JP5677386B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、通常モードおよび省電力モードを有する画像形成装置に関する。
近年、省電力化の要請が高まっているため、消費電力を減らす省電力モードを有する画像形成装置が種々提案されている。なお、省電力モードを有する画像形成装置は、たとえば、特許文献1に開示されている。
特開2002−52784号公報
画像形成装置には、装置全体を制御するマスター制御部、および、マスター制御部から指示を受けて印刷部(印刷ジョブを実行する機構部)を制御するスレーブ制御部を備えたものがある。
この構成において、省電力モードから通常モードに復帰するときには、たとえば、マスター制御部からスレーブ制御部に対して復帰要求が出力される。一例として、ユーザー端末から印刷要求を受信した場合に、マスター制御部からスレーブ制御部に対して復帰要求が出力される。あるいは、装置状態(たとえば、用紙の収容状態)に変化があった場合にも、マスター制御部からスレーブ制御部に対して復帰要求が出力される。なお、画像形成装置によっては、省電力モードのときにマスター制御部およびスレーブ制御部の通信機能(印刷ジョブに関する情報や装置状態に関する情報を通信する機能)を停止させるものがある。したがって、このような画像形成装置では、たとえば、マスター制御部およびスレーブ制御部は、マスター制御部からスレーブ制御部に対して復帰要求を出力するための信号線(以下、便宜上、第1信号線と称する)を介して互いに接続される。
たとえば、スレーブ制御部は、ユーザー端末から印刷要求を受信したことに起因する復帰要求がマスター制御部から出力された場合には、復帰時に印刷ジョブの実行に必要なウォームアップ動作を印刷部に行わせる。また、スレーブ制御部は、装置状態に変化があったことに起因する復帰要求がマスター制御部から出力された場合(印刷部を動作させる必要がない場合)には、復帰時に装置状態を示す情報をマスター制御部に通知するが、無駄な電力消費を抑制するため、ウォームアップ動作については印刷部に行わせない。
このように、省電力モードから通常モードへの復帰時に行うべき処理は種々存在する(たとえば、印刷部にウォームアップ動作を行わせる場合もあれば、印刷部にウォームアップ動作を行わせない場合もある)。ただし、スレーブ制御部は、マスター制御部から復帰要求を受けただけでは、復帰時に行うべき処理を認識できない。このため、マスター制御部は、スレーブ制御部に対して復帰要求を出力した後、省電力モードのときに停止していた通信機能が使用可能になるのを待って、復帰時に行うべき処理の指示をスレーブ制御部に与える必要がある。しかし、この場合には、省電力モードのときに停止していた通信機能が使用可能になった後でなければ、省電力モードから通常モードへの復帰時に行うべき処理が確定しないので、復帰時に行うべき処理の開始が遅くなる。
このような不都合を解消するため、復帰要求をマスター制御部からスレーブ制御部に出力するための第1信号線とは別に、復帰時に行うべき処理の指示をマスター制御部からスレーブ制御部に出力するための信号線(以下、便宜上、第2信号線と称する)を設ける場合がある。これにより、省電力モードのときに停止していた通信機能が使用可能になるのを待つことなく、復帰時に行うべき処理の指示をマスター制御部からスレーブ制御部に対して出力することができる。
しかし、第1信号線に加えて第2信号線も設けた場合には、信号線が増加する分、回路構成が複雑化する(コストアップに繋がる)という問題がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、通常モードおよび省電力モードを有する画像形成装置において、制御部間を接続する信号線を増加させることなく、省電力モードから通常モードへの復帰時に行うべき処理の開始が遅れるのを抑制することが可能な画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の画像形成装置は、通常モード、および、通常モードよりも消費電力を減らす省電力モードを有する画像形成装置であって、省電力モードから通常モードへの復帰時に、第1処理または第1処理とは異なる第2処理を行うスレーブ制御部と、信号線を介してスレーブ制御部と接続され、信号線のレベルを切り替えることによりスレーブ制御部に対して省電力モードから通常モードへの復帰要求を出力し、スレーブ制御部を省電力モードから通常モードに復帰させるマスター制御部と、を備える。そして、マスター制御部は、復帰要求後、スレーブ制御部に第1処理を行わせる場合には、信号線のレベルを予め定められた第1レベルとする一方、スレーブ制御部に第2処理を行わせる場合には、信号線のレベルを予め定められた第2レベルとし、スレーブ制御部は、復帰要求後の信号線のレベルに基づき、第1処理および第2処理のうちいずれの処理を行うべきかを判定する。
すなわち、本発明の画像形成装置では、マスター制御部は、スレーブ制御部に接続される信号線のレベルを切り替えることによりスレーブ制御部に対して省電力モードから通常モードへの復帰要求を出力した後、同じ信号線のレベルを第1レベルまたは第2レベルにすることによって、復帰時に第1処理を行うべきか第2処理を行うべきかの指示をスレーブ制御部に与える。したがって、スレーブ制御部に対して復帰要求を出力するための信号線とは別に、復帰時に行うべき処理の指示をスレーブ制御部に対して出力するための信号線を設ける必要がない。これにより、制御部間を接続する信号線を減らすことができ、回路構成が簡素化される(コストダウンに繋がる)。
また、本発明の画像形成装置では、スレーブ制御部に対して復帰要求を出力した後、復帰要求後の信号線のレベルを切り替える(あるいは、レベルを保持する)だけで、復帰時に行うべき処理の指示をスレーブ制御部に与えることができる。したがって、復帰時に行うべき処理の指示をスレーブ制御部に与えるのに際して、マスター制御部およびスレーブ制御部が通信可能となっている必要はない。このため、復帰要求後、マスター制御部およびスレーブ制御部が通信可能となる前に、復帰時に行うべき処理が第1処理であるか第2処理であるかをスレーブ制御部に認識させることが可能となる。これにより、復帰時に行うべき処理の開始が早くなる。
以上のように、本発明によれば、通常モードおよび省電力モードを有する画像形成装置において、制御部間を接続する信号線を増加させることなく、省電力モードから通常モードへの復帰時に行うべき処理の開始が遅れるのを抑制することができる。
本発明の一実施形態による画像形成装置の概略図 図1に示した画像形成装置のハードウェア構成を説明するためのブロック図 図1に示した画像形成装置において制御部間を接続する信号線の種類を説明するためのブロック図 図1に示した画像形成装置において省電力モードから通常モードに復帰するときの動作を説明するためのタイミングチャート 図1に示した画像形成装置において省電力モードから通常モードに復帰するときの流れを説明するためのフローチャート 図1に示した画像形成装置において省電力モードから通常モードに復帰するときの流れを説明するためのフローチャート
以下に、本発明の一実施形態による画像形成装置について、印刷ジョブやスキャンジョブなどの複数のジョブの実行が可能な画像形成装置(複合機)を例にとって説明する。
(画像形成装置の全体構成)
図1に示すように、本実施形態の画像形成装置100は、操作パネル101、画像読取部102、本体給紙部103、用紙搬送部104、画像形成部105および定着部106を備える。このうち、本体給紙部103、用紙搬送部104、画像形成部105および定着部106は、印刷ジョブの実行に必要な機構部であり、以下の説明ではエンジン部107と称する。なお、エンジン部107は、本発明の「印刷部」に相当する。
操作パネル101は、表示面がタッチパネルで覆われた液晶表示部11を含む。この液晶表示部11は、各種設定を受け付けるためのソフトキーやメニューを表示する。また、操作パネル101には、数値入力を受け付けるためのテンキー12や、ジョブの実行指示を受け付けるためのスタートキー13などのハードキーも設けられている。
画像読取部102は、原稿をスキャンし、形成すべき画像の画像データを生成する。この画像読取部102には、図示しないが、露光ランプ、ミラー、レンズおよびイメージセンサーなどの光学系部材が設置される。そして、画像読取部102は、コンタクトガラス21に載置される原稿に光を照射し、その原稿からの反射光を受けたイメージセンサーの出力値をA/D変換することによって、画像データを生成する。これにより、スキャンによって得られた画像データに基づき印刷を行うことができる。また、スキャンによって得られた画像データを蓄積することもできる。なお、画像読取部102には、コンタクトガラス21に載置された原稿を押さえるための原稿押さえ22が設けられていてもよい。
本体給紙部103は、用紙Pを収容するカセット31を含む。カセット31は、装置本体に対して引き出しおよび収納が可能となっている。たとえば、カセット31内への用紙Pの補充時に、装置本体からカセット31が引き出され、カセット31内への用紙Pの補充が終わると、装置本体にカセット31が収納される。また、ジャム処理などのときに、装置本体からカセット31が引き出される場合もある。
カセット31内の用紙Pは、載置板32に載置される。載置板32は、一端を支点として回動可能となっており、用紙Pの収容枚数に応じて傾きを変動させる。すなわち、カセット31内に用紙Pが補充され、載置板32に載置される用紙Pの枚数が増える場合には、載置板32の他端(回動支点とは反対側)が下方に回動する。一方で、カセット31内の用紙Pが消費され、載置板32に載置される用紙Pの枚数が減る場合には、載置板32の他端が上方に回動する。
この載置板32には、カセット31内の用紙Pの側面に当接する規制ガイド33が取り付けられている。規制ガイド33は、給紙方向または給紙方向と直交する方向にスライド可能となっている。したがって、規制ガイド33をスライド可能方向(給紙方向または給紙方向と直交する方向)にスライドさせれば、カセット31内に収容可能な用紙Pの用紙サイズを変更することができる。すなわち、規制ガイド33のスライド可能方向の位置により、カセット31内に収容可能な用紙Pの用紙サイズが決まる。
そして、本体給紙部103は、印刷ジョブが開始されると、カセット31内の用紙Pを用紙搬送部104の用紙搬送路に供給する。カセット31内の用紙Pを1枚ずつ用紙搬送路に供給するため、本体給紙部103には、カセット31内の用紙Pを引き出すピックアップローラー34、および、用紙Pの重送を抑制するための分離ローラー対35が設けられている。
用紙搬送部104は、用紙Pを用紙搬送路に沿って(排出トレイ41に向かって)搬送する。この用紙搬送部104は、用紙搬送路に回転可能に設置された搬送ローラー対42を複数含む。また、用紙搬送部104は、画像形成部105の用紙搬送方向における上流側の位置(画像形成装置105に至る直前の位置)に設置されたレジストローラー対43を含む。このレジストローラー対43は、用紙Pを画像形成部105の直前で待機させ、タイミングを計って用紙Pを画像形成部105に送り出す。
画像形成部105は、形成すべき画像の画像データに基づきトナー像を形成し、そのトナー像を用紙Pに転写する。この画像形成部105は、感光体ドラム51、帯電装置52、露光装置53、現像装置54、転写ローラー55およびクリーニング装置56を含む。
そして、画像形成時には、まず、感光体ドラム51が回転駆動し、その感光体ドラム51の表面を帯電装置52が所定電位に帯電させる。また、露光装置53は、形成すべき画像データに基づき光ビームLを出力し、感光体ドラム51の表面を走査露光する。これにより、感光体ドラム51の表面に静電潜像を形成する。現像装置54は、トナーコンテナーTCからトナーを受け取り、感光体ドラム51の表面に形成された静電潜像にトナーを供給して現像する。
転写ローラー55は、感光体ドラム51の表面に圧接して回転可能となっている。そして、レジストローラー対43がタイミングを計り、転写ローラー55と感光体ドラム51との間に用紙Pを進入させる。このとき、転写ローラー55には転写電圧が印加される。これによって、感光体ドラム51の表面のトナー像が用紙Pに転写される。この後、クリーニング装置56は、感光体ドラム51の表面に残留するトナーなどを除去する。
定着部106は、用紙Pに転写されたトナー像を加熱・加圧して定着させる。この定着部106は、加熱ローラー61および加圧ローラー62を含む。加熱ローラー61は、ヒーター63を内蔵する。加圧ローラー62は、加熱ローラー61に圧接する。そして、トナー像が転写された用紙Pは、加熱ローラー61と加圧ローラー62との間を通過することで、加熱・加圧される。これにより、用紙Pにトナー像が定着され、印刷が完了する。その後、印刷済みの用紙Pは、搬送ローラー対42によって排出トレイ41に送られる。
また、画像形成装置100には、装置カバーCVが開閉可能に設けられている。たとえば、装置正面の装置カバーCVが開けられると、トナーコンテナーTCの装着箇所およびその周辺部分が露出され、トナーコンテナーTCの交換やジャム処理などを行うことができる。また、装置側面の装置カバーCVが開けられると、エンジン部107の一部が露出され、各種メンテナンスを行うことができる。なお、装置カバーCVの設置数や設置位置は特に限定されない。
また、本実施形態の画像形成装置100は、本体給紙部103とは別に、エンジン部107に用紙Pを供給する給紙装置108を備える。たとえば、給紙装置108は、画像形成装置100に着脱可能なオプション装置である。なお、給紙装置108は、装置出荷後に画像形成装置100に後付けされたものであってもよいし、装置出荷時に画像形成装置100に予め装着されたものであってもよい。
給紙装置108は、エンジン部107(本体給紙部103)の下方に配置される。この給紙装置108は、本体給紙部103と同様の構造とされており、カセット81、載置板82、規制ガイド83、ピックアップローラー84および分離ローラー対85を含む。
(画像形成装置のハードウェア構成)
図2に示すように、画像形成装置100は、装置全体の制御を行う主制御部110を備える。この主制御部110は、メインCPU111(本発明の「マスター制御部」に相当)、画像処理部112、記憶部113および計時部114を含む。画像処理部112は、画像処理専用のASICなどからなっており、画像データに対して各種画像処理(拡大/縮小、濃度変換およびデータ形式変換など)を施す。記憶部113は、ROMおよびRAMなどを含み、たとえば、ジョブの実行に必要なプログラムおよびデータがROMに記憶され、それらプログラムおよびデータがRAMに展開される。計時部114は、各種時間を計測する。
また、主制御部110には、パネル制御部120およびスキャン制御部130が接続される。パネル制御部120は、CPUおよびメモリー(図示せず)を含み、主制御部110から指示を受け、操作パネル101の表示動作を制御する。スキャン制御部130は、CPUおよびメモリー(図示せず)を含み、主制御部110から指示を受け、画像読取部102のスキャン動作を制御する。
また、主制御部110には、エンジン制御部140が接続される。エンジン制御部140は、エンジンCPU141(本発明の「スレーブ制御部」に相当)およびメモリー142を含む。なお、メモリー142には、後述するウォームアップ動作に必要な情報が記憶される。そして、エンジン制御部140は、主制御部110から指示を受け、エンジン部107の画像形成動作を制御する。たとえば、エンジン制御部140は、各種回転体を回転させるためのモーター(図示せず)の駆動を制御する。あるいは、エンジン制御部140は、加熱ローラー61や加圧ローラー62の表面温度を検知するためのサーミスター64の出力に基づき、ヒーター63のオン/オフを制御する。
このエンジン制御部140には、装置状態を検知するための検知センサーS1(本発明の「検知部」に相当)が接続される。検知センサーS1としては、たとえば、カセット有無検知センサーS11、用紙残量検知センサーS12、用紙サイズ検知センサーS13、および、カバー開閉検知センサーS14などが挙げられる。
カセット有無検知センサーS11は、図1に示したカセット31の装置本体に対する収納および引き出し(すなわち、装置状態)を検知するための検知センサーである。カセット有無検知センサーS11は、たとえば、バネ式やインターロック式のスイッチであり、カセット31の収納時にはカセット31の側面に押圧され、カセット31の引き出し時には押圧されない。したがって、カセット31の収納時と引き出し時とでカセット有無検知センサーS11の出力に差が生じる。これにより、カセット有無検知センサーS11の出力に基づき、カセット31の装置本体に対する収納および引き出しを検知することができる。このカセット有無検知センサーS11の出力は、エンジン制御部140が受け、エンジン制御部140がカセット31の装置本体に対する収納および引き出しを検知する。
用紙残量検知センサーS12は、図1に示したカセット31内の用紙Pの残量(すなわち、装置状態)を検知するための検知センサーである。用紙残量検知センサーS12は、たとえば、光センサーであり、載置板32の傾斜角度(載置板32に載置されている用紙Pの枚数)に応じて出力を変動させる。これにより、用紙残量検知センサーS12の出力に基づき、カセット31内の用紙Pの残量を検知することができる。この用紙残量検知センサーS12の出力は、エンジン制御部140が受け、エンジン制御部140がカセット31内の用紙Pの残量を検知する。
用紙サイズ検知センサーS13は、図1に示したカセット31内の用紙Pの用紙サイズ(すなわち、装置状態)を検知するための検知センサーである。用紙サイズ検知センサーS13は、たとえば、光センサーであり、規制ガイド33のスライド可能方向の位置に応じて出力を変動させる。これにより、用紙サイズ検知センサーS13の出力に基づき、カセット31内の用紙Pのサイズを検知することができる。この用紙サイズセンサーS13の出力は、エンジン制御部140が受け、エンジン制御部140がカセット31内の用紙Pの用紙サイズを検知する。
カバー開閉検知センサーS14は、装置カバーCVの開閉(すなわち、装置状態)を検知するための検知センサーである。カバー開閉検知センサーS14は、たとえば、プッシュスイッチ式であり、装置カバーCVが開いているときと閉じているときとで出力を変動させる。これにより、カバー開閉検知センサーS14の出力に基づき、装置カバーCVの開閉を検知することができる。このカバー開閉検知センサーS14の出力は、エンジン制御部140が受け、エンジン制御部140が装置カバーCVの開閉を検知する。
これら検知センサーS1に接続されるエンジン制御部140は、装置状態を検知し、検知結果を主制御部110に通知する。そして、主制御部110は、たとえば、装置状態を示す情報をユーザー端末200に送信する。これにより、装置状態を示す情報をユーザー端末200のモニター上に表示することができる。
さらに、エンジン制御部140には、給紙制御部150が接続される。給紙制御部150は、CPU151およびメモリー152を含む。そして、給紙制御部150は、主制御部110からの指示をエンジン制御部140を介して受け、給紙装置108の給紙動作を制御する。
この給紙制御部150には、給紙装置108の状態を検知するための検知センサーS2が接続される。検知センサーS2としては、たとえば、カセット有無検知センサーS21、用紙残量検知センサーS22、および、用紙サイズ検知センサーS23などが挙げられる。これら給紙制御部150に接続される検知センサーS21〜S23は、エンジン制御部140に接続される検知センサーS11〜S13と同じものである。
また、主制御部110には、通信部160が接続される。通信部160は、ユーザー端末200とネットワークを介して接続され、ユーザー端末200との間で通信する。これにより、ユーザー端末200から送信される画像データに基づき印刷を行うことができるとともに、スキャンによって得られた画像データのユーザー端末への送信を行うこともできる。
また、主制御部110には、電源部170が接続される。電源部170は、商用電源と接続され、画像形成装置100の各部を動作させるのに必要な電圧を生成する。そして、画像形成装置100の各部への電力供給のオン/オフの切り替えは、メインスイッチMSが操作されることによって行われる。
(通常モードおよび省電力モード)
画像形成装置100は、通常モードと、通常モードよりも消費電力を減らす省電力モードとを有する。具体的には、電源部170は、通常モードのとき、画像形成装置100の各部に対して通常の電力供給を行う。そして、主制御部110は、画像形成装置100が使用されないまま経過した未使用時間を計時し、未使用時間が一定時間を超えると、通常モードから省電力モードに移行するよう電源部170に指示する。あるいは、主制御部110は、省電力モードへの移行指示を操作パネル101が受け付けた場合(たとえば、操作パネル101に設けられた節電キーが押下された場合)にも、通常モードから省電力モードに移行するよう電源部170に指示する。
通常モードから省電力モードに移行すると、電源部170は、操作パネル101、画像読取部102、エンジン部107および給紙装置108への電力供給を制限する。たとえば、電源部170は、各種回転体を回転させるためのモーター(図示せず)やヒーター63などへの電力供給を停止する。
また、画像形成装置100には複数のCPU(たとえば、メインCPU111やエンジンCPU141など)が使用されているが、これら各CPUは、省電力モードのとき、動作クロックを低くする(通常クロックから省電力クロックにする)ことにより、電源部170からの供給電力を減らす。たとえば、画像形成装置100の各制御部(主制御部110やエンジン制御部140など)には、対応するCPUにクロック信号を供給するクロック信号生成部(図示せず)が設けられる。そして、各CPUは、対応するクロック信号生成部を制御し、通常モードでは通常クロックを生成させ、省電力モードでは省電力クロックを生成させる。
以下に、図2および図3を参照し、メインCPU111およびエンジンCPU141を例にとって詳細に説明する。
たとえば、メインCPU111およびエンジンCPU141は、それぞれ、複数のブロックB1〜B5で構成される。ブロックB1は、CPU全体の動作を管理する制御ユニットである。ブロックB2は、他のCPUとの間でやり取りするデータを制御するバスインターフェイスである。ブロックB3は、命令やデータを格納するキャッシュメモリーである。ブロックB4は、命令の内容を解読するデコーダーである。ブロックB5は、各種演算を行う演算ユニットである。また、メインCPU111およびエンジンCPU141は、種々の情報(印刷ジョブに関する情報や装置状態に関する情報)を送受信するための信号線SL1を介して互いに接続される。さらに、メインCPU111およびエンジンCPU141は、信号線SL1とは別の信号線SL2およびSL3を介して互いに接続される。なお、信号線SL2およびSL3については、後に詳細に説明する。
これら複数のブロックB1〜B5のうち一部は、省電力モードのときに電力供給が制限される(たとえば、バスインターフェイスや演算ユニットの一部への電力供給が停止される)。それによって、メインCPU111およびエンジンCPU141の通信機能(印刷ジョブに関する情報や装置状態に関する情報を通信する機能)が停止される。これにより、メインCPU111およびエンジンCPU141は、省電力モードのとき、信号線SL1を介しての通信を行わない。
そして、たとえば、省電力モードのときに、ユーザー端末200から画像形成装置100に対して印刷要求(印刷すべき画像の画像データ)が送信された場合には、メインCPU111およびエンジンCPU141は省電力モードから通常モードに復帰する。具体的には、省電力モードのとき、ユーザー端末200から画像形成装置100に対して印刷要求が送信されると、その印刷要求を通信部160が受信する。すなわち、通信部160は、省電力モードであっても、電源部170から電力供給を受け続ける。そして、省電力モードのときに通信部160が印刷要求を受信すると、メインCPU111が省電力モードから通常モードに復帰する(メインCPU111の動作クロックが省電力クロックから通常クロックに戻る)。
この後、メインCPU111は、信号線SL2のレベルを切り替えることによって、エンジンCPU141に対して省電力モードから通常モードへの復帰要求を出力する。たとえば、メインCPU111は、エンジンCPU141に対して復帰要求を出力するとき、信号線SL2のレベルをLレベルからHレベルに切り替え、エンジンCPU141を復帰させる。エンジンCPU141は、メインCPU111から復帰要求を受けると、省電力モードから通常モードに復帰する。そして、エンジンCPU141は、印刷ジョブの実行に必要なウォームアップ動作をエンジン部107に行わせる(本発明の「第1処理」に相当)。印刷ジョブの実行に必要なウォームアップ動作というのは、たとえば、各種回転体を回転させるためのモーター(図示せず)やヒーター63への電力供給を開始するなどの動作である。なお、以下の説明では、ここで述べた処理を単に第1処理と称する場合がある。
あるいは、省電力モードのときに、カセット31内の用紙Pの残量やサイズが変更したり、装置カバーCVが開いたりした場合にも、メインCPU111およびエンジンCPU141は省電力モードから通常モードに復帰する。具体的には、エンジンCPU141は、省電力モードであっても、検知センサーS1(カセット有無検知センサーS11、用紙残量検知センサーS12、用紙サイズ検知センサーS13、および、カバー開閉検知センサーS14)の出力に基づき、装置状態を検知する。すなわち、検知センサーS1は、省電力モードであっても、電源部170から電力供給を受け続ける。
そして、エンジンCPU141は、装置状態に変化があったことを検知すると、信号線SL3のレベルを切り替えることにより、メインCPU111に対して省電力モードから通常モードへの復帰要求を出力する。たとえば、エンジンCPU141は、メインCPU111に対して復帰要求を出力するとき、信号線SL3のレベルをLレベルからHレベルに切り替える。メインCPU111は、エンジンCPU141からの復帰要求を受け、省電力モードから通常モードに復帰する。
この後、メインCPU111は、信号線SL2のレベルを切り替えることにより、エンジンCPU141に対して省電力モードから通常モードへの復帰要求を出力する。たとえば、メインCPU111は、エンジンCPU141に対して復帰要求を出力するとき、信号線SL2のレベルをLレベルからHレベルに切り替え、エンジンCPU141を復帰させる。エンジンCPU141は、メインCPU111から復帰要求を受けると、省電力モードから通常モードに復帰する。そして、エンジンCPU141は、検知センサーS1の出力に基づき検知した装置状態、すなわち、カセット31内の用紙Pの収容状態や装置カバーCVの開閉状態などを示す情報をメインCPU111に送信する(本発明の「第2処理」に相当)。ただし、エンジンCPU141は、ウォームアップ動作をエンジン部107に行わせない。なお、以下の説明では、ここで述べた処理を単に第2処理と称する場合がある。
メインCPU111は、装置状態を示す情報をエンジンCPU141から受けると、通信部160を介して、装置状態を示す情報をユーザー端末200に送信する。これにより、装置状態を示す情報をユーザー端末200のモニター上に表示することができる。この後、メインCPU111およびエンジンCPU141は、省電力モードに戻る。
このように、本実施形態では、エンジンCPU141が復帰時に行う処理は複数存在する。そこで、メインCPU111は、図4に示すように、復帰要求後(信号線SL2のレベルをLレベルからHレベルに切り替えた後)、エンジンCPU141に第1処理を行わせる場合(図4の上図a)には、信号線SL2のレベルをHレベルからLレベルに切り替え、エンジンCPU141に第2処理を行わせる場合(図4の下図b)には、信号線SL2のレベルをHレベルに保持する。そして、エンジンCPU141は、復帰要求後の信号線SL2のレベルに基づき、第1処理および第2処理のうちいずれを行うべきかを判定する。
ここで、メインCPU111が復帰要求を出力する(信号線SL2のレベルがLレベルからHレベルに切り替わる)とき、信号線SL2のレベルがLレベルからHレベルに切り替わることに起因してチャタリングが発生することがある。したがって、エンジンCPU141は、信号線SL2のレベルがHレベルであることを検知すると、チャタリング除去を行った上で、メインCPU111から復帰要求が出力されたか否かを判断する。たとえば、エンジンCPU141は、信号線SL2のレベルを2ms毎に検知し、信号線SL2のレベルが5回連続してHレベルであれば、メインCPU111から復帰要求が出力されたと判断する。
したがって、信号線SL2のレベルをLレベルからHレベルに切り替えて以降、チャタリング除去に必要なチャタリング除去時間を少なくとも含む所定時間T1が経過するまでは、信号線SL2のレベルをHレベルに保持する必要がある。このため、メインCPU111は、少なくとも、信号線SL2のレベルをLレベルからHレベルに切り替えた時点P0から所定時間T1が経過する時点P1に達するまで、信号線SL2のレベルをHレベルに保持し続ける。そして、メインCPU111は、復帰要求から所定時間T1が経過した後、エンジンCPU141に第1処理を行わせるのであれば、信号線SL2のレベルをLレベルに切り替える(図4の上図a)。一方で、エンジンCPU141に第2処理を行わせるのであれば、信号線SL2のレベルをHレベルに保持する(図4の下図b)。以下の説明では、信号線SL2のレベルをHレベルに保持する時間を時間Thと称する。なお、図4では、時間Thが所定時間T1よりも長くなっているが、時間Thと所定時間T1とが同じ時間であってもよい。
ところで、エンジンCPU141は、省電力モードのとき、給紙装置108の状態(カセット81内の用紙Pの収容状態)が変化したことを検知すると、省電力モードから通常モードに復帰し、給紙制御部150と通信して給紙装置108の状態を示す情報を取得する。あるいは、エンジンCPU141は、定期的に、省電力モードから通常モードに復帰し、給紙制御部150と通信して給紙装置108の状態を示す情報を取得する。
このように、エンジンCPU141は、給紙装置108の状態が変化した場合、省電力モードから通常モードへの切り替えを開始する。この場合、エンジンCPU141は、省電力モードから通常モードへの切り替えを開始して以降、省電力モードから通常モードへの切り替えに伴う初期処理(たとえば、RAM領域をクリアする処理)が完了するまで、信号線SL2の監視を行えない。すなわち、エンジンCPU141は、省電力モードから通常モードへの切り替えを行っているとき、メインCPU111が出力した復帰要求を検知できない。
たとえば、メインCPU111が復帰要求を出力してからチャタリング除去時間が経過する前(エンジンCPU141がチャタリング除去を行っている最中)に、エンジンCPU141が省電力モードから通常モードへの切り替えを開始したとする。なお、この時点では、エンジンCPU141は、省電力モード時に行っていたチャタリング除去が途中であったため、メインCPU111から復帰要求が出力されたことを検知できていない。この場合、エンジンCPU141は、省電力モードから通常モードへの切り替えを開始して以降、省電力モードから通常モードへの切り替えに伴う初期処理の完了後に、信号線SL2の監視を再開する。そして、エンジンCPU141は、信号線SL2のレベルがHレベルであることを検知すると、チャタリング除去を再度行った上で、メインCPU111から復帰要求が出力されたか否かを判断する。
したがって、画像形成装置100に給紙装置108が別途装着されている場合には、省電力モード時のチャタリング除去時間に加えて、省電力モードから通常モードへの切替時間、信号線SL2の監視を開始するための初期処理に要する時間、および、通常モード時のチャタリング除去時間を所定時間T1に含めるのが好ましい。なお、画像形成装置100に給紙装置108が装着されていなければ、省電力モード時のチャタリング除去時間を所定時間T1とすればよい。
また、メインCPU111は、復帰要求から所定時間T1が経過した後で、かつ、復帰時にエンジンCPU141に行わせる処理に必要な準備時間T2が経過する前に、エンジンCPU141に第1処理を行わせるのであれば、信号線SL2のレベルをHレベルからLレベルに切り替える(図4の上図a)。一方で、メインCPU111は、エンジンCPU141に第2処理を行わせるのであれば、信号線SL2のレベルをHレベルに保持する(図4の下図b)。
たとえば、省電力モードから通常モードへの切替時間、信号線SL2の監視を開始するための初期処理時間、および、エンジン部107にウォームアップ動作を開始させるため初期処理時間などを含む時間が準備時間T2に相当する。なお、エンジン部107にウォームアップ動作を開始させるため初期処理時間というのは、サーミスター64が正常に動作するまでの時間、および、ウォームアップ動作に必要な情報の読み出しにかかる時間などを含む時間である。
そして、エンジンCPU141は、予め定められた判定時点Pjに達したときに、信号線SL2のレベルがHレベルかLレベルかを判断する。この判断の結果、判定時点Pjにおける信号線SL2のレベルがLレベルであれば(図4の上図a)、エンジンCPU141は復帰時に第1処理を行う。一方で、判定時点Pjにおける信号線SL2のレベルがHレベルであれば(図4の下図b)、エンジンCPU141は復帰時に第2処理を行う。たとえば、復帰時に行うべき処理を判定する判定時点Pjは、準備時間T2が経過した時点P2である。あるいは、準備時間T2が経過する前の時点を判定時点Pjとしてもよい。
これにより、エンジンCPU141が復帰時に第1処理を行うよう指示されていれば、ウォームアップ動作の準備が既に整っている時点P2に達したとき、直ちに、ウォームアップ動作が開始される。ただし、エンジンCPU141は、装置カバーCVが開いていれば、ウォームアップ動作を開始させない。
次に、図5に示すフローチャートに沿って、省電力モードから通常モードへの復帰時におけるメインCPU111の動作について説明する。
まず、図5のフローチャートのスタート時点では、通常モードから省電力モードに移行されているとする。そして、ユーザー端末200から画像形成装置100に対して印刷要求が送信されたとき、図5のフローチャートがスタートする。あるいは、装置状態(カセット31内の用紙Pの収容状態や装置カバーCVの開閉状態)が変化したことをエンジンCPU141が検知し、エンジンCPU141がメインCPU111に対して省電力モードから通常モードへの復帰要求を出力したときにも、図5のフローチャートがスタートする。このとき、メインCPU111は、省電力モードから通常モードへの切り替えを開始する。
ステップS1において、メインCPU111は、エンジンCPU141に対して省電力モードから通常モードへの復帰要求を出力する。すなわち、メインCPU111は、信号線SL2のレベルをLレベルからHレベルに切り替える。
ステップS2において、メインCPU111は、所定時間T1が経過したか否かを判断する。判断の結果、所定時間T1が経過していれば、ステップS3に移行する。一方で、所定時間T1が経過していなければ、ステップS4に移行する。ステップS4に移行すると、メインCPU111は、信号線SL2のレベルをHレベルに保持する。その後、ステップS2に戻る。
ステップS2からステップS3に移行すると、メインCPU111は、エンジンCPU141に行わせる処理が第1処理であるか否かを判断する。判断の結果、エンジンCPU141に行わせる処理が第1処理であれば、ステップS5に移行する。一方で、エンジンCPU141に行わせる処理が第1処理ではなく第2処理であれば、ステップS6に移行する。
ステップS5に移行すると、メインCPU111は、信号線SL2のレベルをHレベルからLレベルに切り替える。ただし、信号線SLのレベルをHレベルからLレベルに切り替える時点は、復帰要求から所定時間T1が経過した後で、かつ、準備時間T2が経過する前の時点とする。また、ステップS6に移行すると、メインCPU111は、信号線SL2のレベルをHレベルに保持する。
次に、図6に示すフローチャートに沿って、省電力モードから通常モードへの復帰時におけるエンジンCPU141の動作について説明する。なお、図6のフローチャートのスタート時点は、図5のフローチャートのスタート時点と同じである。
ステップS11において、エンジンCPU141は、メインCPU111からの復帰要求を受信したか否かを判断する。すなわち、エンジンCPU141は、信号線SL2のレベルがLレベルからHレベルに切り替わったか否かを判断する。このとき、エンジンCPU141は、所定時間T1が経過するまでにチャタリング除去を行い、メインCPU111からの復帰要求を受信したか否かを判断する。そして、メインCPU111からの復帰要求を受信したと判断すれば、ステップS12に移行し、メインCPU111からの復帰要求を受信していないと判断すれば、スタートに戻る。
ステップS12に移行すると、エンジン制御部141は、省電力モードから通常モードへの切り替え処理を開始する。なお、信号線SL2の監視を開始するための初期処理、および、エンジン部107にウォームアップ動作を開始させるため初期処理なども順次開始する。これらの処理は、準備時間T2が経過するまでに終了する。
ステップS13において、エンジン制御部141は、復帰時に行うべき処理を判定する判定時点Pj(たとえば、準備時間T2が経過した時点P2)に到達したか否かを判断する。判断の結果、判定時点Pjに到達していれば、ステップS14に移行し、判定時点Pjに到達していなければ、ステップS13の判断を繰り返す。
ステップS14に移行すると、エンジンCPU141は、信号線SL2のレベルがLレベルであるか否かを検知する。その結果、信号線SL2のレベルがLレベルであれば、ステップS15に移行する。一方で、信号線SL2のレベルがLレベルではなくHレベルであれば、ステップS16に移行する。
ステップS15に移行した場合には、エンジンCPU141は、復帰時に行うべき処理が第1処理であると判定する。すなわち、エンジンCPU141は、復帰時に、ウォームアップ動作(ヒーター64への電力供給など)をエンジン部107に行わせる。また、ステップS16に移行した場合には、エンジンCPU141は、復帰時に行うべき処理が第2処理であると判定する。すなわち、エンジンCPU141は、復帰時に、ウォームアップ動作をエンジン部107に行わせず、装置状態(カセット31内の用紙Pの収容状態や装置カバーCVの開閉状態)を示す情報をメインCPU111に送信する。
本実施形態の画像形成装置100は、上記のように、省電力モードから通常モードへの復帰時に、第1処理または第1処理とは異なる第2処理を行うエンジンCPU141(スレーブ制御部)と、信号線SL2を介してエンジンCPU141と接続され、信号線SL2のレベルをLレベルからHレベルに切り替えることによりエンジンCPU141に対して省電力モードから通常モードへの復帰要求を出力し、エンジンCPU141を省電力モードから通常モードに復帰させるメインCPU111(マスター制御部)と、を備えている。そして、メインCPU111は、復帰要求後、エンジンCPUに第1処理を行わせる場合には、信号線SL2のレベルをLレベル(第1レベル)に切り替える一方、エンジンCPU141に第2処理を行わせる場合には、信号線SL2のレベルをHレベル(第2レベル)に保持し、エンジンCPU141は、復帰要求後の信号線SL2のレベルに基づき、第1処理および第2処理のうちのいずれを行うべきかを判定する。
すなわち、本実施形態では、メインCPU111は、エンジンCPU141に接続される信号線SL2のレベルを切り替えることによりエンジンCPU141に対して省電力モードから通常モードへの復帰要求を出力した後、同じ信号線SL2のレベルをLレベルまたはHレベルに切り替える(あるいは、保持する)ことによって、復帰時に第1処理を行うべきか第2処理を行うべきかの指示をエンジンCPU141に与える。したがって、エンジンCPU141に対して復帰要求を出力するための信号線SL2とは別に、復帰時に行うべき処理の指示をエンジンCPU141に対して出力するための信号線を設ける必要がない。これにより、メインCPU111とエンジンCPU141との間を接続する信号線を減らすことができ、回路構成が簡素化される(コストダウンに繋がる)。
また、本実施形態では、エンジンCPU141に対して復帰要求を出力した後、復帰要求後の信号線SL2のレベルを切り替える(あるいは、保持する)だけで、復帰時に行うべき処理の指示をエンジンCPU141に与えることができる。したがって、復帰時に行うべき処理の指示をエンジンCPU141に与えるのに際して、メインCPU111およびエンジンCPU141が通信可能となっている必要はない。このため、復帰要求後、メインCPU111およびエンジンCPU141が通信可能となる前に、復帰時に行うべき処理が第1処理であるか第2処理であるかをエンジンCPU141に認識させることが可能となる。これにより、復帰時に行うべき処理の開始が早くなる。
また、本実施形態では、上記のように、メインCPU111は、復帰要求から予め定められた所定時間T1が経過した後、信号線SL2をLレベルまたはHレベルとし、エンジンCPU141は、復帰要求から所定時間T1が経過した後の信号線SL2のレベルに基づき、第1処理および第2処理のうちいずれを行うべきかを判断する。なお、所定時間T1は、信号線SL2のレベルが切り替わったときに生じるチャタリングの除去に必要なチャタリング除去時間を少なくとも含む時間である。この形態では、メインCPU111は、エンジンCPU141がチャタリング除去を行っているとき、信号線SL2のレベルをHレベルに保持することになる。すなわち、メインCPU111は、エンジンCPU141に第1処理を行わせる場合であっても、所定時間T1が経過するまで、信号線SL2のレベルをHレベルからLレベルに切り替えない。これにより、エンジンCPU141によるチャタリング除去が正確に行われる。
また、本実施形態では、上記のように、メインCPU111は、復帰要求から所定時間T1が経過した後で、かつ、復帰時にエンジンCPU141に行わせる処理に必要な準備時間T2が経過する前に、信号線SL2をLレベルまたはHレベルとする。これにより、準備時間T2が経過する以前に、復帰時に行うべき処理をエンジンCPU141に認識させることができる。すなわち、復帰時に行うべき処理の開始が早くなる。
また、本実施形態では、上記のように、印刷ジョブを実行するエンジン部107(印刷部)を備えている。また、装置状態を検知するための検知センサーS1(検知部)を備えている。そして、エンジンCPU141は、メインCPU111から第1処理および第2処理のうちの一方の処理(本実施形態では第1処理)を行うよう指示を受けた場合、印刷ジョブの実行に必要なウォームアップ動作をエンジン部107に行わせる。一方で、エンジンCPU141は、メインCPU111から第1処理および第2処理のうちの他方の処理(本実施形態では第2処理)を行うよう指示を受けた場合、ウォームアップ動作をエンジン部107に行わせず、検知センサーS1の出力に基づき検知した装置状態を示す情報をメインCPU111に通知する。
今回開示された実施形態は、すべての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記実施形態の説明ではなく特許請求の範囲によって示され、さらに、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれる。
100 画像形成装置
107 エンジン部(印刷部)
111 メインCPU(マスター制御部)
141 エンジンCPU(スレーブ制御部)
S1 検知センサー(検知部)
S11 カセット有無検知センサー(検知部)
S12 用紙残量検知センサー(検知部)
S13 用紙サイズ検知センサー(検知部)
S14 カバー開閉検知センサー(検知部)
SL2 信号線

Claims (4)

  1. 通常モード、および、前記通常モードよりも消費電力を減らす省電力モードを有する画像形成装置であって、
    前記省電力モードから前記通常モードへの復帰時に、第1処理または前記第1処理とは異なる第2処理を行うスレーブ制御部と、
    信号線を介して前記スレーブ制御部と接続され、前記信号線のレベルを切り替えることにより前記スレーブ制御部に対して前記省電力モードから前記通常モードへの復帰要求を出力し、前記スレーブ制御部を前記省電力モードから前記通常モードに復帰させるマスター制御部と、
    印刷ジョブを実行する印刷部と、
    前記スレーブ制御部に接続され、画像形成装置の状態を検知するための検知部と、を備え、
    前記マスター制御部は、前記復帰要求後、前記スレーブ制御部に前記第1処理を行わせる場合には、前記信号線のレベルを予め定められた第1レベルとする一方、前記スレーブ制御部に前記第2処理を行わせる場合には、前記信号線のレベルを予め定められた第2レベルとし、
    前記スレーブ制御部は、前記復帰要求後の前記信号線のレベルに基づき、前記第1処理および前記第2処理のうちいずれの処理を行うべきかを判定し、
    前記スレーブ制御部は、前記マスター制御部から前記第1処理および前記第2処理のうちの一方の処理を行うよう指示を受けた場合、前記印刷ジョブの実行に必要なウォームアップ動作を前記印刷部に行わせ、
    前記スレーブ制御部は、前記マスター制御部から前記第1処理および前記第2処理のうちの他方の処理を行うよう指示を受けた場合、前記ウォームアップ動作を前記印刷部に行わせず、前記検知部の出力に基づき検知した画像形成装置の状態を示す情報を前記マスター制御部に通知することを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記マスター制御部は、前記復帰要求から予め定められた所定時間が経過した後、前記信号線を前記第1レベルまたは前記第2レベルとし、
    前記スレーブ制御部は、前記復帰要求から前記所定時間が経過した後の前記信号線のレベルに基づき、前記第1処理および前記第2処理のうちいずれの処理を行うべきかを判定することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記所定時間は、前記信号線のレベルが切り替わったときに生じるチャタリングの除去に必要なチャタリング除去時間を少なくとも含む時間であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記マスター制御部は、前記復帰要求から前記所定時間が経過した後で、かつ、復帰時に前記スレーブ制御部に行わせる処理に必要な準備時間が経過する前に、前記信号線を前記第1レベルまたは前記第2レベルとすることを特徴とする請求項2または3に記載の画像形成装置。
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