JP2013154716A - ハイブリッド車両の運転状況表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】運転状況の表示をユーザに違和感を与えることのないようにする。
【解決手段】ユーザの車両要求出力が機関始動閾値よりも小さい場合には電動機MG1、MG2をアクセル操作量に基づいて制御し、車両要求出力が前記機関始動閾値以上となった場合には内燃機関20を作動させるとともに電動機及び内燃機関をアクセル操作量に基づいて制御するハイブリッド車両の運転状況表示装置70であって、運転状況表示情報を機関始動閾値に対する車両要求出力の比に対応する値に基いて表示する。
【選択図】図9

Description

本発明は、内燃機関及び電動機を駆動源として備えるハイブリッド車両の運転状況表示装置に関する。
ハイブリッド車両は、車両を走行させる駆動力を発生する駆動源として、内燃機関と電動機とを搭載している。ハイブリッド車両は、電動機に電力を供給する蓄電装置(例えば、バッテリ)を搭載している。内燃機関の発生するエネルギーの一部は蓄電装置の充電にも利用される。
更に、近年において、蓄電装置を車両の外部から供給される電力により充電することができるハイブリッド車両(所謂「プラグイン・ハイブリッド車両」)が開発されて来ている。以下、車両の外部から供給される電力による蓄電装置の充電を「外部充電」とも称呼する。
係るハイブリッド車両の一つは、第1走行モードと第2走行モードとの何れかにて走行することができる。
第1走行モードは、例えば、外部充電の後、蓄電装置の残容量がモード切替閾値よりも大きい場合に実行されるモードである。第1走行モードにおいては、内燃機関の運転が極力回避され、電動機の出力のみがハイブリッド車両の走行に使用される。換言すると、第1走行モードは蓄電装置のエネルギーを積極的に使用するモードであるので、「CD(Charge Depleting)モード」とも称呼される。更に、第1走行モードは、電動機のみを用いて走行することから、「EVモード(電気自動車モード)」とも称呼される。但し、第1モードにおいて、急加速時や登坂走行時など大きな走行駆動力が要求される場合等において特定条件(EVモード機関運転条件)が成立すると、内燃機関が運転される。
第2走行モードは、例えば、第1走行モードでの走行中、蓄電装置の残容量がモード切替閾値よりも小さくなった場合に実行されるモードである。第2走行モードにおいては、電動機が駆動されるとともに内燃機関が作動され、これら両方の出力がハイブリッド車両の走行に使用される。更に、第2走行モードにおいては、蓄電装置の残容量が目標残容量に近づくように内燃機関が作動され、内燃機関の発生するエネルギーにより蓄電装置が充電される。換言すると、第2走行モードは蓄電装置のエネルギー(即ち、残容量)を維持するモードであるので、「CS(Charge Sustaining)モード」とも称呼される。更に、第2走行モードは、電動機及び内燃機関の両方を用いて走行することから、「HVモード(ハイブリッド車モード)」とも称呼される。但し、第2モードにおいても、内燃機関の運転が所定効率以上の効率にて運転できない場合等において、内燃機関の運転が停止されることがある。なお、蓄電装置の残容量は「SOC(State of Charge)」とも称呼される。
ところで、前述したEVモード機関運転条件は、ユーザ(運転者)により車両の走行のために要求されるトルク(ユーザ要求トルク)と車速とによって決まる車両動作点が、図1に実線PWにより示したパワー閾値よりも大きくなったとき(車両動作点がパワー閾値に関して原点と反対側の領域に入ったとき、即ち、パワー要件が満足されたとき)に成立する。パワー閾値は、蓄電装置の瞬時出力可能電力Woutに対応して定められる。換言すると、パワー閾値は、蓄電装置が供給可能な電力の総てを電動機に供給した場合に得られるトルクと車速との関係を表す値である。パワー要件が満足されると、内燃機関が運転され、車両の走行に不足する出力が内燃機関の出力によって補われる。パワー閾値は、車速と出力(パワー)との関係で表すこともでき、便宜上、「パワー要件出力閾値」と称呼される(図7の線PWを参照。)。
更に、EVモード機関運転条件は、車両に要求されるトルクと車速とによって決まる車両動作点が、図1に破線TQにより示したトルク閾値よりも大きくなったとき(車両動作点がトルク閾値に関して原点と反対側の領域に入ったとき、即ち、トルク要件が満足されたとき)にも成立する。トルク閾値は、電動機が出力するトルクの上限値に対応して定められる。トルク閾値は、車速SPDが「トルク閾値とパワー閾値とが交差する点の車速である閾値車速SPDth」以下(実際には、閾値車速SPDthよりも大きい所定車速SPD1以下)であるとき、一定トルクTQ1となる。トルク要件が満足されると、内燃機関が運転され、車両の走行に不足するトルクが内燃機関の出力トルクによって補われる。トルク閾値は、車速と出力(パワー)との関係で表すこともでき、便宜上、「トルク要件出力閾値」と称呼される(図7の線TQを参照。)。
以上から理解されるように、EVモード機関運転条件は、図2に太い実線Pegthにより示した機関始動閾値により定まる。
このようなハイブリッド車両が第1走行モードにて運転されている場合、ユーザに「現在の運転状態は、内燃機関の運転が開始されるまでに、どの程度の余裕がある状態であるのか」を示すことは、ユーザの利便性を高める。そこで、従来装置の一つは、図3の(A)に示した運転状況表示器(パワーインジケータ)73を用いて現在の運転状況を表示するようになっている。運転状況表示器73は、中央表示部73a、右側表示部73b及び左側表示部73cを有する。
この従来装置によれば、例えば、車両動作点が図2の点P1であるとき、「点P1の車速に対する機関始動閾値Y1」に対する「点P1のトルクX1」の比R(%)(=X1/Y1)に比例する長さAを有する表示バー73dが、図3の(A)の中央表示部73aに示される。更に、例えば、車両動作点が図2の点P2であるとき、「点P2の車速に対する機関始動閾値Y2」に対する「点P2のトルクX2」の比R(%)(=X2/Y2)に比例する長さAを有する表示バー73dが中央表示部73aに示される。中央表示部73aの全体の長さは比Rが100%であるときの長さである。換言すると、中央表示部73aの長さと表示バー73dの長さAとが一致したとき、内燃機関が始動される。これにより、ユーザは、現在の運転状況が内燃機関の始動に対してどの程度余裕があるのかを知ることができる。
特開2011−57115号公報
しかしながら、上記従来装置によれば、ハイブリッド車両が第1走行モードにて走行している場合においてユーザがアクセル操作量を略一定に維持しているにも関わらず、図4に示したように、車速の増大に伴って(即ち、時間の経過とともに)表示バーの長さが次第に短くなる場合が生じることが判明した。この場合、ユーザはアクセル操作量を略一定に維持していて且つ車速が増大しているにも関わらず、ハイブリッド車両はより少ない出力にて走行するとの錯覚を覚える。即ち、アクセル操作量と表示バーの長さとの間の連動性が失われ、ユーザに違和感を与えるという問題がある。
この問題の発生原因について図5及び図6を参照しながら説明する。ハイブリッド車両においては、ユーザ要求トルクは、一般にアクセル操作量APと車速SPDとに基づいて図5に示したように決定される。図5から明らかなように、アクセル操作量APが一定値に維持されている場合、車速が大きいほどユーザ要求トルクは小さくなるように決定される。ハイブリッド車両は、第1走行モードにて運転されている場合、このユーザ要求トルクを満たすように電動機を駆動する。
この結果、図6の曲線C1により示したように、アクセル操作量が略一定である場合、車速が第1車速v1であるとき(時刻t1)の表示バーの長さAはX1/Y1に比例する長さとなり、車速が第2車速v2であるとき(時刻t2)の表示バーの長さAはX2/Y1に比例する長さとなり、車速が第3車速v3であるとき(時刻t3)の表示バーの長さAはX3/Y1に比例する長さとなる。値X1は値X2よりも大きく、値X2は値X3よりも大きい。この結果、図4に示したように、アクセル操作量が略一定である場合に時間の経過とともに車速が増大すると、表示バーの長さAが短くなるのである。
図7は、縦軸に出力をとり横軸に車速をとったグラフに、機関始動閾値Pegthを示した図である。図7からも明らかなように、車速が閾値車速SPDth以下である場合、「トルク要件であるトルク要件出力閾値TQ」が「パワー要件であるパワー要件出力閾値PW(=PWth)」よりも小さいので、機関始動閾値Pegthはトルク要件出力閾値TQに一致する。このトルク要件出力閾値TQは、車速が大きくなるにつれて急激に大きくなる。
一方、図7のグラフにおいて、アクセル操作量が略一定値(例えば、15%)に維持されている場合、車両要求出力(即ち、ユーザ要求トルクと車速との積)は、実線C1により示したように略一定値となるか、場合により、一点鎖線C1’により示したように車速の増大に応じて穏やかに(トルク要件出力閾値に比べて小さい傾きで)増大する値となる。よって、表示バーの長さAと比例する比R(=X/Y)は、車速が閾値車速SPDth以下の場合において閾値車速SPDthに近づくほど小さくなる。この結果、図4に示したように、アクセル操作量が略一定である場合に時間の経過とともに車速が増大すると、表示バーの長さAが短くなるのである。
本発明は上述した課題に鑑みてなされたものである。即ち、本発明の目的の一つは、ハイブリッド車両が第1走行モード(EVモード)にて走行している場合において「内燃機関が始動される運転状況に対する現在の運転状況(現在の運転状況が内燃機関の始動に対してどの程度余裕があるのか)を示す運転状況表示装置」の表示内容をアクセル操作量と出来るだけ連動させることによって、ユーザに違和感を与えることの少ない表示が可能なハイブリッド車両の運転状況表示装置を提供することにある。
本発明による「ハイブリッド車両の運転状況表示装置(以下、「本発明装置」とも称呼する。)」は、車両の駆動源としての電動機と、前記電動機を駆動する電力を前記電動機に供給可能な蓄電装置と、前記車両の駆動源としての内燃機関と、駆動制御部と、を有するハイブリッド車両に適用される。
前記駆動制御部は、
「ユーザにより変更されるアクセル操作量と、車速と、に応じて変化する車両要求出力(ユーザ要求出力、車両要求パワー)」が機関始動閾値よりも小さい場合、前記内燃機関を作動させることなく前記電動機を前記アクセル操作量に基づいて制御することによって前記車両を走行させるための出力を前記車両要求出力に一致させながら前記車両を走行させ、且つ、
前記車両要求出力が前記機関始動閾値以上となった場合、前記内燃機関を作動させるとともに、前記電動機及び前記内燃機関を前記アクセル操作量に基づいて制御することによって前記車両を走行させるための出力を前記車両要求出力に一致させながら前記車両を走行させる。
ここで、前記機関始動閾値は、
前記電動機の出力トルクの上限値及び前記車速により定まる出力と等しいトルク要件出力閾値(図7の線TQを参照。)と、
前記蓄電装置が供給することができる最大電力を前記電動機に供給した場合に得られる前記電動機の出力トルクと前記車速とにより定まる出力と等しいパワー要件出力閾値(図7の線PWを参照。)と、
のうちの小さい方の値(図7の太線Pegthを参照。)となるように定められている。
更に、本発明装置は、
運転状況表示器と、
前記機関始動閾値に対する前記車両要求出力の比に対応する値に基いて前記運転状況表示器に表示させる表示情報を変化させる表示制御部と、
を備える。
更に、前記表示制御部は、
前記車速が所定の閾値車速以下である場合、「補正係数と前記比との積(例えば、補正係数を前記比に乗じることにより得られる値)と等しい補正後の比」に対応する値に基いて、前記運転状況表示器に表示させる前記表示情報を変化させるように構成されている。
前記補正係数は、
(1)0よりも大きく1以下の補正係数であり、且つ、
(2)前記車両要求出力が前記機関始動閾値に近づくほど1に近づき、且つ
(3)前記車速が前記閾値車速に近づくほど1に近づく、
係数である。
前記補正係数を「α」、前記機関始動閾値に対する前記車両要求出力の比を「R」、前記補正後の比を「RA」、前記機関始動閾値を「Y」、車両要求出力を「X」と置くと、下記の(1)式が成立する。

RA=α・R=α・(X/Y)=(α・X)/Y …(1)
つまり、補正後の比RAは、「車両要求出力Xに補正係数αを乗じることによって車両要求出力Xを補正した補正後車両要求出力(α・X)」を「機関始動閾値Y」にて除した値と等しい。よって、「補正係数αと比Rとの積(α・R)、即ち、補正後の比RA」は、補正係数αを比Rに乗じることにより求められてもよく、車両要求出力Xに補正係数αを乗じることによって補正後車両要求出力(α・X)を算出し、その補正後車両要求出力(α・X)を機関始動閾値Yにて除することによって求められてもよい。
本発明装置によれば、車速が閾値車速(SPDth)以下である場合、補正係数αは「1」よりも小さい値であって、車速が小さくなるほど小さくなり、且つ、車速が閾値車速に近づくほど「1」に近づく。従って、本発明装置によれば、図6における値X1〜X3がそれぞれ所定の一定値X4へと近づくように補正され、その補正された値X4を機関始動閾値Yにて除することにより補正後RAの比を求めていることになる。
別の見方をすれば、本発明装置は、図7の線C1(又は線C1’)を車速が閾値車速以下である場合に線C2のように修正していることになる。図7から明らかなように、破線C2の車速に対する傾きは、線C1の車速に対する傾きに比較して、トルク要件出力閾値TQ(車速が閾値車速以下である場合の機関始動閾値Pegth)の車速に対する傾きに近い。従って、アクセル操作量が略一定値である場合の補正後の比RAは一定値に近づく。
この結果、車速が閾値車速(SPDth)以下である場合にアクセル操作量が略一定値であるとき、運転状況表示器に表示される表示情報は殆ど変化しなくなる。即ち、その表示情報が表示バーの長さAにより表される場合、図8に示したように、表示バーの長さAはアクセル操作量APが略一定であれば略一定の長さに維持される。よって、アクセル操作量を略一定に維持しているにも関わらず、表示バーの長さAが車速の増大とともに急激に短くなることがないので、ユーザに違和感を与えることを回避することができる。
本発明の他の目的、他の特徴及び付随する利点は、以下の図面を参照しつつ記述される本発明の実施形態についての説明から容易に理解されるであろう。
図1は、本発明の実施形態に係る「ハイブリッド車両の運転状況表示装置」が適用されるハイブリッド車両の機関始動閾値を示したグラフである。 図2は、本発明の実施形態に係る「ハイブリッド車両の運転状況表示装置」が適用されるハイブリッド車両の機関始動閾値を示したグラフである。 図3の(A)及び(B)は、本発明の実施形態に係る「ハイブリッド車両の運転状況表示装置」の運転状況表示器を示した図である。 図4は、アクセル操作量が略一定に維持された場合における、従来装置の運転状況表示器の表示の様子を示した図である。 図5は、アクセル操作量及び車速と、ユーザ要求トルクと、の関係を示したグラフ(及び、ルックアップテーブル)である。 図6は、本発明の実施形態に係る「ハイブリッド車両の運転状況表示装置」の作動を説明するためのグラフである。 図7は、本発明の実施形態に係る「ハイブリッド車両の運転状況表示装置」の作動を説明するためのグラフである。 図8は、アクセル操作量が略一定に維持された場合における、本発明の実施形態に係る運転状況表示器の表示の様子を示した図である。 図9は、本発明の実施形態に係る「ハイブリッド車両の運転状況表示装置」及び及び同装置が適用されるハイブリッド車両の概略図である。 図10は、本発明の実施形態に係る運転状況表示装置が適用されるハイブリッド車両の残容量と走行モードとの関係を説明するための図である。 図11は、図9に示したメータECUのCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図12は、図9に示したメータECUのCPUが参照するルックアップテーブルである。 図13は、図9に示した本発明の実施形態の変形例に係るメータECUのCPUが実行するルーチンを示したフローチャートである。 図14は、図9に示した本発明の実施形態の変形例に係るメータECUのCPUが参照するルックアップテーブルである。
以下、本発明の実施形態に係る「ハイブリッド車両の運転状況表示装置」について図面を参照しながら説明する。本発明の実施形態に係る「ハイブリッド車両の運転状況表示装置」は、以下、単に「本装置」とも称呼される。
(構成)
図9に示したように、本装置が適用されるハイブリッド車両10は、前述したEVモード(第1走行モード)及びHVモード(第2走行モード)の何れかのモードにて走行することができる。
ハイブリッド車両10は、発電電動機MG1、発電電動機MG2、内燃機関20、動力分配機構30、動力伝達機構50、第1インバータ61、第2インバータ62、昇圧コンバータ63、蓄電装置としてのバッテリ64、コンビネーションメータ70、パワーマネジメントECU80、バッテリECU81、メータECU82、モータECU83及びエンジンECU84等を備えている。なお、ECUは、エレクトリックコントロールユニットの略称であり、CPU、ROM、RAM、バックアップRAM(又は不揮発性メモリ)及びインターフェース等を含むマイクロコンピュータを主要構成部品として有する電子制御回路である。バックアップRAMはハイブリッド車両10の図示しないイグニッション・キー・スイッチがオン状態にあるかオフ状態にあるかに関わらずデータを保持することができる。
発電電動機(モータジェネレータ)MG1は、発電機及び電動機の何れとしても機能することができる同期発電電動機である。発電電動機MG1は、便宜上、第1発電電動機MG1とも称呼される。第1発電電動機MG1は、出力軸(以下、「第1シャフト」とも称呼する。)41を備えている。
発電電動機(モータジェネレータ)MG2は、第1発電電動機MG1と同様、発電機及び電動機の何れとしても機能することができる同期発電電動機である。発電電動機MG2は、便宜上、第2発電電動機MG2とも称呼される。第2発電電動機MG2は、出力軸(以下、「第2シャフト」とも称呼する。)42を備えている。
内燃機関(機関)20は、4サイクル・火花点火式・多気筒・内燃機関である。機関20は、周知のエンジンアクチュエータ21を備えている。例えば、エンジンアクチュエータ21には、燃料噴射弁を含む燃料供給装置、点火プラグを含む点火装置、スロットル弁開度変更用アクチュエータ及び可変吸気弁制御装置(VVT)等が含まれる。機関20は、スロットル弁アクチュエータにより図示しない吸気通路に配設されたスロットル弁の開度を変更することによって吸入空気量を変更すること、及び、その吸入空気量に応じて燃料噴射量を変更したりすること等により、機関20の発生するトルク及び機関回転速度(従って、機関出力)を変更することができるように構成されている。機関20は、機関20の出力軸であるクランクシャフト25にトルクを発生する。
動力分配機構30は周知の遊星歯車装置31を備えている。遊星歯車装置31はサンギア32と、複数のプラネタリギア33と、リングギア34と、を含んでいる。
サンギア32は第1発電電動機MG1の第1シャフト41に接続されている。従って、第1発電電動機MG1とサンギア32とはトルク伝達可能に連結されている。
複数のプラネタリギア33のそれぞれは、サンギア32と噛合するとともにリングギア34と噛合している。プラネタリギア33の回転軸(自転軸)はプラネタリキャリア35に設けられている。プラネタリキャリア35はサンギア32と同軸に回転可能となるように保持されている。従って、プラネタリギア33は、サンギア32の外周を自転しながら公転することができる。プラネタリキャリア35は機関20のクランクシャフト25に接続されている。よって、プラネタリギア33は、クランクシャフト25からプラネタリキャリア35に入力されるトルクによって回転駆動され得る。
リングギア34は、サンギア32と同軸に回転可能となるように保持されている。
上述したように、プラネタリギア33はサンギア32及びリングギア34と噛合している。即ち、プラネタリギア33とサンギア32とはトルク伝達可能に連結されている。更に、プラネタリギア33とリングギア34とはトルク伝達可能に連結されている。
リングギア34はリングギアキャリア36を介して第2発電電動機MG2の第2シャフト42に接続されている。従って、第2発電電動機MG2とリングギア34とはトルク伝達可能に連結されている。
更に、リングギア34はリングギアキャリア36を介して出力ギア37に接続されている。従って、出力ギア37とリングギア34とはトルク伝達可能に連結されている。
動力伝達機構50は、ギア列51、ディファレンシャルギア52及び駆動軸(ドライブシャフト)53を含んでいる。
ギア列51は、出力ギア37とディファレンシャルギア52とをトルク伝達可能に接続している。ディファレンシャルギア52は駆動軸53に取り付けられている。駆動軸53の両端には駆動輪54が取り付けられている。従って、出力ギア37からのトルクはギア列51、ディファレンシャルギア52、及び、駆動軸53を介して駆動輪54に伝達される。この駆動輪54に伝達されたトルクによりハイブリッド車両10は走行することができる。
このように、動力分配機構30及び動力伝達機構50により、内燃機関20と駆動軸53とはトルク伝達可能に接続され、且つ、第2発電電動機MG2と駆動軸53とはトルク伝達可能に接続されている。
第1インバータ61は、第1発電電動機MG1及び昇圧コンバータ63に電気的に接続されている。従って、第1発電電動機MG1が発電しているとき、第1発電電動機MG1が発生した電力は、第1インバータ61及び昇圧コンバータ63を介してバッテリ64に供給される。逆に、第1発電電動機MG1は昇圧コンバータ63及び第1インバータ61を介してバッテリ64から供給される電力によって回転駆動させられる。
第2インバータ62は、第2発電電動機MG2及び昇圧コンバータ63に電気的に接続されている。従って、第2発電電動機MG2が発電しているとき、第2発電電動機MG2が発生した電力は、第2インバータ62及び昇圧コンバータ63を介してバッテリ64に供給される。逆に、第2発電電動機MG2は昇圧コンバータ63及び第2インバータ62を介してバッテリ64から供給される電力によって回転駆動させられる。
更に、第1発電電動機MG1の発生する電力は第2発電電動機MG2に直接供給可能であり、且つ、第2発電電動機MG2の発生する電力は第1発電電動機MG1に直接供給可能である。
バッテリ64は、蓄電装置であり、本例においてリチウムイオン電池である。但し、バッテリ64は放電及び充電が可能な蓄電装置であればよく、ニッケル水素電池及び他の二次電池であってもよい。
コンビネーションメータ70は、速度表示器71、EV走行可能距離表示器72、運転状況表示器(パワーインジケータ)73及びEVモード表示ランプ74等を含んでいる。
速度表示器71は、ハイブリッド車両10の速度(車速)を表示するディスプレイ装置である。
EV走行可能距離表示器72はEV走行可能距離(即ち、電動機走行可能距離)を表示するディスプレイ装置である。EV走行可能距離は、前述したEVモードにて「内燃機関20を運転することなく、第2発電電動機MG2の出力のみを用いてハイブリッド車両10を走行させた場合」にハイブリッド車両10が走行可能な距離である。
運転状況表示器73は、「現在のハイブリッド車両10の運転状態が、内燃機関の運転が開始されるまでに、どの程度の余裕がある状態であるのか」を示すインジケータである。運転状況表示器73は、図3の(A)及び(B)に示したように、中央表示部73a、右側表示部73b及び左側表示部73cを有する。
運転状況表示器73は、前述したように、ハイブリッド車両10がEVモードにて運転されているとき、図3の(A)に示した表示形態となる。この場合、中央表示部73aと右側表示部73bとの境界は機関始動閾値に対応する。運転状況表示器73は、その機関始動閾値に対するユーザ要求出力の状況を表示バー73dの長さ(領域)Aにより表示する。ユーザ要求出力は、車両の走行のために車両に要求される出力であるので、「車両要求出力」又は「車両要求パワー」とも称呼される。
ハイブリッド車両10においては、ユーザ要求出力(車両要求出力)に等しい出力(即ち、車両走行パワー)が駆動輪に発生させられるので、ユーザ要求出力は車両走行パワーと等しい。表示バー73dの長さAは、機関始動閾値Pegthに対するユーザ要求出力Puの比R(=Pu/Pegth)に応じて決定される(比Rに比例するように決定される。)。但し、後述するように、車速SPDが閾値車速SPDth以下の場合、比Rは補正係数αにより補正され、その補正された比RA(=α・Pu/Pegth)に応じて(比例するように)表示バー73dの長さAが変更される。
右側表示部73bは、内燃機関20が運転されている場合のユーザ要求出力を表示する。左側表示部73cは、第2発電電動機MG2の回生制動によりバッテリ64に回収されている出力を表示する。
運転状況表示器73は、ハイブリッド車両10がHVモードにて運転されているとき、図3の(B)に示した表示形態となる。この場合、中央表示部73aの中央部にラインLが表示される。ラインLは、HVモードにて走行している場合の機関始動閾値Pegthに対応する。この場合の表示内容の詳細は上述した特許文献1に開示されている。
EVモード表示ランプ74は、ハイブリッド車両10がEVモードにて運転されている場合に点灯され、HVモードにて運転されている場合に消灯されるようになっている。
パワーマネジメントECU80(以下、「PMECU80」と表記する。)は、バッテリECU81、メータECU82、モータECU83及びエンジンECU84等と通信により情報交換可能に接続されている。
PMECU80は、パワースイッチ91、シフトポジションセンサ92、アクセル操作量センサ93、ブレーキスイッチ94、車速センサ95及びEVスイッチ96等と接続され、これらのセンサ類が発生する出力信号を入力するようになっている。
パワースイッチ91はハイブリッド車両10のシステム起動用スイッチである。PMECU80は、何れも図示しない車両キーがキースロットに挿入され且つブレーキペダルが踏み込まれているときにパワースイッチ91が操作されると、システムを起動する状態、即ち、レディオン状態(Ready−On状態)となるように構成されている。
シフトポジションセンサ92は、ハイブリッド車両10の運転席近傍に運転者により操作可能に設けられた図示しないシフトレバーによって選択されているシフトポジションを表す信号を発生するようになっている。本例において、シフトポジションは、P(パーキングポジション)、R(後進ポジション)、N(ニュートラルポジション)及びD(走行ポジション)である。
アクセル操作量センサ93は、運転者により操作可能に設けられた図示しないアクセルペダルの操作量(即ち、アクセル操作量AP)を表す出力信号を発生するようになっている。
ブレーキスイッチ94は、運転者により操作可能に設けられた図示しないブレーキペダルが操作されたときに、ブレーキペダルが操作された状態(即ち、ハイブリッド車両10の制動装置が作動された状態)にあることを示す出力信号を発生するようになっている。
車速センサ95は、ハイブリッド車両10の車速SPDを表す出力信号を発生するようになっている。
EVスイッチ96は、EVモードの選択及び解除を希望する運転者により操作可能に設けられた手動スイッチである。
PMECU80は、バッテリECU81により推定・算出されるバッテリ64の残容量SOC(State Of Charge)を表す「制御用残容量SOCcont」を入力するようになっている。この制御用残容量SOCcontは、バッテリ64に流出入する電流の積算値及びバッテリ64の電圧等に基づいて周知の手法に従って算出される。制御用残容量SOCcontは、バッテリ64が新品であって且つ満充電の場合の放電可能電力を100%と定義し、バッテリ64が完全に放電した場合の放電可能電力を0%と定義した場合において、バッテリ64が新品で満充電の場合の放電可能電力に対する現時点のバッテリ64の放電可能電力の比を「百分率(%)」にて表した量である。なお、制御用残容量SOCcontは残容量の絶対値(単位は「Wh(ワット時)」)により表されてもよい。
PMECU80は、モータECU83を介して、第1発電電動機MG1の回転速度(以下、「第1MG回転速度Nm1」と称呼する。)を表す信号及び第2発電電動機MG2の回転速度(以下、「第2MG回転速度Nm2」と称呼する。)を表す信号を入力するようになっている。
第1MG回転速度Nm1は、「第1発電電動機MG1に設けられ且つ第1発電電動機MG1のロータの回転角度に対応する出力値を出力するレゾルバ97の出力値」に基づいてモータECU83により算出されている。同様に、第2MG回転速度Nm2は、「第2発電電動機MG2に設けられ且つ第2発電電動機MG2のロータの回転角度に対応する出力値を出力するレゾルバ98の出力値」に基づいてモータECU83により算出されている。
PMECU80は、エンジンECU84を介して、エンジン状態量センサ99により検出されるエンジン状態を表す出力信号を入力するようになっている。このエンジン状態を表す出力信号には、機関回転速度Ne、スロットル弁開度TA及び機関の冷却水温THW等が含まれている。
PMECU80は、AC/DCコンバータを含む充電器102とも接続され、充電器102に指示信号を送出するようになっている。充電器102はインレット101と電力線を介して接続されている。更に、充電器102の出力電力線は、昇圧コンバータ63とバッテリ64との間に接続されている。インレット101は、車体の側面に露呈可能となっていて、図示しない「外部電源に接続された電力ケーブル」のコネクタが接続されるようになっている。インレット101に電力ケーブルのコネクタが接続された状態において、PMECU80が充電器102を制御することにより、バッテリ64は外部電源から電力ケーブルを通して供給される電力により充電(外部充電)されるようになっている。即ち、充電器102は、インレット101に供給される外部電源からの交流電力を所定の電圧の直流電圧へと変換してバッテリ64へ供給するようになっている。
バッテリECU81は、バッテリ64の状態を監視し、前述したように制御用残容量SOCcontを算出するようになっている。更に、バッテリECU81は、周知の手法に従って、バッテリ64の瞬時出力可能電力Woutを推定(算出)するようになっている。瞬時出力可能電力Woutは制御用残容量SOCcontが大きくなるほど大きくなる値である。
メータECU82は、速度表示器71、EV走行可能距離表示器72、運転状況表示器73及びEVモード表示ランプ74等に指示信号を送出し、これらの表示内容を制御するようになっている。
モータECU83は、第1インバータ61、第2インバータ62及び昇圧コンバータ63に接続され、PMECU80からの指令に基づいて、これらに指示信号を送出するようになっている。これにより、モータECU83は、第1インバータ61及び昇圧コンバータ63を用いて第1発電電動機MG1を制御し、且つ、第2インバータ62及び昇圧コンバータ63を用いて第2発電電動機MG2を制御するようになっている。
エンジンECU84は、PMECU80からの指令及びエンジン状態量センサ99からの信号に基づいてエンジンアクチュエータ21に指示信号を送出することにより、機関20を制御するようになっている。
(ハイブリッド車両の駆動制御及び走行モード)
次に、ハイブリッド車両10の2つの走行モードについて説明を加える。一つの走行モードは上述したEVモード(第1走行モード、CDモード)であり、他の一つの走行モードは上述したHVモード(第2走行モード、CSモード)である。これらのモードは周知であり、各モードに応じた「内燃機関20、第1発電電動機MG1及び第2発電電動機MG2」の制御は、駆動制御部(制御部)を構成するPMECU80により実現される。
PMECU80は、ハイブリッド車両10を走行させるためにユーザにより要求されているユーザ要求トルクTu*を、図5に示した「アクセル操作量AP及び車速SPDと、ユーザ要求トルクTu*と、の関係を規定したルックアップテーブルMapTu*(AP,SPD)」を用いて決定する。このテーブルMapTu*(AP,SPD)によれば、ユーザ要求トルクTu*は、アクセル操作量APが大きいほど大きくなり、車速SPDが大きいほど小さくなるように決定される。
更に、PMECU80は、ユーザ要求トルクTu*に車速SPD(又は、車速SPDに比例する値)を乗じることによって、ユーザ要求出力Pu(車両要求出力Pv)を算出する。PMECU80は、車両走行パワーがユーザ要求出力Puと一致するように、第2発電電動機MG2、第1発電電動機MG1及び内燃機関20を制御する。
EVモードは、外部電源から供給されてバッテリ64に蓄積されている電力をハイブリッド車両10の走行に積極的に使用するモードである。EVモードは、外部充電後において制御用残容量SOCcontがモード切替閾値SOCEVtoHVよりも大きい場合に実施される。EVモードにおいては、図2及び図7等を参照しながら既に説明したEVモード機関運転条件が成立しない限り(即ち、ユーザ要求出力Puが「トルク要件出力閾値とパワー要件出力閾値との小さい方である機関始動閾値Pegth」以上にならない限り)、機関20は停止され、ハイブリッド車両10は第2発電電動機MG2の発生する出力トルクのみにより走行する。換言すると、ユーザ要求出力が機関始動閾値Pegth以上になると、内燃機関20が運転され、内燃機関20の出力及び/又は出力トルクによって、車両走行に不足する出力及び/又はトルクが補われる。
なお、前述したように、トルク要件出力閾値に対応するトルクは、車速SPDが「所定の閾値車速SPDthよりも大きい第1車速SPD1」以下であるとき、一定値TQ1となる。閾値車速SPDthは、トルク要件出力閾値とパワー要件出力閾値との交点における車速である。パワー要件出力閾値は蓄電装置の瞬時出力可能電力Woutにより変化するので、閾値車速SPDthもパワー要件出力閾値に応じて変化する。
HVモードは、バッテリ64の電力を使用することにより発生する第2発電電動機MG2の出力トルクと機関20を運転することにより発生する機関20の出力トルクとをハイブリッド車両10の走行に使用するモードである。HVモードにおいては、バッテリ64の残容量SOCが所定の目標残容量(目標残容量近傍の値)に維持されるように機関20及び第1発電電動機MG1が制御され、バッテリ64の充電が行われる。なお、HVモードでの走行中に、ユーザ要求トルクが小さいために機関20を効率的に運転できなくなるとき、及び/又は、残容量SOCが目標残容量に対して所定値以上大きくなってバッテリ64を充電する必要がないとき等において、ハイブリッド車両10は機関20の運転を一時的に停止し、第2発電電動機MG2の発生する出力トルクのみにより走行することもある。
このようなハイブリッド車両10の「第2発電電動機MG2、第1発電電動機MG1及び内燃機関10」の制御については、例えば、特開2009−126450号公報(米国公開特許番号 US2010/0241297)、及び、特開平9−308012号公報(米国出願日1997年3月10日の米国特許第6,131,680号)等に詳細に記載されている。これらは、参照することにより本願明細書に組み込まれる。
バッテリ64が外部充電され、その外部充電後のレディオン状態時に制御用残容量SOCcontが図10に示したモード切替閾値SOCEVtoHV以上である場合、ハイブリッド車両10は「制御用残容量SOCcontがモード切替閾値SOCEVtoHV以下となる時点」までEVモードにて運転される。
制御用残容量SOCcontがモード切替閾値SOCEVtoHVを一旦下回ると、ハイブリッド車両10はHVモードにて運転される。ハイブリッド車両10がHVモードにて運転されている状態において、例えば降坂路を走行する等の場合において回生制御がなされ、それによって制御用残容量SOCcontが「モード切替閾値SOCEVtoHVよりも大きい第1所定値SOC1」にまで回復すると、ハイブリッド車両10は自動的にEVモードにて運転されるようになる。更に、制御用残容量SOCcontが「モード切替閾値SOCEVtoHVよりも大きく且つ第1所定値SOC1よりも小さい第2所定値SOC2」以上にまで回復した場合に、EVモードを希望する運転者がEVスイッチ96を操作すると、ハイブリッド車両10はEVモードにて運転されるようになる。
このように、EVモードは、残容量がモード切替閾値よりも大きい場合(制御用残容量SOCcontがモード切替閾値SOCEVtoHVよりも大きい場合)等において実行されるモードであり、「内燃機関20を運転することなく第2発電電動機MG2を駆動することによりハイブリッド車両10の駆動力の全部を第2発電電動機MG2から発生させる第1運転状態」を、「内燃機関20を運転するとともに第2発電電動機MG2を駆動することによりハイブリッド車両10の駆動力を内燃機関20及び第2発電電動機MG2の両方から発生させる第2運転状態」よりも優先させてハイブリッド車両10を走行させるモードである。
また、HVモードは、EVモード走行中に残容量がモード切替閾値よりも小さくなった場合(制御用残容量SOCcontがモード切替閾値SOCEVtoHVよりも小さくなった場合)等において実行されるモードであり、EVモードと比較して、前記第2運転状態を前記第1運転状態よりも優先させてハイブリッド車両10を走行させるモードである。
(運転状況表示器73に表示される表示情報の制御)
次に、運転状況表示器73に表示される表示情報(表示バー73dの長さA)の制御について説明する。
メータECU82のCPU(以下、単に「メータCPU」と称呼する。)は、図11に示した「表示バー制御ルーチン」を所定時間Ts(例えば、8msec)が経過する毎に実行するようになっている。従って、適当なタイミングになると、CPUは図11のステップ1100から処理を開始してステップ1105に進み、図5に示したルックアップテーブルMapTu*(AP,SPD)に実際の「アクセル操作量AP及び車速SPD」を適用することによりユーザ要求トルクTu*を取得する。
次に、メータCPUはステップ1110に進み、ユーザ要求トルクTu*に車速SPDを乗じることによりユーザ要求出力Puを取得する。なお、メータCPUはPMECU80からユーザ要求出力Puを通信により取得してもよい。
次に、メータCPUはステップ1115に進み、ハイブリッド車両10がEVモードにて走行しているか否かを判定する。メータCPUは、ハイブリッド車両10がEVモードにて走行しているか否かの情報をPMECU80から通信により取得している。
1.EVモードにて走行中であり且つ車速SPDが閾値車速SPDthより大きい場合。
いま、ハイブリッド車両10がEVモードにて走行中であり且つ車速SPDが閾値車速SPDthより大きいと仮定する。この場合、メータCPUはステップ1115にて「Yes」と判定してステップ1120に進み、図7に示したルックアップテーブルPegth(SPD)に実際の車速SPDを適用することにより機関始動閾値Pegthを取得する。
次に、メータCPUはステップ1125に進み、ユーザ要求出力Puを機関始動閾値Pegthにより除することによって比R(=ユーザ要求出力Pu/機関始動閾値Pegth)を算出する。次いで、メータCPUはステップ1130に進み、車速SPDが閾値車速SPDth以下であるか否かを判定する。
前述した仮定によれば、車速SPDは閾値車速SPDthよりも大きいので、メータCPUはステップ1130にて「No」と判定してステップ1135に進み、表示バーの長さAとして比Rを格納する。その後、メータCPUはステップ1140に進み、運転状況表示器73を図3の(A)に示した態様にて表示するとともに、その運転状況表示器73に表示バーの長さAに応じた表示を行う。その後、メータCPUはステップ1195に進み、本ルーチンを一旦終了する。
2.EVモードにて走行中であり且つ車速SPDが閾値車速SPDth以下の場合。
次に、ハイブリッド車両10がEVモードにて走行中であり且つ車速SPDが閾値車速SPDth以下であると仮定する。この場合、メータCPUはステップ1115に進んだとき、そのステップ1115にて「Yes」と判定してステップ1120に進み機関始動閾値Pegthを取得する。次に、メータCPUはステップ1125に進み比Rを算出する。
前述した仮定によれば、車速SPDは閾値車速SPDth以下であるので、メータCPUはステップ1130にて「Yes」と判定してステップ1145に進み、補正係数αを決定する。
より具体的に述べると、メータCPUは、図12に示したルックアップテーブルMapα((SPDth-SPD)/SPDth, Pegth-Pu)に「閾値車速SPDthから車速SPDを減じた値(SPDth−SPD)を閾値車速SPDthで除した値(=(SPDth-SPD)/SPDth)、及び、機関始動閾値Pegthからユーザ要求出力Puを減じた値(=Pegth−Pu)」を適用することにより補正係数αを取得する。
このテーブルMapα((SPDth-SPD)/SPDth, Pegth-Pu)によれば、補正係数αは、「0」よりも大きく「1」以下の値であって、値(SPDth-SPD)/SPDthが「0」に近づくほど「1」に近づき、値(Pegth−Pu)が「0」に近づくほど「1」に近づく値として取得される。換言すると、補正係数αは、車速SPDが閾値車速SPDth以下の範囲において、車速SPDが閾値車速SPDthに近づくほど「1」に近くなり且つ車速SPDが「0」に近づくほど「0」に近くなる値として求められる。更に、補正係数αは、ユーザ要求出力Puが機関始動閾値Pegthに近づくほど「1」に近くなり、ユーザ要求出力Puが「0」に近づくほど「0」に近づく値として求められる。なお、車速が閾値車速SPDth以下である場合、機関始動閾値Pegthは一定値PWthである(図7を参照。)。
次いで、メータCPUはステップ1150に進み、比Rに補正係数αを乗じることによって補正後の比RAを求め、その補正後の比RAを表示バーの長さAとして格納する。その後、メータCPUはステップ1140に進み、運転状況表示器73を図3の(A)に示した態様にて表示するとともに、その運転状況表示器73に表示バーの長さAに応じた表示を行う。その後、メータCPUはステップ1195に進み、本ルーチンを一旦終了する。
3.HVモードにて走行中である場合。
次に、ハイブリッド車両10がHVモードにて走行中であると仮定する。この場合、メータCPUはステップ1115に進んだとき、そのステップ1115にて「No」と判定してステップ1155に進み、ユーザ要求出力PuをHVモードにおける機関始動閾値Pethにより除した値を表示バーの長さBとして格納する。次いで、メータCPUはステップ1160に進み、運転状況表示器73を図3の(B)に示した態様にて表示するとともに、その運転状況表示器73に表示バーの長さBに応じた表示を行う。次いで、メータCPUはステップ1195に進み、本ルーチンを一旦終了する。
以上、説明したように、本発明の実施形態に係る運転状態表示装置は、
ユーザにより変更されるアクセル操作量APと車速SPDとに応じて変化する車両要求出力(=ユーザ要求出力Pu=車両走行パワー)が機関始動閾値Pegthよりも小さい場合には内燃機関20を作動させることなく電動機(第2発電電動機MG2)を前記アクセル操作量に基づいて制御することによって前記車両10を走行させるための出力を前記車両要求出力に一致させながら前記車両10を走行させ、且つ、前記車両要求出力が前記機関始動閾値以上となった場合には内燃機関20を作動させるとともに第2発電電動機MG2及び内燃機関20を前記アクセル操作量に基づいて制御することによって前記車両10を走行させるための出力を前記車両要求出力に一致させながら前記車両10を走行させる駆動制御部(PMECU80)を有するハイブリッド車両10に適用される。
前記機関始動閾値Pegthは、電動機(第2発電電動機MG2)の出力トルクの上限値及び車速SPDにより定まる出力と等しいトルク要件出力閾値(図2及び図7の線TQを参照。)と、蓄電装置(バッテリ64)が第2発電電動機MG2供給することができる最大電力を第2発電電動機MG2に供給した場合に得られる第2発電電動機MG2の出力トルクと車速SPDとにより定まる出力と等しいパワー要件出力閾値(図2及び図7の線PWを参照。)と、のうちの小さい方の値(図2及び図7のPegthを参照。)となるように定められている。
そして、本発明の実施形態に係る運転状態表示装置は、
運転状況表示器73と、
前記機関始動閾値Pegthに対する前記車両要求出力Pv(ユーザ要求出力Pu)の比R(=Pu/Pegth)に対応する値に基いて「運転状況表示器73に表示させる表示情報(表示バーの長さA)」を変化させる表示制御部(メータECU82及び図11のルーチン、特に、ステップ1125及びステップ1140を参照。)と、
を備える。
加えて、前記表示制御部は、
車速SPDが所定の閾値車速SPDth以下である場合、0よりも大きく1以下の補正係数αであって「車両要求出力(ユーザ要求出力Pu)が機関始動閾値Pegthに近づくほど1に近づき」且つ「車速SPDが閾値車速SPDthに近づくほど1に近づく」補正係数αと、前記比Rと、の積に等しい補正後の比RA(α・R=α・Pu/Pegth)に対応する値に基いて前記表示情報(表示バーの長さA)を変化させるように構成されている(図11のステップ1130、ステップ1140乃至ステップ1150を参照。)。
従って、図6及び図7を参照しながら説明したように、車速SPDが所定の閾値車速SPDth以下である場合、ユーザ要求出力Pu(車両要求出力Pv)が補正係数αによって実質的に補正される。よって、アクセル操作量APが略一定に維持されている場合、その補正後のユーザ要求出力Puの車速SPDに対する増加率が、車速SPDが所定の閾値車速SPDth以下である場合の機関始動閾値Pegth(トルク要件出力閾値TQ)の車速SPDに対する増加率に近づく。その結果、車速SPDが所定の閾値車速SPDth以下である場合にアクセル操作量APが略一定に維持されているとき、表示情報(表示バーの長さA)が略一定に維持される(図4を参照。)。よって、ユーザに違和感を与えることなく、内燃機関20が始動される運転状況に対する現在の運転状況をユーザに知らせることができる。
本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。例えば、メータCPUは、図11に代わる図13のフローチャートにより示したルーチンを実行することにより表示バーの制御を行ってもよい。図13のルーチンは、図11のルーチンのステップ1150を「ステップ1310及びステップ1320」に置換したルーチンである。メータCPUは、ステップ1310にてユーザ要求出力Pu(=車両要求出力Pv)にステップ1145にて求めた補正係数αを乗じて補正後のユーザ要求出力Puを表示用ユーザ要求出力Pudispとして算出し、ステップ1320にてその表示用ユーザ要求出力Pudispを機関始動閾値Pegthにて除することによって補正後の比RA(=Pudisp/Pegth)を求め、その補正後の比RAを表示バーの長さAとして設定する。
更に、運転状況表示器73に代えて、0〜100%の数値を表示することができる運転状況表示器を用いてもよい。この場合、表示バーの長さAに代えて、比R及び比RAに基づく数値(これらの比を百分率に変換した数値)をその運転状況表示器に表示する。
加えて、メータCPUは、図11のステップ1145において、図12に代わる図14に示したルックアップテーブルMapα(Pegth, Pegth-Pu)に「機関始動閾値Pegth、及び、機関始動閾値Pegthからユーザ要求出力Puを減じた値(=Pegth−Pu)」を適用することにより補正係数αを取得してもよい。この場合、ルックアップテーブルMapα(Pegth, Pegth-Pu)によれば、補正係数αは、「0」よりも大きく「1」以下の値であって、車速SPDにより定まる機関始動閾値Pegthが大きくなるほど「1」に近づき、値(Pegth−Pu)が「0」に近づくほど「1」に近づく値として取得される。なお、図7から理解されるように、車速SPDが閾値車速SPDth以下である範囲において、車速SPDが閾値車速SPDthに近づくことと、車速SPDに対応する機関始動閾値Pegthが大きくなることとは同義である。
10…ハイブリッド車両、20…内燃機関、30…動力分配機構、31…遊星歯車装置、37…出力ギア、50…動力伝達機構、52…ディファレンシャルギア、53…駆動軸、64…バッテリ、70…コンビネーションメータ、73…運転状況表示器、73…運転状況表示器、73d…表示バー、93…アクセル操作量センサ、95…車速センサ、102…充電器。

Claims (2)

  1. 車両の駆動源としての電動機と、
    前記電動機を駆動する電力を前記電動機に供給可能な蓄電装置と、
    前記車両の駆動源としての内燃機関と、
    ユーザにより変更されるアクセル操作量と車速とに応じて変化する車両要求出力が機関始動閾値よりも小さい場合には前記内燃機関を作動させることなく前記電動機を前記アクセル操作量に基づいて制御することによって前記車両を走行させるための出力を前記車両要求出力に一致させながら前記車両を走行させ、且つ、前記車両要求出力が前記機関始動閾値以上となった場合には前記内燃機関を作動させるとともに前記電動機及び前記内燃機関を前記アクセル操作量に基づいて制御することによって前記車両を走行させるための出力を前記車両要求出力に一致させながら前記車両を走行させる駆動制御部と、
    を備え、前記機関始動閾値が、前記電動機の出力トルクの上限値及び前記車速により定まる出力と等しいトルク要件出力閾値と、前記蓄電装置が供給することができる最大電力を前記電動機に供給した場合に得られる前記電動機の出力トルクと前記車速とにより定まる出力と等しいパワー要件出力閾値と、のうちの小さい方の値となるように定められるハイブリッド車両の運転状況表示装置であって、
    運転状況表示器と、
    前記機関始動閾値に対する前記車両要求出力の比に対応する値に基いて前記運転状況表示器に表示させる表示情報を変化させる表示制御部と、
    を備え、
    前記表示制御部は、
    前記車速が所定の閾値車速以下である場合、0よりも大きく1以下の補正係数であって前記車両要求出力が前記機関始動閾値に近づくほど1に近づき且つ前記車速が前記閾値車速に近づくほど1に近づく補正係数と、前記比と、の積に等しい補正後の比に対応する値に基いて前記表示情報を変化させるように構成された運転状況表示装置。
  2. 請求項1に記載のハイブリッド車両の運転状況表示装置において、
    前記閾値車速は、前記トルク要件出力閾値と前記パワー要件出力閾値とが交差する点の車速である運転状況表示装置。
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