JP2013199948A - 波動歯車装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】汎用のベアリングが使用でき、許容負荷トルクが増大し、高負荷作用時でも安定したトルク伝達が可能になる波動歯車装置を提供する。
【解決手段】波動歯車装置10は、剛性内歯歯車20と、可撓性外歯歯車30と、波動発生器40とを備えている。波動発生器40は、偏心カム43,44を有する入力軸取付部材41と、各偏心カムの外側に取付けられたベアリング45,46と、各ベアリングの外周面に嵌められたハウジング47,48とを有している。各偏心カム43,44は、その中心軸が入力回転軸X−Xに対して傾斜角度θで傾斜した傾斜軸X−Xに平行になるように、かつその中心軸が傾斜軸X−Xから互いに逆方向に偏心量ε偏心し、傾斜軸X−Xの方向に並んで配置されている。各ハウジング47,48は、各ハウジング47,48の外周面47b,48bが可撓性外歯歯車30の内周面30aと面接触するようテーパ形状に形成されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、剛性内歯歯車、可撓性外歯歯車及び波動発生器を備えた波動歯車装置に関する。
一般に、軽量かつコンパクトであり、一段の減速で高い減速比が得られる減速機として、波動歯車装置が知られている。一般的な波動歯車装置は、円環状の剛性内歯歯車と、その内側に配置された可撓性外歯歯車と、可撓性外歯歯車を半径方向に撓めて剛性内歯歯車に対して2箇所で部分的に噛み合わせると共に、噛み合わせ位置を周方向に移動させる波動発生器とで構成されている。
従来の代表的な波動発生器は、楕円形状のカムと、カムの外周面に嵌め込まれ、内輪と外輪が薄肉で弾性変形できる特殊なベアリングで構成されている。そのため、特殊なベアリングを用いない波動発生器が切望されていた。これに対して、汎用のベアリングを使用した波動発生器が提案されている(特許文献1参照)。
特開2009−222168号公報
しかしながら、上記特許文献1の波動発生器では、2個の偏心ローラを入力回転軸方向に重ねて配置しているため、剛性内歯歯車と可撓性外歯歯車との2箇所の噛み合い位置が、入力回転軸方向と直交する方向から見て、入力回転軸方向に相対的にずれている。このため、出力軸に負荷トルクが作用するとき、2箇所の噛み合い位置には均等な負荷トルクがかからず、許容負荷トルクを大きくすることができなかった。
また、出力軸に負荷トルクが作用すると、2箇所の噛み合い位置において、噛み合い歯の圧力角に起因して発生する力が、波動発生器にラジアル方向内側への力として作用する。前述したように、2箇所の噛み合い位置は回転軸方向にずれているので、それぞれの噛み合い位置で発生したラジアル方向内側への力のベクトルは対向せず、波動発生器の重心まわりに回転モーメントが発生する。従って、出力軸の負荷トルクが増大すると、波動発生器の重心まわりに作用する回転モーメントも増大するため、波動歯車装置の寿命が短くなるという問題があった。
そこで、本発明は、高負荷作用時においても安定したトルク伝達が可能であり、波動発生器の重心まわりに作用する回転モーメントを減少させることで、長寿命化を達成することを目的とする。
本発明は、環状の剛性内歯歯車と、前記剛性内歯歯車の内側に配置された環状の可撓性外歯歯車と、前記可撓性外歯歯車の内側に配置され、前記可撓性外歯歯車を撓ませて前記剛性内歯歯車に対して2箇所で部分的に噛み合わせると共に、前記剛性内歯歯車と前記可撓性外歯歯車との噛み合い位置を周方向に移動させる波動発生器と、を備えた波動歯車装置において、前記波動発生器は、中心軸が互いに反対方向に偏心し、付与された回転力により入力回転軸まわりに一体に回転する外形が円形の第1偏心カム及び第2偏心カムと、前記第1偏心カムの外周面を囲むように配置され、外周面の一部分が前記可撓性外歯歯車の内周面に第1接触領域で接触する円環状の第1ハウジングと、前記第2偏心カムの外周面を囲むように配置され、外周面の一部分が前記可撓性外歯歯車の内周面に第2接触領域で接触する円環状の第2ハウジングと、前記第1偏心カムの外周面と前記第1ハウジングの内周面との間に介在させた第1ベアリングと、前記第2偏心カムの外周面と前記第2ハウジングの内周面との間に介在させた第2ベアリングと、を有し、前記第1偏心カム及び前記第2偏心カムの中心軸が、前記入力回転軸に対して、前記第1接触領域と前記第2接触領域とが前記入力回転軸の方向と直交する方向から見て前記入力回転軸の方向に少なくとも一部が重なり合う傾斜角度で傾斜していることを特徴とする。
本発明によれば、第1接触領域と第2接触領域とが、入力回転軸の方向に対して直交する方向から見て、少なくとも一部分で重なり合うので、剛性内歯歯車と可撓性外歯歯車との2箇所の噛み合いの位置に作用する負荷トルクを従来よりも均等にすることができる。従って、許容負荷トルクを大きくすることが可能であり、安定したトルク伝達が可能になる。さらに、波動発生器の重心まわりに作用する回転モーメントが減少するので波動歯車装置の長寿命化が可能となる。
本発明の第1実施形態に係る波動歯車装置の概略構成を示す説明図であり、(a)は波動歯車装置の正面図、(b)は波動歯車装置の側面図である。 図1(a)の切断面A−Aに沿って切断した波動歯車装置の断面図である。 図1(a)の切断面A−Aに沿って切断した波動発生器の断面を模式的に表した断面模式図である。 本発明の第2実施形態に係る波動歯車装置の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を、図面を参照しながら詳細に説明する。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る波動歯車装置の概略構成を示す説明図であり、図1(a)は波動歯車装置の正面図、図1(b)は波動歯車装置の側面図である。図2は、図1(a)の切断面A−Aに沿って切断した波動歯車装置の断面図である。
図1(a)及び図1(b)に示すように、波動歯車装置10は、入力回転軸X−Xに同軸に配置された、剛性内歯歯車20、可撓性外歯歯車30及び波動発生器40を備えた波動歯車減速機である。
剛性内歯歯車20は円環状の剛性部材で形成されている。図2に示すように、剛性内歯歯車20の内周面20aには、内歯21が形成されている。剛性内歯歯車20には、剛性内歯歯車20を不図示の固定部材に取付けるための固定用ボルト孔22が形成されている。
可撓性外歯歯車30は、円盤状の底面部32と、底面部32に立設された円環形状部31とを有し、底面部32に対して反対側が開口するカップ形状に形成されている。可撓性外歯歯車30は剛性内歯歯車20よりも薄肉に形成されている。換言すると、剛性内歯歯車20は、可撓性外歯歯車30よりも厚肉に形成されている。
可撓性外歯歯車30は、カップの開口側の外周面30bに剛性内歯歯車20より歯数が少ない外歯33が形成されている。例えば、可撓性外歯歯車30の外歯33の歯数は、剛性内歯歯車20の内歯21の歯数よりも2枚少なく設定されている。可撓性外歯歯車30は、外歯33が内歯21に対向するように、剛性内歯歯車20の内側に配置されている。また、可撓性外歯歯車30は、底面部32に、不図示の出力軸部材を取り付けるための出力軸取付部34と出力軸取付用ボルト孔35とが形成されている。
波動発生器40は、可撓性外歯歯車30の内側に嵌め込まれ、可撓性外歯歯車30の内周面30aに接触して、可撓性外歯歯車30を半径方向に撓めて楕円形状に弾性変形させる。可撓性外歯歯車30が楕円形状に弾性変形することで、剛性内歯歯車20と可撓性外歯歯車30とは楕円形状の長軸上の2箇所P,Q(図1(a))でそれぞれ複数歯による部分的な噛み合いを生じている。そして、波動発生器40が入力回転軸X−Xまわりに回転することで、剛性内歯歯車20と可撓性外歯歯車30との噛み合い位置P,Qが周方向に移動する。そして、可撓性外歯歯車30は、剛性内歯歯車20と可撓性外歯歯車30との歯数差に基づく減速比で、波動発生器40の回転速度に対して減速した回転速度で回転する。
波動発生器40は、図2に示すように、入力回転部材としての入力軸取付部材41と、2個のベアリング45,46(第1ベアリング45及び第2ベアリング46)と、2個のハウジング47,48(第1ハウジング47及び第2ハウジング48)と、を有している。
波動発生器40の構成について、図2及び図3を参照しながら詳細に説明する。なお、図3は、図1(a)の切断面A−Aに沿って切断した波動発生器40の断面を模式的に表した断面模式図である。なお、切断面A−Aは入力回転軸X−Xと弾性変形した可撓性外歯歯車30の楕円形状における長軸を含む平面である。
また、傾斜軸X−Xは、切断面A−A上で入力回転軸X−Xに対して傾斜角度θで傾斜させた直線であり、入力回転軸X−Xと傾斜軸X−Xとの交点を点Oとする。また、直線Y−Yは切断面A−A上の直線で、点Oを通る入力回転軸X−Xに垂直な直線である。さらに、可撓性外歯歯車30の内周面30aと2個の各ハウジング47,48の外周面47b,48bとの接触領域51,52の入力回転軸X−Xの方向の中心点をそれぞれ点Mと点Mとする。
入力軸取付部材41は、不図示のモータの入力軸部材が挿通される筒状の本体42と、本体42に固定され、中心軸X,Xが互いに反対方向に所定の偏心量ε偏心した、外形が円形(好ましくは真円形)の第1偏心カム43及び第2偏心カム44とを有している。本実施形態では、本体42、第1偏心カム43及び第2偏心カム44は、同一部材で一体に形成されている。第1偏心カム43の中心軸Xは、第1偏心カム43の中心を通り、外周面43aの法線方向に直交する方向に延びる軸である。第2偏心カム44の中心軸Xは、第2偏心カム44の中心を通り、外周面44aの法線方向に直交する方向に延びる軸である。なお、本体42は、入力軸部材が挿通される構成としたが、本体42自体が軸部材であってもよい。
中心軸Xは、第1ベアリング45(インナーレース45a)の回転軸及び第1ハウジング47の中心軸と同軸である。また、中心軸Xは、第2ベアリング46(インナーレース46a)の回転軸及び第2ハウジング48の中心軸と同軸である。入力軸取付部材41の偏心カム43,44は、本体42に一体に形成されているので、本体42に付与された回転力により入力回転軸X−Xまわりに一体に回転する。第1ハウジング47及び第2ハウジング48は、円環状に形成された剛体である。第1ハウジング47は、第1偏心カム43の外周面43aを囲むように第1偏心カム43と間隔をあけて配置されており、第2ハウジング48は、第2偏心カム44の外周面44aを囲むように第2偏心カム44と間隔をあけて配置されている。
第1ベアリング45及び第2ベアリング46は、円環状に形成されたラジアルベアリングである。第1ベアリング45は、インナーレース45a、アウターレース45b及び転動体(例えば球やコロ)45cで構成されている。第2ベアリング46は、インナーレース46a、アウターレース46b及び転動体(例えば球やコロ)46cで構成されている。これらベアリング45,46としては、汎用のものが使用される。
第1ベアリング45は、第1偏心カム43の外周面43aと第1ハウジング47の内周面47aとの間に介在され、インナーレース45aが第1偏心カム43の外周面43aに固定され、アウターレース45bが第1ハウジング47の内周面47aに固定されている。第2ベアリング46は、第2偏心カム44の外周面44aと第2ハウジング48の内周面48aとの間に介在され、インナーレース46aが第2偏心カム44の外周面44aに固定され、アウターレース46bが第2ハウジング48の内周面48aに固定されている。
第1偏心カム43及び第2偏心カム44は、中心軸X,Xが互いに反対方向に偏心している。従って、第1ハウジング47の外周面47bの周方向の一部分が可撓性外歯歯車30の内周面30aに面接触し、可撓性外歯歯車30を入力回転軸X−Xの方向に対して直交する第1方向yに撓ませる。第1ハウジング47の外周面47bと可撓性外歯歯車30の内周面30aとの接触領域を第1接触領域51とする。また、第2ハウジング48の外周面48bの周方向の一部分が可撓性外歯歯車30の内周面30aに面接触し、可撓性外歯歯車30を第1方向yとは反対の第2方向yに撓ませる。この第2ハウジング48の外周面48bと可撓性外歯歯車30の内周面30aとの接触領域を第2接触領域52とする。
第1偏心カム43及び第2偏心カム44の中心軸X,Xは、入力回転軸X−Xに対して、第1接触領域51と第2接触領域52とが入力回転軸X−Xの方向と直交する方向から見て入力回転軸X−Xの方向に少なくとも一部が重なり合う傾斜角度で傾斜している。入力回転軸X−Xの方向と直交する方向は、例えば上述した第1方向y又は第2方向yである。
特に、図3に示すように、偏心カム43,44の中心軸X,Xが、入力回転軸X−Xに対して、中心点Mと中心点Mとが第1方向y(又は第2方向y)から見て入力回転軸X−Xの方向に一致する傾斜角度θで傾斜しているのが好ましい。つまり、入力回転軸X−Xの方向を法線方向とする平面上に、両方の接触領域51,52の中心点M,Mが含まれるように、各偏心カム43,44の中心軸X,Xが傾斜しているのが好ましい。
なお、偏心カム43,44の中心軸X,Xが入力回転軸X−Xに対して傾斜角度θで傾斜しているので、これらの外側にあるベアリング45,46(インナーレース45a,46a)の回転軸及びハウジング47,48の中心軸も、傾斜角度θで傾斜している。
入力回転軸X−Xに対して所定の傾斜角度θで傾斜した軸が傾斜軸X−Xである。偏心カム43,44の中心軸X,Xは、この傾斜軸X−Xに対して平行であり、互いに逆方向に所定の偏心量ε偏心している。従って、偏心カム43,44の外側にあるベアリング45,46(インナーレース45a,46a)の回転軸及びハウジング47,48の中心軸も、傾斜軸X−Xに対して互いに逆方向に所定の偏心量ε偏心している。
第1偏心カム43及び第2偏心カム44は、傾斜軸X−Xの方向に並んで配置されており、同様に、第1ベアリング45及び第2ベアリング46も、傾斜軸X−Xの方向に並んで配置されている。また、同様に、第1ハウジング47及び第2ハウジング48も、傾斜軸X−Xの方向に並んで配置されている。
第1ハウジング47及び第2ハウジング48の外周面47b,48bは、可撓性外歯歯車30の内周面30aと面接触するように、テーパ形状に形成されている。具体的には、各ハウジング47,48の外周面47b,48bは、切断面A−A上で入力回転軸X−Xに平行であり、可撓性外歯歯車30の内周面30aと面接触するように、テーパ角度α=2θのテーパ形状に形成されている。
ここで、弾性変形後の可撓性外歯歯車30のカップ内周面30aの楕円形状の長径(点Mから点Mまでの直線距離)をLとする。また、傾斜軸X−Xの方向の2個のベアリング45,46の離れ量(点Mを通り傾斜軸X−Xに垂直な直線と、点Mを通り傾斜軸X−Xに垂直な直線との距離)をdとする。また、点M(または点M)におけるハウジング47,48の外周面47b,48bの曲率半径をrとする。傾斜角度θと偏心量εとは以下の関係式(1)、(2)を満たすように設定される。
θ=sin−1(d/L) (1)
ε=(L×cosθ/2)−r (2)
以上の構成によると、ハウジング47,48の外周面47b,48bと可撓性外歯歯車30の内周面30aとの2箇所の接触領域51,52における中心点Mと中心点Mとが入力回転軸X−Xを挟んで対称に位置する。これにより、中心点Mと中心点Mとの入力回転軸X−Xの方向の位置ずれが生じないので、2箇所の噛み合い位置Pと噛み合い位置Qとの噛み合いの状態も入力回転軸X−Xを挟んで対称に保つことができる。
ここで、入力軸取付部材41に取り付けた不図示の入力回転軸部材が不図示のモータ等によって回転駆動すると、波動発生器40が回転し、2個のハウジング47,48は可撓性外歯歯車30のカップの内周面30aを押圧しながら転がる。従って、波動発生器40の回転に伴って2箇所の噛み合い位置P,Qは、入力回転軸X−Xを挟んで対称な位置関係を保ったまま周方向に回転していく。
可撓性外歯歯車30は剛性内歯歯車20よりも歯数が2枚少なく設定されている。従って、波動発生器40が360deg回転したとき、可撓性外歯歯車30は剛性内歯歯車20に対して相対的に、波動発生器40の回転方向と逆向きに歯数差2枚分の位置ずれを生じる。剛性内歯歯車20は不図示の固定部材に取付けられているため、可撓性外歯歯車30から大幅に減速された出力を得ることができる。
さて、各ベアリング45,46は、入力回転軸X−Xに対して傾斜角度θ傾斜して偏心カム43,44とハウジング47,48との間にそれぞれ設けられている。不図示の出力軸に負荷トルクが作用すると、噛み合い歯の圧力角に起因して力が発生して、各ベアリング45,46にはラジアル方向とアキシアル方向の力が作用する。傾斜角度θを大きくすると、ベアリング45,46に作用するアキシアル荷重も大きくなり、ベアリング45,46の寿命は短くなる。ゆえに、傾斜角度θは可能な限り小さいことが望まれ、関係式(1)より、2個のベアリング45,46の離れ量dを小さくすれば、傾斜角度θを小さくできることがわかる。
ここで、ベアリング45,46を傾斜させる傾斜角度θの最小値を考えるとき、ベアリング45,46の傾斜軸X−Xに平行な方向の幅をBと規定する。2個のベアリング45,46が傾斜軸X−Xの方向にぴったり接触して重なるときにd=Bとなるため、2個のベアリング45,46同士が接触しないようにするには、傾斜角度θの範囲はθ>sin−1(B/L)とする必要がある。従って、この範囲で、組立性やスムーズなベアリング45,46の回転運動を低下させない程度で傾斜角度θをできるだけ小さく設定することが望ましい。
しかし、ベアリング45,46の寿命を検討するうえで、ベアリング45,46に許容されるアキシアル荷重を超えない範囲内で、傾斜角度θを大きくすることも可能である。例えば、噛み合い位置Pにおいて、波動発生器40が受ける力の合力Fが点Mから点Oの向きに作用し、ベアリング45,46は回転速度nの連続運転で使用される場合に、基本定格寿命Lhは以下の式(3)〜(6)を使って求めることができる。
Fr=F×cosθ (3)
Fa=F×sinθ (4)
P=X×Fr+Y×Fa (5)
Lh=106×(Cr/P)/(60×n) (6)
ただし、
Fr:ベアリングに作用するラジアル荷重、
Fa:ベアリングに作用するアキシアル荷重
P:動等価荷重
X:ラジアル荷重係数、JIS B 1518参照
Y:アキシアル荷重係数、JIS B 1518参照
Cr:基本動定格荷重
例として、F=1200N、n=1000rpmとして基本定格寿命Lh≧10000時間を満たす波動歯車装置を考える。ここで、呼び番号6907の単列深溝玉ベアリング(基本動定格荷重Cr=10600[N])を選定した場合には、傾斜角度θ=18degで基本定格寿命Lh≒10040時間≧10000時間となる。従って、傾斜角度θ=18degが許容できるおおよその最大角度であることが判る。
つまり、傾斜角度θは、sin−1(B/L)≦θ≦(ベアリング45,46に許容できるアキシアル荷重で決定する角度)の範囲となるように設定すればよい。
ただし、本第1実施形態では、一般的な構成のベアリング45,46を傾斜させることで波動発生器40を実現することが可能となったが、傾斜角度θはベアリング45,46の寿命を延ばすためにもできるだけ小さい角度に設定することが望ましい。
以上、本第1実施形態では、汎用のベアリング45,46を使用して波動発生器40が構成されている。このような構成の波動発生器40でありながら、第1接触領域51と第2接触領域52とが第1方向yから見て、少なくとも一部分で重なり合うので、2箇所の噛み合いの位置P,Qに作用する負荷トルクを従来よりも均等にすることができる。従って、許容負荷トルクを大きくすることが可能であり、安定したトルク伝達が可能になる。さらに、波動発生器40の重心まわりに作用する回転モーメントが減少するので波動歯車装置10の長寿命化が可能となる。
特に、本第1実施形態では、第1接触領域51の中心点Mと第2接触領域52の中心点Mとが第1方向yから見て一致する。これにより、入力回転軸X−Xの方向の2箇所の噛み合い位置P,Qは入力回転軸X−Xを挟んで対称に保たれ、より均等に負荷トルクを作用させることができる。従って、許容負荷トルクをより大きくすることが可能であり、より安定したトルク伝達が可能になる。更に、波動発生器40の重心まわりに作用する回転モーメントが更に減少するので波動歯車装置10の更なる長寿命化が可能となる。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態に係る波動歯車装置について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る波動歯車装置の断面図である。なお、図4において、上記第1実施形態の波動歯車装置と同様の構成については、同一符号を付して説明を省略する。
本第2実施形態の波動歯車装置110は、入力回転軸X−Xに同軸に配置された、円環状の剛性内歯歯車120と、円環状の可撓性外歯歯車130と、上記第1実施形態と同様の構成の波動発生器40とを備えたフラット型の波動歯車減速機である。つまり、フラット型の波動歯車装置においても、上記第1実施形態で説明した波動発生器40を適用することが可能である。
剛性内歯歯車120は、入力回転軸X−Xに同軸に並置された、第1剛性内歯歯車120Aと、第2剛性内歯歯車120Bとを有して構成される。可撓性外歯歯車130は剛性内歯歯車120(120A,120B)よりも薄肉に形成されている。換言すると、剛性内歯歯車120(120A,120B)は、可撓性外歯歯車130よりも厚肉に形成されている。第2剛性内歯歯車120Bは、第1剛性内歯歯車120Aよりも歯数が少なく(例えば歯数が2枚少なく)設定されている。可撓性外歯歯車130には、外周面に第2剛性内歯歯車120Bと同数の外歯が形成されている。
波動発生器40は、可撓性外歯歯車130の内側に嵌め込まれ、可撓性外歯歯車130の内周面と接触して、可撓性外歯歯車130を半径方向に撓めて楕円形状に弾性変形させる。可撓性外歯歯車130が楕円形状に弾性変形することで、剛性内歯歯車120と可撓性外歯歯車130とは楕円形状の長軸上の2箇所でそれぞれ複数歯による部分的な噛み合いを生じている。そして、波動発生器40が入力回転軸X−Xまわりに回転することで、剛性内歯歯車120と可撓性外歯歯車130との噛み合い位置が周方向に移動する。第1剛性内歯歯車120Aに対して第2剛性内歯歯車120Bは、第1剛性内歯歯車120Aと可撓性外歯歯車130との歯数差に基づく減速比で波動発生器40(つまり偏心カム)の回転速度に対して減速した回転速度で、相対的に回転する。従って、第1剛性内歯歯車120A及び第2剛性内歯歯車120Bのうち、いずれか一方を不図示の固定部材に固定すれば、他方は一方に対して、上述した歯数差に基づく減速比で波動発生器40よりも減速した回転速度で回転することとなる。
詳述すると、波動発生器40が回転すると、第1剛性内歯歯車120Aと可撓性外歯歯車130との噛み合い位置、及び第2剛性内歯歯車120Bと可撓性外歯歯車130との噛み合い位置は周方向に移動していく。可撓性外歯歯車130は第1剛性内歯歯車120Aよりも歯数が2枚少ない。従って、波動発生器40が360deg回転したとき、可撓性外歯歯車130は第1剛性内歯歯車120Aに対して相対的に、波動発生器40の回転方向と逆向きに歯数差2枚分の位置ずれを生じる。可撓性外歯歯車130と第2剛性内歯歯車120Bとは歯数が同一なので、第2剛性内歯歯車120Bは回転方向の位置ずれは生じない。従って、第1剛性内歯歯車120Aと第2剛性内歯歯車120Bのどちらか一方を不図示の固定部材に固定すれば、他方から大幅に減速された出力を得られる。
以上、本第2実施形態では、汎用のベアリングを使用して波動発生器40が構成されている。このような構成の波動発生器40でありながら、第1接触領域と第2接触領域とが、入力回転軸方向と直交する方向から見て、少なくとも一部分で重なり合うので、2箇所の噛み合いの位置に作用する負荷トルクを従来よりも均等にすることができる。従って、許容負荷トルクを大きくすることが可能であり、安定したトルク伝達が可能になる。さらに、波動発生器40の重心まわりに作用する回転モーメントが減少するので波動歯車装置110の長寿命化が可能となる。
特に、本第2実施形態では、第1接触領域の中心点と第2接触領域の中心点とが、入力回転軸方向と直交する方向から見て一致するので、入力回転軸方向の2箇所の噛み合い位置は入力回転軸を挟んで対称に保たれ、より均等に負荷トルクを作用させることができる。従って、許容負荷トルクをより大きくすることが可能であり、より安定したトルク伝達が可能になる。更に、波動発生器40の重心まわりに作用する回転モーメントが更に減少するので波動歯車装置110の更なる長寿命化が可能となる。
また、第2実施形態の波動歯車装置110は、フラット型の波動歯車装置であるので、第1実施形態で示した波動歯車装置10よりもコンパクトであり、占有空間が小さくすることができる。
なお、本発明は、以上説明した実施形態に限定されるものではなく、多くの変形が本発明の技術的思想内で当分野において通常の知識を有する者により可能である。
図2の破線で示した可撓性外歯歯車30Bのように、出力軸取付部34が円環形状部31から半径方向外側に突出するフランジ部に形成された、いわゆる、シルクハット型の波動歯車装置にも同様に適用可能である。
また、上記実施形態では、波動発生器が2つの偏心カム、2つのベアリング及び2つのハウジングを有して構成される場合について説明したが、2つに限定するものではない。波動発生器が複数の偏心カム、並びにこれら偏心カムに対応する数の複数のベアリング及び複数のハウジングを有する場合であって、複数の偏心カムのうち、隣接する2つの偏心カムが第1偏心カム及び第2偏心カムを構成するようにしてもよい。この場合、第1偏心カムに対応して設けられたベアリング及びハウジングが、第1ベアリング及び第1ハウジングであり、第2偏心カムに対応して設けられたベアリング及びハウジングが第2ベアリング及び第2ハウジングである。
また、上記実施形態では、第1偏心カムと第2偏心カムとが本体に一体に形成されていたが、これに限定するものではなく、第1偏心カムと第2偏心カムとが一体に回転するのであれば、別体に形成されていてもよい。その際、第1偏心カムと第2偏心カムとが同一の材料で形成されていてもよいし、別材料で形成されていてもよい。
10…波動歯車装置、20…剛性内歯歯車、20a…内周面、21…内歯、30…可撓性外歯歯車、30a…内周面、30b…外周面、33…外歯、40…波動発生器、43…第1偏心カム、43a…外周面、44…第2偏心カム、44a…外周面、45…第1ベアリング、46…第2ベアリング、47…第1ハウジング、47a…内周面、47b…外周面、48…第2ハウジング、48a…内周面、48b…外周面、51…第1接触領域、52…第2接触領域、110…波動歯車装置、120A…第1剛性内歯歯車、120B…第2剛性内歯歯車、130…可撓性外歯歯車

Claims (3)

  1. 環状の剛性内歯歯車と、前記剛性内歯歯車の内側に配置された環状の可撓性外歯歯車と、前記可撓性外歯歯車の内側に配置され、前記可撓性外歯歯車を撓ませて前記剛性内歯歯車に対して2箇所で部分的に噛み合わせると共に、前記剛性内歯歯車と前記可撓性外歯歯車との噛み合い位置を周方向に移動させる波動発生器と、を備えた波動歯車装置において、
    前記波動発生器は、
    中心軸が互いに反対方向に偏心し、付与された回転力により入力回転軸まわりに一体に回転する外形が円形の第1偏心カム及び第2偏心カムと、
    前記第1偏心カムの外周面を囲むように配置され、外周面の一部分が前記可撓性外歯歯車の内周面に第1接触領域で接触する円環状の第1ハウジングと、
    前記第2偏心カムの外周面を囲むように配置され、外周面の一部分が前記可撓性外歯歯車の内周面に第2接触領域で接触する円環状の第2ハウジングと、
    前記第1偏心カムの外周面と前記第1ハウジングの内周面との間に介在させた第1ベアリングと、
    前記第2偏心カムの外周面と前記第2ハウジングの内周面との間に介在させた第2ベアリングと、を有し、
    前記第1偏心カム及び前記第2偏心カムの中心軸が、前記入力回転軸に対して、前記第1接触領域と前記第2接触領域とが前記入力回転軸の方向と直交する方向から見て前記入力回転軸の方向に少なくとも一部が重なり合う傾斜角度で傾斜していることを特徴とする波動歯車装置。
  2. 前記第1偏心カム及び前記第2偏心カムの中心軸が、前記入力回転軸に対して、前記第1接触領域の前記入力回転軸の方向の中心と前記第2接触領域の前記入力回転軸の方向の中心とが前記入力回転軸の方向と直交する方向から見て前記入力回転軸の方向に一致する傾斜角度で傾斜していることを特徴とする請求項1に記載の波動歯車装置。
  3. 前記剛性内歯歯車は、第1剛性内歯歯車と、前記第1剛性内歯歯車よりも歯数が少ない第2剛性内歯歯車とを有し、
    前記可撓性外歯歯車は、前記第2剛性内歯歯車と同じ歯数に設定されており、
    前記第1剛性内歯歯車に対して前記第2剛性内歯歯車は、前記第1剛性内歯歯車と前記可撓性外歯歯車との歯数差に基づく減速比で前記波動発生器の回転速度に対して減速した回転速度で、相対的に回転することを特徴とする請求項1又は2に記載の波動歯車装置。
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