JP2014211564A - 反射型表示装置 - Google Patents

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谷 雅 規 梅
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好 徹 三
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Abstract

【課題】隔壁と画素電極とを精密にアライメントしなくても、セル及び画素電極が有効に利用されるように製造することが容易な反射型表示装置を提供すること。【解決手段】2枚の基板間に表示媒体が封入されている反射型表示装置であって、他方の基板上にマトリクス状に配置された複数の画素電極を備え、前記複数の画素電極のうち最も外側に配置された最外周画素電極は、前記他方の基板の所望の表示に利用される表示領域の内側から外側に向かう方向において、当該最外周画素電極より内側に配置された内側画素電極の当該方向における寸法よりも長い寸法を有しており、且つ、当該方向において、当該表示領域の内側から外側に亘って延びていることを特徴とする反射型表示装置。【選択図】図1

Description

本発明は、電子ペーパー等に応用されている反射型表示装置に関する。
反射型表示装置として、最近、表示媒体に含まれる電気応答性材料として電気泳動体を用いた電気泳動表示装置が広く用いられている。電気泳動表示装置とは、空気中または溶媒中の電気泳動体(通常は電気泳動する粒子)の電気的な泳動、すなわち粒子移動を利用して情報を表示する装置である。通常、2枚の基板間に電界を与えることで電気的な泳動の状態が制御され、それによって所望の表示が実現されるように構成される。電気泳動体としては、荷電粒子の他、荷電粉体をも利用され得る。その場合、当該荷電粉体は気体中を電気的に泳動する。
電気泳動表示装置は、近年では特に、電子ペーパーとしての応用が注目されている。電子ペーパーとして応用する場合には、印刷物レベルの視認性(目にやさしい)、情報書き換えの容易性、低消費電力、軽量といった利点を享受できる。
電気泳動表示装置では、しかし、粒子や粉体の沈降や偏在に起因して、表示の不良、特にコントラストの低下が生じることがある。この現象を防止するべく、上下の電極基板間に隔壁を形成して、電気泳動する粒子や粉体の泳動空間、すなわち移動空間を微小な空間に分割することが採用されている。この微小な空間は、セルと呼ばれている。各セルの中に、電気泳動体を含むインキやガス(表示媒体)が封入されている。
例えば特許文献1(特許第4764069号公報)には、液状の電気泳動材料を固めて表示シートを作製し、当該表示シートを電極基板に貼った後、外周をシール材で封止する電気泳動表示装置の製造方法の従来例が開示されている。
また、特許文献2(特許第2777729号公報)及び国際公開第WO2005/015892号公報には、流動性を有する電気泳動材料を固めずにセル内に充填する電気泳動表示装置の製造方法が開示されている。
特許第4764069号公報 特許第2777729号公報 国際公開第WO2005/015892号公報
本件発明者は、セルの中に液状の表示媒体を封入する方法について鋭意研究を重ねるうち、以下のような知見を得るに至った。
流動性を有する表示媒体が、セル毎に充填されずに、隔壁側基板または画素電極側基板上に当該基板の表示領域全体を覆うように一度に配置される場合、最も外周側のセルは、当該セル内全体に電場が生じるように、画素電極が配置されている領域(画素電極領域)内に配置される必要がある。すなわち、図14及び図16に示すように、最も外周側のセルが画素電極領域より外側の領域を含むことによって当該セル内の一部のみに電場が生じてしまうと、当該セル内の表示媒体に含まれる荷電粒子が、徐々に電場が生じている領域に引きつけられてしまって、当該セル内での荷電粒子の濃度が不均一になってしまうことがある。この場合、表示媒体の中で電荷のバランスが崩れ、荷電粒子は、凝集したり分離したりして異常状態となって、電場に応答しなくなってしまう。これにより、当該セルは、表示パネルを駆動しても、有効に利用されず、表示不良の原因となる。
一方で、隔壁と画素電極とが互いに異なる基板に設けられている場合、最も外周側のセルが画素電極領域内に配置されるようにするためには、隔壁と画素電極とを精密にアライメントしなければ、図15及び図17に示すように、一部の画素電極がセルが形成されている領域の外側の領域に対して配置されてしまって、当該画素電極は、隔壁によって覆われてしまったり、異常状態となった表示媒体の荷電粒子に覆われてしまって、表示パネルを駆動しても有効に利用されない。
本発明は、このような事情に基づいて行われたものであり、その目的は、互いに異なる基板に設けられた隔壁と画素電極とを精密にアライメントしなくても、セル及び画素電極が有効に利用されるように製造することが容易な反射型表示装置を提供することにある。
本発明は、少なくとも一方が透光性を有しており各々電極が形成されている対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に前記表示媒体が所望の表示をする、反射型表示装置であって、一方の基板上に形成され、複数の領域を区画する隔壁と、他方の基板上にマトリクス状に配置された複数の画素電極と、前記隔壁で区画された各領域をセルとして、各セル内に配置された前記表示媒体と、を備え、前記複数の画素電極のうち最も外側に配置された最外周画素電極は、前記他方の基板の所望の表示に利用される表示領域の内側から外側に向かう方向において、当該最外周画素電極より内側に配置された内側画素電極の当該方向における寸法よりも長い寸法を有しており、且つ、当該方向において、当該表示領域の内側から外側に亘って延びており、前記隔壁は、前記隔壁のうち前記セルが形成されているセル形成領域に隣接して位置し、当該セル形成領域の最も外周側に形成されたセルの当該外周側の壁面を規定する、最外周隔壁を含んでおり、前記最外周隔壁の前記セル形成領域側の壁面は、前記最外周画素電極が形成されている領域内に位置するように、前記複数の画素電極上に配置されていることを特徴とする反射型表示装置である。
本発明によれば、最も外側に配置された最外周画素電極は、最外周画素電極より内側の内側画素電極に対して、表示領域の内側から外側に向かう方向において、長い寸法を有している。このため、当該方向において最外周画素電極が内側画素電極と同じ寸法を有している場合と比較して、最外周画素電極は、隔壁と画素電極とのアライメントのズレをより広い範囲で吸収し得る。したがって、本発明の反射型表示装置は、一方の基板に形成された隔壁と、他方の基板に配置された画素電極と、を精密にアライメントしなくても、セル及び画素電極が有効に利用されるように製造することが容易である。そして、最外周画素電極は外周側のセルの内側から外側に亘って延びているため、全てのセル及び画素電極が、有効に利用され得る。
好ましくは、前記最外周隔壁は、当該最外周隔壁より内側に形成された内側隔壁の幅に対して、前記表示領域の内側から外側に向かう方向に長い寸法を有している。この場合、最も外周側のセルと、当該セルの外側のセルの形成されていない領域と、が広い幅を有する隔壁によって離間されている。したがって、表示媒体の荷電粒子が図17に示すような異常状態を起こし得るセルの形成されていない領域を隠すために最も外周側のセルが部分的に隠されてしまって有効に利用されない、ということが抑制される。
好ましくは、前記セル形成領域は、前記一方の基板の前記表示領域の輪郭に沿って、前記最外周隔壁の当該セル形成領域側の壁面によって直線で画定されている。この場合、表示領域が直線で画定されており、デザイン性の優れた反射型表示装置を提供することが可能である。
好ましくは、前記隔壁は、非周期的なパターンで形成されている。この場合、モアレ現象の発現が抑制され得る。
本発明によれば、互いに異なる基板に設けられた隔壁と画素電極とを精密にアライメントしなくても、セル及び画素電極が有効に利用されるように製造することが容易な反射型表示装置を提供することができる。
図1は、本発明の一実施の形態による反射型表示装置の構成を概略的に示す断面図である。 図2は、図1に示す反射型表示装置の他方の基板上に形成された画素電極を示す平面図である。 図3は、図2に示す最外周画素電極のパターンの他の例を示す平面図である。詳しくは、図3(a)が、凸字状のパターンが並置された最外周画素電極のパターンを示す図であり、図3(b)が、凸字状のパターンと長方形状のパターンとが交互に並置された最外周画素電極のパターンを示す図であり、図3(c)が、台形状のパターンが並置された最外周画素電極のパターンを示す図であり、図3(d)が、台形状のパターンと長方形状のパターンとが交互に並置された最外周画素電極のパターンを示す図であり、図3(e)が、長方形状のパターンであって短手方向の寸法が当該方向における内側画素電極の寸法よりも小さい長方形状のパターンが並置された最外周画素電極のパターンを示す図である。 図4は、本発明の一実施の形態による反射型表示装置の製造方法を概略的に示すフロー図である。 図5は、隔壁形成工程の一例を概略的に示す図である。 図6は、隔壁の頂面の幅の定義について説明する図である。 図7は、隔壁形成工程において形成される隔壁の平面図である。詳しくは、図7(a)が、ハニカムパターンで形成された隔壁であって、その最外周隔壁が表示領域の内側から外側に向かう方向に長い寸法を有している隔壁を示す平面図であり、図7(c)が、ハニカムパターンで形成された隔壁であって、その最外周隔壁が内側隔壁と同じ幅を有している隔壁を示す平面図であり、図7(b)が、ハニカムパターンで形成された隔壁であって、その最外周隔壁がそのセル形成領域側の壁面によってセル形成領域を一方の基板の表示領域の輪郭に沿って直線で画定するように形成された隔壁を示す平面図であり、図7(d)が、非周期的なパターンで形成された隔壁を示す平面図である。 図8は、接着層形成工程の一例を概略的に示す図である。 図9は、表示媒体配置工程の一例を概略的に示す図である。 図10は、対向基板配置工程において、他方の基板上に一方の基板が接着されている様子を示す断面図である。 図11は、図7(a)に示す隔壁を用いて製造された本発明の実施例による、表示パネルを示す図である。詳しくは、図11(a)が、当該表示パネルにおける最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す断面図であり、図11(b)が、当該表示パネルにおける最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す平面図であり、図11(c)が、当該表示パネルを駆動させてストライプ画像を表示させた状態を示す平面図である。 図12は、図7(b)に示す隔壁を用いて製造された本発明の他の実施例による、表示パネルを示す図である。詳しくは、図12(a)が、当該表示パネルにおける最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す断面図であり、図12(b)が、当該表示パネルにおける最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す平面図であり、図12(c)が、当該表示パネルを駆動させてストライプ画像を表示させた状態を示す平面図である。 図13は、図7(c)に示す隔壁を用いて製造された本発明の他の実施例による、表示パネルを示す図である。詳しくは、図13(a)が、当該表示パネルにおける最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す断面図であり、図13(b)が、当該表示パネルにおける最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す平面図であり、図13(c)が、当該表示パネルを駆動させてストライプ画像を表示させた状態を示す平面図である。 図14は、図7(a)に示す隔壁を用いて製造された本発明の比較例による、表示パネルの一部分を示す図である。詳しくは、図14(a)が、当該部分における最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す断面図であり、図14(b)が、当該部分における最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す平面図であり、図14(c)が、当該表示パネルを駆動させてストライプ画像を表示させた時の当該部分の表示状態を示す平面図である。 図15は、図7(a)に示す隔壁を用いて製造された図14に示す比較例による、表示パネルの他の部分を示す図である。詳しくは、図15(a)が、当該部分における最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す断面図であり、図15(b)が、当該部分における最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す平面図であり、図15(c)が、当該表示パネルを駆動させてストライプ画像を表示させた時の当該部分の表示状態を示す平面図である。 図16は、図7(c)に示す隔壁を用いて製造された本発明の他の比較例による、表示パネルの一部分を示す図である。詳しくは、図16(a)が、当該部分における最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す断面図であり、図16(b)が、当該部分における最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す平面図であり、図16(c)が、当該表示パネルを駆動させてストライプ画像を表示させた時の当該部分の表示状態を示す平面図である。 図17は、図7(c)に示す隔壁を用いて製造された図15に示す比較例による、表示パネルの他の部分を示す図である。詳しくは、図17(a)が、当該部分におけるにおける最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す断面図であり、図17(b)が、当該部分における最外周画素電極と最外周隔壁のセル形成領域側の壁面との位置関係を示す平面図であり、図17(c)が、当該表示パネルを駆動させてストライプ画像を表示させた時の当該部分の表示状態を示す平面図である。
図1は、本発明の一実施の形態による反射型表示装置の構成を概略的に示す断面図である。本実施の形態による反射型表示装置は、少なくとも一方が透光性であり各々電極111,161が形成されている対向する2枚の基板間11,16に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体13が封入されていて、2枚の基板11,16間に所定の電界が与えられる際に表示媒体13が所望の表示をするようになっている。
以下では、一方の基板11ないし他方の基板16上において、一方の基板11及び他方の基板16を用いて製造される反射型表示装置において所望の表示に利用される領域を「表示領域」と称し、表示領域の周囲の領域を「外周部」と称する。なお、本件の明細書及び特許請求の範囲においては、「表示領域」という用語は、後述する個々の「セル」を意味するものではない。
なお、図4乃至図17において、一方の基板11の面上に設けられた電極111の図示は省略されている。本実施の形態においては、一方の基板11が透光性を有しいて視認側に配置され、他方の基板16が非視認側に配置される。ここで、本件の明細書及び特許請求の範囲において「透光性」とは、光を透過する性質、という程度の意味である。本実施の形態においては、視認側に配置される基板(一方の基板11)は、全光透過率が50%以上、好ましくは80%以上、さらに好ましくは90%以上となるような透光性を有している。
一方の基板11としては、ポリエチレン(PE)、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエーテルサルフォン(PES)、ポリエチレンナフタレート(PEN)等の透光性のフィルムや透光性のガラスに、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)等の透明電極111を付したものが、典型的に用いられ得る。
透明電極111は、塗工法や蒸着法等によって形成され得る。透明電極111は、アクティブマトリクス駆動の場合及びセグメント駆動の場合は共通電極として用いられるので、必ずしもパターンが形成されている必要は無く、基板全面が電極であってもよい。
一方の基板11の厚みは、10μm〜1mmが好適である。10μmよりも薄いと、パネルとしての強度を得ることができず、破損に至る危険度が増す一方、1mmよりも厚いと、パネル重量が重くなり過ぎて取り扱いが不便になるし、コストも高くなるからである。破損しにくく取り扱いが容易である好適な厚みの範囲は、50μm〜300μm程度である。
一方の基板11上には、バリア層が設けられてもよい。バリア層の機能は、インキが水分を吸着することによる表示劣化を防止することである。バリア層は、一方の基板11の表示媒体13が配置される側の面(表示媒体側の面)に設けられてもよいし、当該表示媒体側の面とは反対側の面に配置されてもよい。また、バリア層は、一方の基板11と電極111との間に設けられてもよい。バリア層は、本実施形態では視認側に配置される一方の基板に設けられる場合には、透光性を有している必要があり、無機膜を蒸着することで得られる。あるいは、予めバリア層が形成されたフィルムが貼り合わせられてもよい。
また、一方の基板11の表示媒体側の面とは反対側の面に、紫外線カットフィルムまたは紫外線吸収層が設けられ得る。あるいは、一方の基板11自体に紫外線吸収機能を持たせてもよい。
また、一方の基板11の表示媒体側の面とは反対側の面に、その他の表面コート層として、防眩層(AG層)、傷防止層(HC層)、反射防止層(AR層)などが付加され得る。
一方の基板11は、ロール状でもシート状でもどちらでも適用可能である。
他方の基板16としては、樹脂フィルム、樹脂板、ガラス、エポキシガラス(ガラエポ)等の表示媒体側の面に金属等の導電性材料によって電極161が形成されたものが用いられ得る。また他方の基板16は、透光性を有する基材が用いられてもよい。さらに透光性を有しているが不透明な基材であってもよく、電極面とは異なるもう一方の面を粗面化した不透明なガラス基材、樹脂フィルム、樹脂板、ガラス、エポキシガラス(ガラエポ)等が用いられ得る。本実施の形態では、他方の基板16は、視認側と反対側の位置に配置されるため、透光性を有している必然性はない。しかし、熱膨張特性など一方の基板11と同じ物性が必要とされる場合は、一方の基板11と同様の透光性の部材が使用され得る。
他方の基板16の厚みも、一方の基板11の厚みと同様に、10μm〜1mmが好適である。10μmよりも薄いと、パネルとしての強度を得ることができず、破損に至る危険度が増す一方、1mmよりも厚いと、パネル重量が重くなり過ぎて取り扱いが不便になるし、コストも高くなるからである。破損しにくく取り扱いが容易である好適な厚みの範囲は、50μm〜300μm程度である。
他方の基板16には、更なる機能層が付加され得る。例えば、他方の基板16上に、バリアフィルムが貼付され得る。予め透明無機膜や透光性のない金属膜などのバリア層が蒸着等で形成された透明フィルムが他方の基板16として採用されても、これと同様の機能を発揮できる。バリアフィルムないしバリア層は、他方の基板16の表示媒体側の面(画素電極161上)に設けられてもよいし、当該表示媒体側の面とは反対側の面に設けられてもよい。
また、他方の基板16の表示媒体側の面とは反対側の面に、紫外線カットフィルムまたは紫外線吸収層が設けられ得る。あるいは、他方の基板16自体に紫外線吸収機能を持たせてもよい。
他方の基板16も、ロール状でもシート状でもどちらでも適用可能である。
電極161としては、セグメント駆動およびパッシブマトリクス駆動の場合はパターン状の電極、また、アクティブマトリクス駆動の場合はTFT(Thin Film Transistor)が配置される画素電極が用いられる。本実施の形態においては、画素電極161は、TFTが配置される矩形の画素電極であり、図2に示すように、マトリックス状に配列されている。画素電極161は、反射型表示装置において所望の表示に利用される領域(表示領域60)を網羅するように配置されている。
画素電極161のうち、最も外側に配置された最外周画素電極161aは、他方の基板16の所望の表示に利用される表示領域60の内側から外側に向かう方向において、当該最外周画素電極161aより内側に配置された内側画素電極161bの当該方向における寸法よりも長い寸法を有しており、且つ、当該方向において、他方の基板16の表示領域60の内側から外側に亘って延びている。具体的には、本実施の形態においては、内側画素電極161bは、表示領域60の長手方向の寸法が300μm程度であり、表示領域60の短手方向の寸法が300μm程度である。これに対し、最外周画素電極161aは、表示領域60の長手方向の寸法が300μm程度であり、表示領域60の短手方向の寸法が2000μm程度であり、表示領域60の短手方向に他方の基板16の表示領域60の内側から外側に亘って延びている。あるいは、最外周画素電極161aは、表示領域60の長手方向の寸法が2000μm程度であり、表示領域60の短手方向の寸法が300μm程度であり、表示領域60の長手方向に他方の基板16の表示領域60の内側から外側に亘って延びている。
なお、最外周画素電極161aのパターンとしては、図2に示すパターン以外にも様々なパターンが採用可能である。例えば、精度良くパターニングするための条件である個々のパターンの間隔等は、個々のパターンの平面形状やその寸法によって異なるので、内側画素電極161bのパターニング精度を損なうことなく最外周画素電極161aが所望のように、例えば最外周画素電極161aが他の画素電極161と短絡することなくパターニングされるように個々のパターンの間隔等が好適化されたパターンが、最外周画素電極161aのパターンとして採用され得る。
具体的には、最外周画素電極161bのパターンとして、図3(a)〜(e)に示すような、隣り合う最外周画素電極161aの互いに対向する縁部の距離が、少なくとも外周部70側では、隣り合う内側画素電極161bの互いに対向する縁部の距離よりも長くなるようなパターンが採用され得る。
すなわち、図3(a)に示すように、凸字状のパターンであってその凸部が表示領域60から外周部70に延びるように向けられた凸字状のパターンが並置されたパターンが、最外周画素電極161bのパターンとして採用され得る。また、図3(b)に示すように、凸字状のパターンであってその凸部が表示領域60から外周部70に延びるように向けられた凸字状のパターンと、長方形状のパターンであってその長手方向において表示領域60から外周部70に延びるように向けられた長方形状のパターンと、が交互に並置されたパターンが、最外周画素電極161bのパターンとして採用され得る。また、図3(c)に示すように、台形状のパターンであってその長い底辺が表示領域60に配置され短い底辺が外周部70に配置されるように向けられた台形状のパターンが並置されたパターンが、最外周画素電極161bのパターンとして採用され得る。また、図3(d)に示すように、台形状のパターンであってその長い底辺が表示領域60に配置され短い底辺が外周部70に配置されるように向けられた台形状のパターンと、長方形状のパターンであってその長手方向において表示領域60から外周部70に延びるように向けられた長方形状のパターンと、が交互に並置されたパターンが、最外周画素電極161bのパターンとして採用され得る。さらに、図3(e)に示すように、長方形状のパターンであってその短手方向の寸法が当該方向における内側画素電極の寸法よりも小さい長方形状のパターンが、その長手方向において表示領域60から外周部70に延びるように向けられた状態で並置されたパターンが、最外周画素電極161bのパターンとして採用され得る。
<反射型表示装置の製造方法>
図4は、本発明の一実施の形態による反射型表示装置の製造方法を概略的に示すフロー図である。
図5は、隔壁形成工程の一例を概略的に示す図である。図5に示すように、まず、一般には水平方向に載置される一方の基板11の上面に、例えばフォトリソグラフィ法(紫外線(UV)照射による露光→現像→焼成)によって、所定のパターンの隔壁12が形成される。隔壁12は、表示領域60において後述する複数のセルを規定する部材である。
なお、本件の明細書においては、「セル」とは、粒子や粉体の沈降や偏在に起因して表示の不良、特にコントラストの低下を防止するべく上下の電極基板間に形成された隔壁によって分割された、電気泳動する粒子や粉体の微小な泳動空間、すなわち移動空間を意味する。
隔壁12は、紫外線硬化樹脂、熱硬化樹脂、常温硬化樹脂等によって構成可能であり、隔壁12の形成方法は、フォトリソグラフィ法の他、エンボス加工などの型転写方法も採用され得る。さらに、所望のパターンの構造物を隔壁として製造しておいて、それを一方の基板11に貼り付けるという方法も採用され得る。
表示領域60の隔壁12の頂面の幅は、9μm〜50μm、好ましくは9μm〜20μmである。9μmというのは、隔壁12が倒れることなくパターニングできる線幅の下限である。隔壁12の頂面の幅が9μm未満である場合、隔壁12の長さが60μm以上に亘るようなパターンでは、少なくとも隔壁12の一部が倒れたり、剥がれたり、剥がれた隔壁12が基板上を移動したりする。そうなった場合には、隔壁12による粒子の移動を防ぐという機能が失われ、表示品質が劣化してしまう。一方、好適な範囲の上限である50μmというのは、目視したときに隔壁12が目立ち過ぎない上限である。
ここで、隔壁12の頂面の幅の定義を、図6に示す。頂面の角が丸まっていなければ、図6(a)や図6(b)に示すように、頂面の幅はそのまま定義される。一方、頂面の角が丸まっている場合には、図6(c)や図6(d)に示すように、頂面の延長面と壁面の延長面との交線間の幅として理解される。評価のための測定方法としては、隔壁12が形成された一方の基板11を硬化性樹脂にて包埋し、ミクロートーム(大和光機工業株式会社製:FX−801)により隔壁12の断面を切り出し、走査電子顕微鏡(SEM)によって撮影した画像に基づいて各幅を測定することができる。
開口率は、70%以上が好ましく、特に90%以上が好ましい。高開口率であるほど、表示可能エリアが広くなるため、高コントラストを得ることができる。
隔壁12のパターンは、円、格子、図7(a)〜(c)に示すようなハニカム状(六角形)、その他の多角形のパターンで成る周期的なパターンや、図7(d)に示すような非周期的なパターンなど、基本的に任意である。ここで、本件の明細書及び特許請求の範囲において「周期的なパターン」とは、例えば図7(a)〜(c)に示すような、同一の大きさ及び形状のパターンを所定のピッチ及び所定の配置関係で配置することにより、全体として規則性を有するように形成されるパターンのことをいう。そして、「非周期的なパターン」とは、様々な形状のパターンが様々なピッチで配置されて成るパターンなど、周期的なパターンの形状や配置に関する全体としての規則性のうち、何らかの規則性を失ったパターンをいう。すなわち、「非周期的なパターン」とは、モアレ現象が抑制されるように周期性が崩されたパターンという意味であり、全体として何らの規則性を有していないパターンである必要はなく、例えば、規則性を有さないパターンで形成される基本単位パターンが周期的に配列されて全体のパターンが形成されたパターンであってもよいし、規則性を有さないパターンと規則性を有するパターンとが混在して配置されて全体のパターンが形成されたパターンであってもよい。
ここで、ピッチとは、隣接するセルの中心点の距離、すなわち、隣接するセルを重ねるべく移動させるのに必要な距離を意味している。
本実施の形態では、図7(a)に示すように、隔壁12は、表示領域60においてハニカム状のパターンで連続体として形成されており、一方の基板11の表示領域60において複数のセルを規定している。隔壁12のうち、一方の基板11のセルが形成されている領域(セル形成領域60')に隣接して位置し、当該セル形成領域60'の最も外周側に配置されたセルの当該外周側の壁面12sを規定する最外周隔壁12aは、最外周隔壁12aより内側に形成された内側隔壁12bの幅に対して、表示領域60の内側から外側に向かう方向に長い寸法を有している。最外周隔壁12aの形状は、例えば図7(b)及び図7(d)に示すように、最外周隔壁12aのセル形成領域60'側の壁面12sが、セル形成領域60'を表示領域60の輪郭に沿って直線で画定するような形状であってもよい。また、最外周隔壁12aは、図7(c)に示すように、内側隔壁12bに対して、同じ線幅を有していてもよい。さらに、隔壁12は、外周部70においては、ドットパターンなどの不連続なパターンで、不連続体として形成されていてもよい。
隔壁12の厚みは、5〜50μm、好ましくは10〜50μmである。5μm以下では、充填するインキ量が少なく、十分な表示特性、特にコントラストが得られない一方、50μm以上では、パネルの厚みが厚すぎて、駆動電圧が上昇し過ぎてしまう。低駆動電圧で良好な表示特性が得られるという観点から、10〜50μmの範囲の厚みが好適である。
セルのサイズ(ピッチ)は、表示パネルの大きさにもよるが、0.05〜1mmピッチ、好ましくは0.1〜0.5mmピッチである。
次に、隔壁12上に接着層22が形成される(接着層形成工程:図4の工程(2))。この接着層形成工程では、例えば転写法や印刷法により、ポリエステル系熱可塑性接着剤のようなヒートシール剤が、1〜100μmの厚みで形成される。好ましくは、1〜50μmの厚みで形成され、特に好ましくは、1〜20μmの厚みで形成される。
転写法として典型的な熱転写法の一例について具体的な説明を補足すれば、図8に示すように、例えばPETフィルム21上に20μmの厚みでポリエステル系熱可塑性接着剤のようなヒートシール剤221を形成した転写シート20を用意し、この転写シート20のヒートシール剤221の面を隔壁上に常温で1kPaの圧力でラミネートする。これをヒートシール剤221の軟化温度以上の温度である例えば120℃に保たれたホットプレート上において1分間加熱し、その後転写シート20を剥離する。これにより、隔壁上に例えば6μm程度の接着層22が形成される。
なお、接着層22としては、ヒートシール剤221のような熱可塑性材料を用いたものが好ましく、加熱により軟化して、冷却すると固化する性質を有し、冷却と加熱を繰り返した場合に、塑性が可逆的に保たれる材料である。
熱可塑性材料からなるヒートシール剤を接着層22として用いた場合には、転写シート基材上の固化しているヒートシール剤をその軟化温度を超える温度にまで加熱することにより軟化させて、隔壁上面のみに確実にヒートシール剤を熱転写することもできる。また、熱転写後のヒートシール剤は常温まで冷却して再び固化することにより、タック、すなわちねばつきが無くなるため、取り扱いの便宜が極めて良い。また、タック、すなわちねばつきが無いことによって、セル内に充填された表示媒体がヒートシール剤と接着してしまうことがない。そして、再び隔壁上面のヒートシール剤をその軟化温度を超える温度にまで加熱して軟化させることにより、タック、すなわちねばつきを有するようになるため、他方の基板に確実に接着される。他方の基板との接着後のヒートシール剤は、再び常温においてはタック、すなわちねばつきが無いため、やはり表示媒体がヒートシール剤と接着してしまうことがなく、表示品質の低下のおそれもない。
具体的には、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル、ポリアミド、ポリオレフィン、ポリウレタンなどの熱可塑性ベースポリマーや、天然ゴム、スチレン−ブタジエンブロック共重合体、スチレン−イソプレンブロック共重合体、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレンブロック共重合体、スチレン−エチレン−プロピレン−スチレン共重合体などの熱可塑性エラストマーを主成分とし、粘着性付与樹脂や可塑剤を配合した樹脂が主に使用される。
隔壁12とヒートシール剤221との密着性を上げるために、隔壁12に紫外線照射やプラズマ処理などにより表面処理が施されてもよいし、プライマーが形成されてもよい。あるいは、ヒートシール剤221の方にシランカップリング剤が添加されてもよい。
なお、本実施の形態では、隔壁頂面に対し接着層形成工程が行われるが、後述するシール材配置工程において他方の基板16上に配置されるシール材62により各パネルは封止及び接着されるため、隔壁頂面の接着層形成工程は省略することもできる。
次に、他方の基板16上の最外周画素電極161aが形成されている領域(最外周電極領域80)の外周に、シール材62が、当該最外周電極領域80を連続的に囲むように配置される(シール材配置工程:図4の工程(3))。なお、最外周画素電極161aが形成されている領域(最外周電極領域80)とは、図2に示すように、最外周画素電極161aの外周部70側の端部を繋ぐ線80aと、最外周画素電極161aの表示領域60側の端部を繋ぐ線80bと、によって囲まれた領域である。
シール材62の配置方法の一例について具体的な説明を補足すれば、当該シール材62は、例えば紫外線硬化性樹脂のような接着剤を、ディスペンサを用いて線幅0.6mm、高さ60μmで線状に塗布することによって配置される。
ここで、紫外線硬化性樹脂は、紫外線で硬化された後はポリマー化して化学的に安定な状態になる。したがって、シール材62として紫外線硬化性樹脂を用い、紫外線で硬化させれば、当該硬化された樹脂と表示媒体とが接触することによる表示性能の劣化が生じる恐れがない。なお、シール材62に使用される紫外線硬化性樹脂は、好ましくは、ウレタンアクリレート、ポリエステルアクリレート、エポキシアクリレートのモノマー、オリゴマーであり、例えば、サートマー製CN966、CN981、CN2003A、CN964、CN9893NS、スリーボンド製3033、3034、3057、3052、3054、3056B、3170D、イー・エッチ・シー(株)製LCB−610などが適用可能である。
さらに、シール材62は、好ましくは接着性を有する。この場合、一方の基板ないし他方の基板に歪みがあることなどによって一方の基板ないし他方の基板の姿勢が平坦に保たれにくい場合であっても、後に一方の基板ないし他方の基板16の基板上に表示媒体が配置された状態で両基板が接着される際に、シール材62と両基板11,16との間に間隙が形成されず、表示領域60に配置された表示媒体13がシール材62で囲まれた領域の外(外周部70)に移動してしまって、表示ムラやセル内における気泡の発生が起こらない。接着性を有するシール材62としては、フィルムやガラスなどの基材表面と反応することができるヒドロキシル基、アルコキシ基、ウレタン基、エポキシ基などの官能基を有するものが好ましい。
シール材62は、紫外線硬化樹脂の他に、熱硬化樹脂、常温硬化樹脂、ヒートシール樹脂等によっても構成可能である。また、シール材62は、ディスペンサの他に、各種の印刷法によって、あるいは、熱圧着によっても配置可能であり、他方の基板16上に配置されてもよい。
次に、他方の基板16上に表示媒体としてのインキ13が配置される(表示媒体配置工程:図4の工程(4))。図9は、表示媒体配置工程の一例を概略的に示す図である。ここでは、(1)ディスペンサ31あるいはインクジェット、ダイコートからインキ13が滴下され(インキ滴下工程)、(2)アプリケータ32あるいはドクターブレード、ドクターナイフ、中央スキージによって面内均一となるようにインキ13が塗布される(インキ塗布工程)。なお、インキ13は、一方の基板11上に配置されてもよい。
表示媒体13としては、少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む流動性のある表示媒体が用いられ得る。電気応答性材料としては、電荷粒子材料、液晶材料があり、電荷粒子材料には白や黒、カラーなどの色づけされた粒子が電場に応答して移動するいわゆる電気泳動材料、または、粒子が二色に色分けされ電場により回転するツイストボールに代表される材料、または、電場により移動するナノ粒子材料等がある。一方、液晶材料は、PDLC(Polymer Dispersed Liquid Crystal)で知られる透過と散乱を電気的に制御する材料や、液晶に色素を混合した材料、コレステリック液晶材料などがある。これらの電気応答性を有し光学特性を変化させる材料は、種類を問わずセルに隔離する必要があり、本発明の適用対象である。
その後、一方の基板11と他方の基板16とは、最外周隔壁12aのセル形成領域60'側の壁面12sが最外周電極領域80内に位置するように、対向して位置決めされる(対向基板配置工程:図4の工程(5))。これにより、表示媒体(インキ13)が各セル内に封止される。なお、一方の基板11と他方の基板16との位置決めは、顕微鏡などを用いて精密に行うものでなくてよく、例えば、一方の基板11に設けられたアライメント用のマークと、他方の基板16に設けられたアライメント用のマークと、を肉眼で観察して一致させながら行うものでよい。
対向基板配置工程は、図10に示すように、接着層22として塗工されたヒートシール剤221ないしシール材62を加熱させて接着力を得るようになっている。具体的には、ラミネータ91によって所定の熱圧着圧力(ラミネート圧力)を付与しながら、接着層22のヒートシール剤221ないしシール材62を周辺からその軟化温度を超える温度にまで加熱して軟化させることによって、隔壁12とインキ13が塗工されている他方の基板16とを接着する。もっとも、他の熱圧着の態様が採用されてもよい。
対向基板配置工程では、一方の基板11と他方の基板16との間でセル内に気泡が残らないように、一方の基板11をカールさせて、一方の側(図10の場合、左側)から対向する他方の側(図10の場合、右側)に向けて、ラミネータ91によって一方の基板11と他方の基板16とが互いに押圧される部位を移動させ、他方の基板16上の余剰のインキを、シール材62で囲まれた領域から押し出しながら貼り合わせる。
その後、シール材62を硬化させることによって表示領域60の外周が封止され、マザーパネル基板81が製造される。
その後、図4に示すように、マザーパネル基板81は、ギロチン、上刃スライド装置、レーザカット装置、レーザーカッター等の断裁装置51によって所定のサイズに断裁され(断裁工程:図4の工程(6))、所望の反射型表示装置の製造が完了する。
以上のように、本実施の形態によれば、最も外側に配置された最外周画素電極161aは、最外周画素電極161aより内側の内側画素電極161bに対して、表示領域60の内側から外側に向かう方向において、長い寸法を有している。このため、当該方向において最外周画素電極161aが内側画素電極161bと同じ寸法を有している場合と比較して、最外周画素電極161aは、隔壁12と画素電極161とのアライメントのズレをより広い範囲で吸収し得る。したがって、本発明の反射型表示装置は、一方の基板11に形成された隔壁12と、他方の基板16に配置された画素電極161と、を精密にアライメントしなくても、セル及び画素電極161が有効に利用されるように製造することが容易である。そして、最外周画素電極161aは外周側のセルの内側から外側に亘って延びているため、全てのセル及び画素電極161が、有効に利用され得る。
また、最外周隔壁12aは、当該最外周隔壁12aより内側に形成された内側隔壁12bの幅に対して、表示領域60の内側から外側に向かう方向に長い寸法を有している。すなわち、最外周側のセルと、当該セルの外側のセルの形成されていない領域70'と、が表示領域60の内側から外側に向かう方向に長い寸法を有する隔壁12aによって離間されている。したがって、インキ13の荷電粒子が図17に示すような異常状態となり得るセルの形成されていない領域70'を隠すために最も外周側のセルが部分的に隠されてしまって有効に利用されない、ということが抑制される。
また、セル形成領域60'が一方の基板11の表示領域60の輪郭に沿って最外周隔壁12aの当該セル形成領域60'側の壁面12sによって直線で画定されていれば、表示領域60が直線で画定された、デザイン性の優れた反射型表示装置を提供することが可能である。
また、隔壁12が非周期的なパターンで形成されていれば、モアレ現象の発現が抑制され得る。
また、接着層22のヒートシール剤221は、熱可塑性材料からなる場合においては、常温においてはタック、すなわちねばつきが無いため、取り扱いの便宜が極めて良い。また、タック、すなわちねばつきが無いことによって、その後の表示媒体配置工程が容易である。具体的には、スキージあるいはドクターブレード、ドクターナイフ等を用いて表示媒体を配置しても、表示媒体(インキ13)がヒートシール剤221と接着してしまうことがない。
なお、一方の基板11の電極(不図示)と他方の基板16の電極(不図示)との間に所定の電界(電圧)が与えられる際、表示媒体であるインキ13中の電気応答性材料が駆動され、文字パターン等の所定の情報が表示される。その後、電界が与えられなくなっても、新たな電界が両基板間に与えられるまで、当該情報表示状態が維持される。
<反射型表示装置の実施例>
次に、実際に行われた実施例について説明する。
<実施例1>
まず、本発明の一実施の形態による反射型表示装置の製造方法の具体的な実施例について説明する。
一方の基板11として、150mm×150mm×厚さ0.125mmのPETフィルム(東洋紡製A4100)の一方の面に透明電極111として酸化インジウムスズ(ITO)蒸着膜(厚さ0.2μm)が設けられた基板が用意された。透明電極111は、スパッタリング、真空蒸着法、CVD法などの一般的な成膜方法によって形成され、酸化インジウムスズ(ITO)の他に、酸化亜鉛(ZnO)、酸化スズ(SnO)等によっても形成され得る。
次に、一方の基板11上に、後述する他方の基板16のITO電極161に対応して、4インチ相当の表示領域60が画定され、当該一方の基板11に、当該一方の基板11の表示領域60にセルを規定するように隔壁12が形成された。具体的には、一方の基板11に、ネガ型感光性樹脂材料(デュポンMRCドライフィルムレジスト(株)製のドライフィルムレジスト)を30μmの厚さにラミネートして100℃、1分間の条件で加熱し、次いで露光マスクを使用して露光(露光量500mJ/cm)し、その後、1%KOH水溶液を用いた現像を30秒行い、150℃、60分間の条件で焼成することで、隔壁12が形成された。隔壁12は、表示領域60に形成された内側隔壁12bと、外周部70に内側隔壁12bに連続して形成された最外周隔壁12aと、からなっており、内側隔壁12bは、線幅20μm、セルピッチ300μmのハニカム状パターンで形成され、最外周隔壁12aは、一方の基板11の表示領域60の内側から外側へ向かう方向に2000μmの寸法を有するように形成された。
次いで、他方の基板16として、150mm×150mm×厚さ0.7mmの無アルカリガラス(日本電気硝子製OA−10G)に、4インチ相当のパネルの駆動電極に相当するITO電極である電極161がマトリクス状に形成されたものが用いられた。本実施例の電極161は、アクティブマトリックス駆動の画素電極であり、各画素電極161には、TFTが配置されている。画素電極161のパターン形成は、一方の基板11における透明電極111の形成と同様の方法で行われた。本実施例の画素電極161は、表示領域60の長手方向の寸法が300μm、表示領域60の短手方向の寸法が300μmの矩形の内側画素電極161bと、表示領域60の長手方向の寸法が300μm、表示領域60の短手方向の寸法が2000μmの矩形の最外周画素電極161aであって表示領域60の長手方向に他方の基板16の表示領域60の内側から外側に亘って延びている最外周画素電極161aと、表示領域60の長手方向の寸法が2000μm、表示領域60の短手方向の寸法が300μmの矩形の最外周画素電極161aであって表示領域60の短手方向に他方の基板16の表示領域60の内側から外側に亘って延びている最外周画素電極161aと、から成っている。
続いて、画素電極161のパターンが形成された領域の外周に、ディスペンサを用いて紫外線硬化樹脂(スリーボンド製:3170)が切れ目なく塗工されて、シール材62が、線幅0.6mm、厚さ60μmで形成された。
その後、表示媒体として、以下の成分を有するインキ13が用いられ、他方の基板16上にディスペンサ31から滴下されて、スキージ(ニューロング製スキージ)にてスキージ処理されて、他方の基板16の表示領域60を覆うようにインキ13が塗工された。
<インキ成分>
・電気泳動粒子(二酸化チタン)・・・60重量部
・分散液 ・・・40重量部
そして、大気中にて、他方の基板16の上に一方の基板11を、一方の基板11に設けられたアライメント用のマークと、他方の基板16に設けられたアライメント用のマークと、を肉眼で観察して一致させながら重ね合わせた。ラミネータ91で一定の押圧力をさらに付与しつつ、セルギャップ間隔が0.02mmとなるように、一方の基板11と他方の基板16のシール材62とが密着された(図10参照)。このとき、両基板の間に気泡が残らないように、一方の基板11はカールされた状態で、一方の基板11及び他方の基板16の一方の側から対向する他方の側に向けて、シール材62で囲まれた空間の容積を超える余剰のインキを押し出しながら、貼り合わされた。この結果、セル内には規定量のインクのみが充填された。
その後、紫外線を露光(露光量3000mJ/cm)してシール材62を硬化させた。
以上により作製されたマザーパネル基板81は、断裁装置51によって所定のサイズに断裁され、表示パネルが作製された。
以上のようにして得られた表示パネルにおいて、隔壁12によって形成されるセルと画素電極161とのアライメントの状態を観察したところ、図11(a)に示すように、最外周隔壁12aのセル形成領域60'側の壁面12sが、最外周電極領域80内に配置されていた。すなわち、表示パネルにおける所望の表示に利用されない画素電極161は存在しなかった。
また、図11(b)に示すように、最も外周側のセルを含む全てのセルにおいて、画素電極161が、各セル内の全体に電場を生じさせ得るように配置されていた。そして、表示パネルを駆動させてストライプ模様を表示したところ、図11(c)に示すように、最も外周側のセルを含む全てのセルにおいて所望の色が表示された。すなわち、荷電粒子が異常を起こすなどして、表示パネルにおける所望の表示に利用されないセルは観察されなかった。
<実施例2>
前記実施例1に対して最外周隔壁12aの形状を図7(b)に示すような形状、すなわち、セル形成領域60'が、一方の基板11の表示領域60の輪郭に沿って最外周隔壁12aの当該セル形成領域60'側の壁面12sによって直線で画定されるような形状とし、その他は同じ工程で、表示パネルを作製した。
以上のようにして得られた表示パネルにおいて、隔壁12によって形成されるセルと画素電極161とのアライメントの状態を観察したところ、図12(a)に示すように、最外周隔壁12aのセル形成領域60'側の壁面12sが、最外周電極領域80内に配置されていた。すなわち、表示パネルにおける所望の表示に利用されない画素電極161は存在しなかった。
また、図12(b)に示すように、最も外周側のセルを含む全てのセルにおいて、画素電極161が、各セル内の全体に電場を生じさせ得るように配置されていた。そして、表示パネルを駆動させてストライプ模様を表示したところ、図12(c)に示すように、最も外周側のセルを含む全てのセルにおいて所望の色が表示された。すなわち、荷電粒子が異常を起こすなどして、表示パネルにおける所望の表示に利用されないセルは観察されなかった。
また、表示パネルにおいて所望の表示が行われる領域が直線で画定されており、表示パネルのデザイン性が優れていた。
<実施例3>
前記実施例1に対して最外周隔壁12aの形状を図7(c)に示すような形状、すなわち、最外周隔壁12aが内側隔壁12bに対して同じ幅を有する形状とし、その他は同じ工程で、表示パネルを作製した。
以上のようにして得られた表示パネルにおいて、隔壁12によって形成されるセルと画素電極161とのアライメントの状態を観察したところ、図13(a)に示すように、最外周隔壁12aのセル形成領域60'側の壁面12sが、最外周電極領域80内に配置されていた。すなわち、表示パネルにおける所望の表示に利用されない画素電極161は存在しなかった。
また、最外周隔壁12aより外側の最外周画素電極161aは、図13(a)に示すように、対向基板配置工程によって一方の基板11と他方の基板16とをラミネートした時に押し潰されて拡がったシール材62によって覆われていた。
また、図13(b)に示すように、最も外周側のセルを含む全てのセルにおいて、画素電極161が、各セル内の全体に電場を生じさせ得るように配置されていた。そして、表示パネルを駆動させてストライプ模様を表示したところ、図13(c)に示すように、最も外周側のセルを含む全てのセルにおいて所望の色が表示された。すなわち、荷電粒子が異常を起こすなどして、表示パネルにおける所望の表示に利用されないセルは観察されなかった。
<比較例1>
前記実施例1に対して、最外周画素電極161aを内側画素電極161bと同じ大きさ(寸法)で形成し、その他は同じ工程で、表示パネルを作成した。
以上のようにして得られた表示パネルのある部分において、隔壁12によって形成されるセルと画素電極161とのアライメントの状態を観察したところ、図14(a)に示すように、最外周隔壁12aのセル形成領域60'側の壁面12sが、最外周電極領域80より外側に配置されていた。
また、当該部分においては、図14(b)に示すように、最も外周側のセルには、最外周画素電極161aの一部のみが配置されていた。そして、表示パネルを駆動させてストライプ模様を表示したところ、当該部分においては、図14(c)に示すように、最も外周側のセルにおいて、色の変化が起こらず、所望の色が表示されなかった。これは、最も外周側のセルには、当該セル内の全体に電場を生じさせ得るだけの十分な画素電極161が配置されていなかったため、当該セル内の一部のみに電場が生じ、荷電粒子が異常を起こしてしまったためであると考えられる。
一方、同じ表示パネルの他の部分において、隔壁12によって形成されるセルと画素電極161とのアライメントの状態を観察したところ、図15(a)に示すように、最外周隔壁12aのセル形成領域60'側の壁面12sが、最外周電極領域80より内側に配置されていた。すなわち、最外周画素電極161aが、最外周隔壁12aによって完全に覆われてしまい、表示パネルにおける所望の表示に利用されない状態となっていた。
なお、当該部分においては、図15(b)に示すように、最も外周側のセルにも、当該セル内の全体に電場を生じさせ得るだけの画素電極161が配置されており、表示パネルを駆動させてストライプ模様を表示したところ、図15(c)に示すように、最も外周側のセルにおいても、所望の色が表示された。
<比較例2>
前記実施例1に対して、最外周画素電極161aを内側画素電極161bと同じ大きさ(寸法)で形成し、且つ、最外周隔壁12aの形状を図7(c)に示すような形状、すなわち、最外周隔壁12aが内側隔壁12bに対して同じ幅を有する形状とし、その他は同じ工程で、表示パネルを作成した。
以上のようにして得られた表示パネルのある部分において、隔壁12によって形成されるセルと画素電極161とのアライメントの状態を観察したところ、図16(a)に示すように、最外周隔壁12aのセル形成領域60'側の壁面12sが、最外周電極領域80より外側に配置されていた。
また、当該部分においては、図16(b)に示すように、最も外周側のセルには、最外周画素電極161aの一部のみが配置されていた。そして、表示パネルを駆動させてストライプ模様を表示したところ、当該部分においては、図16(c)に示すように、最も外周側のセルにおいて、色の変化が起こらず、所望の色が表示されなかった。これは、最も外周側のセルには、当該セル内の全体に電場を生じさせ得るだけの十分な画素電極161が配置されていなかったため、当該セル内の一部のみに電場が生じ、荷電粒子が異常状態となったためであると考えられる。
一方、同じ表示パネルの他の部分において、隔壁12によって形成されるセルと画素電極161とのアライメントの状態を観察したところ、図17(a)に示すように、最外周隔壁12aのセル形成領域60'側の壁面12sが、最外周電極領域80より内側に配置されていた。
なお、当該部分においては、図17(b)に示すように、最も外周側のセルにも、当該セル内の全体に電場を生じさせ得るだけの画素電極161が配置されていたが、セルの形成されていない領域70'にも、画素電極161が配置されていた。そして、表示パネルを駆動させてストライプ模様を表示したところ、当該部分においては、図17(c)に示すように、最も外周側のセルにおいても所望の色が表示されたが、セルが形成されていない領域70'では色の変化が起こらず、所望の色が表示されなかった。すなわち、最外周画素電極161aが、表示パネルにおける所望の表示に利用されない状態となっていた。これは、当該領域70'では、表示媒体13の荷電粒子は、隔壁12に妨げられることなく自由に移動することができ、このため凝集したり分離したりして異常状態となったためであると考えられる。
11 一方の基板
111 透明電極
12 隔壁
12a 最外周隔壁
12b 内側隔壁
12s 最外周隔壁のセル形成領域側の壁面
13 インキ(表示媒体)
16 他方の基板
161 画素電極
161a 最外周画素電極
161b 内側画素電極
22 接着層
221 ヒートシール剤
31 ディスペンサ
32 アプリケータ
51 断裁装置
60 表示領域
60' セル形成領域
62 シール材
70 外周部
70' セルの形成されていない領域
80 最外周画素電極領域
81 マザーパネル基板
91 ラミネータ

Claims (4)

  1. 少なくとも一方が透光性を有しており各々電極が形成されている対向する2枚の基板間に少なくとも1種以上の電気応答性材料を含む表示媒体が封入されていて、前記2枚の基板間に所定の電界が与えられる際に前記表示媒体が所望の表示をする、反射型表示装置であって、
    一方の基板上に形成され、複数の領域を区画する隔壁と、
    他方の基板上にマトリクス状に配置された複数の画素電極と、
    前記隔壁で区画された各領域をセルとして、各セル内に配置された前記表示媒体と、
    を備え、
    前記複数の画素電極のうち最も外側に配置された最外周画素電極は、前記他方の基板の所望の表示に利用される表示領域の内側から外側に向かう方向において、当該最外周画素電極より内側に配置された内側画素電極の当該方向における寸法よりも長い寸法を有しており、且つ、当該方向において、当該表示領域の内側から外側に亘って延びており、
    前記隔壁は、前記隔壁のうち前記セルが形成されているセル形成領域に隣接して位置し、当該セル形成領域の最も外周側に形成されたセルの当該外周側の壁面を規定する、最外周隔壁を含んでおり、
    前記最外周隔壁の前記セル形成領域側の壁面は、前記最外周画素電極が形成されている領域内に位置するように、前記複数の画素電極上に配置されている
    ことを特徴とする反射型表示装置。
  2. 前記最外周隔壁は、当該最外周隔壁より内側に形成された内側隔壁の幅に対して、前記表示領域の内側から外側に向かう方向に長い寸法を有している
    ことを特徴とする請求項1に記載の反射型表示装置。
  3. 前記セル形成領域は、前記一方の基板の前記表示領域の輪郭に沿って、前記最外周隔壁の当該セル形成領域側の壁面によって直線で画定されている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の反射型表示装置。
  4. 前記隔壁は、非周期的なパターンで形成されている
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の反射型表示装置。
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