JP2013233855A - 車両の後部車体構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】リヤホイールハウス上部のサスペンションハウジングとピラー部とが前後方向に離間した車体構造において、部品点数を増加することなく、サイドパネルインナの内倒れを防止することができる車両の後部車体構造を提供する。
【解決手段】ピラーレイン24が外側補強部材27まで後方に延長された延長部24dにて外側補強部材27に接合され、外側補強部材27の上縁部27aと前縁部27eと後縁部27gとがそれぞれサイドパネルインナ22に接合されることにより閉断面部を形成し、外側補強部材27の上縁部27aの前端に第1孔部41が形成され、外側補強部材27とサイドパネルインナ22とで形成された閉断面部内に基部を有する発泡接着材が、第1孔部41を通り、外側補強部材27とピラーレイン24とに接着する第1はみ出し部X1を備えたことを特徴とする。
【選択図】図12

Description

この発明は車両の後部車体構造に関し、詳しくは、車体後部のサイドパネルインナに形成され、かつ、リヤホイールハウスの前側上部から上方へ延びるピラー部と、上記ピラー部の車幅方向外側部分に接合されたピラーレインフォースメントと、上記ピラー部の後方でサイドパネルインナの車幅方向外側部分とリヤホイールハウスとを連結する外側補強部材と、を備えたような車両の後部車体構造に関する。
従来より、車両のサスペンションには、乗員の操縦安定性を確保するため、走行中の振動や衝撃を減衰するためのダンパ装置が設けられている。このダンパ装置は、上方程車幅方向内側に傾斜するように配置され、その上端がホイールハウス上部に形成されたサスペンションハウジング(サスペンションタワー)に支持されている。それ故、サスペンションハウジングに対して上下方向に作用するダンパ荷重の車幅方向内側に向かう分力が車体に作用するため、この分力によりサスペンションハウジング近傍のサイドパネルインナが車幅方向内側に倒れる現象、所謂内倒れの問題があった。
車体後部のリヤサスペンションハウジングは、車体構造上、サイドパネルインナに形成されたリヤピラー部に近接した車室側下側位置に設けられているため、リヤサスペンションハウジングに作用する上下方向のダンパ荷重を乗員乗降口の内壁を形成するリヤピラー部を介してルーフレール部材等の車体強度部材に分散し、サイドパネルインナ(リヤピラー部)に集中する荷重(車幅方向内側に向かう分力)を低減することにより、サイドパネルインナの内倒れ防止を図っていた。
図14に示すように、特許文献1の車両の後部車体構造は、サイドパネルインナーパネル90の車幅方向外側部分とサスペンションタワーとを連結するサスペンションハウジングレインフォースメント92と、サイドパネルインナーパネル90を補強するピラーレインフォースメント91と、サスペンションタワー上部のベルトライン部93を補強するためのベルトラインレインフォースメント94とを備え、サイドパネルインナーパネル90とサスペンションハウジングレインフォースメント92とベルトラインレインフォースメント94とにより形成された第1閉断面と、サイドパネルインナーパネル90とサスペンションハウジングレインフォースメント92とにより形成された第2閉断面と、サイドパネルインナーパネル90とベルトラインレインフォースメント94とサスペンションハウジングレインフォースメント92とにより形成された第3閉断面とを設け、第1〜第3閉断面を車体前後方向に連接して構成している。
一方、車体後部の車室には、乗員が着座可能なリヤシートが設けられ、このリヤシートは、車体に支持されたシートクッションと、このシートクッションの後端部に回転自在に枢支され且つ倒伏可能なシートバックとを備えている。乗員の乗降口を形成するサイドパネルインナパネルには、シートバックを起立状態に回転させたとき、シートバックの起立姿勢を保持するためのシートストライカが設けられている。
特許文献2の車両の車体後側部構造は、リヤホイールハウスに連なるクォータインナロアパネル(ピラー延長部)と、クォータインナロアパネル上部からルーフに亙って設けられたルーフサイドインナパネル(ピラー傾斜部)と、ルーフサイドインナパネルとサイドパネルアウタとの間においてクォータインナロアパネル上部からルーフに亙って設けられたベルトアンカ補強パネルと、ベルトアンカ補強パネル下部からリヤホイールハウスに亙って設けられたリテーナパネルとを備え、クォータインナロアパネルとルーフサイドインナパネルとベルトアンカ補強パネルとリテーナパネルとが重合した部位にシートストライカの取付けブラケットが締結具を介して締結されている。これにより、シートストライカの取付強度を向上している。
実公平4−26305号公報 特許第3307849号
通常、特許文献2の車両の車体後側部構造のように、リヤピラーの基端部分に相当するピラー延長部はリヤホイールハウスの頂部に対応して設けられているため、リヤシートは車室内側へ膨出するホイールハウスを避けてリヤピラーよりも車体前側に配置されている。このような車体構造の場合、後側乗降口の後端部分がリヤシートよりも車体後側に形成され、乗員の乗降性に寄与しない後側開口部分が拡大され、車体剛性や車両のデザイン性等に影響を与える虞がある。
乗員の乗降性を確保しつつ車体剛性を維持するためには、リヤシートのシートバックとリヤピラーとを側面視にて重なるように配置した上で、シートストライカをリヤピラーの基端部分に固定することが好ましい。そこで、リヤホイールハウスの大半をリヤピラーの基端部分よりも車体後側に配置し、リヤピラーのピラー傾斜部をリヤホイールハウスの前側上部から上方へ延びるように形成することにより、後側乗降口を広げることなく、乗員乗降性と車体剛性とを両立可能なリヤシート配置を実現することができる。
しかし、前述した乗員乗降性と車体剛性とを両立するために、リヤピラーをリヤホイールハウスの前側上部から上方へ延びるように形成した場合、ダンパ荷重の伝達経路は、経路上流部分(リヤサスペンションハウジング)と経路下流部分(ピラー傾斜部)とが前後方向に離間したクランク形状に形成される。特許文献1の車両の後部車体構造のように、ピラーレインフォースメント91の下側部分を車体後側へ延長してサスペンションハウジングレインフォースメント92に連結した場合であっても、リヤサスペンションハウジングに作用するダンパ荷重がピラー傾斜部へ伝達される途中でピラー延長部からサイドパネルインナに分散されるため、リヤピラー、特にサスペンションハウジングから離間したピラー傾斜部の前側部分へ伝達することが困難である。それ故、依然として、ダンパ荷重の車幅方向内側に向かう分力がサイドパネルインナに集中するため、該サイドパネルインナに内倒れを生じる虞がある。
特許文献1のように、予めベルトラインレインフォースメントを有する車体構造の場合には、ベルトラインレインフォースメントの前端を前側に延長してピラー延長部を補強することができるため、リヤピラー前側部分から後側部分に亙ってリヤサスペンションハウジングからリヤピラーへ伝達されるダンパ荷重を増すことができる。しかし、クォータウインドウの下端とリヤホイールハウスの頂部との間に、ベルトラインレインフォースメントのような前後方向に延びる大型の補強部材の配置スペースが必要となり、部品点数の増加に伴う車体重量の増加や製造コストの増加を生じる虞がある。
しかも、最近のダンパ装置は、バンプストラップラバーが一体化されてダンパ装置が長尺化する傾向があるため、ダンパ装置の上下長が増加し、このダンパ装置の上下長の増加に伴ってサスペンションハウジングの頂部が従来に比べて高い位置に形成されるケースが増えている。それ故、クォータウインドウの下端とリヤホイールハウスの頂部との間が狭く、レイアウト上、ベルトラインレインフォースメント等の補強部材を配置するためのスペースを確保できない虞もある。
そこで、この発明は、リヤホイールハウス上部のサスペンションハウジングとピラー部とが前後方向に離間した車体構造において、部品点数を増加することなく、サイドパネルインナの内倒れを防止することができる車両の後部車体構造の提供を目的とする。
この発明による車両の後部車体構造は、車体後部のサイドパネルインナに形成され、かつ、リヤホイールハウスの前側上部から上方へ延びるピラー部と、上記ピラー部の車幅方向外側部分に接合されたピラーレインフォースメントと、上記ピラー部の後方でサイドパネルインナの車幅方向外側部分とリヤホイールハウスとを連結する外側補強部材と、を備えた車両の後部車体構造であって、上記ピラーレインフォースメントの前縁部と後縁部とがそれぞれサイドパネルインナのピラー部に接合され、上記ピラーレインフォースメントが外側補強部材まで後方に延長された延長部にて上記外側補強部材に接合され、外側補強部材の上縁部と前縁部と後縁部とがそれぞれサイドパネルインナに接合されることによって閉断面部を形成し、上記外側補強部材の上縁部の前端に第1孔部が形成され、上記外側補強部材とサイドパネルインナとで形成された閉断面部内に基部を有する発泡接着材が、上記第1孔部を通り、外側補強部材とピラーレインフォースメントとに接着する第1はみ出し部を備えたものである。
上記構成によれば、発泡接着材の第1はみ出し部により外側補強部材とピラーレインフォースメントとを接着するので、該外側補強部材とピラーレインフォースメントとの接着部位の変形を抑制することができ、この結果、サスペンションダンパからの荷重を効率的にピラー部に伝達することができ、車体の左右方向、上下方向のねじり剛性が向上する。
よて、部品点数を増加することなく、サイドパネルインナの内倒れを防止することができる。
この発明の一実施態様においては、車体後部にサイドパネルアウタを備え、上記外側補強部材の上縁部の後端に第2孔部が形成され、発泡接着材が、上記第2孔部を通り、外側補強部材とサイドパネルインナとサイドパネルアウタとに接着する第2はみ出し部を備えたものである。
上記構成によれば、発泡接着材の第2はみ出し部が、外側補強部材とサイドパネルインナとサイドパネルアウタとを接着する。つまり、外側補強部材とサイドパネルインナとサイドパネルアウタとを近傍する部位で、第2はみ出し部にてつなぐことにより、より一層変形の抑制を図ることができる。
この発明の一実施態様においては、上記第1孔部が第2孔部より大きくなるように形成されたものである。
上記構成によれば、第1孔部を第2孔部に対して大きく形成したので、第1はみ出し部による接着がより強固となり、ピラー部に荷重をより一層多く伝達することができる。
この発明の一実施態様においては、車両正面視で、上記第1孔部の車幅方向内方側の上下長さが、車幅方向外方側の上下長さよりも長くなるよう形成されたものである。
上記構成によれば、第1孔部の車幅方向内方側の上下長さが長いので、発泡接着材の第1はみ出し部はサイドパネルインナ側が多く、これに対して相対的にピラーレインフォースメント側が少なくなり、サイドパネルインナに荷重をより多く伝達することができ、この結果、ピラー部へより多くの荷重を伝達することができる。
この発明の一実施態様においては、上記第1孔部の車外側に、縁部が外側補強部材とピラーレインフォースメントとサイドパネルインナとで構成された第3孔部が形成され、発泡接着材が、上記第3孔部を通り、外側補強部材とピラーレインフォースメントとサイドパネルアウタとに接着する第3はみ出し部を備えたものである。
上記構成によれば、発泡接着材の第3はみ出し部が、外側補強部材とピラーレインフォースメントとサイドパネルアウタとを接着する。
上述の第3孔部の上部にはサイドウインドが位置することが多く、上記構成によれば、サイドパネルアウタ、第3はみ出し部を介して剛性部材であるサイドウインドにも荷重を伝達することができ、これにより荷重分散効果をさらに高めることができる。
この発明によれば、リヤホイールハウス上部のサスペンションハウジングとピラー部とが前後方向に離間した車体構造において、部品点数を増加することなく、サイドパネルインナの内倒れを防止することができる効果がある。
本発明の車両の後部車体構造を示す外観側面図 図1からサイドパネルアウタを取外した状態で示す側面図 図2のA−A線矢視断面図 図2のB−B線矢視断面図 図2のC−C線矢視断面図 図1のD−D線矢視断面図 図2の要部拡大図 ガセットを斜め前方から目視した状態で示すガセット周辺斜視図 ガセットを斜め後方から目視した状態で示すガセット周辺斜視図 図5の要部拡大図 第1、第2、第3はみ出し部を示す説明図 第1はみ出し部を示す説明図 第2はみ出し部を示す説明図 従来の車両の後部車体構造を示す側面図
リヤホイールハウス上部のサスペンションハウジングとピラー部とが前後方向に離間した車体構造において、部品点数を増加することなく、サイドパネルインナの内倒れを防止するという目的を、車体後部のサイドパネルインナに形成され、かつ、リヤホイールハウスの前側上部から上方へ延びるピラー部と、上記ピラー部の車幅方向外側部分に接合されたピラーレインフォースメントと、上記ピラー部の後方でサイドパネルインナの車幅方向外側部分とリヤホイールハウスとを連結する外側補強部材と、を備えた車両の後部車体構造において、上記ピラーレインフォースメントの前縁部と後縁部とがそれぞれサイドパネルインナのピラー部に接合され、上記ピラーレインフォースメントが外側補強部材まで後方に延長された延長部にて上記外側補強部材に接合され、外側補強部材の上縁部と前縁部と後縁部とがそれぞれサイドパネルインナに接合されることによって閉断面部を形成し、上記外側補強部材の上縁部の前端に第1孔部が形成され、上記外側補強部材とサイドパネルインナとで形成された閉断面部内に基部を有する発泡接着材が、上記第1孔部を通り、外側補強部材とピラーレインフォースメントとに接着する第1はみ出し部を備えるという構成にて実現した。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は車両の後部車体構造を示し、図1は後部車体構造を示す外観側面図、図2は図1からサイドパネルアウタを取外した状態の側面図、図3は図2のA−A線矢視断面図、図4は図2のB−B線矢視断面図、図5は図2のC−C線矢視断面図である。
図1において、車両の後部車体構造は、上部において車両前後方向に延びるルーフレール部1と、下部において車両前後方向に延びるサイドシル部2と、ベルトライン部から上方に延びてルーフレール部1と連結される後部ピラー部3(いわゆるクオータピラー)と、図示しないセンタピラー部とで囲繞された後席乗員用のドア開口部4を備えている。
また、上述のルーフレール部1の後方には、前高後低状に傾斜する後端ピラー部5(いわゆるリヤピラー)を連続形成し、この後端ピラー部5と、ルーフレール部1と、後部ピラー部3と、ベルトライン部とで囲繞された部分には、サイドウインド6(いわゆるクオータウインドガラス)を設けている。
さらに、図示しない後輪と対応してホイールハウス部7を設けている。
車体後部の外板としてのサイドパネルアウタ8は、ルーフレールアウタ9と、サイドシルアウタ10と、ピラーアウタ11と、ホイールハウスアウタ12(図2,図3参照)の車外側に位置する外板部13とを一体的に形成したものである。
リヤホイールハウスとしてのホイールハウス部7は、図2,図3に示すように、ホイールハウスインナ14とホイールハウスアウタ12とを接合固定して形成したもので、図3に示すように、上述のホイールハウスインナ14は上下方向に延びる縦壁部14aと、この縦壁部14aの上端から車幅方向外方に向けて延びる上片部14bとを備えており、上述の縦壁部14aの下部には、リヤサイドフレームアッパ15、リヤサイドフレームロア16を介してリヤフロア17を接続固定している。
ここで、上述のリヤサイドフレームアッパ15およびリヤサイドフレームロア16は、これら両者15,16により車両の前後方向に延びるリヤサイド閉断面18を形成した車体強度部材である。
また、上述のホイールハウスインナ14における上片部14bと、図示しないリヤサスペンションとの間には、その上方が車幅方向内方に位置するようにダンパ19を配設しており、このダンパ19に対応するホイールハウスインナ14の上片部14bと縦壁部14aとでサスペンションハウジング20を形成している。
上述のホイールハウスインナ14は、車室21側へ膨張するように部分椀状に形成されており、この部分椀状の基部に相当して、ホイールハウスインナ14の上片部14b車外側に位置するサイドパネルインナ22が、一体または一体的に設けられている。
図6は図1のD−D線矢視断面図で、上述の後部ピラー部3は、車体後部のサイドパネルインナ22に形成され、かつホイールハウス部7の前側上部から上方へ延びるピラーインナ23と、ピラーインナ23の車幅方向外側部分に接合されたピラーレインフォースメント24(以下単に、ピラーレイン24と略記する)と、上述のピラーアウタ11とから構成されている。
図6に示すように、上述のピラーレイン24はその断面形状がハット状に形成されており、該ピラーレイン24の前縁部24aおよび後縁部24bがそれぞれピラーインナ23に接合固定されている。
同様に、図6に示すように、上述のピラーアウタ11もその断面形状がハット状に形成されており、該ピラーアウタ11の前縁部11aおよび後縁部11bはそれぞれピラーレイン24に接合固定されている。
そして、同図に示すように、ピラーインナ23とピラーレイン24との間、並びに、ピラーレイン24とピラーアウタ11との間には、それぞれ上下方向に延びるピラー閉断面25,26を形成している。
また、図2に示すように、ピラーレイン24の上縁部24cはルーフレール部1に接合固定されている。
図2に示すように、上述の後部ピラー部3の後方でサイドパネルインナ22の車幅方向外側部分とホイールハウスアウタ12の前後方向中央部分とを連結する外側補強部材としてのガセット27を設けている。
また、図3に示すように、このガセット27と内外方向に対応して、サイドパネルインナ22の車幅方向内側部分とホイールハウスインナ14の前後方向中央部分とを連結する内側補強部材28を設けている。
上述の内側補強部材28は、上側補強部28aと、水平補強部28bと、下側補強部28cと、これらの前後端に一体形成された接合フランジ部とを有し、該接合フランジ部をサイドパネルインナ22、ホイールハウスインナ14の上片部14bおよび縦壁部14aに溶接固定したものである。
図7は図2の要部拡大図、図8は図7の構造を車両前方側から見た状態で示す斜視図、図9は図7の構造を車両後方側から見た状態で示す斜視図であって、外側補強部材としてのガセット27は、断面略ハット形状に形成されており、上縁部27aがサイドパネルインナ22の車幅方向外側部22aに連結され、下縁部27bがホイールハウスアウタ12に連結されている。
また、上述のガセット27は、本体部27cと、この本体部27cの前端から車幅方向内方に延びる前片27dと、前片27dの内端から後部ピラー部3と上下方向にオーバラップする位置まで前方に延びる接合フランジ部27eと、本体部27cの後端から車幅方向内方に延びる後片27fと、後片27fの内端から後方に延びる接合フランジ部27gとを一体的に折曲げ形成したものである。
ここで、ガセット27の本体部27cには開口27h,27hを形成し、前片27dにも開口27i,27iを形成し、後片27fにも開口27j,27jを形成している。
そして上述のガセット27の上縁部27aと前縁部としての接合フランジ部27eと後縁部としての接合フランジ部27gとがそれぞれサイドパネルインナ22に接合されることによって閉断面部29を形成している。
一方、上述のピラーレイン24は、図2に示すように、ガセット27まで後方に延長された延長部24dを有しており、この延長部24dの後端部がガセット27における本体部27cに接合されると共に、ピラーレイン24の前縁部24aおよび後縁部24bの延長部24d対応部分は、サイドパネルインナ22にそれぞれ接合固定されている。
また、上述のピラーレイン24の延長部24dにも開口24eが形成されている。
ところで、図4、図5に示すように、外側補強部材としてのガセット27とサイドパネルインナ22とで形成された閉断面部29内における上方部には基部30を有する発泡接着材Xが配設されている。
上述の基部30には予めクリップ31が一体形成されており、ガセット27の本体部27cに開口形成した図示しないクリップ係止孔から上述のクリップ31を車幅方向外方へ挿入し、かつ突出させることで、クリップ31を介して基部30を位置決め固定し、車両塗装工程における乾燥時の熱を有効利用して、上述の発泡接着材Xを発泡させるように構成している。
図4、図8に示すように、上述のガセット27の上縁部27aの前端で、かつ前片27dの上端には、対応するサイドパネルインナ22とで囲繞された第1孔部41が形成されている。
図5、図9、図10に示すように、上述のガセット27の上縁部27aの後端で、かつ後片27fの上端には、対応するサイドパネルインナ22とで囲繞された第2孔部42が形成されている。
図2、図7に示すように、第1孔部41の車外側において、縁部がガセット27の上縁部27aの前端とピラーレイン24における延長部24dの後部上端のスラント部24fとサイドパネルインナ22とで構成された第3孔部43が形成されている。
ここで、図8に示す第1孔部41と、図9に示す第2孔部42との対比から明らかなように、第1孔部41が第2孔部42よりも大きくなるように形成されており、第1孔部41からの発泡接着材Xのはみ出し量が第2孔部42からの発泡接着材Xのはみ出し量よりも多くなるように構成している。
また、図4に正面図で示すように、車両正面視で、上述の第1孔部41の車幅方向内方側の上下長さが、車幅方向外方側の上下長さよりも長くなるように形成されており、第1孔部41からはみ出す発泡接着材Xの量が、ピラーレイン24側に対してサイドパネルインナ22側が多くなるように構成している。
しかも、図11、図12に示すように、車両塗装工程における乾燥時の熱を有効利用して、発泡する発泡接着材Xが、第1孔部41を通り、ガセット27とピラーレイン24とサイドパネルインナ22とに接着する第1はみ出し部X1を備えている。
また、図11、図13に示すように、発泡接着材Xが、第2孔部42を通り、ガセット27とサイドパネルインナ22とサイドパネルアウタ8とに接着する第2はみ出し部X2を備えている。
図13に示すように、サイドウインド6の端部には、ボディとの間のシールを行なうウインドモール32が設けられており、同図に示す第2はみ出し部X2のはみ出し端部は、ウインドモール32で隠れる範囲内に設定されている。
つまり、加熱された発泡接着材により万一サイドパネルアウタ8に熱歪みが発生しても、第2はみ出し部X2のはみ出し端部を、上述の如く設定することにより、見栄えの低下を防止することができる。
さらに、図11に示すように、発泡接着材Xが、上述の第3孔部43を通り、ガセット27とピラーレイン24とサイドパネルアウタ8とに接着する第3はみ出し部X3を備えている。
なお、図3において、33はリフトゲート開口である。また、図中、矢印Fは車両の前方を示し、矢印Rは車両の後方を示し、矢印INは車幅方向の内方を示し、矢印OUTは車幅方向の外方を示す。
このように、上記実施例の車両の後部車体構造は、車体後部のサイドパネルインナ22に形成され、かつ、リヤホイールハウス(ホイールハウス部7参照)の前側上部から上方へ延びる後部ピラー部3と、上記後部ピラー部3の車幅方向外側部分に接合されたピラーレイン24と、上記後部ピラー部3の後方でサイドパネルインナ22の車幅方向外側部分とリヤホイールハウス(ホイールハウスアウタ12参照)とを連結する外側補強部材(ガセット27参照)と、を備えた車両の後部車体構造であって、上記ピラーレイン24の前縁部24aと後縁部24bとがそれぞれサイドパネルインナ22のピラー部(ピラーインナ23参照)に接合され、上記ピラーレイン24が外側補強部材(ガセット27)まで後方に延長された延長部24dにて上記外側補強部材(ガセット27)に接合され、外側補強部材(ガセット27)の上縁部27aと前縁部(接合フランジ27e参照)と後縁部(接合フランジ27g参照)とがそれぞれサイドパネルインナ22に接合されることによって閉断面部29を形成し、上記外側補強部材(ガセット27)の上縁部27aの前端に第1孔部41が形成され、上記外側補強部材(ガセット27)とサイドパネルインナ22とで形成された閉断面部29内に基部30を有する発泡接着材Xが、上記第1孔部41を通り、外側補強部材(ガセット27)とピラーレイン24とに接着する第1はみ出し部X1を備えたものである(図2,図6,図12参照)。
この構成によれば、発泡接着材Xの第1はみ出し部X1により外側補強部材(ガセット27)とピラーレイン24とを接着するので、該外側補強部材(ガセット27)とピラーレイン24との接着部位の変形を抑制することができ、この結果、リヤサスペンションのダンパ19からの荷重を効率的に後部ピラー部3に伝達することができ、車体の左右方向、上下方向のねじり剛性が向上する。
よって、部品点数を増加することなく、サイドパネルインナの内倒れを防止することができる。
また、車体後部にサイドパネルアウタ8を備え、上記外側補強部材(ガセット27)の上縁部27aの後端に第2孔部42が形成され、発泡接着材Xが、上記第2孔部42を通り、外側補強部材(ガセット27)とサイドパネルインナ22とサイドパネルアウタ8とに接着する第2はみ出し部X2を備えたものである(図13参照)。
この構成によれば、発泡接着材Xの第2はみ出し部X2が、外側補強部材(ガセット27)とサイドパネルインナ22とサイドパネルアウタ8とを接着する。つまり、外側補強部材(ガセット27)とサイドパネルインナ22とサイドパネルアウタ8とを近傍する部位で、第2はみ出し部X2にてつなぐことにより、より一層変形の抑制を図ることができる。
さらに、上記第1孔部41が第2孔部42より大きくなるように形成されたものである(図8,図9参照)。
この構成によれば、第1孔部41を第2孔部42に対して大きく形成したので、第1はみ出し部X1による接着がより強固となり、後部ピラー部3に荷重をより一層多く伝達することができる。
加えて、車両正面視で、上記第1孔部41の車幅方向内側の上下長さが、車幅方向外方側の上下長さよりも長くなるよう形成されたものである(図4参照)。
この構成によれば、第1孔部41の車幅方向内方側の上下長さが長いので、発泡接着材Xの第1はみ出し部X1(図11,図12参照)はサイドパネルインナ22側が多く、これに対して相対的にピラーレイン24側が少なくなり、サイドパネルインナ22に荷重をより多く伝達することができ、この結果、後部ピラー部3へより多くの荷重を伝達することができる。
また、上記第1孔部41の車外側に、縁部が外側補強部材(ガセット27)とピラーレイン24とサイドパネルインナ22とで構成された第3孔部43が形成され、発泡接着材Xが、上記第3孔部43を通り、外側補強部材(ガセット27)とピラーレイン24とサイドパネルアウタ8とに接着する第3はみ出し部X3を備えたものである(図11参照)。
この構成によれば、発泡接着材Xの第3はみ出し部X3が、外側補強部材(ガセット27)とピラーレイン24とサイドパネルアウタ8とを接着する。
上述の第3孔部43の上部にはサイドウインド6が位置することが多く、上記構成によれば、サイドパネルアウタ8、第3はみ出し部X3を介して剛性部材であるサイドウインド6にも荷重を伝達することができ、これにより荷重分散効果をさらに高めることができる。
さらに、実施例で開示したように、サスペンションハウジング20の形成位置と対応して、サイドパネルインナ22の車幅方向外側とホイールハウスアウタ12との間にガセット27を設け、このガセット27の配設位置と内外方向で対応して、サイドパネルインナ22の車幅方向内側とホイールハウスインナ14との間に内側補強部材28を設けると、ガセット27と内側補強部材28との協働により、サイドパネルインナ22の内倒れをより一層確実に防止することができる。
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のピラー部は、実施例の後部ピラー部3に対応し、
以下同様に、
リヤホイールハウスは、ホイールハウス部7に対応し、
ピラーレインフォースメントは、ピラーレイン24に対応し、
サイドパネルインナのピラー部は、ピラーインナ23に対応し、
外側補強部材は、ガセット27に対応し、
外側補強部材の前縁部は、ガセット27の接合フランジ部27eに対応し、
外側補強部材の後縁部は、ガセット27の接合フランジ部27gに対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
以上説明したように、本発明は、車体後部のサイドパネルインナに形成され、かつ、リヤホイールハウスの前側上部から上方へ延びるピラー部と、上記ピラー部の車幅方向外側部分に接合されたピラーレインフォースメントと、上記ピラー部の後方でサイドパネルインナの車幅方向外側部分とリヤホイールハウスとを連結する外側補強部材と、を備えた車両の後部車体構造について有用である。
3…後部ピラー部(ピラー部)
7…ホイールハウス部(リヤホイールハウス)
8…サイドパネルアウタ
22…サイドパネルインナ
23…ピラーインナ(サイドパネルインナのピラー部)
24…ピラーレイン(ピラーレインフォースメント)
24a…前縁部
24b…後縁部
24d…延長部
27…ガセット(外側補強部材)
27a…上縁部
27e…接合フランジ部(前縁部)
27g…接合フランジ部(後縁部)
29…閉断面部
30…基部
41…第1孔部
42…第2孔部
43…第3孔部
X…発泡接着材
X1…第1はみ出し部
X2…第2はみ出し部
X3…第3はみ出し部

Claims (5)

  1. 車体後部のサイドパネルインナに形成され、かつ、リヤホイールハウスの前側上部から上方へ延びるピラー部と、
    上記ピラー部の車幅方向外側部分に接合されたピラーレインフォースメントと、
    上記ピラー部の後方でサイドパネルインナの車幅方向外側部分とリヤホイールハウスとを連結する外側補強部材と、
    を備えた車両の後部車体構造であって、
    上記ピラーレインフォースメントの前縁部と後縁部とがそれぞれサイドパネルインナのピラー部に接合され、
    上記ピラーレインフォースメントが外側補強部材まで後方に延長された延長部にて上記外側補強部材に接合され、
    外側補強部材の上縁部と前縁部と後縁部とがそれぞれサイドパネルインナに接合されることによって閉断面部を形成し、
    上記外側補強部材の上縁部の前端に第1孔部が形成され、
    上記外側補強部材とサイドパネルインナとで形成された閉断面部内に基部を有する発泡接着材が、
    上記第1孔部を通り、外側補強部材とピラーレインフォースメントとに接着する第1はみ出し部を備えた
    車両の後部車体構造。
  2. 車体後部にサイドパネルアウタを備え、
    上記外側補強部材の上縁部の後端に第2孔部が形成され、
    発泡接着材が、上記第2孔部を通り、外側補強部材とサイドパネルインナとサイドパネルアウタとに接着する第2はみ出し部を備えた
    請求項1記載の車両の後部車体構造。
  3. 上記第1孔部が第2孔部より大きくなるように形成された
    請求項2記載の車両の後部車体構造。
  4. 車両正面視で、上記第1孔部の車幅方向内方側の上下長さが、車幅方向外方側の上下長さよりも長くなるよう形成された
    請求項1〜3の何れか1項に記載の車両の後部車体構造。
  5. 上記第1孔部の車外側に、縁部が外側補強部材とピラーレインフォースメントとサイドパネルインナとで構成された第3孔部が形成され、
    発泡接着材が、上記第3孔部を通り、外側補強部材とピラーレインフォースメントとサイドパネルアウタとに接着する第3はみ出し部を備えた
    請求項1〜4の何れか1項に記載の車両の後部車体構造。
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