JP2013247760A - ワイヤハーネス用のクランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材の外径が相違しても共用できるクランプを提供する。
【解決手段】一対の第1、第2半円環体の一端同士をヒンジ部を介して連結していると共に、一方の前記第2半円環体の他端に1つの係止突起を設け、他方の前記第1半円環体の他端に前記係止突起に選択的に係止する複数の係止爪を先端より周方向に間隔をあけて設け、かつ、前記第1半円環体または第2半円環体の外周面に車体係止部を設けており、前記第2半円環体の内周面に前記係止爪の個数に対応した個数の膨出部を周方向に間隔をあけて設け、これら膨出部の突出量は先端より離れるほど大とし、前記係止突起に係止する前記係止爪により前記第1、第2半円環体の上下寸法が小になると、突出量の大きな膨出部が前記ヒンジ部と対向する位置に近接する構成としている。
【選択図】図4

Description

本発明はワイヤハーネス用のクランプに関し、詳しくは、コルゲートチューブ、丸チューブで外装したワイヤハーネス、テープ巻き結束したワイヤハーネスを車体パネル等の固定材に係止するワイヤハーネス用のクランプに関する。
従来、この種のクランプは、例えば、実開平2−34883号に記載のコルゲートチューブ用のクランプに開示された構成からなり、円環体を分割した一対の半円環体の一端部同士をヒンジ結合すると共に、該一対の半円環体でワイヤハーネスまたはコルゲートチューブ等のワイヤハーネス外装材を外嵌した後に他端部の一方に設けたロック部を他方に設けた被ロック部とロック結合してワイヤハーネスに取り付けている。該クランプのいずれか一方の半円環体に設けた車体係止部を車体パネルに設けた被係止部と係止して、ワイヤハーネスを車体パネルに係止する構成としている。
前記構成のクランプでは、ワイヤハーネスまたはワイヤハーネスの外装材の外径に応じて複数種類が必要となり、コスト高になる問題がある。
該問題を解決するため、特開平8−74814号公報において図8(A)〜(C)に示す二種類の外径に対応できるクランプが提案されている。
前記クランプは、一対の略半円環体からなる保持体101と蓋体102との一端同士をヒンジ部103を介して設け、蓋体102の他端に2個の係合段差部105a、105bを備えたロック係合部105を設ける一方、保持体101の他端に係合突起106aを突設したロック受け部106を設け、該ロック受け部106の係合突起106aでロック係合部の係合段差部105aと105bのいずれか一方を選択して係合するようにしている。
前記係合段差部105aが係合突起106aと係合すると保持体101の中央下端と蓋体102の中央上端の寸法Hが最大となり、係合段差部105bが係合突起106aと係合すると保持体101の中央下端と蓋体102の中央上端の寸法Hが最小となり、中央の上下端でワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材と押圧接触して保持できるようにしている。
実開平2−34883号 特開平8−74814号公報
前記特許文献2のクランプは保持体101の中央下端と蓋体102の中央上端との寸法を大小に調節できる。よって、図9(A)に示すワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材200の外径が大きい場合は保持体101と蓋体102の内周面と広範囲で面接触でき支持力に問題はない。しかし、ロック係合部105とロック受け部106との係合部とヒンジ部103とを結ぶ左右方向の寸法変化が略変わらないため、ワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材200の寸法が小さい場合、図9(B)に示すように左右に隙間C1、C2が発生する。そのため、ワイヤハーネスまたはコルゲートチューブ等の外装200は上下の2点P1とP2で支持されるだけで、左右は支持されないため、クランプの保持力が低下し、ワイヤハーネスまたは外装材の方向規制力が低下し、所謂首振り状態となって直線性が悪くなる問題がある。
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、クランプで保持できるワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材の外径を大小の2種類以上としても、いずれの場合も上下方向の2点支持に加えて左右方向の支持を加えた少なくとも3点支持として、保持力の低下を防止し、その結果、保持されたワイヤハーネスの首振りを防止して直線性を保持できるようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、一対の第1、第2半円環体の一端同士をヒンジ部を介して連結していると共に、一方の前記第2半円環体の他端に1つの係止突起を設け、他方の前記第1半円環体の他端に前記係止突起に選択的に係止する複数の係止爪を先端より周方向に間隔をあけて設け、かつ、前記第1半円環体または第2半円環体の外周面に車体係止部を設けており、
前記第2半円環体の内周面に前記係止爪の個数に対応した個数の膨出部を周方向に間隔をあけて設け、これら膨出部の突出量は先端より離れるほど大とし、前記係止突起に係止する前記係止爪により前記第1、第2半円環体の上下寸法が小になると、突出量の大きな膨出部が前記ヒンジ部と対向する位置に近接する構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用のクランプを提供している。
前記クランプでは、特許文献2のクランプと同様に、係止突起と係止する係止爪を選択することにより、上下寸法を大小に調節できる。かつ、第2半円環体の内周面に大小の膨出部を設け、上下寸法を小さくするに従って突出量の大きな膨出部がヒンジ部と対向する左右位置に近接し、ワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材の左右いずれか一面に膨出部が押し当てられるようになる。よって、従来の上下2点支持から少なくとも膨出部による支持の3点支持でワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材を支持でき、保持力の向上、その結果、保持するワイヤハーネスの首振りを防止して直線性を保持することができる。しかも、1つのクランプの内周面に膨出部を設けるだけでよく、部品点数の増加はないと共に作業工数の増加もないため、コスト高にならない利点がある。
前記突出量を大とした前記膨出部は切り込みで区画した可動部の内周面に設け、かつ、前記係止突起に係止する前記係止爪により前記第1、第2半円環体の上下寸法が小になると前記係止爪を設けたロック片が前記可動部の背面に位置し、該可動部を保持する構成としていることが好ましい。
なお、膨出部に弾性を付与し、あるいは/および膨出部の突出量に大きな差を設けない場合、前記切り込みで区画した可動部を設けなくともよい。
複数の前記係止爪は、第1半円環体の先端側に設けたロック片の先端に設けた第1係止爪と、該第1係止爪からヒンジ部寄りに設けた第2係止爪とから構成し、該ロック片は前記第2半円環体の先端側に周方向に設けたロック片挿通穴に挿入し、該ロック片挿入穴の入口側の内面に前記係止突起を突設していることが好ましい。
前記第1係止爪が前記係止突起と係止すると、突出量の小さい第1の前記膨出部が前記ヒンジ部と対向して位置し、突出量の大きな第2の前記膨出部は大径のワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材により外径方向へ押される一方、
前記第2係止爪が前記係止突起と係止すると、前記第2の膨出部が前記ヒンジ部との対向位置に近接すると共に、該第2の膨出部の背面に前記第1係止爪を設けた第1半円環体の先端側が位置する構成としている。
前記第2半円環体の内面に設ける複数の膨出部には軸線方向の中間部に周方向の溝を設け、前記ワイヤハーネス外装材のコルゲートチューブの山部が前記溝に嵌合する構成としている。
前記溝にコルゲートチューブの山部を嵌合すると、コルゲートチューブの軸線方向の移動を防止できる。
なお、コルゲートチューブをワイヤハーネスに外装しない場合には、必ずしも前記溝を設ける必要はないが、溝を設けて、軸線方向に分割した膨出部をそれぞれワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材に押し当てることが好ましい。
本発明のクランプによれば、少なくとも2種類のサイズのワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材の外径が相違しても1つのクランプで共用することができ、小サイズとした場合においても、クランプでワイヤハーネスまたはワイヤハーネス外装材を少なくとも3点支持でき、クランプによる支持力を高めることができる。その結果、クランプでワイヤハーネスをしっかりと保持できるため、ワイヤハーネスの首振りを無くして直線性を保つことができる。
本発明のクランプの第1実施形態を示し、(A)が一対の半円環体を開いた状態の正面図、(B)は断面図である。 前記クランプの一対の半円環体を閉じた状態の斜視図である。 前記クランプの第2半円環体の内周面を示す図面である。 (A)は大径のコルゲートチューブに前記クランプを取り付けた状態の断面図、(B)は小径のコルゲートチューブに前記クランプを取り付けた状態の断面図である。 第2実施形態のクランプの断面図である。 第3実施形態のクランプを示し、(A)は要部斜視図、(B)はコルゲートチューブに取り付けた状態の断面図、(C)は膨出部の変形例を示す断面図である。 第4実施形態のクランプの斜視図である。 (A)〜(C)は従来例を示す図面である。 (A)(B)は従来例の問題点を示す図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図4に第1実施形態のクランプを示す。
第1実施形態のクランプ1は、自動車に配索するワイヤハーネス2に外装する樹脂成形品からなるコルゲートチューブ3に外嵌して取り付け、車体パネルに設けた係止穴に係止するものである。
クランプ1は樹脂成形品からなる1部品からなり、弾性を有する樹脂で成形している。略円環体を半分に分割した形状の一対の第1半円環体10と第2半円環体11の一端同士をヒンジ部12を介して連結している。第2半円環体11の他端側に1つの係止突起14を設けると共に、第1半円環体10の他端側をロック片15とし、該ロック片15に2つの第1係止爪16と第2係止爪17を周方向に間隔をあけて設け、係止突起14に第1係止爪16と第2係止爪17のいずれか一方を係止してコルゲートチューブ3にクランプ1を外嵌固定できるものとしている。また、第2半円環体11の周方向の中央部の外周面に羽根状係止部18を突設し、車体パネルに設けられる係止穴(図示せず)に挿入係止されるものとしている。
詳細には、第2半円環体11の他端に先端入口13aを有するロック片挿入穴13を設け、該ロック片挿入穴13を周方向に延在させ、該ロック片挿入穴13の出口13bを第2半円環体11の外周面に開口している。前記ロック片挿入穴13の入口13aは内周を切り欠き、外周壁11aを残した形状で、該外周壁11aの内面に前記係止突起14を突設している。また、ロック片挿入穴13の出口13bでは外周壁11aを切り欠いている。
第1半円環体10のロック片15は周方向に延在し、該ロック片15の外周面の先端側に三角形状の第1係止爪16を設け、周方向に所要寸法をあけて三角形状の第2係止爪17を設けている。
前記第1半円環体10のロック片15は第2半円環体11のロック片挿入穴13の入口13aに第1係止爪16より挿入し、コルゲートチューブ3が大径であると、係止突起14に第1係止爪16を係止するものとしている。ロック片15の挿入量は少ないため、図4(A)に示すように、ロック片15はロック片挿入穴13の出口13bから外方へ突出しない。
コルゲートチューブ3が小径であると、ロック片挿入穴13へのロック片15の挿入量を増加し、係止突起14に第2係止爪17を係止するものとしている。第1係止爪16を設けたロック片15の先端側はロック片挿入穴13の出口13bから外方へ露出する。
前記第1、第2半円環体10、11のヒンジ部12寄りの部分には、両側外縁に沿ってリブ8、9を突設し、ワイヤハーネス2に外装するコルゲートチューブ3の谷部にリブ8、9を挿入してコルゲートチューブ3の軸線方向の移動を抑制している。
前記第2半円環体11にはロック片挿入穴13の周方向の中央の内周面に第1膨出部20を突設すると共に、ロック片挿入穴13の出口13bと対応する内周面に第2膨出部21を突設し、該第2膨出部21は第1膨出部20より周方向でヒンジ部12寄りに間隔をあけて設けている。
前記第1膨出部20より第2膨出部21の内方への突出量を大としている。また、図3に示すように、第1、第2膨出部20、21は第2半円環体11の軸線方向にそれぞれ2個並列させて設け、並列させた第1膨出部20Aと20Bの間および第2膨出部21A、21Bの間に周方向の溝24、25を設けている。かつ、第1膨出部20A、20Bおよび第2膨出部21A、21Bは第2半円環体11の両側外縁から所要寸法離して突出している。
図4(A)に示すように、第1係止爪16を係止突起14に係止した状態で、ヒンジ部12と直径方向の対向位置に前記第1膨出部20を位置させるようにしている。この状態で突出量を大とした第2膨出部21はコルゲートチューブ3を内方へ押圧することになるため、第2膨出部21(21A、21B)がコルゲートチューブ3により外方へ押し出されて、コルゲートチューブ3が第2膨出部21で過度に押圧されて浮き上がるのを防止している。
即ち、図1(B)、図2、図3に示すように、第2膨出部21(21A、21B)を囲むようにコ字状の切り込み26を設け、第2膨出部21を可動片27の内面に突設している。前記切り込み26は、第2半円環体11の両側外縁に近接した位置から第1膨出部20と反対側の周方向で軸線方向に横断するように設けて、前記コ字状としている。
このように、突出量の大きな第2膨出部21を可動片27の内面に設けることで、第1膨出部20によるコルゲートチューブ3への接触でコルゲートチューブ3を支持できる場合に、ロック片挿入穴13の出口13bに近接した第2膨出部21の背面にあたる位置まで、ロック片15は挿入されていないため、第2膨出部21を突設した可動片27を外方へ押し出して、コルゲートチューブ3を過度に押圧しないようにしている。
図4(B)に示すように、第2係止爪17を係止突起14に係止した状態で、ヒンジ部12と直径方向の略対向位置に第2膨出部21を位置させるようにしている。かつ、第2係止爪17が係止突起14と係止した位置はロック片15がロック片挿入穴13に深く挿入された位置であり、第2膨出部21の背面にロック片15が位置し、可動片27は外方へ移動できないようにしている。
前記構成としたクランプ1をワイヤハーネス2に外装したコルゲートチューブの所要位置に取り付けている。其の際、コルゲートチューブ3Aの外径が大である場合、図4(A)に示すように、第1係止爪16を係止突起14に係止する。これにより、第1半円環体10の中央上端と第2半円環体11の中央下端との寸法が大きな寸法となり、第1膨出部20がヒンジ部12と直径方向に対向して位置し、ヒンジ部12と第1膨出部20との間の寸法は前記上下寸法と近似する。これにより、大径のコルゲートチューブ3Aの上下両端点P1、P2、左右両端点P3、P4がクランプ1の内周面と接触支持され、4点支持された状態となる。其の際、突出量が大きな第2膨出部21のコルゲートチューブ3Aに対する押圧力が大きいと、コルゲートチューブ3Aにより第2膨出部21が外方へ押し出され、第2膨出部21がコルゲートチューブ3Aに過度に負荷をかけることが防止できる。その結果、ワイヤハーネス2を外装したコルゲートチューブ3Aをクランプ1で安定支持でき、コルゲートチューブ3Aで外装されたワイヤハーネス2の首振りは抑制でき直線性を保持できる。
ワイヤハーネス2に外装するコルゲートチューブが外径が小さいコルゲートチューブ3Bであると、図4(B)に示すように、第2係止爪17を係止突起14に係止する。これにより、第1半円環体10の中央上端と第2半円環体11の中央下端との寸法が小さな寸法となり、第2膨出部21がヒンジ部12と直径方向に略対向する位置にくる。ヒンジ部12と第2膨出部21との間の寸法は前記上下寸法と近似する。これにより、小径のコルゲートチューブ3Bの上下両端点P1、P2および少なくとも左側点P3がクランプ1の内周面と接触支持され、3点支持された状態となる。なお、ヒンジ部12の内面ともコルゲートチューブ3Bが接触して4点支持となる場合もある。突出量が大きな第2膨出部21の背面にロック片15が位置することになり、第2膨出部21は外方に移動せず、コルゲートチューブ3Bにしっかりと接触して支持する。その結果、ワイヤハーネス2を外装したコルゲートチューブ3Bをクランプ1で安定支持でき、コルゲートチューブ3Bで外装されたワイヤハーネス2の首振りは抑制でき直線性を保持できる。
このように、一種類のクランプ1で、大小のコルゲートチューブ3A、3Bをしっかりと支持できるため、サイズの相違するクランプ1を多種類設けることを抑制でき、コスト低下を図ることができる。
図5に第2実施形態のクランプ1Bを示す。
該クランプ1Bのロック片15には第1係止爪16、第2係止爪17に加えて第3係止係止爪31を設けており、1つの係止突起14に前記3つの係止爪のうちの1つを選択して係止するものとしている。よって、第2半円環部11の内面に設ける膨出部も第1、第2膨出部20、21に加えて第3膨出部32を設け、該第3膨出部32は第2膨出部21より突出部を大としている。かつ、第2、第3膨出部21、32を可動片27の内面に設けている。
該第2実施形態のクランプ1Bは3段でサイズ調節ができるものとしており、よって、3種類のサイズが相違するコルゲートチューブに対して用いることができる。
他の構成および作用は第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
図6(A)(B)(C)に第3実施形態のクランプ1Cを示す。
該クランプ1Cでは、第2膨出部21の突出量は第1膨出部20の突出量より大であるが、コルゲートチューブ3に過度に負荷をかけるものではないため、第1実施形態で設けていた切り欠き26および可動片27を設けていない。
かつ、第1膨出部20および第2膨出部21を、中実ではなく、図6(C)に示すように、ボックス状の屈曲片で形成して弾性を持たせ、コルゲートチューブ3との接触で押されると偏平方向に変形するようにしてもよい。
他の構成及び作用は第1実施形態と同様であるため、同一符号を付して説明を省略する。
図7に第4実施形態のクランプ1Dを示す。
該クランプ1Dはコルゲートチューブに取り付けるものではなく、粘着テープで集束保護しているワイヤハーネス2に取り付けるものである。
よって、コルゲートチューブの山部に嵌合する溝を第1、第2膨出部20、21の間に設けておらず、軸線方向に連続した各1つの膨出部としている。
なお、第1実施形態のように膨出部を軸線方向に並設し、その間に溝を設けていても、前記粘着テープで集束保護したワイヤハーネスに取り付けることができる。
1 クランプ
2 ワイヤハーネス
3 コルゲートチューブ
10 第1半円環体
11 第2半円環体
12 ヒンジ部
13 ロック片挿入穴
14 係止突起
15 ロック片
16 第1係止爪
17 第2係止爪
18 羽根状係止部
20 第1膨出部
21 第2膨出部
26 切り込み
27 可動片

Claims (4)

  1. 一対の第1、第2半円環体の一端同士をヒンジ部を介して連結していると共に、一方の前記第2半円環体の他端に1つの係止突起を設け、他方の前記第1半円環体の他端に前記係止突起に選択的に係止する複数の係止爪を先端より周方向に間隔をあけて設け、かつ、前記第1半円環体または第2半円環体の外周面に車体係止部を設けており、
    前記第2半円環体の内周面に前記係止爪の個数に対応した個数の膨出部を周方向に間隔をあけて設け、これら膨出部の突出量は先端より離れるほど大とし、前記係止突起に係止する前記係止爪により前記第1、第2半円環体の上下寸法が小になると、突出量の大きな膨出部が前記ヒンジ部と対向する位置に近接する構成としていることを特徴とするワイヤハーネス用のクランプ。
  2. 前記突出量を大とした前記膨出部は切り込みで区画した可動部の内周面に設け、かつ、前記係止突起に係止する前記係止爪により前記第1、第2半円環体の上下寸法が小になると前記係止爪を設けたロック片が前記可動部の背面に位置し、該可動部を保持する構成としている請求項1に記載のワイヤハーネス用のクランプ。
  3. 複数の前記係止爪は、第1半円環体の先端側に設けたロック片の先端に設けた第1係止爪と、該第1係止爪からヒンジ部寄りに設けた第2係止爪とから構成し、該ロック片は前記第2半円環体の先端側に周方向に設けたロック片挿通穴に挿入し、該ロック片挿入穴の入口側の内面に前記係止突起を突設している請求項1または請求項2に記載のワイヤハーネス用のクランプ。
  4. 前記第2半円環体の内面に設ける複数の膨出部には軸線方向の中間部に周方向の溝を設け、ワイヤハーネス外装材のコルゲートチューブの山部が前記溝に嵌合する構成としている請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のワイヤハーネス用のクランプ。
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