JP5544462B2 - 吐出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液状物質を吐出する機能を含む装置に関するものである。
特許文献1には、十分に微小な液滴の吐出が可能であると共に、液滴径が比較的大きい液滴を吐出することが可能な液体吐出ヘッド、液体吐出装置及び液体吐出方法を提供することが記載されている。そのため、特許文献1の液体吐出ヘッドに、複数の小ノズル及び大ノズルが形成されたノズルプレートと、小ノズル及び大ノズルの各々に連通し吐出口から吐出される液体を貯蔵するキャビティと、キャビティに連通した液体の流路と、液体と基材との間に静電電圧を印加して静電吸引力を発生させる静電電圧電源と、キャビティの容積を変化させることによって液体に圧力を発生させる駆動電圧電源と、小ノズルから液体を吐出させる際は、静電電圧電源及び駆動電圧電源の制御により液体を電界集中吐出させ、大ノズルから液体を吐出させる際は、駆動電圧電源の制御により液体を圧電吐出させる制御手段とを設けることが記載されている。
また、特許文献2には、プリンタ、FAX等の出力部に使用されるインクジェット記録装置において、階調記録を高速に行うことのできるようにすることが記載されている。そのため、インクを収容する圧力室にはインクを吐出する吐出口が設けられ、また、吐出口に対向する位置には対向電極が配置される一方、圧力室に圧力を印加するための圧力印加手段と、対向電極とインクとの間に静電力を発生させる静電力発生手段とを有し、吐出口と対向電極との間に挿入された記録媒体にインクを吐出するときは、圧力印加手段によって圧力室に圧力を印加すると共に、静電力発生手段により静電力を発生させるようにしたインクジェット記録装置において、静電力発生手段による静電力によらずに圧力印加手段で印加される圧力のみでインクを吐出可能な高圧力範囲と、圧力印加手段による圧力に加えて静電力発生手段による静電力によってインクを吐出する低圧力範囲とに圧力を切り換える圧力切換手段が設けられていることが記載されている。
特開2007−230179号公報 特開平10−315464号公報
静電力によってインクを吐出する方式、圧力を加えることによりインクを吐出する方式、さらにはこれらを組み合わせた方式により、微細な描画と、広い範囲の描画とを効率よく行うことが検討されている。このために、描画パターンに応じて液滴径の大きさを変化させて液滴の吐出を行うことが検討されている。これらの複数の方式により液滴を吐出することを1つのヘッドで実現するためにはさらに解決すべき問題がある。
本発明の態様の1つは、吐出ヘッドからの液状物質の吐出を制御する制御ユニットである。吐出ヘッドは、ノズルと、そのノズルの先端より液状物質を吐出する静電力を得るための電極と、ノズルまたは他のノズルの先端より液状物質を吐出する内部圧力の変動を得るためのアクチュエータとを含む。当該制御ユニットは、トリガー信号に基づき吐出ヘッドの電極により電界を形成させる電圧信号を出力する第1のコントローラと、トリガー信号に基づきアクチュエータを駆動させる駆動信号を出力する第2のコントローラと、電圧信号と駆動信号とを組み合わせて吐出ヘッドより液状物質を吐出する第1のモードと、駆動信号のみで吐出ヘッドより液状物質を吐出する第2のモードとを選択するモード選択ユニットとを有し、第2のコントローラは、トリガー信号の検出から駆動信号の出力までの遅延時間を第1のモードと前記第2のモードとにより変更する遅延制御回路を含む。
静電力により液状物質を吐出する方式と、内部圧力の変動により液状物質を吐出する方式とでは、電極に電圧信号を印加してから液状物質が吐出されるまでの時間と、アクチュエータに駆動信号を印加してから液状物質が吐出されるまでの時間とに差が生ずることが多い。たとえば、電界(静電場)によりノズルの先端に円錐状のコーン(テーラーコーン)を形成するために時間を要する。したがって、吐出ヘッドがターゲットに対して相対的に動いている場合は、液状物質の吐出を指示するトリガー信号に対して、駆動信号の出力を遅らせないと、静電力により吐出された液滴と、内部圧力変動により吐出された液滴とを、トリガー信号に対してターゲットの共通の位置に着滴させることができない。電圧信号と駆動信号とを組み合わせて液状物質を吐出する方式(モード)においても、静電力の効果を得たり、静電力を作用させるタイミングを得るためにトリガー信号に対して液滴が吐出するタイミングに遅れが生ずることが多い。
このため、この制御ユニットにおいては、駆動信号を出力する第2のコントローラに遅延制御回路を含め、トリガー信号の検出から駆動信号の出力までの遅延時間を変更(制御)できるようにしている。駆動信号を出力させるタイミングを遅らせる方向で制御することにより、トリガー信号から液状物質が吐出されるまでの最短時間の差を補償し、各モードにおいて液状物質が吐出される時間差を緩和できる。
モード選択ユニットによりセットされる、第1のモードと、第2のモードとでは、トリガー信号から液状物質が吐出されるまでの最短時間の差が異な。したがって、遅延制御回路は、遅延時間を第1のモードと第2のモードとにより変更す
本発明の他の態様の1つは、上記の制御ユニットと、上記の吐出ヘッドと、吐出ヘッドから液状物質が吐出されるターゲットと吐出ヘッドとを相対的に移動させる移動機構とを有する装置である。この装置は、異なる方式で、ターゲットの所定の場所に精度よく異なるサイズの液滴を着滴させることができる。したがって、印刷装置、分注装置などにおいて、異なるサイズの液滴を精度よく着滴させるアプリケーションに適した装置を提供できる。
吐出ヘッドは、電極を備えたノズルと、そのノズルとは異なるノズルであって、アクチュエータを備えたノズルとを有するものであってもよい。吐出ヘッドは、電極およびアクチュエータを備えたノズルを有するものであってもよい。
この装置は、さらに、遅延時間を所定の値にセットした状態で、異なる方式で吐出された液状物質が、トリガー信号からターゲットに着滴するまでの時間を観測する高速度カメラを有することが望ましい。トリガー信号からターゲットに着滴するまでの時間により、各モードにおける遅延時間を設定できる。
本発明のさらに異なる態様の1つは、吐出ヘッドからの液状物質の吐出を制御する方法である。吐出ヘッドは、ノズルと、そのノズルの先端より液状物質を吐出する静電力を得るための電極と、ノズルまたは他のノズルの先端より液状物質を吐出する内部圧力の変動を得るためのアクチュエータとを含む。当該方法は、以下の工程を含む。
1.トリガー信号に基づき吐出ヘッドの電極により電界を形成させる電圧信号を出力すること。
2.トリガー信号に基づき、制御された遅延時間が経過した後に、アクチュエータを駆動させる駆動信号を出力すること。
駆動信号を出力する第2の工程は、さらに、以下の工程を含むことが望ましい。
・電圧信号と駆動信号とを組み合わせて液状物質を吐出する第1のモードの駆動信号を第1の遅延時間が経過した後に出力すること。
・駆動信号のみで液状物質を吐出する第2のモードの駆動信号を、第1の遅延時間と異なる第2の遅延時間が経過した後に出力すること。
各モードにおけるトリガー信号の検出からターゲットに着滴するまでの時間差(最短時間の差)を、駆動信号を出力するまでの遅延時間を制御することにより補償し、各モードにおいて着滴する位置の精度を向上できる。
本発明の実施形態の一例である吐出装置の概略構成を示すブロック図。 図2(a)は静電方式で液滴を吐出する制御を示し、図2(b)は静電アシストピエゾ方式で液滴を吐出する制御を示し、図2(c)はピエゾアシスト静電方式で液滴を吐出する制御を示し、図2(d)はピエゾ方式で液滴を吐出する制御を示すタイミングチャート。 制御ユニットの制御系を示すブロック図。 制御ユニットの異なる制御系を示すブロック図。 吐出装置の処理の概要を示すフローチャート。
図1に、本発明の実施形態の吐出装置の一例を示している。この吐出装置1は、同一のインクジェットヘッドにピエゾ方式および静電方式の双方が内蔵されているピエゾ・静電一体型ノズル(一体型ノズル)50を搭載したヘッドブロック10を備えている。一体型ノズル50には、タンク55に収納された液55Lを静電方式で吐出するための電極57と、圧力変動により吐出するためのピエゾアクチュエータ58とが設けられている。ピエゾアクチュエータ58は、ノズル50のキャビティ52を加圧することによりノズル50を加圧した状態で液55Lを吐出する方式と、キャビティ52の内部を負圧にした反動、いわゆる引き打ちで液55Lを吐出する方式とのいずれにも用いることができる。したがって、この吐出装置1のヘッド10は、静電方式によりフェムトリットルオーダーの液滴をターゲット2の狙った位置に吐出させる静電型インクジェットヘッド(静電ヘッド)の機能と、圧力変動方式によりピコリットルオーダーの液滴をターゲット2の狙った位置に吐出させるピエゾ型インクジェットヘッド(ピエゾヘッド)の機能とを備えている。
一体型ノズル50においては、さらに、静電方式と圧力変動方式(ピエゾ方式)とを組み合わせて液55Lを吐出することができる。組み合わせた方式の1つは、静電アシストピエゾ方式であり、電界(静電場)を形成して圧力変動を加え、液体の一部を分離して液滴を形成し、その液滴に静電力を作用させて飛翔させる方式である。組み合わせた方式の他の1つは、ピエゾアシスト静電方式であり、液滴が形成されない程度のメニスカスをピエゾ(内部圧力変動)で形成し、そのメニスカスに強い集中電界強度による静電力を作用させ、メニスカスの先端からジェット流を生じさせてターゲット2に着滴させる方式である。
タンク55に収納された液状物質55Lは、パイプ54を介してノズル50に供給され、ノズルの先端51に導かれる。ノズル50の本体を形成する典型的なものはガラス管である。ノズル50の本体は、樹脂製、セラミック製などであってもよい。また、ヘッド10は、タンク55を省略し、ノズル50に予めセットされた液状物質55Lを吐出するタイプであってもよい。
液状物質55Lは、液体に限らず、液体と微粒子との混合物、水溶液、溶剤、ナノ粒子液、UV硬化液、イオン流体、オイル、液晶、接着剤、試薬、細胞や遺伝子などの生物材料を含む物質などであってもよい。ターゲット2は、これらの液状物質55Lを塗布、印刷、分注、混合などするための媒体、容器、トレイなどである。
吐出装置1は、ターゲット2とヘッドブロック10とを第1の方向(Z方向)に動かしてノズルの先端51とターゲット2との距離(間隔、ギャップ)を制御するためのギャップ制御機構16と、ターゲット2をヘッドブロック10に対し、Z方向に対して垂直な方向(XY方向)に移動するための移動機構17とを備えている。ターゲット2および/または移動機構17は、ノズル50の電極57と対をなす対向電極としての機能を備えており、電極57に電位(パルス状または一定の)を印加することにより電極57とターゲット2との間に電界を形成し、静電吐出(静電吸引液滴形成)が可能となっている。
ギャップ制御機構16の一例はZ方向に移動可能なZステージであり、ボールねじなどの公知のアクチュエータを用いて実現できる。移動機構17の一例はXY移動テーブルである。移動機構17は、Y方向またはX方向にのみターゲット2を移動するための機構であってもよい。また、ギャップ制御機構16およびXY移動機構17とを1つのXYZ移動テーブルで実現することも可能である。
この吐出装置1においては、一体型ノズル50により静電方式で液55Lを吐出するときは、ギャップ制御機構16により、ヘッドブロック10をターゲット2に近づけて、ノズル先端51とターゲット2との間を静電方式に適したギャップG1に設定する。これにより、静電方式によりフェムトリットル程度の液滴がターゲット2に確実に形成できるようにする。また、一体型ノズル50により圧力変動方式で液55Lを吐出するときは、ギャップ制御機構16により、ヘッドブロック10をターゲット2から後退させて、ノズル先端51とターゲット2との間を圧力変動方式に適したギャップG2に設定する。これにより、圧力変動方式によりピコリットル程度の液滴がターゲット2に確実に形成できるようにする。また、吐出装置1は、それぞれの方式で吐出したときの着滴位置を確認するためのカメラ15を備えている。静電アシストピエゾ方式およびピエゾアシスト静電方式においても、静電力を有効に活用するためにギャップ制御機構16は、ヘッドブロック10をターゲット2に近づけた状態にする。
吐出装置1は、移動機構17によりターゲット2を移動し、ヘッド10に対するターゲット2の吐出位置を決め、その位置に液状物質55Lを吐出して着滴することにより描画などの処理を実行できるインクジェットオンデマンド描画装置である。吐出装置1は、移動機構17によりヘッド10を移動してヘッド10に対するターゲットの位置を決めてもよい。
さらに、この吐出装置1は、ターゲット2に対する処理で要求される解像度あるいは液滴の径によりノズル50の吐出方式(モード)を使い分け、同時に、ターゲット2に対し吐出ヘッド10を上下(前後)に動かして、ノズルヘッドの先端(ノズルの先端)51とターゲット2とのギャップを制御する。
吐出装置1は、さらに、ヘッド10を制御する制御ユニット70を有する。制御ユニット70は、ヘッド10の電極57へパルス的な電圧変動(電圧信号、静電パルス)P1を加えてヘッド10を制御するための静電コントローラ(第1のコントローラ)13と、ヘッド10の圧電素子58に駆動パルス(多くの場合はパルス的な電圧変動、駆動信号、ピエゾパルス)P2を供給してヘッド10を制御するためピエゾコントローラ(第2のコントローラ)12とを含む。静電コントローラ13は設定された条件の静電パルスP1を生成するドライバ31と、静電パルスP1を出力するタイミングを制御する遅延制御回路30とを含む。ピエゾコントローラ12も、設定された条件のピエゾパルスP2を生成するドライバ21と、ピエゾパルスP2を出力するタイミングを制御する遅延制御回路20とを含む。
制御ユニット70は、さらに、XY移動テーブル17を制御するステージコントローラ18と、吐出装置1の全体的な制御を行うプロセッサ40とを含む。プロセッサ40は初期設定機能41と、描画機能42とを含む。描画機能42は、さらに、モード選択ユニット45と、遅延設定ユニット46と、ギャップ設定ユニット47とを含む。
モード選択ユニット45は、ターゲット2に描画したい液滴のサイズによりコントローラ12または13を選択し、また、コントローラ12および13を共に制御して各モードに適した静電パルスP1とピエゾパルスP2とが組み合わせて出力されるようにする。
遅延設定ユニット46は、静電コントローラ13の遅延制御回路30と、ピエゾコントローラ12の遅延制御回路20と、静電パルスP1およびピエゾパルスP2の出力を遅延させる遅延時間Td1およびTd2を設定する。これにより、静電コントローラ13は、トリガー信号P0を検出してから遅延時間Td1が経過した後に静電パルス(電圧信号)P1を出力し、ピエゾコントローラ12は、トリガー信号P0を検出してから遅延時間Td2が経過した後にピエゾパルス(駆動信号)P2を出力する。
ギャップ設定ユニット47は、静電方式が選択されると、ギャップ制御機構16により静電方式に適したギャップになるようにヘッドブロック10を上下に動かし、ピエゾ方式が選択されると、ギャップ制御機構16により圧力変動方式に適したギャップになるようにヘッドブロック10を上下に動かす。
ステージコントローラ18によりヘッド10が描画される位置へターゲット2が移動されると、トリガーセレクター14からコントローラ12または13にトリガー信号P0が出力され、ターゲット2に対し、ノズル50から液状物質55Lが吐出される。
初期設定機能41は、遅延時間を初期設定する機能49を含む。また、吐出装置1は、ヘッド10に対し水平にセットされた高速度カメラ11を含む。初期設定する機能49は、異なる方式(モード)でヘッド10から吐出された液状物質が、トリガー信号P0からターゲット2に着滴するまでの時間を高速度カメラ11により観測する。具体的には、各モードでヘッド10に液材料55Lの安定吐出条件を設定した上で、高速度カメラ11を使用し、トリガー信号P0に同期させて液滴の着滴画像を撮像する。そして、トリガー信号P0の入力タイミングから何μsあるいは何ms後にターゲット2に液滴が着滴(着弾)したかを記録する。さらに、記録された時間Tより、ピエゾ58を駆動するためのピエゾパルスP2を出力する遅延時間Td2を計算する。
遅延時間を設定したり、ギャップを設定したりする機能は、パーソナルコンピュータ(PC)5のアプリケーションからも制御可能である。さらに、着滴までの時間を得るための高速度カメラ11および着滴位置を確認するためのカメラ15の出力画像をPC5により観測したり、出力画像から遅延時間を設定したりすることも可能である。
図2(a)〜(d)に、静電方式(モードA)、静電アシストピエゾ方式(モードB)、ピエゾアシスト静電方式(モードC)およびピエゾ方式(モードD)の各吐出方式におけるトリガー信号P0から吐出(着滴)までの時間T1〜T4を示している。図2(a)に示した静電方式(モードA)は、たとえば、特開2006−58188号公報に開示されているように、静電力を用いてノズルの先端より液を吐出する方式(静電方式)であり、静電力の印加によりノズルの先端に円錐状のテーラーコーンが形成され、液状物質55Lにチャージされる電荷量が一定レベルを超えるとテーラーコーンの頂部から基板などのターゲット2の表面に達するジェット流が生じ、液の一部がターゲットの上に移動して液滴になる。したがって、時刻t0にトリガー信号P0を検出すると静電パルスP1を出力し、テーラーコーンの形成、ジェット流の生成を経て、時刻t1に液滴がターゲット2に着滴する。テーラーコーンの形成に時間を要するので、時刻t0から時刻t1までの経過時間T1は長く、場合によって、経過時間T1は数10msになる。
図2(b)に示した静電アシストピエゾ方式(モードB)は、液状物質55Lに接した電極57に電圧を印加して静電場を形成した環境でピエゾ58の動作により液滴を形成し静電力を作用させて飛翔させる方式である。したがって、時刻t0にトリガー信号P0を検出すると静電パルスP1を出力し、時刻t11にピエゾパルスP2を出力することにより、時間T2´後の時刻t12に液滴がターゲット2に着滴する。このモードBは、静電方式(モードA)よりも短時間で、ピエゾ方式(モードD)よりも小さい液滴を吐出できる方式の1つである。静電パルスP1を出力する時刻t0から時刻t12までの経過時間T2は、一般に経過時間T1よりも短い。
図2(c)に示したピエゾアシスト静電方式(モードC)は、ピエゾ58の動作によりノズルの先端51にテーラーコーンと同様のメニスカスを形成し、電極57に電圧を印加することによりメニスカスの先端からターゲット2にジェット流を形成する方式である。メニスカスがノズルの先端51より突出した段階で、液状物質55Lに接する電極57に電圧を印加すればよいので、液状物質55Lに電界が作用する時間を短縮できる。このモードCでは、時刻t0にトリガー信号P0を検出すると、ピエゾパルスP2を出力し、ピエゾパルスP2によりメニスカスが突出した時刻t21に静電パルスP1を出力することにより、時刻t21から時間T3´が経過後の時刻t22に液滴がターゲット2に着滴する。ピエゾパルスP2によりメニスカスがノズルの先端51から突出した状態になっているので、経過時間T3´は短く数10μsである。このモードCも、静電方式(モードA)よりも短時間で、ピエゾ方式(モードD)よりも小さい液滴を吐出できる方式の1つである。したがって、時刻t0から時刻t22までの経過時間T3は、一般に経過時間T1よりも短い。なお、静電パルスP1は、ピエゾパルスP2とともに時刻t0に出力してもよい。
図2(d)に示したピエゾ方式(モードD)は、ピエゾ58により得られるノズル50の内部圧力の変動のみにより液滴を吐出する方式である。したがって、時刻t0にトリガー信号P0を検出すると、ピエゾパルスP2を出力し、ピエゾパルスP2により液滴が吐出した時刻t31に液滴がターゲット2に着滴する。このモードDの、時刻t0から時刻t31までの経過時間T4は、上記の経過時間T1〜T3に対して最も短く、条件によるが数10μsであることが多い。
これらの経過時間、すなわち、トリガー信号P0から液滴が吐出されるまでの最短時間T1〜T4の差は、ターゲット2がヘッド10に対して相対的に移動している環境においては、着滴位置がずれる要因になる。したがって、モードDを他のモードと組み合わせてターゲット2に液状物質55Lを吐出する場合は、時間差を補償(吸収)するために適当な遅延時間Td2を遅延制御回路20に設定することが必要になる。さらに、モードBまたはモードCと、モードDとを組み合わせてターゲット2に液状物質55Lを吐出する場合は、吐出モードを変えるたびに遅延時間Td2を変更する必要がある。モードA、B、CおよびDのすべてのモードを組み合わせてターゲット2に液状物質55Lを吐出するケースにおける遅延時間Td2の設定はたとえば以下の通りである。
モードA: 遅延時間Td2の設定なし
モードB: Td2=T1−T2´(Td1=T1−T2)
モードC: Td2=T1−T3 (Td1=T1−T3´)
モードD: Td2=T1−T4
各モードにおいて、トリガー信号P0の検出からピエゾパルスP2を出力するまでの時間を上記のように設定することにより、トリガー信号P0から各モードにおいて吐出される液滴がターゲット2に着滴する時間を一定にすることができる。すなわち、駆動信号であるピエゾパルスP2を出力させるタイミングを遅らせる方向で制御することにより、トリガー信号P0から各方式により液状物質55Lが吐出されるまでの最短時間の差を補償し、各モードにおいて液状物質55Lが吐出されるタイミングを一定にすることができる。したがって、吐出するモードに関わりなく、1つのトリガー信号P0により着滴する位置を制御することが可能となり、着滴位置の精度を向上できる。また、モードにより遅延時間の設定を変えることにより、複数の吐出方式で液状物質55Lを吐出可能な吐出装置1において、吐出方式と、着滴位置とを独立して制御することが可能となる。
図3に、制御ユニット70の遅延時間の設定に関する制御系を抜き出して示している。次の吐出を行う方式(モード)により、モード選択ユニット45は、そのモードで吐出するための条件を静電コントローラ13のドライバ31と、ピエゾコントローラ12のドライバ21とに設定する。さらに、モード選択ユニット45により選択されたモードに対応する遅延時間Td1およびTd2を、遅延設定ユニット46が静電コントローラ13の遅延制御回路30と、ピエゾコントローラ12の遅延制御回路20にそれぞれ設定する。トリガー信号P0が出力されると、静電コントローラ13のドライバ31およびピエゾコントローラ12のドライバ21は、所定の遅延時間Td1およびTd2がそれぞれ経過した後に、所定のエネルギー(パルス幅およびパルス高さ)の静電パルスP1およびピエゾパルスP2を出力し、ヘッド10のノズル50を制御(駆動)する。ノズル50の先端51から対向電極としての機能を兼ねた移動機構17に保持されたターゲット(ターゲット2の表面)へ液滴が吐出される。
図4は、制御ユニット70の遅延時間を制御するシステムの異なる例を示している。たとえば、モードB、CおよびDのみの組み合わせを制御すればよい場合、それぞれのモードにおける遅延は以下のようになる。
モードB: Td2=0
モードC: Td2=T2−T3 (Td1=T2−T3´)
モードD: Td2=T2−T4
したがって、静電コントローラ13から静電パルスP1が出力される際に遅延制御をする必要があるのは、ピエゾアシスト静電方式(モードC)により液状物質55Lを吐出するときだけである。さらに、このモードCにおいて静電パルスP1は、ピエゾパルスP2に続いて出力される。したがって、図4に示した制御系においては、静電コントローラ13のドライバ31のトリガー入力側に遅延制御回路30の代わりにセレクタ32を設け、モードによって、静電パルスP1を出力するトリガーとして、トリガー信号P0と、ピエゾパルスP2とを選択できるようにしている。
図5に、吐出装置1の吐出モードの変更に関わる制御の概要をフローチャートにより示している。ステップ61において、次の吐出の方式(モード)を変更する必要があれば、ステップ62においてギャップ調整および遅延時間の設定の変更を行う。静電パルスP1を用いたモード(静電吐出(モードA)、静電アシストピエゾ吐出(モードB)、ピエゾアシスト静電吐出(モードC))で吐出するときのノズル先端51とターゲット2とのギャップ(ワーキングディスタンス)G1は15〜100μm程度にすることが望ましい。一方、ピエゾパルスP2のみで吐出する場合(圧力変動吐出、ピエゾ吐出(モードD))は、液柱がターゲット2に到達することは好ましくなく、液柱が液滴に変わってからターゲット2に到達することが望ましい。したがって、ノズル先端51とターゲット2とのギャップ(ワーキングディスタンス)G2は0.5mm〜2mm程度にすることが望ましい。したがって、ギャップ設定ユニット47は、ギャップ制御機構16を制御して次の吐出のモードにより、ヘッド10を上下に動かす。
さらに、遅延設定ユニット46は、次の吐出のモードにより、ピエゾコントローラ12の遅延制御回路20の遅延時間Td2の設定を変更する。また、必要があれば、静電コントローラ13の遅延制御回路30の遅延時間Td1の設定を変更する。
その後、静電コントローラ13およびピエゾコントローラ12がステップ63でトリガー信号P0を検出する。吐出するモードが静電方式(モードA)であれば、ステップ64においてモードを判断し、ステップ65において静電パルスP1を出力し、静電方式により液状物質55Lを吐出する。
吐出するモードが静電アシストピエゾ方式(モードB)であれば、ステップ66においてモードを判断し、ステップ67で遅延時間Td1(=T1−T2)が経過した後に、ステップ68で静電パルスP1を出力する。さらに、ステップ69で遅延時間Td2(=T1−T2´)が経過した後に、ステップ70でピエゾパルスP2を出力し、静電アシストピエゾ方式により液状物質55Lを吐出する。
吐出するモードがピエゾアシスト静電方式(モードC)であれば、ステップ71においてモードを判断し、ステップ72で遅延時間Td2(=T1−T3)が経過した後に、ステップ73でピエゾパルスP2を出力し、その後、ステップ74で静電パルスP1を出力することによりピエゾアシスト静電方式により液状物質55Lを吐出する。ステップ74においては、ピエゾパルスP2の出力をトリガーとして静電パルスP1を出力してもよく、遅延回路により所定の遅延時間Td1(=T1−T3´)が経過した後に静電パルスP1を出力してもよい。
吐出するモードがピエゾ方式(モードD)であれば、ステップ75において遅延時間Td2(=T1−T4)が経過した後に、ステップ76でピエゾパルスP2を出力することによりピエゾ方式により液状物質55Lを吐出する。
吐出装置1はこれら4つのモードに対応しているものに限らず、これらの内の3つあるいは2つのモードに対応しているものであってもよい。たとえば、吐出装置1は、ピエゾアシスト静電方式(モードC)を第1のモードとし、ピエゾ方式(モードD)を第2のモードとし、静電方式(モードA)を第3のモードとして液状物質55Lを吐出してもよい。この場合、ピエゾパルスP2が出力されるまでの遅延時間Td2は第1のモードと第2のモードとでは異なる。
吐出装置1は、静電方式(モードA)を第1のモードとし、ピエゾ方式(モードD)を第2のモードとして液状物質55Lを吐出してもよい。この場合、第1のモードではピエゾパルスP2は出力されないので、ピエゾパルスP2が出力されるまでの遅延時間Td2は一定でよい。
吐出装置1は、ピエゾアシスト静電方式(モードC)を第1のモードとし、ピエゾ方式(モードD)を第2のモードとして液状物質55Lを吐出してもよい。この場合は、モードCを基準に遅延時間Td2を設定できる。すなわち、ピエゾアシスト静電方式(モードC)では遅延時間Td2をゼロにすることができ、ピエゾ方式(モードD)の遅延時間Td2を時間T3と時間T4との差分に設定できる。そして、ピエゾアシスト静電方式(モードC)では、トリガー信号P0から短時間で静電方式に近いフェムトリットル程度の小さな液滴を吐出できる。したがって、トリガー信号P0に対してレスポンス良くフェムトリットル程度の液滴と、ピコリットル程度の液滴とを切り換えて吐出でき、さらに、着滴位置の精度も向上できる。
吐出装置1においては、上記に限らず、吐出する対象の液状物質55Lの粘性、比重、液状物質に含まれる粒子径などにより、上記のモードの中から吐出するのに適したモード(方式)を選択して使用するようにしてもよい。
以上に説明したように、この吐出装置1においては、吐出する方式をバリアブルに選択可能であり、静電方式でフェムトリットル程度の液滴をターゲット2に吐出したり、圧力変動方式でピコリットル程度の液滴をターゲット2に吐出したり、静電アシストピエゾ(吐出)方式またはピエゾアシスト静電(吐出)方式によりフェムトリットルあるいはそれに近い液滴をレスポンス良く吐出したりすることが可能である。さらに、トリガー信号P0から所定の時間が経過したのちに、これら種々のサイズの液滴を精度よく吐出できるので、複数の方式による液滴をターゲット2の所定の位置に精度よく塗布あるいは着弾させることができる。したがって、異なる大きさの複数の液滴を、1つの吐出装置1により、同じターゲット2の所定の位置に塗布したり、描画したり、分注したりすることが可能となる。
なお、以上の吐出装置1および吐出ヘッド(ヘッドブロック)10においては、一体型のノズル50を1セットだけ搭載している例を示しているが、ヘッド10に複数のノズル50を搭載することも可能である。また、吐出装置1は、複数のヘッド10を備えていてもよく、ヘッド毎にモードを変えて同じまたは異なる液状物質を吐出することも可能である。さらに、ヘッド10に一体型のノズル50に代えて、静電吐出専用のノズルおよびピエゾ吐出専用のノズルを各1セットずつ搭載することも可能であり、1つのヘッド10で静電方式とピエゾ方式とを切り換えて液状物質を吐出できる。
また、圧力変動方式として圧電素子を用いたピエゾ方式を例に説明しているが、気泡によりノズル内を加圧するタイプなどの他のインクジェットヘッドを採用することも可能である。
1 吐出装置、 10 吐出ヘッド(ヘッドブロック)
12 ピエゾコントローラ、 13 静電コントローラ
50 一体型のノズル、 57 電極、 58 ピエゾアクチュエータ
70 制御ユニット

Claims (6)

  1. 吐出ヘッドからの液状物質の吐出を制御する制御ユニットであって、
    前記吐出ヘッドは、ノズルと、
    前記ノズルの先端より液状物質を吐出する静電力を得るための電極と、
    前記ノズルまたは他のノズルの先端より液状物質を吐出する内部圧力の変動を得るためのアクチュエータとを含み、
    当該制御ユニットは、
    トリガー信号に基づき前記吐出ヘッドの電極により電界を形成させる電圧信号を出力する第1のコントローラと、
    前記トリガー信号に基づき前記アクチュエータを駆動させる駆動信号を出力する第2のコントローラと、
    前記電圧信号と前記駆動信号とを組み合わせて前記吐出ヘッドより液状物質を吐出する第1のモードと、前記駆動信号のみで前記吐出ヘッドより液状物質を吐出する第2のモードとを選択するモード選択ユニットとを有し、
    前記第2のコントローラは、前記トリガー信号の検出から前記駆動信号の出力までの遅延時間を前記第1のモードと前記第2のモードとにより変更する遅延制御回路を含む、制御ユニット。
  2. 請求項に記載の制御ユニットと、
    前記吐出ヘッドと、
    前記吐出ヘッドから液状物質が吐出されるターゲットと吐出ヘッドとを相対的に移動させる移動機構とを有する装置。
  3. 請求項において、前記吐出ヘッドの前記ノズルは、前記電極および前記アクチュエータを備えている、装置。
  4. 請求項2または3において、さらに、
    前記遅延時間を所定の値にセットした状態で、前記第1のモードおよび前記第2のモードで吐出された液状物質が、前記トリガー信号から前記ターゲットに着滴するまでの時間を観測する高速度カメラを有する装置。
  5. 吐出ヘッドからの液状物質の吐出を制御する方法であって、
    前記吐出ヘッドは、ノズルと、
    前記ノズルの先端より液状物質を吐出する静電力を得るための電極と、
    前記ノズルまたは他のノズルの先端より液状物質を吐出する内部圧力の変動を得るためのアクチュエータとを含み、
    当該方法は、
    トリガー信号に基づき前記吐出ヘッドの電極により電界を形成させる電圧信号を出力することと、
    前記トリガー信号に基づき、制御された遅延時間が経過した後に、前記アクチュエータを駆動させる駆動信号を出力することとを有する、方法。
  6. 請求項において、前記駆動信号を出力することは、
    前記電圧信号と前記駆動信号とを組み合わせて液状物質を吐出する第1のモードの前記駆動信号を第1の遅延時間が経過した後に出力することと、
    前記駆動信号のみで液状物質を吐出する第2のモードの前記駆動信号を、前記第1の遅延時間と異なる第2の遅延時間が経過した後に出力することとを含む、方法。
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