JP2014065573A - 下部ジブ - Google Patents

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Abstract

【課題】ジブ及びストラットの組立性を向上させる。
【解決手段】下部ジブ40は、フレームと、フレームの基端部(ジブ基端側Xj1端部)に設けられるとともにブーム先端部10tに取り付けられるジブ側ジブフットと、を備える。下部ジブ40は、ブーム10のブーム先端部10tにジブ側ジブフットが取り付けられるとともにブーム先端部10tよりもブーム先端側Xb2にフレームが配置された場合に、伏せた状態のブーム10のブーム先端部10tが接地可能、かつ、伏せた状態のストラット20の先端部が接地可能となるように形成される。
【選択図】図2

Description

本発明は、クレーンのラッフィングジブの下部ジブに関する。
従来より、ブームに対して起伏可能なラッフィングジブ(以下「ジブ」)と、ブームに対して起伏可能であるとともにジブを起伏させるストラットと、を備えるクレーンがある(例えば特許文献1〜3など)。
ブームへのジブの取付方法には、伸長式と内抱き式とがある。伸長式では、例えば特許文献1(図1〜4)に記載のように、ブームの前方にジブが配置されて、ブームにジブが取り付けられる。伸長式では、内抱き式に比べ、広い組立スペースが必要であるが、組立が容易である。内抱き式では、例えば特許文献2(図9、10)に記載のように、ブームの下方にジブが配置され、ジブが吊り上げられて、ブームにジブが取り付けられる。内抱き式では、伸長式に比べ、ブームへのジブの取付作業が困難である(ジブの組立性が悪い)が、組立スペースが少なくてすむ。なお、内抱き式には、例えば特許文献3(Fig.3〜7)に記載の内抱きサポート方式と、ブームの中心軸から大きくずれた位置にジブフットが配置されるジブフットオフセット方式とがある。
また、ストラット及びジブのブームへの取付方法には、次の2つの方法がある。1つはストラットをブームに取り付けた後にジブをブームに取り付ける方法(方法1)であり、もう1つはジブをブームに取り付けた後にストラットをブームに取り付ける方法(方法2)である。方法1かつ伸長式の場合は、ブームへのジブの取付作業がストラットの下で行われるので、ジブの組立性が悪い。方法1かつ内抱き式の場合は、地面に設置されたジブに対するブームの位置合わせ(特許文献2、図8等)をするとき、ストラットがブームに取り付けられた状態でブームを旋回させるので、この位置あわせに時間がかかり、その結果、ジブの組立性が悪い。方法2かつ伸長式の場合は、ジブをブームに取り付けた後、ジブの上方でストラットを組立てるので、ストラットの先端部での組立作業が高所作業となり、ストラットの組立性が悪い。方法2かつ内抱き式の場合は、ブーム先端部が接地できないので、ストラットのブーム先端部への取付作業がさらに高所作業となり、ストラットの組立性が悪い。
特開2004−75294 特許第4613897 特公平4−33717
ジブ及びストラットのブームへの取付方法には、上記のように様々なものがある。どの取付方法であっても、ジブ又はストラットの組立性に問題がある。
そこで本発明は、ジブ及びストラットの組立性を向上させることができる下部ジブを提供することを目的とする。
本発明は、クレーンのラッフィングジブの下部ジブである。前記クレーンは、クレーン本体と、前記クレーン本体に取り付けられるブームと、前記ブームの先端部に取り付けられる前記ラッフィングジブと、前記ブームの先端部に取り付けられるとともに前記ラッフィングジブを起伏させるストラットと、を備える。下部ジブは、フレームと、前記フレームの基端部に設けられるとともに前記ブームの先端部に取り付けられるジブフットと、を備える。下部ジブは、伏せた状態の前記ブームの先端部に前記ジブフットが取り付けられるとともに前記ブームの先端部よりも前記ブーム先端側に前記フレームが配置された場合に、伏せた状態の前記ブームの先端部が接地可能、かつ、伏せた状態の前記ストラットの先端部が接地可能となるように形成される。
上記構成により、ジブ及びストラットの組立性を向上させることができる。
ジブ組立状態のクレーンを横から見た全体図である。 図1に示すクレーン(上部側ジブ31を除く)の全体図である。 図2に示すブーム先端部10t周辺の拡大図である。 図3に示す下部ジブ40を示す図である。 図4のF5矢視図である。 図5に示すローラ部60の断面図である。 (a):図3に示すブーム先端部10tへの下部ジブ40取付前の状態を示す図である。(b):図7(a)に示すブーム先端部10tへの下部ジブ40取付後の状態を示す図である。 (a)〜(c):図3に示すブーム先端部10tに対して下部ジブ40を反転させている状態を示す図である。 図2に示す下部ジブ40への上部側ジブ31取付前の状態を示す図である。 (a):図9に示す案内ブラケット37の周辺を示す図であり、下部ジブ40と上部側ジブ31とを連結する前の状態を示す図である。(b):図10(a)のF10b矢視図である。 (a):図9に示す下部ジブ40と上部側ジブ31とを連結した後の状態を示す図10(a)相当図である。(b):図11(a)のF11b矢視図である。 (a):変形例1のローラ部160を備えた下部ジブ140をジブ横方向から見た図である。(b):図12(a)のF12b矢視図である。(c):図12(a)に示すローラ部160周辺の拡大図である。 (a):変形例2の図12(a)相当図である。(b):変形例2の図12(b)相当図である。
図1〜図11を参照して、下部ジブ40を備えるクレーン1について説明する。
クレーン1は、図1に示すように、ブーム10等を備える建設機械である。クレーン1は、例えばラチスブームクローラクレーン等である。クレーン1は、クレーン本体5と、クレーン本体5に取り付けられるブーム10と、ブーム10にそれぞれ取り付けられるストラット20及びジブ30(ラッフィングジブ)と、を備える。
クレーン本体5は、下部本体5aと、下部本体5aに旋回可能に取り付けられる上部旋回体5bと、を備える。下部本体5aは、例えば走行式(下部走行体)であり、例えばクローラ式である(ホイール式でもよい)。
ブーム10は、クレーン本体5に起伏可能に取り付けられる。ブーム10は、例えば格子状構造などを備えた棒状構造物(ラチスブーム)である。例えば格子状構造などを備えた棒状構造物である点は、後述するストラット20及びジブ30も同様である。ここで、図2に示すように、ブーム10の軸方向をブーム軸方向Xbとする。ブーム軸方向Xbにおける、ブーム10の基端側をブーム基端側Xb1、ブーム10の先端側をブーム先端側Xb2とする。ブーム10を伏せたときのブーム10の上下方向をブーム上下方向Ybとする。ブーム上下方向Ybにおける、ブーム10の背面側をブーム背面側Yb1、ブーム10の腹面側をブーム腹面側Yb2とする。また、ブーム10の先端部をブーム先端部10tとする。
ブーム先端部10tは、図3に示すように、内抱き式(背景技術参照)に対応可能に構成される。ブーム先端部10tは、例えば内抱きサポート方式に対応可能なものであり、また例えばジブフットオフセット方式に対応可能なものでもよい。以下、ブーム先端部10tが内抱きサポート方式に対応可能なものである場合について説明する。図7(a)に示すように、ブーム先端部10tは、ブーム先端フレーム11と、ブーム先端フレーム11にそれぞれ設けられた、ストラット取付部13と、ブーム側ジブフット15fと、ブーム側サポート部15sと、内リンク取付ブラケット17iと、外リンク取付ブラケット17oと、ブーム先端支持部19と、を備える。
ストラット取付部13には、フロントストラット取付部13fと、フロントストラット取付部13fよりもブーム背面側Yb1のリアストラット取付部13rと、がある。
ブーム側ジブフット15f及びブーム側サポート部15sそれぞれは、U字状溝である。ブーム側ジブフット15fは、ストラット取付部13よりもブーム腹面側Yb2に配置される。ブーム側サポート部15sは、ブーム側ジブフット15fよりもブーム腹面側Yb2に配置される。
内リンク取付ブラケット17iのピン孔は、ブーム側ジブフット15fと同軸に配置される。外リンク取付ブラケット17oのピン孔は、ブーム側サポート部15sと同軸に配置される。
ブーム先端支持部19は、ブーム10を完全に伏せたときに接地(地面Gに接触)する。ブーム先端支持部19は、ブーム先端フレーム11に固定され、ブーム先端フレーム11からブーム腹面側Yb2(図2参照)に突出する。
ストラット20(図1参照)は、ワイヤロープ(図示なし)を介して、ジブ30を起伏させる。図3に示すように、ストラット20は、ブーム先端部10tのストラット取付部13に起伏可能に取り付けられる。ストラット20には、フロントストラット取付部13fに基端部が取り付けられるフロントストラット20fと、リアストラット取付部13rに基端部が取り付けられるリアストラット20rと、がある。図1に示すように、フロントストラット20fの先端部とリアストラット20rの先端部とは、例えばジブ起伏ロープR1で連結される。ジブ起伏ロープR1がウインチ(図示なし)で巻込み又は巻出しされると、リアストラット20rに対するフロントストラット20fの起伏角度が変化する。なお、フロントストラット20fの先端部とリアストラット20rの先端部とは、ガイライン(ウインチによる巻込み巻出し不可)で連結されてもよい。図2に示すように、フロントストラット20fは、フロントストラット20fの先端部に配置されたストラット支持部29を備える。
ストラット支持部29は、ブーム10を伏せるとともにフロントストラット20fを完全に伏せたときに接地する。ストラット支持部29は、フロントストラット20fの本体部(棒状構造物)から、フロントストラット20fの腹面側に突出する。
ジブ30(ラッフィングジブ)(図1参照)は、ロープ及びフック(図示なし)を介して吊荷を吊る構造物である。図1に示すように、ジブ30は、ブーム先端部10tに取り付けられ、ブーム10に対して起伏可能である。ここで、ジブ30の軸方向をジブ軸方向Xjとする。ジブ軸方向Xjにおける、ジブ30の基端側をジブ基端側Xj1、ジブ30の先端側をジブ先端側Xj2とする。ジブ30を内抱き姿勢で配置したときのジブ30の上下方向をジブ上下方向Yjとする。ジブ上下方向Yjにおける、ジブ30の背面側(内抱き姿勢のジブ30の下側)をジブ背面側Yj1、ジブ30の腹面側をジブ腹面側Yj2とする。ジブ30の横方向(ジブ軸方向Xj及びジブ上下方向Yjに直交する方向)をジブ横方向Zjとする。
このジブ30は、ジブ軸方向Xjに分割可能である。ジブ30は、上部側ジブ31と、下部ジブ40と、を備える。
上部側ジブ31は、下部ジブ40のジブ先端側Xj2に連結される。上部側ジブ31は、ジブ軸方向Xjに分割可能である。上部側ジブ31は、ジブ先端側Xj2からジブ基端側Xj1に順に、例えば、上部ジブ31a、中間ジブ31b、及び、中間テーパジブ31cを備える。図9に示すように、上部側ジブ31は、上部側ジブフレーム33と、上部側ジブ31と下部ジブ40との連結部にそれぞれ設けられる、上部側コネクタ35及び案内ブラケット37と、を備える。
上部側ジブフレーム33は、複数のパイプで構成される。上部側ジブフレーム33は、主材33a(4本)と、基端部横材33b(2本)と、基端部縦材33c(2本)と、を備える。主材33aは、ジブ軸方向Xjから見たときの上部側ジブフレーム33の四角形断面の四隅に配置される。基端部横材33b及び基端部縦材33cは、上部側ジブフレーム33のジブ基端側Xj1端部に配置される。基端部横材33bは、ジブ横方向Zjに延びる。基端部縦材33cは、ジブ上下方向Yjに延びる。
上部側コネクタ35は、上部側ジブ31と下部ジブ40とを連結する。上部側コネクタ35は、主材33a(4本)のジブ基端側Xj1端部(4か所)に固定される。図10(a)及び図10(b)に示すように、上部側コネクタ35は、1枚(または2枚)の板状部35aと、板状部35aに形成されたピン孔35bと、を備える。
案内ブラケット37は、上部側コネクタ35のピン孔35bと、下部側コネクタ50(後述)のピン孔50bと、の位置合わせを容易にする。図9に示すように、案内ブラケット37は、4ヶ所の上部側コネクタ35のうちジブ腹面側Yj2の2か所の上部側コネクタ35の近傍に配置される。図10(a)及び(b)に示すように、案内ブラケット37は、横材案内部37bと、縦材案内部37cと、を備える。横材案内部37bは、基端部横材33bに固定され、基端部横材33bからジブ基端側Xj1に延びる。縦材案内部37cは、横材案内部37bに固定され、横材案内部37bからジブ横方向Zj外側に延びる。
下部ジブ40は、図1に示すように、ジブ軸方向Xjに分割可能なジブ30の構成要素うち、最もジブ基端側Xj1の要素である。なお、従来は、下部ジブ40及び中間テーパジブ31cを「下部ジブ」と呼んでいた。この従来の「下部ジブ」よりも、下部ジブ40は、ジブ軸方向Xjの長さが短い。下部ジブ40の寸法については後述する(ストラット取付工程の項目参照)。図4に示すように、下部ジブ40は、フレーム41と、フレーム41にそれぞれ設けられた、ジブ側ジブフット43fと、ジブ側サポート部43sと、内抱きリンク機構45と、下部側コネクタ50と、ローラ部60と、を備える。
フレーム41は、下部ジブ40の言わば本体部であり、三角柱状(略三角柱状)である。フレーム41は、パイプ及び板等により構成される。フレーム41は、主材41a(4本)と、先端部横材41b(2本)と、先端部縦材41c(2本)と、を備える。主材41aは、ジブ軸方向Xjから見たフレーム41の四角形断面の四隅に配置される。先端部横材41b及び先端部縦材41cは、フレーム41のジブ先端側Xj2端部に配置される。先端部横材41bは、ジブ横方向Zjに延びる。先端部縦材41cは、ジブ上下方向Yjに延びる。
ジブ側ジブフット43f(ジブフット)は、図3に示すように、クレーン作業時等のブーム10に対するジブ30(図1参照)の回転軸である。ジブ側ジブフット43fがジブ30の回転軸となるのは、ブーム10に対するジブ30の起伏角度ψ(各中心軸がなす角度(図8(a)参照)が所定値(約85°等)以上のときである。ジブ側ジブフット43fは、ブーム側ジブフット15fに取付可能(嵌まり込み可能)に形成される。ジブ側ジブフット43fは、フレーム41のジブ基端側Xj1端部に配置され、フレーム41に対して固定される。
ジブ側サポート部43sは、図9に示すように、下抱き取付け時等のブーム10に対するジブ30の回転軸である。ジブ側サポート部43sがジブ30の回転軸となるのは、ブーム10に対するジブ30の起伏角度ψ(図8(b)参照)が上記所定値(約85°等)未満のときである。ジブ側サポート部43sは、ブーム側サポート部15sに取付可能(嵌まり込み可能)に形成される。ジブ側サポート部43sは、ジブ側ジブフット43fよりもジブ先端側Xj2に配置され、フレーム41に対して固定される。
内抱きリンク機構45は、下部ジブ40とブーム先端部10tとを連結する機構である。図5に示すように、内抱きリンク機構45は、内リンク47(2か所)と、外リンク49(2か所)と、を備える。
内リンク47は、フレーム41の主材41aよりもジブ横方向Zj内側の2か所に設けられる。図4に示すように、内リンク47は、フレーム41に回転可能に取り付けられる。内リンク47のフレーム41に対する回転中心(内リンク基端部47f)は、ジブ側サポート部43sと同軸である。内リンク先端部47tは、図7(a)に示すブーム先端部10tの内リンク取付ブラケット17iに取付可能である。
外リンク49は、図5に示すように、フレーム41の主材41aよりもジブ横方向Zj外側の2か所に設けられる。図4に示すように、外リンク49は、フレーム41に回転可能に取り付けられる。外リンク49のフレーム41に対する回転中心(外リンク基端部49f)は、ジブ側ジブフット43fと同軸である。外リンク先端部49tは、図7(a)に示すブーム先端部10tの外リンク取付ブラケット17oに取付可能である。
下部側コネクタ50(コネクタ)は、図9に示すように、下部ジブ40のフレーム41と上部側ジブ31とを連結する。図4に示すように、下部側コネクタ50は、フレーム41の主材41a(4本)のジブ先端側Xj2端部(4か所)に固定される。以下、1か所の下部側コネクタ50について説明する。図10(a)及び図10(b)に示すように、下部側コネクタ50は、板状部50a(例えば2枚)と、板状部50aに形成されたピン孔50bと、を備える。なお、1か所の上部側コネクタ35が2枚の板状部35aを備える場合(図示なし)は、図6に示すように、板状部50aを1枚とする。図11(b)に示すように、ピン孔50bとピン孔35bとにピンPが差し込まれると、下部側コネクタ50と上部側コネクタ35とが連結される。
ローラ部60は、図4に示すように、後述するローラ65等を備える部分である。図6に示すように、ローラ部60は、ローラ65と、ローラ軸67と、ベアリング61と、ロックナット63と、を備える。ベアリング61は、ローラ軸67に対してローラ65を回動自在に支持する。ロックナット63は、ローラ軸67にベアリング61を固定する。
ローラ65は、図7(b)及び図8(a)に示すように、下部ジブ40の反転(後述する下部ジブ反転工程参照)を容易にする。図4に示すように、ローラ65は、下部ジブ40のジブ先端側Xj2端部の地面G(図7(b)参照)に対する摺動を容易にする。ローラ65の回転軸の方向(ローラ軸67の軸方向)は、ジブ横方向Zjである。ローラ65は、フレーム41のジブ先端側Xj2端部に取り付けられる。ローラ65は、例えば、下部側コネクタ50を介して主材41aに取り付けられる。また例えば、ローラ65は、先端部縦材41cや先端部横材41bに取り付けられてもよい(後述する変形例2参照)。図6に示すように、ローラ65は、下部側コネクタ50の板状部50aの近傍に配置される。図5に示すように、ローラ65は、板状部50a(図6参照)よりもジブ横方向Zj外側に配置される(同方向内側に配置されてもよい)。
ローラ軸67は、ローラ65の回転軸である。図6に示すように、ローラ軸67は、下部側コネクタ50のピン孔50bに差し込まれ、ピン孔50bに取り付けられる。ローラ軸67は、板状部50aに対して固定される。ローラ軸67は、例えば、差込部67aと、段差部67bと、固定ピン取付孔67cと、を備える。差込部67aは、ピン孔50bに差し込まれる。段差部67bは、差込部67aよりもローラ65側に配置され、板状部50aに突き当てられる。固定ピン取付孔67cには、ローラ軸67を下部側コネクタ50に固定するための固定ピン(図示なし)が差し込まれる。固定ピン取付孔67cは、差込部67aに対して段差部67bとは反対側(ローラ65とは反対側)に配置される。
このローラ軸67は、図11(b)に示す上部側コネクタ35と下部側コネクタ50とを連結するピンPとして用いられてもよい。ローラ軸67をピンPとして用いた場合は、ローラ軸67とピンPとが別の部品である場合に比べ、下部ジブ40の部品点数を削減できる。
(動作)
次に、図1に示すブーム10へのジブ30の取り付け方法を、工程の順にほぼ沿って説明する(工程の順は適宜変更してもよい)。この方法は、下部ジブ取付工程と、ストラット取付工程と、下部ジブ反転工程と、上部側ジブ連結工程と、を備える。
(下部ジブ取付工程)
下部ジブ取付工程では、図7(a)に示すように、ブーム10の前方(後述)からブーム先端部10tに下部ジブ40が結合される。この工程は次のように行われる。
(1a)ブーム10を伏せて、ブーム先端支持部19を接地させる。ここで、ブーム先端部10tよりもブーム先端側Xb2をブーム10の「前方」とする。
(1b)クレーン1とは別の補助クレーンにより、下部ジブ40を吊り上げる。
(1c)ジブ側ジブフット43fが、ブーム側ジブフット15fにブーム10の前方から嵌め込まれる。この嵌め込み作業は、ブーム10の下方から、ジブ側ジブフット43fがブーム側ジブフット15fに嵌め込まれる場合(従来の内抱き式)に比べ容易である。
(1d)内リンク先端部47tが、内リンク取付ブラケット17iにピン(図示なし)を介して取り付けられる。
(1e)図7(b)に示すように、下部ジブ40が地面Gに降ろされて、ローラ65が接地する。
(1f)外リンク先端部49tが、外リンク取付ブラケット17oにピン(図示なし)を介して取り付けられる。
上記のように、図2に示すストラット20をブーム先端部10tに取り付ける前に、下部ジブ40をブーム先端部10tに取り付ける。よって、上記(1b)〜(1f)の作業を行う際にストラット20が邪魔にならないので、ブーム先端部10tへの下部ジブ40の取付作業が容易である。
(ストラット取付工程)
ストラット取付工程では、図3に示すように、ストラット20がブーム先端部10tに取り付けられる。この工程は次のように行われる。
(2a)フロントストラット20fが、フロントストラット取付部13fに取り付けられる。このとき、下部ジブ40は、ブーム10の前方に配置される。よって、ブーム先端支持部19を接地させることができる(図8(c)に示すように下部ジブ40を反転させるとブーム先端部10tは接地できない)。ブーム先端部10t(ブーム先端支持部19)が接地するので、フロントストラット取付部13fが地面Gから高くなることが抑制される。
(2b)図2に示すように、フロントストラット20fの先端部(ストラット支持部29)を接地させる。下部ジブ40が従来の下部ジブよりも短いので、この姿勢をとることが可能である。さらに詳しくは、下部ジブ40は次のように形成される。図3に示すように、下部ジブ40は、ブーム10のブーム先端部10tにジブ側ジブフット43fが取り付けられるとともにブーム先端部10tよりもブーム先端側Xb2にフレーム41が配置された場合に、図2に示すように、伏せた状態のブーム10のブーム先端部10t(ブーム先端支持部19)が接地可能、かつ、伏せた状態のストラット20(フロントストラット20f)の先端部(ストラット支持部29)が接地可能に形成される。
(2c)図3に示すように、リアストラット20rが、リアストラット取付部13rに取り付けられる。このとき、上記(2a)と同様に、ブーム先端部10t(ブーム先端支持部19)が接地するので、リアストラット取付部13rが地面Gから高くなることが抑制される。
(2d)図2に示すように、ジブ起伏ロープR1が、フロントストラット20fの先端部とリアストラット20rの先端部とに取り付けられる。このとき、フロントストラット20fの先端部(ストラット支持部29)が接地する。よって、ストラット20の先端部での組立作業位置が地面Gから高くなることを抑制できる。
(2e)図1に示すように、ストラット20が作業位置まで起こされる。
(下部ジブ反転工程)
下部ジブ反転工程では、図8(a)〜(c)に示すように、下部ジブ40の先端部を、ブーム先端側Xb2からブーム基端側Xb1へ反転させる。この工程は次のように行われる。
(3a)図3に示すブーム10が起こされる。すると、下部ジブ40が地面Gに対して摺動しながら回転する。このとき、下部ジブ40の回転中心は、ブーム側ジブフット15fである。
(3b)図8(a)に示すように、ブーム10に対する下部ジブ40の起伏角度ψが所定値(約85°等)になると、ジブ側サポート部43sが、ブーム側サポート部15sに嵌まり込む。
(3c)ブーム10をさらに起こすと、下部ジブ40が、ブーム側サポート部15sを中心に回転する。
(3d)すると、図8(b)に示すように、下部ジブ40の重心40gがブーム側サポート部15sの真下に位置するまで、下部ジブ40が回転する。
(3e)上記(3d)のとき、下部ジブ40の中心軸と地面G(水平方向)とがなす角度θは、少なくとも90°未満であり、好ましくは、60°以下、45°以下、または30°以下などである。
(3f)ブーム10を伏せて下部ジブ40を接地させると、下部ジブ40がさらに回転する。
(3g)ブーム先端部10tと下部ジブ40とを連結ロープR3で連結する。これにより、ブーム10に対する下部ジブ40の回転が規制される。その結果、図9に示す下部ジブ40に上部側ジブ31を接続するときに、上部側ジブ31に対する下部ジブ40の傾きが規制される。その結果、後述するピン孔の位置あわせの作業(下記「(4e)」)が容易になる。
(3h)図8(c)に示すように、上記(3f)で伏せたブーム10を元の高さ等(上記(3e)のときの高さ等)に上げると、下部ジブ40が地面Gから上がる。
(上部側ジブ連結工程)
上部側ジブ連結工程では、図9に示すように、下部ジブ40に上部側ジブ31を連結する(残りのジブを組み立てる)。この工程は次のように行われる。
(4a)上部側ジブ31を予め地面Gに設置しておく。
(4b)上部旋回体5b(図1参照)を旋回させて、ブーム10を上部側ジブ31の真上に移動させる。
(4c)上部側ジブ31が、補助クレーンにより地面Gから(わずかに)吊り上げられる。
(4d)リービングロープR4を上部側ジブ31に取り付け、リービングロープR4を引くと、上部側ジブ31が下部ジブ40に近づく。
(4e)図10(a)、図10(b)、図11(a)及び図11(b)に示すように、案内ブラケット37を用いて、上部側コネクタ35のピン孔35bと下部側コネクタ50のピン孔50bとの位置合わせを行う。さらに詳しくは、図10(a)及び図11(a)に示すように、横材案内部37bの上端部が、先端部横材41bの下端部に当たることで、ジブ上下方向Yjの位置合わせ(案内)が行われる。図10(b)及び図11(b)に示すように、縦材案内部37cが、先端部縦材41cに突き当てられることで、ジブ軸方向Xjの位置合わせ(案内)が行われる。
(4f)図11(b)に示すように、ピンPが、ピン孔35b及びピン孔50bに挿入される。これにより、図9に示すジブ30のジブ腹面側Yj2のコネクタ同士(上部側コネクタ35と下部側コネクタ50と)が連結される。
(4g)上部側ジブ31が、補助クレーンによりさらに吊り上げられる。そして、ジブ30のジブ背面側Yj1のコネクタ同士の位置合わせ、及びピンでの連結が行われる。
上記のように、ブーム10の下方でジブ30が組み立てられる。これにより、ブーム10の前方でのみジブ30が組み立てられる場合(通常の伸長式)に比べ、クレーン1の組み立てスペースを抑制できる。
(効果1)
次に、図1に示すクレーン1のジブ30の下部ジブ40による効果を説明する。クレーン1は、クレーン本体5と、クレーン本体5に取り付けられるブーム10と、ブーム10の先端部(ブーム先端部10t)に取り付けられるジブ30と、ブーム先端部10tに取り付けられるとともにジブ30を起伏させるストラット20と、を備える。図3に示すように、下部ジブ40は、フレーム41と、フレーム41の基端部(ジブ基端側Xj1端部)に設けられるとともにブーム先端部10tに取り付けられるジブ側ジブフット43fと、を備える。下部ジブ40は、ブーム10のブーム先端部10tにジブ側ジブフット43fが取り付けられるとともにブーム先端部10tよりもブーム先端側Xb2にフレーム41が配置された場合(「Aの場合」とする)に、図2に示すように、伏せた状態のブーム10のブーム先端部10tが接地可能、かつ、伏せた状態のストラット20の先端部が接地可能となるように形成される。
上記のように形成された下部ジブ40は、従来の下部ジブよりも短い(ジブ軸方向Xj長さが短い)。よって、ブーム先端部10tに対する下部ジブ40の位置調整が容易である。その結果、ブーム先端部10tへの下部ジブ40の取り付けが容易である。その結果、ジブ30(図1参照)の組立性を向上させる事ができる。
図2に示すように、下部ジブ40は、上記Aの場合に、伏せた状態のブーム10のブーム先端部10tが接地可能、かつ、伏せた状態のストラット20(フロントストラット20f)の先端部が接地可能となるように形成される。よって、ストラット20の組立時に下部ジブ40が支障になることを抑制できる。したがって、ストラット20の組立性を向上させることができる。さらに詳しくは、図3に示すように、ブーム先端部10tを接地させた場合は、ブーム先端部10tへのストラット20の取付作業位置(ストラット取付部13)の地面Gからの高さを抑制できる。また、図2に示すように、ストラット20(フロントストラット20f)の先端部を接地させた場合は、ストラット20の先端部での組立作業(ジブ起伏ロープR1の取付等)の作業位置の地面Gからの高さを抑制できる。
下部ジブ40は、従来の下部ジブより短い。よって、ブーム先端部10tに対する下部ジブ40の回転(反転を含む)(図3、図8(a)〜(c)参照)が容易にできる。よって、図1に示すジブ30の組立について、次の(a)(b)(c)の順に行いやすい(この順を採用しやすい)。この順にジブ30を組み立てた場合は、ジブ30の組立性をより向上させる事ができる。
(a)図3に示すように、ブーム10の前方からブーム先端部10tに下部ジブ40を取り付ける。この場合、従来の内抱き式に比べ、ブーム先端部10tへの下部ジブ40の取り付けが容易である。
(b)図8(a)〜(c)に示すように、ブーム先端部10tに対して下部ジブ40を反転させる。
(c)図9に示すように、ブーム10の下方で下部ジブ40と上部側ジブ31とを連結する。
(効果2)
図3に示すように、下部ジブ40は、フレーム41の先端部(ジブ先端側Xj2端部)に取り付けられたローラ65を備える。
このローラ65により、下部ジブ40の先端部は、地面Gに対して容易に摺動できる。よって、ブーム先端部10tに対する下部ジブ40の反転がより容易になる。
(効果3)
図9に示すように、下部ジブ40には、フレーム41のジブ先端側Xj2に上部側ジブ31が連結される。下部ジブ40は、フレーム41の先端部(ジブ先端側Xj2端部)に設けられるとともにフレーム41と上部側ジブ31とを連結する下部側コネクタ50を備える。下部ジブ40は、図6に示すように、ローラ65の回転軸であるローラ軸67を備える。下部側コネクタ50は、ピンP(図11(b)参照)を差込可能なピン孔50bを備える。ローラ軸67は、ピン孔50bに差し込まれて取り付けられる。
この構成では、図5に示す下部ジブ40は、ローラ軸67を支持するための部材(下部側コネクタ50を除く)を備える必要がない。したがって、下部ジブ40(ジブ30)を簡素化および軽量化できる。
(変形例1)
図12(a)〜(c)を参照して、変形例1の下部ジブ140のローラ部160について、図5に示す上記実施形態の下部ジブ40のローラ部60との相違点を説明する。図4に示すローラ部60では、ローラ65は下部側コネクタ50に取り付けられ、ローラ軸67はフレーム41に対して固定された。しかし、図12(a)に示すローラ部160では、ローラ65及びローラ軸67は、フレーム41に対して格納可能に構成される。以下、上記相違点をさらに説明する。なお、図12(a)における下部ジブ140の図示の向きは、図9における下部ジブ40の図示の向きにほぼ対応し、図4における下部ジブ40の図示の向きとは左右逆である。
ローラ部160は、図12(c)に示すように、ローラ65と、ローラ軸67と、ローラ格納装置169と、を備える。
ローラ格納装置169は、フレーム41に対してローラ65を格納(収納、移動)可能に支持する。ローラ格納装置169は、図10(a)及び図11(a)に示すように、フレーム41と上部側ジブ31とを連結するとき又は連結したときに、図12(c)に示すように、ローラ65が他の部材と干渉しない位置にローラ65を移動可能に構成される。上記「他の部材」は、例えば、図11(b)に示すピンP、案内ブラケット37、基端部縦材33c、及び、基端部横材33bなどである。以下では、図12(c)に示すように、ローラ65がピンP(図11(b)参照)に干渉しないようにするためのローラ格納装置169について説明する。
このローラ格納装置169は、例えば、フレーム側支持部169aと、ローラ側支持部169bと、を備える。フレーム側支持部169aは、フレーム41に固定され、例えば先端部横材41bに固定される(先端部縦材41cに固定されてもよい)。図12(b)に示すように、フレーム側支持部169aは、下部側コネクタ50の近傍に配置され、下部側コネクタ50よりも例えばジブ横方向Zj内側に配置される。図12(c)に示すように、ローラ側支持部169bは、フレーム側支持部169aとローラ65(ローラ軸67)とを連結する。ローラ側支持部169bは、フレーム側支持部169aに対して移動(回動など)可能に取り付けられる。ローラ側支持部169bは、複数のピン孔を備え、ピンを介してフレーム側支持部169aに固定される。なお、図12(a)及び(c)では、格納された状態のローラ65及びローラ側支持部169bを二点鎖線で示す。図12(c)では、主材41a、先端部横材41b、及び下部側コネクタ50を二点鎖線で示す。
(効果4)
次に、図12(a)に示すローラ格納装置169を備える下部ジブ140による効果を説明する。下部ジブ140は、フレーム41に対してローラ65を格納可能に支持するローラ格納装置169を備える。ローラ格納装置169は、フレーム41と上部側ジブ31(図9参照)とを連結するとき又は連結したときに、ローラ65が他の部材と干渉しない位置にローラ65を移動可能に構成される。
このローラ格納装置169により、下部ジブ140にローラ65を取り付けたまま、下部ジブ140と上部側ジブ31(図9参照)とを連結できる。
(変形例2)
図13(a)及び(b)を参照して、変形例2のローラ格納装置269及び369について、図12(a)〜(c)に示すローラ格納装置169との相違点(主にローラ65の移動可能方向および取付位置)を説明する。
ローラ格納装置269は、図13(a)に示すように、フレーム41に対してローラ65がジブ軸方向Xjに移動可能となるように、ローラ65を支持する。ローラ格納装置269は、先端部横材41bに取り付けられる。ローラ格納装置269は、例えば、フレーム側支持部169aに対してジブ横方向Zjに折れ曲がり可能なローラ側支持部169bを備える。
ローラ格納装置369は、例えば、フレーム側支持部169aに対してジブ横方向Zjに反転可能なローラ側支持部169bを備える。なお、図13(b)に示すように、ローラ格納装置269、369は、先端部縦材41cに取り付けられてもよい。また、ローラ格納装置269、369は、ジブ上下方向Yjにローラ65が移動可能となるように、ローラ65を支持してもよい。
(その他の変形例)
上記実施形態では、ブーム先端部10t及び下部ジブ40が内抱きサポート方式用のものである場合について説明したが、ブーム先端部10t及び下部ジブ40はジブオフセット方式用に構成されてもよい。
また例えば、ブーム10及び下部ジブ40は、伸長方式用に構成されてもよい。なお、伸長方式用のブーム先端部10tは、ブーム側サポート部15sを備えず、内抱きサポート方式用と同様の位置にブーム側ジブフット15fが配置される。
1 クレーン
5 クレーン本体
10 ブーム
20 ストラット
30 ジブ(ラッフィングジブ)
31 上部側ジブ
40、140 下部ジブ
41 フレーム
43f ジブ側ジブフット(ジブフット)
50 下部側コネクタ(コネクタ)
50b ピン孔
65 ローラ
67 ローラ軸
169、269、369 ローラ格納装置

Claims (4)

  1. クレーン本体と、
    前記クレーン本体に取り付けられるブームと、
    前記ブームの先端部に取り付けられるラッフィングジブと、
    前記ブームの先端部に取り付けられるとともに前記ラッフィングジブを起伏させるストラットと、
    を備えるクレーンの、前記ラッフィングジブの下部ジブであって、
    フレームと、
    前記フレームの基端部に設けられるとともに前記ブームの先端部に取り付けられるジブフットと、
    を備え、
    前記ブームの先端部に前記ジブフットが取り付けられるとともに前記ブームの先端部よりも前記ブーム先端側に前記フレームが配置された場合に、伏せた状態の前記ブームの先端部が接地可能、かつ、伏せた状態の前記ストラットの先端部が接地可能となるように形成される、下部ジブ。
  2. 前記フレームの先端部に取り付けられたローラを備える、
    請求項1に記載の下部ジブ。
  3. 前記フレームの先端側に上部側ジブが連結される下部ジブであって、
    前記フレームの先端部に設けられ、前記フレームと前記上部側ジブとを連結するコネクタと、
    前記ローラの回転軸であるローラ軸と、
    を備え、
    前記コネクタは、ピンを差込可能なピン孔を備え、
    前記ローラ軸は、前記ピン孔に差し込まれて取り付けられる、
    請求項2に記載の下部ジブ。
  4. 前記フレームの先端側に上部側ジブが連結される下部ジブであって、
    前記フレームに対して前記ローラを格納可能に支持するローラ格納装置を備え、
    前記ローラ格納装置は、前記フレームと前記上部側ジブとを連結するとき又は連結したときに、前記ローラが他の部材と干渉しない位置に前記ローラを移動可能に構成される、
    請求項2または3に記載の下部ジブ。
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