JP2014153538A - ラベル - Google Patents

ラベル Download PDF

Info

Publication number
JP2014153538A
JP2014153538A JP2013023168A JP2013023168A JP2014153538A JP 2014153538 A JP2014153538 A JP 2014153538A JP 2013023168 A JP2013023168 A JP 2013023168A JP 2013023168 A JP2013023168 A JP 2013023168A JP 2014153538 A JP2014153538 A JP 2014153538A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
base material
delivery
delivery slip
adhesive layer
layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013023168A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazutomi Shigemi
一臣 重見
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Edge Inc
Original Assignee
Toppan Forms Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Forms Co Ltd filed Critical Toppan Forms Co Ltd
Priority to JP2013023168A priority Critical patent/JP2014153538A/ja
Priority to PCT/JP2013/058586 priority patent/WO2014122795A1/ja
Publication of JP2014153538A publication Critical patent/JP2014153538A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • G09F3/08Fastening or securing by means not forming part of the material of the label itself
    • G09F3/10Fastening or securing by means not forming part of the material of the label itself by an adhesive layer
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • G09F3/02Forms or constructions
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09FDISPLAYING; ADVERTISING; SIGNS; LABELS OR NAME-PLATES; SEALS
    • G09F3/00Labels, tag tickets, or similar identification or indication means; Seals; Postage or like stamps
    • G09F3/02Forms or constructions
    • G09F3/0288Labels or tickets consisting of more than one part, e.g. with address of sender or other reference on separate section to main label; Multi-copy labels

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Abstract

【課題】上基材と下基材とが、互いに積層された接着層及び剥離層によって貼着された状態で搬送されるラベルにおいて、上基材が下基材から剥離した後にカールしにくくしながらも、上基材が搬送時に下基材から剥離しにくくする。
【解決手段】上基材10の配達票11となる領域が、搬送方向先端部に沿う領域が、接着層40のみによって下基材20に貼着され、それ以外の領域が、接着層40及び剥離層50によって下基材20に剥離可能に貼着されており、下基材20の上基材10との貼着面とは反対側の面に積層された粘着層70によって剥離台紙30が剥離可能に貼着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、上基材と下基材とが接着層及び剥離層によって貼着されたラベルに関し、特に、上基材と下基材とを搬送時に不用意に剥離しにくくする技術に関する。
従来より、配送物を配送する場合、配送物の配送元及び配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が記入された配送伝票が用いられ、配送情報が記入された配送伝票が配送物に貼付され、配送伝票に記入された配送情報に従って配送物が配送先に配送されている。
このような配送伝票においては、配送物が配送先に配送された後に配送業者が持ち帰る配達票が分離可能に構成されたものが用いられている。この配送伝票を用いた場合、配送物が配送先に配送されると、配達票に受領印が押下され、配達票が配送伝票から分離されて配送業者によって持ち帰られることにより、配送物が配送先に配送されたことが管理される。
上述したように配達票を分離して持ち帰ることができる配送伝票としては、例えば、裏面の全面に粘着剤が塗布されたベースシートの表面に、配送物が配送先に配送された後でも配送物に貼付されたままの状態とする貼付票を剥離困難に貼着するとともに、上述した配達票を剥離可能に貼着したものが用いられている。この配送伝票は、ベースシートの裏面に塗布された粘着剤によって配送物に貼付される。そして、配送物が配送先に配送されると、配達票に受領印が押下され、配達票がベースシートから剥離されることにより、配達票を配送伝票から分離することができる。
近年、このような配送伝票に対する配送情報の記入は、プリンタにおける印字によって行われる場合が多い。特に、一般消費者ではなく企業等から発送する配送物においては、配送情報が事前に印字されたものが用いられている。そのため、上述したようにベースシートの一部に配達票が剥離可能に貼着されている場合、配送伝票がプリンタ内を搬送される際に、配達票が搬送方向先端部から捲れ上がり、ベースシートから剥離してしまう虞れがある。そこで、一般的には、配達票とベースシートとの貼着力をある程度強くすることにより、配送伝票がプリンタ内を搬送される際に配達票がベースシートから剥離しにくくしている。ところがその場合、配達票をベースシートから剥離した後、配達票がカールしやすくなり、配達票のその後の取り扱いに支障をきたすことになってしまう。
ここで、裏面の全面に粘着剤が塗布されたベースシートの表面に接着層及び剥離層を介して配達票が剥離可能に貼着された構成において、その一部を除いた領域にさらに接着力抑止層を設け、ベースシートと配達票との接着力を調整する技術が特許文献1に開示されている。この技術によれば、異なる種類の接着剤を用いることなく、ベースシートから剥離する配達票における貼着力を調整することができる。
特開2000−263966号公報
しかしながら、特許文献1に開示された技術においては、配達票とベースシートとの貼着力を調整することによって貼着力が強い領域と弱い領域とを形成しているが、配達票のベースシートとの貼着面の全面には剥離層が設けられているため、プリンタ内を搬送される際に配達票がベースシートから剥離しにくいとは言い難い。特に、上述したように、配達票がベースシートから剥離した後にカールしにくくするためには接着層による貼着力を弱くすることが好ましく、その場合、配達票が、貼着力が弱い接着層と剥離層とを介してベースシートに貼着された状態では、プリンタ内を搬送される際に配達票がベースシートから剥離してしまう可能性が高くなってしまう。
本発明は、上述したような従来の技術が有する問題点に鑑みてなされたものであって、上基材と下基材とが、互いに積層された接着層及び剥離層によって貼着された状態で搬送されるラベルにおいて、上基材が下基材から剥離した後にカールしにくくしながらも、上基材と下基材とが搬送時に剥離しにくくすることができるラベルを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、
上基材と下基材とが、互いに積層された接着層及び剥離層によって貼着されるとともに、前記下基材の前記上基材との貼着面とは反対側の面に積層された粘着層によって剥離台紙が剥離可能に貼着され、前記積層方向とは直交する方向に搬送されるラベルにおいて、
前記上基材は、前記搬送方向先端部に沿う領域の少なくとも一部が、前記接着層のみによって前記下基材に貼着され、それ以外の領域が、前記接着層及び前記剥離層によって前記下基材に剥離可能に貼着されていることを特徴とする。
上記のように構成された本発明においては、下基材から剥離台紙が剥離され、表出した粘着層によって配送物等に貼着されて使用されるが、その前に上基材に情報を印字する必要がある。その場合、ラベルがプリンタ内を搬送されることになるが、上基材が、搬送方向先端部に沿う領域の少なくとも一部が接着層のみによって下基材に貼着されていることにより、プリンタ内にて上基材が外側となるように湾曲して搬送されたり、2つのローラ間に挟まれながら搬送されたりしても、搬送方向先端部に沿う領域にて下基材に強固に貼着されていることにより、上基材が搬送方向先端部から捲れ上がらず、下基材から剥離しにくくなる。また、このように、配達票と下基材との貼着力を強固なものとするための構成を、上基材と下基材とを接着層のみによって貼着したものとすることにより、上基材と下基材との貼着力を強固なものとする領域が接着層及び剥離層によって構成されているものと比べて接着層における貼着力を弱くすることができ、それにより、上基材が下基材から剥離された後にカールしにくくすることができる。
本発明によれば、上基材が、搬送方向先端部に沿う領域の少なくとも一部が、接着層のみによって下基材に貼着され、それ以外の領域が、接着層及び剥離層によって下基材に剥離可能に貼着されている構成としたため、搬送時に上基材が下基材から剥離しにくくすることができる。また、接着層における貼着力を弱くすることができ、上基材が下基材から剥離した後にカールしにくくすることができる。
本発明のラベルの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は配達票における接着層と剥離層との相対位置を示す図である。 図1に示した配送伝票の作用を説明するための図である。 図1に示した配送伝票の作用を説明するための図である。 図1に示した配送伝票の使用方法を説明するための図である。 本発明のラベルの他の実施の形態を示す図である。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明のラベルの実施の一形態を示す図であり、(a)は表面から見た図、(b)は(a)に示したA−A’断面図、(c)は配達票11における接着層40と剥離層50との相対位置を示す図である。
本形態は図1に示すように、互いに同一形状を有する上基材10と下基材20とが重ね合わされて貼着され、これらが剥離台紙30に剥離可能に貼着されて構成されたラベル形態の配送伝票1である。
上基材10は、例えば、感熱紙からなり、配達票11と貼付票12とを有し、これら配達票11と貼付票12との境界にスリット13が形成され、配達票11と貼付票12とはこのスリット13を介して接している。これにより、配達票11は上基材10から分離可能に区画形成されている。これら配達票11及び貼付票12にはそれぞれ、上基材10上に形成された印刷層17によって、この配送伝票1が貼着される配送物の配送元及び配送先の住所や氏名あるいは名称等の配送情報が印字される配送情報表示領域14a,14bが設けられており、配達票11にはさらに、配送物が配送先に配送された際に受領印を押下するための押印領域15が設けられている。なお、上基材10としては、感熱紙以外にも、インクジェット紙や、上質紙70kg等が考えられる。また、表面に印字可能なものであれば、フィルムシートであってもよい。
上基材10の下基材20との貼着面のうち配達票11となる領域には、スリット13とは反対側の端部に沿って端部から一定の幅を具備する線状の領域を除いた全面に収縮層60及び剥離層50が積層されている。収縮層60は、上基材10の下基材20との貼着面に紫外線硬化インキや紫外線硬化メジウム等を塗布することによって積層される。剥離層50は、上基材10に積層された収縮層60の全面に、紫外線硬化型等の一般的な剥離ニスを塗布することによって積層される。なお、剥離ニスにシリコーンを含有させ、シリコーンの含有量によって剥離層50による剥離強度を調整することもできる。また、上基材10の下基材20との貼着面に印刷層を形成し、その上に収縮層60を積層してもよく、また、収縮層60上に印刷層を形成し、その上に剥離層50を積層してもよい。なお、収縮層60は、配達票11が下基材20から剥離された際におけるカールを抑制するためのものであって、本願発明においては必須の要素ではない。そのため、下記の説明においては、収縮層60の構成は省略する。
下基材20としては、例えば、上質紙35kg等が考えられる。下基材20の上基材10との貼着面の全面には印刷層21が形成されており、その上に接着層40が積層されている。接着層40は、下基材20に形成された印刷層21の表面に、例えば水性エマルジョン接着剤を塗布することによって積層される。また、接着層40としては、これに限らず、天然ラテックスにデンプンやシリカ等の微粒状充填剤を混入させたもの等、その他接着剤(固化による接着)や粘着剤(粘性を保持しながら接着)の何れでもよい。圧力を加えることによって貼着力を発揮する感圧タイプのものであってもよい。接着層40として水性エマルジョン接着剤を用いた場合には、印刷層21や印刷層21上にメジウム層を積層することにより、下基材20への水分の浸透が防止される。下基材20の上基材10との貼着面とは反対側の面には、その全面に粘着剤が塗布されることによって粘着層70が積層されており、この粘着層70によって下基材20が剥離台紙30に剥離可能に貼着されている。
上記のように構成された上基材10と下基材20とが、上基材10の剥離層50及び収縮層60が積層された面と、下基材20の接着層40が積層された面とが対向するように重ね合わされ、これらが接着層40によって貼着されている。それにより、上基材10のうち、配達票11となる領域においては、スリット13とは反対側の端部に沿って端部から一定の幅を具備する線状の領域が接着層40のみによって下基材20に貼着され、それ以外の領域が、接着層40、剥離層50及び収縮層60によって下基材20に剥離可能に貼着されている。また、貼付票12となる領域においては、その全面が接着層40のみによって貼着されている。なお、接着層40として水性エマルジョン接着剤を用いた場合、上基材10と下基材20とがこのように貼着されることにより、剥離層50及び収縮層60によって上基材10への水分の浸透が防止される。なお、このように構成された配送伝票1のうち、上基材10の配達票11となる領域と、配送伝票1の上記積層構造のうち配達票11に対向する領域と、下基材20の上基材10との貼着面とは反対側の面に積層された粘着層70と、この粘着層70によって下基材20に剥離可能に貼着された剥離台紙30とから、本願発明におけるラベルが構成される。
以下に、上記のように構成された配送伝票1の作用について説明する。
まず、配送伝票1が、上基材10が外側となるように湾曲して搬送される際の作用について説明する。
図2は、図1に示した配送伝票1の作用を説明するための図である。なお、図2(b),(c)においては、図1に示した収縮層60及び印刷層17,21の図示は省略している。
図1に示した配送伝票1においては、上基材10の配達票11及び貼付票12にそれぞれ設けられた配送情報表示領域14a,14bに、この配送伝票1が貼着される配送物の配送情報を印字する必要がある。図2(a)に示すように、図1に示した配送伝票1は、剥離台紙30がミシン目31によって折り畳まれた連続状となっており、この連続状の剥離台紙30に複数の配送伝票1が1列になって貼着されている。
このように剥離台紙30が連続状となった状態でプリンタにセットされ、剥離台紙30及びこれに貼着された配送伝票1が、剥離台紙30が連続した方向にプリンタ内を搬送されながら、上基材10の配達票11及び貼付票12にそれぞれ設けられた配送情報表示領域14a,14bに配送情報が印字される。すなわち、配送伝票1は、接着層40と剥離層50の積層方向に直交する方向に搬送されることになる。
図2(a)に示すように剥離台紙30が連続状となったものにおいては、配達票11と貼付票12とのうち配達票11が搬送方向先端側となる。図1に示した配送伝票1においては、上基材10のうち配達票11となる領域が、スリット13とは反対側の端部に沿って端部から一定の幅を具備する線状の領域が接着層40のみによって下基材20と貼着されている。すなわち、上基材10のうち配達票11となる領域においては、搬送方向先端部に沿って先端部から一定の幅を具備する線状の領域が接着層40のみによって下基材20に貼着されていることになる。そのため、図2(b)に示すように、プリンタ内のローラ3によって上基材10が外側となるように湾曲して搬送されても、上基材10の配達票11となる領域が、その搬送方向先端部に沿って先端部から一定の幅を具備する線状の領域にて下基材20に強固に貼着されていることにより、上基材10の配達票11となる領域が搬送方向先端部から捲れ上がらず、下基材20から剥離しにくくなる。
次に、配送伝票1が、2つのローラ間に挟まれながら搬送される際の作用について説明する。
図3は、図1に示した配送伝票1の作用を説明するための図である。なお、図3においても、図1に示した収縮層60及び印刷層17,21の図示は省略している。
図2(a)に示したように剥離台紙30が連続状となった状態で配送伝票1がプリンタにセットされ、配達票11が搬送方向先端側となってプリンタ内を搬送されると、上基材10のうち配達票11となる領域においては、搬送方向先端部に沿って先端部から一定の幅を具備する線状の領域が接着層40のみによって下基材20に貼着されていることになる。そのため、図3に示すように、プリンタ内の2つのローラ3a,3bに挟まれながら搬送されても、上基材10の配達票11となる領域が、その搬送方向先端部に沿って先端部から一定の幅を具備する線状の領域にて強固に貼着されていることにより、上基材10の配達票11となる領域が搬送方向先端部から捲れ上がらず、下基材20から剥離しにくくなる。
なお、上述した作用は、図2(a)に示したようにミシン目31によって折り畳まれた連続状の剥離台紙30に複数の配送伝票1が1列になって貼着されている場合に限らず、ロール状に巻き取られた連続状の剥離台紙30に複数の配送伝票1が1列になって貼着されている場合においても同様に生じる。さらには、剥離台紙30が配送伝票1毎に単片状となった場合にも同様である。
以下に、上述した配送伝票1の使用方法について説明する。
図4は、図1に示した配送伝票1の使用方法を説明するための図である。
上記のようにして上基材10の配達票11及び貼付票12にそれぞれ設けられた配送情報表示領域14a,14bに配送情報が印字された配送伝票1は、図4(a)に示すように、剥離台紙30から剥離されて粘着層70によって配送物2に貼付される。
配送伝票1が貼付された配送物2は、情報表示領域14a,14bに印字された配送情報18a,18に従って配送物2の配送先に配送される。
そして、配送物2が配送先に配送されると、配達票11の押印領域15に受領印が押下され、その後、配達票11が配送伝票1から分離される。
上基材10の配達票11となる領域は、スリット13とは反対側の端部に沿って端部から一定の幅を具備する線状の領域が接着層40のみによって下基材20と貼着されており、それ以外の領域が、接着層40、剥離層50及び収縮層60によって下基材20に剥離可能に貼着されているため、図4(a)に示すように、スリット13を含む角部から剥離することができる。
上基材10の配達票11となる領域を、スリット13を含む角部から剥離していくと、図4(b)に示すように、下基材20上に積層された印刷層21による通知情報21aが視認可能となる。そして、剥離した領域が、上基材10と下基材20とが接着層40のみによって貼着された領域に達すると、上基材10と下基材20とが剥離困難となる。
ところが、上基材10と下基材20とが接着層40のみによって貼着された領域は、スリット13とは反対側の端部から一定の幅を具備する線状であるため、接着層40のみによって上基材10と下基材20とが貼着されていても、図4(c)に示すように、人の力で下基材20から上基材10を剥離することができる。
上述したように、上基材10の配達票11となる領域と下基材20との貼着力を強固なものとするための構成が、これらを接着層40のみによって貼着したものであることにより、これらの貼着力を強固なものとする領域が接着層40及び剥離層50によって構成されているものと比べて接着層40における貼着力を弱くすることができる。それにより、上記のようにして下基材20から剥離された配達票11は、下基材20から剥離された後にカールしにくくなる。
(他の実施の形態)
図5は、本発明のラベルの他の実施の形態を示す図であり、図1に示した構成における接着層40と剥離層50との相対位置の他の例を示す。
配達票11における接着層と剥離層との相対位置は、上基材10の配達票11となる領域と下基材20のそれに対向する領域とが、スリット13とは反対側の端部に沿う領域の少なくとも一部が接着層40のみによって貼着され、それ以外の領域が、接着層40及び剥離層50によって剥離可能に貼着されていれば、図1(c)に示したようなものに限らない。すなわち、スリット13とは反対側の端部に沿う領域のみならず、スリット13に沿う領域において、その少なくとも一部が接着層40のみによって貼着され、それ以外の領域が、接着層40及び剥離層50によって剥離可能に貼着されていてもよい。
例えば、図5(a)に示すように、上基材10の配達票11となる領域において、スリット13とは反対側の端部に沿って端部から幅wだけ隔てた部分から一定の幅を具備する線状の領域を除いた全面に剥離層50を積層し、それにより、スリット13とは反対側の端部に沿って端部から幅wだけ隔てた部分から一定の幅を具備する線状の領域が接着層40のみによって上基材10と下基材20とが貼着され、それ以外の領域が接着層40及び剥離層50によって上基材10と下基材20とが貼着された構成とすることも考えられる。この場合、幅wは、3mm以下が好ましい。
また、図5(b)に示すように、上基材10の配達票11となる領域において、スリット13とは反対側の端部に沿った複数の島状の領域を除いた全面に剥離層50を積層し、それにより、スリット13とは反対側の端部に沿った複数の島状の領域が接着層40のみによって上基材10と下基材20とが貼着され、それ以外の領域が接着層40及び剥離層50によって上基材10と下基材20とが貼着された構成とすることも考えられる。なお、この場合においても、スリット13とは反対側の端部から島状のその端部側までの距離は3mm以下が好ましい。
また、図5(c)に示すように、上基材10の配達票11となる領域において、スリット13とは反対側の端部に沿った領域のみが櫛状となるように剥離層50を積層し、それにより、スリット13とは反対側の端部に沿った複数の区画領域が接着層40のみによって上基材10と下基材20とが貼着され、それ以外の領域が接着層40及び剥離層50によって上基材10と下基材20とが貼着された構成とすることも考えられる。
1 配送伝票
2 配送物
3,3a,3b ローラ
10 上基材
11 配達票
12 貼付票
13 スリット
14a,14b 配送情報表示領域
15 押印領域
17,21 印刷層
18a,18b 配送情報
20 下基材
21a 通知情報
30 剥離台紙
31 ミシン目
40 接着層
50 剥離層
60 収縮層
70 粘着層

Claims (1)

  1. 上基材と下基材とが、互いに積層された接着層及び剥離層によって貼着されるとともに、前記下基材の前記上基材との貼着面とは反対側の面に積層された粘着層によって剥離台紙が剥離可能に貼着され、前記積層方向とは直交する方向に搬送されるラベルにおいて、
    前記上基材は、前記搬送方向先端部に沿う領域の少なくとも一部が、前記接着層のみによって前記下基材に貼着され、それ以外の領域が、前記接着層及び前記剥離層によって前記下基材に剥離可能に貼着されていることを特徴とするラベル。
JP2013023168A 2013-02-08 2013-02-08 ラベル Pending JP2014153538A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013023168A JP2014153538A (ja) 2013-02-08 2013-02-08 ラベル
PCT/JP2013/058586 WO2014122795A1 (ja) 2013-02-08 2013-03-25 ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013023168A JP2014153538A (ja) 2013-02-08 2013-02-08 ラベル

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014153538A true JP2014153538A (ja) 2014-08-25

Family

ID=51299406

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013023168A Pending JP2014153538A (ja) 2013-02-08 2013-02-08 ラベル

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2014153538A (ja)
WO (1) WO2014122795A1 (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017100337A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 トッパン・フォームズ株式会社 シート体
JP2019142178A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 トッパン・フォームズ株式会社 ラベル付き伝票
JP2019179255A (ja) * 2014-11-11 2019-10-17 大日本印刷株式会社 剥離ラベル、連続剥離ラベル
JP2021179640A (ja) * 2019-06-19 2021-11-18 大日本印刷株式会社 剥離ラベル、連続剥離ラベル、配送伝票

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000263966A (ja) * 1999-03-12 2000-09-26 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票
JP2001353987A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票用帳票
JP2003048269A (ja) * 2001-08-08 2003-02-18 Dainippon Printing Co Ltd 貼り合わせシート
JP2006058767A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Fuji Seal International Inc ラベル

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4478850B2 (ja) * 2000-08-22 2010-06-09 日本ユニシス・サプライ株式会社 特殊タック紙の製造方法
JP4845192B2 (ja) * 2006-04-26 2011-12-28 トッパン・フォームズ株式会社 分離シート
JP2011000817A (ja) * 2009-06-19 2011-01-06 Kobayashi Create Co Ltd 情報隠蔽帳票とその使用方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000263966A (ja) * 1999-03-12 2000-09-26 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票
JP2001353987A (ja) * 2000-06-13 2001-12-25 Dainippon Printing Co Ltd 配送伝票用帳票
JP2003048269A (ja) * 2001-08-08 2003-02-18 Dainippon Printing Co Ltd 貼り合わせシート
JP2006058767A (ja) * 2004-08-23 2006-03-02 Fuji Seal International Inc ラベル

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019179255A (ja) * 2014-11-11 2019-10-17 大日本印刷株式会社 剥離ラベル、連続剥離ラベル
JP2017100337A (ja) * 2015-12-01 2017-06-08 トッパン・フォームズ株式会社 シート体
JP2019142178A (ja) * 2018-02-23 2019-08-29 トッパン・フォームズ株式会社 ラベル付き伝票
JP2021179640A (ja) * 2019-06-19 2021-11-18 大日本印刷株式会社 剥離ラベル、連続剥離ラベル、配送伝票
JP7279748B2 (ja) 2019-06-19 2023-05-23 大日本印刷株式会社 剥離ラベル、連続剥離ラベル、配送伝票

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014122795A1 (ja) 2014-08-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5859240B2 (ja) 再剥離性重ね合わせシート
JP2014177036A (ja) 再剥離性重ね合わせシート
WO2014122795A1 (ja) ラベル
JP5499934B2 (ja) 熨斗付き配送伝票
JP2014040005A (ja) 配送伝票
JP6209057B2 (ja) ラベル
JP2016153857A (ja) ラベルシート
JP5570291B2 (ja) ラベル
JP6101128B2 (ja) 袋状ラベル
JP6276512B2 (ja) 袋状ラベル
JP6147065B2 (ja) ラベル
JP6737672B2 (ja) 積層ラベル
JP6618406B2 (ja) シート体
JP6765285B2 (ja) 積層ラベル
JP2008039837A (ja) ラベル
JP6929663B2 (ja) ラベル
JP6287460B2 (ja) ラベル付き配送伝票
JP6618407B2 (ja) シート体
JP6126423B2 (ja) 袋状ラベル
JP6620053B2 (ja) シート体
WO2014122801A1 (ja) ラベル
JP6212837B2 (ja) 熨斗付き配送伝票
JP6121773B6 (ja) ラベル
JP6072159B2 (ja) 再剥離性重ね合わせシート
JP5839063B2 (ja) 熨斗付き配送伝票

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160202

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170314

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170424

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170912