JP2014213687A - タイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】高いトラクション性能を長期間にわたって向上することができるタイヤを提供する。
【解決手段】複数のブロックが形成されたトレッドを具え、複数の前記ブロックのうち複数のブロックに、タイヤ径方向外側に延びる突起11が形成されたタイヤであって、前記突起11の側面には、段差部12が形成されている。また前記突起11には隣接する位置の少なくとも一部に、第1凹部13が形成されていて、かつ前記段差部12の踏面の高さcが、ブロック周縁部の踏面の高さbよりも低く、前記突起11の踏面の外縁の形状、及び、前記段差部12の踏面の外縁形状がともに多角形である。
【選択図】図2

Description

この発明は、複数のブロックが形成されたトレッドを具え、複数の前記ブロックのうちの少なくともいくつかに、タイヤ径方向外側に延びる突起が形成されたタイヤに関するものである。
不整地、特に泥濘地での走行を目的とした二輪車用のタイヤにおいては、ブロックの踏面に突起を形成する技術が知られている(例えば特許文献1参照)。この技術によれば、突起によってエッジ効果を高めることで、トラクション性能を向上させることができる。
特開2009−196425号公報
ところで、上記のようなタイヤでは、走行時に、突起のエッジ部に接地圧が集中することで、エッジ部が摩耗して丸みを帯びるようになり、突起のエッジ効果が低下してトラクション性能の向上が望めなくなる。このように、従来の、ブロックの踏面に突起を形成したタイヤでは、高いトラクション性能を長期間にわたって向上させることが困難であった。
この発明のタイヤは、複数のブロックが形成されたトレッドを具え、複数の前記ブロックのうち複数のブロックに、タイヤ径方向外側に延びる突起が形成されたタイヤであって、前記突起の側面には、段差部が形成されていることを特徴とする。
このタイヤによれば、突起のエッジの摩耗が進んだ後に、段差部のエッジ部が新たなエッジ効果を発揮することで、高いトラクション性能を長期間にわたって向上することができる。
ここで、この発明のタイヤでは、前記突起に隣接する位置の少なくとも一部に、第1凹部が形成されていることが好ましい。
この場合には、形成された第1凹部によって、エッジ効果を向上させてトラクション性能を向上させることができ、また突起を動きやすくして路面形状に追従させることで、接地性を向上させてコントロール性能を向上させることができる。
さらに、この発明のタイヤでは、前記段差部の踏面の高さを、ブロック周縁部の踏面の高さよりも低くすることが好ましい。
この場合には、突起の段差部の踏面の高さを低くして、段差部のエッジ部の摩耗を遅らせることで、突起の摩耗が進んだ後にも、段差部がエッジ効果を発揮してトラクション性能を向上させることができる。
なお、この明細書において、突起が形成されたブロックにおけるブロック周縁部とは、ブロックから、段差部及び(後述する第2凹部が形成されている場合には)第2凹部を含む突起と、該突起よりもタイヤ径方向内側の部分、並びに、(第1凹部が形成されている場合には)第1凹部よりもタイヤ径方向内側の部分を除いた部分のことをいうものとする。
また、この明細書において、突起の段差部、ブロック周縁部及び突起の、踏面の「高さ」とは、突起の基端からのタイヤ径方向高さをいうものとする。
また、この発明のタイヤでは、前記突起の踏面の外縁の形状、及び、前記段差部の踏面の外縁の形状が、タイヤ幅方向に延びる辺と、タイヤ周方向に延びる辺とを少なくとも有する多角形であることが好ましい。
この場合には、突起の踏面及び段差部の踏面の、外縁の形状を多角形とすることで、エッジ効果を向上させることができる。また、これらの外縁がタイヤ幅方向に延びる辺を有することで、直進走行時のトラクション性能を向上させることができ、一方タイヤ周方向に延びる辺を有することで、旋回時のトラクション性能を向上させることができる。
なお、この明細書でいう「踏面」とは、新品または摩耗後のタイヤを使用する際に、接地し得る、タイヤ径方向外側を向いた面をいうものとする。
そして、この発明のタイヤでは、前記段差部の踏面の面積が、前記突起の踏面の面積よりも小さいことが好ましい。
この場合には、突起の踏面の面積を十分に確保することで、接地性を確保してコントロール性能を確保することができるとともに、突起の剛性を確保してトラクション性能を向上することができる。
そしてまた、この発明のタイヤでは、JIS A硬度が55以上のゴムで、前記トレッドを構成することが好ましい。
この場合には、ブロックのエッジ効果を高めてトラクション性能を向上することができるとともに、ブロックの耐摩耗性を向上することができる。
この発明に係るタイヤによれば、高いトラクション性能を長期間にわたって向上することができる。
この発明のタイヤの一実施形態を示す部分平面図である。 図1のタイヤをI−I線で切断したタイヤ幅方向断面図である。 図1のタイヤのセンターブロックに形成された突起の周囲を示す拡大図である。
以下に、図面を参照しつつ、この発明に係るタイヤの実施の形態を例示説明する。
図1に示すこの発明の一実施形態に係るタイヤは、自動二輪車用タイヤであって、トレッドのタイヤ赤道面CL付近に、第1センターブロック10a、第2センターブロック10b、第3センターブロック10c、第4センターブロック10d及び第5センターブロック10eがタイヤ周方向に間隔を空けて配置され、センターブロック列を形成している。
そして、センターブロック列のタイヤ幅方向両側には、第1中間部ブロック20a、第2中間部ブロック20b、第3中間部ブロック20c及び第4中間部ブロック20dがタイヤ周方向に間隔を空けて配置され、中間部ブロック列を形成している。
さらに、中間部ブロック列のタイヤ幅方向両側には、第1ショルダブロック30a、第2ショルダブロック30b、第3ショルダブロック30c、第4ショルダブロック30d、第5ショルダブロック30eがタイヤ周方向に間隔を空けて配置され、ショルダブロック列を形成している。
第1〜第5センターブロック10a〜10eはそれぞれ、タイヤ幅方向を長辺とする略長方形状である。第2〜4センターブロック10b〜10dのタイヤ幅方向中心には、タイヤ周方向に延びる、比較的幅の広い浅溝19が形成されている。なお、浅溝19のタイヤ径方向深さ寸法は、第1〜第5センターブロック10a〜10eのタイヤ径方向高さよりも小さい。
第1〜5センターブロック10a〜10eの踏面の、タイヤ幅方向中心の両側には、図1、及び、第2センターブロック10bについて図2に示すように、トレッド平面視で長方形状の突起11が形成されている。そして突起11の側面の少なくとも一部には、図3に示すように、トレッド平面視で長方形状の外縁を踏面に持つ段差部12が形成されている。
第1、5センターブロック10a、10eの、2つの突起11同士の間及び突起11の周りには、第1凹部13が配置され、第1凹部13の周囲には、ブロック周縁部10sが形成されている。第1凹部13は、2つの突起11と、ブロック周縁部10sとの間の溝となる。第2〜4センターブロック10b〜10dでは、2つの突起11それぞれの周りに第1凹部13が形成され、第1凹部13の周囲には、ブロック周縁部10sが形成されている。第1凹部13は、各突起11とブロック周縁部10sとの間の溝となる。
第1〜5センターブロック10a〜10eの突起11の踏面の外縁、及び段差部12の踏面の外縁は、タイヤ幅方向に延びる辺と、タイヤ周方向に延びる辺とを有する。
そして、第1〜5センターブロック10a〜10eのブロック周縁部10sの外周縁及び内周縁、段差部12の踏面の外縁及び突起11の踏面の外縁には角部(エッジ部)が形成されている。中間部ブロック列、ショルダブロック列についても同様である。
なお、図示はしないが、突起の側面の少なくとも一部に、2つ以上の段差部を設けることもできる。
第1〜第4中間部ブロック20a〜20dは、センターブロック10a〜10eの各ブロックよりも小さく形成されているとともに、トレッド平面視で略長方形状である。第1〜第4中間部ブロック20a〜20dには、トレッド平面視で長方形状の突起21が形成されている。そして突起21の側面の少なくとも一部には、図示はしないが、トレッド平面視で長方形状の外縁を持つ段差部が形成されている。突起21の周りに第1凹部23が形成され、その周囲にブロック周縁部20sが形成されている。第1〜第4中間部ブロック20a〜20dの突起21の踏面の外縁、及び段差部の踏面の外縁は、タイヤ幅方向に延びる辺と、タイヤ周方向に延びる辺とを有する。
第1〜5ショルダブロック30a〜30eは、トレッド平面視で六角形である。第1〜5ショルダブロック30a〜30eには突起31が形成されている。突起31の側面の少なくとも一部には、図示はしないが、上述の段差部12と同様の、段差部が形成されている。突起31の周りに第1凹部33が形成され、その周囲にブロック周縁部30sが形成されている。第1〜5ショルダブロック30a〜30eの突起31の踏面の外縁、及び段差部の踏面の外縁はいずれも、そのブロックの外縁の形状とほぼ相似する形状を有している。
ここからは、タイヤ使用時のブロックの挙動を、第2センターブロック10bを例にとって説明する。なお他のブロックも、同様の挙動となる。
この実施形態のタイヤでは、タイヤ新品時には、突起11及びブロック周縁部10sが接地する。そのため、突起11のエッジ部及びブロック周縁部10sのエッジ部の両方が、特に不整地走行時にエッジ効果を発揮する。ここで、図2に示すように、ブロック周縁部10sの踏面の高さをaとし、突起11の踏面の高さをbとすると、
−2mm≦a−b<2mm とすることが、使用時に、突起11及びブロック周縁部10sをともに接地させる上で好ましい。
次に、走行時には、突起11のエッジ部及びブロック周縁部10sのエッジ部が、接地圧により摩耗して丸みを帯び、また、図2に示すブロック周縁部10sの踏面の高さa及び突起11の踏面の高さbが徐々に低くなる。
ここで上述した摩耗が進むと、ブロック周縁部10sの踏面の高さaが、突起11の側面に形成された段差部12の踏面の高さc以下となって、段差部12の踏面がブロック周縁部10sの踏面よりもタイヤ径方向外側に位置するようになる。これにより、段差部12のエッジ部がエッジ効果を発揮することとなる。
すなわち、ブロックの摩耗が進んだ後には、突起11のエッジ部及びブロック周縁部10sのエッジ部は摩耗して丸みを帯びるため、これらのエッジ効果は減少しているが、段差部12の摩耗していないエッジ部が、新たに大きなエッジ効果を発揮する。このため、ブロックが摩耗してもエッジ効果が維持され、トラクション性能を長期間にわたって向上することができる。
なお、この実施形態のように、段差部12を、少なくとも、最も接地圧が高い領域である、タイヤ赤道面CLに最も近いブロック列(センターブロック列)に設けることで、段差部12はより高いトラクション性能を発揮することができる。
また、この実施形態では、図1〜3に示すように、突起11とブロック周縁部10sとの間に、突起11に隣接する、第1凹部13を形成している。このことで、ブロック周縁部10sの内周縁にエッジ効果を発揮させてトラクション性能を向上させることができ、また突起11を動きやすくして接地性を向上させてコントロール性能を向上させることができる。
そして、突起11の段差部12の踏面の高さcを、段差部12の踏面から突起11の踏面までの高さdよりも小さくすることがより好ましい。このように、段差部12を低い位置に設けることで、突起11の剛性をより低下させて接地性をより向上させることができる。
さらに、突起11の段差部12の踏面の高さcを、ブロック周縁部10sの踏面の高さaよりも低くして、突起11の摩耗が進むまで段差部12の摩耗を抑えることで、突起11の摩耗が進んだ後に、段差部12が十分にエッジ効果を発揮してトラクション性能を維持することができる。なお、cを例えば1〜2mmとすることができ、a−cを例えば1mm程度とすることができる。
そして、図3に示すように、突起11の踏面の外縁の形状を、タイヤ幅方向に延びる辺11aと、タイヤ周方向に延びる辺11bとを有する多角形(図では四角形)とするとともに、段差部12の踏面の外縁の形状を、タイヤ幅方向に延びる辺12aと、タイヤ周方向に延びる辺12bとを有する多角形(図では四角形)とすることが好ましい。
この場合には、突起11の踏面及び段差部12の踏面の、外縁の形状を多角形とすることで、エッジ効果を向上させることができる。また、この外縁がタイヤ幅方向に延びる辺を有することで、直進走行時のトラクション性を向上させることができ、一方タイヤ周方向に延びる辺を有することで、旋回時のトラクション性能を向上させることができる。
ここにおいて、段差部12の踏面の面積を、突起11の踏面の面積よりも小さくすることが好ましい。
この場合には、突起11の踏面の面積を十分に確保することで、接地性を確保してコントロール性能を確保することができるとともに、突起11の剛性を確保してトラクション性能を確保することができる。
ところで、JIS A硬度が55以上のゴムでトレッドを構成することが好ましい。この場合には、ブロックのエッジ効果を高めてトラクション性能を向上させることができるとともに、ブロックの耐摩耗性を向上させることができる。
なお、この実施形態のタイヤでは、突起の側面に段差部を形成することで、ブロックの踏面を動きやすくして接地性を向上させている。そのため、トレッドに硬度の高いゴムを使用しても十分な接地性を確保することができる。
また、JIS A硬度が80以下のゴムでトレッドを構成することが好ましい。ゴムのJIS A硬度が80よりも大きくなると、接地性が低下するおそれがある。
また、この実施形態では、図1に示すように、第1〜第4中間部ブロック20a〜20dの突起21の中心部に、第2凹部24を形成している。そして、第2凹部の外縁上端には、角部(エッジ部)が形成されている。これにより、突起21のエッジ効果を向上させてトラクション性能をより向上させることができ、また、突起21表面の剛性を低下させて接地性を高めることでコントロール性能を向上させることができる。
バイアスタイヤ及びラジアルタイヤを試作し、性能を評価したので、以下に説明する。
試作したバイアスタイヤはサイズが120/80−19及び110/90−19であり、2層のナイロン製のカーカスプライと、1層のナイロン製のブレーカとを備える。
また、試作したラジアルタイヤは、タイヤサイズが120/80R19及び110/90R19であり、2層のナイロン製のカーカスプライと、1層のケブラー製のベルトとを備える。
上記のバイアスタイヤ及びラジアルタイヤのそれぞれについて、以下に説明する実施例タイヤ1、2及び比較例タイヤ1、2を試作した。
実施例タイヤ1、2は、図1〜3に示すトレッドパターンを備え、各ブロックには突起が形成され、各突起の側面には段差部が形成されている。また、各ブロックの突起に隣接して第1凹部が形成されている。そして、各ブロックの突起の踏面の外縁の形状、及び段差部の踏面の外縁の形状は、タイヤ幅方向に延びる辺と、タイヤ周方向に延びる辺とを有する長方形状である。突起の段差部の踏面の高さは、ブロック周縁部の踏面の高さよりも低い。さらにトレッドを構成するゴムのJIS A硬度は、55である。
比較例タイヤ1には、各ブロックの踏面に、実施例タイヤ1と同様の第1凹部が形成されているが、突起は形成されていない。その他の点については、実施例タイヤ1と同じである。
比較例タイヤ2には、各ブロックの踏面に、実施例タイヤ1と同様の第1凹部及び突起が形成されているが、突起の側面に段差部は形成されていない。その他の点については、実施例タイヤ1と同じである。
試作したタイヤのそれぞれを二輪車に装着し、プロのモトクロスライダーがモトクロス競技専用コースを100km走行して、初期(新品時)及び摩耗後の、直進時及び旋回時のトラクション性能について10点満点の官能評価をすることで、評価を行った。
試験の結果、実施例タイヤ1及び比較例タイヤ1、2のいずれについても、バイアスタイヤとラジアルタイヤとで結果に違いは見られなかった。また実施例タイヤ1では、段差部の踏面の高さが、ブロック周縁部の高さよりも低く、実施例タイヤ2では、段差部の踏面の高さが、ブロック周縁部の高さ以上である。結果を表1に示す。
Figure 2014213687
表1に示す結果から、実施例タイヤ1、2は、比較例タイヤ1、2に比して、同等以上の初期トラクション性能を発揮しつつ、摩耗後トラクション性能が大きく向上していることが明らかになった。また、段差部の高さがブロック周縁部の踏面の高さよりも低い実施例タイヤ1は、段差部の高さがブロック周縁部の踏面の高さ以上である実施例タイヤ2よりも、摩耗後トラクション性能が高くなっていることが明らかになった。
10a〜10e:第1〜第5センターブロック、 10s:ブロック周縁部、
11:突起、 12:段差部、 13:第1凹部、 19:浅溝、
20a〜20d:第1〜第4中間部ブロック、 21:突起、 23:第1凹部、
24:第2凹部、 20s:ブロック周縁部、
30a〜30e:第1〜第5ショルダブロック、 31:突起、 33:第1凹部、
30s:ブロック周縁部、 a:ブロック周縁部の踏面の高さ、
b:突起の踏面の高さ、c:段差部の踏面の高さ、
d:段差部の踏面から突起の踏面までの高さ、 CL:タイヤ赤道面
この発明のタイヤは、複数のブロックが形成されたトレッドを具え、複数の前記ブロックのうち複数のブロックに、タイヤ径方向外側に延びる突起が形成されたタイヤであって、前記突起の側面には、段差部が形成されており、前記突起に隣接する位置の少なくとも一部に、第1凹部が形成されていることを特徴とする。
このタイヤによれば、突起のエッジの摩耗が進んだ後に、段差部のエッジ部が新たなエッジ効果を発揮することで、高いトラクション性能を長期間にわたって向上することができる。さらに、形成された第1凹部によって、エッジ効果を向上させてトラクション性
能を向上させることができ、また突起を動きやすくして路面形状に追従させることで、接
地性を向上させてコントロール性能を向上させることができる。

Claims (6)

  1. 複数のブロックが形成されたトレッドを具え、
    複数の前記ブロックのうち複数のブロックに、タイヤ径方向外側に延びる突起が形成されたタイヤであって、
    前記突起の側面には、段差部が形成されていることを特徴とする、タイヤ。
  2. 前記突起に隣接する位置の少なくとも一部に、第1凹部が形成されている、請求項1に記載のタイヤ。
  3. 前記段差部の踏面の高さを、ブロック周縁部の踏面の高さよりも低くしてなる、請求項2に記載のタイヤ。
  4. 前記突起の踏面の外縁の形状、及び、前記段差部の踏面の外縁の形状が、タイヤ幅方向に延びる辺と、タイヤ周方向に延びる辺とを少なくとも有する多角形である、請求項1〜3のいずれか一項に記載のタイヤ。
  5. 前記段差部の踏面の面積が、前記突起の踏面の面積よりも小さい、請求項1〜4のいずれか一項に記載のタイヤ。
  6. JIS A硬度が55以上のゴムで、前記トレッドを構成してなる、請求項1〜5のいずれか一項に記載のタイヤ。


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