JP6262594B2 - 引戸用鎌錠 - Google Patents

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Description

本発明は、引戸に取り付けられ、引戸の閉塞時に鎌部を突出させて取付枠の受け具に係合させ、引戸の開放を規制する引戸用鎌錠に関する。
従来の引戸用鎌錠は、左側面が開放された矩形状のケース本体と、ケース本体の開放された左側面に着脱可能に取り付けられ、開放された左側面を塞ぐ左側壁部材と、ケース本体の前壁に形成された前開口と、ケース本体の右側壁に固定された支軸に回動可能に設けられ、鎌部が非係止位置と係止位置に移動可能な鎌体と、前記鎌体の鎌部を非係止位置と係止位置で位置決めする弾性部材と、前記右側壁に設けられ、前記鎌部を弾性部材の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させる操作部材とからなる。(例えば、特許文献1)。この従来の引戸用鎌錠は、ケース本体の左側壁部材を外しておき、ケース本体の右側壁に固定された支軸に鎌体を回動可能に取り付け、その後、ケース本体に左側壁部材を固定して組み立てる。
特開平10−61282号公報
上記した従来の引戸用鎌錠は、組み立てに手間がかかり、部品点数も多く、安価に製造できないという問題点があった。本願発明は、上記問題点に鑑み案出したものであって、構造が簡単で部品点数が少なく、組み立てが容易で、安価に製造できる引戸用鎌錠を提供することを目的とする。
本願請求項1記載の引戸用鎌錠は、上記目的を達成するため、後部が開放されたケース本体と、ケース本体の前壁に形成された前開口と、ケース本体内に回動軸により回動可能に設けられ、鎌部が前壁の前開口を介して非係止位置と係止位置に移動可能な鎌体と、ケース本体内に設けられ、前記鎌体の鎌部を非係止位置と係止位置で位置決めする弾性部材と、前記鎌体に設けられ、ケース本体の開放された後部から突出し、前記鎌部を弾性部材の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させる操作片とからなり、ケース本体の右及び左側壁側には、前記鎌体の回動軸の両側を回動可能に軸受けする軸受け部が形成され、前記鎌体は、ケース本体の後部から差し込んで、ケース本体の前記軸受け部に回動軸の両側を取り付けてケース本体に設けられ、前記操作片は前記鎌体と一体に設けられ、かつ、前記操作片を移動させる軸は前記鎌体の回動軸とすることを特徴とする。
本願請求項2記載の引戸用鎌錠は、上記目的を達成するため、前記鎌体には、前記回動軸を挿通する挿通孔が形成され、前記軸受け部は、ケース本体の右及び左側壁側に形成された軸受け孔であって、前記鎌体は、ケース本体の後部から差し込んで、ケース本体の前記軸受け孔と鎌体の挿通孔に回動軸を挿通してケース本体に設けられていることを特徴とする。
本願請求項3記載の引戸用鎌錠は、上記目的を達成するため、前記軸受け部は、ケース本体の右及び左側壁側に形成された軸受け凹部であって、前記鎌体は、ケース本体の後部から差し込んで、ケース本体の前記軸受け凹部に回動軸の両側を挿設してケース本体に設けられていることを特徴とする。
本願請求項4記載の引戸用鎌錠は、上記目的を達成するため、前記ケース本体は、合成樹脂により一体成形されていることを特徴とする。
本願発明に係る引戸用鎌錠は、後部が開放されたケース本体と、ケース本体の前壁に形成された前開口と、ケース本体内に回動軸により回動可能に設けられ、鎌部が前壁の前開口を介して非係止位置と係止位置に移動可能な鎌体と、ケース本体内に設けられ、前記鎌体の鎌部を非係止位置と係止位置で位置決めする弾性部材と、前記鎌体に設けられ、ケース本体の開放された後部から突出し、前記鎌部を弾性部材の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させる操作片とからなる。ケース本体の右及び左側壁側には、前記鎌体の回動軸の両側を回動可能に軸受けする軸受け部が形成されている。前記鎌体は、ケース本体の後部から差し込んで、ケース本体の前記軸受け部に回動軸の両側を取り付けてケース本体に設けられている。
本願発明に係る引戸用鎌錠は、鎌体をケース本体の開放された後部から差し込み、ケース本体の軸受け部に回動軸の両側を取り付けるだけでケース本体に鎌体を簡単に取り付けることができるという効果がある。本願発明に係る引戸用鎌錠は、鎌体がケース本体内に回動軸により回動可能に設けられると、操作片がケース本体の開放された後部から突出する。鎌体は、弾性部材によって、鎌部が非係止位置と係止位置で位置決めされる。操作片を操作することにより、鎌体の鎌部を弾性部材の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させることができる。このように、本願発明に係る引戸用鎌錠は、構造が簡単で、部品点数が少なく、簡単に組み立てることができ、安価に製造することができるという効果がある。
本願発明に係る引戸用鎌錠は、前記鎌体に、前記回動軸を挿通する挿通孔が形成されている。また、前記軸受け部は、ケース本体の右及び左側壁側に形成された軸受け孔である。前記鎌体は、ケース本体の後部から差し込んで、ケース本体の前記軸受け孔と鎌体の挿通孔に回動軸を挿通してケース本体に設けられている。
本願発明に係る引戸用鎌錠は、上記効果に加え、鎌体をケース本体の開放された後部から差し込み、ケース本体の前記軸受け孔と鎌体の挿通孔に回動軸を挿通してケース本体に鎌体を簡単に取り付けることができるという効果がある。
本願発明に係る引戸用鎌錠は、前記軸受け部が、ケース本体の右及び左側壁側に形成された軸受け凹部である。前記鎌体は、ケース本体の後部から差し込んで、ケース本体の前記軸受け凹部に回動軸の両側を挿設してケース本体に設けられている。
本願発明に係る引戸用鎌錠は、上記効果に加え、鎌体をケース本体の開放された後部から差し込むと、鎌体に設けられた回動軸の両側がケース本体の右及び左側壁側に形成された軸受け凹部に回動可能に軸受けされる。このように鎌体をケース本体の後部から差し込むだけで、鎌体をケース本体に簡単に取り付けることができるという効果がある。
本願発明に係る引戸用鎌錠は、前記ケース本体が、合成樹脂により一体成形されているので、強度を十分備えており、部品点数が少なくなるため、安価で組み立て易いという効果がある。
本願発明に係る引戸用鎌錠の一つの形態を示す全体斜視図である。 図1の引戸用鎌錠の一方からみた分解斜視図である。 図1の引戸用鎌錠の他方からみた分解斜視図である。 図1の引戸用鎌錠の動きを説明する説明図であって、(a)が鎌部がケース本体内に位置する側面図、(b)が鎌部が前壁の前開口から突出する側面図である。 図1の引戸用鎌錠が引戸に取り付けられ、鎌部がケース本体内に位置する状態の側面図である。 図1の引戸用鎌錠が引戸に取り付けられ、鎌部が前壁の前開口から突出した状態の側面図である。 本願発明に係る引戸用鎌錠の他の形態を示す全体斜視図である。 図7の引戸用鎌錠の一方からみた分解斜視図である。 図7の引戸用鎌錠の他方からみた分解斜視図である。 図7の引戸用鎌錠の説明図であって、(a)が前面図、(b)が後面図、(c)が後壁部材を外した後面図、(d)がX−X断面図である。
本願発明に係る引戸用鎌錠の概要について説明する。図2,8に示すように、引戸用鎌錠1,21は、後部2a,22aが開放されたケース本体2,22と、ケース本体2,22の前壁3,23に形成された前開口15,23cと、ケース本体2,22内に回動軸66,67により回動可能に設けられ、鎌部40が前壁3,23の前開口15,23cを介して非係止位置と係止位置に移動可能な鎌体30と、ケース本体2,22内に設けられ、前記鎌体30の鎌部40を非係止位置と係止位置で位置決めする弾性部材70と、前記鎌体30に設けられ、ケース本体2,22の開放された後部2a,22aから突出し、前記鎌部40を弾性部材70の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させる操作片61とからなる。ケース本体2,22の右及び左側壁側5,25、6,26には、前記鎌体30の回動軸66,67の両側を回動可能に軸受けする軸受け部5a,6a、25a,26aが形成されている。前記鎌体30は、ケース本体2,22の後部2a,22aから差し込んで、ケース本体2,22の前記軸受け部5a,6a、25a,26aに回動軸66,67の両側を取り付けてケース本体2,22に設けられている。
引戸用鎌錠1,21は、鎌体30をケース本体2,22の開放された後部2a,22aから差し込み、ケース本体2,22の軸受け部5a,6a、25a,26aに回動軸66,67の両側を取り付けるだけでケース本体2,22に鎌体30を簡単に取り付けることができる。引戸用鎌錠1,21は、鎌体30がケース本体2,22内に回動軸66,67により回動可能に設けられると、操作片61がケース本体2,22の開放された後部2a,22aから突出する。鎌体30は、弾性部材70によって、鎌部40が非係止位置と係止位置で位置決めされる。操作片61を操作することにより、鎌体30の鎌部40を弾性部材70の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させることができる。このように、引戸用鎌錠1,21は、構造が簡単で、部品点数が少なく、簡単に組み立てることができ、安価に製造することができる。
引戸用鎌錠1は、図1乃至3に示すように、前記鎌体30に、前記回動軸66を挿通する挿通孔60が形成されている。また、前記軸受け部は、ケース本体2の右及び左側壁5,6側に形成された軸受け孔5a,6aである。前記鎌体30は、ケース本体2の後部2aから差し込んで、ケース本体2の前記軸受け孔5a,6aと鎌体30の挿通孔60に回動軸66を挿通してケース本体2に設けられている。
引戸用鎌錠1は、鎌体30をケース本体2の開放された後部2aから差し込み、ケース本体2の前記軸受け孔5a,6aと鎌体30の挿通孔60に回動軸66を挿通してケース本体2に鎌体30を簡単に取り付けることができる。
引戸用鎌錠21は、図7乃至9に示すように、前記軸受け部が、ケース本体22の右及び左側壁25,26側に形成された軸受け凹部25a,26aであっても良い。前記鎌体30は、ケース本体22の後部22aから差し込んで、ケース本体22の前記軸受け凹部25a,26aに回動軸67の両側を挿設してケース本体22に設けられている。
引戸用鎌錠21は、鎌体30をケース本体22の開放された後部22aから差し込むと、鎌体30に設けられた回動軸67の両側がケース本体22の右及び左側壁25,26側に形成された軸受け凹部25a,26aに回動可能に軸受けされる。このように鎌体30をケース本体22の後部22aから差し込むだけで、鎌体30をケース本体22に簡単に取り付けることができる。なお、回動軸67は、バネを内蔵し、バネによって軸方向外側に付勢された伸縮軸であっても良い。このように回動軸67は、伸縮可能な構成にすると、鎌体30をケース本体22の後部22aから差し込む際、バネの弾性に抗して縮めて右側壁25と左側壁26間に押し込むことができ、軸受け凹部25a,26aの位置でバネの弾性により伸びて両側が軸受け凹部25a,26aに係合して軸受けされる。
なお、引戸用鎌錠1,21は、前記ケース本体2,22が合成樹脂により一体成形されているので、強度を十分備えており、部品点数が少なくなるため、安価で組み立て易い。
さらに、本願発明に係る引戸用鎌錠の概要について説明する。引戸用鎌錠1は、図1乃至3に示すように、後部2aが開放されたケース本体2と、ケース本体2の前壁3に形成された前開口15と、ケース本体2内に回動軸66により回動可能に設けられ、鎌部40が前壁3の前開口15を介して非係止位置と係止位置に移動可能な鎌体30と、ケース本体2内に設けられ、前記鎌体30の鎌部40を非係止位置と係止位置で位置決めする弾性部材70と、前記鎌体30に設けられ、ケース本体2の開放された後部2aから突出し、前記鎌部40を弾性部材70の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させる操作片61とからなる。
鎌体30には、回動軸66を挿通する挿通孔60が形成されている。ケース本体2の右及び左側壁5,6側には、鎌体30の挿通孔60に挿通された回動軸66の両側を回動可能に軸受けする軸受け孔5a,6aが形成されている。鎌体30は、ケース本体2の後部2aから差し込んでから、ケース本体2の前記軸受け孔5a,6aと鎌体30の挿通孔60に回動軸66を挿通してケース本体2に取り付けられている。
引戸用鎌錠1は、鎌体30とケース本体2との間に弾性部材70を設けるようにして、鎌体30をケース本体2の開放された後部2aから差し込み、ケース本体2の前記軸受け孔5a,6aと鎌体30の挿通孔60に回動軸66を挿通してケース本体2に鎌体30を簡単に取り付けることができる。引戸用鎌錠1は、鎌体30がケース本体2内に回動軸66により回動可能に設けられると、操作片61がケース本体2の開放された後部2aから突出する。鎌体30は、弾性部材70によって、鎌部40が非係止位置と係止位置で位置決めされる。操作片61を操作することにより、鎌体30の鎌部40を弾性部材70の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させることができる。このように、引戸用鎌錠1は、構造が簡単で、部品点数が少なく、簡単に組み立てることができ、安価に製造することができる。
引戸用鎌錠1は、前記ケース本体2の後部2aに、後部2a開放を塞ぐ後壁部材80が着脱可能に取り付けられている。後壁部材80には、鎌体30の操作片61を突出させる後開口89が形成されている。引戸用鎌錠1は、開放されたケース本体2の後部2aが後壁部材80によって塞がれるので、ケース本体2内に塵・埃が入り込むのを防ぐことができる。
引戸用鎌錠1は、前記ケース本体2の右又は左側壁5,6側に、鎌体30に一端73が係止された弾性部材70の他端72を係止する係止凹部5b,6bを形成しても良い。引戸用鎌錠1は、この係止凹部5b,6bを形成することにより、後壁部材80のケース本体2への取付時に、後壁部材80が前記係止凹部5b,6bを塞ぎ、係止凹部5b,6bから弾性部材70の他端72が外れるのを阻止することができ、さらに、弾性部材70の他端72の着脱を容易にすることができる。
引戸用鎌錠1は、後壁部材80に、ケース本体2への取付時に、前記係止凹部5b,6bを塞ぎ、係止凹部5b,6bから弾性部材70の他端72が外れるのを阻止する阻止凸部87,88を設けても良い。引戸用鎌錠1は、この阻止凸部87,88を設けることにより、係止凹部5b,6bを深く形成でき、弾性部材70の他端72の位置を後壁部材80側よりも前壁3側に設定することができる。
引戸用鎌錠21は、図7乃至9に示すように、後部22aが開放されたケース本体22と、ケース本体22の後部22aに着脱可能に取り付けられ、後部22a開放を塞ぐ後壁部材91と、ケース本体22の前壁23及び後壁部材91に形成された前開口23c及び後開口91cと、ケース本体22内に回動軸67により回動可能に設けられ、鎌部40が前壁23の前開口23cを介して非係止位置と係止位置に移動可能な鎌体30と、ケース本体22内に設けられ、前記鎌体30の鎌部40を非係止位置と係止位置で位置決めする弾性部材70と、前記鎌体30に設けられ、後壁部材91の後開口91cから突出し、前記鎌部40を弾性部材70の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させる操作片61とからなる。
ケース本体22の右及び左側壁25,26側には、ケース本体22の後部22aから差し込んだ鎌体30の回動軸67の両側を回動可能に軸受けする軸受け凹部25a,26aが形成されている。後壁部材91は、ケース本体22への取付時に、前記右及び左側壁25,26側の軸受け凹部25a,26aを塞ぎ、軸受け凹部25a,26aからの回動軸67の離脱を防止する。
引戸用鎌錠21は、鎌体30とケース本体22との間に弾性部材70を設けるようにして、鎌体30をケース本体22の開放された後部22aから差し込むと、鎌体30に設けられた回動軸67の両側がケース本体22の右及び左側壁25,26側に形成され軸受け凹部25a,26aに回動可能に軸受けされる。このように鎌体30をケース本体22の後部22aから差し込むだけで、鎌体30をケース本体22に簡単に取り付けることができる。また、ケース本体22の開放された後部22aに後壁部材91を取り付けて塞ぐと、後壁部材91が前記右及び左側壁25,26側の軸受け凹部25a,26aを塞ぎ、軸受け凹部25a,26aからの回動軸67の離脱を防止することができる。
引戸用鎌錠21は、鎌体30がケース本体22内に回動軸67により回動可能に設けられると、操作片61が後壁部材91の後開口91cから突出する。鎌体30は、弾性部材70によって、鎌部40が非係止位置と係止位置で位置決めされる。操作片61を操作することにより、鎌体30の鎌部40を弾性部材70の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させることができる。このように、引戸用鎌錠21は、構造が簡単で、部品点数が少なく、簡単に組み立てることができ、安価に製造することができる。
引戸用鎌錠21は、後壁部材91に、ケース本体22への取付時に、前記右及び左側壁25,26側の軸受け凹部25a,26aを塞ぎ、軸受け凹部25a,26aからの回動軸67の離脱を防止する一対の防止凸部95,96を設けても良い。引戸用鎌錠21は、この一対の防止突起95,96を設けることにより、軸受け凹部25a,26aを深く形成でき、鎌体30の回動軸67の位置を後壁部材91側よりも前壁23側に設定することができる。
引戸用鎌錠21は、前記ケース本体22の右又は左側壁25,26側に、鎌体30に一端73が係止された弾性部材70の他端72を係止する係止凹部25c,26cを形成しても良い。引戸用鎌錠21は、この係止凹部25c,26cを形成することにより、後壁部材91のケース本体22への取付時に、後壁部材91が前記係止凹部25c,26cを塞ぎ、係止凹部25c,26cから弾性部材70の他端72が外れるのを阻止することができ、さらに、弾性部材70の他端72の着脱を容易にすることができる。
引戸用鎌錠21は、後壁部材91に、ケース本体22への取付時に、前記係止凹部25c,26cを塞ぎ、係止凹部25c,26cから弾性部材70の他端72が外れるのを阻止する阻止凸部97,98を設けても良い。引戸用鎌錠21は、この阻止凸部97,98を設けることにより、係止凹部25c,26cを深く形成でき、弾性部材70の他端72の位置を後壁部材91側よりも前壁23側に設定することができる。
さらに、引戸用鎌錠について詳細に説明する。図1乃至3に示すように、引戸用鎌錠1は、後部2aが開放されたケース本体2と、ケース本体2の開放された後部2aを塞ぐ後壁部材80と、ケース本体2内に回動可能に取り付けられる鎌体30を有する。
鎌体30は、三層構成となっており、中央に配置された鎌板バンパー31と、鎌板バンパー31の左側に配置された左鎌板41と、鎌板バンパー31の右側に配置された右鎌板51とからなる。鎌板バンパー31は、ナイロン等の合成樹脂素材により一体成形され、バンパー本体33と、バンパー本体33の後部に形成された軸受け孔35と、バンパー本体33の先部が下方に折曲されて構成された掛止部36と、バンパ−本体33の先端に略直角に設けられた所定幅のガード板37とからなる。バンパー本体33の軸受け孔35近傍には、バネ連結孔34が設けられている。又、バンパー本体33の先部側には、接続孔38,39が形成されている。
左鎌板41は、金属板で形成され、バンパー本体33と一部を除き、略同形状に形成され、後部に形成された軸受け孔45と、先部が下方に折曲されて構成された掛止部46とからなる。左鎌板41の軸受け孔45近傍には、バネ挿通孔44が設けられている。又、左鎌板41の先部側には、接続孔48,49が形成されている。接続孔48,49は、鎌板バンパー31の接続孔38,39より小径に形成されている。
右鎌板51は、左鎌板41と同様に金属板で形成され、左鎌板41と略同形状に形成され、後部に形成された軸受け孔55と、先部が下方に折曲されて構成された掛止部56とからなる。右鎌板51の軸受け孔55近傍には、バネ挿通孔54が設けられている。又、右鎌板51の先部側には、接続孔58,59が形成されている。接続孔58,59は、鎌板バンパー31の接続孔38,39より小径に形成されている。右鎌板51の後部上縁には、操作片61が一体で形成されている。操作片61は、折曲部62により右鎌板51に設けられている。操作片61には、指掛け孔63が形成されている。
鎌体30は、両側が小径の連結ピン65,65を鎌板バンパー31の接続孔38,39に差し込み、連結ピン65,65の両端に左鎌板41の接続孔48,49と右鎌板51の接続孔58,59を圧入することにより、鎌板バンパー31と左鎌板41と右鎌板51が重ねられて連結固定されて構成される。なお、連結ピン65,65から左鎌板41と右鎌板51が外れないように、連結ピン65,65の両端をかしめる等の変形をさせておくことが望ましい。図4に示すように、鎌板バンパー31のガード板37が左鎌板41と右鎌板51の先端を覆い保護する。又、鎌板バンパー31の先部側下部32が左鎌板41と右鎌板51の先部側下部42,52より突出し、左鎌板41と右鎌板51の先部側下部42,52を保護する。
鎌体30は、鎌板バンパー31と左鎌板41と右鎌板51の軸受け孔35,45,55に回動軸66が差し込まれ、回動軸66を中心として先部が上下方向に回動する。鎌体30は、鎌板バンパー31と左鎌板41と右鎌板51の軸受け孔35,45,55が重ねられて、鎌体30の挿通孔60を構成する。また、鎌体30は、鎌板バンパー31の掛止部36、左鎌板41の掛止部46、右鎌板51の掛止部56が重ね合わされて鎌体30の鎌部40を構成する。この鎌部40が、後述するように取付枠Bの受け具Cに係合する(図5参照)。
ケース本体2は、合成樹脂により一体成形で形成され、前壁3と、右側壁5と、左側壁6と、湾曲した上壁7と、湾曲した下壁9とからなる。前壁3は、上壁7から上方に突出して上部開口11が形成され、また下壁9から下方に突出して下部開口12が形成されている。前壁3の略中央には、矩形状の前開口15が形成されている。
ケース本体2の後部2a側下部には、前記鎌体30の回動軸66の両側を軸受けする軸受け孔5a,6aが形成されている。軸受け孔5aは右側壁5に形成され、軸受け孔6aは左側壁6に形成されている。前記鎌体30は、ケース本体2の後部2aから差し込んで、回動軸66を、左側壁6の軸受け孔6a、鎌体30の挿通孔60、右側壁5の軸受け孔5aに挿入することにより、ケース本体2内に取り付けられる。
ケース本体2内の鎌体30と左側壁6の間に線状バネ部材70が配置される(図10(c)参照)。線状バネ部材70は、巻回部71と、一方の端部に設けられた折曲部73と、他方の端部に設けられた折曲部72とからなる。ケース本体2の後部2a側上部には、線状バネ部材70の他方の折曲部72側を軸受けする係止凹部5b,6bが形成されている。係止凹部5b,6bは、右側壁5及び左側壁6の内側面側に設けられている。係止凹部5b,6bは、略コ字状に形成され、開放部5c,6cがケース本体2の開放された後部2a側に設けられている。
線状バネ部材70は、図4に示すように、一方の折曲部73を鎌体30のバネ挿通孔44を挿通して鎌板バンパー31のバネ連結孔34に連結し、他方の折曲部72をケース本体2の後部2aから係止凹部5b,6bに差し込んで係止させ、他方の折曲部72を係止凹部5b,6bに取り付けることにより、ケース本体2内に取り付けられる。このように、鎌体30及び線状バネ部材70は、ケース本体2の開放された後部2aから簡単に取り付けることができる。
後壁部材80は、図2,3に示すように、合成樹脂により一体成形で形成され、内面(ケース本体側の面)80a両側に一対の係止爪82,83が設けられている。ケース本体2を構成する右側壁5及び左側壁6の後部2a側には、一対の係止孔5d,6dが設けられている。後壁部材80は、一対の係止爪82,83を、ケース本体2の係止孔5d,6dに着脱可能に係止させることにより、ケース本体2の開放された後部2aを塞ぐようにしてケース本体2に取り付けられる。後壁部材80は、下部略中央に後開口89が形成されており、ケース本体2に取り付けられると、前記鎌体30の操作片61が後開口89から突出する。後壁部材80の外面80bには、ケース本体2から後壁部材80を離脱し易くするため、略U字状の摘み90が形成されている。
後壁部材80の内面80aには、ケース本体2への取付時に、前記右側壁5の係止凹部5bを塞ぎ、係止凹部5bから線状バネ部材70の他方の折曲部72が外れるのを阻止する右阻止凸部87と、前記左側壁6の係止凹部6bを塞ぎ、係止凹部6bから線状バネ部材70の他方の折曲部72が外れるのを阻止する左阻止凸部88が設けられている。
上記した引戸用鎌錠1は、次のようにして組み立てることができる。鎌体30をケース本体2の後部2a側から差し込む。回動軸66を、左側壁6の軸受け孔6a、鎌体30の挿通孔60、右側壁5の軸受け孔5aに挿入して、鎌体30をケース本体2内に回動可能に取り付ける。鎌体30の左鎌板41側面に線状バネ部材70を配置する。線状バネ部材70の一方の折曲部73を鎌体30のバネ挿通孔44を挿通して鎌板バンパー31のバネ連結孔34に連結する。線状バネ部材70の他方の折曲部72をケース本体2の係止凹部5b,6bに差し込む。後壁部材80の一対の係止爪82,83をケース本体2の一対の係止孔5d,6dに着脱可能に係止させて後壁部材80をケース本体2に取り付ける。後壁部材80は、ケース本体2に押し付けるだけのワンタッチ作業で簡単に取り付けることができる。このように、引戸用鎌錠1は、簡単に組み立てることができる。
引戸用鎌錠1は、図5に示すように、引戸Aに取り付けられる。前壁3の上部開口11及び下部開口12に皿ネジE等を挿通して引戸Aに取り付ける。なお、この取り付けの際して、補強プレート100を利用しても良い。図2,3に示すように、補強プレート100は、金属板によって前壁3と略同形状に形成され、前壁3の前開口15と同じ位置に補強開口105が形成されている。
また、補強プレート100は、内面101上部に前壁3の上部開口11に嵌合する上部嵌合突起111が形成され、また内面101下部に前壁3の下部開口12に嵌合する下部嵌合突起112が形成されている。上部嵌合突起111及び下部嵌合突起112は、ネジ挿通孔113,114が形成され、外面102側にネジ挿通孔113,114と連続するテーパー面115,116が設けられている。
図1に示すように、補強プレート100は、上部嵌合突起111を前壁3の上部開口11に嵌合し、下部嵌合突起112を前壁3の下部開口12に嵌合すると前壁3の前面に取り付けられる。図5に示すように、引戸用鎌錠1は、補強プレート100のネジ挿通孔113,114に皿ネジE等を挿通して引戸Aに取り付けることができる。皿ネジEの頭部は、テーパー面115,116内に納められ、補強プレート100の外面102から突出しない。前壁3は、合成樹脂素材によって形成されているので、この補強プレート100がネジ止めの際の補強になる。また、補強プレート100は、化粧板としても利用することができる。
引戸用鎌錠1は、上記したように引戸Aに取り付けられ、引戸Aを開放している時には、線状バネ部材70の弾性により、鎌体30がケース本体2内に収納されており、鎌体30の鎌部40が非係止位置で位置決めされている。図6に示すように、引戸Aを閉塞し、鎌体30の操作片61を線状バネ部材70の弾性に抗して押し上げる。鎌部40は、回動軸66を中心として下方に下がり、前壁3の前開口15及び補強プレート100の補強開口105から突出し、取付枠Bに設けられた受け具Cの係止孔Dの下縁に係止可能となる。引戸用鎌錠1は、線状バネ部材70の弾性により、鎌体30の鎌部40がこの係止位置で位置決めされる。
鎌体30は、鎌板バンパー31の先部側下部32が左鎌板41の先部側下部42及び右鎌板51の先部側下部52より突出しているので、鎌板バンパー31の先部側下部32のみが前開口15、補強開口105及び係止孔Dの下縁に接触する。鎌板バンパー31は、合成樹脂によって形成されているので、鎌体30のみならず、前壁3の前開口15、補強プレート100の補強開口105及び受け具Cの係止孔Dを保護する。引戸Aは、鎌体30の鎌部40が取付枠Bの受け具Cの係止孔Dを係止しているので、開放することができない。
引戸Aを開放できるようにするには、引戸用鎌錠1は、図5に示すように、鎌体30の操作片61を線状バネ部材70の弾性に抗して押し下げる。鎌部40は、回動軸66を中心として上方に上がり、取付枠Bに設けられた受け具Cの係止孔Dの下縁から外れて非係止状態となり、前壁3の前開口15及び補強プレート100の補強開口105を介してケース本体2内に収納される。引戸用鎌錠1は、線状バネ部材70の弾性により、鎌体30の鎌部40がこの非係止位置で位置決めされる。
さらに、引戸用鎌錠の他の実施例について、図7乃至10に基づいて説明する。上記した引戸用鎌錠1は、鎌体30をケース本体2の開放された後部2aから差し込み、ケース本体2の軸受け孔5a,6aと鎌体30の挿通孔60に回動軸66を挿通してケース本体2に鎌体30を簡単に取り付けた。引戸用鎌錠21は、鎌体30をケース本体22の開放された後部22a側から差し込んで、回動軸67の両端を軸受け凹部25a,26aに取り付けるようにした。引戸用鎌錠21は、後部22aが開放されたケース本体22と、ケース本体22の開放された後部22aを塞ぐ後壁部材91と、ケース本体22内に回動可能に取り付けられる前記鎌体30を有する。
鎌体30は、前述した通りなので説明を省略するが、挿通孔60に回動軸67が挿入されて取り付けられている。回動軸67は、前記回動軸66より短い。ケース本体22は、ケース本体2と同様に、合成樹脂により一体成形で形成され、前壁23と、右側壁25と、左側壁26と、湾曲した上壁27と、湾曲した下壁29とからなる。前壁23は、上壁27から上方に突出して上部開口23aが形成され、また下壁29から下方に突出して下部開口23bが形成されている。前壁23の略中央には、矩形状の前開口23cが形成されている。
ケース本体22の後部22a側下部には、前記鎌体30の回動軸67の両側を軸受けする軸受け凹部25a,26aが形成されている。軸受け凹部25a,26aは、右側壁25及び左側壁26の内側面側に設けられている。軸受け凹部25a,26aは、略U字状に形成され、開放部25b,26bがケース本体22の開放された後部22a側に設けられている。前記鎌体30は、回動軸67を後部22a側から差し込んで、回動軸67の両端を軸受け凹部25a,26aに取り付けることにより、ケース本体22内に取り付けられる。
ケース本体22の後部22a側上部には、線状バネ部材70の他端72側を軸受けする係止凹部25c,26cが形成されている。係止凹部25c,26cは、右側壁25及び左側壁26の内側面側に設けられている。係止凹部25c,26cは、略コ字状に形成され、開放部25d,26dがケース本体22の開放された後部22a側に設けられている。
線状バネ部材70は、一方の折曲部73を鎌体30のバネ挿通孔44を挿通して鎌板バンパー31のバネ連結孔34に連結し、他方の折曲部72をケース本体22の後部22aから係止凹部25c,26cに差し込んで、他方の折曲部72を係止凹部25c,26cに取り付けることにより、ケース本体22内に取り付けられる。このように、鎌体30及び線状バネ部材70は、ケース本体22の開放された後部22aから簡単に取り付けることができる。
後壁部材91は、後壁部材80と同様に合成樹脂により一体成形で形成され、内面(ケース本体側の面)91a両側に一対の係止爪92,93が設けられている。ケース本体22を構成する右側壁25及び左側壁26の後部22a側には、一対の係止孔25e,26eが設けられている。後壁部材91は、一対の係止爪92,93を、ケース本体22の係止孔25e,26eに着脱可能に係止させることにより、ケース本体22の開放された後部22aを塞ぐようにしてケース本体22に取り付けられる。後壁部材91は、下部略中央に後開口91cが形成されており、ケース本体22に取り付けられると、前記鎌体30の操作片61が後開口91cから突出する。
後壁部材91の内面91aには、ケース本体22への取付時に、前記右側壁25の軸受け凹部25aを塞ぎ、軸受け凹部25aから鎌体30の回動軸67の離脱を防止する右防止凸部95と、前記左側壁26の軸受け凹部26aを塞ぎ、軸受け凹部26aから回動軸67の離脱を防止する左防止凸部96が設けられている。また、後壁部材91の内面91aには、ケース本体22への取付時に、前記右側壁25の係止凹部25cを塞ぎ、係止凹部25cから線状バネ部材70の他方の折曲部72が外れるのを阻止する右阻止凸部97と、前記左側壁26の係止凹部26cを塞ぎ、係止凹部26cから線状バネ部材70の他方の折曲部72が外れるのを阻止する左阻止凸部98が設けられている。
上記した引戸用鎌錠21は、次のようにして組み立てることができる。鎌体30をケース本体22の後部22a側から差し込んで、回動軸67の両端を軸受け凹部25a,26aに取り付ける。鎌体30の左鎌板41側面に線状バネ部材70を配置する。線状バネ部材70の一方の折曲部73を鎌体30のバネ挿通孔44を挿通して鎌板バンパー31のバネ連結孔34に連結する。線状バネ部材70の他方の折曲部72をケース本体22の係止凹部25c,26cに差し込む。後壁部材91の一対の係止爪92,93をケース本体22の係止孔25e,26eに着脱可能に係止させ、後壁部材91をケース本体22に取り付ける。後壁部材91は、ケース本体22に押し付けるだけのワンタッチ作業で簡単に取り付けることができる。このように、引戸用鎌錠21は、引戸用鎌錠1と同様に、簡単に組み立てることができる。
引戸用鎌錠1,21のケース本体2,22は、合成樹脂によって一体成形で形成されているので、強度を十分備えており、部品点数が少ないため、安価で組み立て易い。なお、引戸用鎌錠1,21は、合成樹脂によって一体成形で形成されているが、アルミ等による鋳造、金属板の折曲加工等により形成することができ、素材を変更することは当業者にとって設計事項である。
本願発明は、引戸に取り付けられ、引戸の開放を規制する引戸用鎌錠に利用可能である。
A 引戸
B 取付枠
C 受け具
D 係止孔
E 皿ネジ
1 引戸用鎌錠
2 ケース本体
2a 後部
3 前壁
5 右側壁
5a 軸受け孔
5b 係止凹部
5c 開放部
5d 係止孔
6 左側壁
6a 軸受け孔
6b 係止凹部
6c 開放部
6d 係止孔
7 上壁
9 下壁
11 上部開口
12 下部開口
15 前開口
21 引戸用鎌錠
22 ケース本体
22a 後部
23 前壁
23a 上部開口
23b 下部開口
23c 前開口
25 右側壁
25a 軸受け凹部
25b 開放部
25c 係止凹部
25d 開放部
25e 係止孔
26 左側壁
26a 軸受け凹部
26b 開放部
26c 係止凹部
26d 開放部
26e 係止孔
27 上壁
29 下壁
30 鎌体
31 鎌板バンパー
32 先部側下部
33 バンパー本体
34 バネ連結孔
35 軸受け孔
36 掛止部
37 ガード板
38 接続孔
39 接続孔
40 鎌部
41 左鎌板
42 先部側下部
44 バネ挿通孔
45 軸受け孔
46 掛止部
48 接続孔
49 接続孔
51 右鎌板
52 先部側下部
54 バネ挿通孔
55 軸受け孔
56 掛止部
58 接続孔
59 接続孔
60 挿通孔
61 操作片
62 折曲部
63 指掛け孔
65 連結ピン
66 回動軸
67 回動軸
70 線状バネ部材(弾性部材)
71 巻回部
72 折曲部(他端)
73 折曲部(一端)
80 後壁部材
80a 内面
80b 外面
82 係止爪
83 係止爪
87 右阻止凸部
88 左阻止凸部
89 後開口
90 摘み
91 後壁部材
91a 内面
91c 後開口
92 係止爪
93 係止爪
95 右防止凸部
96 左防止凸部
97 右阻止凸部
98 左阻止凸部
100 補強プレート
101 内面
102 外面
105 補強開口
111 上部嵌合突起
112 下部嵌合突起
113 ネジ挿通孔
114 ネジ挿通孔
115 テーパー面
116 テーパー面

Claims (4)

  1. 後部が開放されたケース本体と、
    ケース本体の前壁に形成された前開口と、
    ケース本体内に回動軸により回動可能に設けられ、鎌部が前壁の前開口を介して非係止位置と係止位置に移動可能な鎌体と、
    ケース本体内に設けられ、前記鎌体の鎌部を非係止位置と係止位置で位置決めする弾性部材と、
    前記鎌体に設けられ、ケース本体の開放された後部から突出し、前記鎌部を弾性部材の弾性に抗して非係止位置から係止位置及び係止位置から非係止位置に移動させる操作片とからなり、
    ケース本体の右及び左側壁側には、前記鎌体の回動軸の両側を回動可能に軸受けする軸受け部が形成され、
    前記鎌体は、ケース本体の後部から差し込んで、ケース本体の前記軸受け部に回動軸の両側を取り付けてケース本体に設けられ
    前記操作片は前記鎌体と一体に設けられ、かつ、前記操作片を移動させる軸は前記鎌体の回動軸とする
    ことを特徴とする引戸用鎌錠。
  2. 前記鎌体には、前記回動軸を挿通する挿通孔が形成され、
    前記軸受け部は、ケース本体の右及び左側壁側に形成された軸受け孔であって、
    前記鎌体は、ケース本体の後部から差し込んで、ケース本体の前記軸受け孔と鎌体の挿通孔に回動軸を挿通してケース本体に設けられていることを特徴とする請求項1記載の引戸用鎌錠。
  3. 前記軸受け部は、ケース本体の右及び左側壁側に形成された軸受け凹部であって、
    前記鎌体は、ケース本体の後部から差し込んで、ケース本体の前記軸受け凹部に回動軸の両側を挿設してケース本体に設けられていることを特徴とする請求項1記載の引戸用鎌錠。
  4. 前記ケース本体は、合成樹脂により一体成形されていることを特徴とする請求項1、2又は3記載の引戸用鎌錠。
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