JP2014107919A - ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 - Google Patents

ワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】枝線部分が分岐する幹線部分を、不織部材により覆ってホットプレスする際に、幹線部分から分岐する枝線部分の加熱を抑制することを目的とする。
【解決手段】ワイヤーハーネス10は、ワイヤーハーネス本体12と、保護部材20とを備える。ワイヤーハーネス本体12は、幹線部分14と、幹線部分14から分岐する枝線部分16とを含む。保護部材20は、不織部材が幹線部分14と枝線部分16の基端部を覆った状態で、不織部材のうち少なくとも幹線部分14を覆う部分がホットプレスすることにより形成されている。保護部材20のうち枝線部分16の基端部を覆う部分は幹線部分14を覆う部分よりも柔らかく形成されている。
【選択図】図1

Description

この発明は、ワイヤーハーネスの分岐部分を保護する技術に関する。
従来、ワイヤーハーネスの分岐部を不織部材によって保護する技術として、特許文献1に開示のものがある。
特許文献1は、不織部材を分岐部に対してその分岐形状に沿った形状で覆う構成として、切込みを形成したシート状不織部材を前記分岐部分に巻付ける構成を開示している。分岐部分を覆う不織部材は、成形金型によって分岐形状に応じた所定形状に成形される。
特開2012−39782号公報
しかしながら、切込みを形成したシート状不織部材を前記分岐部分に巻付ける構成では、前記切込み部分の基端部を開口として、枝線部分が外部に延出される。このため、不織部材を成形金型によって所定形状に成形する際に、前記開口近くで、枝線部分の基端部が加熱されてしまう恐れがある。
そこで、本発明は、枝線部分が分岐する幹線部分を、不織部材により覆ってホットプレスする際に、幹線部分から分岐する枝線部分の加熱を抑制することを目的とする。
上記課題を解決するため、第1の態様に係るワイヤーハーネスは、幹線部分と前記幹線部分から分岐する枝線部分とを含むワイヤーハーネス本体と、不織部材が前記幹線部分と前記枝線部分の基端部を覆った状態で、前記不織部材のうち少なくとも前記幹線部分を覆う部分がホットプレスすることにより形成され、前記枝線部分の基端部を覆う部分が前記幹線部分を覆う部分よりも柔らかく形成された保護部材とを備える。
第2の態様は、第1の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記保護部材は、一辺部分の中間部から内側に向けてスリットが形成されたシート状の前記不織部材が、前記スリットの基端部に前記枝線部分の基端部を配設した状態で、前記不織部材のうち前記スリットの両側部分が前記幹線部分に巻付けられることにより、形成されている。
第3の態様は、第2の態様に係るワイヤーハーネスであって、前記不織部材のうち前記スリットの前記基端側への延長部分が他の部分よりも厚く形成され、その延長部分が前記枝線部分に対応する位置で前記幹線部分に巻付けられている。
第4の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法は、(a)幹線部分と前記幹線部分から分岐する枝線部分とを含むワイヤーハーネス本体を準備する工程と、(b)不織部材により前記幹線部分と前記枝線部分の基端部を覆う工程と、(c)前記不織部材のうち前記幹線部分を覆う部分を加熱及び加圧する成型面を有するホットプレス用成形型によって、前記不織部材のうち前記枝線部分の基端部を覆う部分を前記成型面からはみ出させた状態で、前記不織部材のうち前記幹線部分を覆う部分をホットプレスする工程と、を備える。
第5の態様は、第4の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記工程(c)において、前記不織部材のうち前記枝線部分の基端部を覆う部分の先端部は前記ホットプレス用成形型の外方にはみ出ているものである。
第6の態様は、第4又は第5の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記工程(b)において、前記不織部材として、その一辺部分の中間部から内側に向けてスリットが形成されたシート状のものを用い、前記スリットの基端部に前記枝線部分の基端部を配設した状態で、前記不織部材のうち前記スリットの両側部分を前記幹線部分に巻付けるものである。
第7の態様は、第6の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記不織部材のうち前記スリットの前記基端側への延長部分が他の部分よりも厚く形成され、その延長部分が前記枝線部分に対応する位置で前記幹線部分に巻付けられているものである。
第8の態様は、第7の態様に係るワイヤーハーネスの製造方法であって、前記不織部材のうち前記スリットに対応する部分を、前記スリットの基端部で前記スリットの基端部への延長部分に折返して、前記不織部材のうち前記スリットの前記基端側への延長部分を他の部分よりも厚くするものである。
第1の態様によると、保護部材は、不織部材が前記幹線部分と前記枝線部分の基端部を覆った状態で、前記不織部材のうち少なくとも前記幹線部分を覆う部分がホットプレスすることにより形成されており、前記不織部材のうち枝線部分の基端部を覆う部分が前記幹線部分を覆う部分よりも柔らかく形成されているため、幹線部分から分岐する枝線部分の加熱を抑制することができる。
第2の態様によると、幹線部分に巻付けられた不織部材の隙間をなるべく無くし、かつ、厚みの均一化を図ることができる。
第3の態様によると、幹線部分のうち枝線部分に対応する位置でも、不織部材を厚くすることができる。
第4の態様によると、前記不織部材のうち前記枝線部分の基端部を覆う部分を前記成型面からはみ出させた状態で、前記不織部材のうち前記幹線部分を覆う部分をホットプレスするため、幹線部分から分岐する枝線部分の加熱を抑制することができる。
第5の態様によると、枝線部分はホットプレス用成形型の外方で不織部材から露出するため、枝線部分の加熱をより確実に抑制できる。
第6の態様によると、幹線部分に巻付けられた不織部材の隙間をなるべく無くし、かつ、厚みの均一化を図ることができる。
第7の態様によると、幹線部分のうち枝線部分に対応する位置でも、不織部材を厚くすることができる。
第8の態様によると、前記不織部材のうち前記スリットの前記基端側への延長部分を他の部分よりも容易に厚くすることができる。
実施形態に係るワイヤーハーネスを示す概略斜視図である。 同上のワイヤーハーネスを示す概略平面図である。 同上のワイヤーハーネスを車両に組付けた状態を示す説明図である。 ワイヤーハーネス本体を示す概略平面図である。 不織部材の一例を示す説明図である。 不織部材の一例を示す説明図である。 ワイヤーハーネス本体に不織部材を巻付ける途中工程を示す説明図である。 ワイヤーハーネス本体に不織部材を巻付けた状態を示す概略斜視図である。 図8のIX−IX線における概略断面図である。 図8のX−X線における概略断面図である。 ホットプレス用成形型を示す概略斜視図である。 ホットプレス用成形型に不織部材をセットした状態を示す概略平面図である。 ホットプレス用成形型に不織部材をセットした状態を示す概略断面図である。
以下、実施形態に係るワイヤーハーネス及びワイヤーハーネスの製造方法について説明する。図1はワイヤーハーネス10を示す概略斜視図であり、図2はワイヤーハーネス10を示す概略平面図である。
ワイヤーハーネス10は、ワイヤーハーネス本体12と、保護部材20とを備える。
ワイヤーハーネス本体12は、複数の電線が束ねられた構成とされている。より具体的には、ワイヤーハーネス本体12は、複数の電線が車両等の配設対象箇所の配線形態に応じて分岐しつつ束ねられた構成とされている。ワイヤーハーネス本体12は、光ファイバケーブル等を含んでいてもよい。このワイヤーハーネス本体12は、車両等の配設対象箇所に配設された状態で、車両等に搭載された各種電気機器同士を電気的に接続する配線として用いられる。
このワイヤーハーネス本体12は、幹線部分14と、当該幹線部分14から分岐する枝線部分16とを含む。すなわち、複数の電線が粘着テープ等の結束部材を用いて仮結束され、複数の電線が幹線部分14を構成するように束ねられると共に、複数の電線の一部が幹線部分14から分岐して枝線部分16を形成している。枝線部分16は、複数の電線が束ねられたものであってもよいし、1つ電線により構成されていてもよい。
上記ワイヤーハーネス本体12において、分岐する3つの電線束のうち任意の2つを幹線部分14とし、残りの1つの枝線部分16とすることができる。通常は、分岐する3つの電線束のうち、太径のもの2つ又は電線本数の多いもの2つが幹線部分14として選ばれ、細径のものが枝線部分16として選ばれる。
また、幹線部分14は、少なくとも上記分岐箇所から延出する部分では直線状をなしている。幹線部分14の他の部分において、屈曲していてもよいし、また、他の電線が分岐していてもよい。また、幹線部分14が、上記枝線部分16が分岐する箇所で曲っていてもよい。さらには、幹線部分14の同一箇所において複数の枝線部分16が延出していてもよい。
保護部材20は、不織部材が幹線部分14と枝線部分16の基端部を覆った状態で、当該不織部材のうち少なくとも一部がホットプレスされることにより形成された構成とされている。
ここで、不織部材としては、加熱及び加圧工程を経ることにより硬くなり、かつ、相互接合可能な不織材料が用いられる。
かかる不織材料としては、絡み合う基本繊維と、接着樹脂(バインダとも呼ばれる)とを含むものを用いることができる。接着樹脂は、基本繊維の融点よりも低い融点を有する樹脂である。そして、不織材料を、基本繊維の融点よりも低くかつ接着樹脂の融点よりも高い加工温度に加熱することで、接着樹脂が溶融して基本繊維間に染みこむ。この後、不織材料が接着樹脂の融点よりも低い温度になると、基本繊維同士を結合した状態で接着樹脂が固化する。これより、不織材料が加熱前の状態よりも硬くなり、加熱時の成形形状に維持されるようになる。また、不織部材の接触部分にも接着樹脂が染込んで固化することで、不織部材の当該接触部分同士を接合する。かかる不織材料は、不織布ともいわれる。
接着樹脂は、粒状であっても繊維状であってもよい。芯繊維の外周に接着樹脂層を形成してバインダ繊維を構成し、これを基本繊維と絡み合わせるようにしてもよい。この場合の芯繊維としては、上記基本繊維と同材料のものを用いることができる。
上記基本繊維としては、接着樹脂の融点で繊維状態を保ち得ればよく、樹脂繊維の他、各種繊維を用いることができる。また、接着樹脂としては、基本繊維の融点よりも低い融点を持つ熱可塑性樹脂繊維を用いることができる。基本繊維と接着樹脂の組合わせとしては、基本繊維をPET(ポリエチレンテレフタレート)の樹脂繊維とし、接着樹脂をPETとPEI(ポリエチレンイソフタレート)の共重合樹脂とした例が挙げられる。この場合、基本繊維の融点は接着樹脂の融点よりも大きく、このため、不織材料をその融点間の温度に加熱すると、接着樹脂が溶融し、溶融せずに繊維状を保つ基本繊維間に染込む。そして、不織材料が接着樹脂の融点よりも低い温度になると、基本繊維同士を結合した状態で接着樹脂が固化し、不織材料は硬くなって加熱時の成形形状を維持する。つまり、上記不織材料を、成型用の金型面を有する金型間に挟込み、加熱状態で金型に圧を加えることで、不織材料が前記金型面に応じた所定形状に金型成型され、冷却されると、当該金型成型された形状に維持される。また、不織部材の相互接触部分では、溶融した接着樹脂が相手側の部分に染みこんだ後、固化する。これにより、不織部材の相互接触部分同士が接合される。上記加工方法はホットプレスとよばれる。上記保護部材20を製造するより具体的な例については後で説明する。
不織部材のうち幹線部分14を覆う部分は、ホットプレスにより硬化された幹線保護部24に形成されている。この幹線保護部24は、当該幹線部分14を密着状態で覆う筒形状に形成されている。ここでは、幹線保護部24は、幹線部分14の外形状に倣って円筒形状に形成されている。もっとも、当該部分は、楕円筒状、角筒状等、他の形状に形成されていてもよい。幹線保護部24の長さ寸法は、特に限定されない。幹線保護部24は、幹線部分14のうち枝線部分16に近い部分を覆う程度の長さ寸法であってもよいし、幹線部分14のより全体手的な部分を覆える程度の長さ寸法であってもよい。
この幹線保護部24は、幹線部分14を所定経路形状に保つ役割を有している。また、この幹線保護部24に次述する枝線保護部26が一体形成されることで、幹線部分14に対する枝線保護部26の位置及び当該枝線保護部26を通って延出する枝線部分16の位置を一定位置に維持する役割を有している。
また、不織部材30のうち枝線部分16の基端部を覆う部分は、上記幹線保護部24によりも柔らかい枝線保護部26に形成されている。この枝線保護部26は、上記幹線保護部24の長手方向の途中から側方に突出するようにして当該幹線保護部24に一体形成されている。この枝線保護部26は、幹線部分14から延出する枝線部分16の基端部の位置を保持することで、その分岐位置を保持する役割を有する。
この枝線保護部26は、上記幹線保護部24よりも柔らかく形成されているので、当該枝線保護部26を加工する際に、枝線保護部26に作用する熱的影響を小さくすることができる。つまり、枝線保護部26を柔らかく形成するためには、上記幹線保護部24を形成する際に、枝線保護部26に作用する温度又は圧縮率の少なくとも1つを、幹線保護部24に作用するそれらの条件よりも小さくする必要がある。そして、枝線保護部26自体に作用する温度が小さくなれば、その内部を通って案内される枝線部分16に対する熱的影響を小さくすることができる。また、枝線保護部26の圧縮率が小さくなれば、不織部材を通って内部の枝線部分16に熱が伝わりにくくなるので、この場合にも、枝線保護部26内部を通って案内される枝線部分16に対する熱的影響を小さくすることができる。
また、枝線保護部26は、上記枝線部分16の基端部を覆うのみであるため、幹線保護部24と一体形成された部分が枝線部分16の付け根を覆う形状を維持することによって、枝線保護部26全体として枝線部分16の基端部を覆う状態を維持することができる。このため、枝線保護部26を構成する不織部材については、加熱及び圧縮の程度は小さくてもよく、加熱及び圧縮は全くされていなくてもよい。
また、上記枝線保護部26は、枝線部分16の基端部のみを覆っているため、当該枝線部分16を枝線保護部26から延出した位置で自由に曲げて配索することができる。
図3は上記ワイヤーハーネス10を車両に組付けた状態を示す説明図である。
すなわち、ワイヤーハーネス10の幹線部分14の途中に車両取付部材100が取付けられている。ここでは、車両取付部材100として、車体Bに形成された孔に固定可能なクランプ部102と、当該クランプ部102の頭部に細長板状部106が設けられたものと(いわゆる両袖クランプとも呼ばれるもの)が用いられている。この車両取付部材100は、細長板状部106が粘着テープT等で幹線保護部24に巻回固定されること等で、幹線保護部24に取付けられている。このワイヤーハーネス10の幹線保護部24に対しては、複数の車両取付部材100が間隔をあけて取付けられている。そして、各車両取付部材100を車体Bに形成された孔に嵌込み固定することで、本ワイヤーハーネス10が車体Bに沿って取付固定される。なお、ワイヤーハーネス10は、その他の車両取付部材、例えば、バンド付クランプ等で固定されてもよい。
上記取付状態で、各車両取付部材100の間の幹線保護部24及びその内部の幹線部分14は、当該幹線保護部24の剛性によって直線状態に維持されている。このため、車体Bと接触等することなく、所定の配線形態が維持されている。
また、枝線部分16については、枝線保護部26から延出する部分で自由に曲げることができる。このため、枝線部分16を幹線部分14の側方に沿って延出させなくてもよい場合、例えば、ワイヤーハーネス10を車両組付け工場に運搬搬送する場合、又は、枝線部分16が車両におけるオプション部品用の配線等であって不使用とされる場合等には、枝線部分16のうち枝線保護部26から延出した部分が、幹線保護部24に沿って配設され、粘着テープT等で巻回される(図3において2点鎖線で示す部分参照)。このため、当該状態では、枝線部分16を、幹線部分14及び幹線保護部24に沿って配設した状態とすることができる。これにより、例えば、本ワイヤーハーネス10の運搬搬送時には、荷姿に適したコンパクトでかつ突出形状の少ない形状とすることができる。
そして、枝線部分16を使用する場合には、上記粘着テープTによる拘束が解かれ、枝線部分16は幹線部分14及び幹線保護部24から外側方に向けて引出されて、所定の配線経路に沿って配索される。
上記ワイヤーハーネス10を製造するための製造方法例について説明する。
まず、図4に示すように、幹線部分14と当該幹線部分14から分岐する枝線部分16とを含むワイヤーハーネス本体12とを準備する。ワイヤーハーネス本体12は、例えば、複数の電線を分岐させつつテープTによる仮結束作業等を行うこと製造される。
次に、図5〜図7に示すように、不織部材30により幹線部分14と枝線部分16の基端部とを覆う。
この際の不織部材30としては、方形状に形成されたシート状の不織部材30であって、その一辺部分の中間部(ここでは、一辺部分の中央部)からその内側に向けてスリット32が形成されたものを用いることが好ましい。より好ましくは、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分(図6の矢符D参照)が他の部分よりも厚く形成されていることが好ましい。
より具体的には、方形シート状の不織部材30の一辺部分(図5〜図7の下側の辺部分)の中央部に、平行な切込み31が形成され、当該切込み31の間にスリット32が形成されている。不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分、つまり、スリット32の基端部と不織部材30の他辺側部分との距離は、幹線部分14のうち枝線部分16が延出する部分の外周部であって、枝線部分16が延出する部分を除く外周部分長を超える程度の長さ寸法であることが好ましい(図9参照)。これにより、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分によって幹線部分14を覆いつつ、枝線部分16の基端部を覆うことができるからである。また、スリット32の幅は、上記枝線部分16の直径と同程度であることが好ましいが、枝線部分16よりも小さくても大きくてもよい。また、スリット32は、単に1本の線状の切込み状に形成されていてもよい。
また、不織部材30のうち上記スリット32に対応する部分の一部は切除されずに残っている。すなわち、不織部材30のうち一対の切込み31間の部分のうち先端側部分は切除され、基端側部分31aはスリット32に対応する一部として切除されずに残っている。基端側部分31aの長さ寸法は、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分(つまり、スリット32の基端部と不織部材30の他辺部分(図5〜図7の上側の辺部分))との距離と同じに設定されている。そして、前記基端側部分31aがその基端部で折られて、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分上に折重ねられている。これにより、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分が他の部分よりも厚く形成されている。これにより、他の不織部材30を用いることなく、不織部材30のうちスリット32の基端側延長部分を容易に厚くすることができる。
もっとも、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分は、他の不織部材が重ねられることで厚く形成されてもよい。また、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分を厚くすることは必須ではない。
また、不織部材30の上記一辺部分と他片部分とを結ぶ寸法は、幹線部分14に対して1周以上、好ましくは、2周以上巻付けることが可能な長さ寸法に形成されていることが好ましい。
上記不織部材30は、図7〜図9に示すようにして、ワイヤーハーネス本体12を覆うように取付けられる。
すなわち、上記不織部材30の他片側部分に沿ってワイヤーハーネス本体12の幹線部分14を配設する(図7参照)。この際、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分上に枝線部分16が配設されるようにする。
そして、スリット32の基端部に枝線部分16の基端部を配設しつつ、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分を、幹線部分14のうち枝線部分16が分岐する箇所の周囲に巻付ける。すると、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分は、幹線部分14のうち枝線部分16が分岐する箇所であって当該枝線部分16が延出する箇所の残りの外周を覆うと共に、当該延長部分の両端部が枝線部分16の基端部に当該基端部を挟込むように被さる(図8及び図9参照)。
また、不織部材30のうち前記スリット32及びその基端側への延長部分を挟む両側部分を、幹線部分14のうち枝線部分16が延出する箇所の両側部分に巻付ける(図8及び図10参照)。
不織部材30のうち前記スリット32及びその基端側への延長部分を挟む両側部分には、不織部材30が2周を越えるように巻付けられているため、当該幹線部分14は、保護性能及び経路維持性能を得るのに十分な不織部材30が巻付けられる(図10参照)。なお、不織部材30のうち巻き終りとなる端部の内側に両面テープ等を貼着けており、当該両面テープ等によって不織部材30が巻付けられた状態を一時的に保持するようにするとよい。
また、上記幹線部分14のうち枝線部分16が分岐する箇所では、不織部材30が1周だけ巻付けられているが、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分は他の部分よりも厚く形成されているため、その両側部分と同程度の厚さになる。このため、この部分でも、幹線部分14の保護性能及び経路維持性能を得るのに十分な不織部材30が巻付けられる(図9参照)。
次に、上記不織部材30をホットプレスする。
図11は、ホットプレスに用いられるホットプレス用成形型60の一例を示す斜視図である。ホットプレス用成形型60は、下型62と、上型72とを備える。
下型62は、熱伝導性に優れた金属等により形成された長尺部材であり、その一主面(上面)に下型面64が形成されている。ここでは、下型62には直線凹溝状に形成された下型面64が形成されている。下型面64の底部は、半円柱外周面状に形成され、上記幹線部分14の下側半分の外周面を形作るようになっている。
また、下型面64の一側部の長手方向中間部には、当該下型面64の内外を貫通させる凹部65が形成されている。ここでは、凹部65は、下型面64を挟む一対の壁部63の一方の長手方向中間部に、その上部から底部に向けて凹む形状に形成されている。また、凹部65のうち下型面64の側方外側に形成される部分は、下型面64の底部よりも凹むように形成されている。
上型72は、熱伝導性に優れた金属等により形成された長尺部材であり、その一主面(下面)に上型面74が形成されている。上型面74は、下型面64の上方開口を閉塞可能な形状、ここでは、半円柱外周面状に形成され、上記幹線部分14の上側半分の外周面を形作るようになっている。
また、上型面74の一側部の長手方向中間部であって上記凹部65と対応する位置には、凹部75が形成されている。凹部75のうち上型面74の側方外側に形成される部分は、上型面74の上部よりも凹むように形成されている。
そして、上記下型面64と上型面74とで、幹線部分14の外形状を形作るための、円柱外周面形状の成形面が形成される。また、その円柱外周面形状の型面の一側に、凹部65、75によって、枝線部分16を外部に導き出すための、開口が形成される。
なお、上記下型62及び上型72には、加熱装置としてのヒータが設けられる。ヒータは、下型面64及び上金面74を、基本繊維の融点よりも低くかつ接着樹脂の融点よりも高い温度に加熱するものである。
また、上型72は、下型62に対して接近及び離間移動可能に配設支持されており、上型72が下型62に最接近した状態で、下型面64に対向して上型面74が配置され、下型面64と上型面74との間に円柱状の空間が形成される。そして、下型面64と上型面74との間で、不織部材30を加熱及び加圧することによって、当該不織部材30が下型面64と上型面74との形状に応じた上記形状に成型されるようになっている。
ワイヤーハーネス本体12を覆うように取付けられた不織部材30は、次のようにして上記ホットプレス用成形型60に配設される。
すなわち、図12及び図13に示すように、上記不織部材30のうち幹線部分14を覆う部分を上記下型面64内に配設する。
また、不織部材30のうち枝線部分16の基端部を覆う部分については、下型面64からはみ出させた状態とする。好ましくは、不織部材30のうち枝線部分16の基端部を覆う部分の先端部を、凹部65から外方にはみ出させて、ホットプレス用成形型60の外方にはみ出させた状態とする。
この後、下型62及び上型74を加熱した状態で近接移動させ、両者間に圧を加える。すると、下型面64と上型面74との間で、幹線部分14を覆う不織部材30が加熱及び加圧される。これにより、不織部材30のうち幹線部分14を覆う部分は、当該幹線部分14を覆う筒状の幹線保護部24の形状に成型される。
また、不織部材30のうち枝線部分16の基端部を覆う部分であって上記凹部65、75内に配設される部分については、上記幹線保護部24よりも柔らかい状態が維持されている。つまり、上記凹部65、75内に形成される空間は、下型面64及び上型面74とで形成される型面よりも大きく広がっているため、不織部材30のうち凹部65、75内に配設される部分の圧縮率は、不織部材30のうち下型面64と上型面74との間に配設される部分の圧縮率よりも小さい。また、凹部65、75は、ホットプレス用成形型60の外側近くにあること等から、下型面64及び上型面74に比べて温度を低くし易く、このため、不織部材30のうち凹部65、75内に配設される部分に加わる温度を、不織部材30のうち下型面64と上型面74との間に配設される部分に加わる温度よりも小さくし易い。
このため、不織部材30のうち枝線部分16の基端部を覆う部分であって上記凹部65、75内に配設される部分については、当該部分に加わる圧縮率又は温度の少なくとも1つを小さくすることで、ホットプレスの加工程度を小さくすることができ、従って、枝線保護部26は柔らく加工される。
また、ワイヤーハーネス本体12の分岐箇所をより少ない不織部材30(例えば、1枚の不織部材30)によって覆うことができる。
また、不織部材30のうち凹部65、75から外方にはみ出る先端部については、ホットプレス用成形型60による直接的な加熱及び直接的な圧縮がなされない状態となり、その基端側部分よりもより柔らかく加工される。また、枝線保護部26の先端部より延出する枝線部分16は、ホットプレス用成形型60外で枝線保護部26から外方に延出するため、当該枝線部分16の加熱をより確実に抑制できる。
この後、下型62及び上型72を離間移動させ、両者間から金型成型された保護部材20を取出すと、ワイヤーハーネス10が得られる。加熱及び加圧後の冷却は、下型62と上型72との間に存在する状態で行われてもよいし、それらの間から取出された状態で行われてもよい。
なお、上記実施形態では、幹線部分14から1つの枝線部分16が分岐する例で説明したが、同じ箇所から、他の枝線部分が分岐していてもよい。
以上のように構成されたワイヤーハーネス10によると、保護部材20は、不織部材30が幹線部分14と枝線部分16の基端部を覆った状態で、前記不織部材30のうち少なくとも幹線部分14を覆う部分がホットプレスされることにより形成されており、不織部材30のうち枝線部分16の基端部を覆う枝線保護部26が幹線保護部24よりも柔らかく形成されている。このため、枝線保護部26を形成する際に、当該枝線保護部26の圧縮率又は温度のうちの少なくとも一方は小さい。従って、枝線保護部26を形成する際に、その内部及びそこから延出する枝線部分16の加熱を抑制することができる。
しかも、保護部材20は、一辺部分の中間部から内側に向けてスリット32が形成されたシート状の不織部材30が、スリット32の基端部に枝線部分16の基端部を配設した状態で、不織部材30のうちスリット32の両側部分が幹線部分14に巻付けられることにより形成されている。このため、幹線部分14に対して、シート状の不織部材30が隙間無くかつ均一な厚みで巻付けられることになり、幹線保護部24の隙間を無くし、かつ、厚みの均一化を図ることができる。これにより、幹線保護部24の形状保持性能の安定化及び耐摩耗性の品質安定化が可能となる。
また、不織部材30のうちスリット32の基端側への延長部分が他の部分よりも厚く形成され、その延長部分が枝線部分16に対応する位置で幹線部分に巻付けられているため、幹線保護部24のうち枝線部分16に対応する箇所でも、不織部材30を十分に厚くすることができる。
以上のようにこの発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、この発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、この発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
10 ワイヤーハーネス
12 ワイヤーハーネス本体
14 幹線部分
16 枝線部分
20 保護部材
24 幹線保護部
26 枝線保護部
30 不織部材
32 スリット
60 ホットプレス用成形型
64 下型面
65、75 凹部
74 上型面
D 不織部材のうちスリットの基端側への延長部分

Claims (8)

  1. 幹線部分と前記幹線部分から分岐する枝線部分とを含むワイヤーハーネス本体と、
    不織部材が前記幹線部分と前記枝線部分の基端部を覆った状態で、前記不織部材のうち少なくとも前記幹線部分を覆う部分がホットプレスすることにより形成され、前記枝線部分の基端部を覆う部分が前記幹線部分を覆う部分よりも柔らかく形成された保護部材と、
    を備えるワイヤーハーネス。
  2. 請求項1記載のワイヤーハーネスであって、
    前記保護部材は、一辺部分の中間部から内側に向けてスリットが形成されたシート状の前記不織部材が、前記スリットの基端部に前記枝線部分の基端部を配設した状態で、前記不織部材のうち前記スリットの両側部分が前記幹線部分に巻付けられることにより、形成されている、ワイヤーハーネス。
  3. 請求項2記載のワイヤーハーネスであって、
    前記不織部材のうち前記スリットの前記基端側への延長部分が他の部分よりも厚く形成され、その延長部分が前記枝線部分に対応する位置で前記幹線部分に巻付けられている、ワイヤーハーネス。
  4. (a)幹線部分と前記幹線部分から分岐する枝線部分とを含むワイヤーハーネス本体を準備する工程と、
    (b)不織部材により前記幹線部分と前記枝線部分の基端部を覆う工程と、
    (c)前記不織部材のうち前記幹線部分を覆う部分を加熱及び加圧する成型面を有するホットプレス用成形型によって、前記不織部材のうち前記枝線部分の基端部を覆う部分を前記成型面からはみ出させた状態で、前記不織部材のうち前記幹線部分を覆う部分をホットプレスする工程と、
    を備えるワイヤーハーネスの製造方法。
  5. 請求項4記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記工程(c)において、前記不織部材のうち前記枝線部分の基端部を覆う部分の先端部は前記ホットプレス用成形型の外方にはみ出ている、ワイヤーハーネスの製造方法。
  6. 請求項4又は請求項5記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記工程(b)において、前記不織部材として、一辺部分の中間部から内側に向けてスリットが形成されたシート状のものを用い、前記スリットの基端部に前記枝線部分の基端部を配設した状態で、前記不織部材のうち前記スリットの両側部分を前記幹線部分に巻付ける、ワイヤーハーネスの製造方法。
  7. 請求項6記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記不織部材のうち前記スリットの前記基端側への延長部分が他の部分よりも厚く形成され、その延長部分が前記枝線部分に対応する位置で前記幹線部分に巻付けられている、ワイヤーハーネスの製造方法。
  8. 請求項7記載のワイヤーハーネスの製造方法であって、
    前記不織部材のうち前記スリットに対応する部分を、前記スリットの基端部で前記スリットの基端部への延長部分に折返して、前記不織部材のうち前記スリットの前記基端側への延長部分を他の部分よりも厚くする、ワイヤーハーネスの製造方法。
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