JP2014175232A - 電池用セパレータ - Google Patents

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Abstract

【課題】内部抵抗が低減された電池用セパレータを提供する。
【解決手段】I型結晶形を有する微細セルロース繊維を含有してなる電池用セパレータの表面にカルボキシル基を付与する。カルボキシル基を付与する方法としては、微細セルロース繊維表面の水酸基に無水マレイン酸共存下で加熱し、脱水縮合させて、アルカリで洗浄する方法、モノクロロ酢酸やモノクロロ酢酸ナトリウムの共存下で、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリを触媒して、セルロース表面の水酸基をカルボキシメチル化する方法、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシラジカルを酸化触媒として、アルカリ条件下で、セルロースの主なユニットであるグルコースのC6を特異的に酸化して、カルボキシル基を導入する方法などを用いることができる。
【選択図】なし

Description

本発明は、電池用セパレータに関するものである。
本発明は、電池用セパレータ(以下、「セパレータ」と略記する場合がある)に関するものである。
従来、リチウム二次電池のセパレータとしては、貫通した微細孔を有するポリオレフィンフィルムが用いられてきた。この電池用セパレータは、電池が異常を起こして発熱した場合に、貫通した微細孔が溶融して閉塞し、電池の内部抵抗を高めることで、発熱を抑制し、電極剤であるコバルト酸リチウムの熱暴走による電池の爆発を抑制する仕組みを担ってきた。
しかし、ハイブリッド自動車用電池や無停電電源など、大電流による充放電が必要な用途では、電極剤組成の研究によって、熱暴走爆発の抑制が可能となったことや、逆に、急激な電池内温度の上昇によって、セパレータの熱収縮による電極接触を避けるために、耐熱性の高い、かつ内部抵抗の小さなセパレータの要望が高まっている。
この要望に、特許文献1には、孔の開いた柔軟な支持体と孔を塞ぐ多孔質セラミック材料からなるセパレータが提案されている。柔軟な支持体にポリマー繊維を、多孔質セラミックにジルコニウム、シリカ、アルミナが用いられている。低密度の支持体と多孔質セラミックを併用することで、セパレータ内の空隙率の向上や耐熱性の向上が図れることが記載されている。
しかし、このようなセパレータは柔軟な支持体上に多孔質セラミック材料の分散体を塗設して作製される。柔軟な支持体のポリマー繊維密度が低いと、支持体の強度が低下するという問題があった。また、塗設した多孔質セラミック材料の分散体が支持体から脱離してしまい、面方向に均一な多孔質セラミック層が得られず、欠点のあるセパレータとなり、内部ショートが発生するという問題が生じることがあった。反対に、ポリマー繊維密度が高すぎると、厚みが増加してしまうという問題が発生する。特許文献2では、適当なポリマー繊維密度を付与し、厚みの増加を抑制するために、ポリマー繊維の分散性に優れている湿式抄造法を用いて支持体を製造している。これによって、極細の繊維を用いながらも、強度と厚みのバランスをとった支持体が得られることが開示されている。
しかし、この方法では、支持体の強度を保持するための熱溶融性のバインダー繊維が熱処理などの影響を受けて変形してしまうと、理想的には、繊維の交絡した部分でのみ、強度を発現するバインダー繊維が、繊維同士の融着に発展してフィルム化し、従来形成されているはずの、支持体の縦方向の貫通孔が埋まってしまうという問題が発生する場合があった。特に、電解液の保持性の高い微細繊維を使用した場合には、密なマトリクスが形成され、繊維間で熱溶融する可能性が高く、実際、電池の動作時に内部抵抗の増大となって顕れるという問題を生じていた。
特許第4594098号公報 特開2009−230975号公報
本発明の目的は、内部抵抗の低減された電池用セパレータを提供することである。
鋭意検討をした結果、下記に示す本発明により上記課題を解決できることを見出した。
[1]表面にカルボキシル基が付与されたI型結晶形を有する微細セルロース繊維を含有してなる電池用セパレータ。
[2]無機微粒子を含有してなる多孔質膜層と多孔質支持体とを少なくとも構成要素とする電池用セパレータにおいて、該多孔質膜層が、表面がカルボキシメチル化されたI型結晶形を有する微細セルロース繊維を含有してなることを特徴とする電池用セパレータ。
本発明の電池用セパレータを用いることによって、内部抵抗が小さい電池用セパレータを得ることができる。
本発明におけるI型結晶形を有する微細セルロース繊維とは、コットンパルプ、コットンリンターパルプなどの非木系パルプ、溶解パルプやクラフトパルプなどの木質系パルプなどのパルプを高圧ホモジナイザーや爆砕粉砕法などを用いて、パルプ繊維方向で分割、微細化したフィブリル化繊維や、バクテリアセルロースなどのセルロース繊維であって、繊維径が1μm以下、繊維長が5mm以下、1μm以上、好ましくは2mm以下、10μm以上のものを指す。
本発明では、I型結晶形を有する微細セルロース繊維の表面にカルボキシル基が付与されている。カルボキシル基を付与する方法としては、微細セルロース繊維表面の水酸基に無水マレイン酸共存下で加熱し、脱水縮合させて、アルカリで洗浄する方法、モノクロロ酢酸やモノクロロ酢酸ナトリウムの共存下で、水酸化ナトリウムや水酸化カリウム等のアルカリを触媒して、セルロース表面の水酸基をカルボキシメチル化する方法、2,2,6,6−テトラメチルピペリジン−1−オキシラジカルを酸化触媒として、アルカリ条件下で、セルロースの主なユニットであるグルコースのC6を特異的に酸化して、カルボキシル基を導入する方法などを用いることができる。何れもナトリウムなどとの塩とすると、水中での再分散性が劇的に向上する。
本発明の電池用セパレータは、表面にカルボキシル基が付与されたI型結晶形を有する微細セルロース繊維(以下、「カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維」と略記する場合がある)を含有してなる。このような電池用セパレータとしては、例えば、カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維を含有する不織布からなる電池用セパレータ、多孔フィルム、織布、不織布、編物等の多孔性支持体と、カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維を含有する多孔質膜層とを構成要素とする電池用セパレータ、多孔フィルム、織布、不織布、編物等の多孔性支持体と、カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維と無機微粒子とを含有する多孔質膜層とを構成要素とする電池用セパレータ等が挙げられる。この中でも、多孔性支持体と、カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維と無機微粒子とを含有する多孔質膜層とを構成要素とする電池用セパレータが、強度及び耐熱性に優れているため、最も好ましい。
多孔性支持体としては、多孔フィルム、織布、不織布、編物等が挙げられる。多孔性支持体の材質としては、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、アラミド、セルロース等を挙げることができる。多孔性支持体としては、ポリエステル、ポリオレフィン、ポリアミド、アラミド、セルロース等の繊維を用いた不織布であって、特に耐熱性や微細繊維の入手が容易な、ポリエステルやポリオレフィンを用いた不織布を用いるのが好ましい。不織布は、湿式抄造法、乾式法、静電紡糸法等の各種方法で製造することができる。種々の繊維を選択でき、均一性が高く、内部抵抗を低くすることができるために、湿式抄造法によって作製される不織布が好ましい。
湿式抄造法とは、繊維を水中に低濃度で分散させて、網上に繊維マトリクスを抄き上げ、乾燥或いは熱処理によってマトリクス強度を付与してシート状の支持体を得る方法である。電池用に用いられる繊維としては、溶剤紡糸セルロース、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポリアミドなど各種あるが、特に溶剤紡糸セルロース、ポリプロピレン、ポリエステルなどが好ましい材料である。このような材料は熱溶融法や析出法などによって、予め長繊維状に製造され、次に所定の長さにカットされて短繊維として用いられる。湿式抄造法にとって適切な繊維長としては1〜30mmが好ましく、更に好ましくは3〜15mmである。また、繊度1.0デシテックス(dt)以下の短繊維を含むことが好ましいが、より薄い電池用セパレータを作製する場合には、0.6dt以下の短繊維を含むことがより好ましい。一般的な湿式抄造法では、繊維を0.01〜0.2%程度の低濃度で水中に分散させた後、長網、短網、丸網などの網で水から抄き上げて、繊維ウェッブを形成し得ることができる。得られたウェッブは乾燥後、熱圧処理によって厚みを均一化させて、不織布基材となる。
本発明の電池用セパレータを薄いものとするには、多孔性支持体として、厚み10〜25μmであることが好ましく、空隙率は30〜80%であることが好ましい。より好ましくは、厚み12〜18μmであり、空隙率40〜70%である。目付量は5〜18g/mであることが好ましく、更に好ましくは8〜15g/mである。熱圧処理時の加熱温度は好ましくは180〜250℃であり、更に好ましくは200〜245℃である。また平滑性を付与するロール間のニップ圧は、好ましくは190〜1800N/cm、更に好ましくは400〜1500N/cmである。
多孔質膜層に含有される無機微粒子としては、シリカ、アルミナ、酸化チタンなどの酸化物;硫酸バリウム、リン酸アルミニウムなどの難溶性塩の微粒子である。特に、アルミナに代表されるα、β、γ−アルミナや、水酸化酸化アルミナに代表されるベーマイト、擬ベーマイトなどは有用な材料である。ベーマイトは水熱合成法によって、板状、粒状、繊維状など多種の形態が得られるので、特に好ましい材料である。このような無機微粒子の粒子径は好ましくは10nm〜10μmであり、更に好ましくは12nm〜5μmである。粒子径は、無機微粒子を水で充分に希釈し、これをレーザー散乱タイプの粒度測定機(マイクロトラック社製、商品名:3300EX2)によって測定し、得られた中心粒子径(D50、体積平均)を粒子径とした。
本発明の電池用セパレータは、多孔性支持体に無機微粒子の分散液を塗工して多孔質膜層を形成することにより製造することができる。この多孔質膜層に、カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維が含有される。このカルボキシル基付与I型微細セルロース繊維は、無機微粒子間に広がって、その分散性を向上させ、成膜時の粒子間接合性や多孔質膜層の強度を付与する。一般的に高分子量タイプの可溶性カルボキシメチルセルロースナトリウムにおいて、重合度は1000から2000程度であり、分子鎖長はサブミクロン程度であるが、本発明におけるカルボキシル基付与I型微細セルロース繊維の繊維長は1μm以上であるため、ピンホールの形成抑制効果もあり、その効果は絶大である。本発明におけるカルボキシル基付与I型微細セルロース繊維の含有量は、無機微粒子の含有量に対して、0.01質量%から10質量%であることが好ましく、より好ましくは0.1質量%から2質量%である。
無機微粒子はまず水中で分散される。カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維は、ナトリウム塩等として、水中ではアニオン体として挙動するので、無機微粒子もアニオン化して分散するのが好ましい。アニオン性を付与する材料としては、カルボキシメチルセルロースナトリウム(CMC)、ポリカルボン酸ナトリウム及びこの変性体が好ましい。これらは、表面活性剤としてセラミック粒子の分散性を補助する。添加量は、無機微粒子の含有量に対して、0.01質量%から5質量%であることが好ましく、更に好ましくは0.1質量%から2質量%である。
更に、この無機微粒子の分散液に多孔質膜層の膜強度をより与えるために、アクリル樹脂、スチレンアクリル樹脂、スチレンブタジエンゴム(SBR)樹脂、変性ポリオレフィン樹脂などバインダーを添加できる。これらのバインダーは、ラテックス状態のものを使用するのが好ましい。バインダーは、乾燥工程において、無機微微粒子の結着性を向上させる。この分散液では、ラテックスはアニオン体を使用するのが好ましい。バインダーは、添加量が多すぎると、皮膜を形成して、電池用セパレータの内部抵抗を増加させてしまうので、その添加量は、無機微微粒子の0.2質量%から10質量%であることが好ましく、更に好ましくは0.8質量%から5質量%である。
塗液の分散方法としては、濃度が低い場合では、撹拌器による混合などで充分であるが、濃度が数%を超えると、全体の粘度等が上がるので、ホモジナイザーやビーズミルなどを利用するのが好ましい。好ましい撹拌混合時間は数分から40時間程度、更に好ましくは1時間から20時間程度である。
多孔質膜層は、多孔性支持体に無機微粒子を含有する塗液を塗布又は流延し、乾燥させて得ることができる。塗布又は流延の方法としては、エアドクターコーター、ブレードコーター、ナイフコーター、ロッドコーター、スクイズコーター、含浸コーター、グラビアコーター、キスロールコーター、ダイコーター、リバースロールコーター、トランスファーロールコーター、スプレーコーター等を用いた方法を使用することができる。多孔質膜層の塗工量は、乾燥質量で0.5〜50g/mであることが好ましく、より好ましくは1〜30g/mである。乾燥後、更に熱カレンダー処理を施して、得られた電池用セパレータの厚みを調整することも可能である。多孔質支持体を有する電池用セパレータの好ましい厚みは10〜30μmであり、より好ましくは12〜25μmである。
得られた電池用セパレータは裁断されてリチウム電池用の電極材料間に挟み込まれて、電解液を注入し、電池を封止して、リチウム電池となる。正極を構成する材料は、主に、活物質とカーボンブラック等の導電剤、ポリフッ化ビニリデンやスチレンブタジエンゴム等のバインダーであって、活物質としては、コバルト酸リチウム、ニッケル酸リチウム、マンガン酸リチウム、ニッケルマンガンコバルト酸リチウム(NMC)やアルミニウムマンガン酸リチウム(AMO)などのリチウムマンガン複合酸化物、鉄リン酸リチウムなどが用いられる。これらは、混合されて集電体であるアルミニウム箔上に塗布されて、正極となる。
負極を構成する材料は、主に、活物質と導電剤、バインダーであって、活物質としては、黒鉛、非晶質炭素材料、珪素、リチウム、リチウム合金などが用いられる。これらは混合されて、集電体である銅箔上に塗布されて、負極となる。リチウム電池は、正極、負極間に電池用セパレータを挟み込み、ここに電解液を含浸させて、イオン伝導性を持たせて、導通させる。リチウム電池では、非水系電解液が用いられるが、一般的に、これは溶媒と支持電解質で構成させる。溶媒としても用いられるのは、エチレンカーボネイト(EC)、プロピレンカーボネイト(PC)、ジエチルカーボネイト(DEC)、ジメチルカーボネイト(DMC)、エチルメチルカーボネイト(EMC)及び添加剤的な働きを有するビニレンカーボネイト、ビニルエチレンカーボネイトなどのカーボネイト系である。ジメトキシエタン(DME)を用いることもできる。支持電解質としては、六フッ化リン酸リチウム、四フッ化ホウ酸リチウムのほかに、LiN(SOCFなどの有機リチウム塩なども用いられる。イオン液体も利用できる。
外装体としては、アルミニウムやステンレススチール等の金属円筒缶や角形缶、アルミニウム箔をポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等でラミ加工したラミネートフィルムを用いたシート型の外装体が利用できる。また、積層化してスタッキングして用いることもできるし、円柱状に回旋して用いることもできる。
次に、本発明を実施例によって、更に詳細に説明するが、本発明はこれらに何ら限定されるものではない。
[カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維の製造]
コットンリンターパルプを爆砕法によって微細セルロース化したフィブリル化セルロース(ダイセル化学工業製、商品名:セリッシュ(登録商標)KY−100G、濃度:10質量%)100質量部に、100質量部のイソプロパノールを添加し、10℃に冷却して、2N水酸化ナトリウム水溶液40質量部を撹拌しながらゆっくりと滴下した。次に、70℃に加熱してクロロ酢酸を40質量部滴下して、1時間撹拌した後、0.05Nの水酸化ナトリウム水溶液と水で濾過洗浄して、カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維を作製した。
(実施例1)
[多孔性支持体の作製]
延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維
(繊度0.1dt、繊維長5mm) 75.0質量部
未延伸PET短繊維(繊度0.2dt、繊維長5mm) 25.0質量部
カルボキシメチルセルロースナトリウム
(第一工業製薬製、商品名:セロゲン(登録商標)BSH−12) 0.1質量部
の構成で、水中で分散し、PET繊維を短網で漉き上げて、目付量8.5g/mのウェッブを作製し、乾燥後、220℃で熱圧処理を施し、厚み15μmの不織布からなる多孔性支持体(1)を得た。
[塗液の作製]
ベーマイト(大明化学工業製、商品名:C20) 250.0質量部
純水 400.0質量部
ポリアクリル酸ナトリウム
(花王製、商品名:ポアズ520、濃度40質量%) 2.0質量部
をホモジナイザー(PRIMI製、T.K.HOMODISPER model 2.5)を使用し、1200rpmで1時間撹拌した。
次に、カルボキシル基付与I型微細セルロース繊維(濃度0.4質量%)200質量部、SBRラテックス(日本エイアンドエル製、商品名:AL−2001、濃度48.3質量%)25質量部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(日本製紙ケミカル製、商品名:MAC500LC、濃度0.6質量%)200質量部を添加して、回転数2500rpmで更に1時間撹拌して、塗液(1)を作製した。
[セパレータの作製]
得られた塗液(1)を多孔性支持体(1)に含浸して、100℃で乾燥させ、厚み35μmのセパレータ(1)を得た。
(実施例2)
[多孔性支持体の作製]
延伸ポリエチレンテレフタレート(PET)短繊維
(繊度0.1dt、繊維長5mm) 75.0質量部
未延伸PET短繊維(繊度0.2dt、繊維長5mm) 24.0質量部
実施例1で作製したカルボキシル基付与I型微細セルロース繊維 1.0重量部
カルボキシメチルセルロースナトリウム
(第一工業製薬製、商品名:セロゲン(登録商標)BSH−12) 0.1質量部
の構成で、水中で分散し、PET繊維を短網で漉き上げて、目付量8.5g/mのウェッブを作製し、乾燥後、220℃で熱圧処理を施し、厚み15μmの不織布からなる多孔性支持体(2)を得た。
[塗液の作製]
ベーマイト(大明化学工業製、商品名:C20) 250.0質量部
純水 400.0質量部
ポリアクリル酸ナトリウム
(花王製、商品名:ポアズ520、濃度40質量%) 2.0質量部
をホモジナイザー(PRIMI製、T.K.HOMODISPER model 2.5)を使用し、1200rpmで1時間撹拌した。
次に、SBRラテックス(日本エイアンドエル製、商品名:AL−2001、濃度48.3質量%)25質量部、カルボキシメチルセルロースナトリウム(第一工業製薬製、商品名:セロゲン(登録商標)BSH−12、濃度0.6質量%)400質量部を添加して、回転数2500rpmで更に1時間撹拌して、塗液(2)を作製した。
[セパレータの作製]
得られた塗液(2)を多孔性支持体(2)に含浸して、100℃で乾燥させ、厚み30μmのセパレータ(2)を得た。
(比較例1)
実施例1で用いたカルボキシル基付与I型微細セルロース繊維の代わりに、未変性の微細セルロース繊維(ダイセル化学工業製、商品名:セリッシュ(登録商標)KY−100S、濃度0.4質量%)を用いて、同様な処理を行い、厚み28μmの比較セパレータ(1)を得た。
(比較例2)
実施例で用いたカルボキシル基付与I型微細セルロース繊維の代わりに、カルボキシメチルセルロースナトリウム(日本製紙ケミカル製、商品名:MAC500LC、濃度0.6質量%)を用いて、同様な処理を行い、厚み38μmの比較セパレータ(2)を得た。
(比較例3)
実施例2で用いたカルボキシル基付与I型微細セルロース繊維の代わりに、未変性の微細セルロース繊維(ダイセル化学工業製、商品名:セリッシュ(登録商標)KY−100S、濃度0.4質量%)を用いて、同様な処理を行い、厚み32μmの比較セパレータ(3)を得た。
[透気度と平均細孔径の測定]
得られたセパレータの透気度は東洋精機製ガーレー式デンソメーターで測定した。また平均細孔径はPorous Materials Inc.製Capiillary Flow Porometer CEP−1500Aで測定した。結果を表1に与えた。
[電池特性の評価]
アルミニウム箔上にマンガン酸リチウム、アセチレンブラック、ポリフッ化ビニリデンを100/5/3の質量比で、200g/mを塗工し、溶剤を乾燥して更にプレスをかけて正極を作製した。一方、銅箔上に球状人造黒鉛、アセチレンブラック、ポリフッ化ビニリデンを85/15/5の質量比で、100g/mを塗工し、乾燥後プレスをかけて負極を作製した。
得られた両電極間に実施例で得られたセパレータを、塗工面を負極側にして挟み込み、リチウム電池用電解液(宇部興産製、溶媒:EC/DEC/DME=1/1/1(体積比)、支持電解質:六フッ化リン酸リチウム1mol/l)を滴下し、減圧化でアルミニウム箔ラミネートフィルム中に封止して、リチウム電池を作製した。次に作製したリチウム電池を0.2Cで4.2Vまで充電し、その後0.2Cで放電を行った。この時、最初に0.2Cの条件で行った放電容量の充電容量に対する比率を測定した。また、0.2C(300分の放電時間)の条件での放電開始から30分後の電圧時を電圧降下値として内部抵抗を測定した。結果を表1に与えた。
Figure 2014175232
無機微粒子を含有してなる多孔質膜層と多孔質支持体とを少なくとも構成要素とする電池用セパレータにおいて、比較例1では、多孔質膜層が微細セルロース繊維を含有しているが、微細セルロース繊維の分散性にむらがあり、平均細孔径は小さくできていない。また、多孔質膜層が分子状のカルボキシメチルセルロースナトリウムを含有してなる比較例2でも、平均細孔径は広がっている。これに対し、多孔質膜層がカルボキシル基付与I型微細セルロースを含有してなる実施例1のセパレータでは、平均細孔径が小さくなり、また、内部抵抗の低減化にも成功することができた。
また、比較例3では、多孔質支持体が微細セルロース繊維を含有しているが、平均細孔径は小さくできていない。これに対し、多孔質支持体がカルボキシル基付与I型微細セルロースを含有してなる実施例2のセパレータでは、平均細孔径が小さくなり、また、内部抵抗の低減化にも成功することができた。
実施例1及び2を比較すると、無機微粒子を含有してなる多孔質膜層がカルボキシル基付与I型微細セルロース繊維を含有する場合、平均細孔径を小さくでき、放電容量/充電容量の比率も高く、内部抵抗も低くなることが確認された。
本発明の電池用セパレータは、リチウム電池用のセパレータとして使用できるほか、キャパシター用セパレータとして利用できる。

Claims (2)

  1. 表面にカルボキシル基が付与されたI型結晶形を有する微細セルロース繊維を含有してなる電池用セパレータ。
  2. 無機微粒子を含有してなる多孔質膜層と多孔質支持体とを少なくとも構成要素とする電池用セパレータにおいて、該多孔質膜層が、表面がカルボキシメチル化されたI型結晶形を有する微細セルロース繊維を含有してなることを特徴とする電池用セパレータ。
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