JP2013224977A - 表示パネル及び表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】検出機能を有する高画質の表示パネル及び表示装置を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、基板と、スイッチング素子と、画素電極と、有機発光層と、対向電極と、検出用電極と、絶縁層と、を備えた表示パネルが提供される。基板は、主面を有し、光透過性である。スイッチング素子は、主面上に設けられ、半導体層を含む。画素電極は、主面上に設けられ、スイッチング素子に電気的に接続され、光透過性である。有機発光層は、画素電極の上に設けられる。対向電極は、有機発光層の上に設けられる。検出用電極は、画素電極の少なくとも一部と、基板と、の間に設けられ、半導体層に含まれる少なくともいずれかの元素を含み、光透過性である。絶縁層は、画素電極と検出用電極との間に設けられ、光透過性である。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、表示パネル及び表示装置に関する。
有機EL(Electro-Luminescence)素子に流れる電流を、薄膜トランジスタによって制御するアクティブマトリクス方式の表示パネル、及び、この表示パネルを用いた表示装置がある。このような表示パネル及び表示装置において、タッチ操作を検出する検出機能を有することが望まれる。検出機能を持たせた場合、開口率が低下し、画質が低下する。
特開2011−54962号公報
本発明の実施形態は、検出機能を有する高画質の表示パネル及び表示装置を提供する。
本発明の実施形態によれば、基板と、スイッチング素子と、画素電極と、有機発光層と、対向電極と、検出用電極と、絶縁層と、を備えた表示パネルが提供される。前記基板は、主面を有し、光透過性である。前記スイッチング素子は、前記主面上に設けられ、半導体層を含む。画素電極は、前記主面上に設けられ、前記スイッチング素子に電気的に接続され、光透過性である。前記有機発光層は、前記画素電極の上に設けられる。前記対向電極は、前記有機発光層の上に設けられる。前記検出用電極は、前記画素電極の少なくとも一部と、前記基板と、の間に設けられ、前記半導体層に含まれる少なくともいずれかの元素を含み、光透過性である。前記絶縁層は、前記画素電極と前記検出用電極との間に設けられ、光透過性である。
図1(a)及び図1(b)は、第1の実施形態に係る表示パネルの構成を例示する模式図である。 第1の実施形態に係る表示パネルの構成を例示する等価回路図である。 第1の実施形態に係る表示パネルの構成を例示する等価回路図である。 第1の実施形態に係る表示パネルの特性を例示するグラフ図である。 第2の実施形態に係る表示装置の構成を例示する模式図である。 第2の実施形態に係る表示装置の制御の一部を例示するタイミングチャート図である。
以下に、各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1(a)及び図1(b)は、第1の実施形態に係る表示パネルの構成を例示する模式図である。
図1(a)は、模式的断面図である。図1(b)は、模式的平面図である。図1(a)は、図1(b)のA1−A2線断面を模式的に表す。
図1(a)及び図1(b)に表したように、本実施形態に係る表示パネル110は、基板10と、スイッチング素子12と、画素電極16と、有機発光層18と、対向電極20と、検出用電極50と、絶縁層52と、を備える。
画素電極16と、有機発光層18と、対向電極20と、により、有機EL型の発光素子部24が形成される。発光素子部24の発光が、スイッチング素子12によって制御され、駆動される。表示パネル110において、複数のスイッチング素子12と複数の発光素子部24との組み合わせが、マトリクス状に並べて配置される。表示パネル110では、複数のスイッチング素子12の駆動、及び、それにともなう複数の発光素子部24の発光を制御することにより、画像の表示が行われる。表示パネル110は、有機ELを用いたアクティブマトリクス型の表示パネルである。
また、画素電極16と、検出用電極50と、絶縁層52と、により、検出用電極50に近接する被検出物の有無を検出するための検出用キャパシタ70(図2参照)が形成される。検出用キャパシタ70による被検出物の検出は、例えば、指や専用のペンなどで画面上を触ることにより、表示パネル110に操作指示を入力する、いわゆるタッチ操作を実現する。すなわち、表示パネル110は、タッチ操作を検出する検出機能付きの表示パネル(タッチパネルディスプレイ)である。
基板10は、第1主面(主面)10aと、第1主面10aの反対側の第2主面10bと、を有する。基板10は、例えば、光透過性を有する。本願明細書において、光透過性とは、発光素子部24から放出される光が透過可能であることをいう。基板10は、例えば、透明である。基板10には、例えば、ポリイミド樹脂やアラミド樹脂などの樹脂材料が用いられる。これにより、可撓性を有する表示パネル110を実現することができる。基板10に用いられる材料は、ガラス材料や硬質な樹脂材料など、可撓性を持たない材料でもよい。基板10の厚さは、薄いほど好ましく、例えば、0.5mm以下である。
基板10の第1主面10aの上に、例えば、不純物や水分などの透過を抑えるバリア層を設けてもよい。バリア層には、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜またはシリコン酸窒化膜などが用いられる。これにより、例えば、基板10の上に設けられるスイッチング素子12や発光素子部24を不純物や水分などから保護することができる。
ここで、第1主面10aに対して垂直な第1方向をZ軸方向とする。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をX軸方向とする。Z軸方向及びX軸方向のそれぞれに対して垂直な方向をY軸方向とする。
スイッチング素子12は、基板10の主面10aの上に設けられる。
スイッチング素子12は、第1導電部31と、第2導電部32と、ゲート電極33と、ゲート絶縁膜34と、半導体層35と、チャネル保護膜36と、を含む。
ゲート電極33は、基板10の主面10aの上に設けられる。ゲート電極33には、例えば、モリブデンタングステン(MoW)、モリブデンタンタル(MoTa)及びタングステン(W)などの高融点金属が用いられる。ゲート電極33には、例えば、ヒロック対策を施したAlを主成分とするAl合金を用いてもよい。ゲート電極33は、例えば、Alと高融点金属との積層体でもよい。
ゲート絶縁膜34は、ゲート電極33の上に設けられる。この例においては、ゲート絶縁膜34は、ゲート電極33を覆うように主面10aの全体に設けられる。ゲート絶縁膜34には、例えば、絶縁性と光透過性とを有する材料が用いられる。ゲート絶縁膜34には、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸窒化膜などを用いることができる。ゲート絶縁膜34は、例えば、シリコン酸化膜、シリコン窒化膜及びシリコン酸窒化膜の少なくともいずれかを含む積層体でもよい。
半導体層35は、ゲート絶縁膜34の上に設けられる。ゲート絶縁膜34は、ゲート電極33と半導体層35との間に設けられ、ゲート電極33と半導体層35とを絶縁する。半導体層35には、例えば、In、Ga及びZnの少なくともいずれかを含むアモルファス酸化物半導体が用いられる。すなわち、半導体層35には、例えば、In−Ga−Zn−O酸化物半導体、In−Ga−O酸化物半導体、及び、In−Zn−O酸化物半導体のいずれかが用いられる。半導体層35の膜厚は、例えば、50nm程度である。これにより、半導体層35の電気的特性が、良好になる。半導体層35の膜厚は、より具体的には、例えば、10nm以上100nm以下である。半導体層35の材料は、例えば、光透過性を有し、かつ発光素子部24の発光を制御可能な任意の材料でよい。
アモルファス酸化物半導体を含む半導体層35においては、例えば、透過電子顕微鏡(TEM)やX線回折(XRD)で観察しても、結晶性を示す回折パターンなどが観察されない。半導体層35の膜質及び形状は、走査型電子顕微鏡(SEM)やTEMなどで観察できる。
半導体層35は、上記のアモルファス酸化物半導体中に、上記の酸化物半導体の微結晶が分散された材料を用いても良い。
第1導電部31は、半導体層35と電気的に接続される。第2導電部32は、半導体層35と電気的に接続される。第1導電部31及び第2導電部32には、例えば、Ti、Al及びMoなどが用いられる。第1導電部31及び第2導電部32は、例えば、Ti、Al及びMoの少なくともいずれかを含む積層体でもよい。第1導電部31は、スイッチング素子12のソース電極及びドレイン電極の一方である。第2導電部32は、スイッチング素子12のソース電極及びドレイン電極の他方である。
チャネル保護膜36は、半導体層35の上に設けられている。チャネル保護膜36は、半導体層35を保護する。チャネル保護膜36には、絶縁性の材料を用いる。チャネル保護膜36には、例えば、シリコン酸化膜が用いられる。半導体層35にアモルファス酸化物半導体を用いる場合、チャネル保護膜36には、例えば、半導体層35よりも耐酸性の強いシリコン酸化膜が用いられる。チャネル保護膜36は、例えば、シリコン窒化膜やシリコン酸窒化膜でもよい。
第1導電部31は、チャネル保護膜36の第1部分36aを覆う。第2導電部32は、チャネル保護膜36の第2部分36bを覆う。第1導電部31は、半導体層35の第1領域35aを覆う。第2導電部32は、半導体層35の第2領域35bを覆う。第2導電部32は、第1導電部31と離間して配置される。半導体層35は、第1導電部31及び第2導電部32に覆われない第3領域35cを有する。ゲート電極33は、半導体層35の膜面35pに対して垂直な方向(Z軸方向)にみたときに、第1導電部31と第2導電部32との間の部分33aを有する。すなわち、ゲート電極33は、ゲート絶縁膜34を挟んで、半導体層35の第3領域35cと対向する。
ゲート電極33に電圧を印加することで、半導体層35にチャネルが発生し、第1導電部31と第2導電部32との間で電流が流れる。この例において、スイッチング素子12は、ボトムゲート型の薄膜トランジスタである。スイッチング素子12は、ボトムゲート型の薄膜トランジスタに限ることなく、例えば、トップゲート型の薄膜トランジスタでもよい。スイッチング素子12は、他の構造のトランジスタなどでもよい。ボトムゲート構造では、ゲート電極33によって、外光の半導体層35への入射による誤動作を抑制することができる。
検出用電極50は、画素電極16の少なくとも一部と、基板10と、の間に設けられる。この例において、検出用電極50は、ゲート絶縁膜34の上に設けられる。検出用電極50は、半導体層35と同じ面上に設けられる。Z軸方向に沿う検出用電極50と基板10との間の距離は、Z軸方向に沿う半導体層35と基板10との間の距離と実質的に同じである。
検出用電極50は、光透過性を有する。検出用電極50は、例えば、透明である。検出用電極50は、半導体層35に含まれる少なくともいずれかの元素を含む。この例において、検出用電極50は、In、Ga及びZnの少なくともいずれかを含む。検出用電極50には、アモルファス酸化物半導体が用いられる。検出用電極50には、例えば、In−Ga−Zn−O酸化物半導体、In−Ga−O酸化物半導体、及び、In−Zn−O酸化物半導体のいずれかが用いられる。検出用電極50には、半導体層35と実質的に同じ材料が用いられる。検出用電極50は、例えば、半導体層35と同じ工程で形成される。
絶縁層52は、画素電極16と検出用電極50との間に設けられる。絶縁層52は、光透過性を有する。絶縁層52は、例えば、透明である。この例において、絶縁層52は、第1主面10a全体の上に設けられ、検出用電極50を覆うとともに、スイッチング素子12を覆う。絶縁層52は、隣接層53と、有機層54と、を含む。絶縁層52は、隣接層53と有機層54とのいずれか一方のみでもよい。絶縁層52は、光透過性と絶縁性とを有する他の層を、さらに含んでもよい。
隣接層53は、検出用電極50に接して設けられる。隣接層53は、例えば、シリコン酸化膜、シリコン酸窒化膜及びシリコン窒化膜の少なくともいずれかを含む。隣接層53のZ軸方向に沿う厚さ(Z軸方向に沿う長さ)は、例えば、100nm以上200nm以下である。隣接層53は、例えば、CVD法によって形成される。
隣接層53に含まれる水素の濃度は、例えば、1×1019atoms/cm以上である。この水素濃度の隣接層53は、例えば、CVD法によって隣接層53を形成する際に、シラン流量の比を高くすることによって実現できる。これにより、隣接層53に含まれる水素が、検出用電極50に移動し、アモルファス酸化物半導体を含む検出用電極50を低抵抗化させることができる。
一方、同じアモルファス酸化物半導体を含む半導体層35の上には、チャネル保護膜36が設けられており、チャネル保護膜36によって水素の透過が抑制される。これにより、半導体層35の低抵抗化が抑制される。すなわち、スイッチング素子12をノーマリオン状態にさせてしまうことが抑制される。
有機層54は、例えば、カラーフィルタCFである。カラーフィルタCFは、画素毎に異なる色を有する。カラーフィルタCFは、例えば、赤色、緑色及び青色のいずれかの色を含む。表示パネル110では、例えば、赤色、緑色及び青色のいずれかの色のカラーフィルタCFを複数の画素のそれぞれに所定のパターンで配置する。これにより、表示パネル110において、フルカラーの画像を表示することができる。カラーフィルタCFには、例えば、カラー樹脂膜(例えばカラーレジスト)が用いられる。カラーフィルタCFは、光透過性を有する。カラーフィルタCFの透過率は、波長によって異なる。
有機層54(カラーフィルタCF)のZ軸方向に沿う厚さは、例えば、2μm以上である。これにより、検出用電極50と対向電極20との間に発生する寄生容量を低下できるため、タッチ操作の検出感度を向上させることができる。なお、有機層54は、例えば、シリコーン樹脂などでもよい。有機層54は、発光素子部24から放出される光に対して光透過性を有し、上記の厚さを実現できる材料であればよい。
画素電極16は、第1導電部31と第2導電部32との一方に電気的に接続される。この例では、画素電極16は、第1導電部31(例えばソース)と電気的に接続される。画素電極16は、第1主面10aの上に設けられる。この例において、画素電極16は、絶縁層52の上に設けられる。画素電極16は、Z軸方向においてスイッチング素子12と対向する対向領域16aと、対向しない非対向領域16bとを有する。また、画素電極16は、第1主面10a(X−Y平面)に投影したときに、非対向領域16bにおいて、検出用電極50と重なる。
画素電極16には、例えば、導電性と光透過性とを有する材料が用いられる。画素電極16には、例えば、ITO(Indium Tin Oxide)、ITO/Ag/ITOの積層構造、及び、AlがドープされたZnOであるAZOなどが用いられる。
隣接層53及び有機層54には、第1導電部31の一部を露呈させる開口53a及び開口54aが、それぞれ設けられている。画素電極16の対向領域16aの一部16cは、開口53a及び開口54aにおいて、第1導電部31に接触している。これにより、画素電極16は、第1導電部31と電気的に接続される。
画素電極16及び有機層54の上には、バンク層40が設けられる。バンク層40には、例えば、絶縁性と光透過性とを有する材料が用いられる。バンク層40は、例えば、透明である。バンク層40には、例えば、有機樹脂材料が用いられる。バンク層40には、例えば、感光性アクリル樹脂や感光性ポリイミドなどが用いられる。バンク層40は、画素電極16の非対向領域16bの一部を露呈させる開口40aを有する。
有機発光層18は、バンク層40の上に設けられる。有機発光層18の一部18aは、開口40a内に入り込む。有機発光層18は、開口40aにおいて画素電極16の非対向領域16bと接触する。有機発光層18は、例えば、開口40aにおいて画素電極16と電気的に接続される。バンク層40は、対向領域16aと有機発光層18との接触を防ぐ。有機発光層18には、例えば、正孔輸送層と、発光層と、電子輸送層と、を積層させた積層体が用いられる。有機発光層18は、光透過性を有する。有機発光層18は、例えば、透明である。
対向電極20は、有機発光層18の上に設けられる。対向電極20には、導電性を有する材料が用いられる。対向電極20には、例えば、AlやMgAgなどの金属膜が用いられる。対向電極20の膜厚は、例えば、5nm以上500nm以下である。すなわち、本実施形態においては、画素電極16を陽極とし、対向電極20を陰極とする。画素電極16を陰極とし、対向電極20を陽極とすることも可能である。
例えば、非対向領域16bにおいて、発光素子部24が形成される。発光素子部24では、画素電極16と対向電極20とに電圧を印加することにより、有機発光層18から光が放出される。有機発光層18から放出された光は、絶縁層52、検出用電極50、ゲート絶縁膜34及び基板10を透過して、外部に出射する。表示パネル110は、下面発光型の表示パネルである。表示パネル110では、第2主面10bが、画像を表示する表示面となる。表示パネル110では、例えば、第2主面10bに近接する被検出物を検出する。
対向電極20の上には、封止層42が設けられる。封止層42は、例えば、不純物や水分などの透過を抑える。封止層42は、例えば、スイッチング素子12や発光素子部24などを水分などから保護する。封止層42には、絶縁性の材料が用いられる。封止層42には、例えば、シリコン酸化膜、シリコン酸窒化膜、シリコン窒化膜、アルミナ及びタンタル酸化膜などが用いられる。
図2は、第1の実施形態に係る表示パネルの構成を例示する等価回路図である。
図2は、表示パネル110のタッチ検出機能の等価回路図を模式的に表す。
図2に表したように、表示パネル110は、増幅トランジスタ60と、選択トランジスタ61と、リセットトランジスタ62と、給電線63と、出力信号線64と、リセット電源線65と、リセット信号線66と、読み出し信号線67と、選択信号線68と、をさらに備える。
増幅トランジスタ60のゲートは、リセットトランジスタ62のソースに電気的に接続されている。増幅トランジスタ60のドレインは、選択トランジスタ61のソースに電気的に接続されている。増幅トランジスタ60のソースは、読み出し信号線64に電気的に接続されている。
選択トランジスタ61のゲートは、選択信号線68に電気的に接続されている。選択トランジスタ61のドレインは、給電線63に電気的に接続されている。リセットトランジスタ62のゲートは、リセット信号線66に電気的に接続されている。リセットトランジスタ62のドレインは、リセット電源線65に電気的に接続されている。
給電線63は、所定の電源電圧(例えば、+5V)を選択トランジスタ61のドレインに供給する。リセット電源線65は、所定の電圧をリセットトランジスタ62のドレインに供給する。
増幅トランジスタ60のゲートには、検出用キャパシタ70が電気的に接続されている。検出用キャパシタ70は、前述のように、画素電極16と検出用電極50と絶縁層52とで構成される。検出用キャパシタ70の静電容量は、検出用電極50(第2主面10b)に近接する被検出物の有無によって変化する。
また、増幅トランジスタ60のゲートには、読み出し用キャパシタ71と、寄生容量72と、が電気的に接続されている。読み出し用キャパシタ71の他端は、読み出し信号線67に電気的に接続されている。寄生容量72は、例えば、検出用電極50の形成などにともなって表れる浮遊容量である。寄生容量72は、例えば、画素電極16と検出用電極50との重なる面積に応じて大きくなる。
表示パネル110においてタッチ操作を検出する場合には、まず、リセット信号線66にリセットパルスを入力し、リセットトランジスタ62をオン状態にする。リセットトランジスタ62をオン状態にすると、増幅トランジスタ60のゲート電位が、リセット電源線65によって供給される所定の基準電位に設定される。
増幅トランジスタ60のゲート電位を基準電位に設定した後、リセットトランジスタ62をオフ状態にする。これにより、増幅トランジスタ60のゲートを、電気的なフローティング状態にする。
リセットトランジスタ62をオフ状態にした後、選択信号線68に選択パルスを入力し、選択トランジスタ61をオン状態にするとともに、読み出し信号線67に読み出しパルスを入力する。読み出しパルスを入力すると、読み出し用キャパシタ71の静電容量が、読み出しパルスに対応した値に設定される。これにより、検出用キャパシタ70の静電容量と、読み出し用キャパシタ71の静電容量と、寄生容量72の静電容量と、読み出しパルスの電位と、に対応した電位が、増幅トランジスタ60のゲートに設定される。そして、そのゲート電位に対応した電流が、増幅トランジスタ60のドレイン−ソース間に流れる。
読み出しパルスを入力したときの増幅トランジスタ60のゲート電位は、下式(1)で表される。(1)式において、ΔVpは、増幅トランジスタ60のゲート電位である。Ctは、検出用キャパシタ70の静電容量である。Ccは、読み出し用キャパシタ71の静電容量である。Cpは、検出用電極50と画素電極16との重なりに対応した寄生容量72である。C0は、画素電極16との重なり量に寄らない検出用電極50の寄生容量である。kは、比例定数である。ΔVcは、読み出しパルスの電圧振幅である。
Figure 2013224977
(1)式に表したように、増幅トランジスタ60のゲート電位は、検出用キャパシタ70の静電容量と、読み出し用キャパシタ71の静電容量と、寄生容量72の静電容量と、の容量比で設定される。このため、増幅トランジスタ60のゲート電位は、検出用キャパシタ70の静電容量によって変化する。検出用キャパシタ70の静電容量によって、増幅トランジスタ60のドレイン−ソース間に流れる電流が変化する。増幅トランジスタ60のドレイン−ソース間に流れる電流により、検出用キャパシタ70の静電容量を検出することができる。すなわち、被検出物の有無を検出することができる。これにより、タッチ操作の検出機能が実現される。
読み出し信号線64は、コンパレータ73の反転入力端子に電気的に接続されている。また、読み出し信号線64には、増幅トランジスタ60とコンパレータ73との間に、出力用キャパシタ74が電気的に接続されている。これにより、増幅トランジスタ60のドレイン−ソース間に流れる電流に応じた電圧(以下、検出電圧と称す)が、コンパレータ73の反転入力端子に印加される。
コンパレータ73の非反転入力端子には、所定の閾値電圧が印加されている。従って、コンパレータ73の出力端子には、検出電圧が閾値電圧以下である場合に、「High」が出力され、検出電圧が閾値電圧以上である場合に、「Low」が出力される。これにより、コンパレータ73の出力が、「High」である場合に、被検出物が検出されていない状態であると判定することができる。コンパレータ73の出力が、「Low」である場合に、被検出物が検出されている状態であると判定することができる。
図3は、第1の実施形態に係る表示パネルの構成を例示する等価回路図である。
図3は、表示パネル110の発光素子部24を発光させる発光機能の等価回路図を模式的に表す。
図3に表したように、表示パネル110は、スイッチトランジスタ80と、映像信号線81と、ゲート線82と、給電線83と、キャパシタ87と、をさらに備える。
スイッチング素子12のソース(第1導電部31)は、発光素子部24のアノード(画素電極16)に電気的に接続されている。スイッチング素子12のドレイン(第2導電部32)は、電源電圧を供給する給電線83に電気的に接続されている。スイッチング素子12のゲート(ゲート電極33)は、スイッチトランジスタ80のソースに電気的に接続されている。
発光素子部24のカソード(対向電極20)は、コモン電源(例えばグラウンド)に電気的に接続されている。スイッチトランジスタ80のドレインは、信号線81に電気的に接続されている。スイッチトランジスタ80のゲートは、ゲート線82に電気的に接続されている。
キャパシタ87の一端は、スイッチング素子12のゲートと、スイッチトランジスタ80のソースと、に電気的に接続されている。キャパシタ87の他端は、スイッチング素子12のソースと、発光素子部24のアノードと、に電気的に接続されている。
表示パネル110において発光素子部24を発光させる場合には、まず、ゲート線82に電圧を印加してスイッチトランジスタ80をオン状態にするとともに、所定の映像信号に応じた電圧(以下、映像信号パルスと称す)を映像信号線81に印加し、映像信号線81及びオン状態のスイッチトランジスタ80を介してスイッチング素子12のゲート及びキャパシタ87に電圧を印加する。これにより、映像信号線81の電圧に対応した電荷をキャパシタ87に蓄積させる。
キャパシタ87に電荷を蓄積させた後、スイッチトランジスタ80をオフ状態に切り替える。スイッチトランジスタ80をオフ状態に切り替えると、キャパシタ87に蓄積された電荷に対応した電圧が、スイッチング素子12のゲートに印加される。これにより、スイッチトランジスタ80のゲートの電圧に対応した電流が発光素子部24に流れる。その電流に対応した輝度で発光素子部24の有機発光層18が発光する。
タッチ検出機能付きの有機EL型の表示パネルにおいて、発光素子部24と検出用電極50とを並べて配置する構成がある。この構成では、画素の面積を同じとした場合に、検出機能を持たない表示パネルに比べて発光素子部24の面積が狭くなり、画質の低下を招いてしまう。また、有機EL型の表示パネルにおいて発光素子部24の面積が狭くなると、ELの寿命低下も招いてしまう。
これに対し、本実施形態に係る表示パネル110では、第1主面10a(X−Y平面)に投影したときに、検出用電極50が、発光素子部24と重なる。これにより、検出機能を持たせた場合にも、発光素子部24の面積の低下、及び、それにともなう画質の低下を抑えることができる。
また、本実施形態に係る表示パネル110では、半導体層35と検出用電極50とを同じアモルファス酸化物半導体で形成している。これにより、表示パネル110では、例えば、半導体層35と検出用電極50とを同じ工程で形成することができる。これにより、例えば、表示パネル110の製造工程を簡略化できる。
図4は、第1の実施形態に係る表示パネルの特性を例示するグラフ図である。
図4において、横軸は、画素の面積に対する検出用電極50の面積の比率SRである。縦軸は、被検出物を検出していない状態における増幅トランジスタ60のゲート電位ΔVp1と、被検出物を検出している状態における増幅トランジスタ60のゲート電位ΔVp2と、の差分ΔVp1−ΔVp2である。
SR=0のときは、検出用電極50が設けられていない状態を表す。SR=0.5のときは、画素の半分の面積の検出用電極50が設けられている状態を表す。そして、SR=1のときは、画素と同じ面積の検出用電極50が設けられている状態を表す。ΔVp1−ΔVp2は、すなわち被検出物の検出感度である。ΔVp1−ΔVp2が高いほど、検出感度が高い。
図4において、実線は、本実施形態に係る表示パネル110の特性を表す。一点鎖線は、発光素子部24と検出用電極50とを並べて配置した参考例の表示パネルの特性を表す。参考例の構成では、発光素子部24と検出用電極50とを並べて配置するため、画素と同じ面積の検出用電極50を形成することはできない。表示パネル110では、発光素子部24と検出用電極50とを重ねて配置するため、画素と同じ面積の検出用電極50も形成することができる。
図4に表したように、表示パネル110の感度は、検出用電極50の面積を大きくしても、一定値以上上昇しない。これは、検出用電極50の面積を大きくし、発光素子部24と検出用電極50との重なる面積が増えるほど、増幅トランジスタ60のゲートに接続される寄生容量72の静電容量Cpが増加するためであると考えられる(上記の式(1)参照)。
しかしながら、表示パネル110においては、検出用電極50による発光素子部24の面積の低下(開口率の低下)がない。例えば、表示パネル110において検出用電極50の面積を100%とした場合の感度は、参考例の構成において検出用電極50の面積を20%程度とした場合の感度、すなわち、発光素子部24の面積を20%程度低下させた場合の感度と、実質的に同じである。例えば、後付けの静電容量タッチパネルの透過率は、約90%である。従って、発光素子部24の面積の低下を、後付けのタッチパネルを設けた場合の透過率の低下と同程度に抑えるためには、発光素子部24の面積の低下を10%以下にする必要がある。このため、表示パネル110の構成によって感度を確保することは、現実的に有効と考えられる。
(第2の実施形態)
図5は、第2の実施形態に係る表示装置の構成を例示する模式図である。
図5に表したように、表示装置210は、表示パネル110と、制御部120と、電源部130と、を備える。
制御部120は、表示パネル110と電気的に接続され、スイッチング素子12の動作の制御を行うとともに、検出用キャパシタ70の静電容量の検出を行う。すなわち、制御部120は、発光素子部24の発光の制御と、タッチ操作の検出の制御と、を行う。
制御部120は、例えば、出力信号線64、リセット信号線66、読み出し信号線67、及び、選択信号線68に電気的に接続される。制御部120は、例えば、リセット信号線66、読み出し信号線67、及び、選択信号線68のそれぞれに各種の信号を入力し、出力信号線64から出力される信号を受け取ることにより、タッチ操作の検出の制御を行う。
制御部120は、例えば、映像信号線81及びゲート線82に電気的に接続される。制御部120は、例えば、映像信号線81及びゲート線82のそれぞれに、各種の信号を入力することにより、発光素子部24の発光を制御する。
制御部120には、例えば、有線、無線または記憶媒体などを介して映像信号が入力される。制御部120は、入力された映像信号に対応して、表示パネル110に含まれる複数の発光素子部24の発光を制御する。これにより、制御部120は、入力された映像信号に対応した画像を表示パネル110に表示させる。
電源部130は、表示パネル110と制御部120とに電気的に接続されている。電源部130は、表示パネル110及び制御部120のそれぞれに、必要な電力を供給する。電源部130は、例えば、給電線63、リセット電源線65、及び、給電線83に電気的に接続される。電源部130は、例えば、給電線63及び給電線83に電源電圧を供給する。電源部130は、例えば、リセット電源線65に所定のリセット電源を供給する。
図6は、第2の実施形態に係る表示装置の制御の一部を例示するタイミングチャート図である。
図6に表したように、制御部120は、検出用キャパシタ70の静電容量の検出に続いて、発光素子部24の有機発光層18を所定の輝度で発光させるための信号である映像信号パルスをスイッチング素子12のゲートに入力する。制御部120は、映像信号パルスの入力の直前に、検出用キャパシタ70の静電容量の検出を行う。
1つの映像信号パルスの時間軸上の中心位置をC1aとする。次の映像信号パルスの時間軸上の中心位置をC1bとする。中心位置C1aと中心位置C1bとの間の時間軸上の中心位置をC2とする。中心位置C1aと中心位置C2との間の区間を第1区間S1とする。中心位置C2と中心位置C1bとの間の区間を第2区間S2とする。読み出し信号線67に入力される読み出しパルスの中心位置、及び、選択信号線68に入力される選択パルスの時間軸上の中心位置を、C3とする。このとき、制御部120は、中心位置C3を第2区間S2に位置させる。
これにより、例えば、被検出物の近接によって検出用キャパシタ70に生じる静電容量が、キャパシタ87に蓄積させる電荷に悪影響を与えることを抑制することができる。なお、有機発光層18を発光させるための信号は、映像信号線81に入力する映像信号パルスに限らない。有機発光層18を発光させるための信号は、発光のためにスイッチング素子12に入力する任意の信号でよい。
実施形態によれば、検出機能を有する高画質の表示パネル及び表示装置が提供される。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。
しかし、本発明の実施形態は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、表示パネル及び表示装置に含まれる、基板、スイッチング素子、画素電極、有機発光層、対向電極、検出用電極、絶縁層、有機層、隣接層及び制御部などの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した表示パネル及び表示装置を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての表示パネル及び表示装置も、本発明の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10…基板、 10a…第1主面(主面)、 10b…第2主面、 12…スイッチング素子、 16…画素電極、 16a…対向領域、 16b…非対向領域、 16c…一部、 18…有機発光層、 18a…一部、 20…対向電極、 24…発光素子部、 31…第1導電部、 32…第2導電部、 33…ゲート電極、 33a…部分、 34…ゲート絶縁膜、 35…半導体層、 35a…第1領域、 35b…第2領域、 35c…第3領域、 35p…膜面、 36…チャネル保護膜、 36a…第1部分、 36b…第2部分、 40…バンク層、 40a…開口、 42…封止層、 50…検出用電極、 52…絶縁層、 53…隣接層、 53a…開口、 54…有機層、 54a…開口、 60…増幅トランジスタ、 61…選択トランジスタ、 62…リセットトランジスタ、 63…給電線、 64…出力信号線、 65…リセット電源線、 66…リセット信号線、 67…読み出し信号線、 68…選択信号線、 70…検出用キャパシタ、 71…読み出し用キャパシタ、 72…寄生容量、 73…コンパレータ、 74…出力用キャパシタ、 80…スイッチトランジスタ、 81…映像信号線、 82…ゲート線、 83…給電線、 87…キャパシタ、 110…表示パネル、 120…制御部、 130…電源部、 210…表示装置、 C1a、C1b、C2、C3…中心位置、 CF…カラーフィルタ、 S1、S2…区間

Claims (8)

  1. 主面を有する光透過性の基板と、
    前記主面上に設けられ、半導体層を含むスイッチング素子と、
    前記主面上に設けられ、前記スイッチング素子に電気的に接続された光透過性の画素電極と、
    前記画素電極の上に設けられた有機発光層と、
    前記有機発光層の上に設けられた対向電極と、
    前記画素電極の少なくとも一部と、前記基板と、の間に設けられ、前記半導体層に含まれる少なくともいずれかの元素を含む光透過性の検出用電極と、
    前記画素電極と前記検出用電極との間に設けられた光透過性の絶縁層と、
    を備えた表示パネル。
  2. 前記主面に対して垂直な第1方向に沿う前記検出用電極と前記基板との間の距離は、前記第1方向に沿う前記半導体層と前記基板との間の距離と同じである請求項1記載の表示パネル。
  3. 前記半導体層及び前記検出用電極は、アモルファス酸化物半導体を含む請求項1または2に記載の表示パネル。
  4. 前記絶縁層は、有機層を含み、
    前記主面に対して垂直な第1方向に沿う前記有機層の厚さは、1μm以上10μm以下である請求項1〜3のいずれか1つに記載の表示パネル。
  5. 前記絶縁層は、前記検出用電極に接して設けられた隣接層を含み、
    前記隣接層は、シリコン酸化膜、シリコン酸窒化膜及びシリコン窒化膜の少なくともいずれかを含む請求項1〜4のいずれか1つに記載の表示パネル。
  6. 前記隣接層は、1×1019atoms/cm以上の濃度の水素を含む請求項5記載の表示パネル。
  7. 請求項1〜6のいずれか1つに記載の表示パネルと、
    前記スイッチング素子の動作を制御して前記有機発光層の発光を制御するとともに、前記画素電極と前記検出用電極と前記絶縁膜とによって形成される検出用キャパシタの静電容量の検出を行う制御部と、
    を備えた表示装置。
  8. 前記制御部は、前記検出用キャパシタの静電容量の検出に続いて、前記有機発光層を発光させるための信号を前記スイッチング素子に入力する請求項7記載の表示装置。
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