一の側面、すなわちトレッド幅方向内側の側面である側面33aに接して形成される。第2溝内陸部70bは、周方向溝33の他の側面、すなわちトレッド幅方向外側の側面である側面33bに接して形成される。溝底60は、トレッド幅方向において、第1溝内陸部70aと第2溝内陸部70bとの間に位置する。すなわち、第1溝内陸部70aと第2溝内陸部70bとは、トレッド幅方向において、溝底60を挟む。第1溝内陸部70aと第2溝内陸部70bとは、タイヤ周方向に沿って延びる。
溝内陸部70には、トレッド幅方向に延びる複数の細溝80が形成される。細溝80は、第1溝内陸部70aに形成される第1細溝80aと第2溝内陸部70bに形成される第2細溝80bとによって構成される。第1細溝80aは、第1溝内陸部70aだけでなく、側面33aにも形成される。すなわち、第1細溝80aは、側面33aと第1溝内陸部70aとに跨って形成される。第1細溝80aのタイヤ径方向外側端部は、トレッド踏面10に開口している。第2細溝80bは、第2溝内陸部70bにのみ形成される。第1細溝80a及び第2細溝80bは、タイヤ径方向から視て、トレッド幅方向に対して、傾斜して形成される(図1及び図4(b)参照)。
図4(a)に示されるように、タイヤ径方向に沿った断面において、溝内陸部70の表面は、溝底60に対して傾斜する。溝内陸部70の表面は、周方向溝33の側面(側面33a及び側面33b)に対しても傾斜する。溝内陸部70の表面は、直線状に傾斜する。溝内陸部70の表面は、傾斜したまま周方向溝33の側面及び溝底60と連なっている。トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、溝底60に接し溝底60に沿った直線lと第1溝内陸部70aの表面とがなす角度を角度θ1とする。同様に、直線lと第2溝内陸部70bの表面とがなす角度を角度θ2とする。角度θ1と角度θ2とは、等しい。
角度θ1及び角度θ2は、80度以上90度未満であることが好ましい。角度θ1及び角度θ2が80度以上であれば、溝内陸部70を形成することによる周方向溝33の溝体積の減少が抑制されるため、排水性能の低下を抑制することができる。角度θ1及び角度θ2が90度未満であれば、トレッド幅方向における溝内陸部70の幅が大きくなる。このため、溝内陸部70は、周方向溝33に隣接する陸部23及び陸部24を十分に支えることができ、陸部23及び陸部24が倒れ込みにくくなる。その結果、偏摩耗を抑制できる。
図4(a)に示されるように、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、側面33aと第1溝内陸部70aとが接する部分は、曲線状に形成される。側面33bと第2溝内陸部70bとが接する部分は、曲線状に形成される。第1溝内陸部70aと溝底60とが接する部分は、曲線状に形成される。第2溝内陸部70bと溝底60とが接する部分は、曲線状に形成される。
溝底60のトレッド幅方向に沿った幅である溝底幅W2は、周方向溝33のトレッド幅方向に沿った幅である太溝幅W1に対して、5〜80%であることが好ましい。溝底幅W2は、太溝幅W1に対して、20〜50%であることがより好ましい。なお、太溝幅W1は、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、トレッド踏面10における陸部23と陸部24との距離である。
図4(a)及び図4(b)に示されるように、細溝80は、トレッド幅方向における側壁と、タイヤ径方向における底面とを有する。具体的には、第1細溝80aは、側壁83aと底面85bとを有する。第2細溝80bは、側壁83bと底面85bとを有する。トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、溝内陸部70の表面は、細溝80の側壁に対して傾斜する。トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、側壁83aとタイヤ径方向に平行な直線とがなす角度は、第1溝内陸部70aの表面とタイヤ径方向に平行な直線とがなす角度よりも小さい。同様に、側壁83bとタイヤ径方向に平行な直線とがなす角度は、第2溝内陸部70bの表面とタイヤ径方向に平行な直線とがなす角度よりも小さい。これによって、細溝80に雪が入り込む。入り込んだ雪は、空気入りタイヤ1及び車体の荷重によって押し固められ、雪柱となる。この雪柱を細溝80のタイヤ周方向側側面で蹴ることによってグリップが発生する(いわゆる、雪中せん断力効果)。細溝80によって増加するエッジ効果とともに、雪中せん断力効果によって、雪路における駆動性能や制動性能を増大する。
トレッド踏面10から溝底60までのタイヤ径方向深さを周方向溝深さDとする。トレッド踏面10から底面85aまで及びトレッド踏面10から底面85bまでのタイヤ径方向深さを細溝深さdとする。空気入りタイヤ1において、細溝深さdは、周方向溝深さDよりも浅い。
図4(b)に示されるように、細溝80のタイヤ周方向に沿った幅である細溝幅Lは、1〜3mmであることが好ましい。細溝幅Lは、2〜3mmであることがより好ましい。
(3)溝内陸部70の変形例
本実施形態に係る空気入りタイヤ1の変形例について、図5を参照しながら説明する。以下の説明において、空気入りタイヤ1と同様の部分は、適宜省略する。図5は、本実施形態に係る空気入りタイヤ1の変形例のトレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。図5は、図4(a)における断面図と同様の断面図である。すなわち、変形例に係る周方向溝33のトレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面図である。
図5に示されるように、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、溝内陸部70の表面は、溝底60に対して傾斜する。溝内陸部70の表面は、直線状に傾斜する。直線lと第1溝内陸部70aの表面とがなす角度θ1は、直線lと第2溝内陸部70bの表面とがなす角度θ2と異なる。具体的には、角度θ1は、角度θ2よりも大きい。
図5に示されるように、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、側面33aに沿った直線を直線m1とし、側面33bに沿った直線を直線m2とする。直線lと直線m1と第1溝内陸部70aの表面とがなす面積を面積S1とする。直線lと直線m2と第2溝内陸部70bの表面とがなす面積を面積S2とする。図5において、面積S1及び面積S2は、それぞれ略三角形状である。面積S1は、面積S2と10%以上大きさが異なる。具体的には、面積S1の方が、面積S2に比べて10%以上大きい。
(4)作用効果
本発明によれば、周方向溝33内には、周方向溝33の溝底60からトレッド踏面側に***する溝内陸部70が形成され、溝内陸部70は、周方向溝33の側面33aに接して形成される第1溝内陸部70aと、周方向溝33の側面33bに接して形成される第2溝内陸部70bとからなり、溝底60は、トレッド幅方向において、第1溝内陸部70aと第2溝内陸部70bとの間に位置し、第1溝内陸部70a及び第2溝内陸部70bには、トレッド幅方向に延びる細溝80が形成され、周方向溝33のトレッド幅方向に沿った太溝幅W1は、トレッド踏面のトレッド幅方向に沿ったトレッド幅TWに対して5〜30%である。これによれば、周方向溝33に入り込んだ雪に細溝80が引っかかる効果(エッジ効果)が増大するため、氷雪路における駆動性能や制動性能が増大する。
周方向溝33の両側面である側面33a及び側面33bにそれぞれ第1溝内陸部70aと第2溝内陸部70bとが形成されるため、周方向溝33の側面33aを形成する陸部23と周方向溝33の側面33bを形成する陸部24とのどちらか一方が倒れ込みやすくなることがなくなる。このため、陸部23又は陸部24の一方が倒れ込んで摩耗することがなくなるため、偏摩耗が抑制される。
太溝幅W1は、トレッド幅TWに対して5〜30%であるため、一般的な周方向溝33に比べて、太溝幅W1は広い。周方向溝33に入り込んだ雨水などは排出されやすい。加えて、周方向溝33の側面に接して第1溝内陸部70aと第2溝内陸部70bとが形成されるため、周方向溝33の一方の側面に溝内陸部70がある場合に比べて、周方向溝33に入り込んだ雨水などは、スムーズに流れやすい。このため、溝内陸部70を形成しても、排水性能の低下を抑制することができる。
本発明によれば、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、側面33aと第1溝内陸部70aとが接する部分は、曲線状に形成され、側面33bと第2溝内陸部70bとが接する部分は、曲線状に形成される。また、第1溝内陸部70aと溝底60とが接する部分は、曲線状に形成され、第2溝内陸部70bと溝底60とが接する部分は、曲線状に形成される。これによれば、溝内陸部70は、周方向溝33の側面と溝底60とに滑らかにつながるため、周方向溝33に入り込んだ雨水などは、周方向溝33の溝底60から側面に移動しやすくなる。その結果、雨水などは、側面からトレッド踏面10へと排出されるため、排水性能の低下を抑制することができる。
本発明によれば、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、溝内陸部70の表面は、溝底60に対して傾斜する。これによれば、溝内陸部70の表面が傾斜せずに溝底60に対して垂直な表面を有する場合に比べて、溝内陸部70を形成することによる周方向溝33の溝体積の減少が抑制されるため、排水性能の低下を抑制することができる。さらに、周方向溝33に入り込んだ雨水などは、溝底60から周方向溝33の側面へと移動しやすくなる。その結果、雨水などは、側面からトレッド踏面10へと排出されるため、排水性能の低下を抑制することができる。
本発明によれば、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、溝内陸部70の表面は、直線状に傾斜しており、角度θ1と角度θ2とがなす角度が異なっていても良い。
本発明によれば、面積S1は、面積S2と10%以上大きさが異なっていても良い。
本発明によれば、溝底幅W2は、太溝幅W1に対して、5〜80%であることが好ましい。溝底幅W2は、太溝幅W1に対して、20〜50%であることがより好ましい。溝底幅W2は、太溝幅W1に対して、5%以上であれば、溝内陸部70を形成することによる周方向溝33の溝体積の減少が抑制されるため、排水性能の低下を抑制することができる。特に、溝底幅W2は、太溝幅W1に対して、20%以上であれば、周方向溝33の溝体積の減少がより抑制されるため、排水性能の低下をより抑制することができる。溝底幅W2は、太溝幅W1に対して、80%以下であれば、溝内陸部70は、周方向溝33に隣接する陸部23及び陸部24を十分に支えることができるトレッド幅方向における幅を有する。このため、陸部23及び陸部24が倒れ込みにくくなり、偏摩耗を抑制できる。特に、溝底幅W2は、太溝幅W1に対して、50%以下であれば、さらに、陸部23及び陸部24が倒れ込みにくくなり、偏摩耗を抑制できる。
本発明によれば、細溝80のタイヤ周方向に沿った細溝幅Lは、1〜3mmであることが好ましい。細溝幅Lは、1mm以上であることにより、通常の走行において、細溝80は、陸部が接地したときに閉じ難くなる。このため、エッジ効果とともに、雪中せん断力効果によって、雪路における駆動性能や制動性能をより増大できる。特に、第1細溝80aは、側面33aにも形成されるため、第2細溝80bに比べて、閉じやすい。そのため、第1細溝80aの細溝幅Lが、1mm以上であれば、より顕著に雪路における駆動性能や制動性能をより増大できる。細溝幅Lは、3mm以下であることにより、適切な数の細溝80を適切な間隔で配置することができる。これにより、氷雪路における駆動性能や制動性能をより増大させることができる。なお、細溝幅Lは、2〜3mmであることがより好ましい。
(5)比較評価
本発明に係る空気入りタイヤ1の効果を確かめるために、排水性能、雪上性能、偏摩耗性能についての評価を行った。
室内氷上ターンテーブルにて、気温2℃、速度10km/h、荷重190Nの条件の下、サンプルピースの氷上摩擦係数を測定した。実施例は、図1に示されるトレッドパターンを備えたサンプルピースを用いた。比較例1は、図6(a)に示されるトレッドパターンを備えたサンプルピースを用いた。比較例1は、周方向溝33に溝内陸部を有していない(図6(b)参照)。比較例2は、図7(a)に示されるトレッドパターンを備えたサンプルピースを用いた。比較例2は、周方向溝33に溝内陸部70を有しているが、側面33aのみに接する溝内陸部70しか形成されていない。また、比較例2の溝内陸部70は、図7(a)及び図7(b)に示されるように、略四角形状のブロック形状である。すなわち、溝内陸部70は、溝底60に垂直な側面と、トレッド踏面10と水平な上面とを有する。実施例、比較例1及び比較例2のそれぞれの氷上摩擦係数から、排水性能、雪上性能、偏摩耗性能を求めた。比較例1のサンプルピースの値を基準(100)として、実施例及び比較例2の値を相対的に算出した。結果を表1に示す。
Figure 0005711917
表1に示されるように、溝内陸部70が形成された実施例及び比較例2は、溝内陸部70が形成されていない比較例1に比べて、雪上性能が向上していることが分かる。比較例2は、比較例1に比べて、排水性能及び偏摩耗性能が低下している。一方、実施例では、比較例2に比べて、排水性能及び偏摩耗性能が向上している。実施例の偏摩耗性能については、比較例1と同等である。
これらのことから、実施例は、雪上性能、すなわち、氷雪路における駆動性能や制動性能を増大させつつも、排水性能の低下及び偏摩耗を抑制できることが分かった。
(6)その他実施形態
本発明の実施形態を通じて本発明の内容を開示したが、この開示の一部をなす論述及び図面は、本発明を限定するものであると理解すべきではない。本発明はここでは記載していない様々な実施形態を含む。
例えば、第1細溝80aは、第1溝内陸部70aだけでなく、側面33aにも形成され、第2細溝80bは、第2溝内陸部70bのみに形成されていたが、これに限られない。第1細溝80aは、第1溝内陸部70aのみに形成されても良い。また、第2細溝80bは、第2溝内陸部70bだけでなく、側面33bにも形成されて良い。
また、溝内陸部70の表面は、溝底60に対して傾斜していたが、これに限られない。溝内陸部70の表面は、溝底60に対して傾斜しなくても良い。具体的には、溝内陸部70は、溝底60に垂直な側面と、トレッド踏面10と水平な上面とを有しても良い。この場合、溝内陸部70の表面は、上面と側面とを含む。
また、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、細溝80の側壁は、タイヤ径方向に対して、平行に延びていたが、これに限られない。前記断面において、細溝80の側壁は、タイヤ径方向に対して、傾斜していても良い。
また、細溝深さdは、周方向溝深さDよりも浅いが、これに限られない。細溝深さdは、周方向溝深さDと同じであっても良い。
また、第2細溝80bは、第2溝内陸部70bにのみ形成されていたが、これに限られない。図8に示されるように、第2細溝80bは、第2溝内陸部70bだけでなく、側面33bにも形成されても良い。すなわち、第2細溝80bは、側面33bと第2溝内陸部70bとに跨って形成されても良い。
また、サイプ54aは、直線状に延びていたが、これに限られない。サイプ54aは、ジグザグ状に形成されても良い。図8に示されるように、ブロック24bにおいて、タイヤ周方向外側に位置するサイプ54aは、ジグザグ状に形成され、タイヤ周方向内側に位置するサイプ54bは、直線状に形成されても良い。
また、第1細溝80aは、第1溝内陸部70aだけでなく、側面33aにも形成されていたが、これに限られない。第1細溝80aは、第1溝内陸部70aのみに形成されても良い。図8に示すように、タイヤ周方向において、ラグ溝43に沿った位置に形成される第1細溝80aは、第1溝内陸部70aのみに形成され、その他の第1細溝80aは、側面33aにも形成されても良い。
本発明に係るタイヤは、空気入りタイヤであっても良いし、ゴムが充填されたタイヤであっても良い。また、アルゴン等の希ガスが入れられた空気以外の気体入りタイヤであっても良い。
以上のように、本発明はここでは記載していない様々な実施形態を含む。本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
1…タイヤ、 10…トレッド踏面、 21,22,23,24,25…陸部、 23a,23b,24a,24b…ブロック、 31,32,33,34…周方向溝 33a,33b…側面、 41,42,42a,42b,43,44,44a,44b,45…ラグ溝、 51,51a,51b,52,52a,52b,53,53a,53b,54,54a,54b,55,55a,55b…サイプ、 60…溝底、 70…溝内陸部、 70a…第1溝内陸部、 70b…第2溝内陸部、 80…細溝、 80a…第1細溝、 80b…第2細溝、 83a,83b…側壁、 85a,85b…底面

Claims (6)

  1. 路面と接するトレッド踏面を構成する陸部によって、タイヤ周方向に沿って延びる周方向溝が形成されたタイヤであって、
    前記周方向溝内には、前記周方向溝の溝底から前記トレッド踏面側に***する溝内陸部が形成され、
    前記溝内陸部は、前記周方向溝の一の側面に接して形成される第1溝内陸部と、前記周方向溝の他の側面に接して形成される第2溝内陸部とからなり、
    前記溝底は、トレッド幅方向において、前記第1溝内陸部と第2溝内陸部との間に位置し、
    前記第1溝内陸部及び前記第2溝内陸部には、前記トレッド幅方向に延びる複数の細溝が形成され、
    前記周方向溝の前記トレッド幅方向に沿った幅は、前記トレッド踏面の前記トレッド幅方向に沿った幅に対して5〜30%であり、
    前記トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記溝内陸部の表面は、前記溝底に対して傾斜し、
    前記溝内陸部の表面は、前記周方向溝の側面に対しても傾斜し、
    前記溝内陸部の表面は、傾斜したまま周方向溝の側面及び溝底と連なっており、
    前記トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記周方向溝の側面と前記溝内陸部の表面とが接する部分は曲線状に形成され、
    前記溝内陸部の表面と前記溝底とが接する部分は、曲線状に形成されており、
    前記細溝を構成する第1細溝は、前記第1溝内陸部に形成されていて、
    前記第1細溝のタイヤ径方向外側端部はトレッド踏面に開口しており、
    前記第1細溝は、タイヤ周方向において、ジグザグ状に延びるラグ溝に沿った位置にも形成されており、
    前記細溝は、トレッド幅方向における側壁と、タイヤ径方向における底面とを有しており、トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記トレッド幅方向における側壁とタイヤ径方向に平行な直線とがなす角度は、前記溝内陸部の表面とタイヤ径方向に平行な直線とがなす角度よりも小さい
    ことを特徴とするタイヤ。
  2. 前記トレッド幅方向及び前記タイヤ径方向に沿った断面において、
    前記溝内陸部の表面は、直線状に傾斜しており、
    前記第1溝内陸部の表面と前記溝底に沿った直線とがなす角度は、前記第2溝内陸部と前記溝底に沿った直線とがなす角度と異なる請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記トレッド幅方向及びタイヤ径方向に沿った断面において、前記溝底に沿った直線と、前記一の側面に沿った直線と、前記第1溝内陸部の表面とがなす面積は、前記溝底に沿った直線と、前記他の側面に沿った直線と、前記第2溝内陸部の表面とがなす面積と10%以上大きさが異なる請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記溝底の前記トレッド幅方向に沿った幅は、前記周方向溝の前記トレッド幅方向に沿った幅に対して5〜80%である請求項3に記載のタイヤ。
  5. 前記溝底の前記トレッド幅方向に沿った幅は、前記周方向溝の前記トレッド幅方向に沿った幅に対して20〜50%である請求項4に記載のタイヤ。
  6. 前記細溝の前記タイヤ周方向に沿った幅は、1〜3mmである請求項5に記載のタイヤ。
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