JP2013123595A - X線ct装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 延長天板を装着したままでも寝台の上昇及び下降動作が可能なX線CT装置を提供するこができる。
【解決手段】 被検体を搭載するとともに、該被検体を鉛直方向及び水平方向に移動させる被検体搭載移動部と、前記被検体を前記被検体搭載移動部により所望の位置に移動させて、該被検体の所望の断面像を得るためのガントリを備えたX線CT装置において、
前記被検体搭載移動部の少なくとも一部を鉛直方向に移動あるいは、水平方向へ回転させる際に、前記被検体搭載移動部の少なくとも一部が前記ガントリにぶつからないように、前記ガントリの傾きを変更する傾き変更部を備える。
【選択図】 図4

Description

本発明は、X線CT装置に係り、特に被検体を載せるための天板を動かしやすくするための技術に関する。
X線CT装置は、被検体にX線を照射するX線源と、被検体を透過したX線量を投影データとして検出するX線検出器と、該X線源及び該X線検出器を被検体の周りに回転させる回転部と、該回転させながら複数角度より得られる投影データを用いて被検体の断層像を再構成する再構成部と、該再構成部により得られた断層像を表示する表示部を有するものである。このX線CT装置により表示される断層像(画像)は、被検体の中の臓器の形状を描写するものであり、画像診断に使用される。
X線CT装置はまた、装置本体と寝台とを備えている。そして、この寝台の上部に備えられた天板に被検体を載せて、天板を撮影空間(被検体を撮影する場所の空間)に搬入し、被検体の撮影を行うようになっている。特許文献1では特に、被検体をより大きな距離だけ移動可能とするために、通常の天板の先に延長天板を設ける技術が開示されている。
特開2009-178254号公報
しかしながら、特許文献1記載の従来技術では、X線CT装置を配置する部屋が狭い、あるいは安価な寝台を提供する等の理由で天板のストローク距離を大きくとれないような状況において、延長天板を取り外さないで寝台の上昇及び下降動作を行うと、延長天板がガントリと衝突してしまう問題があった。このとき、寝台の上昇及び下降動作のために天板を1回1回取り外していると、着脱の手間がかかるという問題があった。
そこで本発明の目的は、延長天板を装着したままでも寝台の上昇及び下降動作等が可能なX線CT装置を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明は、被検体を搭載するとともに、該被検体を鉛直方向及び水平方向に移動させる被検体搭載移動部と、前記被検体を前記被検体搭載移動部により所望の位置に移動させて、該被検体の所望の断面像を得るためのガントリを備えたX線CT装置において、
前記被検体搭載移動部の少なくとも一部を鉛直方向に移動あるいは、水平方向へ回転させる際に、前記被検体搭載移動部の少なくとも一部が前記ガントリにぶつからないように、前記ガントリの傾きを変更する傾き変更部を備える。
本発明によれば、延長天板を装着したままでも寝台の上昇及び下降動作等が可能なX線CT装置を提供するこができる。
本発明を適用したX線CT装置の全体構成図その1である。 本発明を適用したX線CT装置の全体構成図その2である。 実施例1の動作を表すフローチャートである。 実施例1の動作を表す図である。 実施例2の動作を表すフローチャートである。 実施例2の動作を表す図である。 実施例3の動作を表すフローチャートその1である。 実施例3の動作を表すフローチャートその2である。 実施例3の動作を表す図である。
本発明を適用してなるX線CT装置について図を用いて説明する。
図1及び図2は本発明を適用したX線CT装置の全体構成図である。ただし、図1において、y方向は、鉛直下向きの方向、z方向は、天板を後退させる方向、X方向は、y方向及びz方向に直交する方向で、z方向に向かって左側の方向である。X線CT装置はスキャンガントリ部1と操作卓4とを備える。
スキャンガントリ部1は、X線管101と、回転円盤102と、コリメータ103と、X線検出器105と、データ収集装置106と、寝台2と、被検体を載せる天板3と、天板に着脱可能な延長天板7と、ガントリ制御装置107と、寝台制御装置108と、X線制御装置109と、を備えている。X線管101は寝台2上に載置された被検体にX線を照射する装置である。コリメータ103はX線管101から照射されるX線の放射範囲を制限する装置である。回転円盤102は、寝台2上に載置された被検体が入る開口部104を備えるとともに、X線管101とX線検出器105を搭載し、被検体の周囲を回転するものである。X線検出器105は、X線管101と対向配置され被検体を透過したX線を検出することにより透過X線の空間的な分布を計測する装置であり、多数のX線検出素子を回転円盤102の回転方向に配列したもの、若しくは回転円盤102の回転方向と回転軸方向との2次元に配列したものである。データ収集装置106は、X線検出器105で検出されたX線量をデジタルデータとして収集する装置である。ガントリ制御装置107は回転円盤102の回転を制御する装置である。寝台制御装置108は、寝台2の鉛直方向(図1のy方向)への移動及び水平方向への回転(図1のXz平面内の回転)を制御する装置である。X線制御装置109はX線管101に入力される電力を制御する装置である。
操作卓4は、入力装置6と、画像演算装置401と、表示装置5と、記憶装置402と、システム制御装置403とを備えている。入力装置6は、被検体氏名、検査日時、撮影条件などを入力するための装置であり、具体的にはキーボードやポインティングデバイスである。画像演算装置401は、データ収集装置106から送出される計測データを演算処理してCT画像再構成を行う装置である。表示装置5は、画像演算装置401で作成されたCT画像を表示する装置であり、具体的にはCRT(Cathode-Ray Tube)や液晶ディスプレイ等である。記憶装置402は、データ収集装置106で収集したデータ及び画像演算装置401で作成されたCT画像の画像データを記憶する装置であり、具体的にはHDD(Hard Disk Drive)等である。システム制御装置403は、これらの装置及びガントリ制御装置107と寝台制御装置108とX線制御装置109を制御する装置である。
入力装置6から入力された撮影条件、特にX線管電圧やX線管電流などに基づきX線制御装置109がX線管101に入力される電力を制御することにより、X線管101は撮影条件に応じたX線を被検体に照射する。X線検出器105は、X線管101から照射され被検体を透過したX線を多数のX線検出素子で検出し、透過X線の分布を計測する。回転円盤102はガントリ制御装置107により制御され、入力装置6から入力された撮影条件、特に回転速度などに基づいて回転する。寝台2は寝台制御装置108によって制御され、入力装置6から入力された撮影条件、特にらせんピッチなどに基づいて動作する。
X線管101からのX線照射とX線検出器105による透過X線分布の計測が回転円盤102の回転とともに繰り返されることにより、様々な角度からの投影データが取得される。取得された様々な角度からの投影データは画像演算装置401に送信される。画像演算装置402は送信された様々な角度からの投影データを逆投影処理することによりCT画像を再構成する。再構成して得られたCT画像は表示装置5に表示される。
先ず、実施例1の動作について図3のフローチャート及び図4のスキャンガントリ部を水平方向横側(図1におけるX方向)から見た図を用いて説明する。ただし、本実施例に係る寝台には、延長天板が配置され、被検体を延長天板により所望の位置に移動させる際には、延長天板の少なくとも一部がガントリの撮影空間(被検体を配置して撮影する空間;矢印A)内に配置されているものである。
(ステップ501)
操作者は、寝台を移動させるか判断する。寝台を移動させると判断した場合は、ステッ
プ502へ移行し、寝台を移動させると判断しなかった場合は、終了する。
(ステップ502)
X線CT装置には、寝台に接触センサー(図示せず。)がついていて、接触センサーが自動的に延長天板が装着されたことを検出し、それによってX線CT装置の寝台制御装置108が延長天板が寝台に装着されていることを判断したり、寝台制御装置108がモニタ等の表示して操作者に知らせるようになっている。あるいは操作者は、目視により延長天板が寝台に装着されたか判断する。延長天板が装着されていると判断した場合は、ステップ503へ移行し、延長天板が装着されていないと判断した場合は、終了する。
(ステップ503)
操作者は、寝台を上昇させるか判断する。寝台を上昇させると判断した場合は、ステップ504へ移行する。寝台を上昇させないと判断した場合は、ステップ508へ移行する。
(ステップ504)
寝台を上昇させた時に、ガントリと寝台が衝突するかをX線CT装置が内部の制御信号等により自動で判断したり、操作者が目視により判断したりする。例えば、ガントリと寝台の位置関係が図4(a)のようであり、X線CT装置が内部の制御信号や、ガントリと寝台の間に設けられた互いの距離を検出するセンサにより、自動で、寝台を上昇させると寝台がガントリに衝突すると判断したり、操作者が目視により、寝台を上昇させると寝台がガントリに衝突すると判断した場合には、ステップ505へ移行する。寝台を上昇させても、寝台がガントリに衝突すると判断しなかった場合には、ステップ506へ移行する。
(ステップ505)
操作者による自動あるいはX線CT装置による手動で、ガントリの傾きを後ろ(撮影空間へ挿入されていない状態の天板から見てガントリが反り返る方向。以下、同じ。)へ倒し、図4(a)から図4(b)の方向へ操作者がガントリを動かす。その後、ステップ504へ移行する。
(ステップ506)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、X線CT装置あるいは操作者が寝台を上昇させる。
(ステップ507)
寝台が、その目標とする高さまで移動したかを判断する。より具体的には、X線CT装置が内部の制御信号により寝台の移動が目標とする高さまで移動したかを判断したり、寝台に設けられた寝台の高さを表示する表示器等により、操作者が、寝台の移動が目標とする高さまで移動したかを判断する。目標とする高さに達した場合は、終了する。目標とする高さに達していない場合は、ステップ504へ移行する。
(ステップ508)
寝台を下降させた時に、ガントリと寝台が衝突するかをX線CT装置が自動で、あるいは操作者が目視で次のように判断する。例えば、ガントリと寝台の位置関係が図4(b)のようであり、X線CT装置が内部の制御信号や、ガントリと寝台の間に設けられた互いの距離を検出するセンサにより、自動で、寝台を下降させると寝台がガントリに衝突すると判断したり、操作者が目視により、寝台を下降させると寝台がガントリに衝突すると判断した場合には、ステップ509へ移行する。寝台を下降させても、寝台がガントリに衝突すると判断しなかった場合には、ステップ510へ移行する。
(ステップ509)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、ガントリの傾きを前(撮影空間へ挿入されていない状態の天板から見てガントリが反り返る方向と反対側。以下、同じ。)へ倒し、図4(b)から図4(a)の方向へ動かす。その後、ステップ508へ移行する。
(ステップ510)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、寝台を下降させる。
(ステップ511)
寝台の移動が目標とする高さまで移動したかをX線CT装置が自動で、あるいは操作者が目視で判断する。より具体的には、X線CT装置が内部の制御信号により寝台の移動が目標とする高さまで移動したかを判断したり、寝台に設けられた寝台の高さを表示する表示器等により、操作者が寝台の移動が目標とする高さまで移動したかを判断する。目標とする高さに達した場合は、終了する。目標とする高さに達していない場合は、ステップ508へ移行する。
上記実施例によれば、天板を鉛直方向へ移動させる際に、被検体搭載移動部(寝台)がガントリにぶつからないように、ガントリの傾きを変更する傾き変更部を備えている。具体的には、搭載被検体移動部(寝台)を被検体の鉛直方向へ移動させる際に、天板がガントリにぶつからないように、ガントリを被検体搭載移動部(寝台)に対して後ろ向き又は前向きに傾けることを特徴としている。すなわち、天板がガントリに当たらないように、ガントリを被検体搭載移動部(寝台)に対して後ろ向き又は前向きに傾ける。より具体的には、寝台を鉛直方向上側へ移動させる際に、ステップ505においてガントリの傾きを寝台に対して後ろ向きへ傾ける。また、寝台を鉛直方向下側へ移動させる際に、ステップ509においてガントリの傾きを寝台に対して前向きへ傾ける。
上記実施例によれば、搭載被検体移動手段(寝台及び天板)を従来より鉛直方向上側あるいは鉛直方向下側に距離を多く移動できる。本実施例は特に、X線CT装置を配置する部屋が狭い、あるいは安価な寝台を提供する等の理由で天板のストローク距離を大きくとれないような状況において、延長天板を取り外さないで寝台の上昇及び下降動作を行う場合に、延長天板がガントリと衝突してしまうことを防ぐことができる。
次に、実施例2の動作について図5及びX線CT装置を鉛直方向上側(図1において、y軸方向上側)から見た図6を用いて説明する。
(ステップ512)
操作者は、寝台を水平方向へ回転させるか判断する。寝台を回転させると判断した場合
は、ステップ513へ移行し、寝台を移動させると判断しなかった場合は、終了する。
(ステップ513)
寝台に延長天板が装着されているかを判断する。より具体的には、寝台に接触センサー(図示せず。)がついていて、自動的に検出され操作者にモニタ等の表示を介して知らせるようになっている。あるいは、操作者は、延長天板が装着されたか判断する。延長天板が装着されていると判断した場合は、ステップ514へ移行し、延長天板が装着されていないと判断した場合は、終了する。
(ステップ514)
延長天板の高さがガントリ中心より高いかを判断する。より具体的には、X線CT装置の内部の制御信号や、ガントリと寝台の間に設けられた互いの距離を検出するセンサ等により、延長天板の位置の高さがガントリ中心の高さより高いかを自動で判断する。あるいは、操作者は、目視で延長天板の位置の高さがガントリ中心の高さより高いかを判断する。高いと判断した場合は、ステップ515へ移行する。高くないと判断した場合は、ステップ519へ移行する。
(ステップ515)
寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを判断する。より具体的には、X線CT装置の内部の制御信号や、ガントリと寝台の間に設けられた互いの距離を検出するセンサ等により、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを自動で判断する。あるいは、操作者は、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを判断する。ここで、ガントリが寝台に衝突すると判断した場合は、ステップ516へ、ガントリが寝台へ衝突すると判断しなかった場合は、ステップ517へ移行する。
(ステップ516)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、ガントリの傾きを後ろへ傾ける。傾けた後、ステップ515へ移行する。
(ステップ517)
X線CT装置による自動あるいは、操作者による手動で、寝台を水平方向に回転させる。
(ステップ518)
寝台の移動が目標とする角度まで回転したかを判断する。より具体的には、X線CT装置が内部の制御信号により寝台の回転が目標とする角度まで回転したかを判断したり、寝台に設けられた寝台の回転を表示する表示器等により、寝台の回転が目標とする角度まで移動したかを判断する。目標とする角度に達した場合は、終了する。目標とする角度に達していない場合は、ステップ515へ移行する。
(ステップ519)
寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを判断する。より具体的には、X線CT装置の内部の制御信号や、ガントリと寝台の間に設けられた互いの距離を検出するセンサ等により、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを自動で判断する。操作者は、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを目視で判断する。ここで、ガントリが寝台に衝突すると判断した場合は、ステップ520へ、ガントリが寝台へ衝突すると判断しなかった場合は、ステップ521へ移行する。
(ステップ520)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、ガントリの傾きを前へ傾ける。傾けた後、ステップ519へ移行する。
(ステップ521)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、寝台を水平方向へ回転させる。
(ステップ522)
寝台の移動が目標とする角度まで回転したかを判断する。より具体的には、X線CT装置が内部の制御信号により寝台の回転が目標とする角度まで回転移動したかを判断したり、寝台に設けられた寝台の角度を表示する表示器等により、操作者が寝台の回転が目標とする角度まで回転したかを判断する。目標とする角度に達した場合は、終了する。目標とする角度に達していない場合は、ステップ519へ移行する。
上記実施例によれば、被検体搭載移動部(寝台)には、天板が配置され、被検体を前記被検体搭載移動部(寝台)により所望の位置に移動させる際には、天板の少なくとも一部がガントリの撮影空間内に配置され、被検体を水平方向へ回転させる際には、ガントリを被検体搭載移動部(寝台)に対して前向き又は後ろ向きに傾ける。
また、天板の位置がガントリの中央より上側に配置されている場合には、ステップ516において、ガントリを被検体搭載移動部に対して後ろ向きに傾ける。
また、天板の位置がガントリの中央より下側に配置されている場合には、ステップ520において、ガントリを被検体搭載移動部に対して前向きに傾ける。
上記実施例によれば、天板を水平方向へ回転させることを、より大きな角度できる。本実施例は特に、X線CT装置を配置する部屋が狭い、あるいは安価な寝台を提供する等の理由で天板のストローク距離を大きくとれないような状況において、延長天板を取り外さないで寝台を水平方向へ回転させる動作を行う場合に、延長天板がガントリと衝突してしまうことを防ぐことができる。
次に、実施例3の動作について図7及図8のフローチャート及びX線CT装置を鉛直方向上側から見た図9を用いて説明する。
(ステップ523)
操作者は、ガントリを水平方向へ回転させるか判断する。ガントリを回転させると判断
した場合は、ステップ524へ移行し、ガントリを水平方向へ回転させると判断しなかっ
た場合は、終了する。
(ステップ525)
延長天板が装着されているかを判断する。より具体的には、寝台に接触センサー(図示せず。)がついていて、自動的に検出され操作者にモニタ等の表示を介して知らせるようになっている。あるいは操作者は、延長天板が装着されたか判断する。延長天板が装着されていると判断した場合は、ステップ526へ移行し、延長天板が装着されていないと判断した場合は、図8のステップ534へ移行する。
(ステップ525)
延長天板の位置の高さがガントリ中心の高さより高いかを判断する。より具体的には、X線CT装置の内部の制御信号や、ガントリと寝台の間に設けられた互いの距離を検出するセンサ等により、延長天板の位置の高さがガントリ中心の高さより高いかを自動で判断する。あるいは、操作者は、目視により延長天板の位置の高さがガントリ中心の高さより高いかを判断する。高いと判断した場合は、ステップ526へ、高いと判断しなかった場合は、ステップ530へ移行する。
(ステップ526)
寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを判断する。より具体的には、X線CT装置の内部の制御信号や、ガントリと寝台の間に設けられた互いの距離を検出するセンサ等により、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを自動で判断する。あるいは、操作者は、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを判断する。ここで、ガントリが寝台に衝突すると判断した場合は、ステップ527へ、ガントリが寝台へ衝突すると判断しなかった場合は、ステップ528へ移行する。
(ステップ527)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、ガントリを後ろへ傾ける。具体的には、X線CT装置の内部の制御信号等により自動で傾ける。あるいは、手動でボタンにより押して傾ける。そして、ガントリの傾きが、図9(a)から図9(b)になるようにする。
(ステップ528)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、ガントリを回転させる。具体的には、図9(b)の状態から図9(c)の状態になるように水平方向へ回転させる。
(ステップ529)
寝台の回転が目標となる角度に達したかを判断する。より具体的には、X線CT装置が内部の制御信号等により自動で検知する。あるいは、操作者が、寝台の回転が目標となる角度に達したかを判断する。目標に達したと判断した場合は、終了する。目標に達していないと判断した場合は、ステップ526へ移行する。
(ステップ530)
寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを判断する。より具体的には、X線CT装置の内部の制御信号や、ガントリと寝台の間に設けられた互いの距離を検出するセンサ等により、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを自動で判断する。あるいは、操作者は、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを目視で判断する。ここで、ガントリが寝台に衝突すると判断した場合は、ステップ531へ、ガントリが寝台へ衝突すると判断しなかった場合は、ステップ532へ移行する。
(ステップ531)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、ガントリを前へ傾ける。具体的には、X線CT装置の内部の制御信号等により自動で傾ける。あるいは、手動でボタンにより押して傾ける。
(ステップ532)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、ガントリを回転させる。
(ステップ533)
ガントリの回転が目標となる角度に達したかを判断する。より具体的には、X線CT装置が内部の制御信号等により自動で検知する。あるいは、操作者が、ガントリの回転が目標となる角度に達したかを目視で判断する。目標に達したと判断した場合は、終了する。目標に達していないと判断した場合は、ステップ530へ移行する。
(ステップ534)
寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを判断する。より具体的には、X線CT装置の内部の制御信号や、ガントリと寝台の間に設けられた互いの距離を検出するセンサ等により、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを自動で判断する。あるいは、操作者は、寝台を回転させた時に、ガントリが寝台と衝突するかを目視で判断する。ここで、ガントリが寝台に衝突すると判断した場合は、終了する。ガントリが寝台へ衝突すると判断しなかった場合は、ステップ535へ移行する。
(ステップ535)
X線CT装置による自動あるいは操作者による手動で、ガントリを回転させる。
(ステップ536)
寝台の回転が目標となる角度に達したかを判断する。より具体的には、X線CT装置が内部の制御信号等により自動で検知する。あるいは、操作者が、寝台の回転が目標となる角度に達したかを目視で判断する。目標に達したと判断した場合は、終了する。目標に達していないと判断した場合は、ステップ534へ移行する。
上記実施例によれば、天板を水平方向へ回転させる際に、前記ガントリも水平方向へ回転させるガントリ移動部を備える。
上記実施例によっても、天板を水平方向へ回転させることを、より大きな角度できる。本実施例は特に、X線CT装置を配置する部屋が狭い、あるいは安価な寝台を提供する等の理由で天板のストローク距離を大きくとれないような状況において、延長天板を取り外さないで寝台を水平方向へ回転させる動作を行う場合に、延長天板がガントリと衝突してしまうことを防ぐことができる。
本発明は、X線CT装置や、MRI装置等の医用画像診断装置に利用することができる。
1 スキャンガントリ部、2 寝台、3 天板、7 延長天板

Claims (5)

  1. 被検体を搭載するとともに、該被検体を鉛直方向及び水平方向に移動させる被検体搭載移動部と、前記被検体を前記被検体搭載移動部により所望の位置に移動させて、該被検体の所望の断面像を得るためのガントリを備えたX線CT装置において、
    前記被検体搭載移動部の少なくとも一部を鉛直方向に移動あるいは、水平方向へ回転させる際に、前記被検体搭載移動部の少なくとも一部が前記ガントリにぶつからないように、前記ガントリの傾きを変更する傾き変更部を備えるX線CT装置。
  2. 前記被検体を前記被検体搭載移動部により所望の位置に移動させる移動方向は、前記被検体の体軸方向であることを特徴とする請求項1に記載のX線CT装置。
  3. 前記被検体搭載移動部には、天板が配置され、前記被検体を前記被検体搭載移動部により所望の位置に移動させる際には、前記天板の少なくとも一部が前記ガントリの撮影空間内に配置され、前記被検体搭載移動部を前記天板の鉛直方向に移動させる際に、前記天板が前記ガントリにぶつからないように、前記ガントリを前記被検体搭載移動部に対して後ろ向き又は前向きに傾けることを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
  4. 前記被検体搭載移動部には、天板が配置され、前記被検体を前記被検体搭載移動部により所望の位置に移動させる際には、前記天板の少なくとも一部が前記ガントリの撮影空間内に配置され、前記天板を水平方向へ回転させる際には、前記ガントリを前記被検体搭載移動部に対して前向き又は後ろ向きに傾けることを特徴とする請求項2に記載のX線CT装置。
  5. 前記天板の位置が前記ガントリの中央より上側に配置されている場合には、前記ガントリを前記被検体搭載移動部に対して後ろ向きに傾けることを特徴とする請求項4に記載のX線CT装置。
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