JP2014058746A - 衣服 - Google Patents

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Abstract

【課題】 胸を張りながら骨盤の前傾姿勢を保つことを効果的に補佐できる衣服を提供する。
【解決手段】
アンダーウェア1の背面部には、大殿筋の仙骨側を、当該仙骨に対応する領域を内側に位置させるようにカバーするようにパターンPA1が形成されている。アンダーウェア1の正面部において、パターンPA1が形成された領域に対応する正面部の領域内の下部領域で下腹部周辺をカバーするようにパターンPA2が形成されている。背面部には、着用時に胸部を広げる向きの張力を両肩部に発生させるパターンPB1が形成されている。
【選択図】 図2

Description

本発明は、スキー等のスポーツのアンダーウェアに適した衣服に関するものである。
例えば、特許文献1に開示された衣服のように、体形を整え、腰椎の前湾を弱めるための機能を備えた衣服がある。
この衣服は、少なくとも下半身の一部をカバーし、股部を有しており人体にフィットさせて着用する伸縮性生地からなる。
また、この衣服は、部分的に緊締力の強い部分を有しており、緊締力の強い部分として、衣服後側の人体の仙骨から腰椎上のいずれかの部分に相当する位置に於いて左右部分が連結しており、前記位置から左右の大殿筋のほぼ筋繊維方向に沿って臀部の膨らみの頂点又はその近傍を通り少なくとも大転子近傍に至る部分をカバーする強緊締力部を備えている。
また、この衣服は、下腹部の腹直筋上に於いて左右部分が連結しており、下腹部の腹直筋上から左右の内腹斜筋のほぼ筋繊維方向に沿って斜め下方向に向かい少なくとも大転子近傍に至る部分をカバーしている強緊締力部を備えている。
特開2001−192903号公報
ところで、スキー等のスポーツでは、胸を張りながら骨盤の前傾姿勢を保持することを補佐する機能を持たせたいという要請がある。
しかしながら、上述した引用文献1に記載された衣服には、そのような要請に応えることはできないという問題がある。
本発明はかかる事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、胸を張りながら骨盤の前傾姿勢を保つことを効果的に補佐できる衣服を提供することにある。
本発明の衣服は、人体に密着して着用される衣服であって、背面に位置し、着用時に胸部を広げる向きの張力を両肩部に発生させる第1のパターンと、背面において大殿筋の仙骨側を、当該仙骨に対応する領域を内側に位置させるようにカバーし、略伸縮しない第2のパターンと、正面において前記第2パターンに対応する領域内の下部領域で下腹部周辺をカバーし、略伸縮しない第3のパターンと、前記第1のパターン、前記第2のパターンおよび前記第3のパターンが形成された領域以外の領域に位置し、前記第1のパターン、前記第2のパターンおよび前記第3のパターンに比べて伸び率が高い第4のパターンとを有する。
上述したように、衣服の正面部において、第2のパターンに対応する領域内の下部領域で下腹部周辺をカバーするように第3のパターンを形成したことで、衣服の正面の第2のパターンの上側で折れて骨盤の前傾姿勢を取り易くなる。
また、第1のパターンによって装着者の胸部を広げるように力を作用させ、これが第2および第3のパターンの上記作用と組み合わさり、装着者が骨盤の前傾姿勢を取りやすくなる。
好適には、本発明の衣服は、袖下から広背筋、大腿筋膜張筋および大殿筋の各々の少なくとも一部に対応する領域をカバーし、伸び率が、前記第1のパターンと略同じで、前記第2のパターンおよび前記第3のパターンより高く、且つ前記第4のパターンより低い第5のパターンをさらに有する。
好適には、本発明の衣服は、前記第3のパターンに腹部側で隣接して位置し、へそに相当する領域をカバーし、前記第5のパターンと略同じ伸び率を有する第6のパターンをさらに有する。
好適には、本発明の衣服は、前記第3のパターンと前記第6のパターンとの間に、腹直筋と外腹斜筋との境界パターンに略沿ったストライプ状の前記第4のパターンが介在している。
好適には、本発明の衣服の前記第1のパターンは、両肩から左右の肩甲骨の間付近に向けて延びる第1の部分パターンと、前記左右の肩甲骨の間付近で前記第1の部分パターンと接合し、両袖下付近に延びる第2の部分パターンとを有する。
好適には、本発明の衣服の前記第1のパターンは、右肩から左右の肩甲骨の間付近に向けて延びる第1の部分パターンと、前記左右の肩甲骨の間付近で前記第1の部分パターンと接合し、右袖下付近に延びる第2の部分パターンと、左肩から前記左右の肩甲骨の間付近に向けて延びる第3の部分パターンと、前記左右の前記肩甲骨の間付近で前記第3の部分パターンと接合し、左袖下付近に延びる第4の部分パターンとを有する。前記第1の部分パターンと前記第2の部分パターンとの接合部と、前記第3の部分パターンと前記第4の部分パターンとの接合部は離間しており、当該離間箇所に前記第4のパターンが形成されている。
好適には、本発明の衣服は、前記第1の部分パターンと前記第2の部分パターンとの接合部と、前記第3の部分パターンと前記第4の部分パターンとの接合部との各々には、各々の前記接合部の先端の凸形状に応じた凸形状をした前記第4のパターンの開口部が形成されている。
好適には、本発明の衣服の前記第1のパターン、前記第5のパターンおよび前記第6のパターンは、前記第4のパターンに比べて、伸び率は小さく、引っ張りに対しての回復力は大きい。
好適には、本発明の衣服は、縫工筋上にその筋繊維方向に略沿って位置し、前記第1のパターンと同じ材質の第7のパターンをさらに有する。
好適には、本発明の衣服は、前記第5のパターンと前記第7のパターンとの間には、大腿筋膜張筋と縫工筋との境界領域に沿った略L字の前記第4のパターンが形成されている。
本発明によれば、胸を張りながら骨盤の前傾姿勢を保つことを効果的に補佐できる衣服を提供することができる。
図1は、本発明の第1実施形態に係わるアンダーウェアの正面図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係わるアンダーウェアの背面図である。 図3(A)は図1に示すアンダーウェアを人が着た状態での正面図、図3(B)は図1に示すアンダーウェアを人が着た状態での背面図である。 図4は、図1に示すアンダーウェアを人が着た状態での側面図である。 図5は、人体の前面から見た骨格図である。 図6は、左半分が人体の後面から見た筋肉図であり、右半分が人体の前面から見た筋肉図である。 図7は、パターンPAの特性を説明するための図である。 図8は、パターンPBの特性を説明するための図である。 図9は、パターンPCの特性を説明するための図である。 図10(A)は本発明の第1実施形態の変形例に係わるスキーのレーシングウェアの正面図、図10(B)は本発明の第1実施形態の変形例に係わるスキーのレーシングウェアの背面図である。 図11(A)は本発明の第2実施形態に係わるスキー等のアンダーウェアの正面図、図11(B)は図11(A)に示すアンダーウェアの右側面図、図11(C)は図11(A)に示すアンダーウェアの平面図、図11(D)は図11(A)に示すアンダーウェアの底面図、図11(E)は図11(A)に示すアンダーウェアの背面図である。 図12(A)は本発明の第2実施形態の変形例に係わるスキーのレーシングウェアの正面図、図12(B)は本発明の第2実施形態の変形例に係わるスキーのレーシングウェアの背面図である。
以下、本発明の実施形態に係わる衣服について説明する。
本実施形態では、本発明をスキーのアンダーウェアに適用した場合を説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の実施形態に係わるスキー等のアンダーウェア1の正面図、図2は本発明の実施形態に係わるアンダーウェア1の背面図である。
図3(A)は図1に示すアンダーウェア1を人が着た状態での正面図、図3(B)は図1に示すアンダーウェア1を人が着た状態での背面図、図4は図1に示すアンダーウェア1を人が着た状態での側面図である。
図5は、人体の前面から見た骨格図である。
図6は、左半分が人体の後面から見た筋肉図であり、右半分が人体の前面から見た筋肉図である。
図1に示すように、アンダーウェア1は、3種類のパターンPA,PB,PCを組み合わせて構成される。
パターンPA,PB,PCは、引張硬さLT、引っ張りに対する回復力RT、伸び率EMTの3つの指標で特性が示されている。
図7はパターンPAの特性図、図8はパターンPBの特性図、図9はパターンPCの特性図である。
パターンPAは、3つのパターンのなかで、引張硬さLTが最も大きく、引っ張りに対する回復力RTおよび伸び率EMTは無い。
パターンPBは、3つのパターンのなかで、引張硬さLTが2番目に大きく、引っ張りに対する回復力RTが最も大きく、伸び率EMTが2番目に大きい。
パターンPCは、3つのパターンのなかで、引張硬さLTが最も小さく、引っ張りに対する回復力RTが2番目に大きく、伸び率EMTが最も大きい。
すなわち、パターンPAは、非常に硬く、殆ど伸び縮みしない。
パターンPBは、パターンPAに比べると伸びるが、引っ張りに対する回復力はパターンPAより大きい。
パターンPCは、非常によく伸びる素材であり、引っ張りに対する回復力は中程度である。
図7,図8および図9は、2軸引っ張り試験の結果であり、「WARP」は素材縦(Y)方向の結果、「WEFT」は素材横(X)方向の結果である。
引張硬さLTは、引っ張り直線性の結果であり、パターン(布)を設定荷重で引っ張ったときの硬さと柔らかさを示す。絶対的な硬さを「1」とし、この絶対値に対して値がいくつかで硬さの判断を行う。値の小さいものは硬く、大きいものは柔らかい。
回復力RTは、引っ張り回復性の結果であり、パターンを設定荷重で引っ張って、元に戻したときの回復性を示す。回復性が高いとは、ゴム・バネのような素材であり、体への締め付けが強くなる。また、血液が阻害され、体の動きを邪魔する。一方、回復性が低いとは、フィット性がなく、ブカツキが起きやすい。また、サポート性が低い。
伸び率EMTは、パターンを設定荷重で引っ張ったときの伸び量を示す。
アンダーウェア1では、図1に示すように、上述した3種類のパターンPA,PB,PCを組み合わせて構成することで、装着者が胸を張りながら骨盤の前傾姿勢を保つことを効果的に補佐できる。
アンダーウェア1において、パターンPA,PBは、例えばパターンPC上にパターンPA,PBを貼り付けることで形成されている。また、このような貼り付けではなくてもよい。
以下、図1および図2に示す各パターンについて説明する。
図1および図2に示すように、アンダーウェア1の背面には、大殿筋の仙骨側を、当該仙骨に対応する領域を内側に位置させるようにカバーするようにパターンPA1が形成されている。
パターンPA1の中央のやや上には左右方向に伸びる縫い目14が形成されている。装着者は、骨盤を前傾姿勢にしたときに、この縫い目14に沿って体をスムーズに曲げることができる。
パターンPA1の上側縁部と、縫い目14は、上向きに滑らかに凸状になっている。
図1に示すように、アンダーウェア1の正面部において、パターンPA1に対応する領域内の下部領域で下腹部周辺をカバーするようにパターンPA2が形成されている。
パターンPA2の上下の縁部は、下向きに滑らかに凸状になっている。
パターンPA2は、左右で分離されており、ファスナー20を介して留められる。
上述したように、アンダーウェア1の正面部において、パターンPA1に対応する領域内の下部領域で下腹部周辺をカバーするようにパターンPA2を形成したことで、アンダーウェア1の正面のパターンPA2の上側で折れて骨盤の前傾姿勢を取り易くなる。
また、パターンPA1の上側縁部を上向きに滑らかに凸状にし、パターンPA2の上下の縁部を下向きに滑らかに凸状にしたことによっても、上記前傾姿勢を取り易くしている。
図2に示すように、アンダーウェア1の背面部には、着用時に胸部を広げる向きの張力を両肩部に発生させるパターンPB1が形成されている。
パターンPB1は、両肩から肩甲骨の内側に向けて延びるパターンPB11と、パターンPB11と肩甲骨の内側で接合し、両袖下付近に延びるパターンPB12とを有する。
パターンPB12は、両袖下付近でパターンPB3R,PB3Lと接合している。
パターンPB1は、装着者の胸部を広げるように力を作用させ、装着者が骨盤の前傾姿勢を取りやすくする。
また、パターンPB11とパターンPB12とが接合する中央部に開口部24を設けたことで、パターンPB11,PB12による引っ張り力を適度に調整できると共に、通気性を良くできる。
アンダーウェア1の脇下側面、腰部、尻部付近にパターンPB3R,PB3Lが形成されている。
パターンPB3R,PB3Lは、袖下から広背筋、大腿筋膜張筋および大殿筋の各々の少なくとも一部に対応する領域をカバーしている。
パターンPB3R,PB3Lは、背面において股下近くまで伸び、パターンPA1がカバーする部分を除く大殿筋の領域の略全域をカバーする。
このように、パターンPB3R,PB3Lによって装着者の腰回りを締め付けることで、装着者が骨盤の前傾姿勢を取り易くする。
また、背面部の尻付近で、パターンPB3RとPB3Lとの間にパターンPCを介在させて分離することで、左右の足の動きに伴う尻部の移動をスムーズにする。
また、脇下から広背筋の脇下部分をパターンPB3R,PB3Lで形成したことで、スキー等による左右方向(横方向)の動きが生じたときに、パターンPB3R,PB3Lの引っ張りに対する回復力(跳ね返り力)で左右の動きを補佐することができる。
また、アンダーウェア1のへそ部に相当する領域には、パターンPB4R,PB4Lが形成されている。
パターンPB4R,PB4Lは、パターンPB3R,PB3Lに隣接して位置し、へそに相当する領域をカバーする。
また、パターンPB4R,PB4LとパターンPB3R,PB3Lとの間には、ヘソ付近から斜め上に向けて放射状に、伸び率が高いパターンPCが介在している。
このパターンPCの放射状は、腹直筋と外腹斜筋との境界パターンと略一致している。
このように放射状のパターンPCを設けたことで、腹直筋および外腹斜筋の動きをスムーズにすることができ、アンダーウェア1の機能を高めることができる。
なお、この放射状のパターンPCの幅は、例えば、5〜10mmである。また、この幅は、ヘソ付近から上にいくに従って狭くなっている。例えば、この幅は、ヘソ付近の端部では約10mmであり、反対側の端部では約5mmである。これは、ヘソ付近に近くなるに従って腹直筋および外腹斜筋の動き量が増えるため、それに合わせた伸び率を確保するためである。
パターンPB4R,PB4Lは、パターンPB3R,PB3Lと共に、腹部をカーバする。これにより、伸び率が略無いパターンPA1,PA2と、背面のパターンPA1の上側の伸び率が高いパターンPCとの組み合わせで、骨盤を前傾させる効果を発揮する。
パターンPB4R,PB4Lは、ファスナー20を介して留められる。
図2に示すように、背面において、パターンPB3RとPB3Lとの間にストライプ状のパターンPCの領域を設けたことで、左右の足の動きの独立性を高め、動き易くできる。
また、アンダーウェア1の両足の縫工筋上の位置には、その筋繊維方向に略沿ってパターンPB5R,PB5Lが形成されている。
このようにパターンPB5R,PB5Lを設けたことで、当該パターンの引っ張りに対する回復力によって足のスムーズな動きを補助できる。
パターンPB5R,PB5Lは、幅約5mmのL字型のパターンPCを挟んで、パターンPB3R,PB3Lに隣接して位置する。このようにL字型のパターンPCを設けたことで、装着時に足の動きをスムーズにすることができる。
このL字型のパターンPCは、大腿筋膜張筋と縫工筋との境界領域(ライン)に沿ったパターンになっており、大腿筋膜張筋と縫工筋の動きをスムーズにし、アンダーウェア1の機能を高めることができる。
上述したように第1実施形態のアンダーウェア1によれば、上述したパターンPA,PB,PCを図1および図2に示すように組み合わせて形成することで、胸を張りながら骨盤の前傾姿勢を保つことを効果的に補佐できる等の効果を発揮できる。
上述した第1実施形態では袖無し、半ズボンのアンダーウェア1を例示したが、図10に示すように、長袖、長ズボンとしてスキーのレーシングウェアを構成してもよい。図10(A)は正面図、図10(B)は背面図である。
<第2実施形態>
図11(A)は本発明の第2実施形態に係わるスキー等のアンダーウェア101の正面図、図11(B)は図11(A)に示すアンダーウェア101の右側面図、図11(C)は図11(A)に示すアンダーウェア101の平面図、図11(D)は図11(A)に示すアンダーウェア101の底面図、図11(E)は図11(A)に示すアンダーウェア101の背面図である。
図11(A)に示すようにアンダーウェア101は、図1に示す第1実施形態のアンダーウェア1と同じである。
一方、図11(B)に示すように、アンダーウェア101の背面は、着用時に胸部を広げる向きの張力を両肩部に発生させるパターンPB120が形成されている。
パターンPB120は、左肩から肩甲骨の内側に向けて延びるパターンPBL11と、パターンPBL11と左右の肩甲骨の間付近で接合し、左袖下付近に延びるパターンPBL12とを有する。
また、パターンPB120は、右肩から上記左右の肩甲骨の間付近に向けて延びるパターンPBR11と、パターンPBR11と上記左右の肩甲骨の間付近で接合し、右袖下付近に延びるパターンPBR12とを有する。
パターンPB120は、装着者の胸部を広げるように力を作用させ、装着者が骨盤の前傾姿勢を取りやすくする。
また、パターンPBL11およびPBL12と、パターンPBR11およびPBR12とを分離したことで、引っ張り力を適度に調整できると共に、通気性を良くできる。
また、アンダーウェア101の背面のパターンPBL11とPBL12との接合部、並びにパターンPBR11とPBR12との接合部の各々には、当該接合部の先端の凸形状に応じた凸形状の切り込みによってパターンPC1L,PC2Rが形成されている。
このようなパターンPC1L,PC2Rの切り込みによって、肩甲骨の動きに対応する連動性を高めることができる。
なお、アンダーウェア101は、背面において、パターンPB120以外のパターンの構成は、アンダーウェア1と同じである。
アンダーウェア101によっても、第1実施形態のアンダーウェア1と同様の効果を発揮できる。
上述した第2実施形態では袖無し、半ズボンのアンダーウェア1を例示したが、図12に示すように、長袖、長ズボンとしてスキーのレーシングウェアを構成してもよい。図12(A)は正面図、図12(B)は背面図である。
本発明は上述した実施形態には限定されない。
すなわち、当業者は、本発明の技術的範囲またはその均等の範囲内において、上述した実施形態の構成要素に関し、様々な変更、コンビネーション、サブコンビネーション、並びに代替を行ってもよい。
例えば、上述した実施形態では、本発明をアンダーウェアに適用した場合を例示したが、それ以外の衣服に適用してもよい。
また、本実施形態は、本発明の第1〜7のパターンの一例であり、それ以外のパターンであってもよい。
本発明は、スキー等のスポーツに適した衣服に適用可能である。
1,101…アンダーウェア
PAx,PBx,PCx…パターン


本発明の衣服は、人体の首回り下の胴体から膝上部分の略全域に密着して着用される衣服であって、着用時に胸部を広げる向きの張力を両肩部に発生させるように、背面において両肩部から左右の肩甲骨の間付近に向けて延びる部分パターンと、前記左右の肩甲骨の間付近から袖下付近に延びる部分パターンとが配置された第1のパターンと、背面において大殿筋の仙骨側を、当該仙骨に対応する領域を内側に位置させるようにカバーし、略伸縮しない第2のパターンと、正面において前記第2パターンに対応する領域内の下部領域で下腹部周辺をカバーし、略伸縮しない第3のパターンと、前記第1のパターン、前記第2のパターンおよび前記第3のパターンが形成された領域以外の領域に位置し、前記第1のパターン、前記第2のパターンおよび前記第3のパターンに比べて伸び率が高い第4のパターンと、袖下から広背筋、大腿筋膜張筋および大殿筋の各々の少なくとも一部に対応する領域をカバーし、伸び率が、前記第1のパターンと略同じで、前記第2のパターンおよび前記第3のパターンより高く、且つ前記第4のパターンより低い第5のパターンと を有する。
好適には、本発明の衣服は、前記第3のパターンに腹部側で隣接して位置し、へそに相当する領域をカバーし、前記第5のパターンと略同じ伸び率を有する第6のパターンをさらに有する。
好適には、本発明の衣服は、前記第3のパターンと前記第6のパターンとの間に、腹直筋と外腹斜筋との境界パターンに略沿ったストライプ状の前記第4のパターンが介在している。

Claims (10)

  1. 人体に密着して着用される衣服であって、
    背面に位置し、着用時に胸部を広げる向きの張力を両肩部に発生させる第1のパターンと、
    背面において大殿筋の仙骨側を、当該仙骨に対応する領域を内側に位置させるようにカバーし、略伸縮しない第2のパターンと、
    正面において前記第2パターンに対応する領域内の下部領域で下腹部周辺をカバーし、略伸縮しない第3のパターンと、
    前記第1のパターン、前記第2のパターンおよび前記第3のパターンが形成された領域以外の領域に位置し、前記第1のパターン、前記第2のパターンおよび前記第3のパターンに比べて伸び率が高い第4のパターンと
    を有する衣服。
  2. 袖下から広背筋、大腿筋膜張筋および大殿筋の各々の少なくとも一部に対応する領域をカバーし、伸び率が、前記第1のパターンと略同じで、前記第2のパターンおよび前記第3のパターンより高く、且つ前記第4のパターンより低い第5のパターン
    をさらに有する請求項1に記載の衣服。
  3. 前記第3のパターンに腹部側で隣接して位置し、へそに相当する領域をカバーし、前記第5のパターンと略同じ伸び率を有する第6のパターンをさらに有する
    請求項2に記載の衣服。
  4. 前記第3のパターンと前記第6のパターンとの間に、腹直筋と外腹斜筋との境界パターンに略沿ったストライプ状の前記第4のパターンが介在している
    請求項3に記載の衣服。
  5. 前記第1のパターンは、
    両肩から左右の肩甲骨の間付近に向けて延びる第1の部分パターンと、
    前記左右の肩甲骨の間付近で前記第1の部分パターンと接合し、両袖下付近に延びる第2の部分パターンと
    を有する請求項2〜4のいずれかに記載の衣服。
  6. 前記第1のパターンは、
    右肩から左右の肩甲骨の間付近に向けて延びる第1の部分パターンと、
    前記左右の肩甲骨の間付近で前記第1の部分パターンと接合し、右袖下付近に延びる第2の部分パターンと、
    左肩から前記左右の肩甲骨の間付近に向けて延びる第3の部分パターンと、
    前記左右の肩甲骨の間付近で前記第3の部分パターンと接合し、左袖下付近に延びる第4の部分パターンと
    を有し、
    前記第1の部分パターンと前記第2の部分パターンとの接合部と、前記第3の部分パターンと前記第4の部分パターンとの接合部は離間しており、当該離間箇所に前記第4のパターンが形成されている
    請求項2〜4のいずれかに記載の衣服。
  7. 前記第1の部分パターンと前記第2の部分パターンとの接合部と、前記第3の部分パターンと前記第4の部分パターンとの接合部との各々には、各々の前記接合部の先端の凸形状に応じた凸形状をした前記第4のパターンの開口部が形成されている
    請求項6に記載の衣服。
  8. 前記第1のパターン、前記第5のパターンおよび前記第6のパターンは、
    前記第4のパターンに比べて、伸び率は小さく、引っ張りに対しての回復力は大きい
    請求項3〜7のいずれかに記載の衣服。
  9. 縫工筋上にその筋繊維方向に略沿って位置し、前記第1のパターンと同じ材質の第7のパターン
    をさらに有する請求項2〜8のいずれかに記載の衣服。
  10. 前記第5のパターンと前記第7のパターンとの間には、大腿筋膜張筋と縫工筋との境界領域に沿った略L字の前記第4のパターンが形成されている
    請求項7に記載の衣服。

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