JP2013174788A - 光走査装置及びこれを用いた画像形成装置 - Google Patents

光走査装置及びこれを用いた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】金型加工が容易で、優れた光学性能を有する走査レンズを備えた光走査装置を提供する。
【解決手段】光走査装置104は、レーザーユニット20と、光線を反射して偏向走査させる偏向面26Rを有するポリゴンミラー26と、ポリゴンミラー26に光線を斜方向から入射させる入射光学系と、ポリゴンミラー26と対向するR1面と、ドラム周面103Sと対向するR2面とを有し、偏向走査された光線をドラム周面103Sに結像させる1枚のFθレンズ28とを備える。入射光学系はマイナス方向の像高領域側に配置されている。R1面の副走査方向断面の曲率は、主走査方向における軸上から軸外に向かうに従って小さくなり、R2面の副走査方向断面の曲率が、主走査方向におけるマイナス方向の軸外からプラス側の像高領域に向けて大きくなるように設定されている。
【選択図】図3

Description

本発明は、偏向走査された光線を被走査面上に結像させる走査レンズを備えた光走査装置、及びこれを用いた画像形成装置に関する。
例えばレーザープリンターや複写機等に用いられる一般的な光走査装置は、レーザー光を発する光源と、前記レーザー光を反射して偏向走査させるポリゴンミラーと、偏向走査された前記レーザー光を感光体ドラムの周面(被走査面)上に結像させる走査レンズとを含む。前記走査レンズとしては、入射光の角度と像高とが比例関係となる歪曲収差(fθ特性)を有するレンズが用いられる。また、当該走査レンズは、樹脂材料を用いた金型モールド成形にて製造されるのが一般的である。
このような光走査装置において求められる光学特性の一つが、像面湾曲が良好に補正され、前記レーザー光が作るビームのスポット径が像高の全域に亘って揃っていることである。特許文献1には、走査レンズの副走査方向における曲率を軸上から軸外に向かい連続的に変化させ、かつ、前記曲率の符号を軸上から軸外に向かい反転させることで、スポット径の変化を抑制する技術が記載されている。例えば、軸上ではメニスカス形状を持つ一方で、軸外では両面凸の形状を持つレンズが、走査レンズとして用いられる。
特許第3706858号公報、段落0077
しかしながら、上記特許文献1で示されているような走査レンズは、生産が難しいという問題がある。すなわち、当該走査レンズの金型の加工において、副走査方向における曲率の符号を軸上から軸外に向かい反転させる形状を作る必要がある。このような曲率符号の反転部では、金型面に不連続な箇所が発生し易い。従って、金型加工に大きな困難性を伴うことになる。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、金型加工が容易で、優れた光学性能を有する走査レンズを備えた光走査装置及びこれを用いた画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一の局面に係る光走査装置は、光線を発する光源と、前記光源から発せられる光線を反射して偏向走査させる偏向面を有する偏向体と、前記光源から発せられる光線を前記偏向体に斜方向から入射させる入射光学系と、前記偏向体と対向する第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、前記偏向走査された前記光線を被走査面上に結像させる1枚の走査レンズと、を備え、前記走査レンズの主走査方向断面において、走査範囲について軸上を基準として第1方向の像高領域と、該第1方向とは逆の第2方向の像高領域とに区分するとき、前記入射光学系は前記第1方向の像高領域側に配置され、前記第1面の副走査方向断面の曲率が、主走査方向における軸上から軸外に向かうに従って小さくなり、前記第2面の副走査方向断面の曲率が、主走査方向における前記第1方向の軸外から前記第2方向に向けて大きくなるように設定されている。
この構成によれば、前記入射光学系が前記第1方向の像高領域側に配置される斜入射光学系において、前記偏向体と対向する第1面の形状と、前記第1面とは反対側の第2面、つまり被走査面側の第2面の形状とが異なる形状とされる。すなわち、前記第1面は、その副走査方向断面の曲率が、主走査方向における軸上から軸外に向かうに従って小さくなる。一方、前記第2面は、その副走査方向断面の曲率が、主走査方向における前記第1方向の軸外から前記第2方向に向けて大きくなる。
前記第1面において、副走査方向断面の曲率が軸上と軸外とで同じであるとすると、像高に対する走査レンズの副走査方向の焦点距離の変動が大きくなり、光線のスポット径が像高で変化してしまう。前記第1面を上記の構成とすることで、前記スポット径の変化を抑止できる。また、斜入射光学系においては、偏向走査の際に前記偏向面の光軸方向の位置変動が生じ、このことが結像性能に影響を与える。しかし、前記偏向面からの距離が前記第1面よりも遠い前記第2面を上記の構成とすることで、前記偏向面の位置変動を良好に補正することができる。しかも、第1面及び第2面共、副走査方向断面の曲率の符号が反転しないので、金型の加工性も良好である。
上記構成において、前記第2面の副走査方向断面の曲率が、前記第2方向の軸外以外の像高領域内に極値を持つことが望ましい。この構成によれば、前記第2面による光学特性の補正効果を一層良好にすることができる。
上記構成において、前記第1面の曲率が、次式を満たすように設定されていることが望ましい。この構成によれば、前記第1面による光学特性の補正効果を一層良好にすることができる。
Figure 2013174788
但し、R_1i;主走査方向の任意像高における前記第1面の副走査方向断面の曲率、
_1C;主走査方向の軸上における前記第1面の副走査方向断面の曲率、
Ai;任意像高における前記偏向面から前記走査レンズの副走査方向の前記偏向面側の主点までの距離、
Bi;任意像高における前記走査レンズの副走査方向の前記被走査面面側の主点から前記被走査面までの距離、
Ac;軸上における前記偏向面から前記走査レンズの副走査方向の前記偏向面側の主点までの距離、
Bc;軸上における前記走査レンズの副走査方向の前記被走査面面側の主点から前記被走査面までの距離である。
上記構成において、前記偏向体として、前記偏向面となる多面鏡の中心に回転軸が取り付けられたポリゴンミラーを用いることができる。このようなポリゴンミラーでは、偏向面と、該偏向面を回転させる回転軸との位置が異なるため前記偏向面の光軸方向の位置変動が比較的大きい。従って、本発明を適用する効果が大きい。
本発明の他の局面に係る画像形成装置は、静電潜像を担持する像担持体と、前記像担持体の周面を前記被走査面として光線を照射する上記の光走査装置とを備える。
本発明によれば、金型加工が容易で、優れた光学性能を有する走査レンズを備えた光走査装置及び画像形成装置を提供することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの概略構成を示す断面図である。 第1実施形態に係る光走査装置の内部構造を示す斜視図である。 前記光走査装置の主走査断面の構成を示す光路図である。 マルチビーム方式の光源を用いた場合の、感光体ドラムの露光態様を説明するための模式的な斜視図である。 本発明を適用しない場合における、像高に対する走査レンズの副走査方向の焦点距離の変動を示すグラフである。 走査レンズの副走査方向の主点と偏向面及び被走査面との距離を説明するための図である。 像高と副走査方向の結像位置との関係を示すグラフである。 ポリゴンミラーの偏向面の位置変動要因を説明するための図である。 像高による結像位置の変動を説明するための模式図である。 (A)は軸上、(B)は軸外の副走査方向断面の光路図である。 走査レンズの第1面及び第2面における副走査方向の曲率変化を示すグラフである。 走査レンズの第1面の副走査方向の曲率変化と条件式との関係を示すグラフである。 実施例の光学系を備えた光走査装置の光学特性を示すグラフである。 実施例の光学系を備えた光走査装置の光学特性を示すグラフである。
以下、本発明の一実施形態に係る光走査装置について図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係るプリンター1(画像形成装置の一例)の概略構成を示す断面図である。なお、画像形成装置は、プリンター1に限られず、複写機、ファクシミリ、複合機等であってもよい。プリンター1は、箱状の筐体101と、この筐体内に収容された画像形成部100、光走査装置104、及び給紙カセット210,220とを含む。給紙カセット210,220は、プリンター1の下部に、着脱自在に装着されている。
画像形成部100は、シートにトナー画像を形成する処理を行うもので、帯電装置102、感光体ドラム103(像担持体)、現像装置105、転写ローラー106、クリーニング装置107、及び定着ユニット108を備えている。
感光体ドラム103は、円筒状の部材であり、その周面に静電潜像及びトナー像が形成される。感光体ドラム103は、図略のモーターからの駆動力を受けて、図1において矢印Aで示す時計回りの方向に回転される。帯電装置102は、感光体ドラム103の表面を略一様に帯電する。
現像装置105は、静電潜像が形成された感光体ドラム103の周面にトナーを供給してトナー像を形成する。現像装置105は、トナーを担持する現像ローラーやトナーを攪拌搬送するスクリューを含む。感光体ドラム103に形成されたトナー像は、給紙カセット210,220から繰り出され搬送路300を搬送されるシートに転写される。この現像装置105には、図略のトナーコンテナからトナーが補給される。
転写ローラー106は、感光体ドラム103の側方に対向して配設され、両者によって転写ニップ部が形成されている。転写ローラー106は、導電性を有するゴム材料等で構成されると共に転写バイアスが与えられ、感光体ドラム103に形成されたトナー像を前記シートに転写させる。クリーニング装置107は、トナー像が転写された後の感光体ドラム103の周面を清掃する。
定着ユニット108は、ヒーターを内蔵する定着ローラーと、該定着ローラーと対向する位置に設けられた加圧ローラーとを備える。定着ユニット108は、トナー像が形成されたシートを前記ローラーによって加熱しつつ搬送することにより、シートに転写されたトナー像を当該シートへ定着させる。
光走査装置104は、帯電装置102によって略一様に帯電された感光体ドラム103の周面(被走査面)に対して、パーソナルコンピューター等の外部装置から入力される画像データに応じたレーザー光を照射して、静電潜像を形成する。この光走査装置104については、後記で詳述する。
給紙カセット210,220は、画像形成に供される複数枚のシートPを収容する。給紙カセット210,220と画像形成部100との間には、シート搬送用の搬送路300が配設されている。搬送路300には、給紙ローラー対213,223、搬送ローラー対214,224、及びレジストローラー対215が設けられている。また、定着ユニット108の下流側には、搬送ローラー対109と、排紙トレイ119にシートを排出する排出ローラー対110とが配置されている。
次に、プリンター1の画像形成動作について簡単に説明する。先ず、帯電装置102により感光体ドラム103の周面が略均一に帯電される。帯電された感光体ドラム103の周面が、光走査装置104から発せられるレーザー光により露光され、シートPに形成する画像の静電潜像が感光体ドラム103の周面に形成される。この静電潜像が、現像装置105から感光体ドラム103の周面にトナーが供給されることにより、トナー像として顕在化される。一方、給紙カセット210、220からは、ピックアップローラー212,222によってシートPが搬送路300に繰り出され、搬送ローラー対214,224によって搬送される。その後、シートPは、レジストローラー対215によって一旦停止され、所定のタイミングで転写ローラー106と感光体ドラム103との間の転写ニップ部へ送られる。前記トナー像は、前記転写ニップ部をシートPが通過することにより、当該シートPに転写される。この転写動作が行われた後、シートPは定着ユニット108に搬送され、シートPにトナー像が固着される。しかる後、シートPは搬送ローラー対109及び排出ローラー対110によって、排紙トレイ119に排出される。
続いて、本実施形態に係る光走査装置104の詳細構造について説明する。図2は、光走査装置104の内部構造を示す斜視図、図3は、光走査装置104の主走査断面の構成を示す光路図である。光走査装置104は、ハウジング104Hと、このハウジング104H内に収容されたレーザーユニット20(光源)、コリメータレンズ23(入射光学系の一部)、シリンドリカルレンズ24(入射光学系の一部)、ポリゴンミラー26(偏向体)、及びfθレンズ28(走査レンズ)とを含む。図2に付記している方向表示において、左右方向が主走査方向である。本実施形態の光走査装置104は、走査レンズが1枚のレンズ(fθレンズ28)のみで構成される光走査装置である。
ハウジング104Hは、各種の部材が載置されるベース部材となる底板141と、この底板141の周縁から略垂直に立設された側板142と、側板142の上方を塞ぐ蓋体とを含む。なお図2では、前記蓋体が取り外された状態を示しているので、該蓋体は描かれていない。ハウジング104Hは、上面視で略四角形の形状を有する。側板142は、光走査装置104がプリンター1に取り付けられた場合に感光体ドラム103の周面103Sと対向する前側板142F、この前側板142Fと対向する後側板142B、これらの両側部を繋ぐ右側板142R及び左側板142Lからなる。
底板141には、後側板142Bに隣接する箇所に、高さが周囲よりも低い凹所143が備えられている。凹所143にポリゴンミラー26が配置され、底板141の凹所143以外の領域にレーザーユニット20、コリメータレンズ23、シリンドリカルレンズ24及びfθレンズ28が配置されている。前側板142Fには、当該前側板142Fを上縁から中間部付近まで切り欠いて形成された窓部144が設けられている。図略の前記蓋体が装着された状態においても、当該窓部144はハウジング104Hの開口部となる。また、底板141の上面であって左側板142Lの近傍には、第1保持部材145及び第2保持部材146が備えられている。左側板142Lと第1保持部材145との間、及び左側板142Lと第2保持部材146との間には、それぞれ微小な隙間が設けられている。
レーザーユニット20は、基板21と、該基板の一方面に搭載された略円筒形状の半導体レーザー22とを含む。半導体レーザー22は、所定の波長のレーザー光B(光線)を発する光源である。基板21には、半導体レーザー22及び該半導体レーザー22を駆動する駆動回路部品がマウントされている。レーザーユニット20は、基板21が、第1保持部材145及び第2保持部材146と左側板142Lとの間に存在する前記隙間に挟み込まれるように、かつ半導体レーザー22が第1保持部材145及び第2保持部材146の間に嵌り込むように、底板141の上面に取り付けられている。基板21の前記隙間への嵌り込み位置を調整することで、レーザー光Bの照射位置の調整を行うことができる。
コリメータレンズ23は、半導体レーザー22から発せられ拡散するレーザー光Bを平行光若しくは平行に近い光に変換する。コリメータレンズ23は、スライド板25上に取り付けられ、このスライド板25は底板141上において光軸方向に移動可能とされている。コリメータレンズ23の取り付け位置は、スライド板25を移動させることにより、調節可能である。
シリンドリカルレンズ24は、前記平行光を主走査方向に長い線状光に変換してポリゴンミラー26の反射面に結像させる。
ポリゴンミラー26は、正六角形の各辺に沿って偏向面26Sが形成された多面鏡である。ポリゴンミラー26の中心位置には、ポリゴンモーター27の回転軸27Sが連結されている。ポリゴンミラー26は、ポリゴンモーター27が回転駆動されることによって、回転軸27Sの軸回りに回転しつつ、半導体レーザー22から発せられ、コリメータレンズ23及びシリンドリカルレンズ24を経て結像されたレーザー光Bを偏向走査する。
コリメータレンズ23及びシリンドリカルレンズ24は、ポリゴンミラー26へレーザー光Bを入射させる入射光学系であって、本実施形態では斜入射の光学系の構成とされている。図3を参照して、主走査方向断面において、走査範囲について軸上の光線が被走査面(周面103S)に当たる軸上点BAを基準として、ポリゴンミラー26の回転方向(図3に矢印で表示)の上流側の方向(第1方向)をマイナス側の像高領域と、下流側の方向(第2方向)をプラス側と区分する。このような区分において、前記入射光学系は、マイナス側の像高領域の側に配置されている。
fθレンズ28は、入射光の角度と像高とが比例関係となる歪曲収差(fθ特性)を有するレンズであって、主走査方向に長尺のレンズである。fθレンズ28は、窓部144とポリゴンミラー26との間に配設され、ポリゴンミラー26によって反射されたレーザー光Bを集光し、ハウジング104Hの窓部144を通して感光体ドラム103の周面103Sに結像させる。fθレンズ28は、透光性樹脂材料を用いた金型モールド成形にて製造されている。fθレンズ28は、ポリゴンミラー26と対向しレーザー光Bが入射される入射面281(第1面、以下「R1面」という)と、入射面281と反対側の面であってレーザー光Bが出射される出射面282(第2面、以下、「R2面」という)とを備える。
図4は、光源としてマルチビーム方式のレーザーユニット20Aを用いた場合の、感光体ドラム103の露光態様を説明するための模式的な斜視図である。ここでは、4本のレーザービームLB−1〜LB−4を出射するレーザーユニット20Aを例示している。レーザーユニット20Aは、一定間隔をおいて直線状に配列された4個の半導体レーザー(図略)を備える。
感光体ドラム103の矢印D1方向(副走査方向D1)への回転及びポリゴンミラー26の回転軸27S回りの回転に伴い、4本のレーザービームLB−1〜LB−4は、ポリゴンミラー26の偏向面26Rで反射され、感光体ドラム103の周面103S(被走査面)を主走査方向D2に沿って走査する。これにより、周面103Sには、4本の走査ラインSLが描画される。レーザービームLB−1〜LB−4は、画像データに応じて変調されているので、画像データに応じた静電潜像が感光体ドラム103の周面103Sに形成されることになる。
ここで、4本のレーザービームLB−1〜LB−4は、副走査方向D1にレーザービームLB−1、LB−2、LB−3、LB−4の順番で並べられた状態で、主走査方向D2に4本の走査ラインSLを描画する。これは、前述の通り、4個の半導体レーザーが一定間隔をおいて直線状に配列されているからである。この、レーザービームLB−1〜LB−4の副走査方向のビームピッチは、描画する画像の解像度(dpi)を決定する。従って、光走査装置104が備える走査光学系は、前記ビームピッチが像高によって変化しないように、レーザービームLB−1〜LB−4を周面103Sに結像させることが重要となる。
以上説明した光走査装置104において、ポリゴンミラー26と感光体ドラム103の周面103Sとの間隔を短くし、光走査装置104自体の小型化を図りたいという要請がある。この場合、fθレンズ28の焦点距離を短くする必要がある。焦点距離の短いfθレンズ28を用いて、同じ走査幅を走査しようとすると、ポリゴンミラー26による光線の振り角α(図3参照)を大きくせねばならない。そうすると、fθレンズ28の軸上光線の光路長と、軸外光線の光路長との差が大きくなる。つまり、ポリゴンミラー26により偏向された光線が被走査面の軸上点BAに至る光路長に比べて、マイナス側及びプラス側の像高領域の端部に至る光路長が著しく長くなる。
ここで、任意像高におけるポリゴンミラー26の偏向面26Rから、fθレンズ28のR1面側の副走査方向における主点までの距離をAi、任意像高におけるfθレンズ28のR2面側の副走査方向における主点から周面103S(像面)までの距離をBi、任意像高におけるfθレンズ28の焦点距離をfsiとするとき、これらの関係は下記(1)式で表すことができる。
Figure 2013174788
ここで、fθレンズ28のR1面及びR2面の副走査方向断面の曲率が、軸上と軸外とで同じであるとすると、上記(1)式におけるfsiは大きく変動することになる。図5は、このような場合における、像高に対するfθレンズ28の副走査方向の焦点距離の関係を示すグラフである。図5から明かな通り、1/fsiの値は、軸上と軸外との間で0.051〜0.029の範囲の値を取っており、両者の相違が大きいことが判る。このような状態であると、レーザー光Bのスポット径が像高によって均一ではなくなる。また、光源として図4に示したマルチビーム方式のレーザーユニット20Aを用いた場合には、前記ビームピッチが像高によって変化することになる。従って、画像品質が低下することになる。
本実施形態では、上記のスポット径やマルチビームのビームピッチが全像高において可及的に均一化を図れるよう、fθレンズ28のR1面及びR2面の面形状に工夫を加える。まず、R1面については、当該R1面の副走査方向断面の曲率が、主走査方向における軸上から軸外に向けて小さくなるように設定される。
図6(A)は、fθレンズ28の副走査方向の主点と偏向面26Rとの距離、図6(B)は、fθレンズ28の副走査方向の主点と周面103S(被走査面)との距離を説明するための図である。これらの図を参照して、軸上におけるポリゴンミラー26の偏向面26Rから、fθレンズ28のR1面側の副走査方向における主点H1までの距離をAc、軸上におけるR2面側の副走査方向における主点H2から周面103S(像面)までの距離をBc、軸上におけるfθレンズ28の焦点距離をfscとする。また、任意像高におけるR1面の曲率をR_1i、軸上におけるR1面の曲率をR_1cとする。
一般に、レンズの曲率Rと曲率半径rとの関係は下記(2)式で表される。また、レンズの焦点距離fと、空気中の屈折率n及びレンズ屈折率n′との関係は、下記(3)式で表される。
Figure 2013174788
上記(2)式及び(3)式より、任意像高でのレンズの曲率をRiとするとき、上記(1)式の1/fsiは、下記(4)式に示す通り、Riと比例する関係となる。また、軸上でのレンズの曲率をRcとすると、下記(5)式が成り立つ。
Figure 2013174788
よって、(4)式及び(5)式より、下記(6)式が成り立つ。
Figure 2013174788
R1面の曲率を上記(6)に基づき設定することで、像高に対するfθレンズ28の副走査方向の焦点距離fsの値を均一にすることができる。そして、従来技術のように、R1面の曲率の符号が軸上から軸外に向かい反転することを回避するには、任意像高でのレンズ曲率Riをゼロ以上の値とすれば良い。よって、R1面の曲率を下記(7)式の通りに設定すれば良い。結果的に、R1面の副走査方向断面の曲率は、主走査方向における軸上から軸外に向けて小さくなる。
Figure 2013174788
次に、R2面については、当該R2面の副走査方向断面の曲率が、主走査方向の走査範囲における前記マイナス方向(第1方向)の像高領域の軸外から前記プラス方向(第2領域)に向けて大きくなるように設定される。好ましくは、プラス方向の軸外以外の像高領域内に前記曲率の極値を持つように、R2面の曲率が定められる。
光走査装置104の小型化を図る場合、ポリゴンミラー26による光線の振り角を大きくする必要があることは既述の通りである。この場合、ポリゴンミラー26の偏向面26Rの位置が、光軸方向において比較的大きく変化してしまうことになる。図7は、像高と、偏向面26Rの近傍における副走査方向の結像位置との関係を示すグラフである。図7から明らかな通り、軸上付近及びプラス方向の像高領域ではレーザーユニット20側寄りに、マイナス方向の像高領域ではドラム周面103S寄りに、各々結像位置が移動していることが判る。このような非対称性は、ポリゴンミラー26の偏向面26Rと、ポリゴンミラー26の回転軸27Sとが位置的にズレていることに起因する。
図8は、ポリゴンミラー26の偏向面26Rの位置変動要因を説明するための模式的な図である。ポリゴンミラー26は6つの偏向面26Rを有し、各偏向面26Rにおいて1回の走査を行う。図8において実線で示すレーザー光B1は、1の偏向面26Rの中央点P2において反射され、ドラム周面103Sの主走査方向の中心付近に向かう。一方、図8において点線で示すレーザー光B2は、偏向面26Rの端部付近の点P2において反射され、マイナス方向の像高領域の軸外付近に向かう。ここで点P1と点P2の位置を比較すると、両者の位置が異なることが判る。これが、図7で示した如き、結像位置の移動が生じる要因である
図9は、偏向面26Rの位置を固定的に見た場合の、結像位置の変動を示す模式的な図である。図9(A)は、図7において符号E1で示す、マイナス方向の像高領域の軸外付近における、レーザー光Bの結像状態を示す図、図9(B)は、図7において符号E2で示す、像高が+40mm付近(最もレーザーユニット20側寄りに結像点が移動している領域)における、レーザー光Bの結像状態を示す図である。E1領域においては、理想的な結像位置(この場合、偏向面26Rの位置)から距離d1だけドラム周面103Sに寄った結像位置PE1となる。E2領域においては、理想的な結像位置から距離d2だけレーザーユニット20に寄った結像位置PE2となる。図7の例では、d1は約1.3mm、d2は約−0.5mmである。これらd1及びd2が、ポリゴンミラー26による光線の振り角が大きくなるほど、大きくなる傾向がある。
上記のような結像位置の変動を補償のために、R2面の副走査方向断面の曲率が、主走査方向の走査範囲におけるマイナス方向の像高領域の軸外からプラス方向に向けて単調に大きくなるように設定される。なお、R2面を用いて結像位置の変動補償を行うのは、R1面よりもポリゴンミラー26から離間しているR2面で行う方が、補正効果の点で有利だからである。
<実施例>
次に、上記実施形態に係る光走査装置104の要件を満たす走査光学系のコンストラクションデータの一例を、実施例として示す。実施例の結像光学系は、図3に示す通り、半導体レーザー22側から順に、1枚のコリメータレンズ23、1枚のシリンドリカルレンズ24及び1枚のfθレンズ28が配置された構成である。また、実施例の各レンズの光学性能及びfθレンズ28の面形状は表1の通りである。
Figure 2013174788

表1において、Fbはコリメータレンズ23のバックフォーカスを表す。「ポリゴン−fθ距離」は、fθレンズ28のR1面とポリゴンミラー26の偏向面26Rとの間の距離を、「fθ−像面距離」は、fθレンズ28のR2面と感光体ドラム103の周面103Sとの間の距離をそれぞれ表している。なお、表中のf、Fb、d、「ポリゴン−fθ距離」、「fθ−像面距離」の単位はミリメートルである。また、表1において、「R1」欄は、fθレンズ28のR1面(入射面281)の面形状を、「R2」欄はR2面(出射面282)の面形状を各々示している。なお、Rmは主走査曲率半径、Rs0は副走査曲率半径、Kyは主走査コーニック係数、Kxは副走査コーニック係数、An及びBn(nは整数)は面形状の高次の係数を示している。
R1面及びR2面の面形状は、面頂点を原点、周面103Sに向かう向きをz軸の正の方向とするローカルな直交座標系(x,y,z)を用い、以下のサグ量を示す数式により定義する。但し、Zm(主走査方向)、Zs(副走査方向)は、高さYの位置でのz軸方向の変位量(面頂点基準)、Cm=1/Rm、Cs=1/Rsである。
Figure 2013174788
図10(A)は、実施例で用いたfθレンズ28の軸上における副走査方向断面の光路図、図10(B)は軸外における副走査方向断面の光路図である。図11は、実施例で用いたfθレンズ28のR1面及びR2面における副走査方向の曲率変化を示すグラフである。図12は、R1面の副走査方向の曲率変化と上記(7)式から得られる曲率との関係を示すグラフである。
図10〜図12から明らかな通り、R1面は、軸上の副走査方向断面が最も曲率が大きく、プラス方向及びマイナス方向の双方の軸外に向かうほど曲率が小さくなっている。軸外の副走査方向断面は、殆ど平面に近い面である。また、図12に示すように、実施例のR1面の曲率は、上記(7)式から得られる曲率の要件を満たしていることが判る。
また、図11に示されているように、R2面の曲率は、マイナス方向の軸外からプラス方向の軸外に向けて大きくなり、軸上を基準として+25mm付近に極値Rmaxを持っている。このように、入射光学系が配置されたマイナス方向の軸外からプラス方向の軸外に向けてR2面の曲率を徐々に大きくし、プラス方向の像高領域内に1つの極値を具備させることにより、図7に示したような結像位置の変化を良好に補償することができる。つまり、図7に示す非対称な結像位置の変化、具体的には像高=0mmではなく像高20〜40mm付近にボトム値を有する結像位置の変化に対応して、R2面における前記極値Rmaxの位置を定めることによって、非対称な結像位置の補償を良好に行うことができる。
なお、結像位置の変化分は、図7におけるE1領域とE2領域とを比較して判る通り、最大で2mm程度である。これに対し、ポリゴンミラー26の一つの偏向面26Rからfθレンズ28までの距離は光軸に対して対称であり、且つ、軸上の距離に対する端部の距離の差分は13mm程度ある。この差分距離が前記結像位置の変化分に対して十分大きいため、プラス方向の像高領域内に極値Rmaxを持たない態様、つまりR2面の曲率がマイナス方向の軸外からプラス方向の軸外に向けて単純に大きくなる態様であっても、結像位置の変化を補償することが可能である。勿論、より良好な結像位置の変化の補償を行うためには、前記極値Rmaxを具備させることが望ましい。
図13は、実施例の走査光学系を備えた光走査装置の、副走査方向の像面湾曲を示すグラフである。図13から明らかな通り、実施例の走査光学系における副走査方向の像面湾曲は全像高にわたって0.5mm以下の範囲内であり、実用上問題が無いレベルであることが確認された。
図14は、上記実施例で用いたレーザーユニット20を、マルチビーム方式のレーザーユニット20A(図4参照)に置き換えた走査光学系について、2つのレーザービームの副走査方向におけるピッチ間変化と像高との関係を示すグラフである。一般に、レーザービームのピッチ間変化の許容値は、概ね±10%以内である。図14から明らかな通り、実施例の走査光学系は、ピッチ間変化が全像高に亘って±5%以内に収まっており、良好な光学性能を備えていることが判る。
以上説明した本実施形態に係る光走査装置104によれば、fθレンズ28のR1面(入射面281)は、その副走査方向断面の曲率が、主走査方向における軸上から軸外に向かうに従って小さくなる。一方、R2面(出射面282)は、その副走査方向断面の曲率が、主走査方向におけるマイナス方向の軸外からプラス方向に向けて大きくなる。
R1面において、副走査方向断面の曲率が軸上と軸外とで同じであるとすると、像高に対するfθレンズ28の副走査方向の焦点距離の変動が大きくなり、光線のスポット径が像高で変化してしまう。しかし、R1面を上記の構成とすることで、前記スポット径の変化を抑止できる。また、斜入射光学系においては、偏向走査の際にポリゴンミラー26の偏向面26R光軸方向の位置変動が生じ、このことが結像性能に影響を与える。しかし、偏向面26Rからの距離がR1面よりも遠いR2面を上記の構成とすることで、偏向面26Rの位置変動を良好に補正することができる。しかも、R1面及びR2面共、副走査方向断面の曲率の符号が反転しないので、金型の加工性も良好であるという利点がある。
1 プリンター(画像形成装置)
103 感光体ドラム(像担持体)
103s 周面(被走査面)
104 光走査装置
20 レーザーユニット(光源)
23 コリメータレンズ(入射光学系の一部)
24 シリンドリカルレンズ(入射光学系の一部)
26 ポリゴンミラー(偏向体)
26R 偏向面
28 fθレンズ(走査レンズ)
281 入射面(R1面)
282 出射面(R2面)

Claims (5)

  1. 光線を発する光源と、
    前記光源から発せられる光線を反射して偏向走査させる偏向面を有する偏向体と、
    前記光源から発せられる光線を前記偏向体に斜方向から入射させる入射光学系と、
    前記偏向体と対向する第1面と、前記第1面とは反対側の第2面とを有し、前記偏向走査された前記光線を被走査面上に結像させる1枚の走査レンズと、を備え、
    前記走査レンズの主走査方向断面において、走査範囲について軸上を基準として第1方向の像高領域と、該第1方向とは逆の第2方向の像高領域とに区分するとき、前記入射光学系は前記第1方向の像高領域側に配置され、
    前記第1面の副走査方向断面の曲率が、主走査方向における軸上から軸外に向かうに従って小さくなり、
    前記第2面の副走査方向断面の曲率が、主走査方向における前記第1方向の軸外から前記第2方向に向けて大きくなるように設定されている、光走査装置。
  2. 請求項1に記載の光走査装置において、
    前記第2面の副走査方向断面の曲率が、前記第2方向の軸外以外の像高領域内に極値を持つ、光走査装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光走査装置において、
    前記第1面の曲率が、次式を満たすように設定されている、光走査装置。
    Figure 2013174788
    但し、R_1i;主走査方向の任意像高における前記第1面の副走査方向断面の曲率、
    _1C;主走査方向の軸上における前記第1面の副走査方向断面の曲率、
    Ai;任意像高における前記偏向面から前記走査レンズの副走査方向の前記偏向面側の主点までの距離、
    Bi;任意像高における前記走査レンズの副走査方向の前記被走査面面側の主点から前記被走査面までの距離、
    Ac;軸上における前記偏向面から前記走査レンズの副走査方向の前記偏向面側の主点までの距離、
    Bc;軸上における前記走査レンズの副走査方向の前記被走査面面側の主点から前記被走査面までの距離である。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の光走査装置において、
    前記偏向体は、前記偏向面となる多面鏡の中心に回転軸が取り付けられたポリゴンミラーである、光走査装置。
  5. 静電潜像を担持する像担持体と、
    前記像担持体の周面を前記被走査面として光線を照射する、請求項1〜4のいずれかに記載の光走査装置と、
    を備える画像形成装置。

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