JP2013181630A - ボールジョイント用ダストカバー - Google Patents
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Abstract
【課題】長期にわたって高いシール性を維持することができる安価なボールジョイント用ダストカバーを提供する。
【解決手段】筒状のダストカバー20の本体26が、ボールスタッド19の軸部21に嵌合した第1開口28を有する第1端部29と、ソケット17に嵌合した第2開口30を有する第2端部31と、胴部32とを備える。第1端部29の端面29aのリップ33が、ナックル15の他端面15bに弾性的に接触する。第1端部29の外周溝34に保持された金属製の圧縮コイルばね27が、リップ33をナックル15の他端面15bに弾性的に付勢する。
【選択図】図2
【解決手段】筒状のダストカバー20の本体26が、ボールスタッド19の軸部21に嵌合した第1開口28を有する第1端部29と、ソケット17に嵌合した第2開口30を有する第2端部31と、胴部32とを備える。第1端部29の端面29aのリップ33が、ナックル15の他端面15bに弾性的に接触する。第1端部29の外周溝34に保持された金属製の圧縮コイルばね27が、リップ33をナックル15の他端面15bに弾性的に付勢する。
【選択図】図2
Description
本発明はボールジョイント用ダストカバーに関する。
一般に、ボールジョイント用ダストカバーは、筒状をなし、上端部と下端部とを有している。上端部に設けられた小径開口部が、ボールスタッドの軸部の外周に嵌合している。また、下端部に設けられた大径開口部が、ボールスタッドの下端に設けられた球頭部を保持するソケットの外周に嵌合している。
ダストカバーの上端部の端面には、ボールスタッドの軸部を取り囲む環状のリップが設けられている。そのリップが、ナックルの下端面に弾性的に接触することにより、ダストカバーの上端部の端面とナックルの下端面との間のシール性を確保している。
ダストカバーの上端部の端面には、ボールスタッドの軸部を取り囲む環状のリップが設けられている。そのリップが、ナックルの下端面に弾性的に接触することにより、ダストカバーの上端部の端面とナックルの下端面との間のシール性を確保している。
特許文献1では、ダストカバー内に、周方向に並ぶ複数(例えば4個)のU字状の板ばねを組み込んでおり、これらの板ばねによって、筒状のダストカバーが伸長するように付勢している。これにより、ナックルの下端面に対するリップの追従性を高めている。
特許文献2では、ダストカバーの胴部の表面に、螺旋状の補強部を突出形成している。これにより、長期の使用によりダストカバーが反発力を失っても、胴部の潰れを抑制して、ダストカバーの上端部の端面とナックルの下端面との間のシール性を確保している。
特許文献2では、ダストカバーの胴部の表面に、螺旋状の補強部を突出形成している。これにより、長期の使用によりダストカバーが反発力を失っても、胴部の潰れを抑制して、ダストカバーの上端部の端面とナックルの下端面との間のシール性を確保している。
特許文献1では、複数のU字状の板ばねをダストカバー内に組み込み、また、各板ばねを、第1端部および第2端部にそれぞれ埋設された芯金に固定する必要がある。このため、組み立て難く、製造コストが高くなる。
特許文献2では、長期の使用による熱老化によって、ダストカバー全体としての反発力が弱まり、ダストカバーの上端部でのシール性が低下するおそれがある。
特許文献2では、長期の使用による熱老化によって、ダストカバー全体としての反発力が弱まり、ダストカバーの上端部でのシール性が低下するおそれがある。
そこで、本発明の目的は、長期にわたって高いシール性を維持することができる安価なボールジョイント用ダストカバーを提供することである。
前記目的を達成するため、請求項1の発明は、ボールスタッド(19)の軸部(21)がナックル(15)に締付固定され、前記ボールスタッドの球頭部(22)がソケット(17)に保持されたボールジョイント(13)に用いられるダストカバー(20;20A;20B)であって、ゴムを含む中空の本体(26;26A;26B)と、金属製の圧縮ばね(27)と、を備え、前記本体は、前記軸部に嵌合した第1開口(28)を有する第1端部(29)と、前記ソケットに嵌合した第2開口(30)を有する第2端部(31)と、前記第1端部と前記第2端部とを接続する胴部(32)と、を含み、前記第1端部は、前記ナックルの端面(15b)に対向する環状の端面(29a)と、前記第1端部の端面から突出して前記第1開口を取り囲み、前記ナックルの端面に弾性的に接触する環状のリップ(33)と、前記圧縮ばねを保持する外周溝(34)と、を有し、前記圧縮ばねは、前記リップを前記ナックルの端面側へ付勢しているボールジョイント用ダストカバー(20;20A;20B)を提供する。
なお、括弧内の英数字は、後述する実施形態における対応構成要素等を表すが、このことは、むろん、本発明がそれらの実施形態に限定されるべきことを意味するものではない。以下、この項において同じ。
また、請求項2のように、前記外周溝は、前記リップの背部に配置された第1内壁面(34a)と、前記第1内壁面に対向する第2内壁面(34b)と、を含み、前記圧縮ばねは、前記第1内壁面と前記第2内壁面との間に圧縮された状態で介在し、前記第1内壁面を介して、前記リップを前記ナックルの端面側へ付勢していてもよい。
また、請求項2のように、前記外周溝は、前記リップの背部に配置された第1内壁面(34a)と、前記第1内壁面に対向する第2内壁面(34b)と、を含み、前記圧縮ばねは、前記第1内壁面と前記第2内壁面との間に圧縮された状態で介在し、前記第1内壁面を介して、前記リップを前記ナックルの端面側へ付勢していてもよい。
また、請求項3のように、前記第1端部に埋設された芯金(35A;35B)を備え、前記芯金の一部は、前記外周溝の第2内壁面に近接または露出した状態で、前記圧縮ばねの一端(271)を受けていてもよい。
また、請求項4のように、前記圧縮ばねは、前記第1端部を取り囲む圧縮コイルばね(27)を含んでいてもよい。
また、請求項4のように、前記圧縮ばねは、前記第1端部を取り囲む圧縮コイルばね(27)を含んでいてもよい。
請求項1の発明によれば、長期の使用による劣化で、リップや胴部の弾性反発力が低下しても、第1端部の外周溝に保持された金属製の圧縮ばねが、リップをナックルの端面側に付勢しているので、長期にわたって高いシール性を確保することができる。また、金属製の圧縮ばねを、外から第1端部の外周溝に嵌め込めばよいので、組立が容易であり、製造コストを安くすることができる。
請求項2の発明によれば、外周溝が、リップの背部に配置された第1内壁面を有しており、その第1内壁面を介して、圧縮ばねが、リップをナックルの端面側に付勢する。したがって、付勢力を効率良くリップに付加して、シール性を向上することができる。
請求項3の発明によれば、第1端部に埋設された芯金の一部が、外周溝の第2内壁面に近接または露出した状態で圧縮ばねの一端を受けているので、圧縮ばねによるリップへの付勢力を長期に維持して、長期にわたって高いシール性を確保することができる。
請求項3の発明によれば、第1端部に埋設された芯金の一部が、外周溝の第2内壁面に近接または露出した状態で圧縮ばねの一端を受けているので、圧縮ばねによるリップへの付勢力を長期に維持して、長期にわたって高いシール性を確保することができる。
請求項4によれば、圧縮ばねとして、第1端部を取り囲む圧縮コイルばねを用いるので、その圧縮コイルばねを、外から第1端部の外周溝に容易に装着することができる。
以下には、図面を参照して、本発明の実施形態を具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係るボールジョイント用ダストカバーが適用されたステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。ステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2と、転舵輪( 図示せず) を転舵するラックアンドピニオン機構により構成された転舵機構3とを備えている。
図1は、本発明の一実施形態に係るボールジョイント用ダストカバーが適用されたステアリング装置1の概略構成を示す模式図である。ステアリング装置1は、ステアリングホイール等の操舵部材2と、転舵輪( 図示せず) を転舵するラックアンドピニオン機構により構成された転舵機構3とを備えている。
操舵部材2は、ステアリングシャフト4および中間軸5を介して、転舵機構3に連結されている。操舵部材2の回転は、ステアリングシャフト4および中間軸5を介して転舵機構3に伝達される。
転舵機構3は、ピニオン軸6およびラック軸7を備えている。ピニオン軸6は、中間軸5に連結された軸部8と、この軸部8の先端に設けられたピニオン9とを含む。操舵部材2の回転は、ステアリングシャフト4および中間軸5を介してピニオン軸6に伝達される。
転舵機構3は、ピニオン軸6およびラック軸7を備えている。ピニオン軸6は、中間軸5に連結された軸部8と、この軸部8の先端に設けられたピニオン9とを含む。操舵部材2の回転は、ステアリングシャフト4および中間軸5を介してピニオン軸6に伝達される。
ラック軸7は、車両の左右方向に沿って延びている。ラック軸7には、ラック10が形成されている。ピニオン9およびラック10は、互いに噛み合わされている。ピニオン軸6の回転は、ラック10およびピニオン9により、ラック軸7の軸方向移動に変換される。
ラック軸7は筒状のハウジング11に挿通されている。ラック軸7の両端部は、それぞれハウジング11から突出している。ラック軸7の各端部には、インナーボールジョイント12を介して、タイロッド14の一端が連結されている。また、各タイロッド14の他端(いわゆるタイロッドエンド)には、アウターボールジョイント13が設けられている。図示はしないが、転舵輪は、ナックル15(ナックルアーム)を介してアウターボールジョイント13に連結されている。また、アウターボールジョイント13の上部とナックル15との間を覆う本実施形態のダストカバー20が設けられている。
ラック軸7は筒状のハウジング11に挿通されている。ラック軸7の両端部は、それぞれハウジング11から突出している。ラック軸7の各端部には、インナーボールジョイント12を介して、タイロッド14の一端が連結されている。また、各タイロッド14の他端(いわゆるタイロッドエンド)には、アウターボールジョイント13が設けられている。図示はしないが、転舵輪は、ナックル15(ナックルアーム)を介してアウターボールジョイント13に連結されている。また、アウターボールジョイント13の上部とナックル15との間を覆う本実施形態のダストカバー20が設けられている。
操舵操作(回転操作)では、前述したように、操舵部材2の回転がステアリングシャフト4および中間軸5によってピニオン軸6に伝達され、ピニオン9の回転がラック10を通じてラック軸7の軸方向移動に変換される。そのときのラック軸7の軸方向移動は、インナーボールジョイント12を介してタイロッド14に伝えられ、さらに、タイロッド14の動きがアウターボールジョイント13を介してナックル15へと伝えられる。その結果、転舵輪(図示せず)が転舵される。
図2に示すように、アウターボールジョイト13は、タイロッド14の一部を構成するハウジング16と、ハウジング16の一端に設けられたソケット17と、ソケット17に樹脂製の軸受部材18を介して傾動可能に且つ回転可能に支持されボールスタッド19と、ソケット17とナックル15との間を少なくとも覆う本実施形態のダストカバー20とを備えている。
ボールスタッド19は、一端21aと他端21bと中間のテーパ部21cとを有する軸部21と、軸部21の他端21bに一体に形成された球頭部22とを備えている。
軸部21の中間のテーパ部21cは、一端21aに向かうにしたがって、径が小さくなっている。軸部21のテーパ部21cが、ナックル15(ナックルアーム)のテーパ孔23に挿通され嵌合されている。軸部21の一端21aに設けられたねじ部24に、ナット25が嵌合され、ナット25は、ナックル15の一端面15aに係合している。ナット25の締付によって、ナット25がナックル15の一端面15aを押圧することにより、ナックル15のテーパ孔23に、軸部21のテーパ部21cに押し付けられている。その結果、ナックル15にボールスタッド19が、締付固定されている。
軸部21の中間のテーパ部21cは、一端21aに向かうにしたがって、径が小さくなっている。軸部21のテーパ部21cが、ナックル15(ナックルアーム)のテーパ孔23に挿通され嵌合されている。軸部21の一端21aに設けられたねじ部24に、ナット25が嵌合され、ナット25は、ナックル15の一端面15aに係合している。ナット25の締付によって、ナット25がナックル15の一端面15aを押圧することにより、ナックル15のテーパ孔23に、軸部21のテーパ部21cに押し付けられている。その結果、ナックル15にボールスタッド19が、締付固定されている。
ダストカバー20は、例えばクロロプレンゴム等のゴムにより形成された中空の本体26と、本体26に保持された金属製の圧縮ばねとしての圧縮コイルばね27とを備えている。
ダストカバー20の本体26は、軸部21に嵌合した第1開口28を有する第1端部29と、ソケット17に嵌合した第2開口30を有する第2端部31と、第1端部29と第2端部31とを接続する筒状の胴部32とを備えている。
ダストカバー20の本体26は、軸部21に嵌合した第1開口28を有する第1端部29と、ソケット17に嵌合した第2開口30を有する第2端部31と、第1端部29と第2端部31とを接続する筒状の胴部32とを備えている。
第1端部29は、ナックル15の他端面15bに対向する環状の端面29aと、第1端部29の端面29aから突出して第1開口28を取り囲み、ナックル15の他端面15bに弾性的に接触する環状のリップ33と、圧縮コイルばね27を保持した外周溝34とを備えている。圧縮コイルばね27は第1端部29の周囲を取り囲んでいる。
第1端部29の外周溝34は、リップ33の背部に配置された第1内壁面34aと、第1内壁面34aに対向する第2内壁面34bとを有している。圧縮コイルばね27は、第1内壁面34aと第2内壁面34bとの間に圧縮された状態で介在し、第1内壁面34aを介して、リップ33をナックル15の他端面15b側へ弾性的に付勢している。
第1端部29の外周溝34は、リップ33の背部に配置された第1内壁面34aと、第1内壁面34aに対向する第2内壁面34bとを有している。圧縮コイルばね27は、第1内壁面34aと第2内壁面34bとの間に圧縮された状態で介在し、第1内壁面34aを介して、リップ33をナックル15の他端面15b側へ弾性的に付勢している。
本実施形態によれば、長期の使用による劣化で、リップ33や胴部32の弾性反発力が低下しても、第1端部29の外周溝34に保持された金属製の圧縮ばね(圧縮コイルばね27)が、リップ33をナックル15の他端面15b側に付勢しているので、長期にわたって高いシール性を確保することができる。また、金属製の圧縮ばね(圧縮コイルばね27)を、第1端部29の外周溝34に嵌め込めばよいので、組立が容易であり、製造コストを安くすることができる。
また、外周溝34が、リップ33の背部に配置された第1内壁面34aを有しており、圧縮ばね(圧縮コイルばね27)は、第1内壁面34aを介して、リップ33をナックル15の他端面15b側に付勢する。したがって、付勢力を効率良くリップ33に付加して、シール性を向上することができる。
また、圧縮ばねとして、第1端部29を取り囲む圧縮コイルばね27を用いるので、その圧縮コイルばね27を、第1端部29の外周溝34に容易に装着することができ、この点からも組立性がよい。
また、圧縮ばねとして、第1端部29を取り囲む圧縮コイルばね27を用いるので、その圧縮コイルばね27を、第1端部29の外周溝34に容易に装着することができ、この点からも組立性がよい。
次いで、図3は、本発明の別実施形態のボールジョイント用ダストカバーが適用されたアウターボールジョイント周辺の構造を示している。本実施形態が、図2の実施形態と異なるのは、下記である。すなわち、本実施形態では、ダストカバー20Aが、本体26Aの第1端部29に埋設された芯金35Aを備えている。その芯金35Aの一部が、外周溝34の第2内壁面34bに近接して配置され、圧縮コイルばね27の一端271を受けている。
図3に示す本実施形態の構成要素において、図2の実施形態の構成要素と同じ構成要素には、図2の実施形態の構成要素の参照符号と同じ参照符号を付してある。
本実施形態によれば、図2の実施形態と同じ作用効果を奏することができる。しかも、第1端部29に埋設された芯金35Aの一部が、外周溝34の第2内壁面34bに近接した状態で圧縮コイルばね27の一端271を受けているので、圧縮コイルばね27によるリップ33への付勢力を長期に維持して、長期にわたって高いシール性を確保することができる。
本実施形態によれば、図2の実施形態と同じ作用効果を奏することができる。しかも、第1端部29に埋設された芯金35Aの一部が、外周溝34の第2内壁面34bに近接した状態で圧縮コイルばね27の一端271を受けているので、圧縮コイルばね27によるリップ33への付勢力を長期に維持して、長期にわたって高いシール性を確保することができる。
なお、本発明と前記実施形態に限定されるものではなく、例えば、図3の実施形態の変更形態として、図4に示すダストカバー20Bのように、本体26Bに埋設された芯金35Bの一部が、外周溝34の第2内壁面34bから露出した状態で、圧縮コイルばね27の一端271を直接、受けていてもよい。
また、前記実施形態では、圧縮ばねとして、圧縮コイルばね27に代えて、1ないし積層された複数の皿ばねを用いてもよい。その他、本発明の請求項記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
また、前記実施形態では、圧縮ばねとして、圧縮コイルばね27に代えて、1ないし積層された複数の皿ばねを用いてもよい。その他、本発明の請求項記載の範囲内で種々の変更を施すことができる。
13…アウターボールジョイント、14…タイロッド、15…ナックル、17…ソケット、18…軸受部材、19…ボールスタッド、20;20A;20B…ダストカバー、21…軸部、21a…一端、21b…他端、21c…テーパ部、22…球頭部、23…テーパ孔、24…ねじ部、25…ナット、26;26A;26B…本体、27…圧縮コイルばね(圧縮ばね)、271…一端、28…第1開口、29…第1端部、30…第2開口、31…第2端部、32…胴部、33…リップ、34…外周溝、34a…第1内壁面、34b…第2内壁面、35A;35B…芯金
Claims (4)
- ボールスタッドの軸部がナックルに締付固定され、前記ボールスタッドの球頭部がソケットに保持されたボールジョイントに用いられるダストカバーであって、
ゴムを含む中空の本体と、金属製の圧縮ばねと、を備え、
前記本体は、前記軸部に嵌合した第1開口を有する第1端部と、前記ソケットに嵌合した第2開口を有する第2端部と、前記第1端部と前記第2端部とを接続する胴部と、を含み、
前記第1端部は、前記ナックルの端面に対向する環状の端面と、前記第1端部の端面から突出して前記第1開口を取り囲み、前記ナックルの端面に弾性的に接触する環状のリップと、前記圧縮ばねを保持する外周溝と、を有し、
前記圧縮ばねは、前記リップを前記ナックルの端面側へ付勢しているボールジョイント用ダストカバー。 - 請求項1において、前記外周溝は、前記リップの背部に配置された第1内壁面と、前記第1内壁面に対向する第2内壁面と、を含み、
前記圧縮ばねは、前記第1内壁面と前記第2内壁面との間に圧縮された状態で介在し、前記第1内壁面を介して、前記リップを前記ナックルの端面側へ付勢しているボールジョイト用ダストカバー。 - 請求項2において、前記第1端部に埋設された芯金を備え、
前記芯金の一部は、前記外周溝の第2内壁面に近接または露出した状態で、前記圧縮ばねの一端を受けているボールジョイント用ダストカバー。 - 請求項2または3において、前記圧縮ばねは、前記第1端部を取り囲む圧縮コイルばねを含むボールジョイント用ダストカバー。
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Cited By (1)
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US10527088B2 (en) | 2014-08-21 | 2020-01-07 | Nok Corporation | Dust cover |
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2012
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Cited By (1)
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