JP2013503060A5 - - Google Patents

Claims (17)

1. 不均一な厚さを有する部品を成形するための射出成形装置であって、
   １つ以上の側壁と、
   前記１つ以上の側壁と交差し、前記１つ以上の側壁に関して固定された第１の型面と、
   測定された量の注入された融解された熱可塑性の材料を受け取るように構成された閉じたキャビティを前記１つ以上の側壁及び前記第１の型面とともに定義するように前記１つ以上の側壁と交差する第２の型面であって、前記熱可塑性の材料を成形する場合に、第１の成形段階中に直線運動を介して及び第２の成形段階中に回転運動を介して前記第１の型面に向かって移動可能であり、前記直線運動は、前記閉じたキャビティを保ちつつ前記第２の型面の第１の端部が前記第２の型面の第２の端部と同じ物理的な移動距離を移動するように、前記第２の型面が前記第１の型面に向かって移動することを含み、前記回転運動は、前記閉じたキャビティを保ちつつ前記第２の型面の前記第１の端部が前記型面の前記第２の端部よりも前記第１の型面に向かう大きな物理的な移動距離を移動するように、前記第２の型面が前記第１の型面に向かって移動することを含む、第２の型面と
   を備える射出成形装置。
2. 前記第１の型面に向かう前記第２の型面の移動を止めるように構成された物理的な障害物をさらに備える請求項１に記載の射出成形装置。
3. 前記第２の型面は、前記第２の型面の前記第２の端部に位置する軸の周りで前記第１の型面に向かって回転自在に移動可能である請求項１に記載の射出成形装置。
4. 前記第２の型面は、前記第１の型面に対する移動経路の一部について前記第１の型面に向かって直線的に移動されるように構成される請求項１に記載の射出成形装置。
5. 前記第２の型面の一部を前記側壁のうちの１つに結合するヒンジをさらに備え、前記ヒンジは前記第２の型面の前記一部が前記第２の型面の前記一部の第２の端部において軸の周りで回転することを可能にする請求項４に記載の射出成形装置。
6. 前記１つ以上の側壁、前記第１の型面及び／又は前記第２の型面を熱するための１つ以上のヒーターをさらに備える請求項１に記載の射出成形装置。
7. 前記第１の型面に向かって前記第２の型面を移動させるように構成された圧縮コアを含む成形機に結合された請求項１に記載の射出成形装置。
8. 不均一な厚さを有する部品を射出成形する方法であって、
   融解された熱可塑性の材料を閉じた型穴へ注入するステップであって、前記閉じた型穴は、第１の型面、第２の型面、及び前記第１の型面と前記第２の型面との間に延在する複数の側面によって規定され、前記第２の型面は直線運動及び回転運動を介して前記第１の型面に向かって移動可能である、ステップと、
   前記閉じた型穴における前記熱可塑性の材料の第１の冷却段階中、前記閉じた型穴を保ちつつ、前記第２の型面の第１の端部が前記第２の型面の第２の端部と同じ物理的な移動距離を移動するように、前記第２の型面を前記第１の型面に向かって移動させるステップと、
   前記第１の冷却段階の後、前記閉じた型穴における前記熱可塑性の材料の第２の冷却段階中、前記閉じた型穴を保ちつつ、前記第２の型面の前記第１の端部が前記第２の型面の前記第２の端部より大きな物理的な移動距離を移動するように、前記第１の型面に向かって前記第２の型面を移動させるステップであって、それによって不均一な厚さを有する部品を形成する、ステップと
   を含む方法。
9. 前記熱可塑性の材料は光学的に透明である請求項８に記載の方法。
10. 前記熱可塑性の材料は、ポリメチル・メタクリレートを含む請求項９に記載の方法。
11. 前記熱可塑性の材料は、ポリカーボネートを含む請求項９に記載の方法。
12. 前記熱可塑性の材料は、多環式オレフィンを含む請求項９に記載の方法。
13. 成形プロセス中に、前記側面、前記第１の型面及び前記第２の型面のうちの１つ以上を加熱するステップをさらに含む請求項８に記載の方法。
14. 前記融解された熱可塑性の材料を注入する前に、前記側面、前記第１の型面及び前記第２の型面のうちの１つ以上が加熱される請求項１３に記載の方法。
15. 前記融解された熱可塑性の材料を注入する間に、前記側面、前記第１の型面及び前記第２の型面のうちの１つ以上が加熱される請求項１３に記載の方法。
16. 前記第１の冷却段階中に前記第２の型面を移動させるステップは、前記第１の型面に向かって前記第２の型面を直線的に移動させるステップを含み、前記第２の型面の所定の距離の移動の後に、前記第２の冷却段階中に前記第２の型面を移動させるステップは、前記第２の型面の前記第２の端部において軸の周りで前記第１の型面に向かって前記第２の型面を回転させるステップを含む請求項８に記載の方法。
17. 前記不均一な厚さを有する部品は光学くさびであり、前記方法は、前記光学くさびの端部にフレネル構造を成形するステップをさらに含む請求項８に記載の方法。