JP2014119001A - フロントフォーク - Google Patents

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Abstract

【課題】アウターチューブに対するインナーチューブの滑らかな移動を妨げることなく、インナーチューブに付着した異物を確実に掻き落としてオイルシールを保護することが可能なフロントフォークを提供することである。
【解決手段】上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段は、アウターチューブ2とアウターチューブ2内に軸方向に相対移動可能に挿入されるインナーチューブ3とを有するフォーク本体1と、フォーク本体1内に収容されて当該アウターチューブ2とインナーチューブ3の相対移動を抑制するダンパDと、フォーク本体1を常時伸長方向に附勢する附勢手段ASと、アウターチューブ2に保持されてインナーチューブ3の外周に摺接する環状のダストシール4およびオイルシール5とを備えたフロントフォークFにおいて、ダストシールとオイルシール5との間にインナーチューブ3の外周に摺接するC型のスクレーパを設けた。
【選択図】図1

Description

本発明は、鞍乗車両の車体と車軸との間に介装されるフロントフォークに関する。
自動二輪車などの鞍乗車両の車体と車軸との間に介装されるフロントフォークにあっては、一般的には、アウターチューブとこのアウターチューブ内に軸方向に相対移動可能に挿入されるインナーチューブとを備えたテレスコピック型のフォーク本体と、フォーク本体内に収容されるダンパとを備えており、フォーク本体とともに伸縮するダンパが減衰力を発生して車体の振動を抑制するようになっている。
このようなフロントフォークにあっては、フォーク本体内に当該フォーク本体を伸長させるように附勢する懸架ばねを備えており、この懸架ばねで車体重量を弾性支持するようになっているが、近年、フロントフォークの軽量化が進み、懸架ばね自体をエアばねとしたものが開発されるに至っている(たとえば、特許文献1,2参照)。
このように、懸架ばねをエアばねとするフロントフォークにあっては、フォーク本体内から気体が漏洩すると、車体を支持するエアばねが発揮するエアばね力が失われてしまうので、フォーク本体を密にシールする必要がある。また、アウターチューブの内周にはインナーチューブに摺接して当該インナーチューブのアウターチューブに対する軸方向の移動を案内する筒状のブッシュが設けられていて、このブッシュの潤滑のためにインナーチューブとアウターチューブとの間の隙間に潤滑油が充填してある。
そのため、フロントフォークにあっては、アウターチューブの内周に保持されてインナーチューブの外周に摺接する環状のダストシールと、同じくアウターチューブの内周であってダストシールよりもフォーク本体内側に保持されてインナーチューブの外周に摺接する環状のオイルシールを備えている。
オイルシールは、インナーチューブの外周に付着した潤滑油を掻き落としてフォーク本体外への潤滑油の漏洩と気体の漏洩を防止している。ダストシールは、インナーチューブの外周面に付着した塵、泥、水等といった異物を掻き落とし、フォーク本体内への異物の混入を防止しており、オイルシールやインナーチューブの摺動面を異物から保護している。
特開2010−164167号公報 特開2011−252590号公報
しかしながら、上記従来のフロントフォークが、たとえば、オフロードを走行する鞍乗車両に使用される場合、走行時にインナーチューブに付着した粒子の細かい泥が、その後に乾燥して固化すると、ダストシールで乾燥した泥を完全に掻き落とすことが難しいことがあり、泥がダストシールを乗り越えてオイルシールへ達する可能性がある。また、ダストシールの緊迫力を高めて異物の侵入を防止しようとすると、アウターチューブに対するインナーチューブの滑らかな移動が妨げられてしまう。
そこで、本発明の目的は、アウターチューブに対するインナーチューブの滑らかな移動を妨げることなく、インナーチューブに付着した異物を確実に掻き落としてオイルシールを保護することが可能なフロントフォークを提供することである。
上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段は、アウターチューブと当該アウターチューブ内に軸方向に相対移動可能に挿入されるインナーチューブとを有するフォーク本体と、当該フォーク本体内に収容されて当該アウターチューブと当該インナーチューブの上記相対移動を抑制するダンパと、上記フォーク本体を常時伸長方向に附勢する附勢手段と、上記アウターチューブに保持されて上記インナーチューブの外周に摺接して上記フォーク本体内に異物の侵入を防止する環状のダストシールと、上記アウターチューブの上記ダストシールよりも上記フォーク本体内側に保持されて上記インナーチューブの外周に摺接して上記フォーク本体に収容される作動液体の漏れを防ぐ環状のオイルシールとを備えたフロントフォークにおいて、上記ダストシールと上記オイルシールとの間に上記インナーチューブの外周に摺接するスクレーパを設け、当該スクレーパは、C型に形成されることを特徴とする。
インナーチューブがアウターチューブ内へ侵入する際に、インナーチューブの外周に強固に付着しダストシールでは掻き落とせなかった異物があっても、スクレーパがこの異物を掻き落とすことができる。また、スクレーパは、C型とされているので、インナーチューブへの装着が容易で、緊迫力が過大にならない。
よって、発明のフロントフォークによれば、アウターチューブに対するインナーチューブの滑らかな移動を妨げることなく、インナーチューブに付着した異物を確実に掻き落としてオイルシールを保護することが可能となる。
本発明の一実施の形態におけるフロントフォークの縦断面図である。 本発明の一実施の形態におけるフロントフォークの一部拡大縦断面図である。 本発明の一実施の形態におけるフロントフォークのスクレーパの斜視図である。 (a)スクレーパの一変形例の斜視図である。(b)スクレーパの他の変形例の斜視図である。(c)スクレーパの別の変形例の斜視図である。
以下、図に示した実施の形態に基づき、本発明を説明する。図1に示すように、一実施の形態におけるフロントフォークFは、アウターチューブ2と当該アウターチューブ2内に軸方向に相対移動可能に挿入されるインナーチューブ3とを有するフォーク本体1と、当該フォーク本体1内に収容されて当該アウターチューブ2と当該インナーチューブ3の相対移動を抑制するダンパDと、フォーク本体1を常時伸長方向に附勢する附勢手段としてのエアばねASと、アウターチューブ2に保持されてインナーチューブ3の外周に摺接する環状のダストシール4と、アウターチューブ2のダストシール4よりもフォーク本体1内側に保持されてインナーチューブ3の外周に摺接する環状のオイルシール5と、ダストシール4とオイルシール5との間に設けられてインナーチューブ3の外周に摺接するスクレーパ6とを備えて構成されており、外力を受けて伸縮する際にダンパDが発生する減衰力で当該伸縮を抑制する。このフロントフォークFは、たとえば、図示はしないが、鞍乗車両の車体と車軸との間に介装されて、車体の振動を抑制するとともにエアばねASのエアばね力で車体を弾性支持することができるようになっている。
以下、各部について説明する。アウターチューブ2は、筒状であって図1中上端が閉塞されており、インナーチューブ3もまた筒状であって図1中下端が閉塞されている。インナーチューブ3は、図1中上端である開口端側をアウターチューブ2内に挿入しており、アウターチューブ2に対して軸方向となる図1中上下方向に相対移動することが可能とされている。また、アウターチューブ2の内周には、筒状であってインナーチューブ3の外周に摺接するブッシュ7が装着され、インナーチューブ3の図1中上端外周にはアウターチューブ2の内周に摺接するブッシュ8が装着されていて、インナーチューブ3がアウターチューブ2に対して軸方向の相対移動をする際にこれらブッシュ7,8でインナーチューブ3の移動を案内するようになっており、インナーチューブ3はアウターチューブ2に対してガタつくことなく滑らかに移動することができるようになっている。
そして、これらアウターチューブ2とインナーチューブ3とでフォーク本体1を形成しており、フォーク本体1内には、アウターチューブ2とインナーチューブ3とで空間が形成される。
この空間、つまり、フォーク本体1内には、ダンパDが収容されている。ダンパDは、アウターチューブ2の上端を閉塞するヘッドキャップ9に固定されたシリンダ11と、シリンダ11内に摺動自在に挿入されてシリンダ11内を上室R1と下室R2に仕切るピストン12と、ピストン12に連結されてシリンダ11内に移動自在に挿入されると共にインナーチューブ3の下端を閉塞するボトムキャップ10に連結されるピストンロッド13と、シリンダ11内であって上室R1の上端を画するベースバルブ14と、シリンダ11内であってベースバルブ14よりも図1中上方に摺動自在に挿入されてベースバルブ14との間に液室Lを形成する環状のフリーピストン15とを備えて構成されており、上室R1、下室R2および液室Lには作動液体としての作動油が充填され、シリンダ11内であってフリーピストン15より図1中上方はフォーク本体1内であってダンパD外の空間に開放されている。なお、作動液体としては、作動油の他、水や水溶液等といった液体を利用することも可能である。
ピストンロッド13は、シリンダ1の図1中下端を閉塞する環状のロッドガイド21によって摺動自在に軸支されており、シリンダ11に対して軸方向となる図1中上下方向に相対移動することができるようになっている。
また、ピストン12には、上室R1と下室R2とを連通する通路12a,12bが設けてあり、当該通路12aには、上室R1から下室R2へ向かう作動油の流れのみを許容する逆止弁16が設けられ、通路12bには、下室R2から上室R1へ向かう作動油の流れのみを許容するとともに通過する作動油の流れに抵抗を与える減衰弁17が設けられている。
さらに、ベースバルブ14には、上室R1と液室Lとを連通する通路14a,14bが設けてあり、当該通路14aには、上室R1から液室Lへ向かう作動油の流れのみを許容するとともに通過する作動油の流れに抵抗を与える減衰弁18が設けられ、通路14bには、液室Lから上室R1へ向かう作動油の流れのみを許容する逆止弁19が設けられている。
減衰弁17,18は、流量に対して圧力損失を調節することができる可変減衰弁とされてもよいし、流量に対して圧力損失を調節できないパッシブな減衰弁とされてもよい。減衰弁17,18に可変減衰弁を採用する場合、詳しくは図示しないが、たとえば、減衰弁17,18を、通路12b,14aの途中に設けた弁座と、これに離着座する弁体と、弁体を弁座に着座するように附勢する附勢部材と構成し、図示しない操作ロッドの操作によって附勢部材における弁体を附勢する附勢力を調節して、減衰弁17,18を通過する作動油に流れに与える抵抗を変化させるものや、通路12b,14aの途中に設けた弁座と、これに遠近して弁座と協働して通路12b,14aを絞る弁体とで構成し、操作ロッドの操作によって弁体を弁座に対して遠近させて通路12b,14aの絞り度合を調節可能な可変絞りとしてもよい。なお、減衰弁17,18の構成はこれに限定されるものではない。また、逆止弁16,19の代わりに通路12a,14bに減衰弁を設けることもできる。
そして、ダンパDが伸長する場合、圧縮される下室R2から拡大される上室R1へ作動油は通路12bを通過して移動し、減衰弁17が作動油の流れに抵抗を与えるので、下室R2と上室R1との圧力に差が生じ、ダンパDは伸長を妨げる減衰力を発揮する。この伸長行程時にあっては、ピストンロッド13がシリンダ11内から退出するので、このシリンダ11内に退出したピストンロッド13の体積分の作動油は、液室Lからベースバルブ14の通路14bを介して上室R1へ供給され、体積補償が行われる。
ダンパDが収縮する場合、圧縮される上室R1から拡大される下室R2へ作動油は通路12aを通過して移動するが、収縮行程にあっては、ピストンロッド13がシリンダ11内に侵入するので、このシリンダ11内に侵入したピストンロッド13の体積分の作動油は、ベースバルブ14の通路14aを介して上室R1から排出され、フリーピストン15がシリンダ11内を図1中上方へ移動して排出される作動油を液室Lにて吸収する。そして、通路14aを通過する作動油の流れに抵抗が与えられるので、上室R1と下室R2の圧力が上昇し、ピストンロッド13をシリンダ11から押し出す力が大きくなり、これによりダンパDは収縮を妨げる減衰力を発揮する。
つづいて、フォーク本体1内であってダンパDの外部の空間には、内部圧力が大気圧以上となるように気体が充填されており、フォーク本体1が気体を封入する容器として機能して、附勢手段としてのエアばねASが形成されている。このエアばねASは、常時、フォーク本体1を伸長方向に附勢するエアばね力を発揮し、フォーク本体1が収縮されるとフォーク本体1内の気体が圧縮されてエアばね力を強めるようになっている。附勢手段としては、常時、フォーク本体1を伸長方向に附勢することができればよいので、エアばねAS以外のばねを用いることも可能である。なお、この実施の形態の場合、ヘッドキャップ9にバルブ20が設けてあり、このバルブ20を介してフォーク本体1内に気体を充填することができるようになっている。また、この場合、ダンパDのシリンダ11内であってフリーピストン15よりも図1中上方は、ダンパD外の空間に開放されているので、シリンダ11内の一部は、エアばねASの容積に寄与している。このようにすることで、エアばねASへの気体の充填を行うバルブ20のヘッドキャップ9への配置の自由度が向上する。なお、シリンダ11内のフリーピストン15よりも上方の空隙をエアばねAS内に開放せずに閉鎖して、別途気体を充填するようにしてもよい。
エアばねASは、上記のように、フォーク本体1を伸長方向に附勢するエアばね力を発揮しているが、フォーク本体1を最収縮させた際に必要な反力の関係上、フォーク本体1を最伸長させた状態でもエアばねASはかなり大きなエアばね力を発揮しなくてはならず、エアばねASだけでは鞍乗車両の車体と搭乗者を支持した状態においてエアばね力が大きすぎ、ごつごつとした乗り心地になってしまう。そこで、このフロントフォークFにあっては、フォーク本体1が最伸長状態から所定量ストロークするまでエアばねASのエアばね力に対向するばね力を発揮するバランスばねSを設けている。バランスばねSは、シリンダ11の図1中下端に設けたロッドガイド21に固定されていて、ピストン12が図1に示した位置からフォーク本体1が伸長する方向である下方へ向けてストロークすると、このピストン12に当接して、それ以上のピストン12の図中下方へ移動によって圧縮せしめられ、フォーク本体1が最伸長すると最大圧縮されるようになっていて、当該ピストン12の下方への移動を抑制するばね力を発揮するようになっている。そして、エアばねASは、体積とエアばね力とが反比例する関係にあるが、バランスばねSがこのエアばね力に対向するばね力を発揮することによって、フォーク本体1のストローク量に対してエアばね力とバランスばねSのばね力との合力である合成力がほぼ比例するようにしてある。これにより、鞍乗車両の車体と搭乗者を支持した状態において上記合成力が程よい大きさになり、ごつごつ感のない良好な乗り心地を確保でき、また、最収縮するような場合には、バランスばねSはエアばね力を妨げるばね力を発揮しないので、フロントフォークFの最収縮を抑制する大きな力を発揮してフロントフォークの底付きを防止することができる。
また、フォーク本体1内には、気体の他、作動油も充填されており、インナーチューブ3に設けた透孔3aを介して、アウターチューブ2とインナーチューブ3との間の環状隙間に作動油を送り込んでブッシュ7,8の摺動面を潤滑することができるようになっている。
ダストシール4は、アウターチューブ2の図1中下端である開口端の内周に保持されていて、インナーチューブ3の外周に摺接している。より詳細には、ダストシール4は、図2に示すように、アウターチューブ3の開口端内周に嵌合して固定される環状のダストシール本体40と、ダストシール本体40の大気側である図2中下方の内周から突出してインナーチューブ3の内周に摺接する環状のダストリップ41と、ダストシール本体40のフォーク本体内側である図2中上方の内周に設けた環状凹部42とを備えており、インナーチューブ3がアウターチューブ2内へ向けて侵入する方向へ相対移動する際に、ダストリップ41でインナーチューブ3の外周に付着した塵、泥や水等といった異物を掻き落として、フォーク本体1内への異物の侵入を防ぐようになっている。
ダストシール本体40は、内部に環状のインサートメタル43を備えており、アウターチューブ2への圧入に耐え、強固にアウターチューブ2に固定することができるようになっている。
また、ダストリップ41の摺接面の背面側には、ガータースプリング44が設けられていて、ダストリップ41がインナーチューブ3を締め付ける緊迫力が高められていて、ダストリップ41で異物を掻き落とし易くしている。
オイルシール5は、アウターチューブ2の図1中下端内周であってオイルシール4よりフォーク本体内側に保持されていて、インナーチューブ3の外周に摺接し、フォーク本体1内から作動油の漏洩を防止している。オイルシール5とダストシール4には、図2に示すように、軸方向に隙間が設けられており、オイルシール5が軸方向に移動することがないように、アウターチューブ2の内周に設けた環状溝2aに装着されたストッパ22が設けられている。
オイルシール5は、より詳細には、図2に示すように、アウターチューブ3の開口端内周に嵌合して固定される環状のオイルシール本体50と、オイルシール本体50の内周側から突出してインナーチューブ3の内周に摺接する環状のオイルリップ51と、同じくオイルシール本体50の内周側から突出してオイルリップ51より大気側でインナーチューブ3の内周に摺接する環状のサブリップ52と、サブリップ52とオイルシール本体50と間の図2中下端である大気側端に設けた環状溝53とを備えており、インナーチューブ3がアウターチューブ2から抜け出る方向へ相対移動する際に、オイルリップ51でインナーチューブ3の外周に付着した作動油を掻き落とし、インナーチューブ3がアウターチューブ2内へ向けて侵入する方向へ相対移動する際に、サブリップ52でインナーチューブ3の外周に付着した異物を掻き落とすようになっている。
オイルシール本体50は、内部に環状のインサートメタル54を備えており、アウターチューブ2への圧入に耐え、強固にアウターチューブ2に固定することができるようになっている。
また、オイルリップ51の摺接面の背面側には、ガータースプリング55が設けられていて、オイルリップ51がインナーチューブ3を締め付ける緊迫力が高められていて、オイルリップ51で作動油を掻き落とし易くしている。
スクレーパ6は、ダストシール4とオイルシール5に挟持されて、これらダストシール4とオイルシール5との間に配置されており、インナーチューブ3の外周に摺接しており、インナーチューブ3の外周に付着した異物を掻き落とすようになっている。
スクレーパ6は、図2および図3に示すように、ダストシール4より硬質な合成樹脂で作られていてC型とされ、ダストシール4とオイルシール5によって挟持される外環部61と、外環部61の内周に設けられてインナーチューブ3の外周に摺接する掻き落とし部62とを備えている。また、掻き落とし部62は、図2中上端と下端にインナーチューブ3側へ突出するへら状の摺接部63,64が設けられていて、この摺接部63,64でインナーチューブ3の外周に強固に付着した異物であっても掻き落とすことができるようになっている。
そして、スクレーパ6の周方向両端、つまり、外環部61と掻き落とし部62の周方向の両端の突合部65,66は、図3に示すように、端面が互いに平行で且つスクレーパ6の図3中一点鎖線で示す軸方向に対して傾斜している。
また、外環部61のダストシール側端である図2中下端から下端外周の形状は、ダストシール4の内周に設けた環状凹部42と符合する形状とされており、外環部61のオイルシール側端である図2中上端から上端外周の形状は、オイルシール5の内周に設けた環状溝53と符合する形状とされている。そして、スクレーパ6がダストシール4とオイルシール5によって挟持される際に、この外環部61の図2中下端および下端外周がダストシール4の環状凹部42に当接し、外環部61の図2中上端および上端外周がオイルシール5の環状溝53に当接するようになっている。つまり、スクレーパ6のダストシール4への当接面である図2中下端および下端外周の形状と、ダストシール4のスクレーパ6への当接面である環状凹部42の形状とは、互いに符合する形状とされており、さらに、スクレーパ6のオイルシール5への当接面である図2中上端および上端外周の形状と、オイシール5のスクレーパ6への当接面である環状溝53の形状とは、互いに符合する形状とされている。
したがって、スクレーパ6は、上下端がダストシール4とオイルシール5に挟持されることで、図2中軸方向である上下方向への移動が不能とされて固定され、さらに、上下端外周がダストシール4とオイルシール5によって拘束されるために、拡径が防止されて、摺接部63,64がインナーチューブ3に適度な緊迫力をもって密着している。なお、スクレーパ6を形成する合成樹脂としては、たとえば、ポリテトラフルオロエチレン等のフッ素樹脂を用いればよい。
フロントフォークFは、以上のように構成されており、伸縮時に、ダンパDが減衰力を発揮することで当該伸縮を抑制することができ、鞍乗車両の車体の振動を抑制する。
そして、インナーチューブ3がアウターチューブ2内へ侵入する際には、インナーチューブ3の外周に強固に付着しダストシール4では掻き落とせなかった異物があっても、スクレーパ6がこの異物を掻き落とすことができるので、オイルシール5へ異物が達することが阻止され、オイルシール5とインナーチューブ3の摺動面が保護される。よって、本発明のフロントフォークFによれば、インナーチューブ3に付着した異物を確実に掻き落としてオイルシール5を保護することができる。
また、スクレーパ6は、C型とされているので、インナーチューブ3への装着が容易で、緊迫力が過大にならないので、アウターチューブ2に対するインナーチューブ3の軸方向の相対移動を邪魔することなく、フロントフォークFは滑らかなに伸縮することができる。
さらに、この実施の形態のフロントフォークFにあっては、スクレーパ6は、ダストシール4とオイルシール5とで挟持されアウターチューブ2に対して軸方向に固定されるため、C型とされてもインナーチューブ3の外周に追随せずにインナーチューブ3の外周に付着した異物を掻き落とすことができ、また、ダストシール4とオイルシール5に衝突することがないので、これらダストシール4とオイルシール5の劣化を早めることもない。
加えて、この実施の形態のフロントフォークFにあっては、スクレーパ6がダストシール4とオイルシール5とで挟持されるので、C型とされていても周方向の両端が接近せしめられて当該スクレーパ6の拡径が抑制され、これによって、当該スクレーパ6にインナーチューブ3を締め付ける緊迫力を充分に与えることができ、インナーチューブ3の外周に付着した異物を掻き落とし易くなり、より確実に異物を除去することができ、さらに、ダストシール4、オイルシール5のスクレーパ6の外周への当接面の径、或いはスクレーパ6の外径の設定によって、緊迫力を調節することができ、外径の異なるスクレーパ6を複数用意しておけば緊迫力のチューニングが容易となる。
また、この実施の形態のフロントフォークFにあっては、スクレーパ6がダストシール4とオイルシール5とで挟持されて軸方向の移動と拡径が抑制されるので、スクレーパ6にラジアル方向やスラスト方向の荷重が作用しても、対向しているスクレーパ6の周方向両端が軸方向や半径方向に開いてしまうことがなく、インナーチューブ3の外周に付着した異物の掻き落とし作用が確実に行われる。なお、スクレーパ6の外環部61のダストシール側端である図2中下端から下端外周の形状は、ダストシール4の内周に設けた環状凹部42と符合する形状とされており、外環部61のオイルシール側端である図2中上端から上端外周の形状は、オイルシール5の内周に設けた環状溝53と符合する形状とされているため、よりスクレーパ6にラジアル方向やスラスト方向の荷重が作用しても、ダストシール4とオイルシール5とでよりしっかりスクレーパ6を挟持することができるので、異物の掻き落とし効果を高めることができる。
さらに、スクレーパ6の周方向の両端の突合部65,66が互いに平行であって、かつ、スクレーパ6の軸方向に対して傾斜しているので、突合部65,66に隙間ができていてもインナーチューブ3が軸方向に移動するので、異物はスクレーパ6によって掻き落とされるため、オイルシール5への異物の到達を防ぐことができる。
なお、スクレーパ6の周方向両端の突合部の形状としては、たとえば、図4(a)に示すように、一方の突合部67に凸部67aを設け、他方の突合部68に凹部68aを設けて組み合わせるように突き合わせるようにすれば、突合部67,68に隙間ができても、スクレーパ6を軸方向から見たときに当該隙間を介してスクレーパ6の向こう側が見えないようにすることができ、スクレーパ6を異物が通過することを阻止することができる。
また、突合部67,68に隙間ができても、スクレーパ6を軸方向から見たときに当該隙間を介してスクレーパ6の向こう側が見えないようにすればいので、図4(b)に示すように、突合部69の中央に凸部69aを設け、突合部70の中央に凸部69aの挿入を許容する凹部70aを設けるようにしても、同様に、スクレーパ6を異物が通過することを阻止することができる。
さらに、図4(c)に示すように、凸部71aを備えた突合部71と凹部72aを備えた突合部72の一部71b,71c,72b,72cに、互いに平行であって、かつ、スクレーパ6の軸方向に対して傾斜している部位を設けるようにして、より確実にスクレーパ6を異物が通過することを阻止するようにしてもよい。傾斜させる部位は、一部でもよいので、突合部71,72のどこに設けてもよい。
以上で、本発明の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されないことは勿論である。
本発明は、二輪車等の鞍乗り型の車両の車体と前輪車軸との間に介装される懸架装置として利用可能である。
1 フォーク本体
2 アウターチューブ
3 インナーチューブ
4 ダストシール
5 オイルシール
6 スクレーパ
42 当接面としての環状凹部
53 当接面としての環状溝
65,66,67,68,69,70,71,72 突合部
67a,69a,71a 凸部
68a,70a,72a 凹部
AS 附勢手段としてのエアばね
D ダンパ

Claims (7)

  1. アウターチューブと当該アウターチューブ内に軸方向に相対移動可能に挿入されるインナーチューブとを有するフォーク本体と、当該フォーク本体内に収容されて当該アウターチューブと当該インナーチューブの上記相対移動を抑制するダンパと、上記フォーク本体を常時伸長方向に附勢する附勢手段と、上記アウターチューブに保持されて上記インナーチューブの外周に摺接して上記フォーク本体内に異物の侵入を防止する環状のダストシールと、上記アウターチューブの上記ダストシールよりも上記フォーク本体内側に保持されて上記インナーチューブの外周に摺接して上記フォーク本体に収容される作動液体の漏れを防ぐ環状のオイルシールとを備えたフロントフォークにおいて、
    上記ダストシールと上記オイルシールとの間に上記インナーチューブの外周に摺接するスクレーパを設け、当該スクレーパは、C型に形成されることを特徴とするフロントフォーク。
  2. 上記スクレーパは、上記ダストシールと上記オイルシールとで挟持されて上記アウターチューブに対して軸方向に固定されることを特徴とする請求項1に記載のフロントフォーク。
  3. 上記スクレーパは、上記ダストシールと上記オイルシールとで挟持されて、拡径が抑制されることを特徴とする請求項1または2に記載のフロントフォーク。
  4. 上記スクレーパと上記ダストシールの当接面の形状は互いに符合する形状とされ、上記スクレーパと上記オイルシールの当接面の形状は互いに符合する形状とされることを特徴とする請求項2または3に記載のフロントフォーク。
  5. 上記スクレーパの周方向両端の突合部は、互いに平行であって、かつ、上記スクレーパの軸方向に対して傾斜していることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のフロントフォーク。
  6. 上記スクレーパの周方向両端の突合部のうち一方に凸部を設け、他方に上記凸部に符合する凹部を設けたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のフロントフォーク。
  7. 上記スクレーパの周方向両端の突合部は、互いに平行であって、かつ、上記スクレーパに対して上記スクレーパの軸方向に対して傾斜している部位を有することを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載のフロントフォーク。
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