JP2014015329A - エレベータの発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】エレベータの動作時に発生する振動から電力を再生し、省エネ化を実現する。
【解決手段】実施の形態によれば、巻上機7に巻き掛けられたメインロープ8の一端部に乗りかご9、メインロープの他端部にカウンタウェイト10を吊り下げ、駆動制御手段14により巻上機を回転駆動する制御を行うことにより乗客を乗せた乗りかごを昇降路に沿って移動させるエレベータであって、巻上機を固定するためのマシンベッド6と、このマシンベッドの下方に配置され、巻上機からマシンベッドに伝わってくる振動が建屋に伝わるのを抑制する防振手段5A及びこの防振手段5Aに加わる振動、力等の応力を利用して電力を発電する圧電素子を用いた発電手段5Bを有する防振発電装置5とを備えたエレベータの発電システムである。
【選択図】図1
Description
本発明の実施の形態は、エレベータの発電システムに関する。
エレベータにおいては、回生運転時に発生する電力エネルギー(回生エネルギー)を蓄積し、この蓄積された電力エネルギーを力行運転時に利用することで省電力化を図る回生電力利用技術は既に知られている。
また、別のエレベータでは、エレベータの制御盤内に組み込んだ基板の電子部品から発生する廃熱を電気に変換する技術も提案されている。
しかし、前者の回生電力利用技術は、商用交流電力を用いて、エレベータの回生運転時に生じる回生電力を無駄にすることなく利用するものであって、新規に電力を作り出して利用するものではない。
一方、後者の廃熱利用技術は、電子部品から発生する廃熱から新規に電力を生成するものであって、有効な発電手段であると言える。しかし、一般に、電子部品の寿命等から、電子部品から廃熱しないことが望ましく、電子部品の廃熱を低減する工夫がなされていることも事実である。
何れにせよ、近年、省エネやクリーンエネルギーの再生等の高まりに伴い、化石燃料を使用せずに多面的な観点から、新たに電力を生成することが緊急な課題として期待されている。
ところで、全く別な観点から考えたとき、エレベータは、巻上機の所定方向への回転により目的階へ移動すること。また、メインロープに吊下された乗りかごに対して、任意の人数の乗客が乗ったり、降りたりし、乗客各人が自由に移動することである。
そのため、エレベータの複数個所多くの個所で振動が発生し、その振動を抑制するための防振対策が施されている。
ここで、防振対策を施すことで、乗客の快適な乗り心地を確保し、振動によって生じる設備機器の摩耗やトラブルの発生を未然に防ぐことができる。
しかし、エレベータの運転時に発生した振動を抑制することは可能であるが、その発生した振動について未だ有効に活用する振動活用技術については提案されていない。
本発明が解決しようとする課題は、エレベータの運転時に発生する振動を抑制するとともに、その発生した振動から新たに電力を発電することで、省エネ化を実現するエレベータの発電システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、実施の形態に係るエレベータの発電システムは、巻上機に巻き掛けられたメインロープの一端側に乗りかご、当該メインロープの他端側にカウンタウェイトを吊り下げ、駆動制御手段により前記巻上機を回転駆動する制御を行うことにより乗客を乗せた前記乗りかごを移動するエレベータに適用されるものであって、前記巻上機を固定するためのマシンベッドと、このマシンベッドの下方に配置され、前記巻上機の振動が建物に伝わるのを抑制する防振手段とこの防振手段に加わる振動、力等の応力を利用して電力を発電する圧電素子を用いた発電手段とからなる防振発電装置とを備えた構成である。
以下、実施の形態について、図面を参照して説明する。
図1は実施の形態に係るエレベータの発電システムを含むエレベータの概略的な構成図である。
図1は実施の形態に係るエレベータの発電システムを含むエレベータの概略的な構成図である。
同図において、1は昇降路、2は昇降路1上部に設けられた機械室、3はコンクリート材などで構成された機械室2の床部である。
4は機械室2の床部3上に敷設されたマシンビームであって、このマシンビーム4上には防振発電装置5を挟むようにマシンベッド6が配置されている。マシンベッド6には巻上機7が設置されている。
前記防振発電装置5は、巻上機7の回転駆動時にマシンベッド6に伝わってくる振動を抑制する防振手段5Aと、マシンベッド6に伝わってくる振動、力を利用して電気エネルギー(電力)を発電する発電手段5Bとを含む構成であって、具体的には図2以降の図面を参照して後記する。
防振手段5Aは、防振ゴムなどが用いられるが、防振特性を有する材料であれば、特にゴム材料に限定されるものではない。
発電手段5Bは、例えば圧電素子が用いられる。圧電素子は外部から加えられる機械的な力を電圧に変換し、あるいは電圧を機械的な力に変換する、圧電効果を利用した受動素子であって、通常、2枚の電極で挟んだ素子を基本とするが、各種の構造のものが市販されている。
なお、振動から電力を発電するものであれば、圧電素子の名称に限るものでなく、例えば電歪素子、振動センサなどを含むものである。
巻上機7の回転軸に連結される巻上シーブ7aにはメインロープ8が巻き掛けられている。メインロープ8の一端部には昇降路内を移動する乗りかご9が吊り下げられ、メインロープ8の他端部には乗りかご9との重量バランスを取るためのカウンタウェイト10が吊り下げられている。
乗りかご9は、かご室9aとかご枠9bとの2重構造に形成され、そのかご室9a下底部なるかご床9a1とかご枠9bの下底部となる床受枠9b1上に敷設された下枠9cとの間には防振発電装置11が介在されている。
防振発電装置11は、前記防振発電装置5と同様に、かご室9aから伝わってくる振動を低減する防振手段11Aと、かご室9aから伝わってくる振動、力を含む応力から電気エネルギー(電力)を発電する発電手段11Bとを含む構成である。
12は防振発電装置5、11を構成する発電手段5B、11Bで発電された電力を蓄電する振動発電蓄電手段である。なお、振動発電蓄電手段12は、所望の蓄電容量を有する蓄電池などを備えているが、さらに必要に応じて、例えば発電手段5B、11Bで発電された電力を増幅する増幅機能や発電手段5B、11Bで発電されたアナログ的な電力であれば、直流的な電力に変換する電力変換機能等が設けられる。
13は振動発電蓄電手段12に蓄電された電力の量を管理する振動電力管理手段である。振動電力管理手段13は、予め決められた所定量の電力が振動発電蓄電手段12に蓄電されたとき、その蓄積された電力を駆動制御手段14に送出する。
駆動制御手段14は、振動電力管理手段13から受け取った電力を、例えば巻上機7の駆動電源の一部として使用される。
次に、防振発電装置5(防振発電装置11を含むが、以下、防振発電装置11については省略する。)の幾つかの形態例について、図2ないし図4を参照して説明する。
図2は防振発電装置5の一形態例を示す図である。この防振発電装置5は、例えば防振ゴムを用いた防振手段5Aの下面と上面の何れか一方または両面に圧電素子を用いた発電手段5B1,5B2を配置した構成である。
この形態例は、マシンベッド6に伝わってくる振動が発電手段5B2に伝達され、当該発電手段5B2がその振動、力等の応力に応じた電力を発電する。また、発電手段5B1においても、マシンビーム4及び防振手段5Aを介して伝わってくる振動、力等の応力に応じた電力を発電する。すなわち、両発電手段5B1,5B2は、防振手段5Aに垂直に加わる応力から発電を行うものである。
一方、防振手段5Aは、発電手段5B1、5B2間に配置され、マシンビーム4やマシンベッド6に伝わってくる振動を低減し、建物へ伝わる振動を和らげる。
図3は防振発電装置5の他の形態例を示す図である。この防振発電装置5は、例えば防振ゴムを用いた防振手段5Aの側面部となる図示正面側や図示右側面に圧電素子を用いた発電手段5B3,5B4を配置した構成である。
この形態例は、マシンベッド6に伝わってくる振動は両方の発電手段5B3,5B4に伝達され、その振動に応じた電力を発電する。すなわち、両発電手段5B3,5B4は、振動、力などの応力によって生じる防振手段5Aの鉛直方向の変形から発電を行うものである。
図4は防振発電装置5のさらに他の形態例を示す図である。防振発電装置5は、例えば防振ゴムを用いた複数の分割防振手段5A1〜5A4を重ね合わせるとともに、隣接する上下の分割防振手段5A1と5A2の間、5A2と5A3の間、5A3と5A4の間にそれぞれ圧電素子を用いた発電手段5B1,5B2,5B3を介挿した構成である。
この形態例は、各分割防振手段5A1〜5A4の間に集中する応力や複数の分割防振手段5A1〜5A4からなる防振手段5A内部の変位から発電を行うものである。
なお、図4は各発電手段5B1,5B2,5B3を挟み込むように分割防振手段5A1〜5A4を重ね合わせた例であるが、例えば隣接する上下の分割防振手段5A1と5A2の間、5A2と5A3の間、5A3と5A4の間にそれぞれ個別に金属板を介して各発電手段5B1,5B2,5B3を挟み込む構成であってもよい。
このような構成にすれば、各分割防振手段5A1〜5A4の間に集中する応力が金属板上部に配置される各発電手段5B1,5B2,5B3に確実に伝達され、各発電手段5B1,5B2,5B3による発電効率を高めることができる。
次に、以上のような防振発電装置5、11を用いた発電システムの作用について説明する。
エレベータは、乗場呼びやかご呼びを受けると、駆動制御手段14は呼び登録を行った後、巻上機7を所定方向に回転駆動し、乗りかご9を呼び登録階に向けて移動する。このとき、巻上機7は、メインロープ8を巻取りまたは巻き戻しながら乗りかご9を昇降することから、乗りかご9の積載荷重に応じた負荷が加わり、マシンヘッド6が振動する。
ここで、マシンヘッド6に伝わってくる振動は、マシンビーム4とマシンヘッド6との間に配置された例えば図2の構成を有する防振発電装置5の発電手段5B1,5B2に伝達され、各発電手段5B1、5B2からはその振動に応じた電力エネルギーを取り出すことができる。また、各発電手段5B1、5B2に加わった振動は、両発電手段5B1、5B2間に配置される防振手段5Aによって抑制される。
各発電手段5B1、5B2で発電した電力は、例えば図5に示すように振動発電蓄電手段12に送られ、ここで必要に応じて増幅や直流電力変換処理等を行った後、平滑コンデンサ12aで平滑化される。そして、平滑コンデンサ12aで平滑化された直流電力は蓄電池12bに蓄電される。
振動発電蓄電手段12に蓄電された電力は、振動電力管理手段13で管理されている。振動電力管理手段13は、例えば振動発電蓄電手段12に蓄電された電力(電圧)を検出する電圧検出器13aと、管理電圧Vr又は当該管理電圧Vrを記憶する記憶部13bと、比較判断部13cと、蓄電された電力を取り込むスイッチ13dとを備えている。
振動電力管理手段13の比較判断部13cは、管理電力(管理電圧)Vrと電圧検出器13aで検出される蓄電池12bに蓄電された電力とを比較し、蓄電された電力が管理電力(管理電圧)Vrを超えたとき、スイッチ13をオンし、蓄電池12bに蓄電された電力を取り込み、駆動制御手段14に送出する。
駆動制御手段14は、蓄電池12bの電力を受け取ると、例えば巻上機7の駆動力の一部として用いるものである。
これにより、マシンベッド6や乗りかご9のかご床9a1に発生する振動を電力に変換し、エレベータの駆動力として利用することが可能となり、エレベータの省エネ性能の向上を図ることができる。
従って、以上のような実施の形態によれば、例えば巻上機7の振動、乗りかご9内の乗客の乗り降りにより生み出す振動、エレベータが動いている時のレールの継ぎ目やカウンタウェイト10とのすれ違いなどで発生する振動など、振動の発生し易い個所に防振発電装置5、11を設置し、それら防振発電装置5、11の発電手段5B1、5B2が外部から加えられる振動や力と、それによって生じる変形量から効率良く電力を取り出すことができる。
また、防振発電装置5、11は、例えば図2に示すように発電手段5B1、5B2の間に防振手段5Aを備えているので、従来の防手段と同様に巻上機7や乗りかご9から発生する振動を他の構造体に伝わるのを和らげる機能を十分に発揮させることができる。
さらに、防振発電装置5、11で発電された電力を蓄電する振動発電蓄電手段12、この振動発電蓄電手段12に蓄電された電力を管理し運用する振動電力管理手段14を設けたことにより、発電した電力を効果的にエレベータの駆動力に利用することが可能となり、エレベータの消費電力の低減化に大きく貢献できる。
(その他の実施の形態)
(1) 上記実施の形態では、防振発電装置5、11による3つの形態例(図2〜図4)を説明したが、その他の多くの形態例が考えられる。
(1) 上記実施の形態では、防振発電装置5、11による3つの形態例(図2〜図4)を説明したが、その他の多くの形態例が考えられる。
図6は新たに金属板5Cを用いた防振発電装置5の構成例を説明する図である。同図(a)は、上下方向から金属板5Cを挟み込むように発電手段5B5,5B6を配置した後、各発電手段5B5,5B6の外側面側にそれぞれ防振手段5A1,5A2を配置した構成である。
同図(b)は、上下方向から発電手段5Bを挟み込むように金属板5C1,5C2を配置した後、金属板5C1,5C2の外側面側にそれぞれ防振手段5A1,5A2を配置した構成である。
図7は例えばゴムを用いた直方体状の防振手段5Aの下面部と上面部にそれぞれ湾曲状のくぼみ5A11,5A12を設けた後、各くぼみ5A11、5A12にそれぞれ金属体5C1,5C2を介して発電手段5B1,5B2を配置した例である。
これら防振発電装置5、11は、何れも振動から効率的に電力を取り出すために、金属板5C(図6(a)参照)、5C1,5C2(図6(b),図7参照)を組み込んだものである。
さらに、防振手段5Aの面部に発電手段5B(5B1,…,5B4)を配置したが、例えば防振手段5Aの内部に挿入するか、挟み込むようにしてもよい。
(2) 上記実施の形態では、防振発電装置5で発電した電力を巻上機7の駆動力として利用する例を説明したが、その他のエレベータの電気品,例えば乗りかご9内のファンの電力とか、LED等を用いた照明機器などに利用することもできる。
(3) 上記実施の形態では、エレベータに用いられている防振手段にのみ防振発電装置5,11を適用するように設けたが、例えばエレベータの他の構成部材やエレベータが設置されている建物等に広く用いられる防振ゴムや免震ゴムに同様に適用し、その防振発電装置で得られた電力をエレベータの関連機器に供給する構成であってもよい。
(4) 上記実施の形態では、巻上機7が機械室2に設置されている例について述べているが、例えば機械室無しの場合には昇降路1内部の適宜な個所に巻上機7を設置することが有りうるが、このような巻上機7の設置基台の防振手段にも同様に適用できるものである。
(5) なお、上記実施の形態は、幾つかの形態例を提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…昇降路、2…機械室、3…床部、4…マシンビーム、5…防振発電装置、5A…防振手段、5A1〜5A4…分割防振手段、5B1〜5B6…発電手段、6…マシンベッド、7…巻上機(巻上シーブ7a)、8…メインロープ、9…乗りかご、10…カウンタウェイト、11…防振発電装置、12…振動発電蓄電手段、13…振動電力管理手段、14…駆動制御手段。
Claims (8)
- 巻上機に巻き掛けられたメインロープの一端部に乗りかご、当該メインロープの他端部にカウンタウェイトを吊り下げ、駆動制御手段により前記巻上機を回転駆動する制御を行うことにより乗客を乗せた前記乗りかごを昇降路に沿って移動させるエレベータにおいて、
前記巻上機を固定するためのマシンベッドと、
このマシンベッドの下方に配置され、前記巻上機からマシンベッドに伝わってくる振動が建屋に伝わるのを抑制する防振手段及びこの防振手段に加わる振動、力等の応力を利用して電力を発電する圧電素子を用いた発電手段を有する防振発電装置と
を備えたことを特徴とするエレベータの発電システム。 - 巻上機に巻き掛けられたメインロープの一端側に乗りかご、当該メインロープの他端側にカウンタウェイトを吊り下げ、駆動制御手段により前記巻上機を回転駆動する制御を行うことにより乗客を乗せた前記乗りかごを昇降路に沿って移動させるエレベータにおいて、
前記乗りかごを構成するかご室のかご床とかご枠との間に配置され、当該かご室への前記乗客の乗降及び前記乗りかごの移動時に前記かご床に伝わってくる振動を抑制する防振手段及びこの防振手段に加わる振動、力等の応力を利用して電力を発電する圧電素子を用いた発電手段を有する防振発電装置を備えたことを特徴とするエレベータの発電システム。 - 巻上機に巻き掛けられたメインロープの一端側に乗りかご、当該メインロープの他端側にカウンタウェイトを吊り下げ、駆動制御手段により前記巻上機を回転駆動する制御を行うことにより乗客を乗せた前記乗りかごを昇降路に沿って移動させるエレベータにおいて、
前記巻上機を固定するためのマシンベッドと、
このマシンベッドの下方に配置され、前記巻上機からマシンベッドに伝わってくる振動が建屋に伝わるのを抑制する防振手段及びこの防振手段に加わる振動、力等の応力を利用して電力を発電する圧電素子を用いた発電手段を有する第1の防振発電装置と、
前記乗りかごを構成するかご室のかご床とかご枠との間に配置され、当該かご室への前記乗客の乗降及び前記乗りかごの移動時に前記かご床に伝わってくる振動を抑制する防振手段及びこの防振手段に加わる振動、力等の応力を利用して電力を発電する圧電素子を用いた発電手段を有する第2の防振発電装置と
を備えたことを特徴とするエレベータの発電システム。 - 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータの発電システムにおいて、
前記防振発電装置は、方形体に形成された防振ゴムなどの前記防振手段の上面、下面、各側面の少なくとも一つの面に前記圧電素子を用いた発電手段を添設したことを特徴とするエレベータの発電システム。 - 請求項1ないし請求項3の何れか一項に記載のエレベータの発電システムにおいて、
前記防振発電装置は、方形体に形成された防振ゴムなどの複数の防振手段のそれぞれ隣接する各防振手段間に前記圧電素子を用いた発電手段を挟むように配置したことを特徴とするエレベータの発電システム。 - 請求項4または請求項5に記載のエレベータの発電システムにおいて、
前記圧電素子を用いた発電手段に添設するように金属板を配置したことを特徴とするエレベータの発電システム。 - 請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載のエレベータの発電システムにおいて、
前記発電手段により発電した電力を蓄電する振動発電蓄積手段と、
この振動発電蓄積手段で蓄電された電力を前記駆動制御手段に送出し、前記巻上機の駆動力やエレベータの関連電気品に供給する手段とを、さらに設けたことを特徴とするエレベータの発電システム。 - 請求項1ないし請求項6の何れか一項に記載のエレベータの発電システムにおいて、
前記発電手段で発された電力を蓄電する振動発電蓄積手段と、
この振動発電蓄積手段に所定の電力量が蓄電されるまで蓄電動作を継続させ、当該所定の電力量に達したときに該蓄電電力を前記駆動制御手段に送出する振動電力管理手段とを、さらに設けたことを特徴とするエレベータの発電システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2012155847A JP2014015329A (ja) | 2012-07-11 | 2012-07-11 | エレベータの発電システム |
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JP2012155847A JP2014015329A (ja) | 2012-07-11 | 2012-07-11 | エレベータの発電システム |
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Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016172462A (ja) * | 2015-03-16 | 2016-09-29 | 公益財団法人鉄道総合技術研究所 | 防振装置 |
CN108046084A (zh) * | 2017-12-10 | 2018-05-18 | 王继显 | 一种占用空间少、节能的电梯 |
-
2012
- 2012-07-11 JP JP2012155847A patent/JP2014015329A/ja active Pending
Cited By (2)
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