JP5713863B2 - 避難シェルタ - Google Patents
避難シェルタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP5713863B2 JP5713863B2 JP2011216701A JP2011216701A JP5713863B2 JP 5713863 B2 JP5713863 B2 JP 5713863B2 JP 2011216701 A JP2011216701 A JP 2011216701A JP 2011216701 A JP2011216701 A JP 2011216701A JP 5713863 B2 JP5713863 B2 JP 5713863B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- living room
- evacuation shelter
- evacuation
- room
- water
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A10/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE at coastal zones; at river basins
- Y02A10/30—Flood prevention; Flood or storm water management, e.g. using flood barriers
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A50/00—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE in human health protection, e.g. against extreme weather
Landscapes
- Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)
- Emergency Lowering Means (AREA)
Description
この浮上避難設備によれば、浮上部を地面に設置しておくだけで、この浮上部が津波や洪水の発生時には水位に応じて水に浮き、水が引いたら再び地面に戻るため、安全に避難できる。
また、建設コストを低く抑えることができるため、数多く建設することにより、住民の避難距離を短くできる。
また、浮上部を水に浮かせるために、浮上部の軽量化を図る必要があるが、この軽量化に伴って剛性が低下するため、水流により浮上部が破損するおそれもある。
また、避難シェルタとして箱状の居室部を構築すればよいので、従来のように中層建築物を構築する場合に比べて、建設コストを低減できる。よって、避難シェルタを多数建設して、避難者の避難距離を短くできる。
また、従来のように避難シェルタを水に浮かせる必要がないため、避難シェルタを鉄骨造や鉄筋コンクリート造として地盤面に構築できるから、避難シェルタ自体の剛性を向上でき、津波や洪水の激しい水流に耐えることができる。
また、出入口を開放状態としておけるので、緊急時に避難者が円滑に居室部に入ることができる。
そこで、この発明によれば、通路部を設けたので、居室部内の避難者は、通路部を通って屋上に出ることができる。よって、屋上から救助を呼んだり、あるいは、通路部を通して新鮮な空気を確保したりできる。
また、屋上まで水没しそうな場合、屋上にいる避難者は、通路部を通って居室部に入ることができる。
この発明によれば、傾斜部を設けた。避難者が避難シェルタに到着した際に、出入口が既に閉まっている場合や、水位がそれほど上昇しないと予想される場合、この避難者は、傾斜部を上って屋上に避難することもできる。
また、津波や洪水の発生後で水位がなかなか低下しない場合、救助ボートを傾斜部の下端側に着けておき、避難者は居室部の屋上から傾斜部を通って救助ボートに乗り込むことができる。
また、蓋部を閉じることにより、居室部内に水が浸入するのを確実に防止できる。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態に係る避難シェルタ1の断面図である。図2は、避難シェルタ1の斜視図である。
居室部20は、直方体形状であり、この居室部20の床面21には、下方の空間であるピロティ部10に連通する出入口23が形成されている。
この居室部20は、出入口23および通路部30に通じる開口以外には、窓や開口が設けられておらず、密閉された構造である。また、この居室部20は、出入口23のみを介して下方の空間であるピロティ部10に連通している。
この小部屋50は、出入口52以外には、窓や開口が設けられておらず、密閉された構造である。
居室部20の内部には、出入口52から小部屋50の床面51まで延びる階段53が設けられている。
この通路部30の内部には、人が昇降するための昇降タラップ31が設けられている。
その後、避難者は、通路部30を通って居室部20の屋上22に移動し、救助を要請する。救助ボートが来た場合には、この救助ボートを屋外階段40の下端側に着けておき、避難者は、屋外階段40を下りて救助ボートに乗り込む。
(1)津波や洪水により水位が上昇しても、居室部20の内部は空気溜まりとなるため、水が居室部20内に浸入しないから、安全に避難できる。
また、避難シェルタ1としてピロティ部10および居室部20のみを構築すればよいので、従来のように中層建築物を構築する場合に比べて、建設コストを低減できる。よって、避難シェルタ1を多数建設して、避難者の避難距離を短くできる。
また、従来のように避難シェルタを水に浮かせる必要がないため、避難シェルタ1を鉄筋コンクリート造として地盤面12に構築できるから、避難シェルタ1自体の剛性を向上でき、津波や洪水の激しい水流に耐えることができる。
また、出入口23を開放状態としておけるので、緊急時に避難者が円滑に居室部20に入ることができる。
また、通路部30を居室部20の床面21から延ばしたので、居室部20内の空気が通路部30から抜けてしまうのを防いで、居室部20の内部に確実に空気を溜めることができる。
また、屋上22にいる避難者は、この通路部30を通って居室部20に入ることができる。
水位がさらに上昇して通路部30が水没した場合でも、居室部20の内部は空気溜まりとなって、水が居室部20内に侵入しないので、安全に避難できる。その後、水位が下がってくると、通路部30内に溜まった水が居室部20内に若干流入する可能性があるが、この場合でも、この流入した水は出入口23を通して排水される。
また津波や洪水の発生後で水位がなかなか低下しない場合、救助ボートを傾斜部の下端側に着けておき、避難者は居室部の屋上から屋外階段40を下りて救助ボートに乗り込むことができる。
図3は、本発明の第2実施形態に係る避難シェルタ1Aの断面図である。
本実施形態では、階段24の代わりに、蓋部60が設けられている点が、第1実施形態と異なる。
すなわち、居室部20の下面つまりピロティ部10の天井面には、出入口23を開閉可能な蓋部60が設けられている。この蓋部60は、開いた状態では、居室部20の床面21からピロティ部10の地盤面12に至る階段となっている。
蓋部60には、この蓋部60を水に浮かせるためのフロート61が設けられている。
(7)蓋部60が開いた状態では、この蓋部60は居室部20の床面21からピロティ部10の地盤面12まで延びている。よって、緊急時に避難者が蓋部60を渡って円滑に居室部に入ることができる。
また、蓋部60を閉じることにより、居室部20内に水が浸入するのを確実に防止できる。
例えば、上述の各実施形態では、居室部20の屋上22から地盤面12まで延びる屋外階段40を設けたが、これに限らず、屋外階段40の代わりに、居室部の屋上から地盤面まで延びるスロープを設けてもよい。
10…ピロティ部
11…柱
12…地盤面
20…居室部
21…床面
22…屋上
23…出入口
24…階段
25…階段天井部
26…手摺
30…通路部
31…昇降タラップ
40…屋外階段(傾斜部)
41…手摺
50…小部屋
51…床面
52…出入口
53…階段
60…蓋部
61…フロート
Claims (3)
- 箱状の居室部を備え、
前記居室部の床面近傍には、前記居室部の下方の空間に連通する出入口が形成され、
前記居室部は、当該出入口のみを介して前記下方の空間に連通し、
前記居室部の床面近傍から当該床面の高さ位置よりも下方を経由して当該居室部の屋上に至りかつ前記下方の空間には連通しない筒状の通路部を備えることを特徴とする避難シェルタ。 - ピロティ構造であることを特徴とする請求項1に記載の避難シェルタ。
- 前記居室部の屋上から地盤面まで延びる傾斜部をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の避難シェルタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011216701A JP5713863B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 避難シェルタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2011216701A JP5713863B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 避難シェルタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2013076257A JP2013076257A (ja) | 2013-04-25 |
JP5713863B2 true JP5713863B2 (ja) | 2015-05-07 |
Family
ID=48479906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2011216701A Active JP5713863B2 (ja) | 2011-09-30 | 2011-09-30 | 避難シェルタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5713863B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5889148B2 (ja) * | 2012-09-19 | 2016-03-22 | 大成建設株式会社 | 格納庫 |
JP6188401B2 (ja) * | 2013-04-30 | 2017-08-30 | 伸和工業株式会社 | シェルタ |
JP2015004235A (ja) * | 2013-06-21 | 2015-01-08 | 小林 正幸 | 水害避難用構造体およびこれを備える建物 |
JP7212818B1 (ja) | 2022-05-26 | 2023-01-26 | 冨田 穣 | 自宅の庭、学校、工場、魚市場等の敷地に設置する高床式津波等避難シェルター |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5922865B2 (ja) * | 1979-05-24 | 1984-05-29 | 清 田村 | 地下室付住宅の地下構築物 |
JP2838790B2 (ja) * | 1996-07-23 | 1998-12-16 | 隆之 加藤 | 震災時の津波と火災の避難壕 |
JPH10159388A (ja) * | 1996-12-03 | 1998-06-16 | Yukio Kanazawa | 津波シェルタ |
JP2007239451A (ja) * | 2004-10-07 | 2007-09-20 | Fujika:Kk | 避難装置 |
JP2007177600A (ja) * | 2005-12-27 | 2007-07-12 | Japan Amenity Kk | 津波、洪水に対する浮上避難設備 |
-
2011
- 2011-09-30 JP JP2011216701A patent/JP5713863B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2013076257A (ja) | 2013-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012229594A (ja) | 津波用シェルター。 | |
JP5713863B2 (ja) | 避難シェルタ | |
JP5746948B2 (ja) | 避難用建物 | |
JP2013142237A (ja) | 避難シェルター | |
JP5518822B2 (ja) | 津波対策用避難小屋 | |
JP6126795B2 (ja) | 大型鋼管を用いた緊急避難施設 | |
JP5209140B1 (ja) | 水害避難室 | |
JP6031704B2 (ja) | 津波・洪水など非常事態時の避難用シェルター | |
JP6514917B2 (ja) | シェルター | |
JP2012233306A (ja) | 津波対応シェルター付き建物 | |
JP5462309B2 (ja) | 津波退避部屋及びそれに用いる空気保持独立体 | |
JP3188958U (ja) | シェルター | |
JP6268403B2 (ja) | 津波シェルター | |
WO2006074702A1 (en) | A shelter building | |
JP6085861B2 (ja) | マンホールの突き上げ浮上防止方法 | |
JP5782655B2 (ja) | 防護型住宅建造物 | |
JP5914919B2 (ja) | 風力発電設備の設置用構造 | |
JP6547094B2 (ja) | 津波、洪水、高潮対策用の避難部屋付き建築建造物 | |
JP5462319B2 (ja) | 津波退避部屋及びそれに用いる漂流物、火災侵入防止扉 | |
JP3197367U (ja) | 建物用避難シェルタ | |
JP6569034B1 (ja) | 津波等の避難シェルター | |
JP6127327B2 (ja) | 地下シェルターの構造 | |
JP6473474B2 (ja) | 避難用構造物 | |
JP2019090273A (ja) | 津波、洪水、高潮対策用の避難部屋付き建築建造物 | |
JP2019090304A (ja) | 津波、洪水、高潮対策用の避難部屋付き建築建造物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131210 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140924 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20141001 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20141014 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20150309 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20150310 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5713863 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |