JP2014068226A - 半導体装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源電圧の低下を確実に検知できるパワーオンリセット回路を備えた半導体装置を提供する。
【解決手段】半導体装置1に備えられたパワーオンリセット回路PORaは、一次電圧VCCを基準値と比較する第1の比較回路CMP1と、二次電圧VDDを基準値と比較する第2の比較回路CMP2とを含む。パワーオンリセット回路PORaは、第1および第2の比較回路CMP1,CMP2の比較結果に基づいてリセット信号RSを発行する。
【選択図】図2

Description

この発明は、パワーオンリセット回路を備えた半導体装置に関する。
パワーオンリセット回路は、システムの誤動作を防止するために、電源投入時または電源電圧の低下時に活性状態(アクティブ)となるリセット信号を出力するものである。リセット信号が非活性状態になったとき(すなわち、リセットが解除されたとき)、システムの初期化動作が行なわれる。
パワーオンリセット回路として、電源電圧を基準電圧と比較する比較手段を有するものが知られている。たとえば、特開平6−150029号公報(特許文献1)は、マイクロコンピュータに供給される外部電源電圧を相互にレベルの異なる複数の基準レベルと比較する比較手段を有するリセット制御装置を開示する。
他のタイプのパワーオンリセット回路として、エンハンスメント型のPMOS(Positive-channel Metal Oxide Semiconductor)トランジスタ、ディプレッション型のNMOS(Negative-channel MOS)トランジスタ、およびリセット信号を出力するインバータを備えたものが知れられている(たとえば、特開2012−34101号公報(特許文献2)を参照)。PMOSトランジスタとNMOSトランジスタとは、電源ノードと接地ノードとの間に直列に接続される。インバータにはPMOSトランジスタおよびNMOSトランジスタの接続ノードの電圧が入力される。
特開平6−150029号公報 特開2012−34101号公報
一般に、マイクロコンピュータユニットなどの半導体装置では、外部電源電圧(一次電圧)を降圧することによって適切な電圧レベルの内部電源電圧(二次電圧)を生成するオンチップレギュレータが設けられている。さらに、二次電圧を安定化するために外部容量が取り付けられることが多い。この場合、一次電圧が低下しても外部容量によって二次電圧が維持されるため、一次電圧の値と二次電圧の値とが異なる。このため、従来のパワーオンリセット回路では、電源電圧の低下を確実に検知できない場合がある。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態による半導体装置に備えられたパワーオンリセット回路は、一次電圧を基準値と比較する第1の比較回路と、二次電圧を基準値と比較する第2の比較回路とを含む。パワーオンリセット回路は、第1および第2の比較回路の比較結果に基づいてリセット信号を発行する。
上記の一実施の形態によれば、電源電圧の低下を確実に検知できるパワーオンリセット回路を備えた半導体装置を提供できる。
一般的なMCUの使用状態を説明するための図である。 図1のMCUに内蔵されたパワーオンリセット回路について説明するための図である。 図2のパワーオンリセット回路の各部の電圧波形を示すタイミング図である。 実施の形態2による半導体装置(MCU)の構成を示すブロック図である。 図4の低電圧検出用の比較回路を抜き出して示した回路図である。 図5の比較回路の各部の電圧波形を示すタイミング図である。 図4のパワーオンリセット回路の各部の電圧波形を示すタイミング図である。 図4のパワーオンリセット回路の効果を説明するための図である。 図5の比較回路の変形例を示す図である。 実施の形態3による半導体装置におけるパワーオンリセット回路の構成を示すブロック図である。 図10のパワーオンリセット回路の各部の電圧波形を示すタイミング図である。
以下、各実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。以下では、パワーオンリセット回路を内蔵した半導体装置の一例としてマイクロコンピュータユニット(MCU:Micro Computer Unit)の場合について説明する。なお、以下の説明において、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰返さない場合がある。
<実施の形態1>
[半導体装置の全体構成]
図1は、一般的なMCUの使用状態を説明するための図である。図1を参照して、MCU1は、外部電源電圧(一次電圧)VCCを受ける外部電源端子T1と、接地電圧GNDを受ける接地端子T0とを含む。接地端子T0は、電源(電池など)2の負極に接続される。外部電源端子T1は、レギュレータ3を介して電源2の正極に接続される。レギュレータ3は、一次電圧VCCの安定化用に設けられている。
MCU1には、さらに、MCU1の内部に設けられた内部電源回路から内部電源電圧(二次電圧)VDDを受ける内部電源端子T2が設けられている。内部電源回路は、一次電圧VCCに基づいてチップ内の論理回路の動作電圧となる内部電源電圧(二次電圧)VDDを生成する。二次電圧VDDの安定化のために、内部電源端子T2と接地端子T0との間に外付けの外部容量4が接続される。
[パワーオンリセット回路の構成]
図2は、図1のMCUに内蔵されたパワーオンリセット回路について説明するための図である。図2を参照して、MCU1は、オンチップレギュレータ(内部電源回路)5と、パワーオンリセット回路PORaと、基準電圧生成回路20とを含む。
オンチップレギュレータ5は、一次電圧VCCを降圧することによって動作電圧として適切な電圧レベルの二次電圧VDDを生成する。二次電圧VDDは、内部回路6に動作電圧として供給される。
パワーオンリセット回路PORaは、電源投入時または電源電圧の低下時に(すなわち、電源電圧が基準値以下のとき)活性状態(アクティブ)となるリセット信号RSを発行する。リセット信号RSが非活性状態になったとき(すなわち、リセットが解除されたとき)、内部回路6は初期化動作を行なう。これによって、内部回路6を基準電圧以下では動作させないようにして、MCU1の誤動作を防止する。
図1に示すように、パワーオンリセット回路PORaは、一次電圧VCCまたはこれに比例する電圧と基準電圧Vrefとを比較する比較回路CMP1と、二次電圧VDDまたはこれに比例する電圧と基準電圧Vrefとを比較する比較回路CMP2と、出力回路30とを含む。比較回路CMP1,CMP2の各々は、変圧器11(11A,11B)と、比較器12(12A,12B)とを含む。比較器12として、ヒステリシスコンパレータが用いられることが望ましい。
比較回路CMP1において、変圧器11Aは、たとえば抵抗分圧によって一次電圧VCCを分圧した電圧を出力する。分圧比をk1(0<k1≦1)とすると、比較器12Aの−端子(反転入力端子)には、k1×VCCが入力される。比較器12Aの+端子(非反転入力端子)には基準電圧生成回路20で生成された基準電圧Vrefが入力される。比較器12Aは、基準電圧Vrefがk1×VCCよりも大きいとき、活性状態(図2の場合、ハイレベル(Hレベル))となる信号を出力する。
同様に、比較回路CMP2において、変圧器11Bは、たとえば抵抗分圧によって二次電圧VDDを分圧した電圧を出力する。分圧比をk2(0<k2≦1)とすると、比較器12Bの−端子(反転入力端子)には、k2×VDDが入力される。比較器12Bの+端子(非反転入力端子)には基準電圧生成回路20で生成された基準電圧Vrefが入力される。比較器12Bは、基準電圧Vrefがk2×VDDよりも大きいとき、活性状態(図2の場合、ハイレベル(Hレベル))となる信号を出力する。
出力回路30は、比較回路CMP1およびCMP2のいずれか一方の出力信号が活性化されているとき、活性状態(図1の場合、ロウレベル(Lレベル))のリセット信号RSを出力する。
より詳細には、出力回路30は、ORゲート31とインバータ32とを含む。ORゲート31は、比較回路CMP1の出力信号と比較回路CMP2の出力信号とのOR演算を行ない、演算結果を出力する。インバータ32は、ORゲート31の出力信号の論理レベルを反転した信号を生成し、リセット信号RSとして内部回路6に出力する。内部回路6は、リセット信号RSが非活性状態(Hレベル)になったとき(すなわち、リセットが解除されたとき)、初期化動作を行なう。
上記のパワーオンリセット回路PORaの各要素は、最終段のインバータ32を除いて一次電圧VCCによって動作する。インバータ32は、二次電圧VDDで動作することによって、リセット信号RSの電圧レベルをVDDレベルに変換する。
[パワーオンリセット回路の動作]
図3は、図2のパワーオンリセット回路の各部の電圧波形を示すタイミング図である。図3では、電源投入後、一次電圧VCCおよび二次電圧VDDがそれぞれ定格電圧VH1およびVH2で安定した後、一次的に低下した場合が示されている。図2に示した外部容量4によって、二次電圧VDDの変化は一次電圧VCCの変化よりも遅延する。
ただし、簡単のために、図3の波形図は以下の仮定のもとに作成している。すなわち、図2の変圧器11A,11Bは用いられていないものとする(分圧比k1,k2がそれぞれ1に等しいと考えてもよい)。比較器12A,12Bは、ヒステリシスコンパレータではなく、単に電源電圧(それぞれ一次電圧VCC,二次電圧VDD)を基準電圧Vref(定電圧VR)と比較するものとする。基準電圧生成回路20は、一次電圧VCCが動作下限電圧VLより大きいとき、基準電圧Vrefとして定電圧VRを出力するものとする。一次電圧VCCが動作下限電圧VL以下のとき、比較器12A,12B(すなわち、比較回路CMP1,CMP2)の出力電圧を0にする。
図3に示すように、電源投入時において、比較回路CMP1は、一次電圧VCCが基準電圧VRよりも低く、動作下限電圧VLよりも高いときに(すなわち、時刻t1からt2までの間)、Hレベルの信号を出力する。比較回路CMP2は、二次電圧VDDが基準電圧VRよりも低く、一次電圧VCCが動作下限電圧VLよりも高いときに(すなわち、時刻t1からt3までの間)、Hレベルの信号を出力する。したがって、電源投入時において、リセット信号RSは時刻t1からt3までの間、活性状態(Lレベル)となる。時刻t3においてリセットが解除されることによって内部回路6は初期化動作を行なう。
このように、電源投入時においては、一次電圧VCCおよび二次電圧VDDの両方を監視することによって、確実にリセット信号を発行することができる。
次に、電源電圧が定格電圧から減少するとき、比較回路CMP1は、一次電圧VCCが基準電圧VRより低く、動作下限電圧VLよりも高いとき(すなわち、時刻t4からt5までの間)、Hレベルの信号を出力する。これに対して、比較回路CMP2の出力信号は活性状態(Hレベル)にならない。なぜなら、時刻t6以降で二次電圧VDDが基準電圧VRより低くなるが、既に一次電圧VCCが動作下限電圧VLよりも低くなっているからである。
一方、時刻t7で一次電圧VCCが急激に増加するときには、基準電圧生成回路20の応答が遅れるために、比較回路CMP1の出力信号は活性状態(Hレベル)にならない。これに対して、二次電圧安定用の外部容量を取り付けている場合には、二次電圧VDDの変化は緩やかになる。したがって、比較回路CMP2は、二次電圧VDDが基準電圧VRよりも低く、一次電圧VCCが基準電圧生成回路20の動作下限電圧VLよりも高いときに(すなわち、時刻t7からt8までの間)、Hレベルの信号を出力する。この結果、時刻t8においてリセット信号が解除されることによって、内部回路6は初期化動作を行なう。
ただし、一次電圧VCCが一時的に低下したときに、二次電圧VDDの低下が小さく、二次電圧VDDが基準電圧VRを超えている場合には、比較回路CMP2の出力信号も活性化されない。このため、リセット信号が発行されない場合がある。この問題点については、実施の形態2で取り扱う。
[実施の形態1の効果]
従来のパワーオンリセット回路は、一次電圧VCCおよび二次電圧VDDのどちらかのみを監視対象とし、監視対象である一次電圧または二次電圧の低下を検知することによってリセット信号を活性化する(「リセット信号を発行する」とも称する)。この場合、一次電圧と二次電圧はMCUの動作状況によって必ずしも同じにならないので、一方の電源電圧を監視しただけでは適切なタイミングで内部リセット信号の発行できるとは限らない。一般的にMCUの二次電圧系統には外部に付加する容量(外部容量)が設置されており、この外部容量の充放電により一次電圧と二次電圧とは差異が生じるためである。
たとえば、図3の時刻t2からt3までの間のように、一次電圧VCCは動作可能電圧域に入っていても二次電圧VDDは動作可能電圧域に満たない場合がある。この場合、一次電圧VCCのみを監視対象にすると、二次電圧VCC動作可能電圧域に達しないうちにリセットが解除されることになって問題がある。負荷電流の急激な増加によって、二次電圧が急激に降下し、動作保証外の電圧域になっている場合も、内部リセット信号は発行されないので、問題となる。このように、一次電圧のみを監視した場合には、MCU全体での回路の安定動作の保証が困難である。
逆に、二次電圧VDDのみを監視対象にすると、二次電圧はMCU内部回路の動作で決定されるものであるため、ユーザが外部回路を付加して電源の安定性、過渡特性などを調整しようとすることが困難となる。さらには、二次電圧VDDが低下する前に、一次電圧VCCの低下に反応して、MCUの内部状態を事前に退避しておくフェイルセーフ機能の実装が困難になる。
実施の形態1のパワーオンリセット回路では、一次電圧VCCおよび二次電圧VDDの両方を監視し、いずれか一方の電圧が基準値よりも低下しているときに内部リセット信号を発行する(活性化する)ようにしたので、電源低下時のシステムの初期化動作をより確実に行なうことができる。
<実施の形態2>
[実施の形態2の課題]
一次電圧VCCの供給を受ける回路の消費電力が一時的に急増すると、一次電圧VCCが一時的に低下する。特に、一次電圧をバッテリーから供給したり、一次電圧を大容量キャパシタで安定化したりした場合には、一次電圧VCCの低下がしばしば生じる。この場合、実施の形態1で示したパワーオンリセット回路では、リセット信号が発行されない場合がある。
実施の形態1のパワーオンリセット回路は、電源電圧(一次電圧VCCおよび二次電圧VDD)と基準電圧とを比較する比較器を利用したものである。このタイプのパワーオンリセット回路は、基準電圧のばらつきを抑えることができるというメリットがある半面、
動作電圧域に制限がある。このため、一次電圧VCCが動作下限電圧(図3のVL)を下回った電圧から急激に上昇した場合には、一次電圧用の検知回路(図2の比較回路CMP1)はリセット信号を発行することができない。
一方、二次電圧安定用の外部容量を取り付けている場合には、二次電圧VDDの変化は緩やかになる。しかしながら、一次電圧VCCの一時的な低下によって二次電圧VDDが基準電圧まで低下しない場合には、二次電圧用の検知回路(図2の比較回路CMP2)もリセット信号を発行することができない。
実施の形態2のパワーオンリセット回路PORbでは、上記の問題点を解決するために基準電圧以下の低電圧で確実にリセット信号を発行可能な比較回路CMP3が追加される。
[パワーオンリセット回路の構成]
図4は、実施の形態2による半導体装置(MCU)の構成を示すブロック図である。図4を参照して、MCU1Aに設けられたパワーオンリセット回路PORbは、低電圧検出用の比較回路CMP3をさらに含む点で、図2のパワーオンリセット回路PORaと異なる。さらに、図4の出力回路30Aは、2入力のORゲート31に代えて3入力のORゲート33を含む点で図2の出力回路30と異なる。出力回路30Aは、比較回路CMP1,CMP2,CMP3のいずれか1つが活性状態(Hレベル)のとき、活性状態(Lレベル)のリセット信号RSを出力する。図4のその他の点は図2と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
[低電圧検出用の比較回路の構成および動作]
図5は、図4の低電圧検出用の比較回路を抜き出して示した回路図である。図5を参照して、比較回路CMP3は、エンハンスメント型のPMOSトランジスタ41と、ディプレッション型のNMOSトランジスタ(「DMOSトランジスタ」とも称する)42と、容量素子43と、インバータ44とを含む。
PMOSトランジスタ41は、電源端子T1(一次電圧VCCが与えられる)と、中間ノードND1との間に接続される。DMOSトランジスタ42は、中間ノードND1と接地端子T0(接地電圧GNDが与えられる)との間に接続される。容量素子43は、中間ノードND1と接地端子T0との間に、DMOSトランジスタ42と並列に接続される。インバータ44は、一次電圧VCCを受けて動作し、中間ノードND1の電圧が入力閾値電圧VTH以下のときHレベルの信号を出力し、中間ノードND1の電圧が入力閾値電圧VTHを超えたときLレベルの信号を出力する。
図6は、図5の比較回路の各部の電圧波形を示すタイミング図である。図6では、一次電圧VCCの投入後の、中間ノードND1の電圧変化およびインバータ44の出力ノードND2の電圧変化が示される。以下、図5および図6を参照して、比較回路CMP3の動作について説明する。
ディプレッション型のDMOSトランジスタ42は、閾値電圧がマイナスの値であるので電源電圧が0Vであっても動作可能である。したがって、時刻t1において電源電圧が0Vのときは中間ノードND1が0Vに保たれ、容量素子43の電圧は0Vに初期化されている。
電源投入後、PMOSトランジスタ41のゲート・ソース間電圧がトランジスタの閾値電圧以下の間は、中間ノードND1の電位は0Vに保たれる。その後、電源電圧VCCが上昇し、PMOSトランジスタ41の電流駆動力がDMOSトランジスタ42の電流駆動力より大きくなると、中間ノードND1の電位が上昇する。中間ノードND1の電位がインバータ44の入力閾値電圧VTHを超えると(時刻t2)、インバータ44の出力が非活性状態(Lレベル)に切替わる。
時刻t2以降も、PMOSトランジスタ41からDMOSトランジスタ42へ常時電流が流れるが、この電流パスはMOSトランジスタのみで構成されているため、電源電圧VCCが変動しても電流パスを流れる電流値はほぼ一定に保たれる。この電流パスを流れる電流の大きさは、主にDMOSトランジスタ42の駆動力に依存するので、電流値をより小さくするには、DMOSトランジスタ42のトランジスタのチャネル長Lを長くしたり、チャネル幅Wを狭くしたりすることが有効である。
[パワーオンリセット回路の動作]
図7は、図4のパワーオンリセット回路の各部の電圧波形を示すタイミング図である。図7では、図3の場合と同様に、電源投入後、一次電圧VCCおよび二次電圧VDDがそれぞれ定格電圧VH1およびVH2で安定した後、一次的に低下した場合が示されている。図4に示した外部容量4によって、二次電圧VDDの変化は一次電圧VCCの変化よりも遅延する。ただし、図3の場合と異なり、一次電圧VCCが一時的に低下した時間帯では、二次電圧VDDは基準電圧VRより大きな値に保たれている。
簡単のために、図3の場合と同様の仮定をおく。すなわち、図4の変圧器11A,11Bは用いられていないものとする(分圧比k1,k2がそれぞれ1に等しいと考えてもよい)。比較器12A,12Bは、ヒステリシスコンパレータではなく、単に電源電圧(それぞれ一次電圧VCC,二次電圧VDD)を基準電圧VRと比較するものとする。基準電圧生成回路20は、一次電圧VCCが動作下限電圧VLより大きいとき、基準電圧Vrefとして定電圧VRを出力するものとする。一次電圧VCCが動作下限電圧VL以下のとき、比較器12A,12B(すなわち、比較回路CMP1,CMP2)の出力電圧を0にする。
図7に示すように、電源投入時において、比較回路CMP1は、一次電圧VCCが基準電圧VRよりも低く動作下限電圧VLよりも高いときに(すなわち、時刻t1からt3までの間)、Hレベルの信号を出力する。比較回路CMP2は、二次電圧VDDが基準電圧VRよりも低く、一次電圧VCCが動作下限電圧VLよりも高いときに(すなわち、時刻t1からt4までの間)、Hレベルの信号を出力する。比較回路CMP3は、中間ノードND1の電圧がインバータ44の入力閾値電圧VTHよりも低いときに(図7では、時刻t0から時刻t2までの間)、Hレベルの信号を出力する。したがって、電源投入時において、リセット信号RSは時刻t0からt4までの間、活性状態(Lレベル)となり、時刻t4においてリセットが解除されることによって内部回路6は初期化動作を行なう。
次に、電源電圧が定格電圧から減少するとき、比較回路CMP1は、一次電圧VCCが基準電圧VRより低く、動作下限電圧よりも高いとき(すなわち、時刻t5からt7までの間)、Hレベルの信号を出力する。二次電圧VDDが基準電圧VRよりも低くならないので、比較回路CMP2の出力信号は活性状態(Hレベル)にならない。比較回路CMP3の出力信号は、中間ノードND1の電圧がインバータ44の入力閾値電圧VTH以下ときに(図7では、時刻t6以降)、Hレベルの信号を出力する。
一方、時刻t8で一次電圧VCCが急激に上昇するときには、基準電圧生成回路20の応答が遅れるために、比較回路CMP1の出力信号は活性状態(Hレベル)にならない。二次電圧VDDが基準電圧VRよりも低くならないので、比較回路CMP2の出力信号は活性状態(Hレベル)にならない。比較回路CMP3では、中間ノードND1の電圧の変化は、図6で説明したように一次電圧VCCの変化よりも緩やかになる。このため、比較回路CMP3の出力信号は、時刻t9以降、非活性状態(Lレベル)になる。
よって、図7において電源電圧が一時的に低下したときには、時刻t5から時刻t9までの間、リセット信号が活性状態(Lレベル)となる。時刻t9にリセットが解除されることによって、内部回路6は初期化動作を行なう。
[実施の形態2の効果]
図8は、図4のパワーオンリセット回路の効果を説明するための図である。図4および図8を参照して、実施の形態2のパワーオンリセット回路PORbは、一次電圧VCCを監視するための回路として比較回路CMP1と比較回路CMP3の2種類の回路を有している。
比較回路CMP1を構成する比較器12Aは、一次電圧VCCまたはこれに比例する電圧と基準電圧生成回路20によって生成された基準電圧とを比較する。比較器12Aとして通常、ヒステリシスコンパレータが用いられるので、リセットが解除されるときの基準値VRHと、リセットが設定されるときの基準値VRLとは異なる。基準電圧は、バンドギャップリファレンス回路などを含む基準電圧生成回路20によって生成されるので、その値のばらつきを比較的小さくすることができるというメリットがある。しかしながら、動作下限電圧VL以下で基準電圧生成回路20が動作しなくなるので、比較回路CMP1の動作可能域に制限がある点が問題となる。このため、一次電圧VCCが動作下限電圧VLを下回った電圧(動作不定電圧)から急激に上昇した場合には、比較回路CMP1は、リセット信号を発行することができなくなる。
一方、比較回路CMP3は、図4の中間ノードND1の電圧がインバータ44の入力閾値電圧よりも低くなったときにリセット信号を発行する(出力信号がHレベルになる)。さらに、比較回路CMP3は、一次電圧VCCが急激に立上がった場合でもリセット信号を発行することができる。ただし、リセットが解除されるときの一次電圧VCCの値のばらつきが比較的大きいというディメリットがある。
したがって、比較回路CMP1とCMP3とを組み合わせることによって、一次電圧VCCの起動開始電圧および電源起動時の一次電圧VCCの増加の速度によらずに,確実にリセット信号を発行することができる。
[変形例]
図9は、図5の比較回路の変形例を示す図である。図9を参照して、比較回路CMP3Aは、ディプレッション型のNMOSトランジスタ42のソースと接地端子T0との間に接続された抵抗素子45をさらに含む点で、図5の比較回路CMP3と異なる。図9のその他の点は図5の場合と同じであるので、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。
図5の比較回路CMP3において、リセット解除後の電流値をより小さくするために、DMOSトランジスタ42のチャネル長Lを長くしたり、チャネル幅Wを狭くしたりした場合、DMOSトランジスタ42の閾値電圧が次第に大きくなる。このため、ディプレッション型の特性を維持することが困難になる。そこで、抵抗素子45を設けることによって、DMOSトランジスタ42の閾値電圧を負の値に維持したままで、リセット解除後の電流値をより小さくする。
さらに、抵抗素子45を設けることによって、DMOSトランジスタ42に流れる電流の温度依存性を抑制する効果がある。たとえば、温度の変化によってDMOSトランジスタ42のドレイン電流が増加したとすると、DMOSトランジスタ42のゲート・ソース間電圧が減少するので、ドレイン電流の増加が抑制される。
<実施の形態3>
[パワーオンリセット回路の構成]
図10は、実施の形態3による半導体装置におけるパワーオンリセット回路の構成を示すブロック図である。図10を参照して、実施の形態3におけるパワーオンリセット回路PORcは、さらに確実にリセット信号を発行できるように実施の形態2(図4)のパワーオンリセット回路を変形したものである。
図10を参照して、パワーオンリセット回路PORcは、比較回路CMP1,CMP2,CMP3Aと、出力回路30Bとを含む。比較回路CMP1,CMP2の構成は、図2、図4で説明したものと基本的に同じである。ただし、図10では、変圧器11A,11Bとして抵抗分圧回路が示されている。比較器12A,12Bには、パワーダウン端子PDが設けられている。比較器12A,12Bは、パワーダウン端子PDに入力されるスタートアップ信号STRが非活性状態(Lレベル)になったとき動作を開始する。比較回路CMP3Aは、図9で説明したものと同じである。
出力回路30Bは、ORゲート34と、論理ゲート35と、遅延回路DLY1,DLY2と、ノイズキャンセラ36とを含む。ORゲート34は、比較回路CMP3Aの出力信号とスタートアップ信号STRとのOR演算を行なう。実施の形態3のパワーオンリセット回路PORcでは、基準電圧生成回路20から出力されるスタートアップ信号STRも、リセット信号を生成する元になる信号として用いられる。
図10に示すように、基準電圧生成回路20は、バンドギャップリファレンス(BGR:Band Gap Reference)回路21と、スタートアップ信号STRを生成するスタートアップ回路22と、バンドギャップリファレンス回路21の出力電圧に基づいて基準電圧Vrefを生成する出力回路23とを含む。スタートアップ回路22は、電源投入時にバンドギャップリファレンス回路21を速やかに安定動作させるために、バンドギャップリファレンス回路21に強制的な電圧(スタートアップ信号STR)を与える回路である。スタートアップ回路22は、バンドギャップリファレンス回路21から電圧信号を受け、バンドギャップリファレンス回路21が安定的に動作することによってこの電圧信号が閾値を超えると、強制的な電圧(スタートアップ信号STR)を0にする。したがって、スタートアップ信号STRが非活性状態(Lレベル)に変化したことによって、基準電圧生成回路20が安定動作していることを検知することができる。
遅延回路DLY1は、ORゲート34の出力信号の立下がりエッジのタイミングを遅延させる。すなわち、遅延回路DLY1は、比較回路CMP3Aおよびスタートアップ信号STRが活性状態(Hレベル)から非活性状態(Lレベル)に変化するタイミングを遅延させる。これによって、基準電圧生成回路20によって生成される基準電圧Vrefが定常電圧VRまで立上がり、比較回路CMP1が確実に電源電圧VCCを検出できるようになるまで、確実にリセット信号の活性状態を維持することができる。
論理ゲート35は、比較回路CMP1,CMP2の各出力信号と遅延回路DLY1の出力信号とのOR演算を行ない、演算結果の論理レベルを反転させた信号を出力する。論理ゲート35は、図4のORゲート33とインバータ32とを結合したものである。論理ゲート35の出力信号は、ノイズキャンセラ36によってノイズが除去された後、遅延回路DLY2に入力される。
遅延回路DLY2は、ノイズキャンセラ36を介して受けた論理ゲート35の出力信号の立上がりエッジのタイミングを遅延させる。すなわち、遅延回路DLY2は、論理ゲート35の出力信号が活性状態(Lレベル)から非活性状態(Hレベル)に変化するタイミングを遅延させる。これによって、電源投入時に二次電圧VDDが定常電圧レベルに立上がるまで、確実にリセット信号の活性状態を維持することができる。
上記の構成のパワーオンリセット回路PORcは、一次電圧VCCを受けて動作するので、パワーオンリセット回路PORcから出力されるリセット信号RSaは、VCCレベルの信号である。リセット信号RSaは、二次電圧VDDによって動作するバッファによってVDDレベルのリセット信号RSbに変換される。
[パワーオンリセット回路の動作]
図11は、図10のパワーオンリセット回路の各部の電圧波形を示すタイミング図である。図11では、上から順に、一次電圧VCCおよび二次電圧VDD、基準電圧生成回路20から出力される基準電圧Vref、スタートアップ信号STR、比較回路CMP3Aの出力信号、遅延回路DLY1の出力信号、比較回路CMP2,CMP1の出力信号、および遅延回路DLY2の出力信号が示されている。
図11では、さらに、二次電圧VDDの波形について、電源投入時に0電圧から増加する場合の波形(実線)と、一次電圧VCCが一時的に0Vまで低下したために中間電圧から回復する場合の波形(破線)とが示されている。
なお、簡単のために、図11では一次電圧VCCを基準電圧VR1と比較し、二次電圧VDDを基準電圧VR2と比較した場合を図示している。図10の変圧器11A,11Bの分圧比をそれぞれk1,k2とし、基準電圧Vrefの定常電圧値をVRとすれば、図10の比較器12Aにおいて、k1×VCCと基準電圧VRとを比較することは、一次電圧VCCと基準電圧VR1(=VR/k1)と比較することと同じである。同様に、図10の比較器12Bにおいて、k2×VDDと基準電圧VRとを比較することは、二次電圧VDDと基準電圧VR2(=VR/k2)と比較することと同じである。
図10、図11を参照して、まず、電源投入時において一次電圧VCCおよび二次電圧VDDの両方とも0Vから増加する場合について説明する。この場合、比較回路CMP3Aの出力信号およびスタートアップ信号STRは、電源投入とほぼ同時に立上がる。
その後、時刻t1において比較回路CMP3Aの出力信号が非活性状態(Lレベル)に変化し、時刻t2においてスタートアップ信号STRが非活性状態(Lレベル)に変化する。時刻t2において、スタートアップ信号STRが非活性状態(Lレベル)に戻ることによって、比較回路CMP1,CMP2をそれぞれ構成する比較器12A,12Bが動作を開始する。
時刻t2から所定の遅延時間が経過した時刻t3に、遅延回路DLY1の出力信号が非活性状態(Lレベル)に変化する。時刻t3では、基準電圧Vrefは確実に定常状態の値VRになっているので、比較回路CMP1,CMP2を安定動作させることができる。
その後、時刻t4において一次電圧VCCが基準電圧VR1に達するので、比較回路CMP1の出力信号が非活性状態(Lレベル)に変化する。さらにその後の時刻t5において二次電圧VDDが基準電圧VR2に達するので、比較回路CMP2の出力信号が非活性状態(Lレベル)に切替わる。
比較回路CMP2の出力信号が非活性状態に切替わった時刻t5より所定の遅延時間TDが経過した時刻t7に、遅延回路DLY2の出力信号(すなわち、リセット信号RSa,RSb)が非活性状態(Hレベル)に変化する。この時刻t7では、二次電圧VDD(実線)はほぼ定常電圧に達しているので、MCUの内部回路を安定動作させることができる。
次に、一次電圧VCCが一時的に0Vまで低下した後、定常電圧まで回復する場合について説明する。この場合、二次電圧VDD(破線)は、中間電圧から定常電圧まで回復する。時刻t01において二次電圧VDD(破線)は基準電圧VR2に達するが、この時点ではスタートアップ信号STRが非活性状態(Lレベル)に戻っていない。したがって、比較回路CMP2の出力信号(破線)は、非活性状態(Lレベル)のまま変化しない。すなわち、比較回路CMP2からはリセット信号が発行されない。
この結果、比較回路CMP1の出力信号が非活性状態(Lレベル)に切替わってから所定の遅延時間TDが経過した時刻t6に、遅延回路DLY2の出力信号(破線)(すなわち、リセット信号RSa,RSb)は、非活性状態(Hレベル)に変化する。この時刻t6では、二次電圧VDD(破線)はほぼ定常電圧に達しているので、MCUの内部回路を安定動作させることができる。
[実施の形態3の効果]
上記のように、図10のパワーオンリセット回路PORcにおいて、出力回路30Bは、比較回路CMP1,CMP2,CMP3Aの各出力信号に加えてスタートアップ信号STRをさらに受ける。リセット信号は、スタートアップ信号STRにも基づいて生成されるので、低電圧時により確実にリセット信号を発行することができる。
出力回路30Bは、基本的には、比較回路CMP1,CMP2,CMP3Aの各出力信号およびスタートアップ信号STRが活性状態(図10の場合、Hレベル)のとき、活性状態(Lレベル)となるリセット信号RSa,RSbを生成する。さらに、図10の出力回路30Bでは、遅延回路DLY1,DLY2が設けられていることによって、リセット信号RSa,RSbが活性状態(Lレベル)となる期間が拡大される。この結果、電源投入時に二次電圧VDDが確実に立上がるまで、リセット信号RSa,RSbの活性状態を持続させることができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることは言うまでもない。
たとえば、実施例として二次電圧VDDの安定化を目的として外付けの外部容量を付加することを説明したが、かかる外部容量はMCUの動作電圧供給源として積極的に使用するものであってもよい。たとえばMCUが間欠動作を行う場合において、一次電圧VCCの供給に応じてパワーオンリセット動作を行うものの、実質的な動作電流供給源は当該外部容量に蓄積された電荷を主たる動作電流源としてよい。かかる動作では、当該外部容量に蓄積された電荷が減少したことに応じて一次電圧VCCから生成した二次電圧VDDを供給するようオンチップレギュレータの出力制御を行なえばよい。
1,1A 半導体装置(MCU)、5 オンチップレギュレータ、6 内部回路、11A,11B 変圧器(分圧回路)、12A,12B 比較器、20 基準電圧生成回路、21 バンドギャップリファレンス回路、22 スタートアップ回路、30,30A,30B 出力回路、31,33,34,35 論理ゲート、32,44 インバータ、41 PMOSトランジスタ(エンハンスメント型)、42 NMOSトランジスタ(ディプレッション型)、43 容量素子、45 抵抗素子、CMP1,CMP2,CMP3,CMP3A 比較回路、DLY1,DLY2 遅延回路、ND1 中間ノード、PORa,PORb,PORc パワーオンリセット回路、RS,RSa,RSb リセット信号、STR スタートアップ信号、T0 接地端子、T1 外部電源端子、T2 内部電源端子、VCC 一次電圧、VDD 二次電圧。

Claims (6)

  1. 外部電源電圧に基づいて内部電源電圧を生成する電源回路と、
    前記外部電源電圧に基づいて基準電圧を生成する基準電圧生成回路と、
    前記内部電源電圧によって動作する内部回路と、
    前記内部回路にリセット信号を出力するパワーオンリセット回路とを備え、
    前記パワーオンリセット回路は、
    第1の比較信号を生成する第1の比較回路と、
    第2の比較信号を生成する第2の比較回路と、
    前記第1および第2の比較信号を入力信号として受け、前記リセット信号を生成する出力回路とを含み、
    前記第1の比較回路は、前記外部電源電圧またはこれに比例する電圧が前記基準電圧を超えたとき前記第1の比較信号を非活性化し、
    前記第2の比較回路は、前記内部電源電圧またはこれに比例する電圧が前記基準電圧を超えたとき前記第2の比較信号を非活性化し、
    前記出力回路は、入力信号の少なくとも1つが活性化されているとき前記リセット信号を活性化する、半導体装置。
  2. 前記パワーオンリセット回路は、第3の比較信号を生成する第3の比較回路をさらに含み、
    前記出力回路は、前記第3の比較信号を入力信号としてさらに受け、
    前記第3の比較回路は、
    前記外部電源電圧を受けるノードと中間ノードとの間に接続され、ゲートに接地電圧を受けるエンハンスメント型のPMOSトランジスタと、
    前記中間ノードと前記接地電圧が与えられる接地ノードとの間に接続され、ゲートに前記接地電圧を受けるディプレッション型のNMOSトランジスタと、
    前記中間ノードの電圧に応じた論理レベルの前記第3の比較信号を生成する第1の論理ゲートとを含み、
    前記第1の論理ゲートは、前記中間ノードの電圧が入力閾値電圧を超えているときに前記第3の比較信号を非活性化する、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記第3の比較回路は、前記NMOSトランジスタと前記接地ノードとの間に、前記NMOSトランジスタと直列に接続された抵抗素子をさらに含む、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記基準電圧生成回路は、
    バンドギャップリファレンス回路と、
    電源投入時に活性状態になり、前記バンドギャップリファレンス回路の動作後に非活性状態になるスタートアップ信号を生成して前記バンドギャップリファレンス回路に出力するスタートアップ回路とを含み、
    前記出力回路は、前記スタートアップ信号を入力信号としてさらに受ける、請求項2に記載の半導体装置。
  5. 前記出力回路は、
    前記第3の比較信号および前記スタートアップ信号の少なくとも1つが活性化されているとき出力する信号を活性化する第2の論理ゲートと、
    前記第2の論理ゲートの出力信号が活性状態から非活性状態に切替わるタイミングを遅延させる第1の遅延回路と、
    前記第1の遅延回路の出力信号、前記第1の比較信号、および前記第2の比較信号の少なくとも1つが活性化されているとき出力信号を活性化する第3の論理ゲートと、
    前記第3の論理ゲートの出力信号が活性状態から非活性状態に切替わるタイミングを遅延させる第2の遅延回路とを含み、
    前記内部回路は、前記第2の遅延回路の出力信号を前記リセット信号として受ける、請求項4に記載の半導体装置。
  6. 前記電源回路の出力ノードと接続されることにより、前記内部電源電圧を受ける内部電源端子をさらに備え、
    前記内部電源端子は、接地ノードとの間に外付けのコンデンサを接続するために設けられる、請求項1に記載の半導体装置。
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