JP2013243079A - 蓄電モジュール - Google Patents

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Abstract

【課題】筐体内において冷却液が漏洩することを防止でき、かつ、コンパクト化を図ることができる蓄電モジュールを提供する。
【解決手段】蓄電モジュール10は、組電池100と、冷却プレート140、および、一端側に放熱部145cを有するヒートパイプ145を含んで構成される冷却構造体190と、冷却液が流通する冷媒流路160iを有する冷媒配管160と、組電池100および冷却構造体190を内部に収容し、外部に冷媒配管160が取り付けられる筐体150とを備えている。組電池100を構成する複数の単電池セル101のそれぞれは、冷却プレート140の一方の面に熱的に結合されている。冷却プレート140の他方の面には、ヒートパイプ145が熱的に結合されている。ヒートパイプ145の放熱部145cと冷媒配管160とは、冷却プレート140、金属ブロック170および筐体150を介して熱的に結合されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、蓄電モジュールに関し、特に蓄電モジュールの冷却構造に関する。
ハイブリッド電気自動車や純粋な電気自動車に搭載される蓄電モジュールは、筐体と、筐体内に収容される複数または単一の組電池を備えている。組電池は、たとえば、リチウムイオン電池、ニッケル水素電池等の多数の二次電池(以下、単電池セルと記す)を組み合わせて構成される。単電池セルは、充放電の際、内部抵抗に起因した発熱が生じ、温度が上昇するほど、容量減少等の寿命に関する性能劣化が起こりやすくなる。
単電池セルの温度上昇は、電池寿命の観点からできるだけ小さくすることが望ましい。組電池を構成する単電池セルを冷却する方法として、単電池セルの電池容器の表面を冷却プレートに熱的に結合させ、単電池セルを冷却する方法がある。
特許文献1には、冷却プレートの一方の面に複数の単電池セルの底面を熱的に結合させた構成の組電池が提案されている。冷却プレートは、単電池セルの底面から伝わった熱を吸収し、吸収した熱を組電池の外部へ移送する冷却液の流路を内部に備えている。
特開2010−277863号公報
特許文献1に記載の組電池の冷却プレートの冷媒配管には冷却機構により冷却液が供給される構成となっており、冷却プレートには冷媒配管の入口側接続部および出口側接続部が設けられている。
このため、上記特許文献1に記載の組電池を筐体に収容して車両に取り付けた場合、車両に衝撃や振動が作用した際に、冷却機構と冷却プレートの冷媒配管との接続部から冷却液が筐体内に漏洩してしまうおそれがある。なお、筐体内に、特許文献1に記載の組電池を複数収容する場合、冷却機構と冷却プレートの冷媒配管との接続部が増えるため、組電池の数が多いほど冷却液が漏洩するおそれが高くなる。
また、特許文献1に記載の組電池を筐体に収容して車両に取り付けた場合、冷媒配管と冷却機構とを接続する接続配管の設置スペースを筐体内において確保する必要があるため、筐体が大きくなってしまうという問題もある。
本発明は、複数の単電池セルが電気的に接続された組電池と、冷却プレート、および、一端側に放熱部を有するヒートパイプを含んで構成される冷却構造体と、冷媒が流通する冷媒流路を有する冷媒流路形成体と、組電池および冷却構造体を内部に収容し、外部に冷媒流路形成体が取り付けられる筐体とを備え、複数の単電池セルのそれぞれは冷却プレートの一方の面に熱的に結合され、冷却プレートの他方の面にヒートパイプが熱的に結合され、少なくとも筐体を介してヒートパイプの放熱部と冷媒流路形成体とが熱的に結合されていることを特徴とする蓄電モジュールである。
本発明によれば、複数の単電池セルを効果的に冷却することのできる冷却構造を備えた蓄電モジュールであって、筐体内において冷却液が漏洩することを防止でき、かつ、コンパクト化を図ることができる蓄電モジュールを提供することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る蓄電モジュールの外観斜視図。 図1のII−II線切断断面模式図。 図1の蓄電モジュールの平面模式図。 単電池セルを示す斜視図。 単電池セルの電池容器に収容される捲回電極群を示す斜視図。 蓄電モジュールの冷却構造を示す平面模式図。 図6のVII−VII線切断断面模式図。 冷却システムを示す図。 本発明の第2の実施の形態に係る蓄電モジュールの断面模式図。 本発明の第2の実施の形態に係る蓄電モジュールの平面模式図。 本発明の第3の実施の形態に係る蓄電モジュールの断面模式図。 本発明の第3の実施の形態に係る蓄電モジュールの平面模式図。 本発明の変形例に係る蓄電モジュールを示す図。 本発明の変形例に係る蓄電モジュールを示す図。
以下、図面を参照して、本発明をハイブリッド電気自動車や純粋な電気自動車に搭載される蓄電装置に組み込まれる蓄電モジュールであって、角形リチウムイオン二次電池(以下、単電池セルと記す)を複数備えた蓄電モジュールに適用した実施の形態について説明する。
−第1の実施の形態−
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電モジュール10の外観斜視図である。図2は、図1のII−II線切断断面模式図であり、図3は、図1の蓄電モジュール10の平面模式図である。図1では、組電池100を収容する筐体150や冷媒配管160およびガス排出ダクト110の図示を省略している。図2ではガス排出ダクト110を二点鎖線で記し、図3ではガス排出ダクト110の図示および筐体150を構成する上面板の図示を省略している。なお、本実施の形態では、正極外部端子104および負極外部端子105が設けられる側を組電池100の上側、冷却構造体190が設けられる側を組電池100の下側として説明する。図1に示すように、組電池100の上下方向をZ方向とし、単電池セル101の配列方向、すなわち組電池100の長手方向をX方向とし、X方向およびZ方向のそれぞれに直交する方向、すなわち組電池100の高さ方向をY方向として説明する。
図1〜図3に示すように、蓄電モジュール10は、組電池100と、冷却構造体190と、組電池100および冷却構造体190を内部に収容する筐体150(図2および図3参照)と、筐体150の外部に取り付けられる冷媒配管160(図2および図3参照)とを備えている。筐体150は密閉構造とされ、アルミニウムなどの熱伝導性に優れた材質からなる。
組電池100は、8個の単電池セル101を有している。複数の単電池セル101は、並べて配置されており、一対のエンドプレート120A,120Bと、単電池セル101間に配置される複数の電池ホルダ125と、シャフト130とを含んで構成される一体化機構によって一体的に組み立てられている。
各単電池セル101は、扁平な直方体形状であって、側面のうちで広い面積を有する主面102c(図4参照)同士が対向するように並べて配置されている。隣接する単電池セル101同士は、単電池セル101の電池蓋102Bから突設される正極外部端子104および負極外部端子105の位置が逆転するように、向きが反転して配置されている。
図1〜図3に示すように、隣り合う各単電池セル101の正極外部端子104と負極外部端子105とは金属製の平板状導電部材であるバスバー109によって電気的に接続されている。すなわち、本実施の形態に係る蓄電モジュール10を構成する複数の単電池セル101は、電気的に直列に接続されている。
図1に示すように、両端に配置される単電池セル101における一方の単電池セル101(図中手前側の単電池セル101)の正極外部端子104、および、他方の単電池セル101(図中奥側の単電池セル101)の負極外部端子105には、不図示の他の蓄電モジュールに電気的に直列または並列に不図示の導電部材により接続されるか、不図示の電力取り出し用の配線に不図示の導電部材により接続される。
図1〜図3に示すように、並置された複数の単電池セル101は、電池ホルダ125を介して、X方向の両端側から一対のエンドプレート120A,120Bにより挟持されている。エンドプレート120A,120Bは、単電池セル101の主面102c(図4参照)に対応した矩形平板状とされている。
一対のエンドプレート120A,120Bの間には、複数の電池ホルダ125が配置されている。電池ホルダ125の材質は、絶縁性を有する樹脂である。電池ホルダ125は、単電池セル101の主面102c(図4参照)に当接される絶縁部を有している。
一対のエンドプレート120A,120Bおよび各電池ホルダ125のそれぞれのY方向両端に設けられた貫通孔(不図示)には、シャフト130が挿通されている。
シャフト130の両端部には、おねじが形成されている。エンドプレート120A,120Bの外側からナット131をシャフト130の両端部に装着することで、一対のエンドプレート120A,120Bに挟まれた電池ホルダ125が所定量圧縮された状態で保持される。このため、各単電池セル101が各電池ホルダ125を介してエンドプレート120A,120Bにより保持される。
各単電池セル101同士の間やエンドプレート120A,120Bと単電池セル101との間に絶縁性を有する電池ホルダ125が介在しているため、絶縁性が確保されるとともに、各単電池セル101の相対位置が規定される。
組電池100を構成する単電池セル101について説明する。複数の単電池セル101は、いずれも同様の構造である。図4は、単電池セル101を示す斜視図であり、図5は単電池セル101の電池容器に収容される捲回電極群170を示す斜視図である。図5では、捲回電極群170の巻き終り側を展開した状態を示している。
図4に示すように、単電池セル101は、電池缶102Aと電池蓋102Bとからなる角形の電池容器を備えている。電池缶102Aおよび電池蓋102Bの材質は、いずれもアルミニウムである。電池缶102Aは、一端部に開口を有する矩形箱状とされる。電池蓋102Bは、矩形平板状であって、電池缶102Aの開口を塞ぐようにレーザ溶接されている。つまり、電池蓋102Bは、電池缶102Aを封止している。
電池容器は、中空の直方体形状とされ、幅の広い主面102c同士が対向し、幅の狭い幅狭面102d同士が対向し、電池蓋102Bの表面と電池缶102Aの底面102eとが対向している。
充放電要素である捲回電極群170は、図5に示すように、長尺状の正極電極174および負極電極175をセパレータ173を介在させて扁平状に捲回することで積層して構成されている。捲回電極群170は、ポリプロピレンなどからなる絶縁ケース(不図示)に覆われた状態で電池缶102Aに収容される。
図5に示すように、正極電極174は、正極箔171と、正極箔171の両面に正極活物質合剤が塗工されて形成される正極活物質合剤層176とを有する。負極電極175は、負極箔172と、負極箔172の両面に負極活物質合剤が塗工されて形成される負極活物質合剤層177とを有する。正極活物質と負極活物質との間では、充放電が行われる。正極箔171は、厚さ30μm程度のアルミニウム箔であり、負極箔172は、厚さ20μm程度の銅箔である。セパレータ173の素材は多孔質のポリエチレン樹脂である。
捲回電極群170の幅方向(捲回方向に直交する方向)の両端部は、一方が正極活物質合剤層176が形成されていない未塗工部(正極箔171の露出部)が積層された部分とされ、他方が負極活物質合剤層177が形成されていない未塗工部(負極箔172の露出部)が積層された部分とされている。
図4に示すように、電池蓋102Bには、正極外部端子104および負極外部端子105が配設されている。正極外部端子104の材質はアルミニウムであり、負極外部端子105の材質は銅である。正極外部端子104および負極外部端子105は、電池蓋102Bの両端部近傍に設けられた貫通孔に、絶縁性の樹脂材料からなるガスケット106を介して挿着されている。ガスケット106は、正極外部端子104と電池蓋102Bの貫通孔との間、ならびに、負極外部端子105と電池蓋102Bの貫通孔との間にそれぞれ設けられ、電解液が漏れ出さないように、電池容器を密閉している。
正極外部端子104は、図示しないアルミニウム製の正極集電体を介して、捲回電極群170の正極、すなわち正極側の未塗工部(正極箔171の露出部)の積層部(図5参照)に電気的に接続されている。負極外部端子105は、図示しない銅製の負極集電体を介して、捲回電極群170の負極、すなわち負極側の未塗工部(負極箔172の露出部)の積層部(図5参照)に電気的に接続されている。
正極外部端子104および負極外部端子105において単電池セル101の外に露出している円柱部には、それぞれおねじが形成されている。上記したように、隣接する単電池セル101の正極外部端子104と負極外部端子105とは、図1に示すように、金属製の板材からなるバスバー109によって電気的に接続される。バスバー109は、図示しないナットによって正極外部端子104、負極外部端子105に締結されている。
図4に示すように、電池蓋102Bには、注液部107が設けられている。注液部107には、電池容器内に電解液を注入するための注液孔が穿設されている。注液孔は、電解液注入後に注液栓によって封止される。注液栓は、溶接によって電池蓋102Bに固定される。電解液としては、たとえば、エチレンカーボネート等の炭酸エステル系の有機溶媒に6フッ化リン酸リチウム(LiPF)等のリチウム塩が溶解された非水電解液を用いることができる。電解液が電池容器内に注入されると、捲回電極群170の内部全域には、電解液が含浸される。
図4に示すように、電池蓋102Bの中央部分には、ガス排出弁103が形成されている。単電池セル101の容器表面に設けられるガス排出弁103は、内圧作用時の応力集中度合が相対的に高くなるように、プレスによって電池蓋102Bを部分的に薄肉化することで形成されている。これにより、電池缶102A内が所定圧力(たとえば、約1MPa)に達すると、ガス排出弁103が優先的に破壊されて、ガスが電池容器の外部上方に向かって排出される。
図2に示すように、組電池100の上部には、複数の単電池セル101の各々のガス排出弁103から排出されるガスを車両外部に案内するガス排出ダクト(以下、単にダクト110と記す。)が設けられている。ダクト110は、組電池100の長手方向(X方向)に沿って延在するように形成されている。ダクト110の内部にはガス排気経路が形成されている。すなわちダクト110の中は空洞になっている。
ダクト110における各単電池セル101のガス排出弁103に対応する位置には、ダクト110へのガス導入用開口が形成されている。ガス排出弁103とダクト110との接続部には、図示しないシール部材が配設されている。ダクト110は、長手方向の一端部がジョイント部119として形成されており、筐体150を貫通して外部に突出している。ジョイント部119には、車両外部へガスを導くホース(不図示)が接続される。
単電池セル101の冷却構造について説明する。図6は、蓄電モジュール10の冷却構造を示す平面模式図であり、図7は、図6のVII−VII線切断断面模式図である。図6では、冷却構造体190、筐体150および冷媒配管160を図示し、その他の構成については省略している。
図2および図6に示すように、筐体150内に配設される冷却構造体190は、組電池100の下方に配置される冷却プレート140と、冷却プレート140と組電池100との間に介在される熱伝導性シート189と、冷却プレート140の下面に結合されるヒートパイプ145と、冷却プレート140の端部上面と筐体150内面とに結合される金属ブロック155とを含んで構成されている。
冷却プレート140は、矩形平板状であって、図2および図7に示すように、複数の単電池セル101の底面102e側に配置されている。冷却プレート140の材質は、熱伝導性に優れた材質であり、たとえばアルミニウムである。冷却プレート140は組電池100の下面全体に亘って配置され、図1および図2に示すように、冷却プレート140のX方向一端部には組電池100から外方に突出した突出部141が設けられている。
図2に示すように、冷却プレート140の上面と、電池缶102Aの底面102eとの間には熱伝導性シート189が介在されている。熱伝導性シート189は、シリコンを基材としたシートであり、良好な熱伝導性と良好な電気的絶縁性を有している。熱伝導性シート189には、熱伝導率1〜5W/m・K程度の絶縁シートを採用することが好ましい。
熱伝導性シート189は、適度な柔軟性と粘着性を有しており、電池缶102Aの底面102eと冷却プレート140の上面との間に隙間ができないように、単電池セル101および冷却プレート140の双方に密着している。換言すれば、単電池セル101は、底面102eが冷却プレート140の上面に熱伝導性シート189を介して密着されている。なお、単電池セル101は、熱伝導性シート189に押し付けられた状態で取り付けられている。これにより、柔軟性を有する熱伝導性シート189は所定量だけ圧縮され、単電池セル101が熱伝導性シート189を介して冷却プレート140に熱結合されている。
図2、図6および図7に示すように、冷却プレート140の下面には、2本のヒートパイプ145が半田付け等により接続されている。各ヒートパイプ145は、単電池セル101の配列方向であるX方向に平行に配設されている。本実施の形態では、ヒートパイプ145の外表面と冷却プレート140との接触面積が大きくなるように、円筒形状のヒートパイプ145が予め押し潰されることで扁平形状とされ、図7に示すようにヒートパイプ145には平面部145Pが形成されている。
図2に示すように、ヒートパイプ145は、単電池セル101の下方に位置する受熱部(蒸発部)と、後述の金属ブロック155の下方に位置するように組電池100から突出する放熱部(凝縮部)145cとを有し、内部に作動流体が封入されている。ヒートパイプ145は、受熱部において液相の作動流体が蒸発することにより熱を吸収し、蒸発した気相の作動流体が放熱部145cに至り、そこで凝縮して熱を放出する。熱の放出により凝縮した液相作動流体は、受熱部へと還流される。このようなサイクルが繰り返されて、受熱部から放熱部に熱輸送される。なお、本実施の形態では、ヒートパイプ145の内壁に環流を助勢するウィックが設けられている。
ヒートパイプ145は、全ての単電池セル101の下方に位置するように配置されている。ヒートパイプ145の一端側に設けられる放熱部145cは、後述の金属ブロック155の下方まで延在し、冷却プレート140の突出部141の下面に半田付け等により接続されている。換言すれば、金属ブロック155は、ヒートパイプ145の放熱部145cに冷却プレート140の突出部141を介して対向するように配置されている。金属ブロック155の材質は、熱伝導性に優れた材質であり、たとえばアルミニウムである。
図1に示すように、金属ブロック155は、直方体形状であって、ヒートパイプ145と直交するようにY方向に延在している。図2に示すように、金属ブロック155は、下面が冷却プレート140の突出部141の上面に当接されるプレート当接面とされ、一側面が筐体150の内面に当接される筐体当接面190a(図1参照)とされている。金属ブロック155は、プレート当接面が冷却プレート140の上面に当接され、かつ、筐体当接面190aが筐体150に当接された状態で、冷却プレート140および筐体150のそれぞれに溶接されている。
図2および図6に示すように、筐体150の外面には冷媒配管160が当接された状態で溶接されている。冷媒配管160の材質は、熱伝導性に優れた材質であり、たとえばアルミニウムである。冷媒配管160は、円筒形の管であって、ヒートパイプ145と直交するようにY方向に延在している。冷媒配管160は、金属ブロック155と冷媒配管160とで筐体150を挟むように、金属ブロック155に対向して配置されている。換言すれば、冷媒配管160と筐体当接面190aとは筐体150を隔てて相対するように配置されている。
図2に示すように、冷媒配管160には、内部にエチレングリコール水溶液などの冷却液が流れる冷媒流路160iが設けられている。図3および図4に示すように、冷媒配管160の一端には冷却液が導入される冷媒入口部161が設けられ、冷媒配管160の他端には冷却液が排出される冷媒出口部162が設けられている。
本実施の形態に係る蓄電モジュール10の冷却構造を構成する部材の熱的な結合関係をまとめると以下のようになる。複数の単電池セル101のそれぞれの底面102eは熱伝導性シート189を介して冷却プレート140の上面に熱的に結合され、冷却プレート140の下面にヒートパイプ145が熱的に結合されている。冷却プレート140の突出部141にはヒートパイプ145の放熱部145cが熱的に結合され、冷却プレート140の突出部141の上面には金属ブロック155のプレート当接面が熱的に結合されている。金属ブロック155の筐体当接面190aが筐体150の内面に熱的に結合され、筐体150の外面には冷媒配管160が熱的に結合されている。
蓄電モジュール10は、このように熱的に結合されてなる冷却構造を有しているため、充放電動作に伴い単電池セル101で発生した熱は、主に次のようにして冷媒配管160の冷媒流路160iを流れる冷却液に伝わり、蓄電モジュール10の外部に移送される。複数の単電池セル101から冷却プレート140に伝わった熱は、ヒートパイプ145に吸収され、ヒートパイプ145によって金属ブロック155側に移送される。ヒートパイプ145の金属ブロック155側端部に移送された熱は、冷却プレート140の突出部141を介して金属ブロック155に伝わり、金属ブロック155に伝わった熱は筐体150の局所に伝わる。筐体150の局所に伝わった熱は冷媒配管160を介して冷却液に伝わる。冷却液に伝わった熱は、冷却液が冷媒流路160iを流れることで、冷却システムのラジエータ13(図8参照)に移送される。このように、単電池セル101で発生した熱が冷却構造によって組電池100の外部に移送されるため、各単電池セル101が効果的に冷却される。
図8は、冷却システムの構成を示す図である。各単電池セル101から冷却液に伝わった熱は、冷却システムのラジエータ13により放熱される。冷却システムは、ポンプ11と、タンク12と、ラジエータ13と、それらを接続する配管14とを含んで構成される。蓄電モジュール10の冷媒配管160は、冷却システムのポンプ吐出側に設けられ、冷媒入口部161および冷媒出口部162には配管14が接続されている。ポンプ11は、冷却液を冷却システム内において循環させる。ラジエータ13は、蓄電モジュール10を構成する各単電池セル101で発生した熱を奪って暖められた冷却液を大気との間で熱交換することで冷却する。タンク12は、冷却液を一時的に貯蔵するバッファの役割を持ち、温度変化などによる冷却液の体積変化を吸収してポンプ11に冷却液を安定して供給する。
上述した本実施の形態によれば、以下のような作用効果を奏することができる。
(1)組電池100および冷却構造体190を内部に収容し、外部に冷媒配管160が取り付けられる筐体150を備え、複数の単電池セル101のそれぞれを冷却プレート140の上面に熱的に結合し、冷却プレート140の下面にヒートパイプ145を熱的に結合し、冷却プレート140および金属ブロック155、筐体150を介してヒートパイプ145の放熱部145cと冷媒配管160とを熱的に結合した。このように、本実施の形態では、筐体150内に冷媒配管160が配設されておらず、筐体150内において冷媒配管160と冷却システムの配管14との接続部が存在していないので、蓄電モジュール10に衝撃や振動が作用した場合に冷却液が筐体150内に漏洩してしまうことを防止できる。
(2)筐体150内に冷媒配管160を配設する必要がないため、蓄電モジュール10のコンパクト化、軽量化および低コスト化を図ることができる。
(3)冷却プレート140にヒートパイプ145を熱的に結合する構成としたので、冷却プレート140の厚みを薄くできる。特許文献1に記載の冷却プレートの内部には冷媒配管が挿通されているため、冷却プレートの厚みが本実施の形態に比べて厚い。これに対して、本実施の形態によれば、蓄電モジュール10の上下方向(Z方向)寸法を短くすることができるので、蓄電モジュール10のコンパクト化、軽量化および低コスト化を図ることができる。
(4)各単電池セル101で発生した熱をヒートパイプ145に吸収させ、ヒートパイプ145により熱輸送された熱を冷却プレート140、金属ブロック155および筐体150を介して冷媒配管160に伝え、冷媒配管160の冷媒流路160iを流れる冷却液によって外部に移送する構成とした。これにより、冷却液を筐体150内に導入せずに複数の単電池セル101のそれぞれを効果的に冷却することができる。
(5)冷却構造体190の筐体当接面190aと冷媒配管160とが、筐体150を隔てて相対するように配置されている。これにより、筐体150の局所に伝わった熱は、周囲に広がることが抑えられ、冷却構造体190から筐体150を介して冷媒配管160に効率よく熱を移送することができる。
−第2の実施の形態−
図9および図10を参照して第2の実施の形態に係る蓄電モジュール20について説明する。図9は本発明の第2の実施の形態に係る蓄電モジュール20の断面模式図であり、図10は本発明の第2の実施の形態に係る蓄電モジュール20の平面模式図である。図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。以下、第1の実施の形態との相違点について詳しく説明する。
第1の実施の形態では、筐体150に当接される冷却構造体190の筐体当接面190aが金属ブロック155に設けられ、冷却プレート140および金属ブロック155、筐体150を介してヒートパイプ145の放熱部145cと冷媒配管160とが熱的に結合されていた。第2の実施の形態では、図9および図10に示すように、筐体150に当接される冷却構造体290の筐体当接面290aは、冷却プレート240に設けられ、冷却プレート240および筐体150を介してヒートパイプ145の放熱部145cと冷媒配管160とが熱的に結合されている。
冷却プレート240は、各単電池セル101の底面102eに熱伝導性シート189を介して熱的に結合される結合部240bと、結合部240bの一端部から上方に向かって直角に折り曲げられた屈曲部240aとを有している。屈曲部240aには、筐体150の内面と当接する筐体当接面290aが設けられている。筐体当接面290aと冷媒配管160とは筐体150を隔てて相対するように配置されている。
冷却プレート240は、筐体当接面290aが筐体150の内面に当接された状態で溶接されている。図10に示すように、筐体当接面290aは、Y方向に延在しており、十分な接触面積が確保されている。
このような第2の実施の形態の蓄電モジュール20によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
−第3の実施の形態−
図11および図12を参照して第3の実施の形態に係る蓄電モジュール30について説明する。図11は本発明の第3の実施の形態に係る蓄電モジュール30の断面模式図であり、図12は本発明の第3の実施の形態に係る蓄電モジュール30の平面模式図である。図中、第1の実施の形態と同一もしくは相当部分には同一符号を付し、説明を省略する。以下、第1の実施の形態との相違点について詳しく説明する。
第3の実施の形態では、図11および図12に示すように、筐体150に当接される冷却構造体390の筐体当接面390aは、ヒートパイプ345に設けられ、ヒートパイプ345が直接に筐体150に接続され、筐体150を介してヒートパイプ345の放熱部345cと冷媒配管160とが熱的に結合されている。
ヒートパイプ345は、冷却プレート140に熱的に結合されるプレート結合部345bと、プレート結合部345bの一端部からY方向に向かって直角に折り曲げられた放熱部345cとを有している。放熱部345cには、筐体150の内面と当接する筐体当接面390aが設けられている。筐体当接面390aと冷媒配管160とは筐体150を隔てて相対するように配置されている。
ヒートパイプ345は、筐体当接面390aが筐体150の内面に当接された状態で半田付け等により接続されている。図12に示すように、筐体150に熱的に結合される放熱部345cは、Y方向に延在しており、十分な接触面積が確保されている。
このような第3の実施の形態の蓄電モジュール30によれば、第1の実施の形態と同様の効果を奏する。
なお、次のような変形も本発明の範囲内であり、変形例の一つ、もしくは複数を上述の実施形態と組み合わせることも可能である。
[変形例]
(1)上記した実施の形態では、冷媒配管160は断面円形の円筒管としたが、本発明はこれに限定されない。断面矩形、断面多角形、断面扁平形の中空筒状管等であってもよい。また、筐体150に取り付ける冷媒配管160を直管とする場合に限定されることもない。さらに、単一の冷媒配管160を設ける場合に限定されることもなく、複数本の冷媒配管160を設けることとしてもよい。
(2)上記した実施の形態では、単一の組電池100を筐体150内に収容した蓄電モジュール10,20,30について説明したが、本発明はこれに限定されない。複数の組電池100を筐体150内に収容した蓄電モジュールに本発明を適用してもよい。
(3)上記した実施の形態では、冷却プレート140を単一の矩形平板として説明したが本発明はこれに限定されない。たとえば、図13に示すように、冷却プレート440を中空の直方体形状に形成して、内部に複数本のヒートパイプ(不図示)を収容した構造とすることもできる。これにより、図示するように、冷却プレート440の相対する一対の面のそれぞれに単電池セル101を配置することができる。
(4)冷却プレートに対する単電池セル101の配置レイアウトは、上述の実施の形態に限定されない。たとえば、図14に示すように、冷却プレート540の相対する一対の面のそれぞれに沿って、図示するように、Y方向に3個、X方向に4段で複数の単電池セル101を配列してもよい。なお、図14では、各単電池セル101は、上述の実施の形態の場合とは、90°異なる向きに配置されている。つまり、本発明は、冷却プレートに対して単電池セル101を種々のレイアウトで配列することができる。
(5)上記した実施の形態では、ヒートパイプ145,345を2本設ける場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。単電池セル101の容量、員数に応じて、3本以上設けることとしてもよいし、1本のヒートパイプを設けることとしてもよい。
(6)上記した実施の形態では、冷却プレート140,240を単電池セル101の底面102eに熱的に結合した構造について説明したが、本発明はこれに限定されない。各単電池セル101の幅狭面102dに冷却プレートを熱的に結合した構造としてもよい。
(7)上記した実施の形態では、冷媒として冷却液を採用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されない。冷媒配管160の冷媒流路160iに冷却風を流通させることとしてもよい。
(8)冷媒流路形成体は、管とする場合に限定されない。たとえば、冷却フィン間に冷却風を流通させる冷媒流路が設けられたヒートシンクなどを冷媒流路形成体として採用してもよい。
(9)上記した実施の形態では、電池容器の形状を角形としたが、本発明はこれに限定されない。断面長円形状の扁平形電池容器としてもよく、電池缶の開口を電池蓋によって封止する薄形の種々の電池容器を採用できる。
(10)リチウムイオン二次電池を一例として説明したが、ニッケル水素電池などその他の二次電池にも本発明を適用できる。
(11)正極外部端子104、正極集電体(不図示)および正極箔171の材質は、アルミニウムに限定されることなく、アルミニウム合金としてもよい。負極外部端子105、負極集電体(不図示)および負極箔172の材質は、銅に限定されることなく、銅合金としてもよい。
(12)筐体150、冷媒配管160、冷却プレート140,240、金属ブロック155の材質は、アルミニウムに限定されない。アルミニウム合金、銅、ステンレス等の金属、または熱伝導率が1W/m・K以上の絶縁樹脂等の熱伝導性の良好な種々の材質を採用することができる。
(13)上記した実施の形態では、熱伝導性シート189を介して単電池セル101の底面102eと冷却プレート140,240とを密着させるようにしたが、本発明はこれに限定されない。単電池セル101の電池容器が絶縁性を有している場合、単電池セル101の電池容器の底面102eを直接的に冷却プレート140,240に密着させるようにしてもよい。
(14)第1の実施の形態では、冷却プレート140および金属ブロック155、筐体150を介してヒートパイプ145の放熱部145cと冷媒配管160とを熱的に結合した。第2の実施の形態では、冷却プレート240および筐体150を介してヒートパイプ145の放熱部145cと冷媒配管160とを熱的に結合した。第3の実施の形態では、ヒートパイプ345を直接的に筐体150に熱的に結合し、筐体150のみを介してヒートパイプ345の放熱部345cと冷媒配管160とを熱的に結合した。しかしながら、本発明はこれに限定されることなく、少なくとも筐体150を介してヒートパイプ145,345の放熱部145c,345cと冷媒配管160とを熱的に結合可能な種々の冷却構造を採用することができる。換言すれば、ヒートパイプ145,345の放熱部145c,345cと筐体150とは、直接的または間接的に熱的に結合されていればよい。
本発明は、上記した実施の形態に限定されるものでなく、発明の要旨を逸脱しない範囲で自由に変更、改良が可能である。
10 蓄電モジュール、11 ポンプ12 タンク、13 ラジエータ、14 配管、20 蓄電モジュール、30 蓄電モジュール、100 組電池、101 単電池セル、102A 電池缶、102B 電池蓋、102c 主面、102d 幅狭面、102e 底面、103 ガス排出弁、104 正極外部端子、105 負極外部端子、106 ガスケット、107 注液部、109 バスバー、110 ガス排出ダクト、119 ジョイント部、120A,120B エンドプレート、125 電池ホルダ、130 シャフト、131 ナット、140 冷却プレート、141 突出部、145 ヒートパイプ、145c 放熱部、145P 平面部、150 筐体、155 金属ブロック、160 冷媒配管、160i 冷媒流路、161 冷媒入口部、162 冷媒出口部、170 捲回電極群、171 正極箔、172 負極箔、173 セパレータ、174 正極電極、175 負極電極、176 正極活物質合剤層、177 負極活物質合剤層、189 熱伝導性シート、190 冷却構造体、190a 筐体当接面、240 冷却プレート、240a 屈曲部、240b 結合部、290 冷却構造体、290a 筐体当接面、345 ヒートパイプ、345b プレート結合部、345c 放熱部、390 冷却構造体、390a 筐体当接面,440 冷却プレート、540 冷却プレート

Claims (7)

  1. 複数の単電池セルが電気的に接続された組電池と、
    冷却プレート、および、一端側に放熱部を有するヒートパイプを含んで構成される冷却構造体と、
    冷媒が流通する冷媒流路を有する冷媒流路形成体と、
    前記組電池および前記冷却構造体を内部に収容し、外部に前記冷媒流路形成体が取り付けられる筐体とを備え、
    前記複数の単電池セルのそれぞれは前記冷却プレートの一方の面に熱的に結合され、前記冷却プレートの他方の面に前記ヒートパイプが熱的に結合され、少なくとも前記筐体を介して前記ヒートパイプの放熱部と前記冷媒流路形成体とが熱的に結合されていることを特徴とする蓄電モジュール。
  2. 請求項1記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記冷却構造体は、前記筐体に当接される当接面を有し、
    前記冷媒流路形成体と前記冷却構造体の当接面とは前記筐体を隔てて相対するように配置されていることを特徴とする蓄電モジュール。
  3. 請求項2に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記単電池セルは、充放電要素を収容する角形の電池容器の一の面に、前記充放電要素に電気的に接続される正極外部端子および負極外部端子が設けられ、
    前記単電池セルは、前記電池容器の一の面に対向する他の面が前記冷却プレートの一方の面に密着していることを特徴とする蓄電モジュール。
  4. 請求項2または3に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記ヒートパイプの放熱部は、前記冷却プレートの他方の面に熱的に結合され、
    前記ヒートパイプの放熱部に前記冷却プレートを介して対向するように配置され、前記冷却プレートの一方の面に熱的に結合される伝熱部材をさらに備え、
    前記冷却構造体の当接面は、前記伝熱部材に設けられ、
    前記冷却プレートおよび前記伝熱部材、前記筐体を介して前記ヒートパイプの放熱部と前記冷媒流路形成体とが熱的に結合されていることを特徴とする蓄電モジュール。
  5. 請求項2または3に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記ヒートパイプの放熱部は、前記冷却プレートの他方の面に熱的に結合され、
    前記冷却構造体の当接面は、前記冷却プレートに設けられ、
    前記冷却プレートおよび前記筐体を介して前記ヒートパイプの放熱部と前記冷媒流路形成体とが熱的に結合されていることを特徴とする蓄電モジュール。
  6. 請求項2または3に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記ヒートパイプは、前記冷却プレートに熱的に結合されるプレート結合部と、前記筐体に熱的に結合される筐体結合部とを備え、
    前記冷却構造体の当接面は、前記ヒートパイプの筐体結合部に設けられていることを特徴とする蓄電モジュール。
  7. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載の蓄電モジュールにおいて、
    前記冷媒流路形成体は、金属製の管であることを特徴とする蓄電モジュール。
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