JP2013540682A - 低吸湿傾向のある尿素肥料を製造する方法 - Google Patents

低吸湿傾向のある尿素肥料を製造する方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013540682A
JP2013540682A JP2013528543A JP2013528543A JP2013540682A JP 2013540682 A JP2013540682 A JP 2013540682A JP 2013528543 A JP2013528543 A JP 2013528543A JP 2013528543 A JP2013528543 A JP 2013528543A JP 2013540682 A JP2013540682 A JP 2013540682A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
urea
ammonium salt
granulator
granule
granule flow
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2013528543A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5878174B2 (ja
Inventor
ニーヒュ,パウル
フランツラーエ,ハーラルト
ポットフ,マティアス
アルベルト ヴァンマルケ,ルク
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Uhde Fertilizer Technology BV
Original Assignee
Uhde Fertilizer Technology BV
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Uhde Fertilizer Technology BV filed Critical Uhde Fertilizer Technology BV
Publication of JP2013540682A publication Critical patent/JP2013540682A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5878174B2 publication Critical patent/JP5878174B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05CNITROGENOUS FERTILISERS
    • C05C9/00Fertilisers containing urea or urea compounds
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05CNITROGENOUS FERTILISERS
    • C05C3/00Fertilisers containing other salts of ammonia or ammonia itself, e.g. gas liquor
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C05FERTILISERS; MANUFACTURE THEREOF
    • C05CNITROGENOUS FERTILISERS
    • C05C9/00Fertilisers containing urea or urea compounds
    • C05C9/005Post-treatment

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Fertilizers (AREA)

Abstract

顆粒フロー入口側と、反対の顆粒フロー出口側を有し、尿素顆粒が尿素溶液および尿素/アンモニウム塩ストリームから尿素顆粒がそれに沿って形成される軸を有する尿素造粒機により、低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法であって、尿素溶液および尿素/アンモニウム塩ストリームが、混合物として、または個別に、供給システムユニットにより、様々なノズルを介して、尿素造粒機へと、シード材料上にスプレーされる方法。このプロセスにおいて、尿素/アンモニウム塩ストリームの最大量が、顆粒フロー入口側で尿素造粒機へスプレーされ、尿素/アンモニウム塩ストリームの量が、顆粒フロー入口側から顆粒フロー出口側まで尿素造粒機の軸に沿って減少し、尿素/アンモニウム塩ストリームが、4〜20の尿素:アンモニウム塩比、0〜10重量%の水分含量および任意選択で1〜5重量%までの添加剤を含み、尿素溶液の最大量が、顆粒フロー出口側で尿素造粒機へスプレーされ、尿素溶液の量が、顆粒フロー出口側から顆粒フロー入口側まで尿素造粒機の軸に沿って減少する。
【選択図】図2

Description

本発明は、尿素造粒プロセスおよびそのプロセスにより製造された尿素顆粒に関する。本発明は、他のプロセス、例えば、UANまたはNPKプロセス、または通常の尿素製造プロセスに現在排出されているアンモニア塩を再利用する方法を統合する。アンモニア塩は、尿素肥料が低吸湿傾向を示すよう、本発明において尿素造粒機へ均一混合される。
尿素プラントにおいて、流動床を備えた尿素造粒機から出た使用済み空気は、尿素ダストに加えてアンモニアも含んでいる。このアンモニア汚染物は、オフガスストリームを大気中へ排気できるようになる前に除去する必要がある。
オフガスストリームからのアンモニアの除去は、例えば、欧州特許出願公開第1695755A1号明細書に記載された周知の技術である。通常、オフガスストリームは、酸性洗浄溶液で処理される。この洗浄溶液は、硝酸または硫酸等の酸を水に添加することにより容易に製造することができる。アンモニアは、化学吸収によりガスストリームから除去され、対応のアンモニウム塩へ変換される。それぞれ、硝酸の使用により硝酸アンモニウム(AN)が生成され、硫酸の使用により硫酸アンモニウム(AS)が生成される。
かかるプロセスにおいて、低アンモニウム塩濃度と高尿素濃度を有する流出溶液が生成される。これらの溶液は、プラントから放出されるか、あるいは、より好ましくは、合成による尿素溶融物に添加され、典型的な尿素造粒プラントにおいて造粒することができる。製品の仕様および品質は、これら少量のアンモニウム塩の添加によって、大きく影響されることはない。尿素製品のN含量は、46%Nを尚超えており、製品は、それでも典型的な尿素ベースの肥料である。
しかしながら、尿素とアンモニウム塩を混合すると、得られる製品の臨界相対湿度が大幅に減少するという重大な欠点がある。
塩の臨界相対湿度(CRH)は、材料が大気から水分を吸収し始める周囲大気の相対湿度と定義される。
大気の湿度が、塩試料の臨界相対湿度に等しい(またはこれより大きい)ときは、塩の全てが溶解して、飽和溶液が生じるまで、試料は水を吸収するであろう。
低臨界湿度の製品は、固化して、塊を形成する傾向があるため、保管、搬送および適用するのが難しい。海洋または熱帯環境等の高空気湿度だと、かかる肥料でも破壊される可能性がある。
これは、全てのアンモニウム塩肥料により示される現象であり、製品の破壊を防ぐために、多くのコーティングシステムおよびコーティング物質が開発されてきた。しかしながら、尿素は、通常、70%を超える比較的高い臨界湿度を有するため、たいていの尿素製造プラントは、保管前に製品を処理するための設備を必要としない、または有していない。このことは、提案された一体化アンモニア回収システムを、追加の投資なしで用いることを排除し、コーティングのための作業コストを課すものであろう。
しかしながら、尿素をアンモニア塩と混合するとき、最終製品の臨界湿度は大幅に減少する。尿素と硝酸アンモニウムの混合物は、約20%の臨界湿度を有し、尿素と硫酸アンモニウムの混合物は、ちょうど60%である。これらの値は、製品の取り扱いにとって深刻な問題を生じるであろう。従って、かかる製品をプラントから出す前に処理しなければならないと考えられる。あるいは、尿素/アンモニウム塩顆粒により取り込まれる水分を防ぐ方法が開発されなければならない。
図1a)に示す尿素造粒機3の供給システムは、尿素溶液4が尿素造粒機3内側のスプレーノズル6へ分配される供給システム5からなる。ここに示す最新技術のシステムでは、尿素溶液のみが、尿素造粒機3へ導入される。あるいは、図1b)に示すとおり、尿素溶液4および尿素とアンモニウム塩を含有する尿素/アンモニウム塩ストリーム8が、個別に、または混合物として、尿素造粒機の顆粒フロー入口側1でのみ尿素造粒機3へ導入され、この混合物は、尿素造粒機3において蓄積する顆粒へ逆流する。従って、両例において、アンモニア塩と尿素の均一な分配からなる、顆粒フロー入口側1から、顆粒フロー出口側2までの通過により製品7は製造される。従って、このやり方で製造された顆粒は、低臨界湿度を示す。尿素造粒機のオフガス14は、最新技術の一般的な洗浄システムに供され、大気中へ放出される。
様々な性質のコーティングを、吸湿性、水溶性肥料に与えて、製品の物理または農業特性を改善することは最新技術である。米国特許第3205061号明細書において、肥料の溶融ワックスによるカバーが記載されている。ウレタン樹脂を用いて、可溶性肥料をコートすることは米国特許第3372019号明細書に教示されている。吸湿性肥料は、一般的に、油、ワックスおよびその他有機材料等の耐水性シール材によりコートされて、吸湿を減じた後、個々の粒子が固化される。
様々なコートされた製品は、低生産速度、高作業コスト、および用いる必要のあるコーティング材料を大量に必要とすることをはじめとするいくつかの欠点を示す。
欧州特許第0289074号明細書において、粒子の流動床における造粒により、尿素および硫酸アンモニウムを含有する肥料顆粒を製造するプロセスが記載されている。このプロセスにおいて、核として作用する個別に作製された硫酸アンモニウム粒子が導入される。これらの硫酸アンモニウム核には、核に対して70〜99.9重量%の尿素濃度で、水性尿素含有液体をスプレーすることにより、尿素が適用される。最終製品は、尿素でコートされた硫酸アンモニウムのコアを有する顆粒である。
米国特許第3725029号明細書において、硫酸アンモニウムは、特定のバインダーを用いることにより造粒される。これらの粒子は、溶融尿素によりコートされ、コートされた粒子は、固化防止剤として乾燥粉末と接触させる。
欧州特許第0289074号明細書と米国特許第3725029号明細書に開示された両プロセス共、最終顆粒を製造するのに、核として顆粒硫酸アンモニウムを用いている。従って、両方法とも、硫酸アンモニウム造粒のための特定の造粒機を必要とするという欠点を有し、これは、生産コストの増大につながっている。
従って、本発明の目的は、尿素とアンモニウム塩の混合物の臨界湿度により生じる上述した問題を回避する代替プロセスを提供することである。また、コーティング材料によりコートされた肥料の欠点および欠陥が、本発明により排除されるものとする。
これは、顆粒フロー入口側と、反対の顆粒フロー出口側を有し、尿素顆粒が尿素溶液および尿素/アンモニウム塩ストリームから尿素顆粒がそれに沿って形成される軸を形成する尿素造粒機により、低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法であって、尿素溶液および尿素/アンモニウム塩ストリームが、混合物として、または個別に、供給システムユニットにより、様々なノズルを介して、尿素造粒機へと、シード材料上にスプレーされる方法により達成される。このプロセスにおいて、尿素/アンモニウム塩ストリームの最大量が、顆粒フロー入口側で尿素造粒機へスプレーされ、尿素/アンモニウム塩ストリームの量が、顆粒フロー入口側から顆粒フロー出口側まで尿素造粒機の軸に沿って減少し、尿素/アンモニア塩ストリームが、4〜20の尿素:アンモニウム塩比、0〜10重量%の水分含量および任意選択で1〜5重量%までの添加剤を含み、尿素溶液の最大量が、顆粒フロー出口側で尿素造粒機へスプレーされ、尿素溶液の量が、顆粒フロー出口側から顆粒フロー入口側まで尿素造粒機の軸に沿って減少する。
本発明のさらなる実施形態は、尿素造粒機に導入されるストリームの組成物に関する。好ましくは、尿素造粒機の顆粒フロー入口側で導入されたストリームは、尿素/アンモニウム塩ストリームのみからなり、尿素造粒機の顆粒フロー出口側で導入されたストリームは、両ストリームを混合せずに、尿素溶液のみからなる。
尿素/アンモニウム塩ストリームは、好ましくは、7〜16の尿素:アンモニウム塩比を有する。このストリームの水分量は、好ましくは、0〜5重量%である。任意選択で、それは、0.4〜0.8重量%の添加剤を含む。尿素/アンモニウム塩ストリームの添加剤は、ホルムアルデヒド、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、微量栄養素およびその他の炭化水素顆粒添加剤またはこれらの混合物を含む群から選択される。好ましい添加剤としては、ホルムアルデヒドが用いられる。
尿素造粒機の顆粒フロー出口側で導入された尿素溶液は、0〜10重量%の水分含量、好ましくは、0〜5重量%の水分含量および任意選択で1.5重量%まで、好ましくは、0.4〜0.8重量%の添加剤を含み、重量添加剤は、ホルムアルデヒド、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、微量栄養素およびその他の炭化水素顆粒添加剤またはこれらの混合物を含む群から選択される。好ましい添加剤としては、ホルムアルデヒドが用いられる。また、尿素溶液は、ビウレットとして少量の不純物を含む可能性がある。
尿素/アンモニウム塩ストリームおよび尿素溶液の添加剤は、ホルムアルデヒド、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、微量栄養素およびその他の炭化水素顆粒添加剤またはこれらの混合物を含む群から選択される。好ましい添加剤としては、ホルムアルデヒドが用いられる。
製造された尿素顆粒と化学的に相溶性のあるシード材料が有利である。すなわち、シード材料の組成物は、任意選択の天然または合成組成物とすることができる。環境に優しく、分解性で、肥料を施す土壌や植物に無害な材料が好ましい。例を挙げると、土壌、砂または生物分解性プラスチックである。また、その他の肥料も可能である。一般的に好ましいのは、本発明のプロセスにより製造される粉砕特大尿素顆粒または小型尿素顆粒である。このシード材料は、所望の最終製品より小さくすべきである。シード材料は、所望の最終製品より20〜80%小さければ、好ましくは、最終製品より40〜80%小さければ、最も好ましくは、最終製品より60〜80%小さければ、最適なサイズを有する。低吸湿能を有する尿素顆粒とし、確実に、尿素溶液でシード材料が完全に覆われるようにするために、できる限り小さいサイズの出発材料を選択することが重要である。
任意選択で、尿素/アンモニウム塩ストリームの最大量が、顆粒フロー入口側で尿素造粒機へスプレーされ、尿素造粒機にスプレーされた尿素/アンモニウム塩ストリームの量が、顆粒フロー入口側から顆粒フロー出口側までの軸の最初の半分でゼロまで減少し、好ましくは、顆粒フロー入口側から顆粒フロー出口側までの軸の最初の5分の1でゼロまで減少する。
尿素/アンモニウム塩ストリームが、尿素造粒機のオフガスからアンモニアの除去のための洗浄システムから放出されると有利である。
尿素造粒機に入る尿素/アンモニウム塩ストリームおよび尿素溶液の温度が、これらのストリームの融点より高いことは、最新技術において知られている。融点が、ストリームの組成により決まることも知られている。従って、当業者であれば、両ストリームの好適な温度を自動的に選択できる。両ストリームの温度は同じ範囲であると有利である。
本発明のさらなる実施形態において、尿素造粒機の顆粒フロー入口側で供給システムユニットに入る尿素/アンモニウム塩ストリームの圧力は、尿素造粒機の顆粒フロー出口側で供給システムユニットに入る尿素溶液の圧力より高い。これは、供給システムユニットに入る尿素/アンモニウム塩ストリームの量および尿素溶液の量を制御するためである。このようにして、製造される尿素顆粒の組成が制御される。好ましくは、尿素造粒機の顆粒フロー入口側で供給システムユニットに入る尿素/アンモニウム塩ストリームの圧力は、尿素造粒機の顆粒フロー出口側で供給システムユニットに入る尿素溶液の圧力より0.1〜1バール高い。
低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する記載した方法は、顆粒フロー入口側と、反対の顆粒フロー出口側とを有し、それに沿って尿素顆粒が形成される軸が形成され、尿素溶液および尿素/アンモニウム塩ストリームを、混合物として、または個別に、様々なスプレーノズルを介して、尿素造粒機に搬送するための供給システムユニットを含む尿素造粒機を含み、供給システムユニットは、尿素/アンモニウム塩ストリームを、尿素造粒機の顆粒フロー入口側へ搬送する手段と、尿素溶液を、尿素造粒機の顆粒フロー出口側へ搬送する手段とを備えている、尿素流動床造粒装置で操作されるべきである。
装置のさらなる選択肢において、供給システムユニットは、異なる量の尿素溶液または尿素/アンモニウム塩ストリームを、尿素造粒機に接続されているノズルへ搬送する同じ、または異なるサイズの開口部を有する1つ以上のヘッダーを備えている。また、1つ以上のヘッダーは、任意選択で、尿素造粒機に接続されているノズルへのフローを調節するための手段を有している。
さらなる実施形態において、尿素流動床造粒装置は、尿素/アンモニウム塩ストリームを放出する洗浄システムと、尿素/アンモニウム塩ストリームを尿素造粒機へ搬送する手段を含む。
任意選択で、尿素流動床装置は、尿素/アンモニウム塩ストリームおよび尿素溶液を加圧する手段を含む。この加圧工程は、供給システムユニットに入る尿素/アンモニウム塩ストリームおよび尿素溶液の量を自己制御する手段により任意選択で実施される。これは、例えば、各ストリームの加圧とつながれた、尿素/アンモニウム塩ストリーム中のアンモニウム塩含量の測定である。従って、尿素/アンモニウム塩ストリーム中のアンモニウム塩含量の僅かな変化に係わりなく、一定した製品組成が確保される。
同じく請求されているのは、顆粒フロー入口側と、反対の顆粒フロー出口側を有し、尿素顆粒が尿素溶液および尿素/アンモニウム塩ストリームから尿素顆粒がそれに沿って形成される軸を形成する尿素造粒機により、低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法であって、尿素溶液および尿素/アンモニウム塩ストリームが、混合物として、または個別に、供給システムユニットにより、様々なノズルを介して、尿素造粒機へと、シード材料上にスプレーされる方法により製造された尿素顆粒である。これによって、尿素/アンモニウム塩ストリームの最大量が、顆粒フロー入口側で尿素造粒機へスプレーされ、尿素/アンモニウム塩ストリームの量が、顆粒フロー入口側から顆粒フロー出口側まで尿素造粒機の軸に沿って減少し、尿素/アンモニウム塩ストリームの最大量が、顆粒フロー出口側で尿素造粒機へスプレーされ、尿素溶液の量が、顆粒フロー出口側から顆粒フロー入口側まで尿素造粒機の軸に沿って減少する。
任意選択で、尿素顆粒中のアンモニウム塩の合計濃度は、5wt%までのアンモニウム塩、好ましくは、0.5〜1.5wt%であり、窒素含量は、最低46wt%である。これにより、尿素顆粒中における窒素含量は確実に、最低46wt%であるため、定義では、尿素肥料等級の製品である。
顆粒は、従って、上述したとおり、中心がシード材料からなる。このシード材料は、アンモニウム塩と尿素の混合物で構成された後の層に囲まれており、尿素濃度は、顆粒の中心から外側層に向かって濃くなり、顆粒の外側層は、80〜100%までの尿素を含有している。最も好ましくは、顆粒の外側層は、100%尿素を含有する。
この構成により得られる利点は、アンモニウム塩と尿素の混合物から構成され、低臨界湿度を有する層が、尿素により完全に囲われているため、周囲空気中の水分から保護されていることである。その結果、尿素造粒機から出る最終製品は、同じ抵抗を示し、純粋な尿素で構成された尿素顆粒として、周囲空気から水分を吸い取る。これは、通常の尿素製造プロセスにより現在放出されているアンモニウム塩ストリームを、尿素肥料が、低水分吸収傾向を示すように、尿素造粒機へと統合させる機会を与える。アンモニウム塩を含むストリームが、最新技術の尿素造粒プロセスにおいて導入される場合は、製造された最終製品は、高い水分吸収傾向を示し、例えば、尿素による第2のコーティング工程が必要となるであろう。本発明を用いることにより、製造された最終製品について追加のコーティングシステムの必要性は排除される。さらに、回収したアンモニアが製品に含まれるため、尿素製造が増加し、多大な経済的な利益に結びつく。
以下に、例を挙げてより詳細に本発明を説明する。図2は、流動床3を備えた尿素造粒機の概略ブロック図である。尿素/アンモニウム塩ストリーム8は、顆粒フロー入口側1で、供給システム5を介して、尿素造粒機3に導入される。これにより、尿素溶液4は、顆粒フロー入口側2で、供給システム5を介して、尿素造粒機3へ導入される。これにより、供給システム5は、尿素/アンモニウム塩ストリーム8および尿素溶液4を尿素造粒機に導入するための様々なスプレーノズル6を備えた1つ以上のヘッダーからなる。また、供給システム5は、尿素造粒機3に導入される尿素/アンモニウム塩ストリーム8および/または尿素溶液4の量を制御および調節するためのノズル6へのフローを調節する手段を備えている。従って、尿素/アンモニウム塩ストリームは、尿素造粒機に一般的に存在するシード材料11へスプレーされる。
尿素造粒機へ供給される尿素/アンモニウム塩ストリーム8の量は、顆粒フロー入口側1から顆粒フロー出口側2まで減少し、顆粒フロー入口側1でほぼ100%である。尿素溶液の量は最も高く、好ましくは、尿素造粒機3の顆粒フロー出口側2で100%である。
尿素/アンモニウム塩ストリーム8を、このようにして、尿素造粒機3へ供給することにより、アンモニウム塩濃度は、尿素造粒機3の顆粒フロー出口側2でほぼゼロまで減少する。最良の結果のために、尿素造粒機3へ供給される尿素/アンモニウム塩ストリーム8の量は、顆粒フロー出口側2まで顆粒フロー入口側1の軸に沿って5分の1でゼロに調節される。これをグラフ10に例示として示す。グラフ10は、尿素造粒機3の各位置に存在する尿素/アンモニウム塩ストリーム8の理想的な量を示している。造粒機の最終セクションにおいては、尿素溶液4のみが成長している尿素顆粒13にスプレーされる。
従って、尿素/アンモニウム塩ストリーム8に含有されるアンモニウム塩が、シード材料11を囲む尿素顆粒12の中心にあり、尿素顆粒12のこの中心を囲む成長している尿素顆粒13の後の層が、増大する量の尿素を含有し、得られる本発明の製品9の最終層が尿素のみからなるようにして、尿素顆粒は構築される。
ここで、尿素/アンモニウム塩ストリーム8は、尿素造粒機3のオフガス14からアンモニアを除去するための洗浄システムから放出される、あるいは、個別に供給システム5に導入することができる。
提案される本発明の利点は次のとおりである。
・尿素による、低臨界湿度でのアンモニウム塩の封入により、1工程プロセスで周囲空気中の水分から保護され、追加のコーティング工程は不要である
・最終製品が、純粋な尿素で構成される尿素顆粒として周囲空気から吸い取られた水分に対して同じ抵抗を示す
・追加のコーティングシステムが不要
・単純かつ経費節約
・既存の尿素造粒装置への統合が可能
・製品品質に悪影響を及ぼすことなく、既存の尿素造粒プラントにおいてアンモニウム塩を単純な方法で処理
・典型的な尿素肥料等級製品が製造される。製品の窒素含量は最低46et%であるため、なお、尿素肥料等級製品である。
図1a)に示す尿素造粒機3の供給システムは、尿素溶液4が尿素造粒機3内側のスプレーノズル6へ分配される供給システム5からなる。ここに示す最新技術のシステムでは、尿素溶液のみが、尿素造粒機3へ導入される。あるいは、図1b)に示すとおり、尿素溶液4および尿素とアンモニウム塩を含有する尿素/アンモニウム塩ストリーム8が、個別に、または混合物として、尿素造粒機の顆粒フロー入口側1でのみ尿素造粒機3へ導入され、この混合物は、尿素造粒機3において蓄積する顆粒へ逆流する。従って、両例において、アンモニア塩と尿素の均一な分配からなる、顆粒フロー入口側1から、顆粒フロー出口側2までの通過により製品7は製造される。従って、このやり方で製造された顆粒は、低臨界湿度を示す。尿素造粒機のオフガス14は、最新技術の一般的な洗浄システムに供され、大気中へ放出される。
以下に、例を挙げてより詳細に本発明を説明する。図2は、流動床3を備えた尿素造粒機の概略ブロック図である。尿素/アンモニウム塩ストリーム8は、顆粒フロー入口側1で、供給システム5を介して、尿素造粒機3に導入される。これにより、尿素溶液4は、顆粒フロー入口側2で、供給システム5を介して、尿素造粒機3へ導入される。これにより、供給システム5は、尿素/アンモニウム塩ストリーム8および尿素溶液4を尿素造粒機に導入するための様々なスプレーノズル6を備えた1つ以上のヘッダーからなる。また、供給システム5は、尿素造粒機3に導入される尿素/アンモニウム塩ストリーム8および/または尿素溶液4の量を制御および調節するためのノズル6へのフローを調節する手段を備えている。従って、尿素/アンモニウム塩ストリームは、尿素造粒機に一般的に存在するシード材料11へスプレーされる。
1 顆粒フロー入口側
2 顆粒フロー出口側
3 尿素造粒機
4 尿素溶液
5 供給システム
6 スプレーノズル
7 製品
8 尿素/アンモニウム塩ストリーム
9 得られる本発明の製品
10 尿素造粒機の各位置に存在する尿素/アンモニウム塩ストリームの量を示すグラフ
11 シード材料
12 尿素顆粒の中心
13 成長している尿素顆粒
14 オフガス

Claims (10)

  1. 顆粒フロー入口側と、反対の顆粒フロー出口側を有し、尿素顆粒が尿素溶液および尿素/アンモニウム塩ストリームから尿素顆粒がそれに沿って形成される軸を有する尿素造粒機により、低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法であって、
    前記尿素溶液および前記尿素/アンモニウム塩ストリームが、混合物として、または個別に、供給システムユニットにより、様々なノズルを介して、前記尿素造粒機へと、シード材料上にスプレーされる方法において、
    前記尿素/アンモニウム塩ストリームの最大量が、前記顆粒フロー入口側で前記尿素造粒機へスプレーされ、前記尿素/アンモニウム塩ストリームの量が、前記顆粒フロー入口側から前記顆粒フロー出口側まで前記尿素造粒機の前記軸に沿って減少し、それにより前記尿素/アンモニウム塩ストリームが、4〜20の尿素:アンモニウム塩比、0〜10重量%の水分含量および任意選択で1〜5重量%までの添加剤を含み、
    前記尿素溶液の最大量が、前記顆粒フロー出口側で前記尿素造粒機へスプレーされ、前記尿素溶液の量が、前記顆粒フロー出口側から前記顆粒フロー入口側まで前記尿素造粒機の前記軸に沿って減少することを特徴とする方法。
  2. 請求項1に記載の低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法において、前記尿素造粒機の前記顆粒フロー入口側で導入された前記尿素/アンモニウム塩ストリームが、7〜16の尿素:アンモニウム塩比、0〜5重量%の水分含量および任意選択で0.4〜0.8重量%の添加剤を含むことを特徴とする方法。
  3. 請求項2に記載の低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法において、前記添加剤が、ホルムアルデヒド、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、微量栄養素およびその他の炭化水素顆粒添加剤またはこれらの混合物を含む群から選択されることを特徴とする方法。
  4. 請求項1または2に記載の低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法において、前記尿素造粒機の前記顆粒フロー出口側で導入された前記尿素溶液が、0〜10重量%の水分含量、好ましくは、0〜5重量%の水分含量および任意選択で1.5重量%まで、好ましくは、0.4〜0.8重量%の添加剤を含み、それにより前記重量添加剤が、ホルムアルデヒド、硫酸アルミニウム、硫酸マグネシウム、微量栄養素およびその他の炭化水素顆粒添加剤またはこれらの混合物を含む群から選択されることを特徴とする方法。
  5. 請求項1乃至4の何れか1項に記載の低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法において、前記シード材料の組成物が、前記製造された尿素顆粒と化学的に相溶性があり、前記シード材料のサイズが、前記製造された尿素顆粒より小さいことを特徴とする方法。
  6. 請求項1乃至5の何れか1項に記載の低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法において、前記尿素/アンモニウム塩ストリームの最大量が、前記顆粒フロー入口側で前記尿素造粒機へスプレーされ、前記尿素/アンモニウム塩ストリームの量が、顆粒フロー入口側から顆粒フロー出口側までの軸の最初の半分でゼロまで減少し、好ましくは、顆粒フロー入口側から顆粒フロー出口側までの軸の最初の5分の1でゼロまで減少することを特徴とする方法。
  7. 請求項1乃至6の何れか1項に記載の低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法において、前記尿素/アンモニウム塩ストリームが、前記尿素造粒機のオフガスからアンモニアの除去のための洗浄システムから放出されることを特徴とする方法。
  8. 請求項1乃至7の何れか1項に記載の低吸湿能を有する尿素顆粒を製造する方法において、前記尿素造粒機の前記顆粒フロー入口側で前記供給システムユニットに入る前記尿素/アンモニウム塩ストリームの圧力が、前記尿素造粒機の前記顆粒フロー出口側で前記供給システムユニットに入る前記尿素溶液の圧力より高いことを特徴とする方法。
  9. 請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法により製造される尿素顆粒。
  10. 請求項9に記載の尿素顆粒において、前記尿素顆粒中のアンモニウム塩の合計濃度が、5wt%までのアンモニウム塩、好ましくは0.5〜1.5wt%であり、窒素含量が最低46wt%であることを特徴とする尿素顆粒。
JP2013528543A 2010-09-15 2011-08-31 低吸湿傾向のある尿素肥料を製造する方法 Active JP5878174B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP10009615A EP2431346A1 (en) 2010-09-15 2010-09-15 Method for producing urea fertilizer with low moisture absorption tendencies
EP10009615.5 2010-09-15
PCT/EP2011/004398 WO2012034650A1 (en) 2010-09-15 2011-08-31 Method for producing urea fertilizer with low moisture absorption tendencies

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013540682A true JP2013540682A (ja) 2013-11-07
JP5878174B2 JP5878174B2 (ja) 2016-03-08

Family

ID=43430659

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013528543A Active JP5878174B2 (ja) 2010-09-15 2011-08-31 低吸湿傾向のある尿素肥料を製造する方法

Country Status (10)

Country Link
US (1) US8945271B2 (ja)
EP (2) EP2431346A1 (ja)
JP (1) JP5878174B2 (ja)
CN (1) CN103189335B (ja)
AR (1) AR082979A1 (ja)
BR (1) BR112013005875B1 (ja)
CA (1) CA2810723C (ja)
EA (1) EA024281B1 (ja)
PE (1) PE20140055A1 (ja)
WO (1) WO2012034650A1 (ja)

Families Citing this family (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2676726A1 (en) * 2012-06-18 2013-12-25 Urea Casale SA Method and apparatus for the granulation of a liquid, in particular for the granulation of urea
NO336052B1 (no) 2012-08-29 2015-04-27 Yara Int Asa Sikre blandinger av ammoniumnitrat (AN) med urea, eller av et AN-omfattende produkt med et urea-omfattende produkt
EP2832439A1 (en) 2013-08-01 2015-02-04 Uhde Fertilizer Technology B.V. Reactor for producing nitrogen-containing fertilizer granules
US9185136B2 (en) * 2013-11-28 2015-11-10 Cyber-Ark Software Ltd. Correlation based security risk identification
NZ723446A (en) 2014-01-31 2022-02-25 Saudi Basic Ind Corp Fertilizer capsule comprising one or more cores and method of making same
AU2015257345B2 (en) 2014-05-05 2019-07-11 SABIC Agri-Nutrients Company Coated granular fertilizers, methods of manufacture thereof, and uses
EP3095770A1 (en) * 2015-05-21 2016-11-23 Casale SA Process for the production of combined fertilizers
US10227265B2 (en) 2015-07-06 2019-03-12 Stamicarbon B.V. Granulation of urea products
EP3325491B1 (en) 2015-07-20 2020-05-20 SABIC Global Technologies B.V. Fertilizer composition and methods of making and using same
US11104618B2 (en) 2015-07-20 2021-08-31 Sabic Global Technologies B.V. Fertilizer composition and methods of making and using same
EP3347330B1 (en) * 2015-09-08 2020-08-19 Yara International ASA Improved urea ammonium sulphate-based composition and method for the manufacture thereof
BR112018009874B1 (pt) 2015-11-16 2022-10-04 SABIC Global Technologies B.V Fertilizantes granulares revestidos, métodos de fabricação dos mesmos e usos dos mesmos
BR112018009872B1 (pt) 2015-11-16 2022-11-16 Sabic Global Technologies B.V. Processo de fabricação de um fertilizante revestido
WO2017137902A1 (en) 2016-02-08 2017-08-17 Sabic Global Technologies B.V. Method of making a fertilizer seed core
US20190256432A1 (en) * 2016-10-13 2019-08-22 Koch Agronomic Services Llc Recovery and reuse of components from urea finishing waste streams
DE102017203251A1 (de) 2017-02-28 2018-08-30 Thyssenkrupp Ag Verfahren zur Reinigung der Abluft einer Granulierungsanlage zur Herstellung eines harnstoffhaltigen Granulats
WO2018193358A1 (en) 2017-04-19 2018-10-25 Sabic Global Technologies B.V. Enhanced efficiency fertilizer with urease inhibitor and nitrification inhibitor in separate particles
AU2018255907B2 (en) 2017-04-19 2023-02-02 SABIC Agri-Nutrients Company Enhanced efficiency fertilizer with urease inhibitor and nitrification inhibitor separated within the same particle
WO2018193345A1 (en) 2017-04-20 2018-10-25 Sabic Global Technologies B.V. Enhanced efficiency fertilizer with embedded powder composition
US11021409B2 (en) 2017-08-09 2021-06-01 Sabic Global Technologies B.V. Extruded fertilizer granules with urease and/or nitrification inhibitors
EP3639916A1 (en) 2018-10-18 2020-04-22 Yara International ASA Method and fluidized bed granulator for the production of granules from a slurry
EP3848341B1 (de) 2020-01-08 2024-03-06 thyssenkrupp Fertilizer Technology GmbH Verfahren und vorrichtung zur herstellung eines düngemittels
EP4029601A1 (en) 2021-01-13 2022-07-20 Green Granulation Ltd. Plant and process of granulating urea ammonia sulphate

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63282183A (ja) * 1987-04-16 1988-11-18 ネーデルランドセ・ステイクストフ・マートシヤツピイ・ベー・ブイ 肥料粒剤の製造方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3205061A (en) 1964-02-20 1965-09-07 Sun Oil Co Method of dispersing urea in paraffin wax
US3372019A (en) 1964-09-28 1968-03-05 Chevron Res Slow-release coating composition consiting of wax and ethylene vinylacetate
GB1109410A (en) * 1966-04-01 1968-04-10 Toyo Koatsu Ind Inc Production of granular fertilizer
US3725029A (en) 1971-09-27 1973-04-03 Ga Pacific Corp Preparation of ammonium sulfate fertilizer constituent
US3785796A (en) * 1972-01-27 1974-01-15 Tennessee Valley Autority Production of urea-ammonium sulfate
NL8303000A (nl) * 1983-08-27 1985-03-18 Unie Van Kunstmestfab Bv Werkwijze voor het bereiden van granules.
NL8502838A (nl) * 1985-10-17 1987-05-18 Azote Sa Cie Neerlandaise Werkwijze ter vervaardiging van ureum en ammoniumsulfaat bevattende meststofkorrels.
US5330552A (en) * 1993-07-08 1994-07-19 Rizzo John M Method for increasing crop yield
DE19514187C1 (de) * 1995-04-21 1996-05-15 Degussa Verfahren und Vorrichtung zur Herstellung von Granulaten durch Wirbelschicht-Sprühgranulation
US5851261A (en) * 1996-12-30 1998-12-22 Bayer Corporation Process for the production of polyurea encapsulated fertilizer particles and the encapsulated fertilizer particles produced by this process
DE19826570C2 (de) * 1998-06-15 2002-10-31 Piesteritz Stickstoff Verfahren zur Herstellung von Harnstoff und Ammonsulfat enthaltenden Düngemittel-Granulaten
DE10322062A1 (de) * 2003-05-15 2004-12-02 Glatt Ingenieurtechnik Gmbh Verfahren und Vorrichtung zum Aufbringen von Flüssigkeiten in eine Feststoffströmung eines Strahlschichtapparates
NL1025805C2 (nl) * 2004-03-25 2005-09-27 Dsm Ip Assets Bv Werkwijze voor de granulatie van ureum.
NO321761B1 (no) * 2004-06-30 2006-07-03 Yara Int Asa Fremgangsmate for a forbedre knusestyrke og redusere stovdannelse og tendens til kaking av urea, partikler, og anvendelse av karbohydrater og eventuelt polyvinylforbindelser som additiv til smeltet urea
NO326272B1 (no) * 2004-07-01 2008-10-27 Yara Int Asa Fremgangsmate for produksjon av gjodningsmiddel som inneholder urea og ammoniumsulfat
WO2006058422A1 (en) * 2004-11-30 2006-06-08 Agrium Inc. Process and apparatus for coating a controlled release product in a rotating drum
EP1695755A1 (en) 2005-02-28 2006-08-30 DSM IP Assets B.V. Process and system for the removal of ammonia from an ammonia containing gas stream
CN101160271B (zh) * 2005-04-18 2013-02-06 斯塔米卡邦有限公司 含尿素颗粒的制备工艺
US7968007B2 (en) * 2005-04-25 2011-06-28 Nalco Company Tungstate based corrosion inhibitors
CN101302123A (zh) 2007-05-08 2008-11-12 杨雁鸿 大颗粒尿素组合转鼓造粒工艺及设备
US7575365B2 (en) * 2007-10-26 2009-08-18 Uop Llc Viscosity control of particle formation by adjusting agitation speed
US20120017659A1 (en) * 2010-01-15 2012-01-26 Taylor Pursell Fertilizers containing animal nutrient core packet
CN105367235A (zh) * 2010-03-03 2016-03-02 Mos控股公司 包含微量营养元素的肥料组合物及其制备方法

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63282183A (ja) * 1987-04-16 1988-11-18 ネーデルランドセ・ステイクストフ・マートシヤツピイ・ベー・ブイ 肥料粒剤の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
CA2810723A1 (en) 2012-03-22
EA024281B1 (ru) 2016-09-30
EP2431346A1 (en) 2012-03-21
BR112013005875B1 (pt) 2020-10-13
CN103189335B (zh) 2015-09-16
BR112013005875A2 (pt) 2018-06-26
EA201390304A1 (ru) 2013-09-30
WO2012034650A1 (en) 2012-03-22
CA2810723C (en) 2019-02-26
US20130319060A1 (en) 2013-12-05
US8945271B2 (en) 2015-02-03
AR082979A1 (es) 2013-01-23
PE20140055A1 (es) 2014-02-14
EP2616412A1 (en) 2013-07-24
CN103189335A (zh) 2013-07-03
JP5878174B2 (ja) 2016-03-08
EP2616412B1 (en) 2016-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5878174B2 (ja) 低吸湿傾向のある尿素肥料を製造する方法
US6749659B1 (en) Controlled release rate fertilizers and methods of making same
CA2141874C (en) Process for the production of urea granules
WO1998017604A1 (en) Moisture resistant calcium-containing particles
JP7085020B2 (ja) 尿素生成プラントおよびスクラビングシステム
WO2019144439A1 (zh) 一种具有防潮缓释防结着色防粉化效果的肥料包膜生产装置
EP3768416B1 (en) Fluid-bed granulator system with coating material to prevent dust buildup in the air systems of urea granulation plants
CN100421776C (zh) 颗粒的制备方法
US10512886B2 (en) Granulating ammonium sulfate
ES2886883T3 (es) Procedimiento y dispositivo para la producción de urea
OA16343A (en) Method for producing urea fertilizer with low moisture absorption tendencies
EP3508465B1 (de) Prallbleche im fliessbettkühler
CN102503590B (zh) 颗粒硫酸铵生产工艺
CN107889485B (zh) 造粒机进料装置
RU2787084C2 (ru) Способ гранулирования мочевины
WO2023242383A1 (en) Method for the manufacture of a solid, particulate fertilizer composition comprising an additive
US20200164325A1 (en) Production of a solid chemical product
CA2358287C (en) Controlled release rate fertilizer and methods of making same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140710

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150310

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150610

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160127

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5878174

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250