JP2013166266A - 吐出装置および吐出装置の制御方法 - Google Patents

吐出装置および吐出装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】様々な液滴をターゲットに対して安定した状態で吐出する吐出装置を提供する。
【解決手段】ノズル開口52からターゲット90に液滴99を吐出する吐出ユニット50と、ノズル開口52からターゲット90に至る通路100から液滴99を除去する除去ユニット60と、吐出ユニット50および除去ユニット60を制御する制御ユニット10とを有する吐出装置1であって、制御ユニット10は、吐出ユニット50に、液滴99を連続して吐出する連続吐出信号13であって、本吐出用の第1の吐出信号11および本吐出用の第1の吐出信号11の前の第2の吐出信号12を含む連続吐出信号13を出力する機能31と、除去ユニット60に、連続吐出信号13による吐出の開始から第2の吐出信号12の経過後に液滴99の除去を停止する除去停止信号15を出力する機能34とを含む。
【選択図】図1

Description

本発明は、吐出装置および吐出装置により液滴をターゲットに吐出する方法に関するものである。
特許文献1には、インクの高粘化を防止し、高精細の印刷品位を維持することが記載されている。そのため、特許文献1には、液体吐出ヘッドに設けられた揮発性溶媒を含む液滴を吐出するノズルと、前記ノズル近傍に、前記揮発性溶媒の蒸気を含む気流を供給する気流供給口と、前記気流供給口より供給された前記揮発性溶媒の蒸気を含む気流を回収する気流回収口と、前記気流回収口から回収された前記揮発性溶媒の蒸気を含む気流を前記気流供給口から再び供給する気流循環機構を有し、前記揮発性溶媒の蒸気を含む気流を前記液体吐出ヘッドの筐体の内部で循環させることを特徴とする液体吐出ヘッドを提供することが記載されている。
特開2007−261204号公報
印刷装置として開発されたインクジェット技術を用い、インクなどの塗料や試薬などの薬剤を含む液滴を吐出することにより塗布および/または描画する技術(パターニング技術)は、印刷、液晶などの映像デバイスの製造、DNAチップを含む半導体の製造など、多種多様な分野で利用され、あるいは利用が検討されている。様々な液滴をターゲットに対して吐出する場合、安定した状態で液滴を吐出することが重要である。たとえば、高粘度の液滴であっても安定した状態で吐出することにより再現性のよい吐出結果が得られる。
本発明の態様の1つは、ノズル開口からターゲットに液滴を吐出する吐出ユニットと、ノズル開口からターゲットに至る通路から液滴を除去する除去ユニットと、吐出ユニットおよび除去ユニットを制御する制御ユニットとを有する吐出装置であって、制御ユニットは、吐出ユニットに、液滴を連続して吐出する連続吐出信号であって、本吐出用の第1の吐出信号および本吐出用の第1の吐出信号の前の第2の吐出信号を含む連続吐出信号を出力する機能と、除去ユニットに、連続吐出信号による吐出の開始から第2の吐出信号の経過後に液滴の除去を停止する除去停止信号を出力する機能とを含む。
この吐出装置においては、制御ユニットが本吐出の指示を受けると、本吐出用の第1の吐出信号の前に第2の吐出信号を加えた連続吐出信号を出力し、吐出ユニットは、本吐出の液滴と、その前の予備吐出の液滴とを区別することなく連続して吐出する。また、制御ユニットは、液滴の連続吐出中で第2の吐出信号が経過した後に除去停止信号を出力し、除去ユニットは、ノズル開口からターゲットに至る通路から液滴の除去を停止する。したがって、吐出ユニットが連続的な吐出を継続し、定常状態になった後に吐出される液滴のみが本吐出の液滴としてターゲットに到達する。
この吐出装置においては、連続吐出中の一部の液滴を、液滴が吐出ユニットからターゲットに到達する間の状態を変えずに、自動的に、また、予備吐出をユーザに意識させることなく、本吐出用の液滴のみをターゲットに吐出できる。このため、ユーザは、最初の液滴から定常状態で吐出される液滴が到達したターゲットが得られる。このため、ターゲットに吐出された液滴の特性は均一になり、再現性が高い。揮発性の高い液滴や、粘性の高い液滴などの吐出が安定しにくい液滴であっても、吐出装置において自動的に付加され、自動的に本吐出とシームレスに行われ、また、ユーザには意識されない予備吐出により定常的な状態となった吐出ユニットにより、最初から安定した状態で本吐出が行われる。
除去ユニットは、レーザー、液滴の衝突などの方法で通路から液滴を除去できるものであってもよい。メカ的に通路を開閉する開閉ユニットはレスポンスを早くしやすく、連続吐出の吐出間隔を短くしやすい。したがって、高粘度、高揮発性などの比較的液体の状態が短時間で変動するような液滴に対応しやすい。
除去ユニットは、除去停止信号により通路を開ける開閉ユニットを含むことが望ましい。開閉ユニットは、除去停止信号により通路を閉める位置から開ける位置に移動する薄板状のシャッターを含むことが望ましい。
シャッターは、液滴が通過する程度の開口部を含み、開ける位置では、開口部が通路を開放することが望ましい。シャッターは、液滴を回収する液滴回収部を含み、閉める位置では、液滴回収部が通路を閉鎖することが望ましい。予備吐出量が多くなっても対応しやすく、より安定した状態で本吐出を最初から実行できる。シャッターの最大厚みは4mmであることが望ましい。
制御ユニットは、通路の距離を変えずに、ターゲットと吐出ユニットとを相対的に動かす機能を含むことが望ましい。この吐出装置は、さらに、ターゲットに吐出された液滴の画像を認識するモニタリングユニットを有することが望ましい。
本発明の異なる態様の1つは、吐出装置の制御方法であって、吐出装置は、ノズル開口からターゲットに液滴を吐出する吐出ユニットと、ノズル開口からターゲットに至る通路から液滴を除去する除去ユニットと、吐出ユニットおよび除去ユニットを制御する制御ユニットとを有し、当該制御方法は、制御ユニットが、吐出ユニットに、液滴を連続して吐出する連続吐出信号であって、本吐出用の第1の吐出信号および本吐出用の第1の吐出信号の前の第2の吐出信号を含む連続吐出信号を出力することと、除去ユニットに、連続吐出信号による吐出開始から第2の吐出信号の経過後に液滴の除去を停止する除去停止信号を出力することとを含む。
本発明に係る吐出装置の概略構成を示す図。 制御ユニットの処理のフローチャートを示す図。 制御ユニットの処理のタイムチャートを示す図。 開閉ユニットの概要をシャッターの上面の側から見た図。 異なる開閉ユニットの概要をシャッターの上面の側から見た図。 さらに異なる開閉ユニットの概要を示す図。 異なる除去ユニットの概要を示す図。
図1に、本発明に係る吐出装置の概略構成を示している。吐出装置(塗布装置、描画装置、分注装置、液滴観察装置、吐出試験装置)1は、ノズル開口52からターゲット(基材、メディア、容器)90に液滴99を吐出する吐出ユニット50と、ノズル開口52からターゲット90に至る通路(経路)100から液滴99を除去する除去ユニット60と、吐出ユニット50および除去ユニット60を制御する制御ユニット10とを有する。
吐出ユニット50は、ノズル開口52を含む吐出ヘッド51と、吐出ヘッド51のノズル開口52から液滴99を吐出させるアクチュエータ(ピエゾ素子、圧電素子)53と、ピエゾ素子53を駆動するドライバ54とを含む。ピエゾ素子53は、吐出ヘッド51のキャビティ55の外面55aに取り付けられている。この吐出ユニット50は、制御ユニット10から吐出指示(吐出信号)を受けたドライバ54がピエゾ素子53を駆動させ、ピエゾ素子53の伸縮および/または変形によりキャビティ55の内容積(内圧)が変動する。この結果、容器9から供給された液状体(液体)95がキャビティ55を通ってノズル開口52から押し出されて液滴99として吐出される。
ノズル開口52から吐出された液滴99を通路100から除去する除去ユニット60は、通路100を開閉する手段62を含む。本例の開閉する手段62は、開閉ユニット61である。この開閉ユニット61は、通路100を塞ぐ薄板状のシャッター62と、シャッター62を駆動するアクチュエータ(ソレノイド)65とを含む。
シャッター62は、通路100の方向(上下方向)の厚み(高さ)h2が3mm以下であり、上下方向に直交する左右方向(第1の方向)101に延びた薄板状の外形を備えている。シャッター62は、液滴99が通過する程度の開口部63と、液滴99を回収する液滴回収部64とを含む。このシャッター62は、通路100を閉める位置P1では、液滴回収部64が通路100を閉鎖しており、通路100を開ける位置P2では、開口部63が通路100を解放している。シャッター62の厚みh2は0.5mm程度であることが望ましい。本例では、通路100の距離(高さ)h1は4mm程度であり、ノズル開口52とシャッター62の上面69との間の距離h3は1〜3mm程度である。
この開閉ユニット61は、制御ユニット10から移動指示(移動信号)を受けたソレノイド65がシャッター62を駆動させ、シャッター62が通路100と直交する第1の方向(長手方向)101に移動することにより、開口部63で液滴99を通過させ、液滴回収部64で液滴99を回収(捕集、除去)する。開口部63を通過した液滴99は、ターゲット90に着滴(着弾)される。液滴回収部64は、典型的には、多孔質の吸収材であるが、液滴99を吸収する材質および/または液滴99を捕集する形状を備えていればよい。また、液滴回収部64は、金属、セラミック、ガラスおよび樹脂などの板に多孔質材の層を付加してもよく、板の表面にそのような多孔質材の層を形成してもよい。
この吐出装置1は、さらに、ターゲット90を吐出ユニット50に対して相対的に移動させる移動ユニット70と、ターゲット90に着滴(吐出)された液滴99の画像を認識する手段81を含むモニタリングユニット80とを有する。移動ユニット70は、ターゲット90を支持するテーブル(ステージ)71と、テーブル71をノズル開口52に対して相対的に動かし、ターゲット90を所定の位置に配置するアクチュエータ(モータ)72とを含む。
ターゲット90に着滴された液滴99の画像を認識するモニタリングユニット80は、画像を認識する手段81である撮像部81と、撮像部81を所定の位置に配置する第4のアクチュエータ(モータ)82とを含む。撮像部81は、典型的には、CCD、CMOSなどの撮像素子と光学レンズとを備えたカメラである。撮像部81で取得された画像は、制御ユニット10に送られて画像処理されることにより、ターゲット90に着弾された液滴99の状態、たとえば液滴99がターゲット(基材)90に浸透する時間を測定したり、液滴99に含まれる微細な粒子(細胞)などを認識できる。
この吐出装置1の制御ユニット10は、CPU、メモリなどのコンピュータとして汎用的な資源を含み、RAMなどのメモリに格納されたプログラム(プログラム製品)により、吐出ユニット50、除去ユニット60、移動ユニット70およびモニタリングユニット80を制御する。制御ユニット10は、ASIC、LSIなどの他の集積回路を用いた制御装置であってもよい。以下で説明する制御ユニット10の各機能は、プログラムまたは適当な回路により制御ユニット10に実装されている。この制御ユニット10の機能は、吐出装置1のホストとなるパーソナルコンピュータなどのホスト装置側で実現することも可能である。
制御ユニット10は、ホスト装置5から吐出装置1を制御するための情報(制御情報、データ、信号)φを受信するインターフェイス20と、制御情報φに基づき吐出ユニット50を制御する吐出制御機能21と、除去ユニット60を吐出ユニット50と協調制御する除去制御機能22と、移動ユニット70を制御する移動制御機能23と、モニタリングユニット80を制御するモニタリング制御機能24とを含む。
吐出ユニット50を制御する吐出制御機能21は、吐出ユニット50により液滴99を連続して吐出させる連続吐出機能31と、吐出ユニット50で液滴99を捨て打ちさせる捨て打ち機能32とを含む。
連続吐出機能31は、ホスト装置5から受信した制御情報φに含まれる本吐出用の吐出信号(第1の吐出信号)11に、第1の吐出信号11の前(先頭)に時間的に先行するようにダミー吐出(予備吐出)用の1つまたは複数の吐出信号(第2の吐出信号)12を加えた連続吐出信号13を生成する機能41と、吐出開始信号φ0(時刻t0)により連続吐出信号13をドライバ54に供給して連続吐出を開始させる機能42とを含む。
ダミー吐出用の第2の吐出信号12は、制御ユニット10のメモリに予め設定されている所定の数のダミー吐出(予備吐出)を行う信号であってもよく、過去の吐出履歴から適当な予備吐出の数を関数やルックアップテーブルに基づき行わせるものであってもよい。連続吐出信号13を受けたドライバ54は、連続吐出信号13に同期して所定の間隔で連続する駆動パルスをピエゾ素子53に供給してピエゾ素子53を駆動する。
捨て打ち機能32は、捨て打ち信号φ1により捨て打ち信号14をドライバ54に供給してパルス単位でピエゾ素子53を断続的に駆動させる機能43を含む。
除去ユニット60を吐出ユニット50と協調制御する除去制御機能22は、吐出開始信号φ0により時刻t0から第2の吐出信号12による液滴99の吐出が終了するタイミングおよび連続吐出信号13による液滴99の吐出が終了するタイミングを検出する機能33と、第2の吐出信号12による液滴99の吐出が終了するタイミングで除去停止信号15をソレノイド65に出力する機能34と、連続吐出信号13による液滴99の吐出が終了するタイミングで除去開始信号16をソレノイド65に出力する機能35とを含む。
移動ユニット70を制御する移動制御機能23は、通路100の距離h1を変えずに、ノズル開口52に対するターゲット90の相対的な位置を調整する位置調整信号17を移動ユニット70のモータ72に出力する機能36を含む。位置調整信号17を出力する機能36は、少なくとも連続吐出前にターゲット90の上下左右傾きなどを調整し、連続吐出中は、ノズル開口52に対するターゲット90の相対的な移動、たとえば第1の方向101の移動に限って調整する。
モニタリングユニット80を制御するモニタリング制御機能24は、ターゲット90に対する撮像部81の相対的な位置を調整する位置調整信号18をモニタリングユニット80のモータ82に出力する機能37を含む。位置調整信号18を出力する機能37は、撮像部81のターゲット90に対する角度や距離を含めて位置を調整し、撮像部81を所定の位置に配置する。
図2に、吐出装置1の制御ユニット100の処理の概要をフローチャートにより示している。制御ユニット100は、ステップ111において制御情報φを受信すると、ステップ112において連続吐出信号13を生成する機能41により、制御情報φに含まれる本吐出用の情報に基づき第1の吐出信号11を生成する。さらに、連続吐出信号13を生成する機能41は、ステップ112において第1の吐出信号11の前に時間的に先行するようにダミー吐出用の1つまたは複数の第2の吐出信号12を加えた連続吐出信号13を生成する。吐出開始信号φ0に基づきステップ113において連続吐出を開始させる機能42により、連続吐出信号13のドライバ54への供給を開始する。連続吐出信号13の供給を開始する時点(初期状態)において、通路100はシャッター62により閉鎖されている。
制御ユニット100は、ステップ114において、第2の吐出信号12による液滴99の吐出が終了するタイミングを検出する機能33により、連続吐出信号13の供給開始から第2の吐出信号12による吐出時間が経過したと判断すると、ステップ115において、除去停止信号15を出力する機能34が除去停止信号15をソレノイド65に出力して通路100を解放する。この間、連続吐出機能31は連続吐出信号13を継続してドライバ54に供給している。連続吐出信号13の中で第1の吐出信号11と第2の吐出信号12との差はなく、吐出ユニット50は、第2の吐出信号12と第1の吐出信号11の区別なく、連続して、所定の周期(間隔)で液滴99を吐出する。なお、本明細書において、第2の吐出信号12の経過後に除去停止信号15を出力するとは、信号の出力のタイミングではなく、液滴99の除去を停止するタイミングを意味する。また、連続吐出機能31は、第2の吐出信号12を第1の吐出信号11と区別なく、連続して液滴99を吐出する機能をいう。
制御ユニット100は、ステップ116において、連続吐出信号13による液滴99の吐出が終了するタイミングを検出する機能33により、連続吐出信号13の供給開始から第1の吐出信号11による吐出時間が経過したと判断すると、ステップ117において、除去開始信号16を出力する機能35が除去開始信号16をソレノイド65に出力して通路100を閉鎖する。
このようにして、制御情報φを受信すると、制御ユニット100により液滴99の連続吐出が行われ、吐出ユニット50においてはダミー吐出(予備吐出)と本吐出とが区別なく行われ、本吐出に対応する液滴99だけがターゲット90に着弾(到達)する。制御情報φの代わりに、ステップ118において、捨て打ち(空吐出)のタイミングになると、ステップ119において捨て打ちを行い、ステップ111に戻る。
従来のプリンターにおけるノズル先端(開口)で増粘したインク(液滴)を捨てるダミー吐出動作は、印刷エリアの外に設置されたキャップ内に行われるが、ダミー吐出後、印刷エリアへ移動して印刷を行う場合、ダミー吐出から印刷吐出(本吐出)までの時間差は短くても0.2秒程度を有する。この0.2秒の間に増粘が発生する液滴では、従来のダミー吐出では1滴目(最初)から安定した吐出を行うことが困難であった。また、膜を形成する吐出を行う場合には、液滴の連続吐出を要するが、1発目(1滴目)は直前に液滴の吐出がないため、前の吐出の影響を受けて吐出する2発目(2滴目)以降とは吐出の状態が変わってしまうという問題があった。
この吐出装置1においては、制御ユニット100が本吐出の指示を受けると、本吐出用の第1の吐出信号11の前に第2の吐出信号12を加えた連続吐出信号13を出力し、吐出ユニット50は、本吐出の液滴99と、その前の予備吐出(ダミー吐出)の液滴99とを区別することなく連続して吐出する。また、制御ユニット100は、液滴99の連続吐出中で第2の吐出信号12が経過した後に除去停止信号15を出力し、開閉ユニット61は、ノズル開口52からターゲット90に至る通路100から液滴99の除去を停止する。したがって、吐出ユニット50が連続的な吐出を継続し、定常状態になった後に吐出される液滴99のみが本吐出の液滴99としてターゲット90に到達する。
この吐出装置1においては、連続吐出中の一部の液滴99を、液滴99が吐出ユニット50からターゲット90に到達する間の状態を変えずに、自動的に、また、予備吐出をユーザに意識させることなく、本吐出用の液滴99のみをターゲットに吐出できる。したがって、ユーザは、最初の液滴99から定常状態で吐出される液滴99が到達したターゲット90が得られる。このため、ターゲット90に吐出された液滴99の特性は均一になり、再現性が高い。揮発性の高い液滴や、粘性の高い液滴などの吐出が安定しにくい液滴であっても、吐出装置1において自動的に付加され、自動的に本吐出とシームレスに行われ、また、ユーザには意識されない予備吐出により定常的な状態となった吐出ユニット50により、最初から安定した状態で本吐出が行われる。
図3に、制御ユニット100が制御情報φに基づき、連続吐出信号13を生成するとともに、連続吐出信号13を供給し、さらに、適当なタイミングで除去停止信号15を供給することにより本吐出用の液滴99のみがターゲット90に到達する過程をタイムチャートにより示している。
制御ユニット100の連続吐出信号13を生成する機能41は、図3(a)に示すように、制御情報φから第1の間隔(周期)W1で3つ(m個)の液滴99を吐出する第1の吐出信号11を生成し、さらに、予め決められた5つ(n個)の予備吐出を同一の周期W1で吐出する第2の吐出信号12を生成する。そして、第2の吐出信号12を第1の吐出信号11に時間的に先行させ、第2の吐出信号12と第1の吐出信号12との間隔(タイミング差)W2がW1と同一周期でシームレスに繋がる連続吐出信号13を生成する。
制御ユニット100の連続吐出を開始させる機能42は、図3(b)に示すように、時刻t0において、連続吐出信号13のドライバ54への供給を開始し、8つの液滴99が同一の周期W1で連続して吐出される。時刻t1において、第2の吐出信号12が終了するタイミングを検出する機能33が、連続吐出信号13の供給開始(時刻t0)から第2の吐出信号12による吐出時間が経過したと判断すると、時刻t1において、除去停止信号15を出力する機能34が、除去停止信号15をソレノイド65に出力して通路100を解放する。時刻t2において、連続吐出信号13が終了するタイミングを検出する機能33により、連続吐出信号13の供給開始(時刻t0)から第1の吐出信号11による吐出時間が経過したと判断すると、除去開始信号16を出力する機能35が、除去開始信号16をソレノイド65に出力して通路100を閉鎖する。除去開始信号16を出力する機能35は、本例のように第1の吐出信号11による吐出時間の経過後だけでなく、連続吐出信号13の供給を開始する時点(初期状態)や、所定の時間経過後など、任意のタイミングで除去開始信号16を出力できる。
一定周期W1で連続して本吐出される3つの液滴99は、ターゲット90を停止させた状態で同じポイントに重ねて吐出してもよく、ターゲット90を第1の方向101に移動させながら連続吐出してもよい。ターゲット90に均一な特性の3つの液滴99を第1の方向101に等間隔に着滴できる。制御ユニット100は、時刻t2において、捨て打ちのタイミングになると捨て打ち機能32が捨て打ちを行い、制御情報φを受信するまで待機する。時刻t3において、制御情報φを受信すると、制御情報φから第1の吐出信号11を生成し、上記と同様の処理を繰り返す。
最初の連続吐出信号13による吐出の終了時刻t2から次の吐出開始時刻t3までの時間差をSn、次の本吐出に付加されるダミー吐出用の液滴99の個数をnとすると、ダミー吐出用の第2の吐出信号12が付加される条件は以下のとおりである。
Sn>W1×n
本例では、吐出間隔Snが5nよりも大きいときに、第2の吐出信号12が第1の吐出信号11の前に付加され、連続吐出信号13が生成される。
第1の吐出信号11と第2の吐出信号12との間隔W2は、それぞれの吐出信号11および12の周期W1と同じであることが望ましい。本例の間隔W2は100×W1以下であることが好ましく、通常の空吐出の吐出間隔が1000×W1程度よりも小さい。
なお、シャッター62の開閉のスピードが液滴99の移動速度(降下速度、吐出間隔)に比べて遅い場合には、除去停止信号15を第2の吐出信号12による吐出時間が経過した後に出力したのでは、液滴99の除去停止が間に合わない可能性がある。この場合には、図3(c)に示すように、第2の吐出信号12の最中に除去停止信号15を出力することも可能である。この吐出装置1においては、ダミー吐出用の液滴99の個数について、事前に調整した最適値を予め入力し、その最適値に基づいて除去停止信号15の出力されるタイミングt1´を制御できる。この吐出装置1の除去停止信号15を出力する機能34は、シャッター62の開閉速度および液滴99の移動速度に応じて、除去停止信号15のタイミングをマニュアル入力可能で調整可能とするような制御用のソフトウェアにより構成(実現)されている。
図4に、吐出装置1の開閉ユニット61の概要をシャッター62の上面69の側から見た図により示している。上述のとおり、開閉ユニット61は、通路100を開閉するシャッター62を駆動するアクチュエータ(ソレノイド)65を含む。
本例のソレノイド65は、図4(a)に示すように、制御ユニット10の除去停止信号15を出力する機能34により、シャッター62を第1の方向101の左方向101a、すなわちソレノイド65の側に引き付けて、開口部63を通路100に移動させ通路100を解放する。さらに、図4(b)に示すように、制御ユニット10の除去開始信号16を出力する機能35により、シャッター62を第1の方向101の右方向101b、すなわちソレノイド65の側とは反対側に引き離して、開口部63を通路100から退避させ通路100を閉鎖する。
図5に、吐出装置1の異なる開閉ユニット61aの概要をシャッター62aの上面69の側から見た図により示している。開閉ユニット61aは、シャッター62aと、シャッター62aの左方向101aに配置されたソレノイド65と、シャッター62aの右方向101bに取り付けられたバネ(弾性部材)67とを含む。このシャッター62aは、図5(a)に示すように、ソレノイド65が励磁状態で左方向101aに引き付けられ、開口部63が通路100を解放しており、図5(b)に示すように、ソレノイド65が消磁状態でバネ67の引っ張り力により右方向101bに引き付けられ、液滴回収部64が通路100を閉鎖している。液滴回収部64は、第1の液滴回収部64aと、第2の液滴回収部64bと、第1および第2の液滴回収部64aおよび64bを繋ぐ液滴99を誘導(排出)するための溝66とを含む。なお、シャッター62の構成は本例に限定されず、ポンプなどにより液滴99を排出することもでき、ヒーターなどにより液滴99を加熱して蒸発させることもできる。また、シャッター62は、ソレノイド65を用いた電磁シャッターに限らず、メカニカルシャッターなどであってもよい。その他の構成については上記実施形態と共通であるため、共通の符号を付して説明を省略する。以降においても同様である。
図6に、吐出装置1のさらに異なる開閉ユニット61bの概要を示している。この開閉ユニット61bのシャッター62bは、上記実施形態と異なり開口部63を有しない。このため、このシャッター62bは、制御ユニット10の除去停止信号15を出力する機能34により、シャッター62を閉ポジションP1から開ポジションP2に移動させて通路100を解放する。さらに、制御ユニット10の除去開始信号16を出力する機能35により、シャッター62を開ポジションP2から閉ポジションP1に移動させて通路100を閉鎖する。
さらに、このシャッター62bを用いた吐出装置1においては、開ポジションP2においてシャッター62bが通路100から退避するので、制御ユニット10の移動制御機能23により、テーブル71をノズル開口52に対して角度θだけ傾けて、モニタリング制御機能24により、撮像部81を通路100に対して角度θ傾けてターゲット90の真上(真正面)の位置に配置できる。このため、ターゲット90に着滴された液滴99のモニタリング中に吐出ヘッド51が写り込むことを防止でき、着弾後の液滴99の状態をターゲット90に対峙する真正面の位置から観察できる。したがって、ターゲット90に着滴した液滴99の広がり方や浸透、乾燥などの様子を観察でき、着弾後の液滴99の面積、体積なども計測できる。また、シャッター62bとテーブル71とを平行に設置してもよい。
図7に、吐出装置1の異なる除去ユニット60aの概要を示している。除去ユニット60aは、ノズル開口52から吐出された液滴99を帯電させる帯電板130と、帯電された液滴99の飛翔方向を変える偏向電極140と、通路100から外れた液滴99を回収するガター150とを含む。なお、除去ユニット60は、本例やシャッター62を用いた開閉ユニット61に限らず、通路100から液滴99を除去できるものであればよい。たとえば、ノズル開口52から吐出された液滴99にレーザーを照射して消滅(蒸発)させることもでき、吐出中の液滴99に他の吐出ヘッドから吐出された液滴を衝突させることにより飛翔方向を変動させて通路100から除去することもできる。
なお、液滴99を吐出するターゲット90としては、たとえば、マイクロプレート(ウェルマイクロプレート)、ガラス基板、試験管、シャーレなどの公知の実験・検査器具や、多数のDNA断片をプラスチックやガラスなどの基板上に高密度に配置したDNAマイクロアレイ(DNAチップ)などの分析器具も本発明の範囲に含まれる。
上記実施形態では、アクチュエータ53としてピエゾ素子を使用した例を説明しているが、キャビティ55の内圧を変動させるアクチュエータは、熱によりキャビティ内に気泡を発生させるヒーターであってもよい。機械的な力によりキャビティ内の圧力を変えることができるピエゾ素子は液状体およびそれに含まれる粒状体に熱的な影響を与えにくいので、アクチュエータとして好適なものである。
1 吐出装置
11 第1の吐出信号
12 第2の吐出信号
13 連続吐出信号

Claims (9)

  1. ノズル開口からターゲットに液滴を吐出する吐出ユニットと、
    前記ノズル開口から前記ターゲットに至る通路から液滴を除去する除去ユニットと、
    前記吐出ユニットおよび前記除去ユニットを制御する制御ユニットとを有する吐出装置であって、
    前記制御ユニットは、前記吐出ユニットに、液滴を連続して吐出する連続吐出信号であって、本吐出用の第1の吐出信号および前記本吐出用の第1の吐出信号の前の第2の吐出信号を含む連続吐出信号を出力する機能と、
    前記除去ユニットに、前記連続吐出信号による吐出の開始から前記第2の吐出信号の経過後に液滴の除去を停止する除去停止信号を出力する機能とを含む、吐出装置。
  2. 請求項1において、
    前記除去ユニットは、前記除去停止信号により前記通路を開ける開閉ユニットを含む、吐出装置。
  3. 請求項2において、
    前記開閉ユニットは、前記除去停止信号により前記通路を閉める位置から開ける位置に移動する薄板状のシャッターを含む、吐出装置。
  4. 請求項3において、
    前記シャッターは、液滴が通過する程度の開口部を含み、前記開ける位置では、前記開口部が前記通路を開放する、吐出装置。
  5. 請求項3または4において、
    前記シャッターは、液滴を回収する液滴回収部を含み、前記閉める位置では、前記液滴回収部が前記通路を閉鎖する、吐出装置。
  6. 請求項3ないし5のいずれかにおいて、
    前記シャッターの最大厚みは4mmである、吐出装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれかにおいて、
    前記制御ユニットは、前記通路の距離を変えずに、前記ターゲットと前記吐出ユニットとを相対的に動かす機能を含む、吐出装置。
  8. 請求項1ないし7のいずれかにおいて、さらに、
    前記ターゲットに吐出された液滴の画像を認識するモニタリングユニットを有する、吐出装置。
  9. 吐出装置の制御方法であって、
    前記吐出装置は、ノズル開口からターゲットに液滴を吐出する吐出ユニットと、
    前記ノズル開口から前記ターゲットに至る通路から液滴を除去する除去ユニットと、
    前記吐出ユニットおよび前記除去ユニットを制御する制御ユニットとを有し、
    当該制御方法は、
    前記制御ユニットが、前記吐出ユニットに、液滴を連続して吐出する連続吐出信号であって、本吐出用の第1の吐出信号および前記本吐出用の第1の吐出信号の前の第2の吐出信号を含む連続吐出信号を出力することと、
    前記除去ユニットに、前記連続吐出信号による吐出開始から前記第2の吐出信号の経過後に液滴の除去を停止する除去停止信号を出力することとを含む、制御方法。
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