JP2014201031A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014201031A
JP2014201031A JP2013080553A JP2013080553A JP2014201031A JP 2014201031 A JP2014201031 A JP 2014201031A JP 2013080553 A JP2013080553 A JP 2013080553A JP 2013080553 A JP2013080553 A JP 2013080553A JP 2014201031 A JP2014201031 A JP 2014201031A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
job
storage device
power
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013080553A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5825290B2 (ja
Inventor
赤羽 徹也
Tetsuya Akaha
徹也 赤羽
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP2013080553A priority Critical patent/JP5825290B2/ja
Priority to US14/245,422 priority patent/US8964210B2/en
Publication of JP2014201031A publication Critical patent/JP2014201031A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5825290B2 publication Critical patent/JP5825290B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/40Details not directly involved in printing, e.g. machine management, management of the arrangement as a whole or of its constitutive parts
    • G06K15/4055Managing power consumption, e.g. standby mode
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3206Monitoring of events, devices or parameters that trigger a change in power modality
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/325Power saving in peripheral device
    • G06F1/3284Power saving in printer
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/26Power supply means, e.g. regulation thereof
    • G06F1/32Means for saving power
    • G06F1/3203Power management, i.e. event-based initiation of a power-saving mode
    • G06F1/3234Power saving characterised by the action undertaken
    • G06F1/3287Power saving characterised by the action undertaken by switching off individual functional units in the computer system
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00904Arrangements for supplying power to different circuits or for supplying power at different levels
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D10/00Energy efficient computing, e.g. low power processors, power management or thermal management

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Power Sources (AREA)

Abstract

【課題】HDDとSSDを併用する画像形成装置であって、従来の画像形成装置よりも、動作中の消費電力を抑えることのできる画像形成装置を提供する。【解決手段】第1記憶装置(HDD)への電源供給を行わずに、第2記憶装置に記憶されているプログラムを実行して自装置を起動させ、起動後、所定の条件を満たす場合は第2記憶装置(SSD)を使用してジョブを実行し、所定の条件を満たさない場合は第1記憶装置への電源供給を行い、第1記憶装置を使用してジョブを実行するよう制御する。【選択図】図6

Description

本発明は、HDDとSSDを併用しつつ、消費電力を削減する画像形成装置に関する。
国際的な省エネルギー制度「国際エネルギースタープログラム」では、一定の省エネルギー基準を満たした製品には同プログラムのロゴの使用が認められ、当該ロゴ(星形マークと「ENERGY STAR」の文字)を製品に使用・表示できるようになる。
「国際エネルギースタープログラム」は、スタート当初、プリンタや複合機の省エネルギー基準は待機電力のみが規定されており、適合させること(規格を取得すること)は技術的に容易だった。しかし、2007年からは実使用の状態に近い測定方法に改定され、動作時も含む全体的な省エネルギーの追求が求められている。この新しい測定方法とはTEC(Typical Electricity Consumption)値を算出するTEC方式である。そして、2013年の規格では、更に厳しい基準が定められたことによって、規格に適合させる為には、動作時も待機時も更に省エネルギー性能を向上させることが必須となった。
ところで、画像形成装置では、高速にデータの読み書きを行う方法として、複数台のHDD(Hard Disk Drive)を並列駆動させ、データを分散して保存するRAID(Redundant Arrays of Inexpensive Disks)0(レベル0のRAID、以後、ストライピングとも呼ぶ。)を採用することが広く普及している。しかし、HDDを多数搭載する装置においては大量の電力を必要とする。
上記の問題は、複数台のHDDの代わりに1台のSSD(Solid State Drive)を使用することで解消することができる。SSDは、1台で高速なデータの読み書きを可能とし、HDDに比べて消費電力の少ない記憶装置である。
しかし、SSDは書き換え回数に上限があるので、記憶装置としてSSDのみを採用した場合、SSDの書き換え回数が上限を迎えると新たなSSDに交換するまで書き込みが不可能となり、画像形成装置が使用できなくなるという問題が発生する。また、SSDはHDDに比べて容量当たりのコストが高い。そこで、コスト、耐久性、転送速度などを考慮すると、SSDとHDDを併用することが望ましい。
たとえば、HDDとSSDを併用する方法として、特許文献1には、複数台の記憶装置(HDDとSSD)を備える装置において、各記憶装置がHDDであるかSSDであるかを判断し、HDDは順番に駆動させ(HDDはスピンアップ時に大量の電力を必要とするので)、SSDは並列駆動させることで、ピーク消費電力を抑える方法が開示されている(特許文献1参照。)。
特許文献2には、読み出し可能となるまでにかかる時間の異なる二つのストレージデバイスを備える画像処置装置において、当該2つのデバイスに、装置起動時に読み出すデータを分散保存しておき、装置起動時には、読み出し可能となるまでにかかる時間の短い方のデバイスから順番に該データを読み出すことで、装置起動時においてデータが読み出されるまでにかかる時間を短縮する方法が開示されている。
特開2009−271637号公報 特開2010−124076号公報
特許文献2に開示の方法は、装置起動時においてデータが読み出されるまでにかかる時間を短縮する方法であり、消費電力を抑えることには対応していない。
また、特許文献1に開示の方法は、起動時のピーク消費電力を抑えることができるが、電源を立ち上げた後の動作状態における消費電力を抑えるものではない。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、HDDとSSDを併用する画像形成装置において、動作中の消費電力を抑えることのできる画像形成装置を提供することを目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、
第1記憶装置と、
前記第1記憶装置よりも消費電力の少ない第2記憶装置と、
ジョブを取得する取得部と、
前記第2記憶装置に記憶されているプログラムを実行して自装置を起動させ、前記第1または第2記憶装置を前記画像データの記憶場所に使用して前記取得部の取得したジョブの実行を制御すると共に自装置の各部への電源供給を制御する制御部と、
を備え、
前記制御部は、前記第1記憶装置への電源供給を行わずに自装置を起動し、所定条件を満たす場合は前記第2記憶装置を使用してジョブを実行し、前記所定条件を満たさない場合は前記第1記憶装置に電源供給し前記第1記憶装置を使用してジョブを実行するように制御する第1動作モードを有する
ことを特徴とする画像形成装置。
上記発明では、起動時に電源が供給される第2記憶装置に記憶されているプログラムを実行して自装置を起動するので、第1記憶装置に電源を供給しなくても自装置を起動することができる。そして起動後は、所定条件(画像データの記憶場所として第1記憶装置を使用する必要のない条件等)を満たす場合は、消費電力が少ない第2記憶装置を使用してジョブを実行し、所定条件を満たさない場合は、消費電力の多い第1記憶装置に電源供給し、第1記憶装置を使用してジョブを実行する。これにより、所定条件を満たす場合は第1記憶装置に電源を供給することなくジョブを実行できるので、所定条件を満たさない場合に比べて動作中の消費電力を抑えることができる。
[2]前記所定条件は、起動後、N(Nは1以上の整数)回目以前のジョブである
ことを特徴とする[1]に記載の画像形成装置。
上記発明では、第1記憶装置へ電源を供給せずに自装置を起動後、N(Nは1以上の整数)回目までのジョブは第2記憶装置を使用して実行し、(N+1)回目以降のジョブは、第1記憶装置への電源供給を行い、第1記憶装置を使用して実行するように制御する。消費電力が少ない第2記憶装置を優先的に使用し、消費電力の多い第1記憶装置へなるべく電源を供給しないことで、消費電力を抑えることができる。たとえば、スリープ状態から起動後、N回以下のジョブ実行で再びスリープ状態に戻るような場合には、一切、第1記憶装置を使用せずに済む。また、N回目以降のジョブでは第1記憶装置を使用するので、第2記憶装置の使用回数を抑制することができる。
[3]前記取得部は、前記ジョブのデータ量を示す情報を取得し、
前記所定条件は、前記情報の示すデータ量が所定値未満である
ことを特徴とする[1]または[2]に記載の画像形成装置。
上記発明では、第1記憶装置へ電源を供給せずに自装置を起動後、ジョブのデータ量が所定値未満である場合には第2記憶装置を使用して当該ジョブを実行し、ジョブのデータ量が所定値以上である場合には第1記憶装置への電源供給を行い、第1記憶装置を使用して当該ジョブを実行するように制御する。消費電力が少ない第2記憶装置を優先的に使用し、ジョブのデータ量が所定値以上である場合は消費電力の多い第1記憶装置へ電源を供給するので、消費電力を抑えつつ、第2記憶装置の書き換え回数の増大を抑制できる。なお、ジョブのデータ量を示す情報をジョブ実行前に取得し、該情報に基づいて第1記憶装置を起動すべきか否かが判断される。
[4]前記所定条件は、ジョブを実行する際に、当該ジョブを、前記第1記憶装置を使用して実行した場合の自装置全体の消費電力が閾値以上である
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明では、第1記憶装置へ電源を供給せずに自装置を起動後、ジョブを実行する際に、当該ジョブを、第1記憶装置を使用して実行した場合の自装置全体の消費電力が閾値以上である場合には第2記憶装置を使用して実行し、閾値未満である場合には第1記憶装置への電源供給を行い、第1記憶装置を使用して実行する。第1記憶装置を使用しても装置全体の消費電力が規定値を超えない場合には第1記憶装置へ電源を供給して第1記憶装置を使用するので、装置全体の消費電力が規定値を超えないようにしつつ、第2記憶装置の書き換え回数の増大を抑制することができる。
[5]前記所定条件は、前記第2記憶装置の空き領域が所定の量以上である
ことを特徴とする[1]乃至[4]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明では、第1記憶装置へ電源を供給せずに自装置を起動後、第2記憶装置の空き領域が所定の量以上である場合には第2記憶装置を使用してジョブを実行する。そして、第2記憶装置の空き領域が所定の量未満である場合には第1記憶装置への電源供給を行い、第1記憶装置を使用してジョブを実行する。第2記憶装置の空き領域が所定の量以下の場合は第1記憶装置へ電源を供給して第1記憶装置を使用するので、第2記憶装置の空き領域が少なくなった後も、データ量の多いジョブを処理することができる。
[6]前記制御部は、前記第1動作モードと、自装置の起動時に前記第1記憶装置への電源供給を行う第2動作モードとを有する
ことを特徴とする[1]乃至[5]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明では、起動時に第1記憶装置への電源供給を行う第2動作モードと、起動時に第1記憶装置への電源供給を行わない第1動作モードの切り替えが可能である。消費電力を抑えたい場合は第1動作モードに切り替えればよい。第1記憶装置を優先的に使用したい場合は第2動作モードに切り替えればよい。第2動作モードでは、たとえば、画像データの記憶場所として第1記憶装置を優先的に使用する。
[7]前記制御部は、前記第1動作モードで動作するように初期設定されている
ことを特徴とする[6]に記載の画像形成装置。
上記発明では、第1動作モードで動作するように初期設定される。これにより、装置の出荷後に特に指示を受けなければ、第1動作モードが優先されて、省電力が図られる。
[8]前記第1記憶装置はHDDであり、
前記第2記憶装置はSSDである
ことを特徴とする[1]乃至[6]のいずれか1つに記載の画像形成装置。
上記発明では、第1記憶装置はHDDであり、第2記憶装置はSSDである。HDDの消費電力はSSDよりも多い。また、HDDを使用する際に、SSDと同等以上のデータ転送速度を確保するためには、HDDを複数台(ストライピングで)使用する必要がある。HDDの台数が多いほど、本発明の省電力効果が高くなる。
本発明に係る画像形成装置によれば、HDDとSSDを併用して、動作中の消費電力を抑えることができる。
本発明の実施の形態に係る画像処理装置の概略構成を示す図である。 読み取った画像をHDDに保存し、印刷を行う場合のデータの流れを示す図である。 読み取った画像をSSDに保存し、印刷を行う場合のデータの流れを示す図である。 従来の装置にてHDDとSSDに格納するデータの種類を示す図である。 電源制御部が、スキャナ部、HDD、プリンタ部への電源供給を制御する様子を示す図である。 画像形成装置10が、第1動作モードに従って起動し、ジョブを実行する場合の処理を示す流れ図である。
以下、図面に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る画像形成装置10の概略構成図を示す。画像形成装置10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を記録紙に印刷するコピージョブ、読み取った原稿の画像データをファイルにして保存したり外部装置へ送信したりするスキャンジョブ、外部の端末から送出されたデータ(もしくは自装置が記憶しているデータ)に係る画像を記録紙に印刷して出力するプリントジョブなどのジョブを実行する機能を備えた、所謂、複合機である。
実施の形態では、画像形成装置10が実行するジョブは、画像データを記憶する(書き込む)処理、もしくは画像データを読み出す処理のうち少なくともいずれか1つを含むものとする。また、画像形成装置10は、画像データの記憶場所(書き込み場所、もしくは読み出し場所)として、後述の記憶部16、もしくはSSD12を選択的に使用する。
画像形成装置10は、当該画像形成装置10の動作を制御するCPU(Central Processing Unit)11と、SSD12と、システムメモリ13と、PCH(platform controller hub)14と、ROM(Read Only Memory)17と、RAM(Random Access Memory)18と、不揮発メモ19と、表示部20と、操作部21と、ネットワークI/F(Interface)部22と、記憶部(HDD1〜3)16と、電源制御部23と、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)30と、スキャナ部32と、画像メモリ31と、プリンタ部33とを備えて構成されている。
CPU11はOS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどが実行される。
PCH14には、CPU11と、ROM17と、RAM18と、表示部20と、操作部21と、ネットワークI/F部22と、SSD12と、記憶部16(HDD1〜3)と、電源制御部23がそれぞれ独立した信号ラインにより接続されている。また、システムメモリ13へのアクセスを制御するメモリコントローラや、図示を省略したキャッシュメモリへのアクセスを制御するキャッシュコントローラ、記憶部16に含まれる複数のHDDへの読み書きを制御するHDDコントローラ、表示部20や操作部21の動作を制御するオペレーションパネルコントローラなどを含んで構成されている。PCH14は、これに接続されているデバイスの間に介在し、データの受け渡しを行う。たとえば、CPU11は、PCH14を介して、ROM17やRAM18などにアクセスする。
システムメモリ13は、CPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納する目的で使用される。本実施の形態では、システムメモリ13は、PCH14に含まれるHDDコントローラが記憶部16に書き込むデータや記憶部16から読み込んだデータを一時的に格納したりする。
ROM17にはブートプログラムが記憶されている。ブート後は、後述するSSD12に格納されているプログラムが実行される。SSD12に格納されているプログラムに従ってCPU11が処理を実行することでジョブの実行など画像形成装置10の各機能が実現される。RAM18はCPU11がプログラムを実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリなどとして使用される。
不揮発メモリ19は、電源がオフにされても記憶が保持できる書き換え可能なメモリ(フラッシュメモリ)である。不揮発メモリ19は、装置固有の情報や各種の設定情報などが記憶される。不揮発メモリ19には、起動時に、後述する第1動作モードに従って起動するか、第2動作モードに従って起動するかに関する設定が記憶される。CPU11は、起動時に、当該設定に従って、電源制御部23に記憶部16への電源供給に係る指示を行う。工場出荷時は、第1動作モードに従って起動する設定が不揮発メモリ19に登録されている。
SSD12は、電源がオフにされても記憶内容が保持される書き換え可能なメモリ(フラッシュメモリ)である。SSD12は書き換え回数に上限があり、書き換え回数が上限を迎えると書き込みが不可能となる。SSD12には、前述したように、画像形成装置10の動作を制御するための(システム制御用の)プログラムが格納されるほか、ジョブで扱う画像データ(RAW画像やRIP(Raster Image Processor)画像)も記憶される。実行するプログラムは必要時にSSD12からシステムメモリ13に転送されて記憶される。CPU11は、システムメモリ13に記憶されたプログラムを読み出して実行する。
記憶部16は、大容量の不揮発の記憶装置であるHDDを複数台備えている。HDDには、ジョブで扱う画像データ(RAW画像やRIP画像)やジョブ履歴などが保存される。本発明では、3台のHDD(HDD1、HDD2、HDD3)を備え、画像データを3台のHDDによるRAID0の方式(ストライピング)で保存する。
ストライピングは複数台のHDDに、データを分散して読み書きすることである。ストライピングを行うことで、HDD1台でデータを転送する場合に比べて、RAID0全体でのデータ転送速度は高速化する。画像形成装置10が生産性を満たすようにするためには、すなわち、画像形成装置10のスペック上の最大印刷速度で印刷を行うためには、プリンタ部33での印刷待ちが発生しないように、画像データをHDDに転送する速度や、HDDから画像データを読み出してプリンタ部33へ転送する際のデータ転送速度を一定以上の速度に維持する必要がある。ストライピングを行うことで、この一定以上の転送速度が確保される。
なお、SSD12は、ストライピングを行う場合のRAID0全体でのデータ転送速度と同等以上のデータ転送速度でデータの読み書きが可能である。またSSD12は、記憶部16よりも消費電力が少ない。SSD12を画像データの記憶場所として使用しジョブを実行する場合は、記憶部16を画像データの記憶場所に使用してジョブを実行する場合に比べて消費電力が少なくなる。
表示部20は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。操作部21は、ユーザからジョブの投入や設定など各種の操作を受け付ける機能を果たす。操作部21は、表示部20の画面上に設けられて押下された座標位置を検出するタッチパネルのほかテンキーや文字入力キー、印刷開始のスタートボタン、電源ボタンなどを備えて構成される。電源ボタンが押下されたら、画像形成装置10は電源ON/OFFを切り替える。たとえば、電源OFF状態で電源ボタンが押下されたら、画像形成装置10は電源ON状態に移行する(起動する)。
ネットワークI/F部22は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて接続されている外部装置などと通信を行う。たとえば、外部装置から印刷ジョブを受信したりする。
ASIC30には、スキャナ部32と、画像メモリ31と、プリンタ部33とCPU11が接続されている。ASIC30は、スキャン機能(画像読み取り)およびプリント機能(印刷出力)に係る各種の変換処理や画像処理を行うための集積回路である。ASIC30は、画像読み取りの際に、スキャナ部32から入力されるアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部や、その変換後の画像データをシステムメモリ13に転送等する転送部や、画像の拡大・縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮・伸張処理などを行う画像処理部、印刷実行時にプリンタ部33の動作タイミングに合わせて画像データをプリンタ部33へ送り出す出力制御部などを備えて構成されている。
スキャナ部32は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する(この動作を、単に、スキャンと呼ぶものとする)機能を果たす。スキャナ部32は、たとえば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動手段と、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路などを備えて構成される。スキャナ部32は、原稿を光学的に読み取って得た画像信号をASIC30へ出力する。
画像メモリ31は、画像処理の為に専用に割り当てられたメモリであり、ASIC30が画像メモリ31に対するデータのリード・ライトを制御する。
プリンタ部33は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置等とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタ(プリンタエンジン)として構成されている。画像形成は、インクジェット方式や、他の方式でもかまわない。
電源制御部23は、画像形成装置10の各部への電源供給を制御する。実施の形態では、CPU11の指示に従って記憶部16、スキャナ部32、プリンタ部33への電源供給を制御する。
画像形成装置10は、第1動作モードと第2動作モードの2種類の動作モードを持つ。第1動作モードでは、記憶部16への電源供給を行わずに自装置を起動し、所定条件を満たす場合は画像データの記憶場所としてSSD12を使用してジョブを実行し、所定条件を満たさない場合は記憶部16に電源供給し、画像データの記憶場所として記憶部16を使用してジョブを実行する。第2動作モードでは、自装置の起動時に記憶部16への電源供給を行い、画像データの記憶場所として記憶部16を優先的に使用してジョブを実行する。所定条件については後述する。
なお、第1動作モードに従って起動するか第2動作モードに従って起動するかの設定は、操作部21などを通じてユーザから受け付ける。設定された動作モードは不揮発メモリ19に記憶され、次の起動時に、不揮発メモリ19に記憶された動作モードに従って起動される。なお、第1動作モードと第2動作モードの切り替えが行われたら、自動的に画像形成装置10が再起動するように構成されてもよい。
画像データの記憶場所として記憶部16(HDD1〜3)を使用してジョブを実行する場合とは、第2動作モードに従ってジョブを実行する場合、および第1動作モードに従って起動後、所定条件を満たさない場合であり、画像形成装置10は記憶部16とSSD12の両方に電源を供給する。
画像データの記憶場所としてSSD12を使用しジョブを実行する場合とは、第1動作モードに従って起動後、所定条件を満たす場合であり、画像形成装置10は、記憶部16(HDD1〜3)への電源供給を行わない。よって、この場合は、画像データの記憶場所として記憶部16(HDD1〜3)を使用しジョブを実行する場合に比べて消費電力を抑えることができる。
次に、画像形成装置10が、記憶部16(HDD1〜3)を画像データの記憶場所として使用しジョブを実行する場合と、SSD12を画像データの記憶場所として使用しジョブを実行する場合について、具体例を挙げて説明する。
図2は、記憶部16(HDD1〜3)を画像データの記憶場所として使用しつつコピージョブを実行する際のデータフローを示す。図2のコピージョブでは、スキャナ部32で原稿を読み取って得た画像データを記憶部16に書き込む書き込み処理と、記憶部16に格納済みの画像データを記憶部16から読み出して印刷出力する読み出し処理とを並行に行う。なお、図中では、書き込み処理におけるデータの流れは点線で、読み出し処理におけるデータの流れは実線で示す。
まず、スキャナ部32が画像読み取りを実行する。この画像読み取りによって得た画像データは順次、スキャナ部32からASIC30へ出力される。ASIC30はスキャナ部32から入力される画像データを順次、画像メモリ31に格納する。その後、ASIC30は、画像データを画像メモリ31から読み出して、システムメモリ13にDMA(Direct Memory Access)転送する。なお、図中では画像メモリ31に画像データが格納される様子は図示を省略する。
次に、PCH14のHDDコントローラが、システムメモリ13内の画像データを読み出し、その画像データを複数の分割データに分割し、RAID0(ストライピング)の方式で各分割データをHDD1、HDD2、HDD3に分割データ単位に分散して保存する。各分割データはRAW画像の状態で保存される。ここまでが、スキャナ部32で原稿を読み取って得た画像データを記憶部16に書き込む書き込み処理である。次に、記憶部16に格納済みの画像データを記憶部16から読み出して印刷出力する読み出し処理について説明する。
まず、CPU11が、記憶部16(HDD1〜3)から読み出した分割データ(RAW画像)をシステムメモリ13に転送し、システムメモリ13上で分割データを結合させて元の画像データを復元する。
次にASIC30は、CPU11からの出力指示に基づいて、復元した画像データをシステムメモリ13から読み出して画像メモリ31へDMA転送する。
その後、画像データの印刷出力に係るプリントジョブの内容にモノクロ印刷の指示が含まれていた場合は、ASIC30が画像データをモノクロ変換する。
ASIC30は、画像データに対して回転やトリミング等の画像処理を行った後、その画像処理によって得たデータをプリンタ部33に送信し、これを受けたプリンタ部33は、当該データに基づいて印刷出力を行う。ここまでが、記憶部16(HDD1〜3)を画像データの記憶場所として使用しつつコピージョブを実行する際の処理である。
なお、前述のコピージョブでは、記憶部16に格納されているRAW画像を読み出して印刷出力を行ったが、外部の装置から受信したPDL(Page Description Language)形式のプリントデータに基づいて印刷出力を行う場合(プリントジョブを実行する場合)は、まず、CPU11が当該プリントデータに対してRIP処理を行い、このRIP処理によって生成されたRIP画像をストライピングで(分割して)HDD1〜3に保存(一時保存)する。ストライピングで保存されたRIP画像は、その後、前述のコピージョブにおける読み出し処理と同じようにプリンタ部33に転送され、当該RIP画像に基づく印刷出力が行われる。
図3は、SSD12を画像データの記憶場所として使用しつつコピージョブを実行する際のデータフローを示す。図3のコピージョブでは、スキャナ部32で原稿を読み取って得た画像データをSSD12に書き込む書き込み処理と、SSD12に格納済みの画像データをSSD12から読み出して印刷出力する読み出し処理とを並行に行う。なお、図中では、書き込み処理におけるデータの流れは点線で、読み出し処理におけるデータの流れは実線で示す。
まず、スキャナ部32が画像読み取りを実行する。この画像読み取りによって得た画像データは順次、スキャナ部32からASIC30へ出力される。ASIC30はスキャナ部32から入力される画像データを順次、画像メモリ31に格納する。その後、ASIC30は、画像データを画像メモリ31から読み出して、システムメモリ13にDMA転送する。なお、図中では画像メモリ31に画像データが格納される様子は図示を省略する。
次に、PCH14のHDDコントローラが、システムメモリ13内の画像データを読み出し、その画像データをSSD12に保存する。画像データはRAW画像の状態で保存される。ここまでが、スキャナ部32で原稿を読み取って得た画像データをSSD12に書き込む書き込み処理である。
次に、記憶部16に格納済みの画像データをSSD12から読み出して印刷出力する読み出し処理について説明する。
まず、CPU11が、SSD12から読み出した画像データをシステムメモリ13に転送する。ASIC30は、CPU11からの出力指示に基づいて、画像データをシステムメモリ13から読み出して画像メモリ31へDMA転送する。
その後、画像データの印刷出力に係るプリントジョブの内容にモノクロ印刷の指示が含まれていた場合は、ASIC30が画像データをモノクロ変換する。
ASIC30は、画像データに対して回転やトリミング等の画像処理を行った後、その画像処理によって得たデータをプリンタ部33に送信し、これを受けたプリンタ部33は、当該データに基づいて印刷出力を行う。ここまでが、SSD12を画像データの記憶場所として使用しつつコピージョブを実行する際の処理である。
なお、前述のコピージョブでは、SSD12に格納されているRAW画像を読み出して印刷出力を行ったが、外部の装置から受信したPDL形式のプリントデータに基づいて印刷出力を行う場合(プリントジョブを実行する場合)は、まず、CPU11が当該プリントデータに対してRIP処理を行い、このRIP処理によって生成されたRIP画像をSSD12に保存(一時保存)する。SSD12に保存されたRIP画像は、その後、前述のコピージョブにおける読み出し処理と同じようにプリンタ部33に転送され、当該RIP画像に基づく印刷出力が行われる。
本発明に係る画像形成装置10では、SSD12には、画像形成装置10の動作を制御するためのプログラムが格納されるほか、ジョブで扱う画像データ(RAW画像やRIP画像)も記憶される(図2、図3参照)。たとえば、図4のように、SSD12を、画像形成装置10の動作を制御するためのプログラムの保存領域としての用途に限って使用し、画像データの記憶場所を記憶部16(HDD1〜3)に限定した場合は、ジョブを実行する度に、画像データの記憶場所として使用するために記憶部16へ電源を供給しなければならない。しかし、本発明に係る画像形成装置10は、SSD12に記憶されているプログラムを実行して自装置を起動し、起動後のジョブで画像データの記憶場所としてSSD12を使用するので、記憶部16への電源供給を要することなくジョブを実行することができ、起動からジョブ実行までのすべての動作において消費電力を抑えることができる。
画像形成装置10は、SSD12にシステム制御用のプログラム(起動プログラムを含む)が記憶されており、起動時に、SSD12に電源を供給して該プログラムを読み出し、読み出したプログラムに従って動作する。記憶部16にシステム制御用のプログラムが格納されている場合は、起動時に記憶部16へ電源を供給しなければならないが、画像形成装置10は、記憶部16に電源を供給することなく、自装置を起動し、ジョブを実行可能な状態にすることができ、省電力化を図ることができる。
図5は、電源制御部23が、スキャナ部32、記憶部16、プリンタ部33に電源を供給する様子を示す。電源制御部23は、スキャナ部32、記憶部16、プリンタ部33のそれぞれと独立した電源供給用のラインで接続されており、各ラインを通じて各部へ電源を供給する。
スキャナ部32へはスキャナ部用電源ラインを通じて電源が供給される。スキャナ部32内の各部への電源供給はスキャナ制御部42によって行われる。スキャナ制御部42は、原稿の移動手段であるADF(Auto Document Feeder)ユニット40や、原稿を光学的に読み取るスキャナユニット41等への電源供給を制御する。
プリンタ部33へはプリンタ部用電源ラインを通じて電源が供給される。プリンタ部33内の各部への電源供給はプリンタ制御部43によって行われる。プリンタ制御部43は、給紙に使用する各種センサ/各種モータ44、帯電装置や感光体ドラム等の現像(転写)ユニット46、トナーを熱で溶かして記録紙に定着させる定着ユニット47、プリンタ部33内の熱を放出するためのファンモータ45等への電源供給を制御する。
記憶部16へはHDD用電源ラインを通じて電源が供給される。画像形成装置10が第2モードに従って起動する場合、もしくは第1動作モードに従って起動後、所定の条件を満たさない場合に電源供給が開始される。
次に画像形成装置10が起動後に行う処理について説明する。画像形成装置10は起動したら、すなわち電源OFF状態から電源ON状態に遷移したら、ジョブを実行可能な状態になるよう自装置の各部で準備動作(ウォームアップ)を行う。準備動作としては、たとえば、各部の初期化、定着ユニット47(図5参照)の温度を規定値まで上昇させるなどがある。
次に、所定条件について説明する。所定条件は下記の基準1〜4がある。
<基準1、起動後にジョブを実行した回数>
基準1の条件は、起動後、N(Nは1以上の整数)回目以前のジョブであることである。画像形成装置10は、起動後、N(Nは1以上の整数)回目以前のジョブは画像データの記憶場所としてSSD12を使用して実行し、(N+1)回目以降のジョブは、記憶部16への電源供給を行い、画像データの記憶場所として記憶部16を使用して実行する。Nの数値はユーザにより設定可能であってもよいし、固定値でもよい。適値に設定すればよい。
CPU11は準備動作の完了後に実行したジョブの回数をカウントする。すなわち、起動時にカウンタを0にリセットし、その後はジョブを実行する度にカウンタをカウントアップする。
基準1の条件では、CPU11は、記憶部16への電源供給を行わずに自装置を起動後、N回目以前のジョブは、SSD12を画像データの記憶場所に使用して実行する。そして、(N+1)回目以降のジョブは、記憶部16へ電源供給を行い画像データの記憶場所に記憶部16を使用して実行する。起動からN回目のジョブ実行までは記憶部16に電源を供給しなくて済むので、消費電力を抑えることができる。たとえば、スリープ状態から起動後、N回以下のジョブ実行で再びスリープ状態に戻るような場合には、一切、記憶部16を使用せずに済む。
<基準2、ジョブのデータ量>
基準2の条件は、ジョブのデータ量が所定値未満であることである。画像形成装置10がジョブを受け付けたら、CPU11はそのジョブのデータ量を調べる。たとえば、ページ数を取得して、1ページ分のデータ量とページ数を積算することで、ジョブのデータ量を算出する。CPU11は、記憶部16への電源供給を行わずに自装置を起動後、ジョブのデータ量が所定値未満であれば、そのまま記憶部16への電源供給を行わずにSSD12を記憶場所に使用してジョブを実行する。ジョブのデータ量が所定値以上であれば、ジョブ実行の際に記憶部16の電源を立ち上げて、画像データの記憶場所として記憶部16を使用してジョブを実行する。所定値はユーザが設定可能でもよいし、固定値でもよい。
CPU11が記憶部16への電源供給を行わずに自装置を起動後、データ量が所定値以上の場合に記憶部16を使用するので、消費電力を抑えることができる。また、ジョブのデータ量が所定値以上であれば記憶部16を画像データの記憶場所に使用するので、SSD12の容量を少なくすることができると共に、SSD12の書き換え回数の増大を抑制できる。また、HDDはSSD12に比べてビット単価が安いので、データ量の多いジョブの画像データの格納に適している。
<基準3、SSD12の空き容量>
基準3の条件は、SSD12の空き領域(空き容量)が所定の量以上であることである。ジョブを実行する前に、CPU11は、SSD12の空き容量を調べる。CPU11は、記憶部16への電源供給を行わずに自装置を起動後、SSD12の空き容量が所定量以上ならば、SSD12を画像データの記憶場所に使用してジョブを実行する。SSD12の空き容量が所定量未満であれば、ジョブ実行の際に記憶部16の電源を立ち上げて、画像データの記憶場所として記憶部16を使用してジョブを実行する。所定量はユーザが設定可能でもよいし、固定値でもよい。
CPU11は、記憶部16への電源供給を行わずに自装置を起動後、SSD12の空き容量が少なくなった場合は記憶部16の電源を立ち上げ、該記憶部16を画像データの記憶場所に使用してジョブを実行するので、SSD12の空き領域が少なくなった後も、データ量の多いジョブを処理することができる。たとえば、SSD12の空き容量と、ジョブの実行に必要な記憶容量とを比較し、SSD12の空き容量がジョブの実行に足りない場合は記憶部16に電源を供給し、該記憶部16を画像データの記憶場所に使用してジョブを実行するようになっている。
<基準4、画像形成装置10全体での消費電力>
基準4の条件は、ジョブを実行する際に、当該ジョブを、記憶部16を使用して実行した場合の自装置全体の消費電力が閾値以上であることである。CPU11は、記憶部16への電源供給を行わずに自装置を起動後、ジョブを実行する前に、画像データの記憶場所として記憶部16を使用して当該ジョブを実行した場合に画像形成装置10全体で消費する電力量を概算する。この概算によって算出された電力量が閾値以上であれば、SSD12を画像データの記憶場所に使用してジョブを実行する。算出された電力量が閾値未満であれば、記憶部16の電源を立ち上げ、記憶部16を画像データの記憶場所に使用して当該ジョブを実行する。閾値はユーザが設定可能でもよいし、固定値でもよい。
ジョブ実行時に消費する電力量は、ジョブの種類や内容および、機器の設定内容等によって変動する。たとえば、コピージョブを実行する場合はスキャナ部32とプリンタ部33の両方に電源が供給されるが、スキャンジョブを実行する場合はプリンタ部33には電源が供給されないので、その分消費する電力量は少なくなる。また、プリントジョブを実行する場合、モノクロ印刷の方がカラー印刷に比べて消費する電力量が少ない。他にも、定着ユニット47(図5参照)の温度設定を低温に設定した場合は、高温に設定している場合に比べて消費する電力量が少なくなる。
実施の形態では、画像形成装置10を構成する各部分が各設定内容に応じて動作する場合に消費する電力量を予め不揮発メモリ19に登録しておく。CPU11は、その不揮発メモリ19に登録した内容を読み出して、前述の概算を行う。たとえば、モノクロ印刷のプリントジョブを実行する場合は、不揮発メモリ19に登録された内容から、モノクロ印刷を行う際にプリンタ部33が消費する電力量と、記憶部16が消費する電力量、その他プリントジョブの実行時に各部が消費する電力量の情報を読み出して、それらを合計する。
画像形成装置10は、記憶部16への電源供給を行わずに自装置を起動後、ジョブを実行する際に、当該ジョブの実行で消費する電力量が閾値未満の場合に記憶部16の電源を立ち上げるので、装置全体の消費電力が規定値を超えないようにしつつ、SSD12の書き換え回数の増大を抑制することができる。
図6は、画像形成装置10が第1動作モードに従って起動し、ジョブを実行する場合の処理の流れを示す。まず、画像形成装置10は、記憶部16への電源供給を行わず、SSD12を立ち上げ、該SSD12に記憶されているプログラムを実行して自装置を起動し、準備動作を行う(ステップS101)。
CPU11は、ジョブの受け付けを待ち(ステップS102;No)、ジョブを受け付けたら(ステップS102;Yes)、そのジョブが、準備動作(図中ではWUTと示す)の完了後、N回目以前のジョブか否かを調べる(ステップS103)。ステップS103は前述の基準1の条件の判断に該当する。具体的には、CPU11がカウントしているジョブ実行回数のカウンタがN以下ならば、そのジョブがN回目以前のジョブと判断する。
カウンタが(N+1)以上ならば、すなわち(N+1)回目以降のジョブであれば(ステップS103;No)、ステップS108に進む。
カウンタがN以下ならば、すなわちN回目以前のジョブであれば(ステップS103;Yes)、CPU11は、今回のジョブのデータ量が所定値未満か否かを調べる(ステップS104)。ステップS104は前述の基準2の条件の判断に該当する。データ量が所定値以上であれば(ステップS104;No)、ステップS108に進む。
データ量が所定値未満であれば(ステップS104;Yes)、SSD12の空き容量を調べる(ステップS105)。ステップS105は前述の基準3の条件の判断に該当する。空き容量が所定量未満であれば(ステップS105;No)、ステップS108に進む。
空き容量が所定量以上であれば(ステップS105;Yes)、画像データの記憶場所に記憶部16を使用して当該ジョブを実行した場合に画像形成装置10全体で消費する電力量を概算し、算出された電力量が閾値以上か否かを判断する(ステップS106)。ステップS106は前述の基準4の条件の判断に該当する。概算した電力量が閾値未満であれば(ステップS106;No)、ステップS108に進む。閾値以上であれば(ステップS106;Yes)、CPU11はSSD12を画像データの記憶場所に使用して当該ジョブを実行し(ステップS107)、ステップS102に戻って処理を継続する。
ステップS108では、CPU11は、記憶部16への電源供給を電源制御部23に指示し、記憶部16(HDD1〜3)に電源が供給されたら、記憶部16を画像データの記憶場所に使用して当該ジョブを実行し、ステップS102に戻って処理を継続する。
図6の処理は、画像形成装置10が電源OFF状態になるまで繰り返し行われる。なお、記憶部16を画像データの記憶場所に使用してジョブを実行した後は、そのジョブの実行が完了した時点で次のジョブがなければ、直ちに記憶部16への電源供給をオフするようにしてもよいし、所定の待機時間が経過するまでに次のジョブがなければ、記憶部16への電源供給をオフするようにしてもよい。2回目以降のステップS108において既に記憶部16に電源が供給されている場合は、記憶部16への電源供給を電源制御部23に指示する処理は省略してもよい。
このように、本発明に係る画像形成装置10は、SSD12にシステム制御用のプログラムを格納してあるので、記憶部16に電源を供給することなく、画像形成装置10を立ち上げてジョブを実行可能な状態にすることができ、その後、SSD12を画像データの記憶場所に使用してジョブを実行すれば、起動からジョブ実行まで記憶部16に電力を供給しなくて済むので、省電力化を図ることができる。
すなわち、画像形成装置10は、記憶部16への電源供給を行わず起動した後、ジョブ実行の際に基準1〜4の条件を全て満たしていれば記憶部16へ電源を供給せず、画像データの記憶場所としてSSD12を使用して、ジョブを実行する。記憶部16への電源供給を行わない分、動作中の消費電力を抑えることができる。一方、基準1〜4の条件のうち、少なくともいずれか1つを満たしていない場合は、記憶部16(HDD)に電源を供給し、記憶部16を画像データの記憶場所に使用して実行するので、SSD12の書き換え回数の増大を抑制することができる。
なお、SSD12が消費する電力は、HDD一台が消費する電力よりも少ない。HDDでSSD12と同等以上のデータ転送速度を確保する為には、HDDを複数台搭載し、RAID0を構成しなければならない。そのため、必要な転送速度を確保するために必要なHDDの台数が多いほど、画像データの記憶場所にHDDを使用する場合の消費電力は多いので、その分第1動作モードで制御した場合の省電力効果は高くなる。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10の記憶部16がHDDを3台備え、その3台でRAID0を構成していたが、画像形成装置10が備えるHDDの数、及びRAID0を構成するHDDの数はこれに限らない。たとえば、HDDを5台以上備え、その5台でRAID0を構成してもよい。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10は、所定条件として基準1〜4の全てを組み合わせたが、組み合わせ方はこれに限らない。たとえば、基準1の条件のみを採用してもよいし、基準2と基準3の条件の組み合わせを採用してもよい。また、所定条件は実施の形態で示したものに限らない。たとえば、実行するジョブが、特定の種類のジョブであることでもよい。
本発明の実施の形態において、画像形成装置10は、HDDとSSD12を記憶装置として備えていたが、他の記憶装置でもよい。消費電力の異なる2種類の記憶装置であればよい。
本発明の実施の形態では、画像形成装置10は動作モードとして第1動作モードと第2動作モードの2つを有して動作モードを選択可能にしたが、第1動作モードのみを有する構成でもよい。
10…画像形成装置
11…CPU
12…SSD
13…システムメモリ
14…PCH
16…記憶部(HDD1、HDD2、HDD3)
17…ROM
18…RAM
19…不揮発メモリ
20…表示部
21…操作部
22…ネットワークI/F部
23…電源制御部
30…ASIC
31…画像メモリ
32…スキャナ部
33…プリンタ部
40…ADFユニット
41…スキャナユニット
42…スキャナ制御部
43…プリンタ制御部
44…各種センサ/各種モータ
45…ファンモータ
46…現像ユニット
47…定着ユニット

Claims (8)

  1. 画像データに基づいて画像形成を行う画像形成部と、
    第1記憶装置と、
    前記第1記憶装置よりも消費電力の少ない第2記憶装置と、
    ジョブを取得する取得部と、
    前記第2記憶装置に記憶されているプログラムを実行して自装置を起動させ、前記第1または第2記憶装置を前記画像データの記憶場所に使用して前記取得部の取得したジョブの実行を制御すると共に自装置の各部への電源供給を制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記第1記憶装置への電源供給を行わずに自装置を起動し、所定条件を満たす場合は前記第2記憶装置を使用してジョブを実行し、前記所定条件を満たさない場合は前記第1記憶装置に電源供給し前記第1記憶装置を使用してジョブを実行するように制御する第1動作モードを有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記所定条件は、起動後、N(Nは1以上の整数)回目以前のジョブである
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記取得部は、前記ジョブのデータ量を示す情報を取得し、
    前記所定条件は、前記情報の示すデータ量が所定値未満である
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像形成装置。
  4. 前記所定条件は、ジョブを実行する際に、当該ジョブを、前記第1記憶装置を使用して実行した場合の自装置全体の消費電力が閾値以上である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  5. 前記所定条件は、前記第2記憶装置の空き領域が所定の量以上である
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前記第1動作モードと、自装置の起動時に前記第1記憶装置への電源供給を行う第2動作モードとを有する
    ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1つに記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記第1動作モードで動作するように初期設定されている
    ことを特徴とする請求項6に記載の画像形成装置。
  8. 前記第1記憶装置はHDDであり、
    前記第2記憶装置はSSDである
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1つに記載の画像形成装置。
JP2013080553A 2013-04-08 2013-04-08 画像形成装置 Active JP5825290B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013080553A JP5825290B2 (ja) 2013-04-08 2013-04-08 画像形成装置
US14/245,422 US8964210B2 (en) 2013-04-08 2014-04-04 Image forming apparatus which uses both of HDDs and an SDD, and which saves the power consumption

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013080553A JP5825290B2 (ja) 2013-04-08 2013-04-08 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014201031A true JP2014201031A (ja) 2014-10-27
JP5825290B2 JP5825290B2 (ja) 2015-12-02

Family

ID=51654235

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013080553A Active JP5825290B2 (ja) 2013-04-08 2013-04-08 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8964210B2 (ja)
JP (1) JP5825290B2 (ja)

Citations (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06149483A (ja) * 1992-11-13 1994-05-27 Ricoh Co Ltd コンピュータシステム
JP2004145730A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006020058A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006267872A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、及び画像形成方法
US20070067559A1 (en) * 2005-09-22 2007-03-22 Akira Fujibayashi Storage control apparatus, data management system and data management method
JP2007115232A (ja) * 2005-09-22 2007-05-10 Hitachi Ltd 低消費電力記憶装置とその制御方法
US20110119509A1 (en) * 2009-11-16 2011-05-19 Hitachi, Ltd. Storage system having power saving function
JP2011141329A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
US20110320748A1 (en) * 2010-06-25 2011-12-29 Canon Kabushiki Kaisha Data processing apparatus and data processing method of data processing apparatus
US20120011305A1 (en) * 2010-07-07 2012-01-12 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, control method of the information processing apparatus and program

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009271637A (ja) 2008-05-01 2009-11-19 Hitachi Ltd ストレージ装置及びそのドライブ起動方法
JP5206347B2 (ja) 2008-11-17 2013-06-12 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびそのプログラム
JP5146495B2 (ja) * 2010-07-08 2013-02-20 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像処理装置およびハイバネーション起動方法
JP2013182313A (ja) * 2012-02-29 2013-09-12 Canon Inc ジョブ処理装置、ジョブ処理装置の制御方法、及びプログラム

Patent Citations (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06149483A (ja) * 1992-11-13 1994-05-27 Ricoh Co Ltd コンピュータシステム
JP2004145730A (ja) * 2002-10-25 2004-05-20 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006020058A (ja) * 2004-07-01 2006-01-19 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006267872A (ja) * 2005-03-25 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置、及び画像形成方法
US20070067559A1 (en) * 2005-09-22 2007-03-22 Akira Fujibayashi Storage control apparatus, data management system and data management method
JP2007115232A (ja) * 2005-09-22 2007-05-10 Hitachi Ltd 低消費電力記憶装置とその制御方法
US20110119509A1 (en) * 2009-11-16 2011-05-19 Hitachi, Ltd. Storage system having power saving function
JP2011107857A (ja) * 2009-11-16 2011-06-02 Hitachi Ltd 省電力機能を有するストレージシステム
JP2011141329A (ja) * 2010-01-05 2011-07-21 Ricoh Co Ltd 画像形成装置及び画像形成装置の制御方法
US20110320748A1 (en) * 2010-06-25 2011-12-29 Canon Kabushiki Kaisha Data processing apparatus and data processing method of data processing apparatus
JP2012008861A (ja) * 2010-06-25 2012-01-12 Canon Inc データ処理装置、データ処理装置のデータ処理方法、プログラム
US20120011305A1 (en) * 2010-07-07 2012-01-12 Canon Kabushiki Kaisha Information processing apparatus, control method of the information processing apparatus and program
JP2012018501A (ja) * 2010-07-07 2012-01-26 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US8964210B2 (en) 2015-02-24
US20140300919A1 (en) 2014-10-09
JP5825290B2 (ja) 2015-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9360912B2 (en) Shutdown processing mode with forcible power off
US8451487B2 (en) Image forming apparatus
JP6041522B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム及び記憶媒体
US9513853B2 (en) Data processing apparatus capable of controlling power supply, control method therefor, and storage medium
US20120159212A1 (en) Information processing apparatus capable of appropriately executing shutdown processing, method of controlling the information processing apparatus, and storage medium
KR101636184B1 (ko) 화상 형성 장치, 화상 형성 장치의 제어 방법 및 컴퓨터 판독가능 기록매체
US8922805B2 (en) Image processing apparatus having updatable firmware, method for controlling image processing apparatus, and program
US9626136B2 (en) Image forming apparatus, image forming system, and non-transitory storage medium
JP2011110808A (ja) 印刷装置及びその処理方法
JP2011059937A (ja) 電子機器
JP2015222909A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
US20190163419A1 (en) Information processing apparatus, and control method thereof
JP6108710B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6768425B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法、並びにプログラム
JP6758873B2 (ja) 画像形成装置の電力制御方法
US10057433B2 (en) Image forming apparatus, operation control method and non-transitory computer-readable storage medium storing operation control program
JP5742274B2 (ja) 画像形成装置、画像形成制御方法、画像形成制御プログラム及び記録媒体
US20170041482A1 (en) Printing apparatus having plurality of power states and control method therefor
JP5825290B2 (ja) 画像形成装置
US20110102825A1 (en) Image processing device having a plurality of control units
US20210081026A1 (en) Information processing apparatus and non-transitory computer readable medium
JP6459570B2 (ja) 画像形成装置及び起動制御方法並びに起動制御プログラム
JP2024074313A (ja) 画像形成装置および画像形成装置の制御方法に関する
JP2005148172A (ja) 画像形成装置
JP2013171562A (ja) 情報処理装置および印刷システム並びに情報処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140924

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150225

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150427

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150915

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150928

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5825290

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150