JP2013249725A - 水害避難室 - Google Patents

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Abstract

【課題】津波、高潮、洪水などの水害が生じた場合に遠距離を移動することなく安全かつ確実に数時間程度避難できる水害避難室を提供する。
【解決手段】地下に設置される水害避難室2であって、外壁28と、外壁28に固定された内壁32と、昇降可能な床部16と天井34とを有する避難空間20と、床下空間18と、床下空間18に貯留した水によって浮くことにより床部16を浮かせるためのフロート30と、地上から避難空間20に至るまでの進入階段6と、進入階段6と避難空間20とを連通する開口部14と、地上に脱出するためのハッチ26と、からなり、水が水害避難室2に流入した場合に床下空間18に水が浸入しフロート30によって開口部14の上端部の高さまで床部16の上面が上昇して当該上昇した床部16と内壁32、及び天井34とで空気空間が確保される水害避難室、からなる。
【選択図】 図2

Description

本発明は、津波、高潮、洪水などの水害が生じた場合の水害避難室に関する。
2011年3月11日に発生した東日本大震災では多くの沿岸部にいた人々が高台に避難できずに津波に流されて犠牲になった。この事態から今後沿岸部に居住することは多くの場合困難になった。しかし、高台に移住できない場合も少なからずあり、更には漁業施設で働く場合など沿岸部にいなければならない場合も多々ある。また、津波に限らず、台風などによる高潮、洪水などが生じても、低地で居住・就労をしている人々が安心して住んだり労働したりする環境が望まれる。
非特許文献1には津波が来て流された場合に卵型の浮遊可能なカプセルに避難することが開示されている。しかしカプセルは流されている間に他の浮遊物と衝突して大きな衝撃が生じる可能性が高い。
特許文献1には地上に設置される津波シェルターが開示されており「入り口2の連通路天井最下部15より避難室3の内部の床12を高くすることで避難室3をエアーポケットとする構造〔0011〕」が開示されている。この津波シェルターは地上に設置されるため、津波の強力な水流では破壊されたり流されたりする可能性が高い。
地下に設置される避難室は特許文献2をはじめ多数存在するが、水が地下の避難空間に入って避難室全体を浸してしまったら使用不可能になる場合が多く、これを防止するために出入口に鉄鋼製ハッチなどを取り付けるといざ避難という際に重いハッチを開閉しなければならないという負荷が生じる。
ホームページアドレス:http://commonpost.boo.jp/?p=14784
特許公報第4822087号 登録実用新案公報第3033727号
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、津波、高潮、洪水などの水害が生じた場合に遠距離を移動することなく安全かつ確実に数時間程度避難できる水害避難室を提供することを目的とする。なお、本願では「水害」を津波、高潮、洪水を含む概念で定義する。
本発明は、前記目的を達成するために、地下に設置される水害避難室であって、収容壁と、収容壁内に収容され、収容壁に固定された側面部と、昇降可能な床部と、天井部とを有する避難空間と、床部の下に設けられた床下空間と、床下空間に貯留した水によって浮くことにより床部を浮かせるためのフロート手段と、収容壁内に設けられ、地上から避難空間に至るまでの進入路と、進入路と避難空間とを連通する開口部と、避難空間から地上に脱出するための脱出手段と、からなり、水が水害避難室に流入した場合に床下空間に水が浸入しフロート手段によって開口部の上端部の高さまで床部の上面が上昇して上昇した床部と側面部、及び天井部とで空気空間が確保される水害避難室、からなる。
本発明によれば、津波や洪水などによる水害時、水が地上を流れたときに、水が水害避難室上にも流れて進入路から水害避難室内に流入する。流入した水は水害避難室の底面から水害避難室内を順次上に向かって浸していく。即ち、水は開口部から床下空間内に浸入するが、床下空間に貯留した水によってフロート手段が浮いて床部を浮かせ、開口部の上端部の高さまで床部の上面が上昇する。しかし、その高さ以降、パスカルの原理により、水は避難空間内に浸入しない。よって、避難空間内が水に浸されず、当該上昇した床部と側面部、及び天井部とで空気空間が確保される。避難空間には床部が前述した位置まで上昇して内部に密閉された空気空間を有するため浮力が働くが、避難空間の側面部は収容壁に固定されているため、浮上しない。空気空間内には、例えば少なくとも津波の水が引くまでのある程度の時間(例えば数時間)は人が滞留することができる。地上の水が引いたら脱出手段により地上に脱出する。
水害避難室へ避難する手順としては、津波や洪水などが襲ってきそうだという情報を入手したら、人は地上から進入路を降りる。進入路はスロープでも階段でもよい。そして進入路から開口部をくぐって床部に移り、避難空間に到着する。フロート手段を採用することにより、進入路下端と床部の床面とを同じ高さにすることができる。避難空間内には数時間分の食料や水を予め備蓄しておくとよい。
水害避難室は地下に設置されているため、津波や洪水などの地上を走る水流に押し流されることはほとんどない。このことは2011年3月11日に起きた東日本大震災のときに津波が襲った後でも建物の土台は残っていたことからも認識できる。
本発明は、前記避難空間内の気圧を減少させるための減圧手段を有することができる。
これによれば、減圧手段により避難空間内の気圧を減少させ、床部を上昇させることができる。床部を上昇させれば人の立つ高さが前記天井部により近くなる。
本発明は、脱出手段は、避難空間の側面部に設けられて進入路に通じる開閉可能な出口からなるとすることができる。
これによれば、脱出手段を、避難空間の側面部に設けられて進入路に通じる開閉可能な出口とすることにより、避難空間にいる人が側面部の出口を開いて出口を通って進入路から地上に出ることができる。すなわち、天井部まで登らなくても人が地上に出ることができる。なお、側面部の出口を開くことができるようにするためには、出口を開くことができる高さまで浸水していないことが条件となる。
本発明は、脱出手段は、更に避難空間の天井部に設けられた開閉可能な出口部からなり、出口部は地上と連通しているとすることができる。
これによれば、人が天井部に設けられた出口部を開いて地上に出る。この出口部は、例えば、避難ハッチが該当する。
本発明は、避難空間内には床部の上昇を制限するストッパが設けられているとすることができる。
このストッパにより、床部が上昇して天井部に達することが防止できる。
本発明は、水害避難室の天井部外壁には地上環境を視認可能な視認手段が取り付けられているとすることができる。
この視認手段により、地上環境を視認できる。例えば、地上の水が引いたかどうか確認でき、地上に脱出してよいかどうか判断できる。
本発明は、地下に設置される水害避難室であって、収容壁と、収容壁内に収容され、収容壁にそれぞれ固定された側面部と、床部と、天井部とを有する避難空間と、収容壁内に設けられ、地上から避難空間に至るまでの進入路と、進入路に形成され、人が避難空間内部に進入するための開口部と、進入路に設けられ、開口部を閉塞可能であって開口状態と閉塞状態との間で回動可能な閉塞部材と、閉塞部材に取り付けられたフロート部と、避難空間から地上に脱出するための脱出手段と、からなり、水が水害避難室に流入した場合にフロート部が流入した水によって浮くことにより閉塞部材が閉塞状態に回動し、更なる水の進入路への流入を阻止する水害避難室、からなる。
本発明によれば、水害が起きて水が進入路から避難空間へ向かって浸入すると、フロート部が流入した水によって浮くことにより、フロート部が取り付けられた閉塞部材が閉塞状態へと回動する。閉塞部材によって進入路への水の更なる流入が阻止される。
本発明は、進入路は複数設けられているとすることができる。
本発明は、進入路は避難空間に隣接した位置に設けられ、閉塞部材は避難空間への進入路の開口部を閉塞可能にすることができる。すなわち、閉塞部材は回動することによって避難空間への進入路の開口部を閉塞させることができ、避難空間への水の流入が阻止できる。
本発明は、進入路は水害避難室への入り口に設けられ、閉塞部材は水害避難室への進入路の開口部を閉塞可能にすることができる。すなわち、閉塞部材は回動することによって進入路の開口部を閉塞させることができ、進入路への水の更なる流入が阻止できる。
本発明は、進入路内に貯まった水を貯留する貯留空間が避難空間の下に設けられ、貯まった水を貯留空間に流すための弁機構が設けられているとすることができる。弁機構を開くことにより、進入路内に貯まった水を貯留空間に流して貯留させることができる。
本発明は、避難空間には外気に接した換気出口を備えた換気手段が設けられ、換気出口は収容路に収容された浮き材によって閉塞可能に構成され、収容路は水害避難室上であって水害時に水が流入可能な位置に設けられているとすることができる。通常時は避難空間は密閉状態なので換気手段によって換気を行いたい。水害時に水が水害避難室上に流入すると、収容路にも水が流入し、収容路に収容された浮き材が浮いて浮き材が換気出口を閉塞させ、換気出口からの避難空間への水の流入が阻止される。
本発明は、水害避難室上にはソーラーパネルが設置され、ソーラーパネルで発電した電力で換気手段を作動させることができる。換気手段はソーラーパネルで発電した電力で作動されるので、他の電源を要せずに日常的に避難空間内が換気される。
本発明によれば、水害避難室を自宅の庭の地下や公共スペースの地下に設置できるので、津波や洪水などが生じた場合に遠くの高台まで行かなくても即時に安全かつ確実に避難することができる。特に、例えば津波警報が出されてから津波の第一波が到達するまでの短い時間に避難できる可能性が非常に高い。高台がない平野部に居住している人や漁業などの沿岸施設で仕事をしている人には特に有効である。
本発明の水害避難室を人家の庭の地下に設置した概観断面図 本発明の第1実施形態の水害避難室で床部が最下位位置にある状態の斜視図 図2のA−A線断面図 本発明の第1実施形態の水害避難室で床部が上昇した状態の斜視図 図4のB−B線断面図 本発明の第2実施形態の水害避難室を示した斜視図 (a)は図6の実施形態の水害避難室で天井を外した状態の平面図、(b)は図6のC−C線断面図、(c)は図6のD−D線断面図 本発明の第3実施形態の水害避難室を示した斜視図
以下、添付図面に従って本発明の第1実施形態について詳説する。本実施形態では、津波が襲来しそうなときに人が水害避難室へ一時的に避難し、津波の水が引いたときに水害避難室から脱出する例を説明する。
図1は、本発明の水害避難室2を人家の庭の地下に設置した概観断面図である。
同図に示すように、人家の庭の地下に水害避難室2を設置することができる。設置する際は、まず地下を直方体状に掘る。掘った直方体の底及び周囲を外壁28で固める。外壁28は一般的にはコンクリート製である。外壁28の内側には後述する避難室ユニット体3を設置する。更に直方体の上部、即ち上蓋に当たる部分にも外壁28を取り付ける。
避難室ユニット体3に入る進入口4の地上部には、進入口4の存在が地上からわかるように進入口4を取り囲む形態で柵42を設置する。進入口4には蓋の類は取り付けられておらず、開口となっている。緊急避難時に重たい蓋を持ち上げたり開いたりする時間的、精神的余裕はないと思われるためである。柵42の一端には入口扉40が形成されていて開閉可能なように柵42に取り付けられている。進入口4を覆うように屋根46が取り付けられ、雨が入らないようにしている。緊急避難時には入口扉40を開くだけで進入口4から水害避難室2内の避難空間20へと避難することができる。
外壁28の上蓋にはハッチ26、減圧バルブ36、カメラ38が取り付けられている。ハッチ26は水害避難室2内から地上に脱出する際の脱出口としての機能を有する。減圧バルブ36は水害避難室2内の避難空間20の気圧を減少させるための減圧手段であり、圧力計(図示せず)が付設されていて避難空間20内の気圧値を確認できる。カメラ38は地上の環境を映し出すもので、人が避難空間20に退避しているときに地上の様子、例えば、津波の水が引いたかどうかを確認する手段となる。
図2〜図5を用いて水害避難室2の構造を詳説する。図2は、床部16が最下位位置にある状態の水害避難室2を示した斜視図である。図4は、床部16が上昇した状態の水害避難室2を示した斜視図である。
水害避難室2は上述した外壁28に囲まれた直方体空間に避難室ユニット体3が設置されている。避難室ユニット体3は、主に、避難空間20を形成する部分と避難空間20へ至るための部分とに分かれる。
避難空間20へ至るための部分は、進入口4、進入階段6、踊り場8、エントランス12からなる。
進入口4は、正方形の開口となっている。進入口4の直下からは進入階段6が下に向かって延びており、途中、踊り場8を経て逆向きに更に下っている。進入階段6の下端には長方形の平床からなるエントランス12が形成されている。
エントランス12に隣接して避難空間20が形成されている。避難空間20は直方体形状からなり、底面を構成する床部16、側面を構成する内壁32、上面を構成する天井34からなる。床部16、内壁32、天井34は繊維強化プラスチック(F.R.P.)から成っている。エントランス12に隣接する側面の内壁32の略下半分の幅方向中央部には長方形の開口部14が形成されている。開口部14は当該側面の内壁32の最底部まで形成されている。開口部14は人が通れる大きさになっている。床部16はベニヤ板から構成されている。床部16の裏面全面にはフロート30が貼着されている。フロート30の下には床下空間18が形成可能になっている。床部16は床下空間18に水が入ることにより、フロート30が水に浮いて床部16が上昇する構造になっている。水が引けば床部16は下降する。フロート30の材質は、発泡スチロール、ポリプロピレン発泡体、オレフィン系プラスチック発泡体などが適用できる。フロートの厚みは5〜15cmが適当である。
床部16が最下降位置にあるとき、床部16の表面とエントランス12の表面とは同一の高さにあるが、床部16とエントランス12との間には開口部14の位置に隙間が形成されている。水はこの隙間から入って床下空間18に浸入する。
床部16の四つの角には柱状のストッパ22がそれぞれ立設されている。床部16が上昇した場合に、床部16が天井34に当接して避難空間20が消滅することがないようにするためである。
内壁32の上部には梯子24が取り付けられている。梯子24の上の天井34にはハッチ26が取り付けられている。梯子24を登ってハッチ26を開けることにより、外に脱出することができる。ハッチ26は、例えば鋼鉄製のものが適用できる。
内壁32の、踊り場8に対応する部分には、側面扉10が取り付けられている。側面扉10は踊り場8側に開くことが可能になっている。床部16が最上位にあるとき、床部16と踊り場8とはほぼ同じ高さにあり、床部16が当該位置にあるときに水が進入階段6の踊り場8の高さまで来ていないときには、側面扉10を開けることができる。側面扉10は防水扉となっている。
天井34には減圧バルブ36が取り付けられている。減圧バルブ36はネジ式になっており、回すと避難空間20の空気が外部に出て避難空間内の気圧が低下する。
外壁28の上蓋に取り付けられているカメラ38は、モニタ44が天井34に取り付けられており、水に濡れると発電する構造になっている。
本実施の形態の作用を津波の場合を例に説明する。
津波が来そうだという情報を受けたら、避難者は必要最低限のものを持って庭に出る。入口扉40を開けて、進入口4から水害避難室2内に入り、進入階段6を下りて行く。エントランス12に入り、開口部14をくぐって避難空間20の床部16に入る。エントランス12と床部16とはほぼ同一の高さであるため、緊急時に足の不自由な人でもつまづきにくく移動しやすい。進入階段6は車椅子用にスロープで構成されていてもよく、エントランス12と床部16とはほぼ同一の高さであるため、車椅子でも容易に移動できる。
避難空間20の床部16で待機している間、津波が襲ってきたとする。水流が自宅の庭に来て柵42を破壊し、水が進入口4から水害避難室2内へ流入する。流入した水は進入階段6を勢いよく下っていく。この時点で踊り場8の側面扉10は閉まっているため、側面扉10から避難空間20へは水は入らない。進入階段6を下った水はエントランス12に至り、エントランス12と床部16との隙間に入って開口部14の下部から床下空間18に浸入する。水が少しでも床下空間18に浸入するとフロート30が浮上するので、開口部14から流入する水は床部16上に入らなくなる。
床下空間18に次々に入った水により、フロート30が浮き上がってきて床部16が上昇する。フロート30が開口部14の上端部の高さまで浮き上がると、いくら水が進入口4から水害避難室2内に流入しても避難空間20には流入せず、フロート30も開口部14の上端部以上には浮き上がらない。従って、床部16もそれ以上は上昇しない。図4はこの位置を示したものである。これは、パスカルの原理によるものである。よって、避難空間20が空気空間として保たれ、津波の水が引くまでのある程度の時間(例えば数時間)は人が待機することができる。避難空間20には床部16が前述した位置まで上昇して内部に密閉された空気空間を有するため浮力が働くが、避難空間20の内壁32は外壁28にアンカーボルトにより固定されているため、浮上しない。
避難空間20にいる間、避難者はカメラ38のモニタ44を見て地上の水が引いたかどうかを確認する。地上の水が引いたことを確認したら、避難者が減圧バルブ36を減圧方向に回転させて避難空間20内の気圧を減少させる。減圧した分、フロート30が浮き上がり、床部16が上昇する。床部16の上昇は、ストッパ22が天井34に当接したら止まる。その時点で減圧バルブ36を非減圧方向に回転させて、避難空間20に水が入らないようにする。減圧バルブ36の操作は、上記圧力計で避難空間20内の気圧値を確認しながら行う。
上記ストッパ22が天井34に当接した位置では、床部16と側面扉10の下端とはほぼ同じ高さになるので、側面扉10の外に水がきていなくて側面扉10が外方向に開けば側面扉10から踊り場8に出て進入階段6を昇って地上に脱出する。
側面扉10の外に水がきていて側面扉10が外方向に開かない場合には、梯子24を上ってハッチ26を開け、地上に出る。
本実施の形態によれば、高台までの遠距離を移動することなく自宅の庭下で津波が引くまでの数時間、安全に避難できる。避難空間20には、数時間分の食料、飲料、携帯トイレなどを備えておくとよい。避難空間20には、GPS(Global Positioning System)( 全地球測位システム)機能を搭載した携帯電話や非常用位置指示無線標識装置などを持ち込むか設置しておくとよい。避難時に他者からの救出を受けやすくするためである。
水害避難室2の設置は、自宅の庭に限らず、公園、幼稚園園庭、公民館、公共スペースなどの下でもよい。設置場所や収容対象人数に応じて避難室ユニット体3の規模を大きくしたり小さくしたりすることができる。水害避難室2は1年に1回程度、メンテナンスすることが望まれる。
本実施の形態では、外壁28、避難空間20を直方体形状としたが、これらを円筒形状とすることもできる。円筒形状とすることにより、周りの土壁からの圧力や避難空間20の周囲に充満した水からの圧力を均等に受けることができる。
本発明の第2実施形態を図6〜図7を用いて説明する。
図6は、本発明の第2実施形態の水害避難室52を示した斜視図である。第1実施形態と同一の構造・部材には同一の番号を付してその説明を省略する。
水害避難室52は第1実施形態の水害避難室2と同様に自宅の庭の地下に設置される。水害避難室52はフロートを用いずに内階段58を設けたものである。
水害避難室52は外壁28に囲まれた直方体空間に避難室ユニット体53が設置されている。避難室ユニット体53は、主に、避難空間64を形成する部分と避難空間64へ至るための部分とに分かれる。
避難空間64へ至るための部分は、進入口4、進入階段66、降り場54からなる。進入口4からは進入階段66が下に延びているが踊り場は存在しない。進入階段66を降りると平面のスペースからなる降り場54が設けられている。
進入階段66、降り場54に隣接して避難空間64が形成されている。進入階段66、降り場54と避難空間64との間には内壁32が形成されている。避難空間64は箱体形状からなり、内壁32を長方形に開口したくぐり口56を介して降り場54に隣接する入口スペース62、入口スペース62から連続する内階段58、内階段58から続く床面60、内壁32、天井34からなる。床面60、内壁32、天井34は繊維強化プラスチック(F.R.P.)から成っている。くぐり口56の高さは床面60の高さよりも50cm〜1m低いことが望ましく、本実施形態では70cm低い。進入階段66、内階段58はスロープとしてもよい。
第2実施形態の作用を津波の場合を例に説明する。
津波が来そうだという情報を受けたら、避難者は必要最低限のものを持って庭に出る。入口扉40を開けて、進入口4から水害避難室52内に入り、進入階段66を下りて行く。降り場54に降り、くぐり口56をくぐって入口スペース62に入り、内階段58を登って避難空間64の床面60に入る。
避難空間64の床面60で待機している間、津波が襲ってきたとする。水流が自宅の庭に来て柵42を破壊し、水が進入口4から水害避難室52内へ流入する。流入した水は進入階段66を勢いよく下っていく。進入階段66を下った水は降り場54に至り、くぐり口56をくぐって入口スペース62に入る。入口スペース62に入った水は徐々に水かさを増し、内階段58を昇っていく状態になる。すなわち、水が避難空間64内に浸入していく。
水は内階段58を昇るように水位を上昇させていくが、くぐり口56の高さが床面60の高さよりも70cm低いので、パスカルの原理によりくぐり口56の上端部以上の水位には避難空間64内に浸入しない。よって、避難空間64が空気空間として保たれ、津波の水が引くまでのある程度の時間(例えば数時間)は人が待機することができる。避難空間64には内部に密閉された空気空間を有するため浮力が働くが、避難空間64の内壁32は外壁28にアンカーボルトにより固定されているため、浮上しない。
避難空間64にいる間、避難者はカメラ38のモニタ44を見て地上の水が引いたかどうかを確認する。地上の水が引いたことを確認したら、梯子24を上ってハッチ26を開け、地上に出る。
本実施の形態によれば、高台までの遠距離を移動することなく自宅の庭下で津波が引くまでの数時間、安全に避難できる。避難空間64には、数時間分の食料、飲料、携帯トイレなどを備えておくとよい。避難空間64には、GPS(Global Positioning System)( 全地球測位システム)機能を搭載した携帯電話や非常用位置指示無線標識装置などを持ち込むか設置しておくとよい。避難時に他者からの救出を受けやすくするためである。
水害避難室52の設置は、自宅の庭に限らず、公園、幼稚園園庭、公民館、公共スペースなどの下でもよい。設置場所や収容対象人数に応じて避難室ユニット体53の規模を大きくしたり小さくしたりすることができる。水害避難室52は1年に1回程度、メンテナンスすることが望まれる。
第2実施形態では、外壁28、避難空間64を箱体形状としたが、これらを円筒形状とすることもできる。円筒形状とすることにより、周りの土壁からの圧力や避難空間64の周囲に充満した水からの圧力を均等に受けることができる。
本発明の第3実施形態を図8を用いて説明する。
図8は、本発明の第3実施形態の水害避難室98を示した斜視図である。第2実施形態と同一の構造・部材には同一の番号を付してその説明を省略する。
水害避難室98は第2実施形態の水害避難室52と同様に自宅の庭の地下に設置される。水害避難室98はフロートを用いずにスロープ81を設けたものである。
水害避難室98は外壁28に囲まれた直方体空間に避難室ユニット体53、貯留空間68が設置されている。避難室ユニット体53は、主に、避難空間102を形成する部分と避難空間102へ至るための部分とに分かれる。
避難空間102へ至るための部分は、進入口4、スロープ78、降り場54、入口スペース62、スロープ81からなる。進入口4からはスロープ78が下に向かって延びていて、スロープ78の基端部には進入口4を閉塞可能にする長方形の閉塞板72がヒンジ76にて回動可能に取り付けられている。閉塞板72の裏面にはフロート板74が密着されている。
スロープ78、降り場54に隣接して避難空間102が形成されている。スロープ78、降り場54と避難空間102との間には内壁32が形成されている。避難空間102は箱体形状からなる。避難空間102に至るまでには、内壁32を長方形に開口したくぐり口56を介して降り場54に隣接する入口スペース62、入口スペース62から連続するスロープ81が形成されている。避難空間102は、スロープ81から続く床面60、内壁32、天井34からなる。くぐり口56の高さは床面60の高さよりも50cm〜1m低いことが望ましく、本実施形態では70cm低い。スロープ81の上方には床面60をくりぬく形で上り口100が形成されている。スロープ81は、長方形の閉塞板80から構成されており、閉塞板80の先端部にはヒンジ84が取り付けられ、ヒンジ84を基点として回動可能に構成され、上がり口100を閉塞可能にしている。閉塞板80の裏面にはフロート体82が密着されている。
避難空間102の下には、流入してきた水を貯留する貯留空間68が形成されている。入口スペース62には、流入してきた水を貯留空間68に落とすための弁機構70が取り付けられている。
避難空間102の上部角部には、換気扇88が取り付けられている。換気扇88には換気筒90が連設され、換気筒90端部の換気出口86は、避難空間側に外からくり抜かれた直方体状の竪穴94内に突設されている。換気出口86は換気扇88に対して90度下向きに屈曲された出口を有し、その真下には浮き材92が配置されている。外壁28の上蓋にはソーラーパネル96が設置され、ここで発電された電力で換気扇88を作動させる。
第3実施形態の作用を津波の場合を例に説明する。
津波が来そうだという情報を受けたら、避難者は必要最低限のものを持って庭に出る。入口扉40を開けて、進入口4から水害避難室98内に入り、スロープ78を下りて行く。降り場54に降り、くぐり口56をくぐって入口スペース62に入り、スロープ81を登って避難空間102の床面60に入る。
避難空間102の床面60で待機している間、津波が襲ってきたとする。水流が自宅の庭に来て柵42を破壊し、水が進入口4から水害避難室98内へ流入する。流入した水はスロープ78を勢いよく下っていく。スロープ78を下った水は降り場54に至り、くぐり口56をくぐって入口スペース62に入る。入口スペース62に入った水は徐々に水かさを増し、スロープ81を昇っていく状態になる。すなわち、水が避難空間102めがけて浸入していく。
水はスロープ81を昇るように水位を上昇させていくが、くぐり口56の高さが床面60の高さよりも70cm低いので、パスカルの原理によりくぐり口56の上端部以上の水位には避難空間102内には浸入しない。よって、避難空間102が空気空間として保たれ、津波の水が引くまでのある程度の時間(例えば数時間)は人が待機することができる。避難空間102には内部に密閉された空気空間を有するため浮力が働くが、避難空間102の内壁32は外壁28にアンカーボルトにより固定されているため、浮上しない。
また、水が入口スペース62に貯まっていくと閉塞板80は裏面に密着されたフロート体82の浮力によりヒンジ84を基軸にして上方向に徐々に回動していく。
水がくぐり口56の高さまで達する前に、閉塞板80はフロート体82の浮力によって水平位置まで回動し、上がり口100を閉塞させる。よって、水がさらに進入口4から水害避難室98内に浸入しても避難空間102には上記パスカルの原理及びスロープ81の回動の二重の手段により、水が浸入しない構造になっている。
さらに水が進入路内のスロープ78に充満していくと、今度は閉塞板72が、裏面に密着されたフロート板74の浮力により、ヒンジ76を基軸にして上方向に回動する。そして水がスロープ78に充満完了すると閉塞板72は水平位置まで回動し、進入口4を閉塞させる。この結果、水は水害避難室98内にはそれ以上、浸入しない。
避難空間102にいる間、避難者はカメラ38のモニタ44を見て地上の水が引いたかどうかを確認する。地上の水が引いたことを確認したら、梯子24を上ってハッチ26を開け、地上に出る。
本実施の形態によれば、高台までの遠距離を移動することなく自宅の庭下で津波が引くまでの数時間、安全に避難できる。避難空間102には、数時間分の食料、飲料、携帯トイレなどを備えておくとよい。避難空間102には、GPS(Global Positioning System)(全地球測位システム)機能を搭載した携帯電話や非常用位置指示無線標識装置などを持ち込むか設置しておくとよい。避難時に他者からの救出を受けやすくするためである。
水害避難室98の設置は、自宅の庭に限らず、公園、幼稚園園庭、公共スペースなどの下でもよい。設置場所や収容対象人数に応じて避難室ユニット体53の規模を大きくしたり小さくしたりすることができる。水害避難室98は1年に1回程度、メンテナンスすることが望まれる。また、使用しない状態(通常時)では、避難空間102内を換気しておくことが望ましく、ソーラーパネル96により発電した電力により換気扇88を作動させておくとよい。換気扇88の換気出口86は水害時に水が竪穴94に浸入すると浮き材92が浮力で浮いて換気出口86を塞ぎ、水が換気出口86から換気筒90内に浸入しない。浮き材92は発泡スチロール製のボールなどが適用できる。
スロープ78、降り場54、入口スペース62、スロープ81からなる、避難空間102へ至るための通路(進入路)内の水を抜くためには、弁機構70の弁を開いて水を貯留空間68に落とす。貯留空間68に落とした水は別途ポンプでくみ上げる。
第3実施形態では、外壁28、避難空間102を箱体形状としたが、これらを円筒形状とすることもできる。円筒形状とすることにより、周りの土壁からの圧力や避難空間102の周囲に充満した水からの圧力を均等に受けることができる。
2…水害避難室、3…避難室ユニット体、4…進入口、6…進入階段、10…側面扉、12…エントランス、14…開口部、16…床部、18…床下空間、20…避難空間、22…ストッパ、24…梯子、26…ハッチ、28…外壁、30…フロート、32…内壁、34…天井、36…減圧バルブ、38…カメラ、44…モニタ、52…水害避難室、53…避難室ユニット体、54…降り場、56…くぐり口、58…内階段、60…床面、62…入口スペース、64…避難空間、66…進入階段、68…貯留空間、70…弁機構、72…閉塞板、74…フロート板、76…ヒンジ、78…スロープ、80…閉塞板、81…スロープ、82…フロート体、84…ヒンジ、86…換気出口、88…換気扇、92…浮き材、94…竪穴、96…ソーラーパネル、98…水害避難室、100…上がり口、102…避難空間

Claims (13)

  1. 地下に設置される水害避難室であって、
    収容壁と、
    前記収容壁内に収容され、前記収容壁に固定された側面部と、昇降可能な床部と、天井部とを有する避難空間と、
    前記床部の下に設けられた床下空間と、
    前記床下空間に貯留した水によって浮くことにより前記床部を浮かせるためのフロート手段と、
    前記収容壁内に設けられ、地上から前記避難空間に至るまでの進入路と、
    前記進入路と前記避難空間とを連通する開口部と、
    前記避難空間から地上に脱出するための脱出手段と、からなり、
    水が水害避難室に流入した場合に前記床下空間に水が浸入し前記フロート手段によって前記開口部の上端部の高さまで前記床部の上面が上昇して当該上昇した床部と前記側面部、及び前記天井部とで空気空間が確保される水害避難室。
  2. 前記避難空間内の気圧を減少させるための減圧手段を有する請求項1に記載の水害避難室。
  3. 前記脱出手段は、前記避難空間の側面部に設けられて前記進入路に通じる開閉可能な出口からなる請求項1〜2のいずれか1項に記載の水害避難室。
  4. 前記脱出手段は、更に前記避難空間の天井部に設けられた開閉可能な出口部からなり、前記出口部は地上と連通している請求項1〜3のいずれか1項に記載の水害避難室。
  5. 前記避難空間内には前記床部の上昇を制限するストッパが設けられている請求項1〜4のいずれか1項に記載の水害避難室。
  6. 前記水害避難室の天井部外壁には地上環境を視認可能な視認手段が取り付けられている請求項1〜5のいずれか1項に記載の水害避難室。
  7. 地下に設置される水害避難室であって、
    収容壁と、
    前記収容壁内に収容され、前記収容壁にそれぞれ固定された側面部と、床部と、天井部とを有する避難空間と、
    前記収容壁内に設けられ、地上から前記避難空間に至るまでの進入路と、
    前記進入路に形成され、人が前記避難空間内部に進入するための開口部と、
    前記進入路に設けられ、前記開口部を閉塞可能であって開口状態と閉塞状態との間で回動可能な閉塞部材と、
    前記閉塞部材に取り付けられたフロート部と、
    前記避難空間から地上に脱出するための脱出手段と、からなり、
    水が前記水害避難室に流入した場合に前記フロート部が流入した水によって浮くことにより前記閉塞部材が前記閉塞状態に回動し、更なる水の前記進入路への流入を阻止する水害避難室。
  8. 前記進入路は複数設けられている請求項7に記載の水害避難室。
  9. 前記進入路は前記避難空間に隣接した位置に設けられ、前記閉塞部材は前記避難空間への進入路の開口部を閉塞可能にする請求項7又は8に記載の水害避難室。
  10. 前記進入路は前記水害避難室への入り口に設けられ、前記閉塞部材は前記水害避難室への進入路の開口部を閉塞可能にする請求項7又は8に記載の水害避難室。
  11. 前記進入路内に貯まった水を貯留する貯留空間が前記避難空間の下に設けられ、前記貯まった水を前記貯留空間に流すための弁機構が設けられている請求項7〜10のいずれか1項に記載の水害避難室。
  12. 前記避難空間には外気に接した換気出口を備えた換気手段が設けられ、前記換気出口は収容路に収容された浮き材によって閉塞可能に構成され、前記収容路は前記水害避難室上であって水害時に水が流入可能な位置に設けられている請求項7〜11のいずれか1項に記載の水害避難室。
  13. 前記水害避難室上にはソーラーパネルが設置され、前記ソーラーパネルで発電した電力で前記換気手段を作動させる請求項12に記載の水害避難室。
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