JP2014211494A - 電力供給制御装置、印字装置、電力供給制御方法及びプログラム - Google Patents

電力供給制御装置、印字装置、電力供給制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】印字装置の本体への電力の供給と遮断とを条件に応じて適切に制御する電力供給制御装置、電力供給制御方法及びプログラムを提供する。
【解決手段】印字装置1の本体10に第1の電源からの電力を供給する第1の状態にあるときに、本体10への第1の電源からの電力の供給を遮断すべき条件を満たすと、第1の制御手段は、本体10への第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、本体10への第1の電源からの電力の供給を遮断するように制御し、本体10への第1の電源からの電力の供給を遮断している第2の状態にあるときに、本体10に第1の電源からの電力を供給すべき条件を満たすと、第2の制御手段は、切り替え手段を、本体10に第1の電源から電力を供給するように制御し、電力供給制御装置100には、本体10が第1の状態にあるときも、第2の状態にあるときも、第1の電源とは異なる第2の電源からの電力を供給する。
【選択図】図1

Description

本発明は、電力供給制御装置、印字装置、電力供給制御方法及びプログラムに関する。
プリンタ等の印字装置において、装置がしばらくの間操作されないと、本体の電源を自動的に切ることによって消費電力を抑える技術がある。このような印字装置として、例えば電源と装置の本体との間にリレー等の切り替え手段を備え、切り替え手段のオンとオフとによって電力の供給と遮断とを切り替えるものがある。切り替え手段の切り替えによって、印字装置の電力状態は、消費電力が抑えられた状態に移行したり、印字可能な通常の状態に復帰したりする。
このような技術において、印字装置の電力状態の切り替えを効果的に制御するための開発も様々に行われている。例えば特許文献1は、リレーによる電源スイッチを備えた画像形成装置において、消費電力の小さい電力状態に移行してから電源スイッチをオフにしたり、電源スイッチのオンとオフとの回数をカウントして、回数が制限を超えた場合に電源スイッチを自動的にオフにしないようにしたりする技術を開示している。これにより、電源スイッチの寿命への影響を抑制しつつ、速やかに電源スイッチをオフにすることが可能となる。
特開2012−228789号公報
しかしながら、例えば電源スイッチのオフに伴って電源スイッチを制御する手段自体の電源もオフになると、装置の本体へ電力が供給されていないときは、電源スイッチを制御することができない。そのため、印字装置の電力状態にかかわらず、装置の本体への電力の供給と遮断とを制御できるようにすることへの要望があった。さらには、電力状態の切り替えの要因やスイッチの寿命への影響等のような様々な条件を考慮して、印字装置の電力状態の切り替えをより柔軟に制御したいとの要望もあった。
本発明は、以上のような課題を解決するためのものであり、印字装置の本体への電力の供給と遮断とを様々な条件に応じて適切に制御するのに好適な電力供給制御装置、印字装置、電力供給制御方法及びプログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電力供給制御装置は、
印字装置の本体に第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御手段と、
前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御手段と、
を備え、
前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給されている、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る印字装置は、
本体と、
前記本体への第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段と、
前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御手段と、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御手段と、を有する電力供給制御装置と、
を備え、
前記電力供給制御装置は、前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給されている、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係る電力供給制御方法は、
印字装置の本体に第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御ステップと、
前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御ステップと、
を含み、
前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給される、
ことを特徴とする。
また、上記目的を達成するため、本発明に係るプログラムは、
コンピュータに、
印字装置の本体に第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御機能と、
前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御機能と、
前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給されることと、
を実現させる、
ことを特徴とする。
本発明によれば、印字装置の本体への電力の供給と遮断とを様々な条件に応じて適切に制御するのに好適な電力供給制御装置、印字装置、電力供給制御方法及びプログラムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る電力供給制御装置が適用される印字装置の構成を示す図である。 実施形態1に係る電力供給制御装置とその周辺部の構成とを示す図である。 所定の供給条件を満たす要因と印字準備フラグとの対応関係を示す図である。 実施形態1における小規模CPUの動作を示すフローチャートである。 印字装置の本体の動作を示すフローチャートである。 実施形態2における小規模CPUの動作を示すフローチャートである。 実施形態3に係る電力供給制御装置とその周辺部の構成とを示す図である。 実施形態3において、ドラムカバーと給紙トレイとの開閉判別に係る小規模CPUの動作を示すフローチャートである。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、図中同一又は相当する部分には同一符号を付す。
以下に説明する実施形態は説明のためのものであり、本発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であれば下記の各構成要素を均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。また、以下の説明では、本発明の理解を容易にするため、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略する。
(実施形態1)
図1に、本発明の実施形態1に係る電力供給制御装置が適用される印字装置の構成を示す。実施形態1に係る電力供給制御装置100は、印字装置1に搭載され、印字装置1における本体10への電力の供給を制御する。
印字装置1は、第1の電源としての電源ユニット20から電力を得て駆動し、ユーザの操作やホストコンピュータ30等の外部の機器からネットワークを介して受け付けた印字要求に基づいて印字処理を実行する。印字装置1は、例えば、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能等の複数の機能を有する複合機であってもよいし、これらの機能のうちの一部のみを有するものであってもよい。
図1において、印字装置1は、リレー2と、バッテリー3と、RTC(Real Time Clock)4と、LAN(Local Area Network)通信部5と、オペレーションパネル6と、本体10と、電力供給制御装置100と、を備える。
リレー2は、本体10と電源ユニット20との間を結ぶ伝送路上に設置された、接点を開閉可能な継電部材である。リレー2は、電源ユニット20から本体10への電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段として機能し、電力供給制御装置100によってON(閉状態)とOFF(開状態)との切り替えが制御される。なお、リレー2は、例えばメカニカルリレーや半導体リレー等、電力供給制御装置100によって開閉を制御することができるものであればどのようなものであってもよい。
リレー2がONのときは、電源ユニット20から印字装置1の本体10へと電力が供給される。そのため、本体10の各部が正常に動作し、印字装置1は、印字処理を実行することができる第1の電力状態(以下「通常状態」という。)になる。一方で、リレー2がOFFのときは、電源ユニット20から印字装置1の本体10への電力が遮断される。そのため、本体10の各部は動作することができず、印字装置1は、印字処理を実行することができない第2の電力状態(以下「スリープ状態」という。)になる。
すなわち、印字装置1は、印字処理が実行されていない待機状態のまま一定時間を経過すると、消費電力を節約するため、リレー2をOFFにして、本体10への給電を停止させたスリープ状態に移行する。一方、印字処理を実行するとき等、本体10への電力を供給する必要がある場合には、印字装置1は、リレー2をONにして本体10への給電を再開させ、印字装置1をスリープ状態から通常状態に復帰させる。
第2の電源としてのバッテリー3は、電源ユニット20から得た電力を蓄え、蓄えた電力を電力供給制御装置100に供給するための電池である。バッテリー3は、リレー2を介さずに電源ユニット20と接続されているため、リレー2がOFFとなって印字装置1の本体10に給電されていないときにも、電力供給制御装置100に電力を供給することができる。
RTC4は、発振子等により時刻を計測する計時手段である。RTC4は、印字装置1の本体10の電源が切られている間も内蔵電池等によって動作し、現在の時刻を計測して、時刻情報を電力供給制御装置100に供給する。
LAN通信部5は、LANを介して接続されたホストコンピュータ30等の外部の機器と各種通信を行うための通信インターフェースである。例えば、印字装置1は、LAN通信部5を介して、ホストコンピュータ30から送信された印字要求を受信したり、印字装置1の各種情報をホストコンピュータ30に送信したりする。
また、LAN通信部5は、節電時に本体10への給電が停止されたスリープ状態においても動作する。スリープ状態において、LAN通信部5は、スリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させるための起動命令(例えば、後述するWakeUPパケット)をホストコンピュータ30等の外部の機器から受信し、受信した起動命令を電力供給制御装置100に送る。このように、LAN通信部5は、印字装置1がスリープ状態にあるときでも動作するため、必要に応じて印字装置1を通常状態に復帰させ、復帰した印字装置1に所望の処理を実行させることができる。
オペレーションパネル6は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)等の表示パネルと各種の操作ボタン等の入力手段とによって構成される。オペレーションパネル6は、不図示のパネル制御部によって制御され、種々の画像や文字、記号等を表示パネルに表示し、入力手段を介してユーザから入力された各種の入力操作を受け付ける。なお、オペレーションパネル6の表示パネルと入力手段とは、互いに重畳して配置されたいわゆるタッチパネル(タッチスクリーン)によって構成されるものであってもよい。
例えばオペレーションパネル6は、入力手段として、WakeUPスイッチ6sを備える。WakeUPスイッチ6sは、スリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させるための起動スイッチ(節電解除ボタン)である。ユーザから手動によってWakeUPスイッチ6sが押下されると、その押下情報が電力供給制御装置100に送信される。
続いて、印字装置1の本体10について説明する。印字装置1の本体10は、印字装置1が印字処理を実行するための各種機能を有する。具体的に説明すると、本体10は、データ受信部11と、画像処理部12と、印字制御部13と、ヒータ制御部14と、モータ制御部15と、印字機構16と、を備える。
データ受信部11は、ホストコンピュータ30から送信された印字データを、LAN通信部5を介して受信する。そして、データ受信部11は、受信した印字データを画像処理部12に送る。
画像処理部12は、データ受信部11が受信した印字データの画像処理を行う。具体的に説明すると、画像処理部12は、受信した印字データに含まれるコマンドの解析を行い、印字データをプリンタエンジンが処理する形式の画像データに変換する。そして、画像処理部12は、変換した画像データを、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの各色のデータを、フレームメモリの対応する記憶エリアに展開する。フレームメモリに展開された画像データは、印字制御部13に出力される。
印字制御部13は、CPU(Central Processing Unit)を備え、不図示のROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)をワークメモリとして用いながら、印字装置1の本体10全体を制御する。例えば、印字制御部13は、画像処理部12によって生成された画像データに従って印字処理を実行する。また、印字制御部13は、ヒータ制御部14やモータ制御部15等を介して印字機構16の各部を制御する。
ヒータ制御部14は、印字制御部13の制御のもと、印字機構16内の定着ユニット等に設置されたヒータの駆動を制御する。また、モータ制御部15は、印字制御部13の制御のもと、印字機構16の各部に設置されたモータの駆動を制御する。
印字機構16は、プリンタエンジン、搬送ユニット、複数の画像形成ユニット(例えば、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックに対応する画像形成ユニット)、定着ユニット等を備える。搬送ユニットは、各種の搬送ローラ、排紙ローラ等によって構成され、給紙トレイから給紙された記録紙(用紙)を搬送する画像形成ユニットは、感光体ドラム、帯電機、印字ヘッド(LED(Light Emitting Diode)ヘッド)、現像機、転写機によって構成され、画像処理部12によって生成された画像データに従って画像形成を行う。定着ユニットは、ヒータを内蔵した加熱ローラ、加熱ローラに圧接する加圧ローラ等によって構成され、画像形成ユニットによって出力されたトナーを記録紙に定着させる。このような印字機構16の各部によって画像が出力された記録紙は、所定の排紙トレイに順次排出される。
続いて、図2を参照して、電力供給制御装置100とその周辺部の構成についてより詳細に説明する。
電力供給制御装置100は、小規模CPU110を備える。小規模CPU110は、印字装置1の本体10よりも低消費電力で駆動することが可能なCPUである。小規模CPU110は、バッテリー3によって電力を得ることにより印字装置1の本体10に電力が供給されていない間も動作し、不図示のRAM及びROMをワークメモリとして用いながら、各種の処理を実行する。
具体的に説明すると、小規模CPU110は、リレー制御信号をリレー2に送信することにより、リレー2のONとOFFとの切り替えを制御する。例えば、小規模CPU110は、リレー2がOFFになっているとき、すなわち印字装置1がスリープ状態にあるときに本体10に電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、本体10に電力が供給されるように、リレー2を制御する。
本実施形態において、印字装置1の本体10に電力を供給すべき所定の供給条件は、以下の(1)〜(3)のそれぞれの場合に、満たされる。
(1)印字装置1とネットワークを介して接続されたホストコンピュータ30等の外部の機器からスリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させる旨の命令がされた場合。
(2)ユーザからオペレーションパネル6のWakeUPスイッチ6sを介してスリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させる旨の入力操作がされた場合。
(3)RTC4による計時の結果、スリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させるべき時になったと判別された場合。
上記(1)の場合について、小規模CPU110は、ホストコンピュータ30等の外部の機器から送信されたWakeUPパケットを、LAN通信部5を経由して受信する。WakeUPパケットとは、例えばマジックパケット(登録商標)のような、スリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させるための起動命令である。ホストコンピュータ30は、印字装置1において印字処理等を実行しようとする際に、印字データを送信する前に印字装置1をスリープ状態から通常状態に復帰させるため、WakeUPパケットを送信する。LAN通信部5は、送信されたWakeUPパケットを受信すると、受信したWakeUPパケットを電力供給制御装置100の小規模CPU110に転送する。小規模CPU110は、LAN通信部5からWakeUPパケットを受信すると、所定の供給条件が満たされたと判別する。
上記(2)の場合について、小規模CPU110は、オペレーションパネル6のWakeUPスイッチ6sが押下された際の押下の検知信号を、オペレーションパネル6から受け付ける。すなわち、ユーザがスリープ状態にある印字装置1を通常状態に復帰させるため、起動スイッチであるWakeUPスイッチ6sを押下すると、その押下の検知信号が電力供給制御装置100の小規模CPU110に送信される。小規模CPU110は、送信された検知信号を受信すると、所定の供給条件が満たされたと判別する。
上記(3)の場合について、スリープ状態にある印字装置1を通常状態に移行させるべき時とは、例えば、指定された時刻になると、又は指定された時間間隔で定期的に印字装置1の各種状態をチェックする監視のタイミングである。そのために、小規模CPU110は、RTC4から計時情報を有する信号を受信し、現在時刻が指定された時刻になったとき又は指定された時間が経過したときに、所定の供給条件が満たされたと判別する。
このように、小規模CPU110は、上記(1)〜(3)のいずれかの要因によって所定の供給条件が満たされたか否かを判別し、所定の供給条件が満たされた場合に、リレー2をONにするためのリレー制御信号をリレー2に送って本体10への給電を開始させる。
一方で、小規模CPU110は、リレー2がONになっているとき、すなわち印字装置1が通常状態にあるときに本体10への電力を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、本体10への電力の供給が遮断されるように、リレー2を制御する。
本実施形態において、印字装置1の本体10への電力を遮断すべき所定の遮断条件は、本体10の印字制御部13からリレー2をOFFにして本体10への電力の供給を遮断する旨の要求(リレーOFF要求)を受けた場合に満たされる。すなわち、本体10の印字制御部13は、印字処理が実行されていない待機状態のまま一定時間を経過すると、印字装置1をスリープ状態へ移行させるため、リレーOFF要求を小規模CPU110に送る。このリレーOFF要求を受信すると、小規模CPU110は、リレー2をOFFにするためのリレー制御信号をリレー2に送って本体10への給電を停止させる。
このように、小規模CPU110は、印字装置1の本体10に比べて少ない消費電力のもとで本体10に電力が供給されていない間も動作し、様々な条件に応じてリレー2のONとOFFとを切り替える。そのため、印字装置1における不要な電力の消費を抑えつつ、本体10への電力の供給と遮断とを効果的に制御することができる。
さらに、小規模CPU110は、印字装置1の本体10の印字制御部13に印字Ready信号を送信する。印字Ready信号とは、スリープ状態にある印字装置1が通常状態に起動してから印字データを受信する前に、印字準備に係る処理を予め実行するか否かを選択するための選択信号である。印字準備に係る処理とは、例えばヒータやモータを予め駆動させる処理のような、印字装置1が印字データを受信する前に実行可能な印字処理の前段階の処理をいう。
一般的に、プリンタ等の印字装置は、スリープ状態から通常状態に起動すると、印字開始までの時間が長くなるのを防止するため、印字データの受信以外の要因によって起動した場合のように本来であれば印字準備が不要の場合にまで、一律に印字準備を行うものが多い。これに対し、本実施形態に係る電力供給制御装置100は、スリープ状態から通常状態に起動した印字装置1に印字準備に係る処理を実行させるか否かを、印字Ready信号によって制御する。
印字Ready信号は、このような印字準備に係る処理を印字装置1が印字データを受信する前に予め実行しておくか否かの情報を、印字準備フラグによって指定する。例えば図3に示すように、小規模CPU110は、印字装置1の本体10に電力を供給すべき所定の供給条件を満たす上記(1)〜(3)の要因ごとに、以下のように印字準備フラグを予め設定しておく。
すなわち、LAN通信部5からWakeUPパケットを受信した場合(上記(1)の場合)は、その後、WakeUPパケットを送信した機器から印字データが送られてくることが想定される。従って、印字装置1に印字準備を前もって行わせるように、印字準備フラグはONに設定される。一方で、オペレーションパネル6のWakeUPスイッチ6sの押下を検知した場合(上記(2)の場合)、及び、RTC4による計時の結果、例えば印字装置1の状態を監視するためにリレー2をONにすべき時になった場合(上記(3)の場合)、通常は、印字処理を実行することが想定されない。従って、印字準備は不要と判断され、印字準備フラグはOFFに設定される。
小規模CPU110は、このような所定の供給条件を満たす要因と印字準備フラグとの対応関係をROM等の適宜の記憶装置に記憶しておく。そして、所定の供給条件が満たされると、小規模CPU110は、この条件を満たした要因に対応する印字準備フラグを要因に対応する印字準備フラグを含んだ印字Ready信号を生成し、リレー2をONにするときに、生成した印字Ready信号を本体10の印字制御部13に出力する。
このように、本体10への給電を開始すべき要因に応じて印字装置1に印字準備に係る処理を実行させるか否かを個別に決定するため、印字準備が必要であると想定されるときには印字装置が印字データを受信する前に印字準備をでき、印字開始までの時間を短縮できる。一方で、印字準備が不要であると想定されるときには、印字装置は起動後に印字準備を行わないため、不要な電力消費及び騒音の発生を防止できる。
以上のような電力供給制御装置100が備える小規模CPU110の動作について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。図4に示すフローチャートは、リレー2がOFFになっているとき、すなわち印字装置1がスリープ状態のときに、開始する。
リレー2がOFFの状態において、小規模CPU110は、LAN通信部5からWakeUPパケットを受信したか否かを判別する(ステップS101)。すなわち、小規模CPU110は、スリープ状態にある印字装置1の本体10に電力を供給すべき所定の供給条件が、上記(1)の要因によって満たされたか否かを判別する。
WakeUPパケットを受信すると(ステップS101;YES)、小規模CPU110は、リレー制御信号を送信することによりリレー2をONにして(ステップS102)、スリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させる。
リレー2をONにすると、続いて小規模CPU110は、印字準備フラグをONに設定して、印字Ready信号を本体10の印字制御部13に出力する(ステップS103)。すなわち、小規模CPU110は、WakeUPパケットを受信することを要因として印字装置1を起動させると、起動した印字装置1が印字データを受信する前にヒータやモータ等の駆動を開始させて印字準備を行わせる。
一方、WakeUPパケットを受信していないと(ステップS101;NO)、小規模CPU110は、オペレーションパネル6のWakeUPスイッチ6sの押下を検知したか否かを判別する(ステップS104)。すなわち、小規模CPU110は、所定の供給条件が上記(2)の要因によって満たされたか否かを判別する。
WakeUPスイッチ6sの押下を検知すると(ステップS104;YES)、小規模CPU110は、リレー制御信号を送信することによりリレー2をONにして(ステップS105)、スリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させる。
リレー2をONにすると、続いて小規模CPU110は、印字準備フラグをOFFに設定して、印字Ready信号を本体10の印字制御部13に出力する(ステップS106)。すなわち、小規模CPU110は、WakeUPスイッチ6sの押下を検知することを要因として印字装置1を起動させた場合には、起動した印字装置1に印字準備に係る処理を実行させない。
一方、WakeUPスイッチ6sの押下の検知もない場合(ステップS104;NO)、小規模CPU110は、RTC4による計時の結果、スリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させるべき時が到来したか否かを判別する(ステップS107)。すなわち、小規模CPU110は、所定の供給条件が上記(3)の要因によって満たされたか否かを判別する。
印字装置1を起動させるべき時が到来すると(ステップS107;YES)、小規模CPU110は、リレー制御信号を送信することによりリレー2をONにして(ステップS108)、スリープ状態にある印字装置1を通常状態に起動させる。
リレー2をONにすると、続いて小規模CPU110は、印字準備フラグをOFFに設定して、印字Ready信号を本体10の印字制御部13に出力する(ステップS109)。すなわち、小規模CPU110は、RTC4による計時の結果、印字装置1を起動させるべき時が到来したことを要因として印字装置1を起動させた場合には、起動した印字装置1に印字準備に係る処理を実行させない。
このように、小規模CPU110は、印字準備に係る処理を印字装置1に実行させるか否かを、所定の供給条件を満たした要因に応じて決定し、印字Ready信号を出力することにより決定結果を本体10の印字制御部13に伝える。
さらに、印字装置1を起動させるべき時の到来もない場合には(ステップS107;NO)、小規模CPU110の処理はステップS101に戻る。すなわち、小規模CPU110は、印字装置1がスリープ状態の間、所定の供給条件が上記(1)〜(3)のいずれかの要因によって満たされるまで、ステップS101、S104、S107の処理を繰り返す。
一方、上記(1)〜(3)のいずれかの要因によってリレー2をONにすることにより印字装置1が通常状態になると、小規模CPU110の処理は、リレー2をONからOFFに切り替える処理へと移行する。リレー2がONの状態において、小規模CPU110は、印字装置1の本体10の印字制御部13からリレー2をOFFにするように要求されたか否かを判別する(ステップS110)。
リレー2をOFFにする旨の要求がない場合には(ステップS110;NO)、小規模CPU110の処理はステップS110に留まる。すなわち、小規模CPU110は、電源ユニット20から本体10に電力が供給され、印字装置1が通常状態で動作している間、本体10の印字制御部13からリレー2をOFFにして本体10への電力の供給を遮断する旨の要求を受信するのを待ち受ける。
本体10の印字制御部13からリレー2をOFFにするように要求されると(ステップS110;YES)、小規模CPU110は、リレー制御信号を送信することによりリレー2をOFFにして(ステップS111)、印字装置1をスリープ状態に移行させる。このようにしてリレー2をOFFにすると、小規模CPU110の処理はステップS101に戻って、リレー2をOFFからONにすべき条件が満たされるまで待機する。
続いて、図5に示すフローチャートを参照して、印字装置1の本体10の動作を説明する。図5に示すフローチャートは、リレー2がOFFからONに切り替えられ、電源ユニット20から本体10への電力の供給が開始されたときに、開始する。
リレー2がONになって印字装置1がスリープ状態から通常状態に起動すると、印字制御部13は、電力供給制御装置100の小規模CPU110から出力された印字Ready信号を受信する(ステップS201)。そして、印字制御部13は、受信した印字Ready信号に含まれる印字準備フラグがONか否かを判別する(ステップS202)。
印字準備フラグがONのとき(ステップS202;YES)、印字制御部13は、印字準備に係る処理を実行する(ステップS203)。すなわち、印字制御部13は、印字準備に係る処理として、ヒータ制御部14を制御して印字機構16における定着装置のヒータによる加温を開始したり、モータ制御部15を制御して印字機構16における記録紙の搬送や画像形成に必要な各種モータを駆動させるための初期化処理を実行したりする。このように、印字制御部13は、印字準備フラグがONの場合、印字データを受信する前に実行可能な処理を実行することにより、印字開始までの時間を短縮する。
印字準備に係る処理を実行すると、印字制御部13は、印字データを受信したか否かを判別する(ステップS204)。すなわち、印字制御部13は、ホストコンピュータ30等の外部の機器から送信された印字処理を実行すべき印字データを、LAN通信部5及びデータ受信部11を介して受信したか否かを判別する。
印字データを受信していない場合(ステップS204;NO)、本体10の処理はステップS204に留まる。すなわち、印字制御部13は、印字データを受信するまで待ち受ける。
一方、印字データを受信すると(ステップS204;YES)、印字制御部13は、受信した印字データの印字を開始する(ステップS205)。すなわち、印字制御部13は、画像処理部12を制御して受信した印字データから画像データを生成し、印字機構16を制御して生成した画像データに従って印字処理を実行する。
そして、印字制御部13は、受信した印字データの印字を最後まで行う。すなわち、印字制御部13は、受信した印字データの印字が終了したか否かを判別し(ステップS206)、終了していない場合(ステップS206;NO)、印字制御部13は、受信した印字データの印字が終了するまで受信した印字データに対する印字処理を実行する。
一方、ステップS202において、電力供給制御装置100の小規模CPU110から受信した印字Ready信号に含まれる印字準備フラグがOFFであった場合には(ステップS202;NO)、印字制御部13は、印字準備に係る処理を実行せず、印字以外の各種動作を行う(ステップS207)。
例えば、オペレーションパネル6のWakeUPスイッチ6sが押下されて印字装置1が起動した場合には、印字制御部13は、オペレーションパネル6を稼働させ、表示パネルに各種情報を表示したり、ユーザから入力手段を介して各種の操作入力を受け付けたりする。また、RTC4による計時の結果、印字装置1の状態監視のタイミングが到来して印字装置1が起動した場合には、印字制御部13は、印字装置1の各部の状態を取得するための各種監視処理を実行する。
ステップS206において印字が終了すると(ステップS206;YES)、又はステップS207において各種動作を行うと、印字制御部13は、小規模CPU110に、リレー2をOFFにするように要求する(ステップS208)。その後、図5のフローチャートに示した本体10の動作は終了する。
すなわち、印字制御部13は、印字等の処理が終了して特に実行すべき処理がない場合、消費電力を抑えるため、電源ユニット20から本体10への電力の供給を遮断してスリープ状態に移行させるよう、リレーOFF要求を小規模CPU110に送る。例えば、印字制御部13は、実行すべき処理がない待機状態が予め設定された上限時間以上続くと、リレーOFF要求を小規模CPU110に送信して印字装置1をスリープ状態に移行させる。
以上説明したように、実施形態1に係る電力供給制御装置100は、印字装置1がスリープ状態にあるときには、印字装置1を通常状態に起動すべき所定の条件が満たされることを契機として印字装置1を通常状態に起動させ、印字装置1が通常状態にあるときには、本体10の印字制御部13からの要求に応じて印字装置1をスリープ状態に移行させる。加えて、実施形態1に係る電力供給制御装置100は、本体10への給電を開始すべき要因に応じて印字装置1に印字準備に係る処理を実行させるか否かを制御する。そのため、印字開始までの時間の短縮と不要な電力消費及び騒音の発生の防止とを両立することができる。
(実施形態2)
以下、本発明の実施形態2に係る電力供給制御装置について説明する。
実施形態2に係る電力供給制御装置100は、上記実施形態1に係る電力供給制御装置100が有していた機能に加え、リレー2の寿命の確保を図るため、リレー2の切り替え回数を制御する機能を有する。
すなわち、一般的にリレー2等の切り替え手段には接点の開閉回数に制限があり、制限を超えると、接点が劣化し、ONとOFFとの切り替えに不具合が生じることがある。そのため、リレー2の切り替え回数を制御することが求められる。しかし、印字装置1が起動するタイミングは不定なことが多く制限しにくいため、リレー2をOFFからONに切り替えるタイミングを制御することは難しい。そこで、実施形態2に係る電力供給制御装置100は、リレー2をONからOFFに切り替えるタイミングを制御することにより、リレー2の切り替え回数を制御する。
そのために、小規模CPU110は、リレー2をOFFに制御して本体10への電力の供給を遮断する毎に、電力の供給を遮断した時刻をRAM等の適宜の記憶手段に記憶する。そして、最後にリレー2をOFFにした時刻から所定の許容時間が経過していないと、たとえ本体10の印字制御部13からリレー2をOFFにする旨の要求があったとしてもリレー2をONからOFFに切り替えないようにして、リレー2の切り替え回数を制御する。
このような小規模CPU110の動作について、図6に示すフローチャートを参照して説明する。図6に示すフローチャートは、リレー2がOFFになっているとき、すなわち印字装置1がスリープ状態のときに、開始する。
リレー2がOFFの状態において、小規模CPU110は、実施形態1におけるリレー2をOFFからONに切り替える処理(ステップS101〜S109)と同様に、リレー2をONに切り替える動作を行う(ステップS301)。すなわち、小規模CPU110は、印字装置1の本体10に電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、リレー2をONにして印字装置1を起動させる。そして、小規模CPU110は、起動した印字装置1に印字準備に係る処理を実行させるか否かを、所定の供給条件を満たした要因に応じて決定し、印字Ready信号を出力することにより決定結果を本体10の印字制御部13に伝える。
印字装置1が通常状態になって、小規模CPU110の処理は、リレー2をONからOFFに切り替える処理へと移行すると、小規模CPU110は、印字装置1の本体10の印字制御部13からリレー2をOFFにするように要求されたか否かを判別する(ステップS302)。
リレー2をOFFにする旨の要求がない場合には(ステップS302;NO)、小規模CPU110の処理はステップS302に留まる。すなわち、小規模CPU110は、電源ユニット20から本体10に電力が供給され、印字装置1が通常状態で動作している間、本体10の印字制御部13からリレー2をOFFにして本体10への電力の供給を遮断するように要求されるのを待ち受ける。
本体10の印字制御部13からリレー2をOFFにするように要求されると(ステップS302;YES)、小規模CPU110は、最後にリレー2をOFFにした時刻から現在の時刻まで、所定の許容時間以上が経過したか否かを判別する(ステップS303)。すなわち、小規模CPU110は、最後にリレー2をOFFにした時刻をRAM等の記憶手段から読み出し、RTC4により現在の時刻情報を取得して、読み出した時刻から現在の時刻までの経過時間が所定の許容時間以上であるか否かを判別する。
所定の許容時間とは、印字装置1の寿命を想定した稼働時間とリレー2の寿命仕様とにより、リレー2の切り替えの間隔を割り出したものである。例えば、リレー2の接点の開閉回数が10万回で寿命に達すると見積もられ、1日当たりの稼働時間が8時間と想定すると、寿命が5年間(14600時間)の印字装置1においてこの寿命の間持続させるためには、リレー2の開閉の周期、すなわちONからOFFに切り替えた時から次にONからOFFに切り替える時まで、又はOFFからONに切り替えた時から次にOFFからONに切り替えた時までの時間間隔は、約8.8分(14600時間/10万)以上でなければならない。そのため、小規模CPU110は、例えば許容時間を10分に設定し、ROM等の記憶手段に記憶しておく。
ステップS303において、最後にリレー2をOFFにした時刻から現在まで所定の許容時間以上が経過していない場合(ステップS303;NO)、小規模CPU110の処理はステップS302に戻る。すなわち、小規模CPU110は、リレー2の切り替え回数を抑えて寿命を確保するため、リレー2の切り替えを行わずに印字装置1を通常状態に維持させる。
一方、所定の許容時間以上が経過したと判別すると(ステップS303;YES)、小規模CPU110は、リレー制御信号を送信することによりリレー2をOFFにする(ステップS304)。すなわち、印字装置1の本体10への電力の供給を遮断して、印字装置1をスリープ状態に移行させる。
そして、小規模CPU110は、RTC4により計時した現在の時刻をRAM等に記憶することにより(ステップS305)、記憶情報を更新する。ここで記憶した時刻は、次に本体10の印字制御部13からリレーOFF要求があったときに、許容時間が経過したか否かの基準とされる。
このようにしてリレー2をOFFにすると、小規模CPU110の処理はステップS301、すなわち印字装置1がスリープ状態にある場合にリレー2をOFFからONに切り替える処理に戻る。
以上説明したように、実施形態2に係る電力供給制御装置100は、リレー2をONからOFFに切り替えた時刻から次にリレー2をONからOFFに切り替える時刻までの時間が所定の許容時間以上となるように、リレー2の切り替えのタイミングを制御する。例えばリレー2をONにしてから次にOFFにするまでの時間、すなわち印字装置1が起動している時間を制御するよりも、リレー2をOFFにしてから次にONにするまでの時間、すなわち印字装置1がスリープ状態にある時間の長短によってリレー2の切り替えの頻度に影響がでないため、リレー2の寿命を正確に制御できる。
また、印字装置1がスリープ状態にあるときも動作可能な電力供給制御装置100が時間の管理をするため、正確にリレー2の切り替えのタイミングを制御することができる。そのため、リレー2の寿命を考慮しつつ、節電に反するような余計な起動時間をなるべくなくすことができ、リレー2の寿命の確保と不要な消費電力の抑制とを両立することができる。
(実施形態3)
以下、本発明の実施形態3に係る電力供給制御装置について説明する。
図7を参照して、実施形態3に係る電力供給制御装置100とその周辺部の構成とについて説明する。
電力供給制御装置100において、小規模CPU110は、リレー2、バッテリー3、RTC4、LAN通信部5、オペレーションパネル6、及び本体10のそれぞれと適宜の伝送路を介して接続され、実施形態1及び実施形態2において説明した各処理を実行する。加えて、実施形態3では、小規模CPU110は、ドラムカバー7に設置された開閉検知センサ7s、及び給紙トレイ8に設置された開閉検知センサ8sに接続され、ドラムカバー7と給紙トレイ8の開閉情報を取得する。
ドラムカバー7は、感光体ドラムを覆って保護するための部材である。ドラムカバー7は、例えば部材の消耗に応じてドラムユニットを交換する際にユーザによって開けられる。ドラムカバー7が開けられると、感光体への光の流入によって画像形成の精度に影響を及ぼすことがあるため、色合わせに係る処理を実行し直す必要がある。なお、色合わせに係る処理とは、画像形成ユニットの転写機に試験的に一次転写を行い、一次転写結果を所定の読み取りセンサで読み取って基準となる色からのずれを検知して、画像形成の際の各色の出力の調整を行う処理である。
このような色合わせに係る処理について、スリープ状態の間にドラムカバー7が開けられたか否かを判別する手段を有さない一般的なプリンタは、ドラムカバー7が開けられていなくても、通常状態に復帰する毎に実行し直すものが多かった。これに対し、実施形態3に係る電力供給制御装置100は、ドラムカバー7が開けられたか否かを開閉検知センサ7sによる開閉検知によって判別し、印字装置1がスリープ状態にある間にドラムカバー7が開けられなかった場合、通常状態に復帰した際の印字装置1に色合わせに係る処理を省略させる。
給紙トレイ8は、印字要求がされた印字データを記録するための記録紙(用紙)を収容するための収容部材である。給紙トレイ8にセットされた記録紙は、印字要求に応じて印字機構16の搬送ユニットへと順次供給される。このとき、給紙トレイ8にセットされた記録紙は、セットされた記録紙の量によらずにスムーズに給紙可能にするため、給紙トレイ8内の最上部の記録紙が所定の給紙開始位置にセットされるように適宜のモータ等によって押し上げられて、記録紙の位置が調整される。一方で、このような記録紙の位置の調整は、給紙トレイ8が例えば記録紙を補充する際にユーザによって開けられるとリセットされる。そのため、給紙トレイ8が開けられると、記録紙の位置の調整に係る処理を実行し直す必要がある。
このような記録紙の位置の調整に係る処理について、スリープ状態の間に給紙トレイ8が開けられたか否かを判別する手段を有さない一般的なプリンタは、給紙トレイ8が開けられていなくても、通常状態に復帰する毎に実行し直すものが多かった。これに対し、実施形態3に係る電力供給制御装置100は、印字装置1の給紙トレイ8が開けられたか否かを開閉検知センサ8sによる開閉検知によって判別し、印字装置1がスリープ状態にある間に給紙トレイ8が開けられなかった場合、通常状態に復帰した際の印字装置1に給紙トレイ8内の記録紙の位置の調整に係る処理を省略させる。
以上のようなドラムカバー7と給紙トレイ8との開閉判別に係る小規模CPU110の動作について、図8に示すフローチャートを参照して説明する。
このフローチャートにおける小規模CPU110の動作は、リレー2がOFFになっているとき、すなわち印字装置1がスリープ状態にある間(図4に示したフローチャートにおいてステップS101、S104、S107の判別結果がいずれもNOである間)に随時実行される動作である。
リレー2がOFFの状態において、小規模CPU110は、ドラムカバー7が開けられたか否かを判別する(ステップS401)。すなわち、小規模CPU110は、ドラムカバー7に設置された開閉検知センサ7sから開閉情報を取得し、ドラムカバー7が開けられたか否かを判別する。
ドラムカバー7が開けられたと判別すると(ステップS401;YES)、小規模CPU110は、ドラムカバー7の開フラグをONに設定する(ステップS402)。ドラムカバー7の開フラグは、印字装置1がスリープ状態に移行した時にはOFFに初期設定されるフラグであって、印字装置1がスリープ状態にある間ドラムカバー7が一度でも開けられるとONに設定される。
ドラムカバー7の開フラグをONに設定すると、又はドラムカバー7が開けられたと判別されていない場合(ステップS401;NO)、次に小規模CPU110は、給紙トレイ8が開けられたか否かを判別する(ステップS403)。すなわち、小規模CPU110は、給紙トレイ8に設置された開閉検知センサ8sから開閉情報を取得し、給紙トレイ8が開けられたか否かを判別する。
給紙トレイ8が開けられたと判別すると(ステップS403;YES)、小規模CPU110は、給紙トレイ8の開フラグをONに設定する(ステップS404)。給紙トレイ8の開フラグも、ドラムカバー7の開フラグと同様、印字装置1がスリープ状態に移行した時にはOFFに初期設定されるフラグであって、印字装置1がスリープ状態にある間給紙トレイ8が一度でも開けられるとONに設定される。
給紙トレイ8の開フラグをONに設定すると、又は給紙トレイ8が開けられたと判別されていない場合(ステップS403;NO)、図8における小規模CPU110の動作は終了する。小規模CPU110は、このようなドラムカバー7と給紙トレイ8との開閉検知に係る動作を印字装置1がスリープ状態にある間随時実行し、ドラムカバー7と給紙トレイ8とのそれぞれについて、一度でも開けられたか否かを判別する。
そして、次に印字装置1の本体10に電力を供給すべき所定の供給条件が次に満たされるまでドラムカバー7が開けられなかったと判別された場合、すなわちドラムカバー7の開フラグがOFFのまま維持された場合、小規模CPU110は、印字装置1が通常状態に起動した時に色合わせに係る処理を実行しないように本体10の印字制御部13に通知する。
同様に、次に印字装置1の本体10に電力を供給すべき所定の供給条件が次に満たされるまで給紙トレイ8が開けられなかったと判別された場合、すなわち給紙トレイ8の開フラグがOFFのまま維持された場合、小規模CPU110は、印字装置1が通常状態に起動した時に給紙トレイに収容された記録紙の位置の調整に係る処理を実行しないように本体10の印字制御部13に通知する。
これらの通知は、例えば印字Ready信号の一部として、小規模CPU110から本体10の印字制御部13に出力される。
以上説明したように、実施形態3に係る電力供給制御装置100は、印字装置1がスリープ状態にある間、小規模CPU110がドラムカバー7と給紙トレイ8との開閉を監視し、色合わせと記録紙の位置の調整とに係る処理を必要なときだけ印字装置1が実行するように制御する。そのため、印字装置1が起動した際に実行すべき初期化に係る処理を短縮できる。
(変形例)
以上に本発明の実施形態について説明したが、上記実施形態1〜3の各構成要素を自由に組み合わせることも可能である。また、上記実施形態は一例であり、本発明の適用範囲はこれに限られない。すなわち、本発明の実施形態は種々の応用が可能であり、あらゆる実施形態が本発明の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、印字装置1の本体10に電力を供給すべき所定の供給条件は、上記(1)〜(3)のそれぞれの場合に満たされた。しかし、本発明に係る電力供給制御装置は、上記(1)〜(3)のいずれか1つ又は2つの場合のみに供給条件が満たされるように設計することも可能であるし、別の要因によって供給条件が満たされるように設計することも可能である。
別の要因によって供給条件が満たされる一例として、ヒータによって加熱されていないときのモータの駆動を検査するため、ヒータの温度がある程度低くなったときに印字装置1をスリープ状態から通常状態に復帰させてモータを駆動させる場合が挙げられる。この場合、所定の供給条件は、印字機構16内に設置されたヒータの温度が所定の許容温度以下になった場合にも満たされるように、電力供給制御装置100を構成する。
すなわち、印字機構16内に設置されたヒータには、適宜の温度センサが取り付けられ、電力供給制御装置100の小規模CPU110は、印字装置1がスリープ状態にある間、温度センサによってヒータの温度情報を取得する。そして、ヒータの温度が予め設定された許容温度以下になると、小規模CPU110は、リレー2をONにして本体10に電力を供給させ、印字装置1を起動させる。このとき、印字を行うことは想定されないため、印字準備フラグはOFFに設定される。一方で、小規模CPU110は、モータの駆動検査を実行すべきタイミングである旨を示す情報を含む印字Ready信号を本体10の印字制御部13に出力し、印字制御部13にモータの駆動検査を実行させる。
また、上記実施形態では、電力供給制御装置100は、印字装置1の内部に設置された。しかし、本発明に係る電力供給制御装置は、印字装置1の本体10への電力の供給と遮断とを切り替えるリレー2を制御することができるものであれば、印字装置1の外部に設置されてもよい。
また、上記実施形態では、電力供給制御装置100は、バッテリー3を電源として駆動した。しかし、本発明に係る電力供給制御装置は、バッテリー3のように蓄電機能を有するものに限らず、小容量の電源によって駆動してもよい。すなわち、本体10に電力が供給されない間も電力供給制御装置を動作させることができるものであれば、電力供給制御装置に電力を供給する手段として適用可能である。
なお、本発明に係る機能を実現するための構成を予め備えた電力供給制御装置として提供できることはもとより、プログラムの適用により、既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等を、本発明に係る電力供給制御装置として機能させることもできる。すなわち、上記実施形態で例示した電力供給制御装置100による各機能構成を実現させるためのプログラムを、既存のパーソナルコンピュータや情報端末機器等を制御するCPU等が実行できるように適用することで、本発明に係る電力供給制御装置として機能させることができる。また、本発明に係る電力供給制御方法は、電力供給制御装置を用いて実施できる。
また、このようなプログラムの適用方法は任意である。プログラムを、例えば、フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM、メモリカード等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納して適用できる。さらに、プログラムを搬送波に重畳し、インターネットなどの通信媒体を介して適用することもできる。例えば、通信ネットワーク上の掲示板(BBS:Bulletin Board System)にプログラムを掲示して配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OS(Operating System)の制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行できるように構成してもよい。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、本発明には、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
印字装置の本体に第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御手段と、
前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御手段と、
を備え、
前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給されている、
ことを特徴とする電力供給制御装置。
(付記2)
前記所定の供給条件は、
前記印字装置とネットワークを介して接続された機器から、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させる旨の命令がされた場合と、
ユーザから入力手段を介して、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させる旨の入力操作がされた場合と、
計時手段による計時の結果、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させるべき時になったと判別された場合と、
のうちの少なくともいずれかの場合に満たされる、
ことを特徴とする付記1に記載の電力供給制御装置。
(付記3)
前記印字装置が前記第2の状態にあるときに、前記所定の供給条件が満たされると、前記印字装置が印字データを受信するまでに実行可能な当該印字データの印字準備に係る処理を、前記印字装置に実行させるか否かを、前記所定の供給条件を満たした要因に応じて決定する、決定手段と、
前記第2の制御手段による前記切り替え手段の制御により、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されると、前記決定手段による決定結果を前記本体に出力する、出力手段と、
をさらに備える、
ことを特徴とする付記1又は2に記載の電力供給制御装置。
(付記4)
前記決定手段は、
前記印字装置とネットワークを介して接続された機器から、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させる旨の命令がされたことによって、前記所定の供給条件が満たされると、前記印字準備に係る処理を前記印字装置に実行させる旨を決定し、
ユーザから入力手段を介して、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させる旨の入力操作がされたことによって、前記所定の供給条件が満たされると、前記印字準備に係る処理を前記印字装置に実行させない旨を決定し、
計時手段による計時の結果、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させるべき時になったと判別されたことによって、前記所定の供給条件が満たされると、前記印字準備に係る処理を前記印字装置に実行させない旨を決定する、
ことを特徴とする付記3に記載の電力供給制御装置。
(付記5)
前記第1の制御手段による前記切り替え手段の制御により、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断される毎に、当該第1の電源からの電力の供給が遮断された時刻を記憶する、記憶手段と、
前記本体から、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断するように要求されると、前記記憶手段に記憶された前記遮断された時刻のうちの、最後に記憶された時刻から現在の時刻までの経過時間が、所定の許容時間以上であるか否かを判別する、
判別手段と、
をさらに備え、
前記第1の制御手段は、前記判別手段により前記経過時間が前記所定の許容時間以上であると判別された場合に、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、
ことを特徴とする付記1から4のいずれか1つに記載の電力供給制御装置。
(付記6)
前記印字装置のドラムカバーが開けられたか否かを判別する、開閉判別手段と、
前記印字装置が前記第2の状態にある間に、前記開閉判別手段により前記ドラムカバーが開けられなかったと判別された場合、前記印字装置が前記第1の状態に起動した時に、色合わせに係る処理を実行しないように、前記本体に通知する、通知手段と、
をさらに備える、
ことを特徴とする付記1から5のいずれか1つに記載の電力供給制御装置。
(付記7)
前記印字装置の給紙トレイが開けられたか否かを判別する、第2の開閉判別手段と、
前記印字装置が前記第2の状態にある間に、前記第2の開閉判別手段により前記給紙トレイが開けられなかったと判別された場合、前記印字装置が前記第1の状態に起動した時に、前記給紙トレイに収容された記録紙の位置の調整に係る処理を実行しないように、前記本体に通知する、第2の通知手段と、
をさらに備える、
ことを特徴とする付記1から6のいずれか1つに記載の電力供給制御装置。
(付記8)
前記印字装置に設置されたヒータの温度を取得する、温度取得手段と、
をさらに備え、
前記第2の制御手段は、前記印字装置が前記第2の状態にあるときに、前記温度取得手段が取得した前記ヒータの温度が所定の許容温度以下になると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、
ことを特徴とする付記1から7のいずれか1つに記載の電力供給制御装置。
(付記9)
本体と、
前記本体への第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段と、
前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御手段と、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御手段と、を有する電力供給制御装置と、
を備え、
前記電力供給制御装置は、前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給されている、
ことを特徴とする印字装置。
(付記10)
印字装置の本体に第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御ステップと、
前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御ステップと、
を含み、
前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給される、
ことを特徴とする電力供給制御方法。
(付記11)
コンピュータに、
印字装置の本体に第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御機能と、
前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御機能と、
前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給されることと、
を実現させる、
ことを特徴とするプログラム。
1…印字装置、2…リレー、3…バッテリー、4…RTC、5…LAN通信部、6…オペレーションパネル、6s…WakeUPスイッチ、7…ドラムカバー、7s…開閉検知センサ、8…給紙トレイ、8s…開閉検知センサ、10…本体、11…データ受信部、12…画像処理部、13…印字制御部、14…ヒータ制御部、15…モータ制御部、16…印字機構、20…電源ユニット、30…ホストコンピュータ、100…電力供給制御装置、110…小規模CPU

Claims (11)

  1. 印字装置の本体に第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御手段と、
    前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御手段と、
    を備え、
    前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給されている、
    ことを特徴とする電力供給制御装置。
  2. 前記所定の供給条件は、
    前記印字装置とネットワークを介して接続された機器から、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させる旨の命令がされた場合と、
    ユーザから入力手段を介して、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させる旨の入力操作がされた場合と、
    計時手段による計時の結果、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させるべき時になったと判別された場合と、
    のうちの少なくともいずれかの場合に満たされる、
    ことを特徴とする請求項1に記載の電力供給制御装置。
  3. 前記印字装置が前記第2の状態にあるときに、前記所定の供給条件が満たされると、前記印字装置が印字データを受信するまでに実行可能な当該印字データの印字準備に係る処理を、前記印字装置に実行させるか否かを、前記所定の供給条件を満たした要因に応じて決定する、決定手段と、
    前記第2の制御手段による前記切り替え手段の制御により、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されると、前記決定手段による決定結果を前記本体に出力する、出力手段と、
    をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電力供給制御装置。
  4. 前記決定手段は、
    前記印字装置とネットワークを介して接続された機器から、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させる旨の命令がされたことによって、前記所定の供給条件が満たされると、前記印字準備に係る処理を前記印字装置に実行させる旨を決定し、
    ユーザから入力手段を介して、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させる旨の入力操作がされたことによって、前記所定の供給条件が満たされると、前記印字準備に係る処理を前記印字装置に実行させない旨を決定し、
    計時手段による計時の結果、前記第2の状態にある前記印字装置を前記第1の状態に起動させるべき時になったと判別されたことによって、前記所定の供給条件が満たされると、前記印字準備に係る処理を前記印字装置に実行させない旨を決定する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の電力供給制御装置。
  5. 前記第1の制御手段による前記切り替え手段の制御により、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断される毎に、当該第1の電源からの電力の供給が遮断された時刻を記憶する、記憶手段と、
    前記本体から、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断するように要求されると、前記記憶手段に記憶された前記遮断された時刻のうちの、最後に記憶された時刻から現在の時刻までの経過時間が、所定の許容時間以上であるか否かを判別する、
    判別手段と、
    をさらに備え、
    前記第1の制御手段は、前記判別手段により前記経過時間が前記所定の許容時間以上であると判別された場合に、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の電力供給制御装置。
  6. 前記印字装置のドラムカバーが開けられたか否かを判別する、開閉判別手段と、
    前記印字装置が前記第2の状態にある間に、前記開閉判別手段により前記ドラムカバーが開けられなかったと判別された場合、前記印字装置が前記第1の状態に起動した時に、色合わせに係る処理を実行しないように、前記本体に通知する、通知手段と、
    をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の電力供給制御装置。
  7. 前記印字装置の給紙トレイが開けられたか否かを判別する、第2の開閉判別手段と、
    前記印字装置が前記第2の状態にある間に、前記第2の開閉判別手段により前記給紙トレイが開けられなかったと判別された場合、前記印字装置が前記第1の状態に起動した時に、前記給紙トレイに収容された記録紙の位置の調整に係る処理を実行しないように、前記本体に通知する、第2の通知手段と、
    をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載の電力供給制御装置。
  8. 前記印字装置に設置されたヒータの温度を取得する、温度取得手段と、
    をさらに備え、
    前記第2の制御手段は、前記印字装置が前記第2の状態にあるときに、前記温度取得手段が取得した前記ヒータの温度が所定の許容温度以下になると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、
    ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載の電力供給制御装置。
  9. 本体と、
    前記本体への第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段と、
    前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御手段と、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御手段と、を有する電力供給制御装置と、
    を備え、
    前記電力供給制御装置は、前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給されている、
    ことを特徴とする印字装置。
  10. 印字装置の本体に第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御ステップと、
    前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御ステップと、
    を含み、
    前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給される、
    ことを特徴とする電力供給制御方法。
  11. コンピュータに、
    印字装置の本体に第1の電源からの電力が供給されている第1の状態にあるときに、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給を遮断すべき所定の遮断条件が満たされると、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給と遮断とを切り替える切り替え手段を、前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されるように制御する、第1の制御機能と、
    前記本体への前記第1の電源からの電力の供給が遮断されている第2の状態にあるときに、前記本体に前記第1の電源からの電力を供給すべき所定の供給条件が満たされると、前記切り替え手段を、前記本体に前記第1の電源からの電力が供給されるように制御する、第2の制御機能と、
    前記本体が前記第1の状態にあるときも、前記本体が前記第2の状態にあるときも、前記第1の電源とは異なる第2の電源からの電力が供給されることと、
    を実現させる、
    ことを特徴とするプログラム。
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