JP2010192207A - 電池用冷却装置及び組電池 - Google Patents

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Abstract

【課題】構造の簡素化を図ると共に単電池の配列の自由度を向上させた上で、単電池が高温になるのを抑制する。
【解決手段】複数の単電池2の被支持面を支持する支持部材11と、該支持部材を冷却する冷却手段13と、を備える電池用冷却装置3を提供する。
【選択図】図3

Description

本発明は、電池用冷却装置及び組電池に関する。
従来より、二次電池等からなる複数の単電池と、これらの単電池を収納する収納容器と、を備える組電池の充放電等に際し、単電池が高温になるのを抑制するために、単電池を冷却する冷却装置が知られている。この種の冷却装置として、例えば下記特許文献1に示されるように、収納容器(ケース)内に冷却風を導入する冷却風導入手段を備え、組電池(ラミネート電池パック)の収納容器内における冷却風通路及び各単電池(ラミネート電池モジュール)を、該各単電池において電極端子(電極タブ)及び該電極端子の配設側部分のみが冷却風に触れるように配置する構成が知られている。
特開2008−282545号公報
しかしながら、前記従来の冷却装置では、収納容器内に冷却風を導入するため、収納容器に高い密封性を確保する必要があり、その結果、冷却装置の構造が複雑になるという問題がある。また、冷却風通路を形成する必要があるため、単電池の配列の自由度が制限されるという問題もある。
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、構造の簡素化を図ると共に単電池の配列の自由度を向上させた上で、単電池が高温になるのを抑制することができる電池用冷却装置、及びこの電池用冷却装置を備える組電池を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
本発明に係る電池用冷却装置は、複数の単電池の被支持面を支持する支持部材と、該支持部材を冷却する冷却手段と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明に係る電池用冷却装置によれば、各単電池を支持する支持部材が冷却手段により冷却されるので、単電池の温度が上昇したときに、この単電池を冷却手段により支持部材を介して被支持面から冷却することが可能となり、単電池が高温になるのを抑制することができる。
また、単に各単電池の被支持面を支持部材に支持させた状態でこれらの単電池を冷却することが可能であり、例えば前記従来技術のように高い密封性を具備する収納容器を必要としないので、構造を簡素化することができ、更に、単電池の配列の自由度を向上させることができる。
また、前記冷却手段は、電圧が印加されることで冷却される吸熱部を有するペルチェ素子と、該ペルチェ素子に電圧を印加する電源部と、を備え、前記支持部材が、前記吸熱部であることが望ましい。
この構成によれば、電圧が印加されることで冷却される吸熱部を有するペルチェ素子を備えていると共に、支持部材が吸熱部であるので、このペルチェ素子に電源部が電圧を印加することで支持部材を冷却することができる。
また、電源部がペルチェ素子に印加する電圧を制御することで支持部材の冷却制御を行うことが可能なので、単電池の冷却制御を容易に行うことができる。
また、前記冷却手段は、内部に封入された作動液が蒸発して潜熱を吸収する蒸発部、及び前記蒸発部で蒸発した前記作動液が凝縮して潜熱を放出する凝縮部を有するヒートパイプと、前記凝縮部を冷却する冷却部と、を備え、前記蒸発部が、前記支持部材に埋設されていることが望ましい。
この構成によれば、ヒートパイプの蒸発部が支持部材に埋設されているので、単電池が高温になったときに、単電池から支持部材に伝導された熱により蒸発部内の作動液が蒸発して潜熱を吸収することで、支持部材を冷却することができる。しかも、凝縮部を冷却する冷却部を備えていることから、蒸発部で蒸発した作動液が凝縮部に移動した後、凝縮部において作動液が潜熱を放出して凝縮し、凝縮した作動液が蒸発部に移動するので、支持部材を安定して冷却することができる。
また、冷却部として、例えばヒートシンク等、自然冷却により蒸発部を冷却する構成を採用する場合には、冷却手段を駆動させる動力源を不要とすることができる。
また、前記冷却手段は、前記支持部材内部に形成された冷却通路と、前記冷却通路内に冷却媒体を流通させる冷却媒体供給部と、を備えていることが望ましい。
この構成によれば、支持部材内部に形成された冷却通路内に、冷却媒体供給部により冷却媒体を流通させることで、支持部材を冷却することができる。
また、冷却媒体供給部により冷却通路内に流通される冷却媒体の流量を制御することで支持部材の冷却制御を行うことが可能なので、単電池の冷却制御を容易に行うことができる。
また、前記支持部材と前記被支持面との間には、接触熱抵抗を低減させる第1接触熱抵抗低減部材が介装され、前記支持部材は、該第1接触熱抵抗低減部材を介して前記単電池を支持していることが望ましい。
この構成によれば、支持部材と単電池の被支持面との間に第1接触熱抵抗低減部材が介装されているので、被支持面と支持部材との間の接触熱抵抗を低減させて熱伝導性を向上させることができる。従って、冷却手段によって単電池をより効率的に冷却することが可能となり、単電池が高温になるのを確実に抑制することができる。
また、前記支持部材に固定され、前記単電池の前記被支持面に連なる側面に当接して前記単電池を位置決めする位置決め部材を備え、前記位置決め部材は、熱伝導率が空気よりも高いことが望ましい。
この構成によれば、位置決め部材により単電池を位置決めすることができる。
また、位置決め部材は、単電池の側面に当接すると共に支持部材に固定され、且つ熱伝導率が空気よりも高いので、単電池の温度が上昇したときに、単電池の熱を支持部材に、被支持面からだけでなく、側面からも位置決め部材を介して積極的に伝導させることができる。従って、冷却手段によって単電池をより効率的に冷却することが可能となり、単電池が高温になるのを確実に抑制することができる。
また、前記位置決め部材と前記単電池の前記側面との間には、接触熱抵抗を低減させる第2接触熱抵抗低減部材が介装されていることが望ましい。
この構成によれば、位置決め部材と単電池の側面との間に第2接触熱抵抗低減部材が介装されているので、位置決め部材と側面との間の接触熱抵抗を低減させて熱伝導性を向上させることができる。従って、冷却手段によって単電池をより効率的に冷却することが可能となり、単電池が高温になるのを確実に抑制することができる。
また、前記支持部材に支持されると共に熱伝導率が空気よりも高い位置決めケースを備え、前記位置決めケースには、この位置決めケースが前記単電池の前記被支持面及び該被支持面に連なる側面それぞれに当接して前記単電池を位置決めするように複数の位置決め凹部が形成され、前記支持部材は、前記位置決めケースを介して前記単電池を支持することが望ましい。
この構成によれば、位置決めケースにより単電池を位置決めすることができる。
また、支持部材が、熱伝導率が空気よりも高い位置決めケースを介して単電池を支持するので、単電池の温度が上昇したときに、この単電池を冷却手段により支持部材及び位置決めケースを介して被支持面から冷却することが可能となり、単電池が高温になるのを抑制することができる。
また、位置決めケースが、単電池の被支持面及び側面それぞれに当接するので、単電池の熱を位置決めケースを介して支持部材に、被支持面からだけでなく側面からも積極的に伝導させることができる。従って、冷却手段によって単電池をより効率的に冷却することが可能となり、単電池が高温になるのを確実に抑制することができる。
また、前記位置決めケースと前記被支持面及び前記側面との間には、接触熱抵抗を低減させる第3接触熱抵抗低減部材が介装されていることが望ましい。
この構成によれば、位置決めケースと単電池の被支持面及び側面との間に第3接触熱抵抗低減部材が介装されているので、位置決めケースと被支持面及び側面との間の接触熱抵抗を低減させて熱伝導性を向上させることができる。従って、冷却手段によって単電池をより効率的に冷却することが可能となり、単電池が高温になるのを確実に抑制することができる。
また、本発明に係る組電池は、複数の単電池と、前記本発明に係る電池用冷却装置と、前記電池用冷却装置の支持部材で支持された前記複数の単電池を収納する収納容器と、を備えていることを特徴とするものである。
本発明に係る組電池によれば、前記本発明に係る電池用冷却装置を備えているので、構造の簡素化を図ると共に単電池の配列の自由度を向上させた上で、単電池が高温になるのを抑制することが可能となり、この結果、組電池全体が高温になるのを抑制することができる。
また、前記収納容器の壁部の少なくとも一部が、前記電池用冷却装置の支持部材であることが望ましい。
この構成によれば、収納容器の壁部の少なくとも一部が、前記本発明に係る電池用冷却装置の支持部材であるので、構造の簡素化を図ると共に単電池の配列の自由度を向上させた上で、単電池が高温になるのを抑制することが可能となり、この結果、組電池全体が高温になるのを抑制することができる。しかも、収納容器と冷却装置とが別体で構成されている組電池よりも構成要素の数を低減することができる。
本発明に係る電池用冷却装置によれば、構造の簡素化を図ると共に単電池の配列の自由度を向上させた上で、単電池が高温になるのを抑制することができる。
また、本発明に係る組電池によれば、構造の簡素化を図ると共に単電池の配列の自由度を向上させた上で、組電池全体が高温になるのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態に係る組電池の側面断面図である。 図1に示す組電池の上面断面図である。 図1に示す組電池の要部の斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る組電池の上面断面図である。 図3に示す組電池の要部を示す斜視図である。 本発明の第3実施形態に係る組電池の上面断面図である。 本発明の第4実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。 本発明の第5実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。 本発明の第6実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。 本発明の第7実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。 図10に示す組電池のY方向に沿った断面図である。 本発明の第8実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。 図12に示す組電池のY方向に沿った断面図である。 本発明の第9実施形態に係る組電池の側面断面図である。 図15に示す組電池の上面断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1実施形態に係る組電池を、図1から図3を参照して説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る組電池の側面断面図である。図2は、図1に示す組電池の上面断面図である。図3は、図1に示す組電池の要部の斜視図である。
本実施形態に係る組電池1は、充放電可能な二次電池である単電池2が複数設けられた組電池1であって、例えば、深海探査機や電気自動車等の移動体の電源、或いは電力貯蔵装置や無停電電源装置等に用いられるものである。
図1に示すように、組電池1は、複数の単電池2と、これらの単電池2を冷却する冷却装置(電池用冷却装置)3と、単電池2を制御する制御部4と、単電池2、冷却装置3の後述する支持部材11及び制御部4を収納する収納容器5と、を備えている。
収納容器5は、単電池2、冷却装置3及び制御部4が収納されると共に有底角筒状に形成されて開口部6aを有する下部筐体6と、下部筐体6の開口部6aを開閉する蓋体である上部筐体7と、を備えており、これらの下部筐体6及び上部筐体7は、いずれも例えば合成樹脂等の絶縁体で形成されている。
図2に示すように、下部筐体6は、その底壁部8の平面視形状が長方形状となっている。以下では、平面視において底壁部8の長手幅方向に沿う方向をX方向、平面視において底壁部8の短手幅方向に沿う方向をY方向、X方向及びY方向のいずれにも直交する方向をZ方向と称する。また、Z方向において、下部筐体6の底壁部8側を下側、開口部6a側を上側と称する。
下部筐体6には、下部筐体6の内部を仕切り、単電池2及び制御部4が各別に収納される単電池室9及び制御部室10を形成する仕切壁6bが設けられている。図2に示す例では、仕切壁6bは、下部筐体6の内部において単電池室9と制御部室10とがX方向に隣接すると共に、単電池室9及び制御部室10の平面視形状がいずれも矩形状となるように、下部筐体6の内部をY方向に横断して形成されている。更に、仕切壁6bは、Y方向の両端部が下部筐体6に固定されていると共に、下部筐体6のZ方向の全域に亘って延在している。
図3に示すように、冷却装置3は、各単電池2を、各単電池2の下端面(被支持面)2aで支持する支持部材11と、該支持部材11を冷却する冷却手段12と、を備えている。本実施形態では、冷却手段12は、電圧が印加されることで冷却される吸熱部13を有するペルチェ素子14と、該ペルチェ素子14に電圧を印加する電源部15と、を備えており、冷却装置3の支持部材11は、ペルチェ素子14の吸熱部13となっている。
ペルチェ素子14は、平板状に形成された前記吸熱部13と、平板状に形成されると共に吸熱部13と間隔をあけて配置され、吸熱部13から熱が移動される放熱部16と、吸熱部13と放熱部16との間に配置され、両者を機械的に接合し且つ電気的に接続する接合部17と、を備えている。なお、本明細書で示す図面では、図面の見易さのためにペルチェ素子14の接合部17を模式的に図示している。
吸熱部13及び放熱部16は、例えばアルミニウム等の金属により形成されており、図2に示すように、それぞれの平面視形状は、いずれも単電池室9の平面視形状と同形同大に形成されている。そして、図1に示すように、ペルチェ素子14は、吸熱部13が上側を向くと共に放熱部16が下側を向いた状態で、放熱部16が単電池室9の底壁部8の上面に固定されている。また、吸熱部13の上面には、全面に亘って絶縁膜13aが形成されている。
また、図2に示すように、電源部15は、下部筐体6においてY方向を向く側壁部18に開口された一対の配線開口19aを通して接合部17から下部筐体6の外部まで延ばされる一対の配線19を介して接合部17に電気的に接続されている。
図3に示すように、単電池2は、例えば直方体状に形成されたリチウムイオン二次電池等の二次電池である。
図2に示すように、複数の単電池2は、それぞれの平面視形状がY方向に長い長方形状となるように、X方向に互いに等しい間隔をあけて単電池室9内に配列されている。また、各単電池2のY方向を向く側面2bは、Y方向に互いに一致している。更に、図2に示す例では、単電池室9を形成する下部筐体6の側壁部18及び仕切壁6bと、それぞれに対向する単電池2の側面2bと、の間隔は互いに等しく、また、前記間隔は、互いに隣接する単電池2同士の側面2b間の間隔と等しくなっている。また、これらの単電池2は、各単電池2の下端面2aが、支持部材11に当接した状態で支持部材11により支持されている。
また、図3に示すように、単電池2の上端面2cには、円柱状に形成されると共に、上方に向けて突出する一対の電極端子20が設けられており、一方の電極端子20が正極、他方の電極端子20が負極となっている。
図2に示すように、隣接する単電池2は、電極端子20の正極及び負極それぞれの位置がX方向に1つおきに互い違いになるように配置されている。そして、図2に示す例では、隣接する単電池2の電極端子20は、導電性材料で形成された板状のブスバー21により、電気的に直列に接続されている。更に、X方向の両端に配置されている単電池2のうちいずれか一方は、他の単電池2と正極が電気的に接続されず、他方は、他の単電池2と負極が電気的に接続されず、これらの他の単電池2と電気的に接続されていない電極端子20は、図1に示すように、収納容器5の上部筐体7に形成された挿通孔7aにそれぞれ挿通されて外部に露出され、それぞれが組電池1の正極若しくは負極となっている。
図2に示すように、ブスバー21は、両端部に電極端子20が挿通される一対の貫通孔21aが形成されており、この貫通孔21aが電極端子20にそれぞれ挿通された状態で、上方からボルト22により固定されている。
また、ブスバー21とボルト22との間には、図示しない配線で制御部4と電気的に接続されるリング状の検出端子23が、ブスバー21及びボルト22に挟持されて固定されている。
なお、図1及び図2では、図面の見易さのため、検出端子23を1つだけ図示し、残りの検出端子23の図示を省略している。
また、図2に示す例では、単電池2が4つ設けられると共に、これらの単電池2が電気的に直列に接続された構成を採用しているが、単電池2の数は4つに限られるものではなく、4つより多くても、少なくても良い。また、単電池2は例えば並列に接続されていても良い。
図2に示すように、制御部4は、組電池1の充放電時に単電池2の電圧や温度を検出し、検出結果に基づいて電圧等を制御する。
また、本実施形態では、制御部4には、予め冷却開始温度が記録されており、検出した単電池2の温度がこの冷却開始温度を超えたと判定したときに、冷却装置3の冷却手段12を制御し、支持部材11を冷却するようになっている。制御部4は、例えば基板上に形成された制御回路であって、制御部室10に収納されている。
次に、以上に示した組電池1の作用について、この組電池1の放充電の過程等で単電池2が温度上昇した場合について説明する。
まず、単電池2の温度を検出する制御部4は、検出した単電池2の温度が前記冷却開始温度を超えたと判定したときに、冷却手段12の電源部15を制御して、ペルチェ素子14に電圧を印加させる。ここで、支持部材11がペルチェ素子14の吸熱部13であるので、このペルチェ素子14に電源部15が電圧を印加することで支持部材11(吸熱部13)を冷却することができる。従って、単電池2の温度が上昇したときに、この単電池2を冷却手段12により支持部材11を介して下端面2aから冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを抑制することができる。その結果、組電池1全体が高温になってしまうのを抑制することができる。
なお、吸熱部13から放熱部16に移動された熱は、放熱部16が固定されている下部筐体6の底壁部8から外部に放熱される。
以上に示した組電池1によれば、単に各単電池2を各単電池2の下端面2aで支持部材11に支持させた状態でこれらの単電池2を冷却することが可能であり、例えば前記従来技術のように高い密封性を具備する収納容器を必要としないので、構造を簡素化することができ、更に、単電池2の配列の自由度を向上させることができる。
また、電源部15がペルチェ素子14に印加する電圧を制御部4により制御することで支持部材11の冷却制御を行うことが可能なので、単電池2の冷却制御を容易に行うことができる。
なお、本実施形態では、ペルチェ素子14の吸熱部13が支持部材11を構成するものとしたが、これに限られない。例えば、ペルチェ素子14と単電池2との間にペルチェ素子14とは異なる絶縁体の支持部材を配置し、この支持部材をペルチェ素子14の吸熱部13で冷却する構成としても良い。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る組電池30を、図4及び図5を参照して説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る組電池の上面断面図である。図5は、図3に示す組電池の要部を示す斜視図である。
なお、この第2実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4に示すように、本実施形態の組電池30では、冷却装置31の支持部材32は、例えばアルミニウム等の金属で形成された平板状体であり、その下面が単電池室9の底壁部8の上面に固定されている。また、支持部材32の上面には、全面に亘って絶縁膜32aが形成されている。
そして、図4及び図5に示すように、冷却手段33は、内部に封入された作動液36aが蒸発して潜熱を吸収する蒸発部34、及び蒸発部34で蒸発した作動液36aが凝縮して潜熱を放出する凝縮部35を有するヒートパイプ36と、凝縮部35を冷却するヒートシンク(冷却部)37と、を備えている。
図4に示すように、ヒートパイプ36は、いずれもY方向に沿って複数延在すると共に、X方向に互いに等しい間隔をあけて配置され、一端部が、前記蒸発部34となっており、他端部が、前記凝縮部35となっている。
そして、蒸発部34は、支持部材32に埋設されている。図4に示す例では、支持部材32において単電池2の下端面2aの下側に位置する部分には、少なくとも1つのヒートパイプ36(蒸発部34)が埋設されている。また、各ヒートパイプ36において支持部材32に埋設されている部分より凝縮部35側に位置する部分は、下部筐体6のY方向を向く側壁部18に形成された複数のパイプ開口36bを通して外部に延出されている。
また、ヒートパイプ36は、蒸発部34で蒸発された作動液36aが凝縮部35に移動し、且つ凝縮部35で凝縮された作動液36aが蒸発部34に移動するように、例えば凝縮部35が蒸発部34よりも上側に位置するように形成されている。
また、ヒートパイプ36の作動液36aの沸点は、前記冷却開始温度と対応しており、例えば前記冷却開始温度と同等になっている。なお、本実施形態では、制御部4には前記冷却開始温度が記憶されていなくても良い。また、作動液36aの沸点は、熱伝導の過程における放熱の影響を考慮して、例えば前記冷却開始温度より低くなっていても良い。
また、ヒートシンク37は、ヒートパイプ36の凝縮部35が埋設されたヒートシンク本体38と、ヒートシンク本体38の上面に形成されると共にヒートシンク本体38を冷却する複数の放熱フィン39と、を備えている。放熱フィン39は、ヒートシンク本体38の上面から上方に向けて突出する板状体であり、X方向に互いに間隔をあけて配列されている。
このように構成されたヒートシンク37によれば、放熱フィン39により空気との接触面積を大きく確保することができるため、ヒートシンク本体38に埋設された凝縮部35を自然冷却することができる。
次に、以上に示した組電池30の作用について、この組電池30の放充電の過程等で単電池2が温度上昇した場合について説明する。
まず、単電池2の温度が上昇し、単電池2から支持部材32に伝導された熱により蒸発部34内の作動液36aが作動液36aの沸点以上に加熱されたときに、蒸発部34内の作動液36aが蒸発する。ここで、作動液36aは蒸発することで潜熱を吸収するので、支持部材32を冷却することができる。従って、単電池2の温度が上昇したときに、この単電池2を冷却手段33により支持部材32を介して下端面2aから冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを抑制することができる。
次いで、蒸発部34で作動液36aが蒸発すると、蒸発した作動液36aが凝縮部35に移動する。ここで、冷却装置31が凝縮部35を冷却するヒートシンク37を備えているので、凝縮部35において作動液36aが潜熱を放出して凝縮し、凝縮した作動液36aが蒸発部34に移動する。従って、支持部材32を安定して冷却することができる。
以上に示した組電池30によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる上に、凝縮部35を冷却する冷却部として、自然冷却により蒸発部34を冷却するヒートシンク37を採用しているので、冷却手段33を駆動させる動力源を不要とすることができる。
なお、本実施形態では、凝縮部35を冷却する冷却部として、動力源が不要なヒートシンク37を採用したが、例えば動力源を必要とする冷却ファン等を採用しても良い。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る組電池40を、図6を参照して説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る組電池の上面断面図である。
なお、この第3実施形態においては、第2実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6に示すように、本実施形態の組電池40の冷却装置48では、冷却手段41は、支持部材32内部に形成された冷却通路42と、冷却通路42に冷却媒体43aを流通させる冷却媒体供給部43と、を備えている。
冷却通路42は、いずれもY方向に沿って延在するように複数形成されていると共にY方向の両端に向けて開口し、更に、X方向に互いに等しい間隔をあけて形成されている。また、図6に示す例では、支持部材32において単電池2の下端面2aの下側に位置する部分には、少なくとも1つの冷却通路42が形成されている。
冷却媒体供給部43は、冷却媒体43aが封入されると共に各冷却通路42の一方側の開口と他方側の開口とを連通する外部配管44と、外部配管44内の冷却媒体43aを、その流量を調整した上で圧送可能に形成されたポンプ45と、外部配管44内の冷却媒体43aを冷却する熱交換器46と、を備えている。なお、冷却媒体43aとしては、例えばアンモニア等の冷媒や、空気等が挙げられる。また、本実施形態では、冷却通路42と、外部配管44とで形成される冷却媒体43aが流通する冷却媒体流路47は、外部に閉じられた循環流路となっている。
外部配管44は、各冷却通路42の一方側の開口に連通された複数の第1枝配管44aと、第1枝配管44aを互いに連通する第1連通配管44bと、各冷却通路42の他方側の開口に連通された複数の第2枝配管44cと、第2枝配管44cを互いに連通する第2連通配管44dと、これらの第1連通配管44bと第2連通配管44dとを互いに連通する主配管44eと、を備えている。
第1枝配管44a及び第2枝配管44cは、いずれも一端部が、下部筐体6においてY方向を向く側壁部18に開口された複数の配管開口44fを通して冷却通路42に接続されており、いずれの他端部も、下部筐体6の外部に延在している。また、第1連通配管44bには、各第1枝配管44aの他端部が接続され、第2連通配管44dには、各第2枝配管44cの他端部が接続されている。
ポンプ45及び熱交換器46は、いずれも主配管44eに配設されており、熱交換器46により冷却された冷却媒体43aをポンプ45によって第1連通配管44bに圧送可能に配設されている。また、ポンプ45及び熱交換器46は、制御部4に電気的に接続されており、それぞれの動作が制御部4により制御される。
以上のように構成された冷却媒体供給部43によれば、熱交換器46によって冷却された主配管44e内の冷却媒体43aをポンプ45により圧送し、第1連通配管44b及び各第1枝配管44aを流通させた後、冷却通路42を一方側の開口から他方側の開口に向けて流通させることができる。なお、冷却通路42の他方側の開口を通過した冷却媒体43aは、各第2枝配管44c及び第2連通配管44dを流通して再び主配管44eに流入され、熱交換器46によって冷却される。
次に、以上に示した組電池40の作用について、この組電池40の放充電の過程等で単電池2が温度上昇した場合について説明する。
まず、単電池2の温度を検出する制御部4は、検出した単電池2の温度が前記冷却開始温度を超えたと判定したときに、冷却媒体供給部43のポンプ45及び熱交換器46をそれぞれ制御して、冷却通路42に冷却媒体43aを流通させる。これにより、支持部材32を冷却することができる。従って、単電池2の温度が上昇したときに、この単電池2を冷却手段41により支持部材32を介して下端面2aから冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを抑制することができる。
以上に示した組電池40によれば、第2実施形態と同様の作用効果を奏することができる上に、冷却媒体供給部43のポンプ45を制御して冷却通路42に流通される冷却媒体43aの流量を制御することで支持部材32の冷却制御を行うことが可能なので、単電池2の冷却制御を容易に行うことができる。
なお、冷却媒体供給部43は、冷却通路42に冷却媒体43aを流通させるものであれば、本実施形態に示した構成に限られるものではない。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係る組電池50を、図7を参照して説明する。図7は、本発明の第4実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。
なお、この第4実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図7に示すように、本実施形態の組電池50の冷却装置58では、支持部材11と単電池2の下端面2aとの間には、接触熱抵抗を低減させる第1ゲルシート(第1接触熱抵抗低減部材)51が介装され、支持部材11は、第1ゲルシート51を介して単電池2を支持している。第1ゲルシート51は、支持部材11の上面全体を上側から覆うように形成されている。つまり、支持部材11は、第1ゲルシート51を介して単電池2の下端面2aに当接している。
また、第1ゲルシート51は絶縁体であり、その硬度が支持部材11の硬度より低くなっている。第1ゲルシート51は、単電池2の下端面2aと支持部材11との間に介装されることで、単電池2の下端面2a及び支持部材11それぞれに密着するように変形して両者間を隙間無く埋める程度の軟性を具備している。これにより、単電池2の下端面2aと支持部材11との間の接触熱抵抗を低減させることができる。
本実施形態では、第1ゲルシート51の硬度は、JIS K 2207に基づいて測定した針入度(1/10mm)で、例えば10以上100以下、好ましくは90となっており、また、第1ゲルシート51の熱伝導率は、JIS R 2616に基づいて測定して、例えば1W/(m・K)以上となっており、本実施形態では、20W/(m・K)以下となっている。
以上に示した組電池50によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる上に、支持部材11と単電池2の下端面2aとの間に第1ゲルシート51が介装されているので、下端面2aと支持部材11との間の接触熱抵抗を低減させて熱伝導性を向上させることができる。従って、冷却手段12によって単電池2をより効率的に冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを確実に抑制することができる。
なお、本実施形態では、支持部材11と下端面2aとの間の接触熱抵抗を低減させる第1接触熱抵抗低減部材として、ゲルシートを採用したが、前述した程度の軟性を具備していればこれに限られず、第1接触熱抵抗低減部材は、例えば固体であっても良い。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係る組電池60を、図8を参照して説明する。図8は、本発明の第5実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。
なお、この第5実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図8に示すように、本実施形態の組電池60の冷却装置68は、支持部材11に固定され、単電池2の下端面2aに連なる側面2bに当接して単電池2を位置決めする位置決め部材61、62を備えている。本実施形態では、冷却装置68は、位置決め部材として、単電池2のX方向を向く側面2bに当接する複数のX方向位置決め部材61と、単電池2のY方向を向く側面2bに当接する複数のY方向位置決め部材62と、を備えている。
複数のX方向位置決め部材61は、直方体状に形成され、それぞれの平面視形状がY方向に長い長方形状となるように、互いに隣接する単電池2の隙間と、X方向の両端に位置する単電池2のX方向の外側と、にそれぞれ配置されている。
つまり、X方向位置決め部材61は、X方向に互いに等しい間隔をあけて5つ配置されており、前記間隔は、単電池2のX方向に沿った大きさと同等となっている。更に、X方向位置決め部材61のX方向に沿った大きさは、互いに隣接する単電池2間の間隔のX方向に沿った大きさと同等となっており、X方向位置決め部材61のY方向に沿った大きさは、単電池2のY方向に沿った大きさよりも小さくなっている。また、X方向位置決め部材61のY方向中心位置は、支持部材11のY方向中心位置と一致している。
これにより、X方向位置決め部材61のうち、互いに隣接する単電池2間に配置されたX方向位置決め部材61においてX方向を向く両面が、いずれも単電池2の側面2bに当接している。また、X方向位置決め部材61のうち、X方向の両端に配置されたX方向位置決め部材61においてX方向の内側を向く面も、単電池2の側面2bに当接している。
なお、X方向の両端に配置されたX方向位置決め部材61においてX方向の外側を向く面は、下部筐体6においてX方向を向く側壁部18及び仕切壁6bに当接している。
複数のY方向位置決め部材62は、直方体状に形成され、それぞれの平面視形状がX方向に長い長方形状となるように、各単電池2においてY方向を向く面と下部筐体6の側壁部18との隙間にそれぞれ配置されている。
つまり、Y方向位置決め部材62は、単電池2のY方向に沿った大きさと同等の間隔をY方向にあけて配置された一対のY方向位置決め部材62が、X方向に互いに等しい間隔をあけて4組配置されている。また、Y方向位置決め部材62のY方向に沿った大きさは、X方向位置決め部材61のX方向に沿った大きさと同等となっており、Y方向位置決め部材62のX方向に沿った大きさは、単電池2のX方向に沿った大きさよりも小さくなっている。また、Y方向位置決め部材62のX方向中心位置は、互いに隣接するX方向位置決め部材61間のY方向中心位置と一致している。
これにより、Y方向位置決め部材62においてY方向の内側を向く面が単電池2の側面2bに当接している。なお、Y方向位置決め部材62においてY方向の外側を向く面は、下部筐体6においてY方向を向く側壁部18に当接している。
以上のように構成されたX方向位置決め部材61及びY方向位置決め部材62によれば、X方向に隣接するX方向位置決め部材61と、Y方向に隣接するY方向位置決め部材62との間に単電池2を配置することで、この単電池2を支持部材11上で位置決めすることができる。
そして、X方向位置決め部材61及びY方向位置決め部材62は、いずれも熱伝導率が空気よりも高くなっており、例えば合成ゴムや天然ゴム、合成樹脂等、絶縁性を具備する弾性体により形成されている。また、X方向位置決め部材61及びY方向位置決め部材62は、いずれもZ方向に沿った大きさが同等となっており、単電池2のZ方向に沿った大きさよりも小さくなっている。
以上に示した組電池60によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる上に、各位置決め部材61、62により単電池2を位置決めすることができる。
また、各位置決め部材61、62は、単電池2の側面2bに当接すると共に支持部材11に固定され、且つ熱伝導率が空気よりも高いので、単電池2の温度が上昇したときに、単電池2の熱を支持部材11に、下端面2aからだけでなく、側面2bからも位置決め部材を介して積極的に伝導させることができる。従って、冷却手段12によって単電池2をより効率的に冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、各位置決め部材61、62は、下部筐体6の側壁部18及び仕切壁6bに当接しているので、各単電池2の熱を側面2bから各位置決め部材61、62を介して、支持部材11だけでなく下部筐体6の側壁部18にも伝導させることが可能となり、この熱を下部筐体6の側壁部18から外部に向けて放出することで単電池2を冷却することができる。従って、単電池2をより効率的に冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのをより確実に抑制することができる。
(第6実施形態)
次に、本発明の第6実施形態に係る組電池70を、図9を参照して説明する。図9は、本発明の第6実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。
なお、この第6実施形態においては、第5実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図9に示すように、本実施形態の組電池70の冷却装置78では、支持部材11と単電池2の下端面2aとの間には、接触熱抵抗を低減させる第1ゲルシート71が介装されている。つまり、支持部材11は第1ゲルシート71を介して単電池2の下端面2aと当接している。第1ゲルシート71は、複数設けられると共に、その平面視形状が単電池2の下端面2aの平面視形状と同形同大に形成され、下端面2aと支持部材11との間に配置されている。第1ゲルシート71は、第4実施形態で示した第1ゲルシート51と同材質となっており、この第1ゲルシート71によれば、第4実施形態に示した第1ゲルシート51と同様の作用効果を奏することができる。
また、X方向位置決め部材72及びY方向位置決め部材73と単電池2の側面2bとの間には、接触熱抵抗を低減させる第2ゲルシート74、75が介装されている。本実施形態では、冷却装置78は、第2ゲルシートとして、X方向位置決め部材72と単電池2の側面2bとの間の接触熱抵抗値を低減させるX方向第2ゲルシート74と、Y方向位置決め部材73と単電池2の側面2bとの間の接触熱抵抗値を低減させるY方向第2ゲルシート75と、を備えている。
本実施形態では、X方向位置決め部材72は、前記第5実施形態に示したX方向位置決め部材61に比べて、単電池2のX方向を向く側面2bとの間に間隔があくようにX方向の大きさが小さく形成されており、また、Y方向位置決め部材73は、前記第5実施形態に示したY方向位置決め部材62に比べて、単電池2のY方向を向く側面2bとの間に間隔があくようにY方向の大きさが小さくなっている。そして、各位置決め部材72、73と単電池2の側面2bとの間に、両第2ゲルシート74、75が介装されている。
X方向第2ゲルシート74は、X方向からの側面視形状がX方向位置決め部材72の前記側面視形状と同形状となっており、X方向位置決め部材72は、単電池2の側面2bにX方向第2ゲルシート74を介して当接している。
Y方向第2ゲルシート75は、Y方向からの側面視形状がY方向位置決め部材73の前記側面視形状と同形状となっており、Y方向位置決め部材73は、単電池2の側面2bにY方向第2ゲルシート75を介して当接している。
各第2ゲルシート74、75の材質は、第4実施形態で示した第1ゲルシート51と同材質となっており、その硬度が両位置決め部材72、73の硬度より低くなっている。各第2ゲルシート74、75は、対応する位置決め部材72、73と単電池2の側面2bとの間に介装されることで、当該位置決め部材72、73及び単電池2の側面2bそれぞれに密着するように変形して両者間を隙間無く埋める程度の軟性を具備している。これにより、単電池2の側面2bと各位置決め部材72、73との間の接触熱抵抗を低減させることができる。
以上に示した組電池70によれば、第5実施形態と同様の作用効果を奏することができる。また、各位置決め部材72、73と単電池2の側面2bとの間に各第2ゲルシート74、75が介装されているので、各位置決め部材72、73と側面2bとの間の接触熱抵抗を低減させて熱伝導性を向上させることができる。従って、冷却手段12によって単電池2をより効率的に冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを確実に抑制することができる。
なお、本実施形態では、両位置決め部材72、73と単電池2の側面2bとの間の接触熱抵抗を低減させる第2接触熱抵抗低減部材として、ゲルシートを採用したが、前述した程度の軟性を具備していればこれに限られず、第2接触熱抵抗低減部材は、例えば固体であっても良い。
(第7実施形態)
次に、本発明の第7実施形態に係る組電池80を、図10及び図11を参照して説明する。図10は、本発明の第7実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。図11は、図10に示す組電池のY方向に沿った断面図である。
なお、この第7実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図10に示すように、本実施形態の組電池80では、冷却装置88は、支持部材11に支持されると共に熱伝導率が空気よりも高い位置決めケース81を備えている。
位置決めケース81は、直方体状に形成されていると共に平面視形状が支持部材11の平面視形状と同形同大となっており、位置決めケース81の側面81aは、下部筐体6の側壁部18及び仕切壁6bに当接している。また、位置決めケース81のZ方向に沿った大きさは、単電池2のZ方向に沿った大きさよりも小さく、更に、位置決めケース81の上面と、上部筐体7との間には隙間があいている。また、位置決めケース81は、第5実施形態に示した両位置決め部材61、62と同材質となっている。
そして、図11に示すように、位置決めケース81には、この位置決めケース81が単電池2の下端面2a及び下端面2aに連なる側面2bそれぞれに当接して単電池2を位置決めするように複数の位置決め凹部82が形成されており、支持部材11は、位置決めケース81を介して単電池2を支持している。
位置決め凹部82は、位置決めケース81の上面に4つ形成されており、各位置決め凹部82の平面視形状が、単電池2の平面視形状と同形同大であると共にY方向に長い長方形状となっている。また、図11に示すように、各位置決め凹部82の断面視形状は、矩形状となっており、位置決め凹部82のX方向に沿った大きさは、単電池2のX方向に沿った大きさと同等であると共に、位置決め凹部82のY方向に沿った大きさは、単電池2のY方向に沿った大きさと同等となっている。位置決め凹部82のZ方向に沿った大きさは、単電池2のZ方向に沿った大きさよりは小さくなっている。
また、図10に示すように、位置決め凹部82は、X方向に互いに等しい間隔をあけて形成されており、各位置決め凹部82のY方向中心位置は、位置決めケース81のY方向中心位置と一致している。
そして、図11に示すように、位置決め凹部82には、単電池2の下側部分が挿入されており、単電池2の上側部分は位置決めケース81から上部に向けて突出している。
以上のように構成された位置決め凹部82によれば、単電池2は、その下側部分が位置決め凹部82に挿入されることで、下端面2a及び下側部分の側面2bが位置決めケース81において位置決め凹部82の内側を向く面である内面82aに当接して位置決めされる。
つまり、位置決めケース81は、外形の平面視形状が支持部材11の平面視形状と同形同大に形成された位置決め部材83と、この位置決め部材83と支持部材11との間に介装された底部材84と、を備え、位置決め部材83には、平面視形状が単電池2と同形同大であると共にこの位置決め部材83をZ方向に貫通する開口部が形成され、位置決め部材83と底部材84とが一体に形成されることで構成されている。なお、位置決め部材83の前記開口部が位置決め凹部82を形成している。
以上に示した組電池80によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる上に、位置決めケース81により単電池2を位置決めすることができる。
また、支持部材11が、熱伝導率が空気よりも高い位置決めケース81を介して単電池2を支持するので、単電池2の温度が上昇したときに、この単電池2を冷却手段12により支持部材11及び位置決めケース81を介して下端面2aから冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを抑制することができる。
また、位置決めケース81が、単電池2の下端面2a及び側面2bそれぞれに当接するので、単電池2の熱を位置決めケース81を介して支持部材11に、下端面2aからだけでなく側面2bからも積極的に伝導させることができる。従って、冷却手段12によって単電池2をより効率的に冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを確実に抑制することができる。
また、位置決めケース81が一体的に形成されているので、複数の部材からなる位置決め部材を配置する場合に比べて、構造をより簡素化することができる。
(第8実施形態)
次に、本発明の第8実施形態に係る組電池90を、図12及び図13を参照して説明する。図12は、本発明の第8実施形態に係る組電池の要部を示す斜視図である。図13は、図12に示す組電池のY方向に沿った断面図である。
なお、この第8実施形態においては、第7実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
図12に示すように、本実施形態の組電池90の冷却装置98では、位置決めケース93と単電池2の下端面2a及び側面2bとの間には、接触熱抵抗を低減させる第3ゲルシート92が介装されている。つまり、位置決めケース93は、単電池2の下端面2a及び側面2bに第3ゲルシート92を介して当接している。
本実施形態では、位置決め凹部91が、前記第7実施形態に示した位置決め凹部82に比べて、単電池2の下端面2a及び側面2bとの間に間隔があくように、X方向、Y方向及びZ方向の大きさがそれぞれ大きく形成され、前記第3ゲルシート92が介装されている。
つまり、図13に示すように、第3ゲルシート92は、有底角筒状に形成されており、その外面92aが位置決め凹部91の内面91aと当接していると共に、その内面92bが、単電池2の下側部分と当接している。
また、第3ゲルシート92は、第4実施形態で示した第1ゲルシート51と同材質となっており、その硬度が位置決めケース93の硬度より低くなっている。第3ゲルシート92は、単電池2の下端面2a及び側面2bと位置決めケース93との間に介装されることで、単電池2の下端面2a及び側面2bと位置決めケース93とそれぞれに密着するように変形して両者間を隙間無く埋める程度の軟性を具備している。これにより、単電池2の下端面2a及び側面2bと位置決めケース93との間の接触熱抵抗を低減させることができる。
以上に示した組電池90によれば、第7実施形態と同様の作用効果を奏することができる。また、位置決めケース93と単電池2の下端面2a及び側面2bとの間に第3ゲルシート92が介装されているので、位置決めケース93と下端面2a及び側面2bとの間の接触熱抵抗を低減させて熱伝導性を向上させることができる。従って、冷却手段12によって単電池2をより効率的に冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを確実に抑制することができる。
なお、本実施形態では、位置決めケース93と単電池2の下端面2a及び側面2bとの間の接触熱抵抗を低減させる第3接触熱抵抗低減部材として、ゲルシートを採用したが、前述した程度の軟性を具備していればこれに限られず、第3接触熱抵抗低減部材は、固体であっても良く、更に、液体であっても良い。
(第9実施形態)
次に、本発明の第9実施形態に係る組電池100を、図14及び図15を参照して説明する。図14は、本発明の第9実施形態に係る組電池の側面断面図である。図14は、図15に示す組電池の上面断面図である。
なお、この第9実施形態においては、第1実施形態における構成要素と同一の部分については同一の符号を付してその説明を省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態の組電池100では、図14に示すように、収納容器101は、単電池室9内に複数の単電池2及び制御部4を収納しており、単電池室9内に後述する冷却装置108は収納されていない。
また、下部筐体102の底壁部(壁部)103と単電池2の下端面2aとの間には、第4ゲルシート104が介装されている。なお、図14に示す例では、第5ゲルシート104の平面視形状は、単電池室9の平面視形状と同形同大に形成されている。
このように第5ゲルシート104が配置された本実施形態の組電池100では、下部筐体102の底壁部103は、第5ゲルシート104を介して単電池2の下端面2aを支持している。
また、第4ゲルシート104は、第4実施形態で示した第1ゲルシート51と同材質となっており、その硬度が下部筐体102の底壁部103の硬度より低くなっている。第4ゲルシート104は、単電池2の下端面2aと底壁部103との間に介装されることで、単電池2の下端面2a及び底壁部103それぞれに密着するように変形して両者間を隙間無く埋め込む程度の軟性を具備している。これにより、単電池2の下端面2aと底壁部103との間の接触熱抵抗を低減させることができる。
また、図15に示すように、本実施形態の組電池100では、下部筐体102の側壁部106と単電池2の側面2bとの隙間、仕切壁6bと単電池2の側面2bとの隙間、及び互いに隣接する単電池2の隙間、つまり単電池室9内の隙間を埋めるように、第5ゲルシート105が配置されている。図14に示す例では、第5ゲルシート105のZ方向の大きさは、単電池2のZ方向の大きさと同等となっている。
また、第5ゲルシート105は、第4実施形態で示した第1ゲルシート51と同材質となっており、その硬度が下部筐体102の側壁部106、及び仕切壁6bのいずれの硬度より低くなっている。第5ゲルシート105は、単電池2の側面2bと下部筐体102の側壁部106及び仕切壁6bとのそれぞれに密着するように変形して両者間を隙間無く埋め込む程度の軟性を具備している。これにより、単電池2の側面2bと下部筐体102の側壁部106との間の接触熱抵抗を低減させることができる。
そして、図14に示すように、下部筐体102の底壁部103は、冷却装置108の支持部材11であるペルチェ素子14の吸熱部13となっている。また、底壁部103を構成するペルチェ素子14の吸熱部13の下側には、当該ペルチェ素子14の前記接合部17及び前記放熱部16が配置されている。
また、図15に示すように、本実施形態では、全ての下部筐体102の側壁部106は、各側壁部106に対応して設けられたペルチェ素子14の吸熱部13となっている。各側壁部106を構成するペルチェ素子14の吸熱部13の収納容器101の外側には、当該ペルチェ素子14の前記接合部17及び前記放熱部16が配置されている。
また、以上に示した各ペルチェ素子14に接続されている前記電源部15は、図示しない配線を介して制御部4にそれぞれ電気的に接続されており、制御部4は、これらの電源部15を制御することにより、各ペルチェ素子14の吸熱部13である下部筐体102を冷却することができるようになっている。
つまり、本実施形態では、下部筐体102は、ペルチェ素子14の吸熱部13により構成されている。そして、冷却装置108は、複数の単電池2を支持する収納容器101の下部筐体102の底壁部103と、この底壁部103を冷却する冷却手段12と、収納容器101の下部筐体102の側壁部106と、側壁部106に対応して設けられ、これらの側壁部106を冷却する他の冷却手段であるペルチェ素子14及び電源部15と、を備えている。更に、冷却装置108は、前記第4ゲルシート104及び前記第5ゲルシート105を備えている。
以上に示した組電池100によれば、第1実施形態と同様の作用効果を奏することができる上に、収納容器101において、各単電池2を、各単電池2の下端面2aで支持する底壁部103が、冷却装置3の支持部材11であるので、収納容器5と冷却装置3とが別体で構成されている第1実施形態に示す組電池1よりも構成要素の数を低減することができる。
また、本実施形態では、収納容器101の底壁部103と単電池2の下端面2aとの間に第4ゲルシート104が介装しているので、底壁部103と下端面2aとの間の接触熱抵抗を低減させて熱伝導性を向上させることができる。従って、冷却手段12によって単電池2をより効率的に冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのを確実に抑制することができる。
更に、本実施形態では、下部筐体102の側壁部106がペルチェ素子14の吸熱部13により構成されていると共に、第5ゲルシート105を備えているので、単電池2の熱を側面2bから第5ゲルシート105を介して下部筐体102の側壁部106に積極的に伝導させて、単電池2を冷却することができる。従って、単電池2をより一層効率的に冷却することが可能となり、単電池2が高温になるのをより一層確実に抑制することができる。
なお、本実施形態では、第4ゲルシート104及び第5ゲルシート105を備えるものとしたが、これらはいずれか一方のみ備えられていても良く、また、これらは無くても構わない。また、第5ゲルシート105のZ方向の大きさは、単電池2のZ方向の大きさと同等でなくても良い。
また、本実施形態では、下部筐体102の全ての側壁部106がペルチェ素子14の吸熱部13で形成されているものとしたが、これに限られるものではなく、例えば一部の側壁部106がペルチェ素子14の吸熱部13であっても良い。また、側壁部106は、ペルチェ素子14の吸熱部13でなくても良い。
なお、本発明の技術的範囲は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、前記第4から第9実施形態では、各冷却装置58、68、78、88、98、108が、冷却手段として第1実施形態に示した冷却手段12を備えるものを採用したが、これに限られるものではなく、第2実施形態に示した冷却手段33を採用しても良く、第3実施形態で示した冷却手段41を採用しても良い。
また、前記第1から第8実施形態では、収納容器5は、冷却装置3、31、48、58、68、78、88、98、108の支持部材11、32を収納するものとしたが、これに限られず、冷却装置全体、つまり支持部材と冷却手段とを収納しても良い。
また、前記各実施形態では、支持部材11、32はいずれも平板状であるとしたが、これに限られるものではない。
また、単電池2の形状、及び複数の単電池2の配置は、前記各実施形態に示したものに限られるものではない。
また、前記各実施形態では、支持部材11、32が支持する単電池2の被支持面は、いずれも下端面2aであったが、これに代えて、例えば単電池2の側面2bを支持部材に支持させても良い。
その他、本発明の趣旨に逸脱しない範囲で、前記実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、前記した変形例を適宜組み合わせてもよい。
1、30、40、50、60、70、80、90、100 組電池
2 単電池
2a 下端面(被支持面)
2b 側面
3、31、48、58、68、78、88、98、108 冷却装置
5、101 収納容器
11、32 支持部材
12、33、41 冷却手段
13 吸熱部
14 ペルチェ素子
15 電源部
34 蒸発部
35 凝縮部
36 ヒートパイプ
36a 作動液
37 ヒートシンク(冷却部)
42 冷却通路
43 冷却媒体供給部
51、71 第1ゲルシート(第1接触熱抵抗低減部材)
61、62、72、73、83 位置決め部材
74、75 第2ゲルシート(第2接触熱抵抗低減部材)
81、93 位置決めケース
82、91 位置決め凹部
92 第3ゲルシート(第3接触熱抵抗低減部材)
103 底壁部(壁部)
106 側壁部(壁部)

Claims (11)

  1. 複数の単電池の被支持面を支持する支持部材と、
    該支持部材を冷却する冷却手段と、
    を備えていることを特徴とする電池用冷却装置。
  2. 請求項1に記載の電池用冷却装置において、
    前記冷却手段は、
    電圧が印加されることで冷却される吸熱部を有するペルチェ素子と、
    該ペルチェ素子に電圧を印加する電源部と、
    を備え、
    前記支持部材が、前記吸熱部であることを特徴とする電池用冷却装置。
  3. 請求項1に記載の電池用冷却装置において、
    前記冷却手段は、
    内部に封入された作動液が蒸発して潜熱を吸収する蒸発部、及び前記蒸発部で蒸発した前記作動液が凝縮して潜熱を放出する凝縮部を有するヒートパイプと、
    前記凝縮部を冷却する冷却部と、
    を備え、
    前記蒸発部が、前記支持部材に埋設されていることを特徴とする電池用冷却装置。
  4. 請求項1に記載の電池用冷却装置において、
    前記冷却手段は、
    前記支持部材内部に形成された冷却通路と、
    前記冷却通路内に冷却媒体を流通させる冷却媒体供給部と、
    を備えていることを特徴とする電池用冷却装置。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電池用冷却装置において、
    前記支持部材と前記被支持面との間には、接触熱抵抗を低減させる第1接触熱抵抗低減部材が介装され、
    前記支持部材は、該第1接触熱抵抗低減部材を介して前記単電池を支持していることを特徴とする電池用冷却装置。
  6. 請求項1から5のいずれか1項に記載の電池用冷却装置において、
    前記支持部材に固定され、前記単電池の前記被支持面に連なる側面に当接して前記単電池を位置決めする位置決め部材を備え、
    前記位置決め部材は、熱伝導率が空気よりも高いことを特徴とする電池用冷却装置。
  7. 請求項6に記載の電池用冷却装置において、
    前記位置決め部材と前記単電池の前記側面との間には、接触熱抵抗を低減させる第2接触熱抵抗低減部材が介装されていることを特徴とする電池用冷却装置。
  8. 請求項1から4のいずれか1項に記載の電池用冷却装置において、
    前記支持部材に支持されると共に熱伝導率が空気よりも高い位置決めケースを備え、
    前記位置決めケースには、この位置決めケースが前記単電池の前記被支持面及び該被支持面に連なる側面それぞれに当接して前記単電池を位置決めするように複数の位置決め凹部が形成され、
    前記支持部材は、前記位置決めケースを介して前記単電池を支持することを特徴とする電池用冷却装置。
  9. 請求項8に記載の電池用冷却装置において、
    前記位置決めケースと前記被支持面及び前記側面との間には、接触熱抵抗を低減させる第3接触熱抵抗低減部材が介装されていることを特徴とする電池用冷却装置。
  10. 複数の単電池と、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の電池用冷却装置と、
    前記電池用冷却装置の支持部材で支持された前記複数の単電池を収納する収納容器と、
    を備えていることを特徴とする組電池。
  11. 請求項10に記載の組電池において、
    前記収納容器の壁部の少なくとも一部が、前記電池用冷却装置の支持部材であることを特徴とする組電池。
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