JP2014084204A - エレベータ用緩衝器 - Google Patents
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Abstract
【課題】カム、ガイドが不要となって部材点数を削減できるとともに、プランジャのストロークの長さが異なる場合でも簡単に対応することができて、コストが低減できるエレベータの緩衝器を得る。
【解決手段】この発明に係るかご2側の緩衝器7は、プランジャ13がシリンダ11から突出した通常時には、スイッチ本体18は、プランジャ13から吊り下げられた紐状体21によりスイッチ本体18のコーナ部22から傾斜して起立しており、プランジャ13がシリンダ11の内部に没入した非常時には、紐状体21の撓みに伴い、スイッチ本体18が自重によりコーナ部を中心に回動し、第1の接点19と第2の接点20とが接触して、巻上機への通電が遮断される。
【選択図】図2
【解決手段】この発明に係るかご2側の緩衝器7は、プランジャ13がシリンダ11から突出した通常時には、スイッチ本体18は、プランジャ13から吊り下げられた紐状体21によりスイッチ本体18のコーナ部22から傾斜して起立しており、プランジャ13がシリンダ11の内部に没入した非常時には、紐状体21の撓みに伴い、スイッチ本体18が自重によりコーナ部を中心に回動し、第1の接点19と第2の接点20とが接触して、巻上機への通電が遮断される。
【選択図】図2
Description
この発明は、昇降路のピットに設けられ、例えばかごが最下階を行き過ぎた際に、このかごを受け止め衝撃を緩和するエレベータ用緩衝器に関する。
従来、シリンダと、このシリンダ内を上下方向に摺動する、ヘッドを有するプランジャと、ヘッドに一端部が固定されてシリンダの外壁面に沿って下垂した角棒からなるカムと、シリンダの外面に固定されカムを案内するガイドと、シリンダに固定されカムの下垂端に対向して配置されたスイッチとを備え、スイッチの作動により、かご、釣合おもりの昇降を不可能にするエレベータ用緩衝器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
上記エレベータ用緩衝器は、カム、及びカムの位置ずれを防止するガイドを必要とし、しかもカムは、プランジャのストロークの長さに合わせた機種専用のものを必要とし、それだけコストが嵩むという問題点があった。
この発明は、かかる問題点を解決することを課題とするものであって、カム、ガイドが不要となって部材点数を削減できるとともに、プランジャのストロークの長さが異なる機種の場合でも簡単に対応することができて、コストが低減されるエレベータ用緩衝器を得ることを目的とする。
この発明に係るエレベータ用緩衝器は、昇降路のピットに配置されるシリンダと、
このシリンダの内部を垂直方向に沿って摺動するとともにプランジャ用ばねの弾性力により上方向に付勢されたプランジヤと、
スイッチ本体、第1の接点及び第2の接点を有し、前記昇降路の内部の昇降体を昇降させる巻上機への通電をオン、オフさせるスイッチと、
上端部が前記シリンダに接続されて吊り下げられているとともに、下端側が前記スイッチ本体に接続された可撓性の紐状体と、を備え、
前記プランジャが前記シリンダから突出しているときには、張った状態の前記紐状体により、前記スイッチ本体は、スイッチ本体のコーナ部から傾斜して起立し、前記第1の接点と前記第2の接点とが離間して、前記巻上機への通電が可能であり、
前記昇降体が前記プランジャに衝突し、プランジャが前記シリンダの内部に没入したときに、前記紐状体の撓みに伴い、前記スイッチ本体が自重により前記コーナ部を中心に回動し、前記第1の接点と前記第2の接点とが接触して、前記巻上機への通電が遮断されるようになっている。
このシリンダの内部を垂直方向に沿って摺動するとともにプランジャ用ばねの弾性力により上方向に付勢されたプランジヤと、
スイッチ本体、第1の接点及び第2の接点を有し、前記昇降路の内部の昇降体を昇降させる巻上機への通電をオン、オフさせるスイッチと、
上端部が前記シリンダに接続されて吊り下げられているとともに、下端側が前記スイッチ本体に接続された可撓性の紐状体と、を備え、
前記プランジャが前記シリンダから突出しているときには、張った状態の前記紐状体により、前記スイッチ本体は、スイッチ本体のコーナ部から傾斜して起立し、前記第1の接点と前記第2の接点とが離間して、前記巻上機への通電が可能であり、
前記昇降体が前記プランジャに衝突し、プランジャが前記シリンダの内部に没入したときに、前記紐状体の撓みに伴い、前記スイッチ本体が自重により前記コーナ部を中心に回動し、前記第1の接点と前記第2の接点とが接触して、前記巻上機への通電が遮断されるようになっている。
この発明に係るエレベータ用緩衝器によれば、プランジャがシリンダから突出した通常時には、スイッチ本体は、プランジャから吊り下げられた紐状体によりスイッチ本体のコーナ部から傾斜して起立しており、前記プランジャが前記シリンダの内部に没入した非常時には、前記紐状体の撓みに伴い、前記スイッチ本体が自重により前記コーナ部を中心に回動し、第1の接点と第2の接点とが接触して、巻上機への通電が遮断される。
従って、従来スイッチの作動に必要としたカム、ガイドが不要となって部材点数を削減できるとともに、プランジャのストロークの長さが異なる機種の場合でも紐状体を用いることで簡単に対応することができて、コストが低減される。
従って、従来スイッチの作動に必要としたカム、ガイドが不要となって部材点数を削減できるとともに、プランジャのストロークの長さが異なる機種の場合でも紐状体を用いることで簡単に対応することができて、コストが低減される。
以下、この発明の各実施の形態について図に基づいて説明するが、各図において、同一、または相当部材、部位については、同一符号を付して説明する。
実施の形態1.
図1は、この発明の実施の形態1のかご側の緩衝器7、及び釣合おもり側の緩衝器8が用いられたエレベータを示す構成図であり、昇降路1内では、主ロープ3の一端部に、かご2が接続され、主ロープ3の他端部に釣合おもり6が接続されている。
この主ロープ3は、中間部で巻上機4及びそらせ車5に巻掛けされている。
昇降路1のピットの底面9には、油入緩衝器である、かご2側の緩衝器7及び釣合おもり6側の緩衝器8が設置されている。それぞれの緩衝器7,8は、かご2、釣合おもり6が最下階を行き過ぎた際に、かご2、釣合おもり6を受け止め衝撃を緩和するものであって、かご2または釣合おもり6が衝突したときの衝撃に耐える強度を有する。
昇降体である、かご2及び釣合おもり6は、主ロープ3に吊下されており、巻上機4の駆動により、かご2及び釣合おもり6が昇降するようになっている。
図1は、この発明の実施の形態1のかご側の緩衝器7、及び釣合おもり側の緩衝器8が用いられたエレベータを示す構成図であり、昇降路1内では、主ロープ3の一端部に、かご2が接続され、主ロープ3の他端部に釣合おもり6が接続されている。
この主ロープ3は、中間部で巻上機4及びそらせ車5に巻掛けされている。
昇降路1のピットの底面9には、油入緩衝器である、かご2側の緩衝器7及び釣合おもり6側の緩衝器8が設置されている。それぞれの緩衝器7,8は、かご2、釣合おもり6が最下階を行き過ぎた際に、かご2、釣合おもり6を受け止め衝撃を緩和するものであって、かご2または釣合おもり6が衝突したときの衝撃に耐える強度を有する。
昇降体である、かご2及び釣合おもり6は、主ロープ3に吊下されており、巻上機4の駆動により、かご2及び釣合おもり6が昇降するようになっている。
図2は、この発明の実施の形態1のかご2側の緩衝器7であって、通常時(プランジャ13がシリンダ11から突出している状態)での正面図、図3は、非常時(プランジャ13がシリンダ11に没入している状態)での正面図である。
なお、かご2側の緩衝器7及び釣合おもり6側の緩衝器8は、同じ構成、作用であり、以下の説明ではかご2側の緩衝器7で説明する。
この緩衝器7は、ピットの底面9に固定されたベース10に内部に油が入った有底円筒形状のシリンダ11が垂直方向に延びて設けられている。このシリンダ11内には、シリンダ11に対して摺動可能であって先端部にヘッド12を有するプランジャ13が設けられている。ヘッド12とシリンダ11の頭部14との間には、プランジャ13を上方向に付勢したプランジャ用ばね15が配設されている。
なお、かご2側の緩衝器7及び釣合おもり6側の緩衝器8は、同じ構成、作用であり、以下の説明ではかご2側の緩衝器7で説明する。
この緩衝器7は、ピットの底面9に固定されたベース10に内部に油が入った有底円筒形状のシリンダ11が垂直方向に延びて設けられている。このシリンダ11内には、シリンダ11に対して摺動可能であって先端部にヘッド12を有するプランジャ13が設けられている。ヘッド12とシリンダ11の頭部14との間には、プランジャ13を上方向に付勢したプランジャ用ばね15が配設されている。
また、この緩衝器7は、ベース10にスイッチ16が設けられている。
このスイッチ16は、直方体形状のスイッチ本体18と、スイッチ本体18から水平方向に突出した第1の接点19と、スイッチ本体18の下面の隅部に第1の接点19と対向して配設された第2の接点20とを備えている。
第1の接点19と第2の接点20とは、離間しているときには、巻上機4への通電が可能(オン)になっており、両者が接触したときには、巻上機4への通電が遮断(オフ)されるようになっている。
このスイッチ16は、直方体形状のスイッチ本体18と、スイッチ本体18から水平方向に突出した第1の接点19と、スイッチ本体18の下面の隅部に第1の接点19と対向して配設された第2の接点20とを備えている。
第1の接点19と第2の接点20とは、離間しているときには、巻上機4への通電が可能(オン)になっており、両者が接触したときには、巻上機4への通電が遮断(オフ)されるようになっている。
ヘッド12には、取付部17が固定されている。この取付部17の端部には、糸状または紐状の紐状体21の上端部が接続されている。この紐状体21の下端部は、スイッチ本体18の上側隅部に接続している。
プランジャ13がシリンダ11から突出している、通常時には、張った状態の紐状体21により、スイッチ本体18は、スイッチ本体18のコーナ部22から傾斜して起立しており、第1の接点19と第2の接点20とが離間している。
プランジャ13がシリンダ11の内部に没入した、非常時には、紐状体21の撓みに伴い、スイッチ本体18が自重によりコーナ部22を中心に回動し、第1の接点19と第2の接点20とが接触する。
プランジャ13がシリンダ11から突出している、通常時には、張った状態の紐状体21により、スイッチ本体18は、スイッチ本体18のコーナ部22から傾斜して起立しており、第1の接点19と第2の接点20とが離間している。
プランジャ13がシリンダ11の内部に没入した、非常時には、紐状体21の撓みに伴い、スイッチ本体18が自重によりコーナ部22を中心に回動し、第1の接点19と第2の接点20とが接触する。
次に、上記構成のかご2側の緩衝器7の動作について説明する。
通常時は、プランジャ13は、プランジヤ用ばね15の弾性力により最上位置にあり、このときは、紐状体21は、スイッチ16を、コーナ部22がベース10に当接し傾斜して起立させた状態で吊り下げている。
このときには、スイッチ16は、第1の接点19と第2の接点20とが離間しており、巻上機4への通電が可能になっており、電源(図示せず)から巻上機4に電流が流れて、かご2、釣合おもり6は昇降可能になっている。
通常時は、プランジャ13は、プランジヤ用ばね15の弾性力により最上位置にあり、このときは、紐状体21は、スイッチ16を、コーナ部22がベース10に当接し傾斜して起立させた状態で吊り下げている。
このときには、スイッチ16は、第1の接点19と第2の接点20とが離間しており、巻上機4への通電が可能になっており、電源(図示せず)から巻上機4に電流が流れて、かご2、釣合おもり6は昇降可能になっている。
かご2が予め設定された最下階の所定の位置に停止せず、さらに降下すると、所謂過下降状態となって、かご2は、プランジャ13の頭部に衝突し、引き続きばね15の弾性力に逆らってプランジャ13はシリンダ11の内部に没入する。
この非常時には、紐状体21は、撓み、スイッチ本体18は、スイッチ本体18の自重によりコーナ部22を中心として回動し、第1の接点19に第2の接点20が接触し、巻上機4への通電が遮断(オフ)され、かご2、釣合おもり6の昇降は停止する。
この非常時には、紐状体21は、撓み、スイッチ本体18は、スイッチ本体18の自重によりコーナ部22を中心として回動し、第1の接点19に第2の接点20が接触し、巻上機4への通電が遮断(オフ)され、かご2、釣合おもり6の昇降は停止する。
この実施の形態のかご2側の緩衝器7によれば、プランジャ13がシリンダ11から突出した、通常時には、スイッチ本体18は、プランジャ13から吊り下げられた紐状体21によりスイッチ本体18のコーナ部22から傾斜して起立しており、プランジャ13がシリンダ11の内部に没入した、非常時には、紐状体21の撓みに伴い、スイッチ本体18が自重によりコーナ部22を中心に回動し、第1の接点19と第2の接点20とが接触して、巻上機4への通電が遮断される。
従って、従来スイッチの作動に必要としたカム、ガイドが不要となって部材点数を削減できるとともに、プランジャ13のストロークの長さが異なる機種の場合でも紐状体21を用いることで簡単に対応することができて、コストが低減できる。
従って、従来スイッチの作動に必要としたカム、ガイドが不要となって部材点数を削減できるとともに、プランジャ13のストロークの長さが異なる機種の場合でも紐状体21を用いることで簡単に対応することができて、コストが低減できる。
また、シリンダ11は、ピットの底面9に固定されたベース10に取付けられており、スイッチ16は、ベース10に載置されている。
従って、予めプランジャ13のストロークの長さに合わせた紐状体21の長さの調整がされた状態で、紐状体21の上端部をプランジャ13に接続し、下端部をスイッチ16に接続することが可能となり、現場では、そのまま緩衝器7をピットの底面9に据付けることができ、緩衝器7の据付け作業性が向上する。
従って、予めプランジャ13のストロークの長さに合わせた紐状体21の長さの調整がされた状態で、紐状体21の上端部をプランジャ13に接続し、下端部をスイッチ16に接続することが可能となり、現場では、そのまま緩衝器7をピットの底面9に据付けることができ、緩衝器7の据付け作業性が向上する。
実施の形態2.
図4は、この発明の実施の形態2のかご2側の緩衝器7の要部を示す正面図である。
この実施の形態では、紐状体21は、下端側が渦巻状でスイッチ本体18の外側壁面に取付けられている。また、スイッチ本体18の上面の縁部には、スイッチ本体18からプランジャ13に向けて突出する調整された長さの紐状体21を止めるストッパ23が設けられている。
他の構成は、実施の形態1のかご2側の緩衝器7と同じである。
図4は、この発明の実施の形態2のかご2側の緩衝器7の要部を示す正面図である。
この実施の形態では、紐状体21は、下端側が渦巻状でスイッチ本体18の外側壁面に取付けられている。また、スイッチ本体18の上面の縁部には、スイッチ本体18からプランジャ13に向けて突出する調整された長さの紐状体21を止めるストッパ23が設けられている。
他の構成は、実施の形態1のかご2側の緩衝器7と同じである。
この実施の形態の緩衝器7によれば、機種によりプランジャ13のストロークの長さが異なる場合でも、その長さに合わせてストッパ23を用いて紐状体21の長さを調整することができ、わざわざ機種に合わせた専用の長さの紐状体21を揃える必要がない。
また、紐状体21は、下端側が渦巻状でスイッチ本体18の外側壁面に取付けられているので、紐状体21をスイッチ本体18に取付けるに際し、既設のスイッチ16を改造することなく、そのまま用いることができる。
また、紐状体21は、下端側が渦巻状でスイッチ本体18の外側壁面に取付けられているので、紐状体21をスイッチ本体18に取付けるに際し、既設のスイッチ16を改造することなく、そのまま用いることができる。
実施の形態3.
図5は、この発明の実施の形態3のかご2側の緩衝器7の要部を示す正面図である。
この実施の形態では、スイッチ本体18は、コーナ部22の反対側であって、スイッチ本体18とベース10との間にスイッチ用ばね24が設けられている。
このスイッチ用ばね24は、コーナ部22を中心にスイッチ本体18が自重により回動する方向と同じ方向にスイッチ本体18を付勢している。
また、コーナ部22では、スイッチ本体18とベース10とを跨いで蝶番25が設けられている。
他の構成は、実施の形態2のかご2側の緩衝器7と同じである。
図5は、この発明の実施の形態3のかご2側の緩衝器7の要部を示す正面図である。
この実施の形態では、スイッチ本体18は、コーナ部22の反対側であって、スイッチ本体18とベース10との間にスイッチ用ばね24が設けられている。
このスイッチ用ばね24は、コーナ部22を中心にスイッチ本体18が自重により回動する方向と同じ方向にスイッチ本体18を付勢している。
また、コーナ部22では、スイッチ本体18とベース10とを跨いで蝶番25が設けられている。
他の構成は、実施の形態2のかご2側の緩衝器7と同じである。
この実施の緩衝器7によれば、スイッチ用ばね24により、コーナ部22を中心にスイッチ本体18が自重により回動する方向と同じ方向にスイッチ本体18を付勢しているので、エレベータの非常時には、スイッチ本体18はコーナ部22を中心としてより迅速に回動し、第1の接点19に第2の接点20が接触し、巻上機4への通電が遮断(オフ)され、かご2、釣合おもり6の昇降はより迅速に停止する。
また、コーナ部22では、スイッチ本体18とベース10とを跨いで蝶番25が設けられているので、スイッチ本体18は、コーナ部22を中心に揺動することなく確実に回動し、第1の接点19に第2の接点20が接触する。
また、コーナ部22では、スイッチ本体18とベース10とを跨いで蝶番25が設けられているので、スイッチ本体18は、コーナ部22を中心に揺動することなく確実に回動し、第1の接点19に第2の接点20が接触する。
なお、上記各実施の形態では、シリンダ11は、ピットの底面9にベース10を介して固定されているが、ピットの底面9に直接固定してもよい。
また、この発明は、釣合おもり6側の緩衝器8にも適用することができるのは勿論である。
また、この発明は、釣合おもり6側の緩衝器8にも適用することができるのは勿論である。
1 昇降路、2 かご(昇降体)、3 主ロープ、4 巻上機、5 そらせ車、6 釣合おもり(昇降体)、7 かご側の緩衝器、8 釣合おもり側の緩衝器、9 底面、10 ベース、11 シリンダ、12 ヘッド、13 プランジャ、15 プランジャ用ばね、16 スイッチ、17 取付部、18 スイッチ本体、19 第1の接点、20 第2の接点、21 紐状体、22 コーナ部、23 ストッパ、24 ストッパ用ばね、25 蝶番。
Claims (5)
- 昇降路のピットに配置されるシリンダと、
このシリンダの内部を垂直方向に沿って摺動するとともにプランジャ用ばねの弾性力により上方向に付勢されたプランジヤと、
スイッチ本体、第1の接点及び第2の接点を有し、前記昇降路の内部の昇降体を昇降させる巻上機への通電をオン、オフさせるスイッチと、
上端部が前記シリンダに接続されて吊り下げられているとともに、下端側が前記スイッチ本体に接続された可撓性の紐状体と、を備え、
前記プランジャが前記シリンダから突出しているときには、張った状態の前記紐状体により、前記スイッチ本体は、スイッチ本体のコーナ部から傾斜して起立し、前記第1の接点と前記第2の接点とが離間して、前記巻上機への通電が可能であり、
前記昇降体が前記プランジャに衝突し、プランジャが前記シリンダの内部に没入したときに、前記紐状体の撓みに伴い、前記スイッチ本体が自重により前記コーナ部を中心に回動し、前記第1の接点と前記第2の接点とが接触して、前記巻上機への通電が遮断されることを特徴とするエレベータ用緩衝器。 - 前記スイッチ本体は、前記コーナ部の反対側に、コーナ部を中心に自重によるスイッチ本体の回動方向と同じ方向にスイッチ本体を付勢するスイッチ用ばねが取付けられていることを特徴とする請求項1に記載のエレベータ用緩衝器。
- 前記スイッチ本体は、前記コーナ部側に蝶番が取付けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のエレベータ用緩衝器。
- 前記紐状体は、下端側が前記スイッチ本体に渦巻状で前記スイッチ本体に取付けられているとともに、前記スイッチ本体には、スイッチ本体から渦巻状の下端側からプランジャに向けて引き出されて調整された長さの紐状体を止めるストッパが設けられていることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載のエレベータ用緩衝器。
- 前記シリンダは、前記ピットの底面に固定されたベースに取付けられており、前記スイッチは、前記ベースに設けられていることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載のエレベータ用緩衝器。
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CN104444693A (zh) * | 2014-11-30 | 2015-03-25 | 重庆和航科技股份有限公司 | 具有变阻尼力的电梯缓冲*** |
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-
2012
- 2012-10-24 JP JP2012234367A patent/JP2014084204A/ja active Pending
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