JP2013518626A - ロック可能な引出ガイド - Google Patents

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Abstract

本発明は、引出し(1)と引出し(1)用の延出ガイド(2)とを含んだ構造体に関し、引出し(1)は、引出し箱(8)と引出し箱(8)に接続された前方パネル(10)とを有しており、引出し延出ガイド(2)は、家具枠体(4)に固定される少なくとも一本の枠体レール(3)と、開位置(OS)と閉位置(SS)との間で枠体レール(3)に対して可動であり、その上で引出し(1)が延出ガイド(2)に固定される少なくとも一本の引出しレール(5)とを含んでおり、解除可能なロック部材(6)をさらに含んでおり、それによってロック位置(V)における枠体レール(3)に対する閉方向(SR)への引出しレール(5)の移動を、閉位置(SS)に到達する前に中間位置(ZS)にて停止し、それによって解除位置(L)における枠体レール(3)に対する引出しレール(5)の閉方向(SR)への移動を、閉位置(SS)に到達する前に解除し、ロック部材(6)は、引出し(1)が引出しレール(5)に固定されると、あるいは前方パネル(10)が既に引出しレール(5)に固定されている引出し箱(8)に取り付けられると自動的にロック解除となることを特徴とする構造体である。
【選択図】図13

Description

本発明は、引出しと、引出し用の延出ガイドとを含んだ構造体に関する。引出しは、引出し箱と、引出し箱に接続された前方パネルとを有しており、延出ガイドは、家具枠体に固定するための少なくとも一本の枠体レールと、枠体レールに対して開位置と閉位置との間で可動であり、それに対して延出ガイドと共に固定される、少なくとも一本の引出しレールとを含んでいる。
本発明は、さらに、解除可能なロック部材に関し、引出しレールの移動がそれによってロック位置において、枠体レールに対して閉方向へ閉位置に到達する前に中間位置で停止され、解除位置において、閉位置に到達するまで枠体レールに対して閉方向への引出しレールの移動が可能である。本発明は、さらに、家具枠体と、そのような構造体とを有する家具にも関する。
延出ガイドの場合には、非取り付け状態の引出しレールと枠体レールとは、完全開位置から完全閉位置に相対的に可動である。家具枠体において枠体レールによってそのような延出ガイドが両側に取り付けられている場合にも同じことが言える。引出しレールが枠体レールに対して閉位置にあるときであっても(全体的に内部に存在)、延出ガイドへの引出しの取り付けまたは固定は、延出ガイドの取り付け状態で可能である。引出しを延出ガイドに挿入するとき、全体的に後部または内部に配置された引出しレールへのアクセスの困難性が問題となる。さらに悪いことには、引出しが既に挿入されていれば、前方パネルが引出し箱に十分に接近した位置へ移動する前に、引出し箱に取り付けられる前方引出し構造物の前方パネルは家具枠体に突き当たる。
このような構造体は、特許文献1にて既に知られており、ここでは、爪の形態のロック部材が相対的なレールの移動を抑制している。この特許では、引出しレールが開位置と閉位置との間でスムーズに往復運動できないため、ロック部材は、引出しを延出ガイドへ容易に装着させるためにのみ作用する。
さらに、特許文献2は、伸縮レールに取り付けられた引出しを示しており、伸縮レール間の移動はロックによって止められる。この明細書では、ロックは、手動によってのみ解除できる。引出しの取り付け部品とのロックを解除する機能的接続は存在しない。ロックは所定の位置で、特に伸縮レールが完全に引出されているとき、特に伸縮レールに取り付けられた挿入部材をロックするように作用する。
特許文献3は、延出ガイドのレール間の移動を止めるためのロック部材を開示している。このロック部材は、特に、停止部材が枠体レールの凹部に突き出るので、引出しが完全開位置で簡単に外れないように作用する。部材の手動作用によってのみ停止位置が解除でき、引出しは、引出しレールと共に枠体レールから離れるように持ち上げられる。
オーストリア国特許第384535号明細書 ドイツ国特許出願公開第3326400号明細書 米国特許第4274689号明細書
従って本発明の目的は、引出しの延出ガイドへの取り付け、または引出し箱への前方パネルの装着を容易にすることである。特に本発明は、延出ガイドの取り付け状態において、引出しまたは引出し箱への前方パネルの取り付けが問題なくできるよう、引出しレールに容易に到達させることを目的としている。
この目的は、請求項1の解除部材によって達成される。ここでは、引出しが引出しレールに固定されるとき、または前方パネルが、引出しレールに既に固定されている引出し箱に取り付けられるときのいずれかに、ロック部材が解除部材によって自動的にロック解除される。このようにすれば、引出しが引出しレールに取り付けられるとき、または前方パネルが箱に取り付けられるときのみに、引出しレールと枠体レールとの間の移動停止の自動的解除が実行される。
原則的に、請求項1の特徴部の互換性のある特徴を説明するため、引出しの組立て時と引出しの延出ガイドへの取り付け時に2つの変形例が関与する。
したがって第1の変形例は、完全な4面引出し(後壁、2つの側壁および前方パネル)が既に固定式におよび最終的に組み立てられており、組立てられた引出しは、その後引出しレールに取り付けられる。取り付け作業で、引出しレールと枠体レールとの間の移動の停止は、引出しレールが完全閉位置に移動できるように、その後適切に解除される。
第2の変形例によれば、引出しは、延出ガイドに一体的に接続されていない。言い換えれば、当初の3面引出し(後壁および2つの側壁)を“前向き”引出しレールに固定できる。この場合、引出しレールと枠体レールとの間の動作制止は、まだ解除されていない。すでに引出しレールに取り付けられた部分の引出しの残り部分への前方パネルの取り付けによって、解除部材によってロック部材の解除が実行され、引出しは閉位置に移動できる。
解除前には引出しレールは、枠体レール上を開位置と閉位置との間で妨害されずに往復運動できず、完全自由に動くことを妨害されて所定の位置で停止する。すなわち引出し箱の挿入時、または前方パネルの取り付け時に、引出しレールは、アバットメントまで完全に後方には移動できず、アクセスが容易に得られる中間位置のさらに手前で停止し、よって引出しまたは前方パネルは、それぞれ問題なく所定の位置に固定される。
家具枠体に延出ガイドが取り付けられるとき、どのような種類の引出しが取り付けられているかを予測することはしばしば不可能である。特に、引出しがどのような種類の前方パネルを有するか分からないとき、使用時には可能である枠体レールに対する引出しレールの最大閉位置はまだ分からない。さらに、前方パネルが前方引出し構造体の形態である場合、前方引出し構造体の前方パネルが既に前もって家具枠体に接するので、作動状態の引出しレールは、いずれにしろ完全閉位置にはなれない。しかしながら、前方パネルが内部引出し構造で使用するものなら、引出しレールは、枠体レールに対して完全に閉位置へ移動できる。前方パネルを引出し箱に取り付けるとき、引出しレールが枠体レールと共に完全に閉位置にあれば、前方パネルは、家具枠体内で既に離れすぎているため、いずれにしろ引出しまたは引出しレールに取り付けできない。このため、本発明の好適実施態様では、引出しレールの閉位置は、完全に閉じた引出しに対応し、ロック部材によって枠体レールに対してロック可能な引出しレールの位置は、閉位置の直前、好適には1mmおよび20mm手前である。
別な好適実施態様では、解除部材は、引出しに配置できる。
前述のように、引出しは、引出し箱と、接続部材によって引出し箱に接続できる前方パネルとを有しており、特に好適な実施態様によれば、解除部材は、前方パネルか、または接続部材に配置できる。この方法で、既に引出しレールに固定されている引出し箱に前方パネルを取り付けるときのみ、ロック作用が解除され、その後にのみ引出しレールが前もってロックされた中間位置から閉位置に移動できる。このように、家具枠体にその場にすでに取り付けられている延出ガイドへの前方パネルの取り付けは、前方パネルのタイプとは無関係に常に可能である。取り付け作業によってのみ、ロック作用は解除される。
ロック部材が、延出ガイド上で、ロック位置と解除位置との間で可動であり、好適にはその引出しレール上で可動であり、アバットメント延出部を有しており、それによってロック部材が、好適には枠体レール上で延出ガイドの制限された延出に対抗してロック位置で接し、枠体レールに対する引出しレールの閉動作を停止させることが望ましい。この制限式延出は、家具枠体自体に提供できること、または、例えば引出し箱と枠体レールとの間でロック部材が作用することが問題外であることはない。この点で、例えば前方パネル無しで引出しレールに取り付けられた引出し箱は、いずれにしろロック部材のために完全閉位置になれない。ロック作用が除去できるのは、前方パネルが取り付けられた後だけである。
一般的に、本発明の2つの代替的実施態様が提供でき、それによれば、引出しを引出しレールに固定し、それをロック位置から解除位置に移動させるときに解除部材がロック部材に接するか、または前方パネルを引出し箱に接続部材によって接続し、それをロック位置から解除位置に移動させるときに解除部材がロック部材に接する。いずれにしろ第2の変形例が好適である。
さらに好適な変形例では、ロック部材は、引出しレールに旋回式に取り付けられており、引出しレールに作用するスプリング、好適にはレッグスプリングを有し、解除すると、解除部材がスプリングのバネ力に対抗して、ロック部材を、そのアバットメント延出部と共に解除位置に旋回させる。
アバットメント延出部とスプリングとを備えたロック部材が、一体型射出成型製造のプラスチック部材の形態である場合には、構造が非常に単純化され、延出ガイドへの取り付けも比較的に簡単に実行できる。
家具枠体と請求項1から9のいずれかに記載の構造体を含んだ家具にも保護が請求されている。
本発明のさらなる詳細および利点は、図面において説明される実施例に関する詳細な説明によって解説される。
図1は、延出ガイドと引出しとを備えた家具の概略図である。 図1aは、内部引出し構造を上方から概略的に示したものである。 図1bは、前方引出し構造を上方から概略的に示したものである。 図2は、延出ガイドに引出しを取り付ける際の手順を示したものである。 図3は、延出ガイドに引出しを取り付ける際の手順を示したものである。 図4は、延出ガイドに引出しを取り付ける際の手順を示したものである。 図5は、延出ガイドに引出しを取り付ける際の手順を示したものである。 図6は、引出しと延出ガイドの部材の分解図である。 図7は、延出ガイドを示したものである。 図8は、相対的なレール位置とロック部材のそれぞれの位置を概略的に示したものである。 図9は、相対的なレール位置とロック部材のそれぞれの位置を概略的に示したものである。 図10は、相対的なレール位置とロック部材のそれぞれの位置を概略的に示したものである。 図11は、相対的なレール位置とロック部材のそれぞれの位置を概略的に示したものである。 図12は、相対的なレール位置とロック部材のそれぞれの位置を概略的に示したものである。 図13は、ロック部材の領域内の延出ガイドの立体図および側面図である。 図14は、ロック部材の領域内の延出ガイドの立体図および側面図である。 図15は、ロック部材の領域内の延出ガイドの立体図および側面図である。 図16は、ロック部材の別の実施例を示している。 図17は、ロック部材の別の実施例を示している。 図18は、ロック部材の別の実施例を示している。 図19は、ロック部材の別の実施例を示している。
図1は、家具20を図示しており、延出ガイド2は、家具枠体4の上方領域に取り付けられている。この延出ガイド2の枠体レール3は、家具枠体4に取り付けられている。引出しレール5は、枠体レール3に移動式に取り付けられており、延出ガイド2は、ここでは閉位置SSに存在する。家具枠体内に移動しすぎており、前方パネル10と引出し箱8との間の距離が非常に長いので、引出しレール5に固定された引出し箱8への前方パネル10の取り付けはもはや不可能である。これは特に、内部引出し構造体Iを図示する図1aにおいて示されている。この場合、引出し箱8および引出しレール5は、すでに家具枠体4の完全閉位置SSにある。前方パネル10(図1bに示す)は、閉位置SSに到達する前に、既に家具枠体4に接しているので、前方引出し構造体Fのための前方パネル10の取り付けは、SSの位置ではもはや不可能である。
この点で、図2は、開位置OSにて延出ガイド2の部材が相対的にどのように配置されているかを示している。ロック部材6は、引出しレール5上に配置されている。制限式延出部11は、枠体レール3上に配置されている。ロック部材6は、ロック位置Vに示されている。
図3は、枠体レール3に対する中間位置ZSにある引出しレール5を示しており、ここでは、ロック部材6は、制限式延出部11に接しており、閉方向SRへのさらなる移動を阻止する。この位置ZSで、引出し挿入部8、前方パネル10、およびこれらの間に配置されている接続要素9を含んだ引出し1は、前方パネルタイプFまたはIとは無関係に引出しレール5に固定される。
図4に示すように、引出し1が引出しレール5に固定されており、接続部材9の解除部材7がロック部材6を解除位置Lに移動させている場合には、、閉位置SSに到達するまで、閉方向SRの完全な移動が継続可能である(図5)。延出ガイド2への引出し1のロックは、知られたラッチまたは固定装置によって可能である。
図6は、木などで成る引出しフレーム構造体12と引出し底部13とを実質的に含んだ引出し箱8の部材を示している。引出しフレーム構造体12の側壁の端部領域には、そこに前方パネル10が接続部材9によって固定される受領開口部14が提供されている。接続部材9は、前方パネル10に固定延出部15(例えばくぎ)によって固定される。さらに図6は、そこにロック部材6が、例えば取り付け挿入具16によって取り付けられる延出ガイド2を示している。
図7は、引出しレール5と、枠体レール3と、引出しレール5に取り付けられた取り付け挿入部16とを含んだ組立後の延出ガイド2を示している。延出ガイド2のそれぞれの設計に応じて、第3のレール(中央レール17)も存在できる。
枠体レール3に対する引出しレール5の位置は、図8、9および10で概略的に上側に示されている。閉方向SRは、左向きであり、閉方向SRは、ロック領域のそれぞれの下方図では、右向きである。
図8は、中間位置ZSにある、枠体レール3に対する引出しレール5の上方での位置を概略的に示しており、ロック部材6は、下方の図で示すようにロック位置Vにある。この場合、ロック部材6のアバットメント延出部61は、枠体レール3の制限式延出部11に接する。
図9で示すように、引出し箱8は、その後に中間位置ZSの引出しレール5に固定される。
図10では、前方パネル10は、引出し箱8に取り付けられている。取り付けは、引出し箱8の端部と家具枠体4との間の中間位置ZSのスペースAによって行なわれる。引出しレール5が既に完全に閉位置SSにあるなら、前方パネル10は、引出し箱8に到達する前に、既に家具枠体4に接しているであろう。この図の下方部分から理解できるように、前方パネル10またはその接続部材9の引出し箱8への接続は、解除部材7をロック部材6に対して移動させ、それによってロック部材が回転軸ポイントD周囲で、引出しレール5に押し付けられたスプリング62の力に対抗して回転し、それによってアバットメント延出部61は、もはや制限式延出部11に接触することができず、ロック部材6は、よって中間位置ZSの解除位置Lに移動することで、引出しレール5全体(図12)が閉位置SSの方向に移動することができる。
図11では、引出しレール5と枠体レール3との間の閉位置には明らかに到達していないが、いずれにしろ家具枠体4に接する前方パネル10のおかげで引出し1のための端部位置が既に存在する。この場合、引出し箱8の端部と家具枠体4の前側は、実質的に同じ垂直面にある(スペースAは最小限である)。
一方、図12は、前方引出し構造体Fの前方パネル10でなく、引出し1の引出し箱8に取り付けられた内部引出し構造体の前方パネル18である場合を示している。この場合、解除部材7は、内部引出し構造体Iの前方パネル18に同じ状態で提供できる。
図13から図15は、延出ガイド2の領域の立体図と側面図を再び示しており、ロック部材6は、制限式延出部11(図13)に接するか、または解除部材7によってロック解除が実行されており(図14)、ロック解除後に閉位置SSに到達される(図15)。
図16は、引出し箱8と前方パネル10とを含んだ引出し1の側面図である。引出し箱8は、それによって引出し1が延出ガイド2の引出しレール5に固定される引出しフレーム構造体12を有している。ロック部材6は、ピン形態の回転軸ポイントDによって引出しフレーム構造体12に固定されており、ロック位置Vでは、枠体レール3と、その制限式延出部11に対抗してアバットメント延出部61によって形成される端部に接する。このように、引出しレール5とそこに固定された引出し1は、スペースAによって閉位置SSから除かれ、閉方向SRへの引出し1のさらなる移動は止められる。ロック位置Vは、このようにしてロック部材6によって決定される。
一方、図17は、前方パネル10によって達成される解除位置Lを示す。そこに固定される接続部材9(前方取付部21の前方パネル側部材を形成する)は、引出しフレーム構造体12(さらに詳細には、前方取付部21の箱側部材24)に取り付けられている。この場合、接続部材9の延出部によって形成される解除部材7は、ロック部材6の端部に接し、ロック部材6は、回転軸ポイントD周囲でスプリング23の力に対抗して回転し、ロック部材61の他端(アバットメント延出部61)は、枠体レール3の制限式延出部11から解放される。このようにして、スペースAが最小となり、引出しレール3または引出し1は閉位置SSへ移動できる。
詳細図EとFを有する図18と図19は、それぞれロック位置Vと解除位置Lの前方取付部21だけをそれぞれ斜視図で示している。

Claims (11)

  1. 引出し(1)と、該引出し(1)用の延出ガイド(2)とを含んだ構造体であって、
    前記引出し(1)は、引出し箱(8)と、該引出し箱(8)に接続された前方パネル(10)とを有しており、
    前記延出ガイド(2)は、家具枠体(4)に固定される少なくとも一本の枠体レール(3)と、開位置(ОS)と閉位置(SS)との間で該枠体レール(3)に対して可動であり、
    前記延出ガイド(2)によって前記引出し(1)が固定される固定先である少なくとも一本の引出しレール(5)とを含んでおり、
    解除可能なロック部材(6)がさらに含まれ、 該ロック部材(6)は、ロック位置(V)における前記枠体レール(3)に対する閉方向(SR)の前記引出しレール(5)の移動を、前記閉位置(SS)に到達する前に中間位置(ZS)にて停止可能にし、解除位置(L)における前記枠体レール(3)に対する閉方向(SR)の前記引出しレール(5)の移動を、前記閉位置(SS)に到達するまで可能にするものであり、
    解除部材(7)がさらに含まれ、前記ロック部材(6)は、前記引出し(1)が前記引出しレール(5)に固定されると、あるいは、前記前方パネル(10)が、前記引出しレール(5)に既に固定されている前記引出し箱(8)に取り付けられると、前記解除部材(7)によって自動的にロック解除可能となることを特徴とする構造体。
  2. 前記引出しレール(5)の閉位置(SS)は、完全閉位置(1)に対応し、前記枠体レール(3)に対し、前記ロック部材(6)によって前記引出しレール(5)の前記中間位置(ZS)は、前記閉位置(SS)の、好適には1mmから10mm手前でロック可能であることを特徴とする請求項1記載の構造体。
  3. 前記解除部材(7)は、前記引出し(1)に配置されることを特徴とする請求項1または2記載の構造体。
  4. 引出し箱(8)は、接続部材(9)によって前記前方パネル(10)に接続でき、前記解除部材(7)は、前記前方パネル(10)または前記接続部材(9)に配置されることを特徴とする請求項3記載の構造体。
  5. 前記ロック部材(6)は、前記引出し(1)に、好適にはその引出しフレーム構造体(12)に、好適には回転可能に取り付けられ、前記ロック部材(6)を前記延出ガイド(2)の、好適には前記枠体レール(3)上で、制限式延出部(11)に対して前記ロック位置(V)で接触させ、前記引出し(1)が固定された前記引出しレール(5)の前記枠体レール(3)に対する閉移動を停止させるアバットメント延出部(61)を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の構造体。
  6. 前記ロック部材(6)は、ロック位置(V)と解除位置(L)との間で移動可能に、前記延出ガイド(2)上に、好適にはその引出しレール(5)上に配置されており、
    前記ロック部材(6)を前記延出ガイド(2)の、好適には前記枠体レール(3)上で、制限式延出部(11)に対して前記ロック位置(V)で接触させ、前記引出し(1)が固定された前記引出しレール(5)の前記枠体レール(3)に対する閉移動を停止させるアバットメント延出部(61)を有することを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の構造体。
  7. 前記引出し(1)を前記引出しレール(5)に固定する際に、前記ロック部材(6)は、前記解除部材(7)によって前記ロック位置(V)から前記解除位置(L)へと移動可能であることを特徴とする請求項6記載の構造体。
  8. 前記前方パネル(10)を前記引出し箱(8)に前記接続要素(9)によって接続するとき、前記ロック部材(6)は、前記解除部材(7)によって前記ロック位置(V)から前記解除位置(L)へと移動可能であることを特徴とする請求項6記載の構造体。
  9. 前記ロック部材(6)は、可動式に、好適には回転式に前記引出しレール(5)に取り付けられており、前記引出しレール(5)に当接する、好適にはレッグスプリングであるスプリング(62)を有しており、解除すると、前記解除部材(7)が前記ロック部材(6)をそのアバットメント延出部(61)と共に前記解除位置(L)へと前記スプリング(62)のバネ力に対抗して移動させ、好適には回転させることを特徴とする請求項6から8のいずれかに記載の構造体。
  10. 前記アバットメント延出部(61)およびスプリング(62)を備えたロック部材(6)は、一体型に射出成型されたプラスチック部材の形態であることを特徴とする請求項1から9のいずれかに記載の構造体。
  11. 家具本体と、請求項1から請求項10のいずれかに記載の構造体とを含んでいることを特徴とする家具。
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