JP2014045268A - 時間デジタル変換回路、および、デジタル時間変換回路 - Google Patents

時間デジタル変換回路、および、デジタル時間変換回路 Download PDF

Info

Publication number
JP2014045268A
JP2014045268A JP2012185439A JP2012185439A JP2014045268A JP 2014045268 A JP2014045268 A JP 2014045268A JP 2012185439 A JP2012185439 A JP 2012185439A JP 2012185439 A JP2012185439 A JP 2012185439A JP 2014045268 A JP2014045268 A JP 2014045268A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
output
delay
input
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2012185439A
Other languages
English (en)
Inventor
Daisuke Miyashita
下 大 輔 宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP2012185439A priority Critical patent/JP2014045268A/ja
Priority to US13/776,371 priority patent/US8878715B2/en
Publication of JP2014045268A publication Critical patent/JP2014045268A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/12Analogue/digital converters
    • H03M1/50Analogue/digital converters with intermediate conversion to time interval
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04FTIME-INTERVAL MEASURING
    • G04F10/00Apparatus for measuring unknown time intervals by electric means
    • G04F10/005Time-to-digital converters [TDC]
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F1/00Details not covered by groups G06F3/00 - G06F13/00 and G06F21/00
    • G06F1/02Digital function generators
    • G06F1/025Digital function generators for functions having two-valued amplitude, e.g. Walsh functions
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03MCODING; DECODING; CODE CONVERSION IN GENERAL
    • H03M1/00Analogue/digital conversion; Digital/analogue conversion
    • H03M1/66Digital/analogue converters
    • H03M1/82Digital/analogue converters with intermediate conversion to time interval
    • H03M1/822Digital/analogue converters with intermediate conversion to time interval using pulse width modulation

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Pulse Circuits (AREA)
  • Manipulation Of Pulses (AREA)

Abstract

【課題】回路規模を縮小することが可能な時間デジタル変換回路を提供する。
【解決手段】時間デジタル変換回路は、第1、第2のフリップフロップを備える。時間デジタル変換回路は、第1の出力信号に基づいて、第1の信号入力端子を介して入力された基準データ信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のデータ信号を出力し且つ第2の信号入力端子を介して入力された基準クロック信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のクロック信号を出力する第1の遅延制御回路CON1を備える。
【選択図】図1

Description

時間デジタル変換回路(Time-to-Digital Converter : TDC)、および、デジタル時間変換回路(Digital-to-Time Converter : DTC)に関する。
従来の時間デジタル変換回路には、インバータ等で遅延させた信号をフリップフロップでサンプリングすることで時間をデジタル信号に変換するものがある。
特開2008−160594号公報
回路規模を縮小することが可能な時間デジタル変換回路およびデジタル時間変換回路を提供する。
実施形態に従った時間デジタル変換回路は、基準期間中において基準データ信号の論理が変化した時間をデジタル値に変換する時間デジタル変換回路である。
時間デジタル変換回路は、基準データ信号が入力される第1の信号入力端子を備える。時間デジタル変換回路は、基準期間中の第1の時刻で基準クロック信号が入力される第2の信号入力端子を備える。時間デジタル変換回路は、最上位ビットである第1のデジタル値を出力する第1の信号出力端子を備える。時間デジタル変換回路は、前記第1のデジタル値より下位である第2のデジタル値を出力する第2の信号出力端子を備える。時間デジタル変換回路は、前記第1の信号入力端子に入力された前記基準データ信号に基づいた信号が入力されるデータ端子と、前記第2の信号入力端子に入力された前記基準クロック信号が入力されるクロック端子と、前記第1の信号出力端子に接続され、第1の出力信号を出力する出力端子と、を有する第1のフリップフロップを備える。時間デジタル変換回路は、前記第1の出力信号に基づいて、前記第1の信号入力端子を介して入力された基準データ信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のデータ信号を出力し且つ前記第2の信号入力端子を介して入力された基準クロック信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のクロック信号を出力する第1の遅延制御回路CON1を備える。時間デジタル変換回路は、前記第1のデータ信号に基づいた信号が入力されるデータ端子と、前記第1のクロック信号が入力されるクロック端子と、前記第2の信号出力端子に接続され、第2の出力信号を出力する出力端子と、を有する第2のフリップフロップを備える。
図1は、第1の実施形態に係る時間デジタル変換回路100の構成の一例を示す図である。 図2は、図1に示す第1の遅延切換回路D11の回路構成の一例を示す回路図である。 図3は、図1に示す第2の遅延切換回路D12の回路構成の一例を示す回路図である。 図4は、図1に示す第1の遅延切換回路D21の回路構成の一例を示す回路図である。 図5は、図1に示す第2の遅延切換回路D22の回路構成の一例を示す回路図である。 図6は、図1に示す第1の遅延切換回路D31の回路構成の一例を示す回路図である。 図7は、図1に示す第2の遅延切換回路D32の回路構成の一例を示す回路図である。 図8は、図2に示す第1の遅延回路D11cの回路構成の一例を示す回路図である。 図9は、図8に示す第1の遅延回路D11cの遅延特性の一例を示す図である。 図10は、図2に示す第1の遅延回路D11cの回路構成の他の例を示す回路図である。 図11は、図2に示す第1の遅延回路D11cの回路構成のさらに他の例を示す回路図である。 図12は、図1に示す時間デジタル変換回路100の各信号のタイミングの一例を示す図である。 図13は、図1に示す時間デジタル変換回路100の各信号のタイミングの他の例を示す図である。 図14は、図1に示す時間デジタル変換回路100の各信号のタイミングのさらに他の例を示す図である。 図15は、遅延時間の制御回路101の構成の一例を示すブロック図である。 図16は、遅延時間の制御回路102の構成の一例を示すブロック図である。 図17は、変形例に係る時間デジタル変換回路200の構成の一例を示す図である。 図18は、第2の実施形態に係るデジタル時間変換回路300の構成の一例を示す図である。 図19は、第1ないし第3のデジタル値D[0:2]とデジタル時間変換回路300による遅延時間との関係を示す図である。
以下、実施形態について図面に基づいて説明する。
第1の実施形態
図1は、第1の実施形態に係る時間デジタル変換回路100の構成の一例を示す図である。
図1に示すように、時間デジタル変換回路100は、第1の信号入力端子Tin1と、第2の信号入力端子Tin2と、第1の信号出力端子Tout1と、第2の信号出力端子Tout2と、第3の信号出力端子Tout3と、第4の信号出力端子Tout4と、 第1のフリップフロップFF1と、第2のフリップフロップFF2と、第3のフリップフロップFF3と、第4のフリップフロップFF4と、第1の入力用インバータINV1と、第2の入力用インバータINV2と、第3の入力用インバータINV3と、第4の入力用インバータINV4と、第1の遅延制御回路CON1と、第2の遅延制御回路CON2と、第3の遅延制御回路CON3と、を備える。
この時間デジタル変換回路100は、基準期間T中において基準データ信号SDrの論理が変化した時間をデジタル値に変換するようになっている。
第1の信号入力端子Tin1は、基準データ信号SDrが入力されるようになっている
第2の信号入力端子Tin2は、基準期間Tの第1の時刻で基準クロック信号SCrが入力されるようになっている。
第1の信号出力端子Tout1は、最上位ビットである第1のデジタル値B[3] (第1の出力信号S1)を出力するようになっている。
第2の信号出力端子Tout2は、第1のデジタル値より下位である第2のデジタル値B[2](第2の出力信号S2)を出力するようになっている。
第3の信号出力端子Tout3は、第2のデジタル値より下位である第3のデジタル値B[1](第3の出力信号S3)を出力するようになっている。
第4の信号出力端子Tout4は、第3のデジタル値より下位である第4のデジタル値B[0](第4の出力信号S4)を出力するようになっている。
第1の入力用インバータINV1は、第1の信号入力端子Tin1に入力が接続され、第1のフリップフロップFF1のデータ端子Dに出力が接続されている。
第2の入力用インバータINV2は、第1の遅延切換回路D11の出力に入力が接続され、第2のフリップフロップFF2のデータ端子Dに出力が接続されている。
第3の入力用インバータINV3は、第3の遅延切換回路D21の出力に入力が接続され、第3のフリップフロップFF3のデータ端子Dに出力が接続されている。
第4の入力用インバータINV4は、第5の遅延切換回路D31の出力に入力が接続され、第4のフリップフロップFF4のデータ端子Dに出力が接続されている。
第1のフリップフロップFF1は、第1の信号入力端子Tin1に入力された基準データ信号SDrに基づいた信号(第1の入力用インバータINV1が出力した信号)が入力されるデータ端子Dと、第2の信号入力端子Tin2に入力された基準クロック信号SCrが入力されるクロック端子Cと、第1の信号出力端子Tout1に接続され、第1の出力信号S1を出力する出力端子Qと、を有する。
第1の遅延制御回路CON1は、第1の出力信号S1に基づいて、第1の信号入力端子Tin1を介して入力された基準データ信号SDrの遅延時間を制御することにより得られた第1のデータ信号SD1を出力するようになっている。さらに、第1の遅延制御回路CON1は、第1の出力信号S1に基づいて、第2の信号入力端子Tin2を介して入力された基準クロック信号SCrの遅延時間を制御することにより得られた第1のクロック信号SC1を出力するようになっている。
例えば、第1の遅延制御回路CON1は、基準データ信号SDrの論理の変化が第1の時刻以前の場合には、基準データ信号SDrの遅延時間よりも基準クロック信号SCrの遅延時間が短くなるように制御するようになっている。
一方、第1の遅延制御回路CON1は、基準データ信号SDrの論理の変化が第1の時刻よりも後の場合には、基準データ信号SDrの遅延時間よりも基準クロック信号SCrの遅延時間が長くなるように制御するようになっている。
第2のフリップフロップFF2は、第1のデータ信号SD1に基づいた信号(第2の入力用インバータINV2が出力した信号)が入力されるデータ端子Dと、第1のクロック信号SC1が入力されるクロック端子Cと、第2の信号出力端子Tout2に接続され、第2の出力信号S2を出力する出力端子Qと、を有する。
第2の遅延制御回路CON2は、第1のデータ信号SD1および第1のクロック信号SC1が入力されるようになっている。この第2の遅延制御回路CON2は、第2の出力信号S2に基づいて、第1のデータ信号SD1の遅延時間を制御することにより得られた第2のデータ信号SD2を出力するようになっている。さらに、第2の遅延制御回路CON2は、第2の出力信号S2に基づいて、第1のクロック信号SC1の遅延時間を制御することにより得られた第2のクロック信号SC2を出力するようになっている。
例えば、第2の遅延制御回路CON2は、第1のデータ信号SD1の論理の変化が第2の時刻以前の場合には、第1のデータ信号SD1の遅延時間よりも第1のクロック信号SC1の遅延時間が短くなるように制御するようになっている。
一方、第2の遅延制御回路CON2は、第1のデータ信号SD1の論理の変化が第2の時刻よりも後の場合には、第1のデータ信号SD1の遅延時間よりも第1のクロック信号SC1の遅延時間が長くなるように制御するようになっている。
第3のフリップフロップFF3は、第2のデータ信号SD2が入力されるデータ端子Dと、第2のクロック信号SC2が入力されるクロック端子Cと、第3の信号出力端子Tout3に接続され、第3の出力信号S3を出力する出力端子Qと、を有する。
第3の遅延制御回路CON3は、第2のデータ信号SD2および第2のクロック信号SC2が入力されるようになっている。この第3の遅延制御回路CON3は、第3の出力信号S3に基づいて、第2のデータ信号SD2の遅延時間を制御することにより得られた第3のデータ信号SD3を出力するようになっている。さらに、第3の遅延制御回路CON3は、第3の出力信号S3に基づいて、第2のクロック信号SC2の遅延時間を制御することにより得られた第3のクロック信号SC3を出力するようになっている。
例えば、第3の遅延制御回路CON3は、第2のデータ信号SD2の論理の変化が第3の時刻以前の場合には、第2のデータ信号SD2の遅延時間よりも第2のクロック信号SC2の遅延時間が短くなるように制御するようになっている。
一方、第3の遅延制御回路CON3は、第2のデータ信号SD2の論理の変化が第3の時刻よりも後の場合には、第2のデータ信号SD2の遅延時間よりも第2のクロック信号SC2の遅延時間が長くなるように制御するようになっている。
第4のフリップフロップFF4は、第3のデータ信号SD3が入力されるデータ端子Dと、第3のクロック信号SC3が入力されるクロック端子Cと、第4の信号出力端子Tout3に接続され、第4の出力信号S4を出力する出力端子Qと、を有する。
ここで、第1の遅延制御回路CON1は、例えば、図1に示すように、第1の遅延切換回路D11と、第2の遅延切換回路D12と、制御用インバータCI1と、を有する。
制御用インバータCI1は、第1のフリップフロップFF1の出力端子Qに入力が接続され、第1の出力信号S1を反転した信号S1bを出力するようになっている。
第1の遅延切換回路D11は、第1の出力信号S1に基づいて、第1の信号入力端子Tin1を介して入力された基準データ信号SDrの遅延時間を制御することにより得られた第1のデータ信号SD1を出力するようになっている。
第2の遅延切換回路D12は、第1の出力信号S1(信号S1b)に基づいて第2の信号入力端子Tin2を介して入力された基準クロック信号SCrの遅延時間を制御することにより得られた第1のクロック信号SC1を出力するようになっている。
ここで、図2は、図1に示す第1の遅延切換回路D11の回路構成の一例を示す回路図である。
図2に示すように、第1の遅延切換回路D11は、第1のインバータD11aと、第1のNOR回路D11bと、第1の遅延回路D11cと、第2のインバータD11dと、
第2のNOR回路D11eと、を有する。
第1のインバータD11aは、第1のフリップフロップFF1の出力端子Qに入力が接続されている。
第1のNOR回路D11bは、第1の信号入力端子Tin1および第1のインバータD11aの出力に入力が接続されている。
第1の遅延回路D11cは、第1のNOR回路D11bの出力に入力が接続され、第1のNOR回路D11bから入力された信号を第1の遅延時間だけ遅延させて出力するようになっている。
第2のインバータD11dは、第1の信号入力端子Tin1に入力が接続されている。
第2のNOR回路D11eは、第1の遅延回路D11cの出力および第2のインバータD11dの出力に入力が接続され、第1のデータ信号SD1を出力から出力するようになっている。
また、図3は、図1に示す第2の遅延切換回路D12の回路構成の一例を示す回路図である。
図3に示すように、第2の遅延切換回路D12は、第3のインバータD12aと、第3のNOR回路D12bと、第2の遅延回路D12cと、第4のインバータD12dと、第4のNOR回路D12eと、を有する。
第3のインバータD12aは、制御用インバータCI1の出力に入力が接続されている。
第3のNOR回路D12bは、第2の信号入力端子Tin2および第3のインバータD12aの出力に入力が接続されている。
第2の遅延回路D12cは、第3のNOR回路D12bの出力に入力が接続され、第3のNOR回路D12bから入力された信号を第1の遅延時間だけ遅延させて出力するようになっている。このように、図1に示す例では、第2の遅延回路D12cによる遅延時間は、第1の遅延回路D11cによる遅延時間と同じである。
第4のインバータD12dは、第2の信号入力端子Tin2に入力が接続されている。
第4のNOR回路D12eは、第2の遅延回路D12cの出力および第4のインバータD12dの出力に入力が接続され、第1のクロック信号SC1を出力から出力するようになっている。
また、第2の遅延制御回路CON2は、例えば、図1に示すように、第1の遅延切換回路D21と、第2の遅延切換回路D22と、制御用インバータCI2と、を有する。
制御用インバータCI2は、第2のフリップフロップFF2の出力端子Qに入力が接続され、第2の出力信号S2を反転した信号S2bを出力するようになっている。
第1の遅延切換回路D21は、第2の出力信号S2に基づいて、第1の遅延切換回路D11から入力された第1のデータ信号SD1の遅延時間を制御することにより得られた第2のデータ信号SD2を出力するようになっている。
第2の遅延切換回路D22は、第2の出力信号S2(信号S2b)に基づいて第2の遅延切換回路D12から入力された第1のクロック信号SC1の遅延時間を制御することにより得られた第2のクロック信号SC2を出力するようになっている。
ここで、図4は、図1に示す第1の遅延切換回路D21の回路構成の一例を示す回路図である。
図4に示すように、第1の遅延切換回路D21は、第1のインバータD21aと、第1のNOR回路D21bと、第1の遅延回路D21cと、第2のインバータD21dと、
第2のNOR回路D21eと、を有する。
第1のインバータD21aは、第2のフリップフロップFF2の出力端子Qに入力が接続されている。
第1のNOR回路D21bは、第1の遅延切換回路D11の出力および第1のインバータD21aの出力に入力が接続されている。
第1の遅延回路D21cは、第1のNOR回路D21bの出力に入力が接続され、第1のNOR回路D21bから入力された信号を第2の遅延時間だけ遅延させて出力するようになっている。
第2のインバータD21dは、第1の遅延切換回路D11の出力に入力が接続されている。
第2のNOR回路D21eは、第1の遅延回路D21cの出力および第2のインバータD21dの出力に入力が接続され、第2のデータ信号SD2を出力から出力するようになっている。
また、図5は、図1に示す第2の遅延切換回路D22の回路構成の一例を示す回路図である。
図5に示すように、第2の遅延切換回路D22は、第3のインバータD22aと、第3のNOR回路D22bと、第2の遅延回路D22cと、第4のインバータD22dと、第4のNOR回路D22eと、を有する。
第3のインバータD22aは、制御用インバータCI2の出力に入力が接続されている。
第3のNOR回路D22bは、第2の遅延切換回路D12の出力および第3のインバータD22aの出力に入力が接続されている。
第2の遅延回路D22cは、第3のNOR回路D22bの出力に入力が接続され、第3のNOR回路D22bから入力された信号を第2の遅延時間だけ遅延させて出力するようになっている。このように、図1に示す例では、第2の遅延回路D22cによる遅延時間は、第1の遅延回路D21cによる遅延時間と同じである。
第4のインバータD22dは、第2の遅延切換回路D12の出力に入力が接続されている。
第4のNOR回路D22eは、第2の遅延回路D22cの出力および第4のインバータD22dの出力に入力が接続され、第2のクロック信号SC2を出力から出力するようになっている。
また、第3の遅延制御回路CON3は、例えば、図1に示すように、第1の遅延切換回路D31と、第2の遅延切換回路D32と、制御用インバータCI3と、を有する。
制御用インバータCI3は、第3のフリップフロップFF3の出力端子Qに入力が接続され、第3の出力信号S3を反転した信号S3bを出力するようになっている。
第1の遅延切換回路D31は、第3の出力信号S3に基づいて、第1の遅延切換回路D21から入力された第2のデータ信号SD2の遅延時間を制御することにより得られた第3のデータ信号SD3を出力するようになっている。
第2の遅延切換回路D32は、第3の出力信号S3(信号S3b)に基づいて第2の遅延切換回路D22から入力された第2のクロック信号SC2の遅延時間を制御することにより得られた第3のクロック信号SC3を出力するようになっている。
ここで、図6は、図1に示す第1の遅延切換回路D31の回路構成の一例を示す回路図である。
図6に示すように、第1の遅延切換回路D31は、第1のインバータD31aと、第1のNOR回路D31bと、第1の遅延回路D31cと、第2のインバータD31dと、
第2のNOR回路D31eと、を有する。
第1のインバータD31aは、第3のフリップフロップFF3の出力端子Qに入力が接続されている。
第1のNOR回路D31bは、第1の遅延切換回路D21の出力および第1のインバータD31aの出力に入力が接続されている。
第1の遅延回路D31cは、第1のNOR回路D31bの出力に入力が接続され、第1のNOR回路D31bから入力された信号を第3の遅延時間だけ遅延させて出力するようになっている。
第2のインバータD31dは、第1の遅延切換回路D21の出力に入力が接続されている。
第2のNOR回路D31eは、第1の遅延回路D31cの出力および第2のインバータD31dの出力に入力が接続され、第3のデータ信号SD3を出力から出力するようになっている。
また、図7は、図1に示す第2の遅延切換回路D32の回路構成の一例を示す回路図である。
図7に示すように、第2の遅延切換回路D32は、第3のインバータD32aと、第3のNOR回路D32bと、第2の遅延回路D32cと、第4のインバータD32dと、第4のNOR回路D32eと、を有する。
第3のインバータD32aは、制御用インバータCI3の出力に入力が接続されている。
第3のNOR回路D32bは、第2の遅延切換回路D22の出力および第3のインバータD32aの出力に入力が接続されている。
第2の遅延回路D32cは、第3のNOR回路D32bの出力に入力が接続され、第3のNOR回路D32bから入力された信号を第3の遅延時間だけ遅延させて出力するようになっている。このように、図1に示す例では、第2の遅延回路D32cによる遅延時間は、第1の遅延回路D31cによる遅延時間と同じである。
第4のインバータD32dは、第2の遅延切換回路D22の出力に入力が接続されている。
第4のNOR回路D32eは、第2の遅延回路D32cの出力および第4のインバータD32dの出力に入力が接続され、第3のクロック信号SC3を出力から出力するようになっている。
以上の図2から図7に示すように、第1、第2の遅延切換回路D11〜D32は、遅延回路の構成(すなわち、遅延時間)以外、同様の回路構成を有する。なお、ここでは、第2の遅延時間は、第1の遅延時間の2分の1に設定され、第3の遅延時間は、第1の遅延時間の4分の1に設定されている。このような遅延時間の設定は、たとえば図2から図7に示したように、ある遅延時間を有した単位遅延回路(図に名前付ける)を、所望の遅延時間の比に応じて縦続接続することで実現できる。具体的には図2、図3では単位遅延回路を4つ縦続接続し、図4、図5では単位遅延回路を2つ縦続接続し、図6、図7では単位遅延回路を1つ用いる。
ここで、図8に、図2に示す第1の遅延回路D11cの回路構成の別の一例の回路図を示す。
図8に示すように、第1の遅延回路D11cは、第1のpMOSトランジスタM1と、第1のnMOSトランジスタM2と、第2のpMOSトランジスタM3と、第2のnMOSトランジスタM4と、可変抵抗MRと、を有する。
第1のpMOSトランジスタM1は、電源にソースが接続され、第1の遅延回路D11cの出力OUTにドレインが接続されている。
第1のnMOSトランジスタM2は、第1の遅延回路D11cの出力にドレインが接続され、接地にソースが接続され、第1のpMOSトランジスタM1のゲートにゲートが接続されている。
第2のpMOSトランジスタM3は、電源と第1のpMOSトランジスタM1のゲートとの間に接続され、第1の遅延回路D11cの入力INにゲートが接続されている。
第2のnMOSトランジスタM4は、第1のpMOSトランジスタM1のゲートと接地との間に接続され、第1の遅延回路D11cの入力INにゲートが接続されている。
可変抵抗MRは、電源と接地との間で、第2のpMOSトランジスタM3および第2のnMOSトランジスタM4と直列に接続されている。特に、図8の例では、可変抵抗MRは、第2のpMOSトランジスタのドレインと第1のpMOSトランジスタM1ゲートとの間に接続されている。
この可変抵抗MRは、制御電圧Vがゲートに印加されたMOSトランジスタである(図8では、pMOSトランジスタである)。制御電圧Vが制御されることにより、可変抵抗MRの抵抗値が変化するようになっている。
このように、第1の遅延回路D11cは、インバータ回路のpMOSトランジスタM3のドレインと出力との間のpMOSトランジスタMRのゲート電圧(制御電圧V)によって、オン抵抗が変わることを利用して遅延時間を制御する。
これにより、小面積で広い範囲の遅延時間を設定することが可能である。
図8の例では、pMOSトランジスタM3のドレインと出力の間に可変抵抗MRを挿入したが、電源とpMOSトランジスタM3のソースの間に可変抵抗MRを挿入してもよい。またpMOSトランジスタ側に可変抵抗MRを挿入することで、その出力の立ち上がり時間を調整したが、nMOSトランジスタ側に可変抵抗MRを挿入して立下り時間を調整することも可能である。立ち上がり、立下りの両方を調整することも可能である。
また、図8の例では、制御電圧によってMOSトランジスタのオン抵抗を変える方法を示したが、ゲート電圧ではなくMOSトランジスタの閾値電圧を制御してもよい。閾値電圧は、MOSトランジスタのバックゲート電圧を変えることで変えることができる。この場合、制御電圧Vがバックゲート電圧に対応する。また、SONOSデバイスなど閾値電圧を製造後に調整可能なデバイスを用いてもよい。
ここで、図9は、図8に示す第1の遅延回路D11cの遅延特性の一例を示す図である。
図9に示すように、第1の遅延回路D11cは、制御電圧Vを変化させることにより、遅延時間を目的の値に設定することができる。
また、図10は、図2に示す第1の遅延回路D11cの回路構成の他の例を示す回路図である。
図10に示すように、第1の遅延回路D11cは、第1の遅延用インバータ10と、第2の遅延用インバータ11と、可変容量12と、を有する。
第1の遅延用インバータ10は、第1の遅延回路D11cの入力INに入力が接続されている。
第2の遅延用インバータ11は、第1の遅延用インバータ10の出力に入力が接続され、第1の遅延回路D11cの出力OUTに出力が接続されている。
可変容量12は、第1の遅延用インバータ10の出力と接地との間に接続され、制御電圧Vにより容量値が変化するようになっている。
このような構成を有する第1の遅延回路D11cは、制御電圧Vを変化させることにより、可変容量12の容量値が変化し、遅延時間を目的の値に設定することができる。
また、図11は、図2に示す第1の遅延回路D11cの回路構成のさらに他の例を示す回路図である。
図11に示すように、第1の遅延回路D11cは、第1の遅延用インバータ10と、第2の遅延用インバータ11と、を有する。
第1の遅延用インバータ10は、第1の遅延回路D11cの入力INに入力が接続されている。
第2の遅延用インバータ11は、第1の遅延用インバータ10の出力に入力が接続され、第1の遅延回路D11cの出力OUTに出力が接続されている。
そして、第1および第2の遅延用インバータ10、11に供給される電源電圧VDDが制御されるようになっている。
このような構成を有する第1の遅延回路D11cは、電源電圧VDDを変化させることにより、遅延時間を目的の値に設定することができる。
なお、既述の図8、図10、図11では、一例として、第1の遅延回路D11cの回路構成を記載しているが、図3から図7に示す他の第1、第2の遅延回路も同様の回路構成を有する。
次に、以上のような構成を有する時間デジタル変換回路100の動作について説明する。ここで、図12は、図1に示す時間デジタル変換回路100の各信号のタイミングの一例を示す図である。
図12の例では、基準データ信号SDrが10ΔTのタイミングで”High”から”Low”に遷移しており、この遷移を測定する場合を考える。なお、基準データ信号SDrの遅延時間と基準クロック信号SCrの遅延時間との差である第1の遅延時間は、基準期間Tの4分の1に設定されている。また、第1のデータ信号SD1の遅延時間と第1のクロック信号SC1の遅延時間との差である第2の遅延時間は、基準期間Tの8分の1に設定されている。また、第2のデータ信号SD2の遅延時間と第2のクロック信号SC2の遅延時間との差である第3の遅延時間は、基準期間Tの16分の1に設定されている。
したがって、例えば、第1の遅延制御回路CON1における、基準データ信号SDrの遅延時間とクロック信号の遅延時間との差である第1の遅延時間は、第2の遅延制御回路CON2における、第1のデータ信号SD1の遅延時間と第1のクロック信号SC1の遅延時間との差である第2の遅延時間の2倍になる。
なお、図12の例では、第1ないし第3のデータ信号SD1〜SD3が遷移する時刻を、基準データ信号SDrが遷移する時刻にそろえて記載している。
図12に示すように、最初に、基準クロック信号SCrのタイミングを測定する範囲(期間0〜15からなる基準期間T)の真ん中に設定する。各期間0〜15をΔTとすると、4bitの場合は、(期間0から、2(4-1)×ΔT=8ΔTだけ、遅れたタイミングになる。
このとき、基準クロック信号SCrのタイミングで基準データ信号SDrは”High”となっているので、最初のDFF(第1のフリップフロップFF1)の出力(第1のデジタル値B[3])は”High”となる。
この結果は、基準データ信号SDrの立下り位置は期間8〜15のいずれかであることを示している。そこで2回目は第1のクロック信号SC1のタイミングを期間8〜15の真ん中になるように、時間0から12ΔT遅れたタイミングに設定する。
このとき、第1のクロック信号SC1のタイミングで基準データ信号SDr(第1のデータ信号SD1)は”Low”となっているので、2番目のDFF(第2のフリップフロップFF2)の出力(第2のデジタル値B[2])は”Low”となる。
この結果は、基準データ信号SDrの立下り位置は期間8〜11のいずれかであることを示している。
そこで、3回目は第2のクロック信号SC2のタイミングを期間8〜11の真ん中になるように、時間0から10ΔT遅れたタイミングに設定する。
このとき、第2のクロック信号SC2のタイミングで基準データ信号SDr(第2のデータ信号SD2)は”High”となっているので、3番目のDFF(第3のフリップフロップFF3)の出力(第3のデジタル値B[1])は”High”となる。
この結果は、基準データ信号SDrの立下り位置は10ΔT、11ΔTのいずれかであることを示している。
そこで、4回目は第3のクロック信号SC3のタイミングを期間10と期間11の間になるように、時間0から11ΔT遅れたタイミングに設定する。
このとき、第3のクロック信号SC3のタイミングで基準データ信号SDr(第3のデータ信号SD3)は”Low”となっているので、4番目のDFF(第4のフリップフロップFF4)の出力(第4のデジタル値B[0])は”Low”となる。この結果、出力B[3:0]は”1010=10”となり、求めたい結果が得られる。
このように、上位bitの判定結果をもとに第1ないし第3のクロック信号SC1〜SC3のタイミングを調整することで4回の比較で4bitの結果を得ることができる。
なお、この方法はアナログデジタル変換(ADC)方式の一種である、逐次比較型ADCの変換方式と類似している。
図12の例では、上位bitの結果が“0”のときクロック信号のタイミングを左に移動したが、これはタイミングを早める、すなわち時間を戻すことに相当するため不可能である。
そこで、クロック信号のタイミングを早める代わりにデータ信号を遅らせることで上記の説明と等価な処理を実現することができる。
図13は、図1に示す時間デジタル変換回路100の各信号のタイミングの他の例を示す図である。なお、この図13の例ではデータライン、データラインともに遅延時間tofstを追加した場合を示している。この図13に示す例において、基準データ信号が遷移するタイミングは、図12に示す例と同じであるが、第1〜第3のデータ信号SD1〜SD3と第1〜第3のクロック信号SC1〜SC3との関係を記載している。また、図13に示す例において、例えば、第1のデータ信号SD1と第1のクロック信号SC1との遅延時間の相対的な差は、図12に示す例と同じである。第2、第3のデータ信号SD2、SD3と、第2、第3のクロック信号SC2、SC3との関係についても同様である。
図13に示すように、上位bitが“1”のときクロック信号を遅らせ、上位bitが“0”のときデータ信号を遅らせることで、各比較においてクロック信号とデータ信号との関係が図12と同じになっていることがわかる。
それぞれの遅延時間は、4ΔT、2ΔT、1ΔTとすればよいが、タイミング制約を満たす等の目的のため、データラインとCクロックラインにそれぞれ同量の遅延時間を追加してもよい。
また、図14は、図1に示す時間デジタル変換回路100の各信号のタイミングのさらに他の例を示す図である。この図14に示す例は、データラインの遅延時間を固定し、クロックラインの遅延量を切り替える方式である。
図14に示すように、上位bitが“1”のときと、上位bitが“0”のときで、クロック信号の遅延時間が異なるように制御する。これにより、各比較においてクロック信号とデータ信号との関係が図12と同じになる。
なお、図12、図13の例と比べると、変換に要する時間が長くなる。
次に、各遅延回路の遅延時間の制御方法について説明する。
図15は、遅延時間の制御回路101の構成の一例を示すブロック図である。
図15に示すように、制御回路101は、PLL回路P1、P2、P3と、複数の遅延セルCeと、インバータX1、X2、X3と、を有する。
1つの遅延セルCeとインバータX1からなるリングオシレーターが構成される。PLL回路P1で発振周波数が所望の値になるように基準電圧REFを決めることで、第3の遅延時間を与える制御電圧V4を得ることができる。
同様に、2つの遅延セルCeとインバータX2からなるリングオシレーターが構成される。PLL回路P2で発振周波数が所望の値になるように基準電圧REFを決めることで、第2の遅延時間を与える制御電圧V2を得ることができる。
同様に、4つの遅延セルCeとインバータX3からなるリングオシレーターが構成される。PLL回路P3で発振周波数が所望の値になるように基準電圧REFを決めることで、第1の遅延時間を与える制御電圧V1を得ることができる。
得られた制御電圧V1〜V3は、例えば、図8、図10、図11に示す遅延回路の制御電圧V、電源電圧VDDに適用される。
これにより、小面積で2進重みの遅延時間を実現することができる。
このようにして得られる遅延セルを用いて、低消費電力で小面積な時間デジタル変換回路が実現できる。面積、消費電力ともビット数に対して線形のオーダーとなる。
この制御回路101による方式によれば、PVTばらつきによらず遅延時間が一定になるという利点もある。
上記図15の例では、PLL回路によって制御電圧を決めたが、制御電圧を決める別の方法を示す。図16は、遅延時間の制御回路102の構成の一例を示すブロック図である。
図16に示すように、制御回路102は、コンパレータCOMPと、基準抵抗Rrと、第1の抵抗R1と、第2の抵抗R2と、第1のpMOSトランジスタZ1と、第1のnMOSトランジスタZ2と、可変抵抗ZRと、を有する。
基準抵抗Rrは、電源に一端が接続され、コンパレータCOMPの反転入力端子に他端が接続されている。
第1の抵抗R1は、コンパレータCOMPの非反転入力端子に一端が接続され、接地に他端が接続されている。
第2の抵抗R2は、コンパレータCOMPの反転入力端子に一端が接続され、接地に他端が接続されている。
第1のpMOSトランジスタZ1は、電源とコンパレータCOMPの反転入力端子との間に接続されている。
第2のnMOSトランジスタZ2は、電源とコンパレータCOMPの反転入力端子と接地との間に接続され、第1の遅延回路D11cの入力INにゲートが接続されている。
可変抵抗ZRは、電源と接地との間で、第1のpMOSトランジスタZ1および第2のnMOSトランジスタZ4と直列に接続されている。この可変抵抗ZRは、コンパレータCOMPの出力がゲートに接続されたMOSトランジスタである(図16では、pMOSトランジスタである)。特に、図16の例では、可変抵抗ZRは、第1のpMOSトランジスタZ1のドレインとコンパレータCOMPの反転入力端子との間に接続されている。
コンパレータCOMPは、第1の抵抗R1の一端の電圧と第2の抵抗R2の一端の電圧とに応じて、制御電圧Vを出力するようになっている。
上記構成を有する制御回路102は、遅延回路(図8)のレプリカ回路である。この制御回路102の可変抵抗ZRの抵抗値を所望の値になるように制御することで、所望の遅延時間を与える制御電圧Vを得ることができる。
例えば、遅延時間は、トランジスタのオン抵抗とおおよそ比例の関係となるため、図16のように、遅延回路(図8)のレプリカ回路を用い、そのオン抵抗が所望の値になるようにフィードバック制御することで、制御電圧を決めてもよい。
図16では、第1の抵抗R1=第2の抵抗R2とすれば、可変抵抗ZRと基準抵抗Rrが同じ抵抗値になるように制御電圧Vが決まる。基準抵抗Rrの抵抗値を2進重みにすることで遅延時間もほぼ2進重みとすることができる。
以上のように、本実施形態に係る時間デジタル変換回路によれば、回路規模を縮小することができる。
(変形例)
図1の例では1クロックサイクルで4bitの変換を行ったが、4クロックサイクルかけて変換を行ってもよい。この場合はフリップフロップの数は1つでよい。またこの場合は、上位bitの結果に応じて実施例1と同様にクロック信号かデータ信号のどちらかを遅らせてもよいし、クロック信号、またはデータ信号だけを早めたり遅らせたりしてもよい。
ここで、図17は、変形例に係る時間デジタル変換回路200の構成の一例を示す図である。なお、図17において、図1の符号と同じ符号は、第1の実施形態と同様の構成を示す。
図17に示すように、時間デジタル変換回路200は、第1の信号入力端子Tin1と、第2の信号入力端子Tin2と、第1の信号出力端子Tout1と、第1のマルチプレクサMUX1と、第2のマルチプレクサMUX2と、第1のフリップフロップFF1と、第1の遅延制御回路CON1と、第1の入力用インバータINV1と、を備える。
この時間デジタル変換回路200は、図1に示す時間デジタル変換回路100と同様に、基準期間中において基準データ信号SDrの論理が変化した時間をデジタル値に変換するようになっている。
第1の信号入力端子Tin1は、基準データ信号SDrが入力されるようになっている。
第2の信号入力端子Tin2は、基準期間の真ん中の第1の時刻で基準クロック信号SCrが入力されるようになっている。
第1の信号出力端子Tout1は、デジタル値をシリアルに出力するようになっている。
第1の入力用インバータINV1は、第1の信号入力端子Tin1に入力が接続され、第1のフリップフロップFF1のデータ端子Dに出力が接続されている。
第1のマルチプレクサMUX1は、第1の信号入力端子Tin1に入力が接続されている。
第2のマルチプレクサMUX2は、第2の信号入力端子Tin2に入力が接続されている。
第1のフリップフロップFF1は、第1のマルチプレクサMUX1から出力された信号に基づいた信号(第1の入力用インバータINV1が出力した信号)が入力されるデータ端子Dと、第2のマルチプレクサMUX12から出力された信号が入力されるクロック端子Cと、第1の信号出力端子Tout1に接続され、第1の出力信号S1を出力する出力端子Qと、を有する。
第1の遅延制御回路CON1は、第1の出力信号S1に基づいて、第1のマルチプレクサMUX1から出力された信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のデータ信号SD1を出力するようになっている。さらに、第1の遅延制御回路CON1は、第1の出力信号S1に基づいて、第2のマルチプレクサMUX2から出力された信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のクロック信号SC1を出力するようになっている。
ここで、第1のマルチプレクサMUX1は、基準データ信号SDrおよび第1のデータ信号SD1が入力され、基準データ信号SDrを選択して出力した後、第1のデータ信号SD1を選択して出力する。
同様に、第2のマルチプレクサMUX12は、基準クロック信号SCrおよび第1のクロック信号SC1が入力され、基準クロック信号SCrを選択して出力した後、第1のクロック信号SC1を選択して出力する。
そして、第1、第2のマルチプレクサMUX1、MUX2が、第1の遅延制御回路CON1から出力された信号を選択して出力する動作を繰り返す。
これにより、例えば、4クロックサイクルで、第1の信号出力端子Tout1からデジタル値が上位bitからシリアルに出力される。
第2の実施形態
第1の実施形態では、時間デジタル変換回路に関して説明した。
この第2の実施形態では、第1の実施形態で説明した技術を用いたデジタル時間変換回路に関して説明する。
図18は、第2の実施形態に係るデジタル時間変換回路300の構成の一例を示す図である。また、図19は、第1ないし第3のデジタル値D[0:2]とデジタル時間変換回路300による遅延時間との関係を示す図である。なお、図18の例では、3bitのデジタル値を時間に変換する構成について示している。
図18に示すように、デジタル時間変換回路300は、3つの直列に接続された第1ないし第3の遅延切換回路Y1〜Y3を備える。
第1の遅延切換回路Y1は、既述の図3に示す第2の遅延切換回路D12と同様の構成を有する。
すなわち、第1の遅延切換回路Y1は、第1のデジタル値D[2]が入力される第1のインバータa1と、クロック入力端子Tcおよび第1のインバータa1の出力に入力が接続された第1のNOR回路b1と、第1のNOR回路b1に入力が接続され、前記第1のNOR回路b1から入力された信号を第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路c1と、クロック入力端子Tcに入力が接続された第2のインバータd1と、第1の遅延回路c1の出力および第2のインバータd1の出力に入力が接続された第2のNOR回路e1と、を有する。
また、第2の遅延切換回路Y2は、既述の図5に示す第2の遅延切換回路D22と同様の構成を有する。
すなわち、第2の遅延切換回路Y2は、第1のデジタル値D[2]より下位である第2のデジタル値D[1]が入力される第3のインバータa2と、第2のNOR回路e1の出力および第3のインバータa2の出力に入力が接続された第3のNOR回路b2と、第3のNOR回路b2に入力が接続され、第3のNOR回路b2から入力された信号を第2の遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路c2と、第2のNOR回路e1の出力に入力が接続された第4のインバータd2と、第2の遅延回路c2の出力および第4のインバータd2の出力に入力が接続された第4のNOR回路e2と、を有する。
また、第2の遅延切換回路Y2は、既述の図5に示す第2の遅延切換回路D22と同様の構成を有する。
すなわち、第3の遅延切換回路Y3は、第2のデジタル値D[1]より下位である第3のデジタル値D[0]が入力される第5のインバータa3と、第4のNOR回路e2の出力および第5のインバータa3の出力に入力が接続された第5のNOR回路b3と、第5のNOR回路b3に入力が接続され、第5のNOR回路b5から入力された信号を第3の遅延時間だけ遅延させて出力する第3の遅延回路c3と、第4のNOR回路e2の出力に入力が接続された第6のインバータd3と、第3の遅延回路c3の出力および第6のインバータd3の出力に入力が接続された第6のNOR回路e2と、を有する。
この第6のNOR回路e2の出力がデータ信号となる。このデータ信号の論理の遷移のタイミングは、第1ないし第3のデジタル値D[0:2]により決まる遅延時間に応じたタイミングとなる(図19)。
なお、第1ないし第3の遅延回路c1〜c3の構成は、
また、例えば、第1の遅延時間は、第2の遅延時間の2倍に設定されている。また、第2の遅延時間は、第3の遅延時間の2倍に設定されている。
これらの第1ないし第3の遅延時間は、第1ないし第3の遅延回路c1〜c3に供給する制御電圧V4、V2、V1により制御される。この制御電圧V4、V2、V1の制御方法は、例えば、既述の図8、図10、図11に示す回路構成で実現される。そして、各制御電圧V4、V2、V1は、例えば、図15に示す制御回路101により制御することができる。
なお、実施形態は例示であり、発明の範囲はそれらに限定されない。
100、200 時間デジタル変換回路
300 デジタル時間変換回路

Claims (7)

  1. 基準期間中において基準データ信号の論理が変化した時間をデジタル値に変換する時間デジタル変換回路であって、
    基準データ信号が入力される第1の信号入力端子と、
    基準期間中の第1の時刻で基準クロック信号が入力される第2の信号入力端子と、
    最上位ビットである第1のデジタル値を出力する第1の信号出力端子と、
    前記第1のデジタル値より下位である第2のデジタル値を出力する第2の信号出力端子と、
    前記第1の信号入力端子に入力された前記基準データ信号に基づいた信号が入力されるデータ端子と、前記第2の信号入力端子に入力された前記基準クロック信号が入力されるクロック端子と、前記第1の信号出力端子に接続され、第1の出力信号を出力する出力端子と、を有する第1のフリップフロップと、
    前記第1の出力信号に基づいて、前記第1の信号入力端子を介して入力された基準データ信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のデータ信号を出力し且つ前記第2の信号入力端子を介して入力された基準クロック信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のクロック信号を出力する第1の遅延制御回路CON1と、
    前記第1のデータ信号に基づいた信号が入力されるデータ端子と、前記第1のクロック信号が入力されるクロック端子と、前記第2の信号出力端子に接続され、第2の出力信号を出力する出力端子と、を有する第2のフリップフロップと、を備える
    ことを特徴とする時間デジタル変換回路。
  2. 前記基準データ信号の遅延時間と前記基準クロック信号の遅延時間との差である第1の遅延時間は、前記基準期間の4分の1に設定されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の時間デジタル変換回路。
  3. 第1の遅延制御回路は、
    前記基準データ信号の論理の変化が前記第1の時刻以前の場合には、前記基準データ信号の遅延時間よりも前記基準クロック信号の遅延時間が短くなるように制御し、
    一方、前記基準データ信号の論理の変化が前記第1の時刻よりも後の場合には、前記基準データ信号の遅延時間よりも前記基準クロック信号の遅延時間が長くなるように制御する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の時間デジタル変換回路。
  4. 前記第1の遅延制御回路は、
    前記第1の出力信号に基づいて、前記第1の信号入力端子を介して入力された基準データ信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のデータ信号を出力する第1の遅延切換回路と、
    前記第1の出力信号に基づいて、前記第2の信号入力端子を介して入力された基準クロック信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のクロック信号を出力する第2の遅延切換回路と、を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の時間デジタル変換回路。
  5. 前記第1の遅延制御回路は、
    前記第1のフリップフロップの前記出力端子に入力が接続され、前記第1の出力信号を反転した信号を出力する制御用インバータをさらに有し、
    前記第1の遅延切換回路は、
    前記第1のフリップフロップの前記出力端子に入力が接続された第1のインバータと、
    前記第1の信号入力端子および前記第1のインバータの出力に入力が接続された第1のNOR回路と、
    前記第1のNOR回路の出力に入力が接続され、前記第1のNOR回路から入力された信号を前記第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路と、
    前記第1の信号入力端子に入力が接続された第2のインバータと、
    前記第1の遅延回路の出力および前記第2のインバータの出力に入力が接続され、前記第1のデータ信号を出力から出力する第2のNOR回路と、を有し、
    前記第2の遅延切換回路は、
    前記制御用インバータの出力に入力が接続された第3のインバータと、
    前記第2の信号入力端子および前記第3のインバータの出力に入力が接続された第3のNOR回路と、
    前記第3のNOR回路の出力に入力が接続され、前記第3のNOR回路から入力された信号を前記第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路と、
    前記第2の信号入力端子に入力が接続された第4のインバータと、
    前記第2の遅延回路の出力および前記第4のインバータの出力に入力が接続され、前記第1のクロック信号を出力から出力する第4のNOR回路と、を有する
    ことを特徴とする請求項4に記載の時間デジタル変換回路。
  6. 基準期間中において基準データ信号の論理が変化した時間をデジタル値に変換する時間デジタル変換回路であって、
    基準データ信号が入力される第1の信号入力端子と、
    基準期間の真ん中の第1の時刻で基準クロック信号が入力される第2の信号入力端子と、
    デジタル値を出力する第1の信号出力端子と、
    前記第1の信号入力端子に入力が接続された第1のマルチプレクサと、
    前記第2の信号入力端子に入力が接続された第2のマルチプレクサと、
    前記第1のマルチプレクサから出力された信号に基づいた信号が入力されるデータ端子と、前記第2のマルチプレクサから出力された信号が入力されるクロック端子と、前記第1の信号出力端子に接続され、第1の出力信号を出力する出力端子と、を有する第1のフリップフロップと、
    前記第1の出力信号に基づいて、前記第1のマルチプレクサから出力された信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のデータ信号を出力し且つ前記第2のマルチプレクサから出力された信号の遅延時間を制御することにより得られた第1のクロック信号を出力する第1の遅延制御回路と、を備え、
    前記第1のマルチプレクサは、前記基準データ信号および前記第1のデータ信号が入力され、前記基準データ信号を選択して出力した後、前記第1のデータ信号を選択して出力し、
    前記第2のマルチプレクサは、前記基準クロック信号および前記第1のクロック信号が入力され、前記基準クロック信号を選択して出力した後、前記第1のクロック信号を選択して出力する
    ことを特徴とする時間デジタル変換回路。
  7. 第1のデジタル値が入力される第1のインバータと、
    信号が入力される入力端子および前記第1のインバータの出力に入力が接続された第1のNOR回路と、
    前記第1のNOR回路に入力が接続され、前記第1のNOR回路から入力された信号を前記第1の遅延時間だけ遅延させて出力する第1の遅延回路と、
    クロック入力端子に入力が接続された第2のインバータと、
    前記第1の遅延回路の出力および前記第2のインバータの出力に入力が接続された第2のNOR回路と、
    第2のデジタル値が入力される第3のインバータと、
    前記第2のNOR回路の出力および前記第3のインバータの出力に入力が接続された第3のNOR回路と、
    前記第3のNOR回路に入力が接続され、前記第3のNOR回路から入力された信号を第2の遅延時間だけ遅延させて出力する第2の遅延回路と、
    前記第2のNOR回路の出力に入力が接続された第4のインバータと、
    前記第2の遅延回路の出力および前記第4のインバータの出力に入力が接続された第4のNOR回路と、を備える
    ことを特徴とするデジタル時間変換回路。
JP2012185439A 2012-08-24 2012-08-24 時間デジタル変換回路、および、デジタル時間変換回路 Pending JP2014045268A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185439A JP2014045268A (ja) 2012-08-24 2012-08-24 時間デジタル変換回路、および、デジタル時間変換回路
US13/776,371 US8878715B2 (en) 2012-08-24 2013-02-25 Time-to-digital converting circuit and digital-to-time converting circuit

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012185439A JP2014045268A (ja) 2012-08-24 2012-08-24 時間デジタル変換回路、および、デジタル時間変換回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014045268A true JP2014045268A (ja) 2014-03-13

Family

ID=50147504

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012185439A Pending JP2014045268A (ja) 2012-08-24 2012-08-24 時間デジタル変換回路、および、デジタル時間変換回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8878715B2 (ja)
JP (1) JP2014045268A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8988262B2 (en) 2013-08-01 2015-03-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Delay circuit and digital to time converter
WO2017119183A1 (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 ソニー株式会社 同期回路および同期回路の制御方法
JP2017228295A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 東芝メモリ株式会社 演算装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9250612B2 (en) * 2014-03-18 2016-02-02 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company, Ltd. System and method for a time-to-digital converter
JP6594420B2 (ja) * 2016-05-17 2019-10-23 ホアウェイ・テクノロジーズ・カンパニー・リミテッド 時間デジタル変換器およびデジタル位相同期ループ
JP7087517B2 (ja) * 2018-03-22 2022-06-21 セイコーエプソン株式会社 遷移状態取得装置、時間デジタル変換器及びa/d変換回路
KR20210054651A (ko) * 2019-11-05 2021-05-14 삼성전자주식회사 타이밍 데이터 수집 장치

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080238752A1 (en) * 2007-03-26 2008-10-02 Semiconductor Technology Academic Research Center Analog-to-digital (AD) converter and analog-to-digital conversion method
JP2010119077A (ja) * 2008-10-16 2010-05-27 Nec Corp 位相比較器、pll回路、及び位相比較器の制御方法
JP2011013069A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Semiconductor Technology Academic Research Center タイミング信号発生回路

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622318B2 (ja) 1985-04-26 1994-03-23 株式会社日立製作所 パルス遅延回路
JPH11214967A (ja) 1998-01-29 1999-08-06 Nec Ic Microcomput Syst Ltd 可変遅延回路
US7205924B2 (en) * 2004-11-18 2007-04-17 Texas Instruments Incorporated Circuit for high-resolution phase detection in a digital RF processor
JP2008028752A (ja) 2006-07-21 2008-02-07 Toshiba Corp 遅延回路
JP2008160594A (ja) 2006-12-25 2008-07-10 Sharp Corp 時間デジタル変換装置およびデジタル位相同期ループ装置、受信機
US7888973B1 (en) * 2007-06-05 2011-02-15 Marvell International Ltd. Matrix time-to-digital conversion frequency synthesizer
JP4443616B2 (ja) 2008-03-07 2010-03-31 株式会社半導体理工学研究センター 時間デジタル変換回路
JP4842989B2 (ja) * 2008-03-28 2011-12-21 株式会社アドバンテスト プライオリティエンコーダならびにそれを利用した時間デジタル変換器、試験装置
JP5395568B2 (ja) 2009-08-24 2014-01-22 株式会社東芝 デジタル制御発振器
US8228106B2 (en) * 2010-01-29 2012-07-24 Intel Mobile Communications GmbH On-chip self calibrating delay monitoring circuitry
JP5106583B2 (ja) 2010-06-09 2012-12-26 株式会社半導体理工学研究センター 時間デジタル変換回路、及びその校正方法
US8193963B2 (en) * 2010-09-02 2012-06-05 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Method and system for time to digital conversion with calibration and correction loops

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20080238752A1 (en) * 2007-03-26 2008-10-02 Semiconductor Technology Academic Research Center Analog-to-digital (AD) converter and analog-to-digital conversion method
JP2008244576A (ja) * 2007-03-26 2008-10-09 Handotai Rikougaku Kenkyu Center:Kk アナログ・デジタル(ad)変換器及びアナログ・デジタル変換方法
JP2010119077A (ja) * 2008-10-16 2010-05-27 Nec Corp 位相比較器、pll回路、及び位相比較器の制御方法
JP2011013069A (ja) * 2009-07-01 2011-01-20 Semiconductor Technology Academic Research Center タイミング信号発生回路
US20120001785A1 (en) * 2009-07-01 2012-01-05 Makoto Nagata Timing signal generator circuit for use in signal waveform measurement system for measuring multi-channel on-chip signals flowing on vlsi

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8988262B2 (en) 2013-08-01 2015-03-24 Kabushiki Kaisha Toshiba Delay circuit and digital to time converter
WO2017119183A1 (ja) * 2016-01-08 2017-07-13 ソニー株式会社 同期回路および同期回路の制御方法
JPWO2017119183A1 (ja) * 2016-01-08 2018-10-25 ソニー株式会社 同期回路および同期回路の制御方法
JP2017228295A (ja) * 2016-06-20 2017-12-28 東芝メモリ株式会社 演算装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8878715B2 (en) 2014-11-04
US20140055296A1 (en) 2014-02-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2014045268A (ja) 時間デジタル変換回路、および、デジタル時間変換回路
Henzler et al. Time-to-digital converter basics
KR101290192B1 (ko) 고속 듀티 사이클 보정 회로
JP2007017158A (ja) テスト回路、遅延回路、クロック発生回路、及び、イメージセンサ
US10038433B2 (en) Device for correcting multi-phase clock signal
US9971312B1 (en) Pulse to digital converter
KR101003143B1 (ko) 반도체 집적 회로
KR20160065632A (ko) 추계적 위상 보간 방법을 이용한 시간-디지털 변환기
US9405275B2 (en) Time-to-digital converter and related method
US8981974B2 (en) Time-to-digital converter and control method
JP2011055048A (ja) 多相クロック生成回路
KR101181279B1 (ko) 위상차 증대기를 이용한 하위-지수 방식의 시간-디지털 변환기
JP2012114716A (ja) Tdc装置とtdcのキャリブレーション方法
KR20140146679A (ko) 시간-디지털 변환기
JP2017168969A (ja) カウンタ回路、時間計測回路及び温度センサ回路
US10749531B1 (en) Multi-modulus frequency divider circuit
US9825618B2 (en) Tunable delay circuit and operating method thereof
KR100270350B1 (ko) 지연 회로
US10263604B2 (en) Triangular wave generator
JPWO2016024439A1 (ja) アナログデジタル変換器、電子装置、および、アナログデジタル変換器の制御方法
KR102002466B1 (ko) 디지털 카운터
US10511292B2 (en) Oscillator
JP2005233975A (ja) 遅延測定装置
JP3864583B2 (ja) 可変遅延回路
JP7220401B2 (ja) パルス幅変調回路

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140829

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150219

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150424

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150529

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150728

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20151215