JP2014034439A - 記録装置 - Google Patents

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洋介 中野
Noriyasu Aoki
義安 青木
Nobuhisa Nomoto
伸寿 野本
Satoshi Shimizu
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Abstract

【課題】装置の高さ方向寸法の削減を行いながらも、操作パネルと排紙トレイとの当接に伴う機構の破損を防止し得る記録装置を提供する。
【解決手段】排紙受けトレイ8の***状部8dは、操作パネル5の下端部5bと干渉し得る位置にある。排紙受けトレイ8が突出し且つ操作パネル5が閉じられた状態で、排紙受けトレイ8がモーターの動力により引き込まれると、弾性変形部8mの弾性変形を介して***状部8dが下方に変位する。これにより、***状部8dが操作パネル5の下を無理なく通過することができ、排紙受けトレイ8やこれを進退動作させる駆動手段42に破損を招くことを防止でき、また、操作パネル5側に破損を招くことも防止できる。
【選択図】図14

Description

本発明は、記録が行われて排出される媒体を受ける媒体受けトレイを備えた記録装置に関する。
本発明において「記録装置」には、インクジェットプリンター、ラインプリンター、複写機、ファクシミリ等の種類が含まれるものとし、「媒体」には用紙(単票紙)、光ディスク、光ディスクがセットされたトレイ、ボード紙、ボール紙等の種類が含まれるものとする。
近年、使い勝手を向上させるために、チルトできる操作パネルを設けたプリンターが提供されている。
またプリンターには、モーターによって自動的に排紙トレイを記録紙の長さに応じた伸張量に伸張させることができるとともに、収納状態に収縮させることができるものもある(例えば、特許文献1参照)。
特開2004−338873号公報
近年、記録装置にはより一層の小型化が求められており、特に高さ方向寸法の削減が重要な位置を占めている。その関係上、操作パネルと排紙トレイの配置レイアウトとして、排紙トレイの進退経路上に操作パネルを配置する場合がある。即ち、操作パネルが閉じた状態では排紙トレイの進退経路を塞ぐが、操作パネルを開くことで、排紙トレイの進退経路が開放される構成である。
しかし、上記の様な操作パネルと排紙トレイの配置レイアウトの場合、操作パネルが閉じた状態で排紙トレイが進退動作を行うと、操作パネルと排紙トレイとが当接し、排紙トレイやこれを進退動作させる駆動機構に破損を招く虞がある。また、操作パネル側にも破損を招く虞がある。
そこで本発明はこの様な状況に鑑みなされたものであり、その目的は、装置の高さ方向寸法の削減を行いながらも、操作パネルと排紙トレイとの当接に伴う機構の破損を防止し得る記録装置を提供することにある。
課題を解決する為の、本発明の第1の態様に係る記録装置は、媒体に記録を行う記録手段を備えた装置本体の奥行き方向前方側に設けられ、前記装置本体に対して回動軸を介して下向き方向にチルトした第1姿勢と上向き方向にチルトした第2姿勢との間でチルト可能に設けられた操作パネルと、前記装置本体の高さ方向において前記操作パネルより下方に位置し、排出された媒体を受ける、前記装置本体の奥行き方向に変位可能に設けられた媒体受けトレイと、を備え、前記媒体受けトレイは、前記装置本体から突出する方向に変位して媒体排出方向下流側端部が前記操作パネルより装置外側に位置する第1の位置と、前記装置本体内に引き込まれる方向に変位して媒体排出方向下流側端部が前記操作パネルより装置内側に位置する第2の位置と、の間を変位可能であり、前記媒体受けトレイには、媒体排出方向下流側に、上流から下流に向かって上向き傾斜となる傾斜部が形成されており、前記媒体受けトレイが前記第1の位置及び前記第2の位置にあるときの前記傾斜部は、前記高さ方向において、前記操作パネルが前記第1姿勢にある状態、或いは前記操作パネルが前記第1姿勢と前記第2姿勢との間において前記第1姿勢寄りの姿勢にある状態の、当該操作パネルと重なる位置にあり、前記媒体受けトレイの変位動作に伴い前記傾斜部が下方に変位して前記操作パネルの下を通過する構成を備えることを特徴とする。
本態様によれば、前記媒体受けトレイに設けられた傾斜部と前記操作パネルとは干渉し得る位置関係にあり、これにより装置の高さ方向寸法が削減されている。そしてその上で、媒体受けトレイの変位動作に伴い前記傾斜部が前記操作パネルの下を通過する際、前記傾斜部が下方に変位可能に構成されているので、前記傾斜部と操作パネルとの当接に起因して排紙受けトレイやこれを進退動作させる駆動機構に破損を招くことを防止できる。また、操作パネル側に破損を招くことも防止できる。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記傾斜部は、前記媒体受けトレイの弾性変形によって下方に変位することを特徴とする。
本態様によれば、前記傾斜部は、前記媒体受けトレイの弾性変形によって下方に変位するので、前記傾斜部を下方に変位させる構成を、構造簡単にして低コストに得ることができる。
本発明の第3の態様は、第1の態様において、前記媒体受けトレイの側部に形成された被ガイド部が、前記装置本体に設けられたガイドレールによって前記奥行き方向にガイドされ、前記傾斜部は、前記ガイドレールに形成された凹部に前記被ガイド部が入り込むことにより下方に変位することを特徴とする。
本態様によれば、媒体受けトレイを変位動作方向にガイドするガイドレールが前記傾斜部を下方に変位させる構成であるので、前記傾斜部を確実に下方に変位させることができる。
本発明の第4の態様は、第1から第3の態様のいずれかにおいて、前記傾斜部は、前記媒体受けトレイにおいて媒体排出方向と交差する方向の両端部に設けられた***状部に形成された第1傾斜部と、媒体排出方向と交差する方向において2つの前記***状部の間に形成された第2傾斜部と、を備えて成ることを特徴とする。
本態様によれば、排出される媒体の先端が第1傾斜部により上方に持ち上げられ、排出される媒体が排出時の勢いで媒体受けトレイから落下するのを防止できる。また、第1傾斜部に掛からないサイズの媒体については第2傾斜部により先端が上方に持ち上げられ、同様に排出時の勢いで媒体受けトレイから落下するのを防止できる。そしてこの様に媒体のサイズに応じて利用される傾斜部が異なるので、排出される媒体のサイズに応じて適切に排出後の媒体の姿勢を形成することができる。
本発明の第5の態様は、第4の態様において、前記***状部には、装置手前側から奥方に向けて供給される、ディスク状の媒体をセット可能なディスクトレイを案内するガイド面が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、前記***状部には、前記送り手段より前記排出方向下流側から前記装置本体内部に向けて供給される前記ディスクトレイを案内するガイド面が設けられているので、一の媒体受けトレイにより、シート状の媒体を受ける機能と、ディスクトレイをガイドする機能とを実現することができる。
尚、本明細書において「媒体」とは、普通紙や専用紙などの比較的高い可撓性を有する被記録媒体、ボード紙や光ディスクなどの可撓性の低い(撓み難い)被記録媒体など、記録が行われる媒体(被記録媒体)に加え、直接は記録がされないものの、光ディスクなどのそれ単独では搬送が困難な被記録媒体をセットするディスクトレイなど、記録装置の搬送経路を搬送される媒体をも含む意味で用いる。そして媒体受けトレイの上記ガイド面によってガイドされる媒体は、専ら上記ディスクトレイやボード紙など、可撓性が低い(撓み難い)プレート状の媒体となる。
本発明の第6の態様は、第1から第5の態様のいずれかにおいて、前記媒体受けトレイにおいて媒体排出方向上流側には、媒体を収容する媒体収容部から媒体を送り出す給送手段を避ける逃げ部が設けられていることを特徴とする。
本態様によれば、媒体受けトレイには前記給送手段を避ける逃げ部が形成されているので、装置の高さ方向において前記給送手段と媒体受けトレイとを重畳させる必要がなく、高さ方向で両者をオーバーラップさせることができ、これによってより一層装置の高さ方向寸法を削減することができる。
本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターの外観斜視図。 本発明に係るプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 本発明に係るプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。 排紙受けトレイを駆動する駆動手段及び排紙受けトレイの斜視図。 装置本体を構成するフレームから排紙受けトレイが突出した状態を示す斜視図。 給送手段と排紙受けトレイとの配置関係を示す斜視図。 排紙受けトレイの斜視図。 排紙受けトレイと操作パネルとの位置関係を示す、用紙搬送経路の側断面図(第1実施形態)。 排紙受けトレイと操作パネルとの位置関係を示す、用紙搬送経路の側断面図(第1実施形態)。 排紙受けトレイと操作パネルとの位置関係を示す、用紙搬送経路の側断面図(第1実施形態)。 排紙受けトレイと操作パネルとの位置関係を示す、用紙搬送経路の側断面図(第1実施形態)。 排紙受けトレイと操作パネルとの位置関係を示す、用紙搬送経路の側断面図(第2実施形態)。 排紙受けトレイと操作パネルとの位置関係を示す、用紙搬送経路の側断面図(第2実施形態)。 手差しトレイの斜視図。 手差しトレイの部分拡大図。 本発明に係るプリンターの用紙搬送経路を示す側断面図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明するが、本発明は、以下説明する実施形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載した発明の範囲内で種々の変形が可能であり、それらも本発明の範囲内に含まれるものであることを前提として、以下本発明の一実施形態を説明するものとする。
図1〜図3は本発明に係る「記録装置」の一実施形態であるインクジェットプリンター(以下「プリンター」と言う)1の外観斜視図、図4〜図6はプリンター1の用紙搬送経路を示す側断面図、図7は排紙受けトレイ8を駆動する駆動手段42及び排紙受けトレイ8の斜視図、図8はプリンター1の装置本体2を構成するフレーム34から排紙受けトレイ8が突出した状態を示す斜視図、図9は給送手段9と排紙受けトレイ8との配置関係を示す斜視図、図10は排紙受けトレイ8の斜視図である。
また、図11〜図14は排紙受けトレイ8と操作パネル5との位置関係を示す、用紙搬送経路の側断面図であり(第1実施形態)、図15及び図16は排紙受けトレイ8’と操作パネル5との位置関係を示す、用紙搬送経路の側断面図である(第2実施形態)。更に、図17は手差しトレイ7の斜視図、図18は手差しトレイ7の部分拡大図、図19はプリンター1の用紙搬送経路を示す側断面図である。
尚、各図において同一の構成や位置等を示すものには同一符号を付してあり、重複する説明は適宜省略するものとする。
また、本明細書において被搬送媒体の排出方向とは図4〜図6、図11〜図16において右方向であり、排出方向下流側と言うときは同図右方向を指し、排出方向上流側と言うときは同図左方向を指す。
■■■1.プリンターの全体構成■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
以下、図1〜図10及び図17〜図19を参照しつつプリンター1の全体構成について概説する。プリンター1は、被搬送媒体或いは被記録媒体の一例としての記録用紙(本実施形態では更に被搬送媒体或いは被記録媒体の一例としての光ディスク)にインクジェット記録を行う装置本体(記録部)2の上部にスキャナーユニット3(図4〜図6)を備えており、即ちインクジェット記録機能に加えてスキャナ機能を備える複合機として構成されている。
スキャナーユニット3は、装置本体2に対して回動可能に設けられており、回動することにより、閉じた状態(図1)と開いた状態(不図示)とをとり得る。
スキャナーユニット3において上部のカバー4は開閉可能なカバーであり、当該カバー4を開放することにより、スキャナーユニット3の原稿台3a(図4〜図6)が表れる様になっている。
装置前面において符号5は、電源ボタンや各種印刷設定・記録実行を行う操作ボタン、印刷設定内容や印刷画像のプレビュー表示などを行う表示部、等を備えて成る、チルト部の一例である操作パネルである。この操作パネル5は回動軸5a(図4〜図6)を中心にしてチルト可能に構成されており、図1は全閉状態(第1姿勢)を、図2は半開き状態を、図3は全開状態(第2姿勢)を、それぞれ示している。
操作パネル5の開き角は、図示しない角度保持手段により保持され、またボタン操作の為に閉方向の外力を受けた場合であってもその角度が保持される様になっている。操作パネル5は、後述する排紙受けトレイ8の変位(スライド)領域と干渉する位置に設けられており、排紙受けトレイ8を装置本体から突出させる場合には、図2或いは図3に示す様に操作パネル5を或る程度開く。その操作は、図示を省略する駆動機構により自動的に行われる。
装置前面において符号51は下段側トレイ50に設けられた開閉可能なカバーであり、図1はカバー51が閉じた状態を、図2及び図3はカバー51が開いた状態を、それぞれ示している。そしてこのカバー51を開くことにより、下段側トレイ50、上段側トレイ53、排紙受けトレイ8、のこれらが露呈可能となり、下段側トレイ50や上段側トレイ53の着脱作業が実行可能となる。
媒体受けトレイとしての排紙受けトレイ8は、駆動手段42(図7)によって装置本体2に収納された収納位置(第2位置:図1、図3、図4、図5)と、装置本体2の前方側に最も突出した最突出位置(第1位置:図2、図6、図11、図15)と、の間でスライド変位可能に設けられている。そして装置本体2の前方側に突出することで、記録が行われて排出される、被搬送媒体及びシート材の一例である記録用紙を受けることができる。
また本実施形態において、排紙受けトレイ8は、被搬送媒体の一例である光ディスクDをセットした、被搬送媒体の一例であるディスクトレイ60をガイドする(図3、図5)。ディスクトレイ60を利用して光ディスクDのラベル面にインクジェット記録を行う場合、排紙受けトレイ8は収納位置に切り換えられる。この操作は、ユーザー自身が排紙受けトレイ8を押し込むことで可能であるし、或いは操作パネル5を操作することによりモーター43(図7)の駆動力を得て切り換えることも可能である。尚、排紙受けトレイ8や、これを駆動する駆動手段42については後に詳説する。
尚、ディスクトレイ60は全体が樹脂材料により形成された板状体であり、その上面に形成されたディスク収容凹部(不図示)に光ディスクDを収容可能に形成されている。ディスク収容凹部の中心部には光ディスクDの中心穴と勘合する凸部(不図示)が形成されている。
下段側トレイ50と、その上部に設けられる上段側トレイ53は、複数枚の記録用紙を収容可能であり、装置本体2(より詳しくは装置本体2の基体を構成するフレーム34(図8))に対して着脱可能となっている。
続いて、装置本体2の後方上部において符号6は開閉可能な手差しカバーであり、この手差しカバー6を開くことにより、手差しトレイ7(図4〜図6)を利用した記録用紙の手差しでの給紙が行える様になっている。
続いて、主として図4〜図6を参照しつつプリンター1の用紙搬送経路について説明する。本実施形態に係るプリンター1は、装置底部に下段側トレイ50及び上段側トレイ53を備え、当該下段側トレイ50或いは上段側トレイ53から記録用紙を1枚ずつ給送する。
上段側トレイ53は、給送可能位置(不図示)と退避位置(図4〜図6)との間をスライド変位可能に設けられており、そして図示しないモーターの動力を受けて、給送可能位置と退避位置との間を変位する。尚、図4〜図6においては、下段側トレイ50に収容される用紙を符号P1で、上段側トレイ53に収容される用紙を符号P2で、それぞれ示している(以下、特に区別する必要がない場合は「用紙P」と言う)。また、下段側トレイ50から送り出される用紙P1の通過軌跡を破線T1で示す(図6)。
図示しないモーターによって回転駆動される給送ローラー(ピックアップローラーとも呼ばれる)10は、回動軸12を中心に揺動する揺動部材11に設けられており、下段側トレイ50に収容された用紙P1の最上位のもの、或いは上段側トレイ53に収容された用紙P2の最上位のものと接して回転することにより、これら最上位の用紙Pを各トレイから送り出す。
尚、本実施形態では回動軸12は揺動部材11の揺動軸を構成するとともに、図示しないモーターの動力を受けて回転することで、図示を省略する歯車輪列を介して回動軸12から給送ローラー10へと動力が伝達される様になっている。また本実施形態において揺動部材11と給送ローラー10は、用紙Pを給送する給送部9を構成する。
続いて装置本体2において下段側トレイ50及び上段側トレイ53の先端と対向する位置には、分離斜面16が設けられており、各トレイから送り出される用紙Pは、その先端が分離斜面16に接しながら下流側に進むことで、給送されるべき最上位の用紙Pと次位以降の用紙Pとの分離が行われる。
分離手段14の先には、図示しないモーターによって回転駆動される中間ローラー17が設けられており、この中間ローラー17によって用紙Pは湾曲反転させられ、装置前方側へと向かう。尚、符号19、20、21は従動回転可能な従動ローラーであり、少なくとも用紙Pは、従動ローラー19と中間ローラー17とによってニップされ、また従動ローラー20と中間ローラー17とによってニップされて、下流側へと送られる。
中間ローラー17の先には、図示しないモーターによって回転駆動される搬送駆動ローラー24と、該搬送駆動ローラー24に接して従動回転する搬送従動ローラー25とが設けられており、これらローラーによって用紙Pが記録ヘッド30の下へと送られる。
続いてインクを吐出する記録ヘッド30はキャリッジ29の底部に設けられ、当該キャリッジ29は図示しないモーターによって主走査方向(図4〜図6の紙面表裏方向)に往復動する様に駆動される。
記録ヘッド30と対向する位置には支持部材28が設けられ、当該支持部材28によって、用紙Pと記録ヘッド30との間の間隔が規定される。そして支持部材28の下流側には、図示しないモーターによって回転駆動される排出駆動ローラー31と、当該排出駆動ローラー31に接して従動回転する排出従動ローラー32とを備えた排出手段(送り手段)が設けられている。記録ヘッド30によって記録の行われた用紙Pは、これらローラーにより、上述した排紙受けトレイ8へ向けて排出される。
以上は、下段側トレイ50或いは上段側トレイ53から送り出された用紙Pの給送経路の説明であるが、上述したようにプリンター1は光ディスクDをセットしたディスクトレイ60を装置前方側から差し入れ、そして光ディスクDに直接インクジェット記録が可能に構成されている。装置前方側からディスクトレイ60が差し入れられると、当該ディスクトレイ60の先端がレリースローラー38に接する。
このレリースローラー38は揺動部材37により軸支されており、この揺動部材37は、排出従動ローラー32を支持するフレームAssy36に、揺動軸37aを介して図4〜図6の時計回り方向及び反時計回り方向に揺動可能に設けられている。ここで、揺動部材37は、図6に示す様に媒体排出方向上流側から下流側に向けて進む用紙Pと接する場合には、当該用紙Pによって押し上げられることが許容されているが、媒体排出方向下流側から上流側に向けて差し入れられるディスクトレイ60と接する場合には、揺動が規制されている。
一方、フレームAssy36は上下方向に変位可能に設けられており、従ってディスクトレイ60が差し入れられると、揺動部材37の揺動が規制されている為にディスクトレイ60が揺動部材37を介してフレームAssy36を上方に押し上げる(図5)。これにより、排出従動ローラー32が排出駆動ローラー31から離間し、ディスクトレイ60にセットされた光ディスクDに、排出従動ローラー32が接触しない状態となる。この状態において、レリースローラー38はフレームAssy36の自重を受けるので、ディスクトレイ60はレリースローラー38により排出駆動ローラー31に向けて押圧され、これにより排出駆動ローラー31が、ディスクトレイ60に搬送力を付与する。
また、排出駆動ローラー31より上流側の搬送従動ローラー25を支持するローラー支持部材26は、揺動軸26aを中心に揺動可能に設けられているとともに、図示しない付勢手段により搬送従動ローラー25を搬送駆動ローラー24に圧接させる方向に付勢されている。そしてディスクトレイ60が上流側に送られると、ローラー支持部材26の揺動を介してディスクトレイ60の先端が搬送駆動ローラー24と搬送従動ローラー25との間に入り込み、これによりディスクトレイ60が搬送駆動ローラー24から搬送力を受ける状態となる。
ディスクトレイ60にセットされた光ディスクDに記録が行われる際は、ディスクトレイ60は搬送駆動ローラー24と排出駆動ローラー31の双方から搬送力を受け、光ディスクDへの記録が終了したディスクトレイ60が装置前方に吐き出される際は、当該ディスクトレイ60は排出駆動ローラー31から搬送力を受ける。
以上がディスクトレイ60を利用した記録であるが、本実施形態に係るプリンター1は、手差しトレイ7を利用した記録に際して給紙方法にも特徴もある。手差しトレイ7は、上述した通り装置後方上部に設けられた手差しカバー6を開くことにより露呈する。図17及び図18は手差しカバー6を開いた状態を示しており、図示する様に手差しトレイ7の両端にはエッジガイド14a、14bが設けられ、用紙サイズに合わせてこれらエッジガイドが変位可能に設けられている。
エッジガイド14aの側には検出レバー15が設けられている(全体不図示)。この検出レバー15は、手差しカバー6の開閉状態を検出する為の検出手段(全体不図示)を構成する検出子であり、手差しカバー6に形成されたレバー係合部6aと係合可能に設けられている。手差しカバー6が閉じると、検出レバー15がレバー係合部6aによって下方に押され、これによりプリンター1の制御部(不図示)は、手差しカバー6の閉状態を検知する。手差しカバー6が開くと、検出レバー15が不図示の付勢手段により上方に押し上げられ、これにより制御部は手差しカバー6の開状態を検知する。
手差しカバー6を利用した給紙を行う際は、ユーザーは先ず操作パネル5を操作して手差し給紙モードを選択し、パネルに表示されたメッセージに従って、用紙を手差しトレイ7にセットする(差し入れる)。その後、ユーザーは操作パネル5を操作して記録の実行を指示し、或いはプリンター1に接続されたコンピューターより記録の実行を指示する。図19の破線は、手差しトレイ7を利用した際の用紙通過経路を示している。
ところで手差しトレイ7に用紙をセットすると、用紙先端が中間ローラー17と従動ローラー20とによってニップされる。ここで、ユーザーが操作パネル5で手差し給紙モードを選択すると、プリンター1の制御部は待機状態を解除する為に、キャリッジ29をロックするロック機構(不図示)を動かす。このロック機構は中間ローラー17と駆動源が共通であり、従って仮に、ユーザーが操作パネル5で手差し給紙モードを選択する前に手差しトレイ7に用紙をセットしてしまうと、用紙が或る程度下流側へ送られてしまう。その結果、用紙の頭出し(記録開始位置への用紙の位置決め)を正確に行えない虞がある。
その為制御部は、ユーザーにより手差し給紙モードが選択された際に用紙の搬送経路内への侵入を検知した場合には、搬送経路上のローラー(中間ローラー17、搬送駆動ローラー24、排出駆動ローラー31)を全て正転駆動し、用紙を排紙受けトレイ8へ吐き出す動作を行う。これにより、用紙の頭出しが正確に行えなくなることを防止する。尚、ユーザーにより手差し給紙モードが選択された際の用紙の搬送経路内への侵入は、搬送駆動ローラー24の上流側近傍(下流側近傍でも良い)に設けられた、不図示の用紙検出センサーにより検知される。
■■■2.排紙受けトレイ8の詳細■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■
以上がプリンター1の全体構成であり、以下、媒体受けトレイとしての排紙受けトレイ8について更に詳説する。
図7において排紙受けトレイ8は、本実施形態ではシート材としての用紙Pを受ける用紙受け面8aの全領域が一の部材により形成されており、即ち多段式(引き出し式)ではなく一段式のトレイとして構成されている。より具体的には、本実施形態では排紙受けトレイ8の全体が樹脂材料によって一体的に形成されている。これにより排紙受けトレイとして全体的な剛性の向上が図られているとともに、構造の簡素化により低コスト化が図られている。
排紙受けトレイ8は、その側端部(用紙排出方向と交差する方向(用紙幅方向)の端部)8eが、装置本体2の基体を構成するフレーム34(図8)に対してスライド可能に支持されている。この排紙トレイ8の両端部(用紙排出方向と交差する方向の両端部)には用紙排出方向に沿ってラック部8fが形成されている。
ラック部8fはラック&ピニオン機構を構成するラックであり、駆動手段42を構成するピニオン歯車44が噛合している。ピニオン歯車44は回転軸45の軸線方向に所定間隔を空けて2つ設けられており、この回転軸45は駆動手段42を構成する歯車輪列46を介してモーター43の動力を受け、従ってモーター43の回転によって排紙受けトレイ8が変位(スライド)動作する様になっている。尚、本実施形態ではラック部8fは両端部に形成されているが、いずれか一端側にのみ形成されていても良い。
駆動手段42を構成するモーター43は制御部40により制御され、従って排紙受けトレイ8は制御部40の制御のもと、収納位置(第2位置:図1、図3、図4、図5)と最突出位置(第1位置:図2、図6、図11、図15)との間を変位する。また、制御部40はトレイ位置検出手段41から受信する信号に基づき、排紙受けトレイ8が現在どの位置にあるかを把握することが可能となっている。
尚、本実施形態に係るトレイ位置検出手段41は、排紙受けトレイ8が最突出位置にあるのか、或いは収納位置にあるのか、或いはそのいずれの位置にもないか、の3状態のいずれかを示す信号を制御部41に返す。
このトレイ位置検出手段41は、図8に示す様に第1位置検出センサー41bと、第2位置検出センサー41aと、を備えて構成されている。これらセンサーは、本実施形態では排紙受けトレイ8と接触する接触式のセンサーであるが、光学式などの排紙受けトレイ8と接触しない非接触式のセンサーであっても構わない。
各センサーは、それぞれ排紙受けトレイ8の移動動作に伴い排紙受けトレイ8の所定位置をセンシングする。このときのセンシングラインが、排紙受けトレイ8の幅方向において位置が一致しない様に、各センサーが配置されている。この様な2つのセンサーによる検出状態の組み合わせにより、排紙受けトレイ8が最突出位置にあるのか、或いは収納位置にあるのか、或いはそのいずれの位置にもないか、の3状態のいずれかを判断する。
次に、図7に戻って排紙受けトレイ8において用紙Pを受ける用紙受け面8aの下流側両サイドには、用紙幅方向の両端部が乗り上がる***状部8dが形成されている。この***状部8dに両端部が乗り上がるサイズの用紙については、用紙先端が乗り上がることで排紙受けトレイ8からの落下が防止させる。また、用紙両端が乗り上がることにより、用紙にはカールが形成される。これにより、用紙先端が排紙受けトレイ8の先端からはみ出して垂れ下がり、ひいては落下してしまうことを防止することができる。尚、***状部8dの上流側には、「第1傾斜部」を構成する傾斜状案内面8cが形成されており、用紙先端が***状部8dに引っ掛かることなく円滑に***状部8dを乗り越えられる様になっている。
一方、両端部が***状部8dに乗り上がらない幅をもつ用紙については、殆どの場合用紙先端が排紙受けトレイ8の先端から突出することはないので、排紙受けトレイ8から落下する虞はない。しかも、用紙受け面8aの中央領域下流(2つの***状部8dの間)には「第2傾斜部」を構成する傾斜状案内面8bが形成され、用紙受け面8aよりも一段高い高位置支持面8jに接続しているので、両端部が***状部8dに乗り上がらない幅をもつ用紙については、傾斜状案内面8b及び高位置支持面8jによって排紙受けトレイ8からの落下が防止される。
続いて、***状部8dにはディスクトレイ60を支持し且つガイドするトレイガイド面8hが形成されている。トレイガイド面8hは、高位置支持面8jよりやや高い位置に形成されており、またその高さ位置は、ディスクトレイ60を装置本体2の搬送経路に向けて水平に供給できる位置に設定されている。
排紙受けトレイ8の幅方向両端に設けられたトレイガイド面8hは、その配置間隔及び幅がディスクトレイ60を支持(案内)可能な間隔及び幅に形成されており、そしてディスクトレイ60は、両端部がトレイガイド面8hによって支持された状態で、排出駆動ローラー31より排出方向下流側から装置本体2内に差し入れられる。
尚、トレイガイド面8hの上部には庇部8kが形成されており、この庇部8kによってディスクトレイ60の両端部はトレイガイド面8hから極端に浮き上がらない様に、その姿勢が規制される様になっている。尚、トレイガイド面8hよりやや内側にはトレイ支持突起8gが形成されており、ディスクトレイ60が搬送経路に供給された後は、ディスクトレイ60は排出駆動ローラー31とトレイ支持突起8gとによって支持され、水平姿勢が維持される様になっている。
次に、図9に示す様に排紙受けトレイ8において用紙排出方向の上流側(図9において左上側)には、給送手段9を避ける逃げ部8rが形成されている。この逃げ部8rは、その幅(用紙幅方向の幅)hが揺動部材11の幅よりやや大きめに設定されており、即ち逃げ部8rの内側で揺動部材11が揺動できる様に設定されている。また、本実施形態では用紙幅方向における給送基準位置は用紙中央に設定されている為、逃げ部8rは、用紙幅方向においてほぼ中央に形成されている。
この逃げ部8rは、以下の様な作用効果を奏する。即ち、排紙受けトレイ8は装置本体2の内部に収納可能に設けられるが、装置本体内に収納された状態において給送手段9と排紙受けトレイ8とを重畳して設けると、装置の大型化(特に、高さ方向寸法の増大)を招き易い。
しかしながら上述した通り、排紙受けトレイ8は、給送手段9を避ける逃げ部8rが形成されているので、装置の高さ方向において給送手段9と排紙受けトレイ8とを重畳させる必要がなく、高さ方向で両者をオーバーラップさせることができ、装置の高さ方向寸法の増大を抑制することができる。
尚、既に述べたように排紙受けトレイ8において用紙受け面8aの下流側には、用紙両端部が乗り上がる***状部8dが形成されており、この***状部8dに用紙両端(用紙排出方向と交差する方向(用紙幅方向)における両端)が乗り上がることにより、用紙にカールが形成される。図10において符号P’及び仮想線で示す用紙はその様なカールが形成された状態を示しており、下流側の両端部が***状部8dに乗り上がり、またこれに加えて上流側の中央部が逃げ部8rにやや入り込む様な状態となることで、用紙にカールが形成される。
これにより、用紙先端が用紙受け面8aからはみ出して垂れ下がり、ひいては落下してしまうことを防止することができる。尚、図8に示す様な用紙のカールを形成する為には、逃げ部8rは用紙幅方向の中央部に形成されることが好ましいが、逃げ部8rが用紙幅方向の端部に形成されている様な場合でも、下流側の両端部に***状部8dが形成されていれば、用紙にカールの形成を促すことができる。
続いて、図11以降を参照しつつ操作パネル5と排紙受けトレイ8との関係について説明する。既に説明したように、操作パネル5は、排紙受けトレイ8の変位(スライド)領域と干渉する位置に設けられている。具体的には、操作パネル5が全閉状態(第1姿勢)か、或いは全閉状態と全開状態(第2姿勢)との間において第1姿勢よりの姿勢にある状態で、(収納位置或いは最突出位置にある)排紙受けトレイ8の***状部8dは、装置高さ方向において操作パネル5と重なる位置にある。即ち、例えば排紙受けトレイ8が最突出位置から収納位置に真っ直ぐに変位すると、***状部8dが操作パネル5の下端5bと干渉する位置関係にある。
従って例えば、操作パネル5が開き且つ排紙受けトレイ8が最突出位置にある状態で、ユーザーの手により操作パネル5が閉じられると(図11の状態)、その状態で排紙受けトレイ8が収納位置に向けて変位した際には、***状部8dが操作パネル5の下端5bと当接し、排紙受けトレイ8やこれを進退動作させる駆動手段42に破損を招く虞がある。また、操作パネル5側にも破損を招く虞がある。
そこで本発明に係る排紙受けトレイ8は、***状部8dより上流側部分(符号8mで示す)が弾性変形可能に構成されている(以下「弾性変形部8m」と言う)。即ち図12に示す様に、排紙受けトレイ8を最突出位置(第1位置)から収納位置(第2位置)に向けて変位させると、図12に示す様に***状部8dの上流側、即ち「第1傾斜部」を構成する傾斜状案内面8cが、操作パネル5の下端5bに当接する。
その際、排紙受けトレイ8は弾性変形部8mを備えているので、図13に示す様に弾性変形部8mの弾性変形を介して***状部8dが下方に変位する(図13の仮想線で示す***状部は変位前を示す)。尚、この弾性変形の際、排紙受けトレイ8はフレーム34において排紙受けトレイ8を支持するレール34aと、ピニオン歯車44とで支持される。
この様に***状部8dが下方に変位することで、図13から図14への変化に示す様に***状部8dが操作パネル5の下を無理なく通過することができ、排紙受けトレイ8やこれを進退動作させる駆動手段42に破損を招くことを防止でき、また、操作パネル5側に破損を招くことも防止できる。
また、***状部8dを下方に変位可能とする構成を、弾性変形部8mにより実現するので、***状部8dを下方に変位可能とする構成を構造簡単にして且つ低コストに構築することができる。
尚、排紙受けトレイ8が引き込む際、***状部8dにおいて操作パネル5の下端部5bと当接するのは、傾斜状案内面8cであるので、この傾斜状案内面8cに沿って操作パネル5の下端部5bが相対的に滑らかに移動することができる。即ち、***状部8dが無理なく円滑に下方に変位できる。従って***状部8dの上流側のみならず下流側にも同様な傾斜状案内面を形成すれば、排紙受けトレイ8が突出する際にも、***状部8dが無理なく円滑に下方に変位できる。この様な傾斜状案内面は、例えば図11において傾斜状案内面8cと左右対称形状を成すような面で形成できる。
また、本実施形態では排紙受けトレイ8は全体が樹脂材料により一体的に形成され、弾性変形部8mはそのうちの一部(樹脂プレート部)であるが、排紙受けトレイ8を複数の構成部材により構成し、即ち弾性変形部8mを弾性変形し易い独立した部材で構成することもできる。
次いで、第2実施形態について図15及び図16を参照しつつ説明する。図15及び図16に示す排紙受けトレイ8’は、両サイドに「被ガイド部」としての突起8p、8qを備えている。尚、図15及び図16は両サイドに設けられた突起のうち一方側を示しているが、他方側にも同様に突起8p、8qが設けられている。
突起8p、8qは排紙受けトレイ8’のスライド方向に所定間隔を空けて設けられており、この突起8p、8qが、装置本体2側に設けられたガイド溝(ガイドレール)35に入り込んだ状態となっている。即ち排紙受けトレイ8’は、突起8p、8qを介して、ガイド溝35に支持されるとともに、変位動作方向にガイドされる。尚、ガイド溝35は、例えば図8に示したフレーム34に設けることができる。
ガイド溝35は、その途中に凹部35aを有している。この凹部35aは、排紙受けトレイ8’の全変位動作領域において突起8pとは係合しない位置に設けられている。そしてこの凹部35aは、***状部8dが操作パネル5の下側を通る際、図16に示す様に突起8qを誘う位置に設けられている。
このため、図15から図16への変化に示す様に、排紙受けトレイ8’の変位動作に伴って凹部35aに突起8qが入り込み、排紙受けトレイ8が全体的に傾斜姿勢となって、***状部8dが下方に変位する。これにより、***状部8dが操作パネル5の下を通過することができ、特に凹部35aの深さによっては、***状部8dが操作パネル5と接触することなく操作パネル5の下を通過できる。これにより、排紙受けトレイ8やこれを進退動作させる駆動手段42に破損を招くことを確実に防止でき、また、操作パネル5側に破損を招くことも確実に防止できる。
以上説明した実施形態や制御例は一例であり、本発明がこれら実施形態や制御例に限定されないことは言うまでもない。
1 インクジェットプリンター、2 記録部(装置本体)、3 スキャナ部、4 原稿カバー、5 操作パネル、6 手差しカバー、7 手差しトレイ、8 排紙受けトレイ、8a 用紙受け面、8b 傾斜状案内面、8c 傾斜状案内面、8d ***状部、8e 端部、8f ラック部、8g トレイ支持突起、8h トレイガイド面、8j 高位置支持面、8k 庇部、8m 弾性変形部、8p 突起、8q 突起、8r 逃げ部(切り欠き部)、9 給送手段、10 給送ローラー、11 揺動部材、12 回動軸、14a、14b エッジガイド、15 検出レバー、16 分離斜面、17 中間ローラー、18〜21 従動ローラー、24 搬送駆動ローラー、25 搬送従動ローラー、26 ローラー支持部材、28 支持部材、29 キャリッジ、30 記録ヘッド、31 排出駆動ローラー、32 排出従動ローラー、34 フレーム、35 ガイド溝、36 フレームAssy、37 揺動部材、37a 揺動軸、38 レリースローラー、40 制御部、41a 第2位置検出センサー、41b 第1位置検出センサー、42 駆動手段、43 モーター、44 ピニオン歯車、45 回転軸、46 歯車輪列、50 下段側トレイ、51 カバー、53 上段側トレイ、60 ディスクトレイ、D 光ディスク、P、P1、P2 記録用紙

Claims (6)

  1. 媒体に記録を行う記録手段を備えた装置本体の奥行き方向前方側に設けられ、前記装置本体に対して回動軸を介して下向き方向にチルトした第1姿勢と上向き方向にチルトした第2姿勢との間でチルト可能に設けられた操作パネルと、
    前記装置本体の高さ方向において前記操作パネルより下方に位置し、排出された媒体を受ける、前記装置本体の奥行き方向に変位可能に設けられた媒体受けトレイと、を備え、
    前記媒体受けトレイは、前記装置本体から突出する方向に変位して媒体排出方向下流側端部が前記操作パネルより装置外側に位置する第1の位置と、前記装置本体内に引き込まれる方向に変位して媒体排出方向下流側端部が前記操作パネルより装置内側に位置する第2の位置と、の間を変位可能であり、
    前記媒体受けトレイには、媒体排出方向下流側に、上流から下流に向かって上向き傾斜となる傾斜部が形成されており、
    前記媒体受けトレイが前記第1の位置及び前記第2の位置にあるときの前記傾斜部は、前記高さ方向において、前記操作パネルが前記第1姿勢にある状態、或いは前記操作パネルが前記第1姿勢と前記第2姿勢との間において前記第1姿勢寄りの姿勢にある状態の、当該操作パネルと重なる位置にあり、
    前記媒体受けトレイの変位動作に伴い前記傾斜部が下方に変位して前記操作パネルの下を通過する構成を備える、
    ことを特徴とする記録装置。
  2. 請求項1に記載の記録装置において、前記傾斜部は、前記媒体受けトレイの弾性変形によって下方に変位する、
    ことを特徴とする記録装置。
  3. 請求項1に記載の記録装置において、前記媒体受けトレイの側部に形成された被ガイド部が、前記装置本体に設けられたガイドレールによって前記奥行き方向にガイドされ、
    前記傾斜部は、前記ガイドレールに形成された凹部に前記被ガイド部が入り込むことにより下方に変位する、
    ことを特徴とする記録装置。
  4. 請求項1から3のいずれか1項に記載の記録装置において、前記傾斜部は、前記媒体受けトレイにおいて媒体排出方向と交差する方向の両端部に設けられた***状部に形成された第1傾斜部と、媒体排出方向と交差する方向において2つの前記***状部の間に形成された第2傾斜部と、を備えて成る、
    ことを特徴とする記録装置。
  5. 請求項4に記載の記録装置において、前記***状部には、装置手前側から奥方に向けて供給される、ディスク状の媒体をセット可能なディスクトレイを案内するガイド面が設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の記録装置において、前記媒体受けトレイにおいて媒体排出方向上流側には、媒体を収容する媒体収容部から媒体を送り出す給送手段を避ける逃げ部が設けられている、
    ことを特徴とする記録装置。
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JP7483438B2 (ja) 2020-03-24 2024-05-15 キヤノン株式会社 画像形成装置

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